JPH062540U - 電子ビーム調整装置 - Google Patents
電子ビーム調整装置Info
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- JPH062540U JPH062540U JP4715192U JP4715192U JPH062540U JP H062540 U JPH062540 U JP H062540U JP 4715192 U JP4715192 U JP 4715192U JP 4715192 U JP4715192 U JP 4715192U JP H062540 U JPH062540 U JP H062540U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子ビーム調整装置の組み立て作業時に同極
のマグネット体を容易に選択して組み合わせることが可
能であり、且つ組立状態での組立検査も容易な電子ビー
ム調整装置を提供せんとするものであり、しかも、各極
マグネットの成形金型として共通のものを使用すること
ができ、且つマーキング塗布の必要もない電子ビーム調
整装置を提供せんとするものである。 【構成】 各極マグネットの表面色を、樹脂磁石原料自
体の色を変えることによって異色となしたことを特徴と
する電子ビーム調整装置。
のマグネット体を容易に選択して組み合わせることが可
能であり、且つ組立状態での組立検査も容易な電子ビー
ム調整装置を提供せんとするものであり、しかも、各極
マグネットの成形金型として共通のものを使用すること
ができ、且つマーキング塗布の必要もない電子ビーム調
整装置を提供せんとするものである。 【構成】 各極マグネットの表面色を、樹脂磁石原料自
体の色を変えることによって異色となしたことを特徴と
する電子ビーム調整装置。
Description
【0001】
本考案は、カラー受像管及びCRTディスプレイ受像管のネック部に装着され る電子ビーム調整装置に関するものである。
【0002】
従来、カラーCRTにおいては電子銃を同一平面内に配置したインライン形が 多く用いられている。この種のカラーCRTは陰極線管ネック部に封止されたイ ンライン一体化電子銃から射出される3本の電子ビームが、陰極線管前面に塗布 されている蛍光面の中央の一点で集中する様に設計されており、電子ビームを蛍 光面全面に衝突させるために偏向ヨークにより電子ビームを偏向させて3本の電 子ビームをそれぞれ対応する蛍光体絵素に衝突させている。しかし、実際には、 電子銃の製造上のバラツキや電子銃と管軸とのずれ等により、3本の電子ビーム が蛍光面の一点で集中しなかったり、各電子ビームが対応する蛍光体絵素とずれ て互いに衝突したりして、コンバージェンス特性やピュリティ特性が劣化してし まう。これらのバラツキを修正する為に、図5に示す如く、ピュリティ調整用2 極マグネットPとコンバージェンス調整用4極マグネットC4並びにコンバージ ェンス調整用6極マグネットC6を各一対ずつ配置して構成したいわゆる電子ビ ーム調整装置aをブラウン管ネック部bに装着して前記ずれ量を修正することが 行われている。
【0003】 通常、上記マグネットは、リング状態の2極、4極及び6極に着磁したものを 各々2枚ずつ反対方向に磁極がくるようにして重ねあわせ、これをネック部bの 外周に装着している。そして、各極マグネットの調整は次の手順により行われて いる。 2極マグネットの調整は、いわゆるピュリティ調整と称されるもので、その手 順は、対面する両リング体の各磁極が完全に重なり合った状態から開き角度を調 整しながらずらせ、その開き角度を一定に保持したまま両マグネットを一体的に 回転させることによって各電子ビームを所定の螢光体ドットに正確に射突させて 当該蛍光体ドットを発光させるようにするものである。 また4極マグネットは、これを回転させることにより3本の電子ビームのうち 中央に位置するものには影響を与えることなく両側のものに互いに逆向きへ同量 の変化を与えることができる機能を有し、これによって両側の電子ビームを螢光 面の中央で重ね合わせるものである。さらに、6極マグネットは同じく中央の電 子ビームに影響を与えることなく両側のものに同量の変化を与えることができ、 これによって両側の電子ビームを螢光面の中央で重ね合わせるものである。
