JPH06255140A - 定着型記録装置 - Google Patents

定着型記録装置

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JPH06255140A
JPH06255140A JP7510193A JP7510193A JPH06255140A JP H06255140 A JPH06255140 A JP H06255140A JP 7510193 A JP7510193 A JP 7510193A JP 7510193 A JP7510193 A JP 7510193A JP H06255140 A JPH06255140 A JP H06255140A
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JP
Japan
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recording
thermal
fixing
color
speed
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Application number
JP7510193A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Usami
由久 宇佐美
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高速で記録でき、定着不良のない定着型記録装
置を提供。 【構成】定着型記録装置は記録材料の位置を検出するセ
ンサ26a〜26eと、該センサによる検出位置情報か
ら駆動させるべき定着ランプ24a,24bと印字ヘッ
ド20a〜20cを設定する駆動設定手段32と、前記
定着ランプと前記印字ヘッドへの電力分配量を設定する
電力設定手段30と、設定された電力を前記定着ランプ
と前記印字ヘッドへ供給する電力分配手段38と、記録
材料の搬送速度を制御する速度制御手段40とを備え、
前記定着ランプ24a,24bの発光量に応じて前記記
録材料の搬送速度を制御する。記録処理に用いる全電力
を各印字ヘッドと定着ランプに適正に分配して供給する
ことにより、個々の記録手段の単位時間当たりの処理能
力を上昇させることができ、その結果、該記録手段によ
る処理時間を短縮することができ、記録材料の搬送速度
を速めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録材料に形成した画
像を、光照射、加熱等の定着方式により定着する構成の
定着型記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】発色後の記録材料に光を照射して発色画
像を定着する方式の記録材料として、特開平2−141
279号、特開平3−288688号、特開平4−28
585号公報に記載のような、光分解性のジアゾ化合物
とカプラーとの組み合わせからなる感熱発色記録材料が
提案されている。この材料は、加熱によりジアゾ化合物
とカプラーが反応して発色し、発色後の材料に光を照射
して、未反応のジアゾ化合物を分解してカプラーとの反
応機能を失わせて画像を定着するものである。
【0003】これらの感熱記録材料は、異なる色を発色
する3層の感熱発色層を有し、各層の発色程度によりカ
ラーを発色することができる。具体的には、前記感熱記
録材料は、表面側から第1感熱発色層、第2感熱発色
層、第3感熱発色層が順に設けられており、サーマルヘ
ッドにより各層を加熱するようになっている。感熱記録
材料は、表面側の層ほど感熱発色温度が低く設定されて
おり、少なくとも上から2層は発色後に所定波長の光に
より色素が固定されるようになっている。したがって、
加熱により既に発色した層の下層を加熱しているときに
既発色層の発色濃度が高まることがない。
【0004】各ジアゾ化合物を分解するために必要な光
量(発光量×照射時間)は所定値に設定されている。し
たがって、発色層中のジアゾ化合物は設定光量を照射さ
れないと、発色画像の定着が不十分となってしまう。そ
のために、光源による発光量と記録材料の搬送速度は、
記録材料に十分な光量を与えられるような一定値に設定
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記感熱記
