JPH0625581U - オイルポンプ - Google Patents
オイルポンプInfo
- Publication number
- JPH0625581U JPH0625581U JP5520392U JP5520392U JPH0625581U JP H0625581 U JPH0625581 U JP H0625581U JP 5520392 U JP5520392 U JP 5520392U JP 5520392 U JP5520392 U JP 5520392U JP H0625581 U JPH0625581 U JP H0625581U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- pump
- port
- rotor
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- Pending
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- Rotary Pumps (AREA)
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】流路抵抗の差が大きい複数の給油通路24A、
24Bに同時にオイルを供給する場合でも、ポンプロー
ター15、16の幅(高さ)やポンプローターの数を増
やすことなく、それぞれの給油通路14A、24Bの油
圧および油量を安定した所望の値に維持する。 【構成】吐出側ポート21に仕切り23を設けて複数の
ポート部分21A、21Bに分割し、各ポート部分21
A、21Bをそれぞれのオイル供給先に接続し、単一の
ローターユニット15、16のみで各ポート部分21
A、21Bからそれぞれの供給先へオイルを圧送する。
24Bに同時にオイルを供給する場合でも、ポンプロー
ター15、16の幅(高さ)やポンプローターの数を増
やすことなく、それぞれの給油通路14A、24Bの油
圧および油量を安定した所望の値に維持する。 【構成】吐出側ポート21に仕切り23を設けて複数の
ポート部分21A、21Bに分割し、各ポート部分21
A、21Bをそれぞれのオイル供給先に接続し、単一の
ローターユニット15、16のみで各ポート部分21
A、21Bからそれぞれの供給先へオイルを圧送する。
Description
【0001】
本考案はエンジン等における潤滑油の供給に好適なオイルポンプに関する。
【0002】
エンジン等の潤滑油供給手段としては一般にオイルポンプが使用され、エンジ ンの主軸受や伝動ギアをはじめ、各部にオイル(潤滑油)を圧送することが行な われている。このオイルポンプは、一般にエンジン等の内部に装着されることか ら、構造が簡単で耐久性に優れ、かつ供給油量が常に一様であることが要請され る。上記オイルポンプとしては、例えば、トロコイドポンプ、ギアポンプ(歯車 ポンプ)、プランジャーポンプ、あるいはベーンポンプ(羽根ポンプ)などが使 用されている。この種のオイルポンプでは、一つのポンプローターに対して、一 つの吸入ポートと複数の吐出ポートを設ける構成が採られている。このような従 来のオイルポンプの構成を示す文献には、例えば実開昭62−130188号な どがある。
【0003】
従来のオイルポンプにおいては、吸入側ポートおよび吐出側ポートとも形状が 決まっており、同時に複数(例えば二つ)の給油通路にオイルを圧送する場合に は、上記吐出側ポートの複数箇所に通路孔を形成する構成が採られている。しか しながら、このような従来の構成では、各給油通路の流路抵抗の差が大きい場合 、流路抵抗の小さい給油通路の方へ多くのオイルが流れ、流路抵抗の大きい給油 通路における油圧および油量を確保することが困難である。
【0004】 そこで、各給油通路の油圧および油量を確保するためにポンプローターの幅( 高さ)を大きくすることが考えられるが、このような方法では、流路抵抗の小さ い給油通路に多量のオイルが流れることになり、大きなスペースが必要になる他 に、機械的損失が増大するという課題がある。また、各給油通路の油圧および油 量を確保するための別の方法として、ポンプローター(ローターユニット)の数 を増やすことが考えられるが、このような方法では、大きなスペースが必要にな る他に、構造が複雑になり、大幅にコストがアップするという課題がある。
【0005】 本考案はこのような技術的課題に鑑みてなされたものであり、本考案の目的は 、流路抵抗の差が大きい複数の給油通路に同時にオイルを供給する場合でも、ポ ンプローターの幅(高さ)やポンプローターの数を増やすことなく、それぞれの 給油通路の油圧および油量を所望の値に確保し得るオイルポンプを提供すること である。
【0006】
本考案は、吐出側ポートから複数系統にオイルを供給するオイルポンプにおい て、吐出側ポートに仕切りを設けて該吐出側ポートを供給先ごとに分割すること により、単一のローターユニットのみで各供給先ごとに所定の油圧および油量を 供給する構成とすることにより、上記目的を達成するものである。
【0007】
以下、図面を参照して本考案を具体的に説明する。図1は本考案を適用したオ イルポンプの一実施例を示す軸方向縦断面図である。図2は図1中の線2−2に 沿った横断面図であり、図3は図1中の線2−2に沿って図2よりポンプロータ ーさらに回転した時の状態を示す横断面図である。図4は図1中の線2−2に沿 ってポンプローターを取り外した状態を示す横断面図である。なお、図1〜図4 は、オイルポンプとしてトロコイドポンプを使用する場合を示すものである。