【0004】 また、デイスプレイCRTや横長テレビにおいては、ビームローテイションと いう画面水平方向の両端で両サイドビームが分離する現象があり、その補正のた めに、図6に示すようにコンバージェンス調整用4極マグネットC4とは別にあ らたに第2の一対の4極マグネットB(ビームローテイション補正用4極マグネ ットB)を設けることが行われている。
【0005】 このように電子ビーム調整装置には磁極数及び機能の異なるリング状マグネッ トが設けられているが、それぞれのリング状マグネットは2枚一組で使用される ことから、同極のマグネット同士を組み合わすことが不可欠となる。したがって 電子ビーム調整装置の組み立て作業においては、同極のマグネットを誤りなく、 しかも迅速に選択して組立てることが重要であり、また組み立て後は同極のマグ ネット体同士が組み合わされているか否かを検査することも重要である。
【0006】 従来は、このような要求に応えるために、前記した図5及び図6の組み立て図 や図7〜図10の各極マグネットの部品図に示されるようにツマミ部dの長さを 各極マグネット毎に変えたり、またツマミ部dに極数を示す刻印eを付したりし て形状変化を与えること、更には図11の組み立て図や図12〜図15の各極マ グネット体の部品図に示されるように、各極マグネットの形状は変えることなく ツマミ部dに異なる塗料を塗って、例えばピュリティ調整用2極マグネットPに は黄色マーキング塗布部YM、ビームローテイション補正用4極Bには白色マー キング塗布部HM、コンバージェンス調整用4極マグネットC4には緑色マーキ ング塗布部GM、コンバージェンス調整用6極マグネットC6には青色マーキン グ塗布部BMを形成することで対応している。
【0007】
しかし、各極マグネット毎に形状を変える方法では各極マグネット毎に成形金 型が必要となって投資金額が増える問題がある。また、形状変化させているもの のこの形状変化は、単にツマミ部の長さや刻印だけを相違させているに過ぎず、 このような形状変化では組み立て作業時の組み合わせミスを完全になくすには不 十分であるうえに、組立状態で前記形状変化を識別することも簡単とはいえず、 組立検査が容易でないことがわかった。
【0008】 また、各極マグネットの形状を変えることなくツマミ部に異色のマーキングを 行って区分する方法は、作業量が増えるばかりでなく、図11に示すようにマー キング塗布する際のマーキング塗料のにじみmが隣接しているマグネットとの隙 間に侵入することがあり、この結果、マグネットの表面特性が変わってマグネッ トの回転トルクの変化となって現れ、モータ駆動により各極マグネットを調整す る際の苦情原因となっていた。
【0009】 本考案は、かる現況に鑑みてなされたものであり、電子ビーム調整装置の組み 立て作業時に同極のマグネットを容易に選択して組み合わせることが可能であり 、且つ組立状態での組立検査も容易な電子ビーム調整装置を提供せんとするもの であり、加えて、各極マグネットの成形金型として共通のものを使用することが でき、且つマーキング塗布の必要もない電子ビーム調整装置を提供せんとするも のである。
【0010】
本考案は鋭意検討の結果、上記課題を解決するためには、樹脂磁石原料自体の 色を変え、この異色の樹脂磁石原料を用いて各極マグネットを成形すればよいこ とを着想した。
【0011】 このような着想に基づいてなされた第1考案は、ブラウン管のネック部に、樹 脂磁石原料を素材としたピュリティ調整用2極、コンバージェンス調整用4極、 コンバージェンス調整用6極及びビームローテイション補正用4極のリング状マ グネットをそれぞれ一対ずつ装着して構成される電子ビーム調整装置において、 樹脂磁石原料自体の色を変えることにより、ピュリティ調整用2極マグネットと コンバージェンス調整用4極とコンバージェンス調整用6極及びビームローテイ ション補正用4極マグネットのそれぞれの表面色を変えたことを特徴としている 。
【0012】 本考案は各極マグネット体の表面色を、樹脂磁石原料自体の色を変えることで 異色とすることが要旨であるから、本考案はビームローテイション補正用4極を 保有しないタイプの電子ビーム調整装置にも適用することが可能である。このよ うな主旨で完成された第2考案は、ピュリティ調整用2極マグネット、コンバー ジェンス調整用4極及びコンバージェンス調整用6極マグネットをそれぞれ一対 ずつ装着して構成される電子ビーム調整装置において、樹脂磁石原料自体の色を 変えることにより、ピュリティ調整用2極マグネットとコンバージェンス調整用 4極及びコンバージェンス調整用6極マグネットのそれぞれの表面色を変えたこ とを特徴としている。