録材料を用いたカラー発色画像の形成に限らず、どのよ
うな記録方式であっても記録速度は速いことが好まし
い。そこで、各種記録装置においては、例えば、記録材
料の搬送速度を上げたり、印字手段の走査速度を上げた
りして記録速度の高速化を図っている。上記のような感
熱記録材料であっても、印字密度が少ない場合には印字
ヘッドの走査速度を上げるとともに記録材料の搬送速度
を上げれば、記録時間は高速になり記録時間を短縮でき
ると考えられる。また、3色を時分割で印字発色させる
場合にでも、単色を印字発色させている間は、他の印字
発色処理とは無関係に記録材料搬送速度を上げることが
でき、同様に記録時間を短縮できると考えられる。
【0006】しかし、光により画像を定着する方式で
は、記録材料搬送速度を高速化すると光照射部を通過す
る記録材料の速度も速くなり、十分な光照射時間が得ら
れない。そして、記録材料に十分な量の光が照射されな
いと、定着が不十分になってしまうので、画質が低下し
たり画像保存性が低下するという問題がある。本発明の
目的は、上記問題を解消することにあり、光照射や加熱
等により画像定着処理を行う記録材料を用いた記録で
も、記録しようとする内容によっては高速で記録でき、
しかも定着不良のない記録装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る上記目的
は、記録材料の位置を検出するセンサと、該センサによ
る検出位置情報から駆動させるべき定着手段と印字ヘッ
ドを設定する駆動設定手段と、前記定着手段と前記印字
ヘッドへの電力分配量を設定する電力設定手段と、設定
された電力を前記定着手段と前記印字ヘッドへ供給する
電力分配手段と、記録材料の搬送速度を制御する速度制
御手段とを備え、前記定着手段の出力量に応じて前記記
録材料の搬送速度を制御することを特徴とする定着型記
録装置によって達成される。
【0008】
【作用】本発明によれば、記録材料が搬送されている位
置から、記録に使用する印字ヘッドと定着手段を適切に
判断することにより、供給できる電力の最大量を駆動さ
せるべき印字ヘッドと定着手段に適正に効率良く分配し
て供給する。印字ヘッドと定着手段に電力を適正に効率
良く分配すれば、各印字ヘッドや定着手段の記録能力を
高めることができるので、搬送時間も短くて済むように
なる。
【0009】記録材料の位置を検出するには、記録装置
内の搬送経路の所定箇所にセンサを配設しておく。セン
サは記録に要する印字ヘッドや定着手段のそれぞれの配
設部分で記録材料を検出できるように配置する。する
と、記録中の記録材料がどの印字ヘッドや定着手段のと
ころに位置しているかを正確に判別することができる。
記録材料の位置が分かると、駆動すべき印字ヘッドや定
着手段も特定でき、駆動すべき印字ヘッドや定着手段に
集中的に電極を供給して記録能力を高めることができ
る。記録能力が高まれば、短時間で記録できるので搬送
速度を上げることができ、総合の記録時間を短縮するこ
とができる。
【0010】1枚のシート状記録材料を搬送しながら記
録する場合、記録開始時及び終了時にはすべての印字ヘ
ッドや定着手段を駆動する必要がなく、記録開始部分及
び終了部分だけの印字ヘッドや定着手段を駆動させれば
よい。このとき、印字ヘッドや定着手段の記録能力を増
加させれば搬送速度も増加させることができ、ここでの
搬送速度の増加により短縮される時間分、トータルの記
録時間が短縮される。
【0011】定着手段として定着ランプを用いる場合、
記録材料の搬送速度を上昇したときには光照射時間も短
くなるが、短縮された光照射時間内でも十分な光量を得
るために、定着ランプの発光量を増加させる。定着ラン
プの発光量を増加するには、例えばあらかじめ定着ラン
プを複数設けておき、発光量増加時には点灯数を増加さ
せることによる。2個の定着ランプを同時に点灯させれ
ば光量は2倍になり、3個の定着ランプを同時に点灯さ
せれば光量は3倍になる。光量と速度との関係において
は、例えば搬送速度をn倍にするときには光強度は(1
±0.4)n倍、好ましくは(1±0.2)n倍にす
る。電力分配の結果、定着ランプの光量をn倍にできる
ときには、記録材料の搬送速度は(1±0.4)n倍、
好ましくは(1±0.2)n倍にする。
【0012】また、定着ランプが単独の場合には、定着
ランプへの供給電力を増加させることによって発光量を
増加させ、合わせて記録材料の搬送速度を(1±0.