【0008】 図1において、ポンプケース10はケース部分10Aとケース部分10Bを密 封状態で突き当て嵌合することにより構成されており、該ポンプケース10の中 心部を貫通して駆動軸11が回転自在に軸支されている。駆動軸11の図示右側 の突出端部には、エンジンのクランク軸(不図示)等からチェーン12を介して 伝達されるポンプ駆動力を受けるためのスプロケット13が固定されている。図 1〜図4において、ポンプケース10の内部(ケース部分10Aおよび10Bの 間)には円筒状のローター室14が形成されており、該ローター室14の内部に は、アウターローター15およびインナーローター16が収納されている。
【0009】 前記駆動軸11はローター室14の偏心位置で軸支されている。アウターロー ター15の中心部には同心星形の中空部17が形成されており、該アウターロー ター15は前記ローター室14内に回転自在に収納されている。一方、インナー ローター16は該駆動軸11に直結(固定)されている。該インナーローター1 6の周囲には駆動軸11と同心の星形外周部18が形成されており、該星形外周 部18はアウターローター15の星形中空部17の内部に位置している。そして 、星形中空部17の突起の数(5箇所)は星形外周部18の突起の数(4箇所) より多く設定されており、該星形外周部18は該星形中空部17の内面に沿って 摺擦可能に形成されている。また、各ローター15、16の両側面は、ローター 室14の両側面に摺擦するように組み付けられている。以上により、両ローター 15、16の間に、インナーローター16の回転に応じて、1回転周期で容積変 化するポンプ室(複数)19が形成されている。
【0010】 図1〜図4において、ポンプケース10には、前記ローター室14の側面に開 口する吸入側ポート20と吐出側ポート21が形成されている。これらの吸入側 ポート20および吐出側ポート21は前記両ローター15、16間のポンプ室1 9に連通可能に形成されている。また、吸入側ポート20は吸入側通路22を介 してオイルパン等のオイル留まり(不図示)に接続されている。
【0011】 図2〜図4に示すように、前記吐出側ポート21は仕切り23により複数(図 示の例では二つ)に分割されており、分割される各ポート部分21Aおよび21 Bはそれぞれ対応する供給先に接続されている。図示の例では、例えば、一方の ポート部分21Aは供給通路24Aを通してオイルクーラ(オイル冷却器)に接 続されており、もう一方のポート部分21Bは供給通路24Bを通してクランク 軸軸受部またはミッション(変速機)にオイルを導くように接続されている。
【0012】 インナーローター16およびアウターローター15は、図2〜図4中の矢印A で示す方向に回転駆動される。その回転速度は、例えば自動車用エンジンの潤滑 油を供給する場合には4000〜6000rpm程度であり、かなり高い速度で 駆動される。そこで、吐出側ポート21に設けられる前記仕切り23は、このよ うな高速回転の元でも各ポート部分21A、21Bからのオイル吐出を容易にス ムーズに行なわせるために、図4に示すように回転方向内側へ傾斜させて形成す ることが好ましい。また、複数(二つ)のポート部分21A、21Bの開口面積 は、これらに接続される各オイル供給先の流路抵抗、要求される油圧や油量、供 給先の温度(油温)などを考慮して、相互にバランスが取れるように選定される 。
【0013】 以上説明した実施例によれば、トロコイドポンプ等のオイルポンプにおける吐 出側ポート21に仕切り23を設け、該ポート21を供給先ごとの複数のポート 部分21A、21Bに分割することにより、単一のローターユニット15、16 のみで各供給先ごとに所定の油圧および油量を供給するように構成したので、一 つのポンプで複数の供給先に対して適正かつ安定した油圧および油量のオイルを 常に供給することが可能なオイルポンプが得られる。
【0014】 また、上記実施例によれば、仕切り23を設けることにより、ポンプローター 15、16が回転方向後側の供給通路24Bへのみオイルを圧送する期間(図3 中の隙間Bが形成される期間)が設けられるので、回転方向前側の供給通路24 Aへのオイル供給量を正確に規制するとともに、後側の供給通路24Bの油圧を 充分に確保することが可能になる。
【0015】 図5は、上記実施例における供給通路24Bの油圧と、従来例(仕切り23が 無い構成)における供給通路24Bの油圧との、回転数特性の試験結果を示すグ ラフである。図5中の鎖線は上記実施例の特性を示し、実線は従来例の特性を示 す。なお、本試験の供試品では、仕切り23の有無を除き、オイルポンプの構造 および寸法は、上記実施例と従来例とで同じにした。また、上記実施例および従 来例とも、供給通路24Aは同様のオイルクーラに接続し、供給通路24Bは同 様の変速機のギア部に接続して試験を行った。図5の試験結果からも明らかなご とく、仕切り23を設けた上記実施例によれば、回転方向後側の供給通路24B の油圧を確実に上昇させて安定したオイル供給が行なうことが可能になる。
【0016】 図5の試験では、回転方向後側の供給通路24Bの油圧を充分に確保して油温 上昇を防止できるか否かが注目されたが、試験結果から、上記実施例によれば、 単独のオイルポンプでオイルクーラへ循環させる場合と同程度のオイル冷却を行 なうことができることが判明した。さらに、従来例では余分のオイルがオイルク ーラへ供給されるためにオイルの無駄が生じていたが、上記実施例によれば、こ の無駄になっていたオイルを供給通路24Bへ送ることが可能になり、従来例で 発生していたオイルの無駄を無くし得ることも判明した。なお、前述の実施例で は、吐出側ポート21を仕切り23により二つに分割する場合を例示したが、こ れは仕切りの数を増やすことにより、三つ以上の供給先のそれぞれに通じる三つ 以上のポート部分に分割してもよい。
【0017】
