JPH06254554A - 造水・給水・給湯システム - Google Patents
造水・給水・給湯システムInfo
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- JPH06254554A JPH06254554A JP7078693A JP7078693A JPH06254554A JP H06254554 A JPH06254554 A JP H06254554A JP 7078693 A JP7078693 A JP 7078693A JP 7078693 A JP7078693 A JP 7078693A JP H06254554 A JPH06254554 A JP H06254554A
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- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 海水等の原水から純水を得る造水工程,これ
を給水する給水工程,所定温度の給湯を行う給湯工程を
全て含むコ−ジェネレ−ションシステムと組み合わせた
造水・給水・給湯システムを提供する。 【構成】 水道水等を用いて原動機20の排熱回収によ
り海水等の原水を,逆浸透膜装置37の所定の許容温度
まで加温する熱交換器32,熱交換器32で加温された
原水を圧力ポンプ36で所定圧力に加圧して供給し純水
を生成する逆浸透膜装置37,逆浸透膜装置37の透過
水を,原水を用いて適温に冷却する熱交換器34,給水
管26,27.充填層24a,貯湯部24bを有する潜
熱回収器24及び熱交換器28を備え,潜熱回収器24
内において当初は給水管26から供給された水と原動機
20からの高熱の排気ガスを接触させて温水を貯湯部2
4bに一旦貯えた後,この温水を貯湯部24bと熱交換
器28の1次側と給水管27間を循環させ,熱交換器2
8によりクリ−ンな温水を得て貯湯タンクに貯蔵し,給
湯する給湯工程を備えて構成した。
を給水する給水工程,所定温度の給湯を行う給湯工程を
全て含むコ−ジェネレ−ションシステムと組み合わせた
造水・給水・給湯システムを提供する。 【構成】 水道水等を用いて原動機20の排熱回収によ
り海水等の原水を,逆浸透膜装置37の所定の許容温度
まで加温する熱交換器32,熱交換器32で加温された
原水を圧力ポンプ36で所定圧力に加圧して供給し純水
を生成する逆浸透膜装置37,逆浸透膜装置37の透過
水を,原水を用いて適温に冷却する熱交換器34,給水
管26,27.充填層24a,貯湯部24bを有する潜
熱回収器24及び熱交換器28を備え,潜熱回収器24
内において当初は給水管26から供給された水と原動機
20からの高熱の排気ガスを接触させて温水を貯湯部2
4bに一旦貯えた後,この温水を貯湯部24bと熱交換
器28の1次側と給水管27間を循環させ,熱交換器2
8によりクリ−ンな温水を得て貯湯タンクに貯蔵し,給
湯する給湯工程を備えて構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は海水または河川等からの
原水を純水に製造する造水工程と,この造水工程で得ら
れた水を利用して給水,給湯する給水工程,給湯工程等
の各工程をコ−ジェネレ−ションシステムとの一体的な
組み合わせで構成した造水・給水の給湯システムに関す
る。
原水を純水に製造する造水工程と,この造水工程で得ら
れた水を利用して給水,給湯する給水工程,給湯工程等
の各工程をコ−ジェネレ−ションシステムとの一体的な
組み合わせで構成した造水・給水の給湯システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】海水や河川の水から純水を得る方法とし
て蒸発を利用するもの,凍結を利用するもの,逆
浸透膜を利用するものが知られている。この内,の方
法は河川だけでなく,海水を含めた原水から純水を得る
工業的手段として最近注目されている技術で,たとえば
特公平4−63755号公報のものが知られている。そ
の概略構成は図3に示すように,原水タンク1からポン
プP1により供給される原水を,ポンプP2により加圧し
て逆浸透膜装置2に供給し,逆浸透膜装置2の膜面を透
過した透過水を送水ポンプP3を介して透過水処理設備
3に供給した後,超純水使用設備4に送るようにした逆
浸透膜装置システムにおいて,原水タンク1と逆浸透膜
装置2との間に,原水タンク1からの原水を加熱する熱
交換器5とこの熱交換器5からの原水を加熱するヒ−ト
ポンプ6とを備えた熱回収装置7を設け,逆浸透膜装置
2からの濃縮水及び前記超純水使用設備4からの使用済
生産水を熱交換器5及びヒ−トポンプ6の蒸発器の加熱
側へ供給し,濃縮水及び使用済生産水の有する低温排熱
の回収により25℃〜30℃に加熱した原水を逆浸透膜
装置2へ供給するように構成されていた。また,コ−ジ
ェネレ−ションシステムによる給湯装置としては,たと
えば,特開平1−296044号公報に示すものがあ
り,図4に示すようにガスエンジン等の排気ガスを伴う
原動機8,その1次側熱源として原動機8の冷却用の温
水を用いた冷却水熱交換器9,充填材を積層して成る充
填層10aと下底に貯湯部10bを備えた潜熱回収器1
0,この潜熱回収器に給水を行う給水管11,原動機8
の排気ガスを潜熱回収器10に供給する排気導管12,
潜熱回収器10からの排気ガスを放出する排気管13,
潜熱回収器10の貯湯部に貯えられた温水を冷却水熱交
換器9により再加熱させ,これを給湯用として供給する
経路14を備えて構成されていた。なお,15は原動機
により駆動される交流発電機,16及び17は夫々温水
ポンプである。
て蒸発を利用するもの,凍結を利用するもの,逆
浸透膜を利用するものが知られている。この内,の方
法は河川だけでなく,海水を含めた原水から純水を得る
工業的手段として最近注目されている技術で,たとえば
特公平4−63755号公報のものが知られている。そ
の概略構成は図3に示すように,原水タンク1からポン
プP1により供給される原水を,ポンプP2により加圧し
て逆浸透膜装置2に供給し,逆浸透膜装置2の膜面を透
過した透過水を送水ポンプP3を介して透過水処理設備
3に供給した後,超純水使用設備4に送るようにした逆
浸透膜装置システムにおいて,原水タンク1と逆浸透膜
装置2との間に,原水タンク1からの原水を加熱する熱
交換器5とこの熱交換器5からの原水を加熱するヒ−ト
ポンプ6とを備えた熱回収装置7を設け,逆浸透膜装置
2からの濃縮水及び前記超純水使用設備4からの使用済
生産水を熱交換器5及びヒ−トポンプ6の蒸発器の加熱
側へ供給し,濃縮水及び使用済生産水の有する低温排熱
の回収により25℃〜30℃に加熱した原水を逆浸透膜
装置2へ供給するように構成されていた。また,コ−ジ
ェネレ−ションシステムによる給湯装置としては,たと
えば,特開平1−296044号公報に示すものがあ
り,図4に示すようにガスエンジン等の排気ガスを伴う
原動機8,その1次側熱源として原動機8の冷却用の温
水を用いた冷却水熱交換器9,充填材を積層して成る充
填層10aと下底に貯湯部10bを備えた潜熱回収器1
0,この潜熱回収器に給水を行う給水管11,原動機8
の排気ガスを潜熱回収器10に供給する排気導管12,