4)n倍、好ましくは(1±0.2)n倍にする。本発
明は定着型の記録材料を用いる記録装置であり、定着手
段が必須要素となるが、定着方式及び印字ヘッドによる
印字方式は特に限定されない。定着手段としては定着ラ
ンプ、定着ヒートローラ等が挙げられ、定着ヒートロー
ラの発熱量も上記倍率で変更可能である。定着と組み合
わせて好ましく用いられる印字ヘッドとしては例えば前
述のサーマルヘッド、通電印字ヘッド、電解印字ヘッ
ド、光ヘッド等が挙げられる。
【0013】なお、サーマルヘッドと定着ランプによる
記録方式による装置に本発明を適用する場合、感熱記録
材料としては例えば、前記特開平2−141279号、
同3−288688号、同4−28585号公報に記載
のものを用いることができる。ここで、感熱記録材料の
感熱発色層は上記のようにイエロー、マゼンタ、シアン
の3層に限定されず、複数層で複数色を発色可能であれ
ばよい。例えば、感熱記録材料は3層の発色層に加えて
黒色発色層を更に有していてもよい。更に、複数層でカ
ラー画像を再現できれば、発色層は2層又は5以上の層
でもよい。
【0014】
【実施態様】以下、添付図面に基づいて本発明の実施態
様を説明する。なお、本発明は本実施態様のみに限定さ
れない。本発明は定着型記録装置であるが、発明の理解
を容易にするために、まず本発明に用いることのできる
光定着型の感熱紙について説明し、その後に本発明の実
施態様を説明する。以下に説明する画像形成方法は、前
記特開平4−28585号公報に記載の感熱記録材料を
用いてフルカラー画像を形成する方法である。
【0015】図1は感熱紙2の断面図である。感熱紙2
は支持体4上に3層の感熱発色層6、8、10、中間層
12、14及び表面保護層17が層設されている。加熱
により第1発色層6はイエローを発色し、第2発色層8
はマゼンタを発色し、第3発色層10はシアンを発色す
るようになっており、第1発色層6から第3発色層10
まで順に3回加熱することによりフルカラーを発色可能
である。各発色層6、8、10は熱感度が異なり、第1
発色層6は低温(約100℃)で発色し、第2発色層8
は中温(約110℃)で発色し、第3発色層10は高温
(約130℃)で発色する。なお、第1発色層6及び第
2発色層8は発色直後に紫外線の照射により色素濃度が
定着され、それ以後の加熱によって発色しないようにな
っている。
【0016】図2は記録装置の印画部分の概略構成図で
ある。感熱紙2を支持するゴム製のプラテン18a、1
8b、18cに対向してサーマルヘッド20a、20
b、20cが配設されている。サーマルヘッド20a、
20b、20cはプラテン18a、18b、18cの長
手方向(感熱紙搬送方向と直角方向)に延びる線状発熱
素子群を備えている。また、隣接するプラテン18aと
18bの間及び18bと18cとの間には蛍光ランプ2
4a、24bが配置され、各蛍光ランプ24a、24b
からの紫外線が感熱紙2に達して発色濃度を定着するよ
うになっている。
【0017】感熱紙2はプラテン18a、18b、18
cの上を搬送されながら、サーマルヘッド20a、20
b、20cにより加熱されて発色し、蛍光ランプ24
a、24bにより紫外線を照射されて発色濃度が定着さ
れる。サーマルヘッド20a、20b、20cと蛍光ラ
ンプ24a、24bの感熱紙搬送方向手前には、感熱紙
2の位置を検出するためのセンサ26a、26b、26
c、26d、26eが配設されている。各センサ26
a、26b、26c、26d、26eが検出した感熱紙
2の位置に基づいて、後述するようにサーマルヘッド2
0a、20b、20cと蛍光ランプ24a、24bへの
電力分配及び感熱紙2の搬送速度制御が行われる。
【0018】上記感熱紙2はフルカラー記録及び黒色記
録が可能であるが、まずフルカラー記録モードについて
説明する。感熱紙2はプラテン18a、18b、18c
に支持された状態で、サーマルヘッド20a、20b、
20cにより加熱されてフルカラーを発色することがで
きる。サーマルヘッド20a、20b、20cはそれぞ
れ異なる3種の温度(低温、中温、高温)で感熱紙2を
加熱することができ、すべてのサーマルヘッド20a、
20b、20cが感熱紙2を走査することによりフルカ
ラー記録処理が行われる。
【0019】すなわち、第1サーマルヘッド20aの走
査で第1発色層6を低温で加熱し、第2サーマルヘッド
20bの走査で第2発色層8を中温で加熱し、第3サー
マルヘッド20cの走査で第3発色層10を高温で加熱
する。各サーマルヘッド20a、20b、20cは通電
パルス幅で各発熱素子の温度が調整されるようになって
いる。
【0020】また、サーマルヘッド20a、20b、2
0cに隣接して配置された蛍光ランプ24a、24b