【0013】 また、全ての各極マグネットを異色にするのではなく、コンバージェンス調整 用4極マグネットとコンバージェンス調整用6極マグネットは同色にして、これ ら両マグネットの区別は、ツマミ部の形状変化や刻印を付す等の従来公知の手段 により行ってもよい。このような考え方に基づいてなされた第3考案は、ブラウ ン管のネック部に、樹脂磁石原料を素材としたピュリティ調整用2極、コンバー ジェンス調整用4極及びコンバージェンス調整用6極のリング状マグネットをそ れぞれ一対ずつ装着して構成される電子ビーム調整装置において、樹脂磁石原料 自体の色を変えることにより、ピュリティ調整用2極マグネットの表面色と、同 色となしたコンバージェンス調整用4極マグネット及びコンバージェンス調整用 6極マグネットとの表面色を変えたことを特徴としている。
【0014】 樹脂磁石原料自体の着色方法としては様々な方法が考慮されるが、例えば無機 充填材を兼ねた無機顔料を分散させることで樹脂磁石原料自体を着色することや 、あるいは各極マグネットの機能に即した磁性粉を選択し、これら磁性粉自体の 色を樹脂磁石原料の色に反映させることによって各極マグネットの表面色を異色 となすことが採用される。
【0015】 ところで、ピュリティ調整用2極マグネットとコンバージェンス調整用4極、 6極マグネット、ビームローテイション補正用4極マグネットを詳細に観察する と2極マグネットによるビーム移動量がコンバージェンス調整用4、6極マグネ ット、ビームローテイション補正用4極マグネットのそれに比べて数倍もあるこ とがわかる。これは2極マグネットが電子銃からの各色ビームを受像管の管軸と 一致させる目的で使用され、加えて受像管の生産上のバラツキや地磁気の影響も 考慮してビーム移動量を半径で9mm前後に設定しているのに対し、コンバージ ェンス調整用4、6極マグネットは各色ビームを受像管中央部で集中させる目的 で使用され、そして各色ビームの集中は電子銃の設計自体によって大半が決定さ れることからビーム移動量は小さくてよく、ビーム移動量は半径で3mm前後に 設定しているためである。そしてビーム移動量の大きさはマグネットの着磁量と 比例関係となることからコンバージェンス調整用4、6極マグネット、ビームロ ーテイション補正用4極マグネットの着磁量は2極マグネットの着磁量に比べて 、低い値で充分であるばかりか、むしろ低磁力のほうが好ましいことがわかる。 このような事情を考慮すると、高磁力が要求される2極マグネットには従来のフ ェライトボンドマグネットを使用することとし、その他のコンバージェンス調整 用4極,6極マグネット及びビームローテイション補正用4極には低磁粉含率で ある樹脂磁石原料を用いることが好ましいと判断される。そして、ピュリティ調 整用2極マグネットはフェライトボンドマグネット自体の色をそのまま利用して 表面色を茶色となし、その他のコンバージェンス調整用4、6極マグネットとビ ームローテイション補正用4極マグネットには着色顔料ともなる安価な無機物充 填材を磁粉と共に分散させた樹脂磁石原料を用いることによりマグネット体の表 面色を変えることが考慮される。この場合、無機充填材を配合したコンバージェ ンス調整用4、6極マグネットとビームローテイション補正用4極マグネットは 低磁粉含率となるので、低磁力着磁の際の着磁バラツキも少なくすることができ る。
【0016】 着色顔料を兼ねた無機充填材を配合することでマグネット体の表面色を変える 代わりに、各極マグネットの磁性粉として特定のものを選択し、この磁性粉自体 がもつ固有の色をそのまま利用して、樹脂磁石原料の色を変えることもできる。 例えば、ピュリティ調整用2極マグネットには、強磁力が要求されることからフ ェライト系ボンドマグネットを用いて茶色に、またコンバージェンス調整用4極 マグネットには熱減磁の少ないアルニコ金属系ボンドマグネットを用いて銀色に 、またコンバージェンス調整用6極マグネットにはフェライトと酸化鉄を混合し た磁粉系ボンドマグネットを用いて赤色にすることが採用できる。
【0017】 また、各極マグネットの全てを異色にする必要はなく、例えばコンバージェン ス調整用4極マグネットとコンバージェンス調整用6極マグネットは同色となし 、ピュリティ調整用2極マグネットの表面色を前記コンバージェンス調整用4極 、6極マグネットと異色にするだけでもよい。この場合、コンバージェンス調整 用4極マグネットとコンバージェンス調整用6極マグネットの識別手段として、 ツマミ部の長さを変化させることや極数の刻印を付すこと、更にマーキングを塗 布すること等の従来公知の手法を併用することも適宜採用できる。