潜熱回収器10からの排気ガスを放出する排気管13,
潜熱回収器10の貯湯部に貯えられた温水を冷却水熱交
換器9により再加熱させ,これを給湯用として供給する
経路14を備えて構成されていた。なお,15は原動機
により駆動される交流発電機,16及び17は夫々温水
ポンプである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで,従来のもの
には次のような問題点があった。 図3の逆浸透膜装置利用の純水製造装置は上記のよう
に構成されるから,それ以前のものが大掛かりな蒸気ボ
イラを熱源としていたものに比べれば,熱回収装置7を
使用しているため優れている。しかしながら,この熱回
収装置7は熱交換器5とヒ−トポンプ6により構成され
ているものであったから,原水の加熱温度は前記のよう
に30℃が限度であるため逆浸透膜装置の温度特性を有
効に活用していないという問題点があった。また,給水
のみで,給湯までは備えていなかった。 また,図4に示すコ−ジェネレ−ションシステムを利
用した給湯装置の場合,潜熱回収器によって極めて熱効
率の高い排熱回収を行うものであるが,給水源としては
水道水を用いているため,水道水が豊富に得られにくい
ような僻地においては使用できないという問題点があっ
た。 本発明は従来のものの上記課題(問題点)を解決し,海
水等の原水から純水を得る造水工程,これを給水する給
水工程,所定温度の給湯を行う給湯工程を全て包含し,
これらの工程を相互に効率良く関連付けて構成した造水
・給水・給湯システムを提供することを目的とする。
には次のような問題点があった。 図3の逆浸透膜装置利用の純水製造装置は上記のよう
に構成されるから,それ以前のものが大掛かりな蒸気ボ
イラを熱源としていたものに比べれば,熱回収装置7を
使用しているため優れている。しかしながら,この熱回
収装置7は熱交換器5とヒ−トポンプ6により構成され
ているものであったから,原水の加熱温度は前記のよう
に30℃が限度であるため逆浸透膜装置の温度特性を有
効に活用していないという問題点があった。また,給水
のみで,給湯までは備えていなかった。 また,図4に示すコ−ジェネレ−ションシステムを利
用した給湯装置の場合,潜熱回収器によって極めて熱効
率の高い排熱回収を行うものであるが,給水源としては
水道水を用いているため,水道水が豊富に得られにくい
ような僻地においては使用できないという問題点があっ
た。 本発明は従来のものの上記課題(問題点)を解決し,海
水等の原水から純水を得る造水工程,これを給水する給
水工程,所定温度の給湯を行う給湯工程を全て包含し,
これらの工程を相互に効率良く関連付けて構成した造水
・給水・給湯システムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の造水・給水・給
湯システムは,上記課題を解決するために,当初は予め
準備した水道水または河川水を用いてコ−ジェネレ−シ
ョンシステムの発電装置駆動用の排気ガスを伴う原動機
の排熱回収により海水,河川水等の原水を,後述する逆
浸透膜装置の所定の許容温度まで加温する第1の熱交換
器,この第1の熱交換器で加温された原水を所定圧力に
加圧する圧力ポンプ及びこの圧力ポンプにより加圧され
た所定温度の原水を供給され,透過水を生成する逆浸透
膜装置を備えた造水工程,上記造水工程で得られた逆浸
透膜装置の透過水を,第2の熱交換器により原水を用い
て適温に冷却して給水するようにした給水工程,上方位
置に第1と第2の各給水管を.中間位置に充填層を,ま
た,下方位置に貯湯部を有する潜熱回収器及び第3の熱
交換器を備え,上記潜熱回収器内において当初は第1の
給水管から供給された水と原動機からの高熱の排気ガス
を接触させて温水を貯湯部に一旦貯えた後,この温水を
貯湯部と上記第3の熱交換器の1次側と第2の給水管間
を循環させ,第3の熱交換器によりクリ−ンな温水を得
て貯湯タンクに貯蔵し,給湯するようにした給湯工程を
備えて構成した。この場合,上記造水工程における原水
タンクと圧力ポンプの間に重金属以外の有機物,バクテ
リア等を濾過するフィルタを設けることが望ましい。ま
た,上記造水工程における貯水タンクにレベルセンサを
備え,貯水タンクの水量が需要との関連で定められる所
定値未満のときは造水工程を駆動し,上記水量が所定値
以上となったときは造水工程を停止することができる。
また,上記給水工程において,第2の熱交換器を経て適
温にした純水を,さらにオゾン発生器等を用いた殺菌装
置により殺菌して飲料水を生成し,または,2次処理に
よって工業用水を生成し,給水することが望ましい。ま
た,上記給湯工程において,貯水タンクと第3の熱交換
器間及び貯湯タンクと第3の熱交換器の間の経路を切り
替える温度調節弁を備え,貯湯タンクの温水の温度が所
定値未満の温度のときは貯水タンクと第3の熱交換器間
を連通し,貯湯タンクの温水の温度が所定値以上となっ
たときは,貯湯タンクと第3の熱交換器の間を連通する
ように各経路を切り替えるようにすることが望ましい。
また,上記給水工程からの純水と給湯工程からの温水と
をシャワ−室に供給することができる。また,上記給湯
工程における貯湯タンクにレベルセンサを備え,貯湯タ
ンクの温水量が需要との関連で定められる所定値未満の
ときは給湯工程を駆動し,上記温水量が所定値以上とな
ったときは給湯工程を停止することができる。なお,本
システムは,造水工程,給水工程,給湯工程の順序で駆
動することが望ましい。また,上記造水・給水・給湯の
各工程の動力源への電源,その他付帯設備への電源は全
て上記コ−ジェネレ−ション発電装置から供給し,コ−
ジェネレ−ションシステムと一体的に構成されることが
望ましい。
湯システムは,上記課題を解決するために,当初は予め
準備した水道水または河川水を用いてコ−ジェネレ−シ
ョンシステムの発電装置駆動用の排気ガスを伴う原動機
の排熱回収により海水,河川水等の原水を,後述する逆
浸透膜装置の所定の許容温度まで加温する第1の熱交換
器,この第1の熱交換器で加温された原水を所定圧力に
加圧する圧力ポンプ及びこの圧力ポンプにより加圧され
た所定温度の原水を供給され,透過水を生成する逆浸透
膜装置を備えた造水工程,上記造水工程で得られた逆浸
透膜装置の透過水を,第2の熱交換器により原水を用い
て適温に冷却して給水するようにした給水工程,上方位
置に第1と第2の各給水管を.中間位置に充填層を,ま
た,下方位置に貯湯部を有する潜熱回収器及び第3の熱
交換器を備え,上記潜熱回収器内において当初は第1の
給水管から供給された水と原動機からの高熱の排気ガス
を接触させて温水を貯湯部に一旦貯えた後,この温水を
貯湯部と上記第3の熱交換器の1次側と第2の給水管間
を循環させ,第3の熱交換器によりクリ−ンな温水を得
て貯湯タンクに貯蔵し,給湯するようにした給湯工程を
備えて構成した。この場合,上記造水工程における原水
タンクと圧力ポンプの間に重金属以外の有機物,バクテ
リア等を濾過するフィルタを設けることが望ましい。ま
た,上記造水工程における貯水タンクにレベルセンサを
備え,貯水タンクの水量が需要との関連で定められる所
定値未満のときは造水工程を駆動し,上記水量が所定値
以上となったときは造水工程を停止することができる。