は、それぞれ波長420nm、365nmの紫外線を感
熱紙2に照射することができ、第1蛍光ランプ24aに
より第1発色層6に420nmの紫外線を照射し、第2
蛍光ランプ24bにより第2発色層8に365nmの紫
外線を照射してこれらの層6、8の発色を定着するよう
になっている。各層6、8内で顕色剤は紫外線の照射に
より分解されて発色機能を失い、その後の加熱によって
も発色が進行しないようになっている。また、未使用の
感熱紙2は黄色を帯びているが、紫外線の照射により黄
色味は消滅する。
【0021】画像形成処理が開始されると、シート状の
感熱紙2又はロール状からシート状に切断された感熱紙
2が第1プラテン18aと第1サーマルヘッド20aと
の間に供給される。感熱紙2は第1サーマルヘッド20
aによりまず低温で加熱され、第1発色層6でイエロー
が発色する。イエロー発色後の第1発色層6は、次いで
第1蛍光ランプ24aにより紫外線を照射されて濃度が
定着される。
【0022】イエローの発色定着処理が終了すると、感
熱紙2は次いで第2サーマルヘッド20bにより中温で
加熱され、第2発色層8でマゼンタが発色する。マゼン
タ発色後の第2発色層8は、次いで第2蛍光ランプ24
bにより紫外線を照射されて濃度が定着される。マゼン
タの発色が終了すると、感熱紙2は次いで第3サーマル
ヘッド20cにより高温で加熱され、第3発色層10で
シアンが発色する。なお、第3発色層10はその後更に
加熱されることはないので、紫外線を照射して濃度を定
着する必要はない。このように、各層6、8、10での
それぞれの発色画像が合成されることにより、フルカラ
ー画像が形成される。
【0023】次に黒色記録モードについて説明する。イ
エロー、マゼンタ、シアンの各色を同一部分で発色させ
れば黒色になるので、各層6、8、10の同一部分を最
高濃度が出るように加熱すれば黒色に記録することがで
きる。各層6、8、10をそれぞれ異なる温度で加熱し
てもよいが、第3サーマルヘッド20cを用いてシアン
層を発色させるための高温で感熱紙2を加熱することに
より、各層6、8、10でそれぞれの色を同時に発色さ
せることができる。
【0024】シアンを発色させるための高温で感熱紙2
を加熱した場合、第3発色層10に熱が伝導される過程
で第1発色層6及び第2発色層8も同様に高温に加熱さ
れる。第1発色層6及び第2発色層8は第3発色層10
より熱感度が低いので、第3発色層10で発色が得られ
るだけの熱エネルギーであれば、第1発色層6及び第2
発色層8でもそれぞれイエロー及びマゼンタを発色す
る。したがって、第3サーマルヘッド20cにより感熱
紙2をシアン発色用の高温で1回加熱するだけで黒色で
記録することができる。上述のフルカラー記録モードと
黒色記録モードは、記録内容に応じて適宜切り換えるこ
とができる。
【0025】次に本発明の要部であるサーマルヘッド2
0a、20b、20cと蛍光ランプ24a、24bへの
電力分配及び感熱紙2の搬送速度制御について説明す
る。図3は電力分配及び搬送速度を制御する構成のブロ
ック図である。電力分配及び搬送速度制御は、CPU3
0が各構成要素の作動を制御することにより行われる。
【0026】センサ26a、26b、26c、26d、
26eにより検出された感熱紙2の位置情報は、駆動設
定手段32に供給され、駆動設定手段32はセンサ26
a、26b、26c、26d、26eからの情報によ
り、感熱紙2の当該位置において駆動すべきサーマルヘ
ッド20a、20b、20c及び/又は蛍光ランプ24
a、24bを設定する。設定された情報はCPU30に
供給される。
【0027】CPU30は設定された駆動情報に基づい
て、メモリ34内に記憶された情報を参照して演算回路
36を用いて、駆動するサーマルヘッド20a、20
b、20c及び/又は蛍光ランプ24a、24bへの電
力分配比率を設定する。メモリ34には駆動するサーマ
ルヘッド20a、20b、20c及び/又は蛍光ランプ
24a、24bに応じた電力分配比や、該分配比に応じ
た感熱紙搬送速度や、これらの補正情報等が記憶されて
いる。設定した電力分配比率はCPU30から電力分配
手段38に供給される。電力分配手段38は設定された
分配比率に基づいて、駆動すべきサーマルヘッド20
a、20b、20c及び/又は蛍光ランプ24a、24
bに電力を分配する。
【0028】一方、駆動すべきサーマルヘッド20a、
20b、20c及び/又は蛍光ランプ24a、24bに
よっては、感熱紙搬送速度も速めることが可能な場合が
ある。感熱紙搬送速度の高速化が可能な場合は、例え
ば、記録開始当初のような第1サーマルヘッド20aや
第1蛍光ランプ24aしか駆動されない場合や、記録終