以上の説明から明らかなごとく、本考案によれば、吐出側ポートから複数系統 にオイルを供給するオイルポンプにおいて、吐出側ポートに仕切りを設けて該吐 出側ポートを供給先ごとに分割することにより、単一のローターユニットのみで 各供給先ごとに所定の油圧および油量を供給する構成としたので、流路抵抗の差 が大きい複数の給油通路に同時にオイルを供給する場合でも、ポンプローターの 幅(高さ)やポンプローターの数を増やすことなく、それぞれの給油通路の油圧 および油量を所望の値に確保し得るオイルポンプが提供される。
【図1】本考案を適用したオイルポンプの一実施例の構
成を示す中央部縦断面図である。
成を示す中央部縦断面図である。
【図2】図1中の線2−2に沿ってポンプローターの或
る回転位置の状態を示す断面図である。
る回転位置の状態を示す断面図である。
【図3】図1中の線2−2に沿ってポンプローターが図
2の位置より所定角度回転した状態を示す断面図であ
る。
2の位置より所定角度回転した状態を示す断面図であ
る。
【図4】図1中の線2−2に沿ってポンプローターを取
り外したローター室内部を示す断面図である。
り外したローター室内部を示す断面図である。
【図5】図2中の吐出側ポートの回転方向後側のポート
部分に通じる供給通路の油圧の回転数特性を従来例と比
較して示すグラフである。
部分に通じる供給通路の油圧の回転数特性を従来例と比
較して示すグラフである。
10 ポンプケース 11 駆動軸 13 駆動力伝達用スプロケット 14 ローター室 15 アウターローター 16 インナーローター 19 ポンプ室 20 吸入側ポート 21 吐出側ポート 21A ポート部分 21B ポート部分 22 吸入側通路 23 仕切り 24A 供給通路 24B 供給通路 A ローター回転方向
Claims (1)
- 【請求項1】 吐出側ポートから複数系統にオイルを
供給するオイルポンプにおいて、吐出側ポートに仕切り
を設けて該吐出側ポートを供給先ごとに分割することに
より、単一のローターユニットのみで各供給先ごとに所
定の油圧および油量を供給することを特徴とするオイル
ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5520392U JPH0625581U (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | オイルポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5520392U JPH0625581U (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | オイルポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0625581U true JPH0625581U (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=12992116
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5520392U Pending JPH0625581U (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | オイルポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0625581U (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010185297A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-08-26 | Toyooki Kogyo Kk | 内接歯車ポンプ |
| JP2010196607A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Toyooki Kogyo Kk | 内接歯車ポンプ |
| US8342815B2 (en) | 2008-02-05 | 2013-01-01 | Hitachi, Ltd. | Oil pump |
| CN108138613A (zh) * | 2015-11-06 | 2018-06-08 | 大陆汽车有限责任公司 | 用于输油的输送装置 |
| JP2019031943A (ja) * | 2017-08-08 | 2019-02-28 | 住友電工焼結合金株式会社 | 内接歯車ポンプ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3089991B2 (ja) * | 1995-06-27 | 2000-09-18 | 株式会社大林組 | 段違い梁の鉄筋組立体及びその配筋方法 |
-
1992
- 1992-07-14 JP JP5520392U patent/JPH0625581U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3089991B2 (ja) * | 1995-06-27 | 2000-09-18 | 株式会社大林組 | 段違い梁の鉄筋組立体及びその配筋方法 |
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| US11078815B2 (en) | 2015-11-06 | 2021-08-03 | Vitesco Technologies GmbH | Conveying device for conveying oil |
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