また,上記給水工程において,第2の熱交換器を経て適
温にした純水を,さらにオゾン発生器等を用いた殺菌装
置により殺菌して飲料水を生成し,または,2次処理に
よって工業用水を生成し,給水することが望ましい。ま
た,上記給湯工程において,貯水タンクと第3の熱交換
器間及び貯湯タンクと第3の熱交換器の間の経路を切り
替える温度調節弁を備え,貯湯タンクの温水の温度が所
定値未満の温度のときは貯水タンクと第3の熱交換器間
を連通し,貯湯タンクの温水の温度が所定値以上となっ
たときは,貯湯タンクと第3の熱交換器の間を連通する
ように各経路を切り替えるようにすることが望ましい。
また,上記給水工程からの純水と給湯工程からの温水と
をシャワ−室に供給することができる。また,上記給湯
工程における貯湯タンクにレベルセンサを備え,貯湯タ
ンクの温水量が需要との関連で定められる所定値未満の
ときは給湯工程を駆動し,上記温水量が所定値以上とな
ったときは給湯工程を停止することができる。なお,本
システムは,造水工程,給水工程,給湯工程の順序で駆
動することが望ましい。また,上記造水・給水・給湯の
各工程の動力源への電源,その他付帯設備への電源は全
て上記コ−ジェネレ−ション発電装置から供給し,コ−
ジェネレ−ションシステムと一体的に構成されることが
望ましい。
【0005】
【作用】本発明の造水・給水・給湯システムにおける造
水工程では,海水または河川水等の原水を,エンジンか
らの高熱を利用して得た温水(たとえば85℃の温水)
を熱源として逆浸透膜装置の許容温度(たとえば40
℃)まで常時加温した状態で,逆浸透膜装置に対して所
定の圧力をかけて供給するようにしたから,逆浸透膜装
置の温度特性が有効に利用され透過水量は大幅に増大さ
れる。なお,この場合,上記逆浸透膜装置の熱源として
の温水は,当初は現地に持参した水または現地の河川水
を用い,その後の補給水は造水工程で得られた水を使用
する。また,給水工程では,逆浸透膜装置より得られた
純水は貯水タンクに貯蔵され,給水に供される。なお,
この給水工程における貯水タンクの水を殺菌して飲料水
を,また,2次処理して工業用水を生成することができ
る。また,逆浸透膜装置に加温された原水を供給するに
当たってはフィルタを用いれば,有機物等が適正に除去
される。また,給湯工程としては,貯水タンクより熱交
換器を循環する水が潜熱回収器の貯湯部より供給される
循環温水で温水に温められた上,貯湯タンクに貯えら
れ,給湯に供される。なお,潜熱回収器は貯水タンクか
ら当初は供給される水をエンジンの排気ガスとの直接接
触方式で温水とし,その貯湯部に貯え,また,その貯湯
部の温水を上記熱交換器を経て潜熱回収器の上方に戻す
経路を循環温水として循環させる。この循環温水が所定
量になったときは貯水タンクから潜熱回収器への給水は
中止する。さらに,貯水タンク及び貯湯タンクには夫々
の貯蔵量を検知するレベルセンサが備えられており,こ
れらのセンサの検知に基づき貯水タンク及び貯湯タンク
に夫々貯えられる純水及び温水が本システムが運転体制
に入った後は,常時,所定量を保持するように制御され
る。
水工程では,海水または河川水等の原水を,エンジンか
らの高熱を利用して得た温水(たとえば85℃の温水)
を熱源として逆浸透膜装置の許容温度(たとえば40
℃)まで常時加温した状態で,逆浸透膜装置に対して所
定の圧力をかけて供給するようにしたから,逆浸透膜装
置の温度特性が有効に利用され透過水量は大幅に増大さ
れる。なお,この場合,上記逆浸透膜装置の熱源として
の温水は,当初は現地に持参した水または現地の河川水
を用い,その後の補給水は造水工程で得られた水を使用
する。また,給水工程では,逆浸透膜装置より得られた
純水は貯水タンクに貯蔵され,給水に供される。なお,
この給水工程における貯水タンクの水を殺菌して飲料水
を,また,2次処理して工業用水を生成することができ
る。また,逆浸透膜装置に加温された原水を供給するに
当たってはフィルタを用いれば,有機物等が適正に除去
される。また,給湯工程としては,貯水タンクより熱交
換器を循環する水が潜熱回収器の貯湯部より供給される
循環温水で温水に温められた上,貯湯タンクに貯えら
れ,給湯に供される。なお,潜熱回収器は貯水タンクか
ら当初は供給される水をエンジンの排気ガスとの直接接
触方式で温水とし,その貯湯部に貯え,また,その貯湯
部の温水を上記熱交換器を経て潜熱回収器の上方に戻す
経路を循環温水として循環させる。この循環温水が所定
量になったときは貯水タンクから潜熱回収器への給水は
中止する。さらに,貯水タンク及び貯湯タンクには夫々
の貯蔵量を検知するレベルセンサが備えられており,こ
れらのセンサの検知に基づき貯水タンク及び貯湯タンク
に夫々貯えられる純水及び温水が本システムが運転体制
に入った後は,常時,所定量を保持するように制御され
る。
【0006】
【実施例】以下図1及び図2に示す一実施例により本発
明を具体的に説明する。同図において,20はガスエン
ジン,ディ−ゼルエンジン,ガスタ−ビン等の排気ガス
を伴う原動機,21はそのオイルパン,22は原動機2
0により駆動される交流発電機等のコ−ジェネレ−ショ
ン発電装置である。23は原動機20の排気ガス等の排
熱を潜熱回収器24に供給する排気導管である。潜熱回
収器24は中間位置に充填材を積層して成る充填層24
a及び下底部に位置する貯湯部24bを備えて構成され
る。なお,25は潜熱回収器24の充填層24aの上方
位置と外気と連通する排気管,26及び27は夫々シャ
ワ−状の蛇口を先端部に有する給水管で,これらの蛇口
が潜熱回収器24の充填層24aの上方位置に臨むよう
に配置される。なお,Lは貯湯部24bの温水量を監視
し,その温水量が所定の高位レベル(H),低位レベル
(L)になつたことを検出したときは,それらの検知信
号を出すレベルセンサである。28は第3の熱交換器
で,その1次側の配置としては潜熱回収器24の貯湯部
24bと給水管27とを潜熱回収用ポンプP3を介して
結ぶ循環経路29の配管が用いられ,その2次側の配管
として経路52,52aを介して後述する温度調節弁5
0及び供給ポンプ51により供給される貯湯タンク48
からの温水が循環される経路30に連結される配管が使
用される。31は排気導管23に,たとえばジャケット
状に取付けられる配管で,この配管としては排気導管2
3を通過する排気ガス等の排熱を回収して第1の熱交換
器32の1次側とラジェ−タ33を結ぶ循環経路31a
の配管が用いられる。熱交換器32の2次側となる配管
には,海水または河川水等の原水が水中ポンプ33Pに
より揚水し,第2の熱交換器34の2次側配管を介して
供給されるようになっている。なお,熱交換器34の2
次側配管については後述する。35は前処理としてのフ
ィルタで,砂濾過器,活性炭等の濾過層を備え,原水中
のCa,Na,Mg等の重金属以外の有機物,バクテリ
ア等の不純物を除去する。36は加圧用の圧力ポンプ
で,同ポンプ36により,たとえば50[kg/cm2
G]程度の所要圧力となるように原水を加圧する。37
は逆浸透膜装置で,同装置37を透過して得られた純水
は熱交換器34の2次側に供給され,同交換器34の1
次側を通過する原水により給水可能な温度(たとえば,
20℃〜25℃)へと冷却し,この透過水を貯水タンク