【0018】
このような電子ビーム調整装置の組立は、その表面色により各極マグネットの 相違を認識し、同色のマグネット体を選択して組み合わせる。各極マグネット体 は、その樹脂磁石原料自体が着色され、成形されたリング状マグネット体の表面 全体が着色状態となっているので、該当マグネット体の選択は容易であり、また 異色のマグネット体が組み合わされた場合は、その誤りをすぐに見出すことがで きるので組立後の検査も容易である。そしてこのようにして組立られた電子ビー ム調整装置は従来と同様、各磁極のリング状マグネットを操作することによって ピュリティ及びコンバージェンス等を調整するものである。
【0019】
次に本考案の詳細を図示した実施例に基づき説明する。図1は第1考案の実施 例を示している。電子ビーム調整装置aは、円筒状ホルダーに一対のビームロー テイション補正用4極マグネットB,B、一対のピュリティ調整用2極マグネッ トP,P、一対のコンバージェンス調整用6極マグネットC6,C6、一対のコ ンバージェンス調整用4極マグネットC4,C4をリング状スペーサを間に介在 させて挿入して組み立てられている。図例のものは各極マグネットの組み合わせ 順序の一例であり、各極マグネットの組み合わせ順列は図例のものに限定されな いことはいうまでもない。また図2は第2考案の実施例であり、ビームローテイ ション補正用4極マグネットを保有しない電子ビーム調整装置を示している。
【0020】 本考案は、このような構成の電子ビーム調整装置において、樹脂磁石原料自体 の色を変えることにより、各極マグネットの表面色を変えたことを特徴としてい る。ビームローテイション補正用4極マグネットB、ピュリティ調整用2極マグ ネットP、コンバージェンス調整用6極マグネットC6及びコンバージェンス調 整用4極マグネットC4は全て共通金型を用いて同一形状に成形され、各極マグ ネットはそれぞれ異色に着色されている。着色は各極マグネット体が容易に区別 できるものであればよく、具体的な色は特に限定されない。
【0021】 樹脂磁石原料自体の着色は、着色のみを目的とした無機顔料を分散させること によって行ってもよいが、無機充填材を兼ねた無機顔料を分散させることがより 好ましい。無機顔料としては分散性が良く耐熱性にも優れるものが用いられる。 例えば、コンバージェンス調整用4極,6極マグネットやビームローテイション 補正用4極マグネット等においては、低磁力着磁時の着磁安定性を高め且つ成形 時の収縮率を低下させる目的から酸化鉄、Al2 03 、SiO2 、CaCO3 等 の無機充填材を適量配合することが従来より行われているが、これら無機充填材 が保有する固有の色を利用して各極マグネット体を着色すれば別途顔料を必要と しないので好ましい。
【0022】 図3は第3考案の実施例である。前述の実施例では各極マグネットの表面色を 全て異色としたが、この第3考案では、コンバージェンス調整用4極マグネット C4とコンバージェンス調整用6極マグネットC6は共に同色となし、これらに 対してピュリティ調整用2極マグネットPを異色となしている。図例のものは同 色であるコンバージェンス調整用4極マグネットC4とコンバージェンス調整用 6極マグネットC6を区別するためにツマミ部dの長さを変えているが、ツマミ 部dの長さを変える代わりに極数を示す刻印を付したり、マーキング塗布等の従 来公知の手法を適宜併用できる。この場合、成形金型が複数種必要となり且つマ ーキング塗布に付随する問題も解消できないが、組立作業時のマグネット体の選 択及び組立状態での組立検査が容易となることに関しては他の実施例と同様であ る。
【0023】 各極マグネットの着色は上記したように、単なる着色剤を添加する方法及び低 磁粉含率とする目的で使用される無機充填材と着色剤を兼ねる方法が採用可能で あるが、各極マグネットに要求される磁気特性を考慮して特定の磁性粉を選択し 、これら磁性粉が有する固有色を樹脂磁石原料の色に反映させることによって各 極マグネットの表面色を異色とすることもできる。例えば強い磁力が要求される ピュリティ調整用2極マグネットPにはフェライト系ボンドマグネットを使用し て表面色を茶色にし、他方、前記ピュリティ調整用2極マグネットPに比べて弱 い磁力となすことが好ましいコンバージェンス調整用4極マグネットC4とコン バージェンス調整用6極マグネットC6には共にフェライトと酸化鉄を混合した 磁粉系ボンドマグネットを使用して赤色にすることが採用可能である。