盤の第3サーマルヘッド20cや第1蛍光ランプ24b
しか駆動されない場合である。したがって、感熱紙搬送
速度を速めることができるときには、CPU30は速度
制御手段40に速度上昇信号を供給する。すると、速度
制御手段40は搬送ローラ等の搬送手段42の駆動速度
を上昇させて搬送速度を高速化する。また、一旦上昇さ
せた搬送速度を下げたり標準速度に戻したりするときに
は、同様にCPU30から速度制御信号が速度制御手段
40に供給され、搬送手段42の駆動速度が制御され
る。
【0029】次に、上記構成の制御装置による電力分配
について説明する。まず、第1サーマルヘッド20aの
駆動に要する電力をP1、第1蛍光ランプ24aの駆動
に要する電力をP2、第2サーマルヘッド20bの駆動
に要する電力をP3、第2蛍光ランプ24bの駆動に要
する電力をP4、第3サーマルヘッド20cの駆動に要
する電力をP5とする。そして、これらすべての合計電
力をP(P=P1+P2+P3+P4+P5)とする。
この合計電力Pはすべてのサーマルヘッド20a、20
b、20cおよび蛍光ランプ24a、24bを同時に駆
動した場合の許容電力である。
【0030】この合計電力を、駆動すべきサーマルヘッ
ド20a、20b、20cや蛍光ランプ24a、24b
に適正に分配して、供給電力を集中させれば、サーマル
ヘッド20a、20b、20cや蛍光ランプ24a、2
4bの単位時間当たりの能力を増加させることができ
る。単位時間当たりの記録能力が増加すれば、その分記
録時間を短縮することができる。
【0031】図4は電力分配状態を表した説明図であ
る。なお、図4はサーマルヘッド20a、20b、20
cと蛍光ランプ24a、24bの使用電力を均等として
示すが、サーマルヘッド20a、20b、20cと蛍光
ランプ24a、24bの使用電力が異なる場合には、そ
の差に応じて供給電力を補正して供給制御する。また表
1に電力の分配割合を示す。
【0032】
【表1】
【0033】記録開始当初の状態である第1サーマルヘ
ッド20aだけにより印字が行われる場合には(フェイ
ズ1)、第1サーマルヘッド20aだけに電力を供給し
てもかまわないので、最大量として全電力Pを供給する
ことができる。すると、第1サーマルヘッド20aだけ
を駆動している間は、感熱紙2の搬送速度v1を通常の
搬送速度vnより速めることができる。
【0034】次いで感熱紙2が搬送されて第1蛍光ラン
プ24aに達し、第1サーマルヘッド20aによる印字
と第1蛍光ランプ24aによる定着が行われる場合には
(フェイズ2)、全電力Pを第1サーマルヘッド20a
と第1蛍光ランプ24aに分配して供給する。このとき
の電力分配割合は、第1サーマルヘッド20aについて
はP1/(P1+P2)であり、第1蛍光ランプ24a
についてはP2/(P1+P2)である。全電力Pを第
1サーマルヘッド20aと第1蛍光ランプ24aに分配
することにより、これらの能力が通常より高まり、処理
時間を短縮することができる。したがって、第1サーマ
ルヘッド20aと第1蛍光ランプ24aだけを駆動して
いる間は、感熱紙2の搬送速度v2を通常の搬送速度v
nより速めることができる。
【0035】次いで感熱紙2が搬送されて第2サーマル
ヘッド20bに達し、第1サーマルヘッド20a及び第
2サーマルヘッド20bにより印字が行われ第1蛍光ラ
ンプ24aにより定着が行われる場合には(フェイズ
3)、全電力Pを第1サーマルヘッド20aと第1蛍光
ランプ24aと第2サーマルヘッド20bとに分配して
供給する。このときに電力分配割合は、第1サーマルヘ
ッド20aについてはP1/(P1+P2+P3)であ
り、第1蛍光ランプ24aについてはP2/(P1+P
2+P3)であり、第2サーマルヘッド20bについて
はP3/(P1+P2+P3)である。以下、各フェイ
ズ3〜9において、同様に電力を分配してサーマルヘッ
ド20a、20b、20c及び蛍光ランプ24a、24
bを駆動する。
【0036】なお、フェイズ5はすべてのサーマルヘッ
ド20a、20b、20cと蛍光ランプ24a、24b
とが同時に駆動される場合であり、このときが通常の搬
送速度vnとなる。フェイズ5以外のときは、すべての
サーマルヘッド20a、20b、20cと蛍光ランプ2
4a、24bが駆動されることはないので、各サーマル
ヘッド20a、20b、20c及び蛍光ランプ24a、
24bに供給する電力をフェイズ5に比べて多くするこ
とができる。供給電力が多くなると処理能力も上昇する
ので通常状態よりは処理時間が短くなり、全体の処理速
度を短縮することができる。例えば蛍光ランプ24a、
24bへの供給電力を増加した結果、これらの光量をn
倍にできるときには、記録材料の搬送速度は(1±0.