38にて貯蔵するようにしている。なお,逆浸透膜装置
37で発生する濃縮水は経路37aで外部に放水される
ようになっている。39は貯水タンク38に配置された
レベルセンサである。40は貯水タンク38からの給水
用の配管より成る経路で,経路40は冷水供給ポンプP
1 を経て二方に分かれ,一方の経路41は潜熱回収器2
4の給水管26及び後述する経路54に連結され,他方
の経路42はシャワ−室43〜45の給水管43a〜4
5aへ,また,殺菌装置46を経て飲料水を生成する経
路46aへ,また,限界濾過膜装置等の2次処理装置4
7を経て工業用水を生成する経路47aへ,さらに他の
給水源へと連結されるようになっている。なお,V3 は
電磁弁である。40aは貯水タンク38の上端部と経路
41を結ぶ経路で,この経路40a中に経路41,42
の圧力を保持させるための冷水圧力調整弁V1 が設けら
れる。43c〜45cは夫々各シャワ−室43〜45に
配置されたシャワ−用の蛇口で,これらの各蛇口43c
〜45cには夫々経路42から冷水が,また次に述べる
貯湯タンク48からの温水を経路48aから各経路43
b〜45bを介して供給され,各蛇口43c〜45cか
ら適温のシャワ−温水が供給できるようになっている。
48は貯湯タンク,49は同タンク48内に配置された
レベルセンサ,50は三方弁より成る温度調節弁,51
は供給ポンプである。なお,温度調節弁50は貯水タン
ク38と第3の熱交換器28を結ぶ経路54−52a間
及び貯湯タンク48と第3の熱交換器28を結ぶ経路5
2−52a間の経路を温度検知により切り替える機能を
有する。貯湯タンク48は熱交換器28の2次側の配管
を通過して加温された温水が経路30,53を経て同タ
ンク48に供給されて貯えられ,同タンク48で貯えら
れた温水は温水供給ポンプP2 により経路48aを経
て,前記のようにシャワ−室43〜45に供給する一
方,他方では経路52から温度調節弁50,供給ポンプ
51及び経路52aを経て熱交換器28の2次側配管に
循環されるようになっている。54は貯水タンク38か
ら経路40,41を介して当初の水及び補給水を供給す
るための補給供給経路で,温度調節弁50の分岐経路に
連結される。48bはポンプP2 と貯湯タンク48の上
部とを結ぶ経路で,同経路48b中に温水側圧力調整弁
V2 を挿入することにより,経路48aの圧力を所定値
に保持させるようになっている。経路41と52間には
調整用の経路41aが設けられ,同経路41aには,調
整時のみに開状態とする常時閉状態の弁V4 が設けられ
ている。なお,図1の系統図では簡単のため,原水を一
旦貯蔵する原水タンク,各経路の配管中に通常設けられ
るその他の常時開状態の弁,加圧用のポンプ36の前後
に設けられる圧力計並びに造水工程,給水工程,給湯工
程の駆動・停止をおこなわせるスイッチやこのスイッチ
の制御回路などの諸要素及び制御回路は通常の諸要素を
用いれば良いため図示を省略しているが,実際の装置と
しては当然,これらの諸要素及び制御回路も設けられて
いるものとする。以上の20〜54により,本発明の造
水・給水・給湯システムが構成される。なお,図示しな
いが,上記の本発明のシステムの動力源への電源,その
他付帯設備への電源は,全てコ−ジェネレ−ション発電
装置22から供給し,コ−ジェネレ−ションシステムと
一体的に構成するのが望ましい。また,このシステムは
水道水が全くないという僻地でも造水・給水・給湯を行
うことを前提としているので,本システムをそのような
現地に設置する際に,たとえば貯水タンク38または/
及び貯湯タンク48に立ち上がり用の水道水及び生活用
水として水を収納して移搬するようにするのが望まし
い。あるいは,立ち上がり用の水に限れば,現地の河川
水を用いても良い。
明を具体的に説明する。同図において,20はガスエン
ジン,ディ−ゼルエンジン,ガスタ−ビン等の排気ガス
を伴う原動機,21はそのオイルパン,22は原動機2
0により駆動される交流発電機等のコ−ジェネレ−ショ
ン発電装置である。23は原動機20の排気ガス等の排
熱を潜熱回収器24に供給する排気導管である。潜熱回
収器24は中間位置に充填材を積層して成る充填層24
a及び下底部に位置する貯湯部24bを備えて構成され
る。なお,25は潜熱回収器24の充填層24aの上方
位置と外気と連通する排気管,26及び27は夫々シャ
ワ−状の蛇口を先端部に有する給水管で,これらの蛇口
が潜熱回収器24の充填層24aの上方位置に臨むよう
に配置される。なお,Lは貯湯部24bの温水量を監視
し,その温水量が所定の高位レベル(H),低位レベル
(L)になつたことを検出したときは,それらの検知信
号を出すレベルセンサである。28は第3の熱交換器
で,その1次側の配置としては潜熱回収器24の貯湯部
24bと給水管27とを潜熱回収用ポンプP3を介して
結ぶ循環経路29の配管が用いられ,その2次側の配管
として経路52,52aを介して後述する温度調節弁5
0及び供給ポンプ51により供給される貯湯タンク48
からの温水が循環される経路30に連結される配管が使
用される。31は排気導管23に,たとえばジャケット
状に取付けられる配管で,この配管としては排気導管2
3を通過する排気ガス等の排熱を回収して第1の熱交換
器32の1次側とラジェ−タ33を結ぶ循環経路31a
の配管が用いられる。熱交換器32の2次側となる配管
には,海水または河川水等の原水が水中ポンプ33Pに
より揚水し,第2の熱交換器34の2次側配管を介して
供給されるようになっている。なお,熱交換器34の2
次側配管については後述する。35は前処理としてのフ
ィルタで,砂濾過器,活性炭等の濾過層を備え,原水中
のCa,Na,Mg等の重金属以外の有機物,バクテリ
ア等の不純物を除去する。36は加圧用の圧力ポンプ
で,同ポンプ36により,たとえば50[kg/cm2
G]程度の所要圧力となるように原水を加圧する。37
は逆浸透膜装置で,同装置37を透過して得られた純水
は熱交換器34の2次側に供給され,同交換器34の1
次側を通過する原水により給水可能な温度(たとえば,
20℃〜25℃)へと冷却し,この透過水を貯水タンク
38にて貯蔵するようにしている。なお,逆浸透膜装置
37で発生する濃縮水は経路37aで外部に放水される
ようになっている。39は貯水タンク38に配置された
レベルセンサである。40は貯水タンク38からの給水
用の配管より成る経路で,経路40は冷水供給ポンプP
1 を経て二方に分かれ,一方の経路41は潜熱回収器2
4の給水管26及び後述する経路54に連結され,他方
の経路42はシャワ−室43〜45の給水管43a〜4
5aへ,また,殺菌装置46を経て飲料水を生成する経
路46aへ,また,限界濾過膜装置等の2次処理装置4
7を経て工業用水を生成する経路47aへ,さらに他の
給水源へと連結されるようになっている。なお,V3 は
電磁弁である。40aは貯水タンク38の上端部と経路
41を結ぶ経路で,この経路40a中に経路41,42
の圧力を保持させるための冷水圧力調整弁V1 が設けら
れる。43c〜45cは夫々各シャワ−室43〜45に
配置されたシャワ−用の蛇口で,これらの各蛇口43c
〜45cには夫々経路42から冷水が,また次に述べる
貯湯タンク48からの温水を経路48aから各経路43