【0024】 図4は更に好ましい実施例を示すもので、各極マグネットを同一金型を用いて 成形し、前記実施例と同様、ピュリティ調整用2極マグネットPにはフェライト 系ボンドマグネットを使用して表面色を茶色に、コンバージェンス調整用6極マ グネットC6にはフェライトと酸化鉄を混合した磁粉系ボンドマグネットを使用 して赤色にするとともに、コンバージェンス調整用4極マグネットには熱減磁の 少ないアルニコ金属系ボンドマグネットを使用して当該アルニコ金属の金属色に より表面色を銀色にした場合である。この実施例では、各極マグネット体をその 表面色によって区別できるという基本的効果に加えて、コンバージェンス調整用 4極マグネットの熱減磁を少なくできるので発熱量の多い高精彩ディスプレイに 適した電子ビーム調整装置を提供でき、しかもコンバージェンス調整用6極マグ ネットは低磁粉含率となして安定した着磁状態を保証することができる。
【0025】
本考案の電子ビーム調整装置は、樹脂磁石原料自体の色を変えることによって 、各極マグネット体の表面全体を着色状態となしているので、組立作業時におけ る該当マグネット体の選択は極めて容易であり、且つ異色のマグネット体が組み 合わされた場合は、その誤りをすぐに見出すことができるので組立後の検査も簡 単である。また、本考案は各極マグネット体の表面全体を着色状態とすることに よって各極マグネット体を区別するものであるから、従来のように各極マグネッ ト体の外形状を変える必要はなく、各極マグネット体の成形に同一金型を使用で きる。また、樹脂磁石原料自体の色を変えるものであるからマーキング塗布を行 う必要もない。
【0026】 また、樹脂磁石原料自体の着色方法として無機充填材を兼ねた無機顔料を分散 させる方法を採用した場合は、各極マグネットを異色にできるとともに、コンバ ージェンス調整用4極、6極マグネットを低磁粉含率とすることができ、低磁力 着磁の場合でも安定した着磁状態を実現することができる。
【0027】 また、各極マグネットの機能に即した磁性粉を選択し、これら磁性粉自体の色 を樹脂磁石原料の色に反映させることによって各極マグネットの表面色を異色と なした場合には、各極マグネットを容易に区別できるという基本的効果に加えて 、各極の磁気特性も好ましい状態となすことができ、例えば、コンバージェンス 調整用4極マグネットにアルニコ金属系ボンドマグネットを使用して当該アルニ コ金属の金属色により表面色を銀色にした場合にはコンバージェンス調整用4極 マグネットの熱減磁を少なくできるので発熱量の多い高精彩ディスプレイに適し た電子ビーム調整装置となすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1考案の実施例を示す説明図
【図2】 第2考案の実施例を示す説明図
【図3】 第3考案の実施例を示す説明図
【図4】 本考案の他の実施例を示す説明図
【図5】 従来の電子ビーム調整装置をブラウン管ネッ
ク部に装着した状態を示す説明図
ク部に装着した状態を示す説明図
【図6】 ビームローテイション補正用4極マグネット
を保有する従来の電子ビーム調整装置をブラウン管ネッ
ク部に装着した状態を示す説明図
を保有する従来の電子ビーム調整装置をブラウン管ネッ
ク部に装着した状態を示す説明図
【図7】 従来のピュリティ調整用2極マグネットを示
す正面図
す正面図
【図8】 従来のビームローテイション補正用4極マグ
ネットを示す正面図
ネットを示す正面図
【図9】 従来のコンバージェンス調整用4極マグネッ
トを示す正面図
トを示す正面図
【図10】 従来のコンバージェンス調整用6極マグネ
ットを示す正面図
ットを示す正面図
【図11】 ツマミ部にマーキング塗装した従来の電子
ビーム調整装置を示す説明図
ビーム調整装置を示す説明図
【図12】 ツマミ部にマーキング塗装した従来のピュ
リティ調整用2極マグネットを示す正面図
リティ調整用2極マグネットを示す正面図
【図13】 ツマミ部にマーキング塗装した従来のビー
ムローテイション補正用4極マグネットを示す正面図
ムローテイション補正用4極マグネットを示す正面図
【図14】 ツマミ部にマーキング塗装した従来のコン
バージェンス調整用4極マグネットを示す正面図
バージェンス調整用4極マグネットを示す正面図
【図15】 ツマミ部にマーキング塗装した従来のコン