4)n倍、好ましくは(1±0.2)n倍にする。
【0037】上述のように、図4及び表1に示す電力分
配状態に基づいて、駆動すべきサーマルヘッド20a、
20b、20c及び蛍光ランプ24a、24bに電力を
集中して供給することによりサーマルヘッド20a、2
0b、20c及び蛍光ランプ24a、24bの処理能力
が上がり、その結果処理時間が短縮されるので搬送時間
を短縮することができる。
【0038】なお、処理能力の上昇に応じて搬送速度を
変える場合、搬送速度を処理能力に比例させて上昇させ
てもよいが、搬送速度を段階的に上昇させてもよい。例
えば、フェイズ1とフェイズ2では異なる搬送速度を設
定することができるが、フェイズ1とフェイズ2とで両
者の搬送速度を等しくしてもよい。同様に、フェイズ3
とフェイズ4とで搬送速度を等しくし、フェイズ5とフ
ェイズ6とで搬送速度を等しくし、フェイズ7とフェイ
ズ8とで搬送速度を等しくしてもよい。
【0039】このような段階的に搬送速度を変える場合
の速度の変化状態の一例を示すと、フェイズ1とフェイ
ズ2は通常の2倍の搬送速度、フェイズ3とフェイズ4
は通常の1.5倍の搬送速度、フェイズ5とフェイズ6
は通常の搬送速度、フェイズ7とフェイズ8は通常の
1.5倍の搬送速度、フェイズ9は通常の2倍の搬送速
度とする例がある。上記のように電力分配比に応じて正
確な電力量を個々のサーマルヘッド20a、20b、2
0c及び蛍光ランプ24a、24bについて算出すれ
ば、きわめて効率良く電力を使用することになり、省エ
ネルギーの点でも好ましい。上記実施態様は熱による記
録内容を光により定着する記録方式であるが、本発明は
光による記録内容を熱により定着する記録方式に適用し
てもよい。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、記録処理に用いる全電
力を各印字ヘッドと定着手段に適正に分配して供給する
ことにより、個々の記録手段の単位時間当たりの処理能
力を上昇させることができ、その結果、該記録手段によ
る処理時間を短縮することができ、記録材料の搬送速度
を速めることができる。したがって、全記録工程の記録
時間を従来より短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は感熱紙の断面図である。
【図2】図2は記録装置の印画部分の概略構成図であ
る。
【図3】図3は電力分配制御装置のブロック構成図であ
る。
【図4】図4はフェイズに応じた電力の分配状態図であ
る。
【符号の説明】
2 感熱紙 4 支持体 6 第1発色層 8 第2発色層 10 第3発色層 12、14 中間層 17 表面保護層 18a、18b、18c プラテン 20a、20b、20c サーマルヘッド 24a、24b 蛍光ランプ 26a〜26e センサ 30 CPU 32 駆動設定手段 34 メモリ 36 演算回路 38 電力分配手段 40 速度制御手段 42 搬送手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 29/38 Z 9113−2C 9113−2C B41J 29/00 U 9113−2C H

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録材料の位置を検出するセンサと、該
    センサによる検出位置情報から駆動させるべき定着手段
    と印字ヘッドを設定する駆動設定手段と、前記定着手段
    と前記印字ヘッドへの電力分配量を設定する電力設定手
    段と、設定された電力を前記定着手段と前記印字ヘッド
    へ供給する電力分配手段と、記録材料の搬送速度を制御
    する速度制御手段とを備え、前記定着手段の出力量に応
    じて前記記録材料の搬送速度を制御することを特徴とす
    る定着型記録装置。
JP7510193A 1993-03-10 1993-03-10 定着型記録装置 Pending JPH06255140A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015009463A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及び画像読取方法

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