b〜45bを介して供給され,各蛇口43c〜45cか
ら適温のシャワ−温水が供給できるようになっている。
48は貯湯タンク,49は同タンク48内に配置された
レベルセンサ,50は三方弁より成る温度調節弁,51
は供給ポンプである。なお,温度調節弁50は貯水タン
ク38と第3の熱交換器28を結ぶ経路54−52a間
及び貯湯タンク48と第3の熱交換器28を結ぶ経路5
2−52a間の経路を温度検知により切り替える機能を
有する。貯湯タンク48は熱交換器28の2次側の配管
を通過して加温された温水が経路30,53を経て同タ
ンク48に供給されて貯えられ,同タンク48で貯えら
れた温水は温水供給ポンプP2 により経路48aを経
て,前記のようにシャワ−室43〜45に供給する一
方,他方では経路52から温度調節弁50,供給ポンプ
51及び経路52aを経て熱交換器28の2次側配管に
循環されるようになっている。54は貯水タンク38か
ら経路40,41を介して当初の水及び補給水を供給す
るための補給供給経路で,温度調節弁50の分岐経路に
連結される。48bはポンプP2 と貯湯タンク48の上
部とを結ぶ経路で,同経路48b中に温水側圧力調整弁
V2 を挿入することにより,経路48aの圧力を所定値
に保持させるようになっている。経路41と52間には
調整用の経路41aが設けられ,同経路41aには,調
整時のみに開状態とする常時閉状態の弁V4 が設けられ
ている。なお,図1の系統図では簡単のため,原水を一
旦貯蔵する原水タンク,各経路の配管中に通常設けられ
るその他の常時開状態の弁,加圧用のポンプ36の前後
に設けられる圧力計並びに造水工程,給水工程,給湯工
程の駆動・停止をおこなわせるスイッチやこのスイッチ
の制御回路などの諸要素及び制御回路は通常の諸要素を
用いれば良いため図示を省略しているが,実際の装置と
しては当然,これらの諸要素及び制御回路も設けられて
いるものとする。以上の20〜54により,本発明の造
水・給水・給湯システムが構成される。なお,図示しな
いが,上記の本発明のシステムの動力源への電源,その
他付帯設備への電源は,全てコ−ジェネレ−ション発電
装置22から供給し,コ−ジェネレ−ションシステムと
一体的に構成するのが望ましい。また,このシステムは
水道水が全くないという僻地でも造水・給水・給湯を行
うことを前提としているので,本システムをそのような
現地に設置する際に,たとえば貯水タンク38または/
及び貯湯タンク48に立ち上がり用の水道水及び生活用
水として水を収納して移搬するようにするのが望まし
い。あるいは,立ち上がり用の水に限れば,現地の河川
水を用いても良い。
【0007】以上の構成において,先ず第1のステップ
として上記のように予め準備した立ち上がり用の水を熱
交換器32の1次側の配管に入れ,原動機20を初めと
するコ−ジェネレ−ション発電系統と造水系統のみを駆
動し,コ−ジェネレ−ション給湯システムは次のステッ
プで駆動するものとする。即ち,原動機20を駆動し
て,コ−ジェネレ−ション発電装置22を駆動すると,
発電装置22は所要の電力を発生して供給する。一方,
原動機20からの排気ガスが排気導管23を介して潜熱
回収器24に供給される。従って,第1の熱交換器32
はその1次側に排気導管23の排熱を回収して得られ約
85℃の温水が循環される。一方,第1の熱交換器32
の2次側には海水,河川水等の原水が水中ポンプ33P
により揚水されて,第2の熱交換器34の1次側を経て
供給される。従って,第1の熱交換器32を通過した原
水は約40℃に加温され,図示しない原水タンクに一旦
貯えられた後,フィルタ35に供給され,フィルタ35
により重金属以外の有機物,バクテリア等が濾過され,
圧力ポンプ36を介して,たとえば50[kg/cm2
G]等の所定の圧力に加圧されて,逆浸透膜装置37に
供給される。よって,逆浸透膜装置37の膜面を透過し
た純水はまだ40℃程度の温度のものであるが,第2の
熱交換器34の2次側を通過する際,同交換器34の1
次側を通過する原水によって20℃〜25℃程度の温度
の淡水に冷却されて,貯水タンク38に一旦貯えられ
る。また,経路は図示しないが,熱交換器32に対する
補給水は貯水タンク38から必要に応じて補給される。
貯水タンク38の水量はレベルセンサ39により監視さ
れており,その量が所定量に到達すると,ポンプP1の
駆動により経路42への給水が行われ,シャワ−室43
〜45への給水と殺菌装置46を経ての飲料水の給水及
び2次処理装置47を経ての工業用水の給水が可能にな
る。一方,これまで停止状態であったコ−ジェネレ−シ
ョン給湯システムの系統も駆動される。このコ−ジェネ
レ−ション給湯工程の第1ステップとしては,電磁弁V
3を開き,冷水供給ポンプP1を駆動して貯水タンク38
からの冷水が経路40,41を経て潜熱回収器24の給
水管26に給水される。従って,潜熱回収器24内にお
いて給水管26からの水と高熱の排気ガスが直接接触
し,いわゆる潜熱回収方式でその貯湯部24bに温水を
貯える。貯湯部24bの温水量が所定の高位レベル
(H)以上になると,これがレベルセンサLで検知さ
れ,この検知信号に基づき電磁弁V3を閉ざすと共に,
ポンプP3が駆動され循環経路29により貯湯部24b
の温水が第3の熱交換器28の1次側と潜熱回収器24
のもう一つの給水管27へ循環される。なお,電磁弁V
3は貯湯部24bが低位レベル(L)になると再度,開
かれ,貯湯部24bの温水を(H)〜(L)間に保持さ
せる。一方,この時点では貯湯タンク48側の経路52
には温水はなく,よって温度調節弁50は温度検知によ
り経路54→52aの方向へ通過させる経路が形成され
ているから,貯水タンク38の水を経路40,41,5
4,ポンプ51及び経路52aを経て熱交換器28の2
次側に供給され,熱交換器28の1次側の温水により徐
々に加温され温水が経路30,53を経て貯湯タンク4
8へ供給され,同タンク48内に貯え始められる。次
に,貯湯タンク48内の温水の温度が所定の温度に到達
すると,これが温度調節弁で検知され,温度調節弁50
の経路は54→52aの経路が閉ざされ,これに代わっ
て経路52→52a方向の経路に切り替わるから,貯湯
タンク48の温水が熱交換器28の2次側に循環され,
貯湯タンク48内に所定温度の温水が貯えられてゆく。
この貯湯タンク48の温水はレベルセンサ49により監
視されており,その量が所定量に到達すると,給湯経路
48aから給湯され,各シャワ−室43〜45の蛇口4
3c〜45cにも温水が給湯されるようになる。上記の
ように本発明の造水・給水・給湯の各系統は先ず造水工
程,次いで給水工程,最後に給湯工程が稼働状態とな
り,全系統が運転状態となる。なお,たとえば休日,夜
間などの需要側の変動により,上記各系統の需要が減少
し,各タンク38及び48における貯水量及び貯湯量が
夫々所定量以上になったことが,各レベルセンサ39及
び49により検出されたときは,レベルセンサ39の作
動指令によって造水工程を,またレベルセンサ49の作
動指令によって供給ポンプ51を停止させて給湯系統を
夫々一旦停止させ,各タンク38及48の貯水量及び貯
湯量が常時,所定量となるように自動調整するようにし
ている。ところで,本発明のシステムの内,純水を製造