バージェンス調整用6極マグネットを示す正面図
バージェンス調整用6極マグネットを示す正面図
a 電子ビーム調整装置 b ブラウン管ネック部 B ビームローテイション補正用4極マグネット P ピュリティ調整用2極マグネット C4 コンバージェンス調整用4極マグネット C6 コンバージェンス調整用6極マグネット HM 白色マーキング塗布 YM 黄色マーキング塗布 BM 青色マーキング塗布 GM 緑色マーキング塗布 d ツマミ部 e 刻印 m マーキングのにじみ
Claims (5)
- 【請求項1】 ブラウン管のネック部に、樹脂磁石原料
を素材としたピュリティ調整用2極、コンバージェンス
調整用4極、コンバージェンス調整用6極及びビームロ
ーテイション補正用4極のリング状マグネットをそれぞ
れ一対ずつ装着して構成される電子ビーム調整装置にお
いて、樹脂磁石原料自体の色を変えることにより、ピュ
リティ調整用2極マグネットとコンバージェンス調整用
4極とコンバージェンス調整用6極及びビームローテイ
ション補正用4極マグネットのそれぞれの表面色を変え
たことを特徴とする電子ビーム調整装置。 - 【請求項2】 ブラウン管のネック部に、樹脂磁石原料
を素材としたピュリティ調整用2極、コンバージェンス
調整用4極及びコンバージェンス調整用6極のリング状
マグネットをそれぞれ一対ずつ装着して構成される電子
ビーム調整装置において、樹脂磁石原料自体の色を変え
ることにより、ピュリティ調整用2極マグネットとコン
バージェンス調整用4極及びコンバージェンス調整用6
極マグネットのそれぞれの表面色を変えたことを特徴と
する電子ビーム調整装置。 - 【請求項3】 ブラウン管のネック部に、樹脂磁石原料
を素材としたピュリティ調整用2極、コンバージェンス
調整用4極及びコンバージェンス調整用6極のリング状
マグネットをそれぞれ一対ずつ装着して構成される電子
ビーム調整装置において、樹脂磁石原料自体の色を変え
ることにより、ピュリティ調整用2極マグネットの表面
色と、同色となしたコンバージェンス調整用4極マグネ
ット及びコンバージェンス調整用6極マグネットとの表
面色を変えたことを特徴とする電子ビーム調整装置。 - 【請求項4】 樹脂磁石原料に着色顔料を兼ねた無機充
填材を分散させることで樹脂磁石原料自体を着色してな
る請求項1、2又は3記載の電子ビーム調整装置。 - 【請求項5】 ピュリティ調整用2極マグネットには、
フェライト系ボンドマグネットを使用して表面色を茶色
に、コンバージェンス調整用4極マグネットにはアルニ
コ金属系ボンドマグネットを使用して表面色を銀色に、
コンバージェンス調整用6極マグネットにはフェライト
と酸化鉄を混合した磁粉系ボンドマグネットを使用して
表面色を赤色にしたことを特徴とする請求項1又は2記
載の電子ビーム調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4715192U JPH062540U (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 電子ビーム調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4715192U JPH062540U (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 電子ビーム調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH062540U true JPH062540U (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=12767098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4715192U Pending JPH062540U (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 電子ビーム調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062540U (ja) |
-
1992
- 1992-06-12 JP JP4715192U patent/JPH062540U/ja active Pending
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