する造水工程では,上記のように原水を逆浸透膜装置3
7に対して加圧して供給する前に熱交換器32により逆
浸透膜装置37の最高許容温度である,たとえば40℃
にまで加温するものであるから,逆浸透膜装置37は図
2に示すように,その温度特性としては基準温度(25
℃)と同一の透過水量を得るのに膜面積で63%で良く
なり,膜面積を一定とした場合には透過水量は基準温度
の1.59倍,即ち,59%も透過水量を増大できるよ
うにしている点に,本発明の第1の特徴がある。また,
本システムにおける給水工程,給湯工程は上記の造水工
程で生成された純水をもとに給水と温水の貯湯とを行う
ものであるから,水道水のない僻地における給水・給湯
に好適である点に本発明の第2の特徴がある。さらに,
貯水タンク,貯湯タンクには夫々レベルセンサが備えら
れているため,各タンクの貯水量,貯湯量を需要の変動
に拘わらず,常時,所定量にすることができる点に本発
明の第3の特徴がある。また,本システムの造水工程,
給水工程及び給湯工程への動力源への電源,その他付帯
設備への電源はすべて上記コ−ジェネレ−ション発電装
置22から供給し,コ−ジェネレ−ションシステムと一
体的に構成し,各別の系統毎の動力源は不要とした点に
本発明の第4の特徴がある。
として上記のように予め準備した立ち上がり用の水を熱
交換器32の1次側の配管に入れ,原動機20を初めと
するコ−ジェネレ−ション発電系統と造水系統のみを駆
動し,コ−ジェネレ−ション給湯システムは次のステッ
プで駆動するものとする。即ち,原動機20を駆動し
て,コ−ジェネレ−ション発電装置22を駆動すると,
発電装置22は所要の電力を発生して供給する。一方,
原動機20からの排気ガスが排気導管23を介して潜熱
回収器24に供給される。従って,第1の熱交換器32
はその1次側に排気導管23の排熱を回収して得られ約
85℃の温水が循環される。一方,第1の熱交換器32
の2次側には海水,河川水等の原水が水中ポンプ33P
により揚水されて,第2の熱交換器34の1次側を経て
供給される。従って,第1の熱交換器32を通過した原
水は約40℃に加温され,図示しない原水タンクに一旦
貯えられた後,フィルタ35に供給され,フィルタ35
により重金属以外の有機物,バクテリア等が濾過され,
圧力ポンプ36を介して,たとえば50[kg/cm2
G]等の所定の圧力に加圧されて,逆浸透膜装置37に
供給される。よって,逆浸透膜装置37の膜面を透過し
た純水はまだ40℃程度の温度のものであるが,第2の
熱交換器34の2次側を通過する際,同交換器34の1
次側を通過する原水によって20℃〜25℃程度の温度
の淡水に冷却されて,貯水タンク38に一旦貯えられ
る。また,経路は図示しないが,熱交換器32に対する
補給水は貯水タンク38から必要に応じて補給される。
貯水タンク38の水量はレベルセンサ39により監視さ
れており,その量が所定量に到達すると,ポンプP1の
駆動により経路42への給水が行われ,シャワ−室43
〜45への給水と殺菌装置46を経ての飲料水の給水及
び2次処理装置47を経ての工業用水の給水が可能にな
る。一方,これまで停止状態であったコ−ジェネレ−シ
ョン給湯システムの系統も駆動される。このコ−ジェネ
レ−ション給湯工程の第1ステップとしては,電磁弁V
3を開き,冷水供給ポンプP1を駆動して貯水タンク38
からの冷水が経路40,41を経て潜熱回収器24の給
水管26に給水される。従って,潜熱回収器24内にお
いて給水管26からの水と高熱の排気ガスが直接接触
し,いわゆる潜熱回収方式でその貯湯部24bに温水を
貯える。貯湯部24bの温水量が所定の高位レベル
(H)以上になると,これがレベルセンサLで検知さ
れ,この検知信号に基づき電磁弁V3を閉ざすと共に,
ポンプP3が駆動され循環経路29により貯湯部24b
の温水が第3の熱交換器28の1次側と潜熱回収器24
のもう一つの給水管27へ循環される。なお,電磁弁V
3は貯湯部24bが低位レベル(L)になると再度,開
かれ,貯湯部24bの温水を(H)〜(L)間に保持さ
せる。一方,この時点では貯湯タンク48側の経路52
には温水はなく,よって温度調節弁50は温度検知によ
り経路54→52aの方向へ通過させる経路が形成され
ているから,貯水タンク38の水を経路40,41,5
4,ポンプ51及び経路52aを経て熱交換器28の2
次側に供給され,熱交換器28の1次側の温水により徐
々に加温され温水が経路30,53を経て貯湯タンク4
8へ供給され,同タンク48内に貯え始められる。次
に,貯湯タンク48内の温水の温度が所定の温度に到達
すると,これが温度調節弁で検知され,温度調節弁50
の経路は54→52aの経路が閉ざされ,これに代わっ
て経路52→52a方向の経路に切り替わるから,貯湯
タンク48の温水が熱交換器28の2次側に循環され,
貯湯タンク48内に所定温度の温水が貯えられてゆく。
この貯湯タンク48の温水はレベルセンサ49により監
視されており,その量が所定量に到達すると,給湯経路
48aから給湯され,各シャワ−室43〜45の蛇口4
3c〜45cにも温水が給湯されるようになる。上記の
ように本発明の造水・給水・給湯の各系統は先ず造水工
程,次いで給水工程,最後に給湯工程が稼働状態とな
り,全系統が運転状態となる。なお,たとえば休日,夜
間などの需要側の変動により,上記各系統の需要が減少
し,各タンク38及び48における貯水量及び貯湯量が
夫々所定量以上になったことが,各レベルセンサ39及
び49により検出されたときは,レベルセンサ39の作
動指令によって造水工程を,またレベルセンサ49の作
動指令によって供給ポンプ51を停止させて給湯系統を
夫々一旦停止させ,各タンク38及48の貯水量及び貯
湯量が常時,所定量となるように自動調整するようにし
ている。ところで,本発明のシステムの内,純水を製造
する造水工程では,上記のように原水を逆浸透膜装置3
7に対して加圧して供給する前に熱交換器32により逆
浸透膜装置37の最高許容温度である,たとえば40℃
にまで加温するものであるから,逆浸透膜装置37は図
2に示すように,その温度特性としては基準温度(25
℃)と同一の透過水量を得るのに膜面積で63%で良く
なり,膜面積を一定とした場合には透過水量は基準温度
の1.59倍,即ち,59%も透過水量を増大できるよ
うにしている点に,本発明の第1の特徴がある。また,
本システムにおける給水工程,給湯工程は上記の造水工
程で生成された純水をもとに給水と温水の貯湯とを行う
ものであるから,水道水のない僻地における給水・給湯
に好適である点に本発明の第2の特徴がある。さらに,
貯水タンク,貯湯タンクには夫々レベルセンサが備えら
れているため,各タンクの貯水量,貯湯量を需要の変動
に拘わらず,常時,所定量にすることができる点に本発
明の第3の特徴がある。また,本システムの造水工程,
給水工程及び給湯工程への動力源への電源,その他付帯
設備への電源はすべて上記コ−ジェネレ−ション発電装
置22から供給し,コ−ジェネレ−ションシステムと一
体的に構成し,各別の系統毎の動力源は不要とした点に
本発明の第4の特徴がある。
【0008】
【発明の効果】本発明は上記のようにコ−ジェネレ−シ
ョンシステムと一体的に構成される逆浸透膜装置を用い
た造水工程及び給水工程並びに潜熱回収器を用いた給湯
システムを相互に関連付けて効率的に組合わせて構成し
た造水・給水・給湯システムであるから,次のような優
れた効果を有する。 先ず,本システムの造水工程及びこの造水工程で得ら
れた純水の給水にあたっては次の効果がある。 (イ)逆浸透膜装置に供給する原水はコ−ジェネレ−シ
ョン温水生成装置を用いることにより逆浸透膜装置の最
高許容温度(たとえば,40℃)まで加温するようにし
たから,従来のヒ−トポンプ主体の熱回収装置による加
温温度(25℃〜30℃)に比べ透過水量を大幅に増大
できる。即ち,図2の温度特性によれば,従来のもので
30℃の原水を使用するものに比べて,1.587/
1.176≒1.349即ち,約34.9%も透過水量
が増大できることが確認された。さらに,図2の温度特
性より判るように,近い将来,逆透過膜装置の最高許容
温度が現在の約40℃よりさらに増大されることも十分
考えられるので,この場合には,コ−ジェネレ−ション
温水生成装置では40℃以上に原水を加温することは十
分可能であるから,この許容温度の上昇に伴い,原水を
加温すれば,さらに,透過水量を増大させることが可能
である。 (ロ)また,本発明のものでは,逆浸透膜装置への供給
側の原水を約40℃に加温したため,透過水の温度もそ
の分上昇して約40℃となったが,この透過水の冷却は
原水を用いて冷却するようにしたため,特別の冷却源を
必要とせず,冷却することができる。 (ハ)また,逆浸透膜装置に原水を加圧供給する前に,
フィルタ35により重金属以外の有機物,バクテリアを
除去し,逆浸透膜装置37により重金属成分を除去する
ように分担したから,原水として河川水は勿論,海水を
用いても純水を効率良く得ることができる。 (ニ)さらに,透過水を殺菌装置を通せば飲料水として
使用でき,殺菌を行わなくても手洗いやシャワ−用の水
としては十分に使用ができる。また,さらに所要の2次
処理を行うことにより工業用水の生成も容易に行うこと
ができる。 次に,本システムにおける給水工程,給湯工程では,
上記の造水工程で生成された純水をもとに給水や給湯を
おこなうものであるから,水道水のない僻地における給
水,給湯に好適である。 さらに,貯水タンク,貯湯タンクには夫々レベルセン
サが備えられているため,各タンクの貯水量,貯湯量を
需要の変動に対応して常時,所定量にすることができ,
さらに給水または給湯が所定量以下となるときは,随
時,造水工程,給湯工程の機能を停止して余分なエネル
ギ−の消費を防止することができる。 なお,本システムにおける造水工程・給水工程及び給
湯工程への動力の電源,その他付帯設備への電源は,全
て上記コ−ジェネレ−ション発電装置22から供給し,
コ−ジェネレ−ションシステムと一体的に構成されるよ
うにすれば,各別の系統毎の動力源は不要となる。
ョンシステムと一体的に構成される逆浸透膜装置を用い
た造水工程及び給水工程並びに潜熱回収器を用いた給湯
システムを相互に関連付けて効率的に組合わせて構成し
た造水・給水・給湯システムであるから,次のような優
れた効果を有する。 先ず,本システムの造水工程及びこの造水工程で得ら
れた純水の給水にあたっては次の効果がある。 (イ)逆浸透膜装置に供給する原水はコ−ジェネレ−シ
ョン温水生成装置を用いることにより逆浸透膜装置の最
高許容温度(たとえば,40℃)まで加温するようにし
たから,従来のヒ−トポンプ主体の熱回収装置による加
温温度(25℃〜30℃)に比べ透過水量を大幅に増大
できる。即ち,図2の温度特性によれば,従来のもので
30℃の原水を使用するものに比べて,1.587/
1.176≒1.349即ち,約34.9%も透過水量
が増大できることが確認された。さらに,図2の温度特
性より判るように,近い将来,逆透過膜装置の最高許容
温度が現在の約40℃よりさらに増大されることも十分
考えられるので,この場合には,コ−ジェネレ−ション
温水生成装置では40℃以上に原水を加温することは十
分可能であるから,この許容温度の上昇に伴い,原水を
加温すれば,さらに,透過水量を増大させることが可能
である。 (ロ)また,本発明のものでは,逆浸透膜装置への供給
側の原水を約40℃に加温したため,透過水の温度もそ
の分上昇して約40℃となったが,この透過水の冷却は
原水を用いて冷却するようにしたため,特別の冷却源を
必要とせず,冷却することができる。 (ハ)また,逆浸透膜装置に原水を加圧供給する前に,
フィルタ35により重金属以外の有機物,バクテリアを
除去し,逆浸透膜装置37により重金属成分を除去する
ように分担したから,原水として河川水は勿論,海水を
用いても純水を効率良く得ることができる。 (ニ)さらに,透過水を殺菌装置を通せば飲料水として
使用でき,殺菌を行わなくても手洗いやシャワ−用の水
としては十分に使用ができる。また,さらに所要の2次
処理を行うことにより工業用水の生成も容易に行うこと
ができる。 次に,本システムにおける給水工程,給湯工程では,
上記の造水工程で生成された純水をもとに給水や給湯を
おこなうものであるから,水道水のない僻地における給
水,給湯に好適である。 さらに,貯水タンク,貯湯タンクには夫々レベルセン
サが備えられているため,各タンクの貯水量,貯湯量を
需要の変動に対応して常時,所定量にすることができ,
さらに給水または給湯が所定量以下となるときは,随
時,造水工程,給湯工程の機能を停止して余分なエネル
ギ−の消費を防止することができる。 なお,本システムにおける造水工程・給水工程及び給
湯工程への動力の電源,その他付帯設備への電源は,全
て上記コ−ジェネレ−ション発電装置22から供給し,
コ−ジェネレ−ションシステムと一体的に構成されるよ
うにすれば,各別の系統毎の動力源は不要となる。
【図1】本発明の一実施例を示す配管も含む系統図であ
る。
る。
【図2】本発明と従来例を比較するために示した透過流
速補正係数−温度の特性図である。
速補正係数−温度の特性図である。
【図3】従来の逆浸透膜装置を利用した純水製造装置の
概略構成を示す系統図である。
概略構成を示す系統図である。
【図4】コ−ジェネレ−ションシステムによる水道水を
給水源とする給湯装置の構成を示す系統図である。
給水源とする給湯装置の構成を示す系統図である。
20:原動機 24:潜熱回収器 28,32,34:熱交換器 36:圧力ポンプ 37:逆浸透膜装置 38:貯水タンク 39,49:レベルセンサ 48:貯湯タンク 50:温度調節弁 51:供給ポンプ
Claims (9)
- 【請求項1】 次の構成の造水工程,給水工程及び給湯
工程を備えたことを特徴とする造水・給水・給湯システ
ム。 a.当初は予め準備した水道水または河川水を用いてコ
−ジェネレ−ションシステムの発電装置駆動用の排気ガ
スを伴う原動機の排熱回収により海水,河川水等の原水
を,後述する逆浸透膜装置の所定の許容温度まで加温す
る第1の熱交換器,この第1の熱交換器で加温された原
水を所定圧力に加圧する圧力ポンプ及びこの圧力ポンプ
により加圧された所定温度の原水を供給され,透過水を
生成する逆浸透膜装置を備えた造水工程。 b.上記造水工程で得られた逆浸透膜装置の透過水を,
第2の熱交換器により原水を用いて適温に冷却し給水す
るようにした給水工程。 c.上方位置に第1と第2の各給水管を.中間位置に充
填層を,また,下方位置に貯湯部を有する潜熱回収器及
び第3の熱交換器を備え,上記潜熱回収器内において当
初は第1の給水管から供給された水と原動機からの高熱
の排気ガスを接触させて温水を貯湯部に一旦貯えた後,
この温水を貯湯部と上記第3の熱交換器の1次側と第2
の給水管間を循環させ,第3の熱交換器によりクリ−ン
な温水を得て貯湯タンクに貯蔵し,給湯するようにした
給湯工程。 - 【請求項2】 上記造水工程における原水タンクと圧力
ポンプの間に重金属以外の有機物,バクテリア等を濾過
するフィルタを設けるようにした請求項1記載の造水・
給水・給湯システム。 - 【請求項3】 上記造水工程における貯水タンクにレベ
ルセンサを備え,貯水タンクの水量が需要との関連で定
められる所定値未満のときは造水工程を駆動し,上記水
量が所定値以上となったときは造水工程を停止するよう
にした請求項1または2のいずれかに記載の造水・給水
・給湯システム。 - 【請求項4】 上記給水工程において,第2の熱交換器
を経て適温にした純水を,さらにオゾン発生器等を用い
た殺菌装置により殺菌して飲料水を生成し,または,上
記純水を2次処理によって工業用水を生成し,給水する
ようにした請求項1記載の造水・給水・給湯システム。 - 【請求項5】 上記給湯工程において,貯水タンクと第
3の熱交換器間及び貯湯タンクと第3の熱交換器の間の
経路を切り替える温度調節弁を備え,貯湯タンクの温水
の温度が所定値未満の温度のときは貯水タンクと第3の
熱交換器間を連通し,貯湯タンクの温水の温度が所定値
以上となったときは,貯湯タンクと第3の熱交換器の間
を連通するように各経路を切り替えるようにした請求項
1記載の造水・給水・給湯システム。 - 【請求項6】 上記給水工程からの純水と給湯工程から
の温水とをシャワ−室に供給するようにした請求項1記
載の造水・給水・給湯システム。 - 【請求項7】 上記給湯工程における貯湯タンクにレベ
ルセンサを備え,貯湯タンクの温水量が需要との関連で
定められる所定値未満のときは給湯工程を駆動し,上記
温水量が所定値以上となったときは給湯工程を停止する
ようにした請求項1または4のいずれかに記載の造水・
給水・給湯システム。 - 【請求項8】 本システムを,造水工程,給水工程,給
湯工程の順序で駆動するようにした請求項1記載の造水
・給水・給湯システム。 - 【請求項9】 上記造水・給水・給湯の各工程の動力源
への電源,その他付帯設備への電源は全て上記コ−ジェ
ネレ−ション発電装置から供給し,コ−ジェネレ−ショ
ンシステムと一体的に構成されるようにした請求項1,
2,4,5,6又は8のいずれかに記載の造水・給水・
給湯システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7078693A JPH06254554A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 造水・給水・給湯システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7078693A JPH06254554A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 造水・給水・給湯システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06254554A true JPH06254554A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=13441563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7078693A Pending JPH06254554A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 造水・給水・給湯システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06254554A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8221628B2 (en) | 2010-04-08 | 2012-07-17 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Method and system to recover waste heat to preheat feed water for a reverse osmosis unit |
| US8505324B2 (en) | 2010-10-25 | 2013-08-13 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Independent free cooling system |
| US9314742B2 (en) | 2010-03-31 | 2016-04-19 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Method and system for reverse osmosis predictive maintenance using normalization data |
| CN108558125A (zh) * | 2018-02-14 | 2018-09-21 | 中国国际贸易中心股份有限公司 | 适合于公共建筑综合利用的污废水处理方法及系统 |
-
1993
- 1993-03-08 JP JP7078693A patent/JPH06254554A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9314742B2 (en) | 2010-03-31 | 2016-04-19 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Method and system for reverse osmosis predictive maintenance using normalization data |
| US8221628B2 (en) | 2010-04-08 | 2012-07-17 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Method and system to recover waste heat to preheat feed water for a reverse osmosis unit |
| US8505324B2 (en) | 2010-10-25 | 2013-08-13 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Independent free cooling system |
| CN108558125A (zh) * | 2018-02-14 | 2018-09-21 | 中国国际贸易中心股份有限公司 | 适合于公共建筑综合利用的污废水处理方法及系统 |
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