JPH06256012A - 下水汚泥焼却灰からのゼオライト系鉱物の製法 - Google Patents
下水汚泥焼却灰からのゼオライト系鉱物の製法Info
- Publication number
- JPH06256012A JPH06256012A JP5041369A JP4136993A JPH06256012A JP H06256012 A JPH06256012 A JP H06256012A JP 5041369 A JP5041369 A JP 5041369A JP 4136993 A JP4136993 A JP 4136993A JP H06256012 A JPH06256012 A JP H06256012A
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- JP
- Japan
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- sewage sludge
- incineration ash
- sludge incineration
- zeolite
- ash
- Prior art date
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B39/00—Compounds having molecular sieve and base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites; Their preparation; After-treatment, e.g. ion-exchange or dealumination
- C01B39/02—Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof; Direct preparation thereof; Preparation thereof starting from a reaction mixture containing a crystalline zeolite of another type, or from preformed reactants; After-treatment thereof
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 下水汚泥焼却灰から陽イオン交換容量の高い
ゼオライト系鉱物の製法に関する。 【構成】 下水汚泥焼却灰と2〜5N濃度の苛性ソーダ
溶液とを重量比で1〜3:12〜7で混合し、さらに下
水汚泥焼却灰に対してケイ酸ソーダを重量比で5〜15
%添加し、該混合物をオートクレーブ中において攪拌混
合しながら90〜150℃の温度で水熱合成してゼオラ
イト系鉱物を製造する方法。
ゼオライト系鉱物の製法に関する。 【構成】 下水汚泥焼却灰と2〜5N濃度の苛性ソーダ
溶液とを重量比で1〜3:12〜7で混合し、さらに下
水汚泥焼却灰に対してケイ酸ソーダを重量比で5〜15
%添加し、該混合物をオートクレーブ中において攪拌混
合しながら90〜150℃の温度で水熱合成してゼオラ
イト系鉱物を製造する方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は下水汚泥焼却灰から陽イ
オン交換容量の高いゼオライト系鉱物の製法に関する。
オン交換容量の高いゼオライト系鉱物の製法に関する。
【0002】
【従来の技術】下水汚泥焼却灰はそのほとんどが埋立て
処理され、その有効利用はほとんどされていない。
処理され、その有効利用はほとんどされていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】下水汚泥焼却灰の組成
はSiO2 を主成分とし、その他にAl2 O3 、Na2
O、Fe2 O3 、CaO等を含有しているが、各種吸着
剤として使用されているゼオライト等の粘土鉱物もSi
O2 を主成分としたこれら元素からなり、その前処理、
合成法に工夫をするならば下水汚泥焼却灰から土壌改良
材や各種吸着材として利用できるゼオライト系鉱物を合
成することができるのではないかとの着想の下に、本発
明者は先に下水汚泥焼却灰と2〜5N濃度の苛性ソーダ
溶液を重量比で1〜3:12〜7で混合し、該混合物を
オートクレーブ中において攪拌混合しながら90〜15
0℃の温度で水熱合成することを特徴とする下水汚泥焼
却灰からのゼオライト系鉱物の製法を提案した。(特願
平3−339942号)
はSiO2 を主成分とし、その他にAl2 O3 、Na2
O、Fe2 O3 、CaO等を含有しているが、各種吸着
剤として使用されているゼオライト等の粘土鉱物もSi
O2 を主成分としたこれら元素からなり、その前処理、
合成法に工夫をするならば下水汚泥焼却灰から土壌改良
材や各種吸着材として利用できるゼオライト系鉱物を合
成することができるのではないかとの着想の下に、本発
明者は先に下水汚泥焼却灰と2〜5N濃度の苛性ソーダ
溶液を重量比で1〜3:12〜7で混合し、該混合物を
オートクレーブ中において攪拌混合しながら90〜15
0℃の温度で水熱合成することを特徴とする下水汚泥焼
却灰からのゼオライト系鉱物の製法を提案した。(特願
平3−339942号)
【0004】本発明は上記提案方法で得られるゼオライ
ト鉱物よりも陽イオン交換容量の高いゼオライト鉱物が
製造できる製法を提供しようとするものである。
ト鉱物よりも陽イオン交換容量の高いゼオライト鉱物が
製造できる製法を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は下水汚泥焼却灰
と2〜5N濃度の苛性ソーダ溶液とを重量比で1〜3:
12〜7で混合し、さらに下水汚泥焼却灰に対してケイ
酸ソーダを重量比で5〜15%添加し、該混合物をオー
トクレーブ中において攪拌混合しながら90〜150℃
の温度で水熱合成することを特徴とする下水汚泥焼却灰
からのゼオライト系鉱物の製法である。
と2〜5N濃度の苛性ソーダ溶液とを重量比で1〜3:
12〜7で混合し、さらに下水汚泥焼却灰に対してケイ
酸ソーダを重量比で5〜15%添加し、該混合物をオー
トクレーブ中において攪拌混合しながら90〜150℃
の温度で水熱合成することを特徴とする下水汚泥焼却灰
からのゼオライト系鉱物の製法である。
【0006】
【作用】下水汚泥焼却灰と混合する苛性ソーダの濃度が
2N未満又は5Nを超えると生成するゼオライト系鉱物
のイオン交換容量が低下するので、苛性ソーダ濃度は2
〜5Nとする。また、下水汚泥焼却灰に対する該濃度の
苛性ソーダの量比が1:12未満ではゼオライト系鉱物
の生成が低下(X線回折による)し、3:7をこかると
水熱反応の攪拌が困難であるので、その量比は1〜3:
12〜7とする。さらに水熱合成の温度が90℃未満で
はゼオライト系鉱物の生成速度が遅く、150℃を超え
ると生成物のイオン交換容量が低下するので、水熱合成
の温度を90〜150℃とした。
2N未満又は5Nを超えると生成するゼオライト系鉱物
のイオン交換容量が低下するので、苛性ソーダ濃度は2
〜5Nとする。また、下水汚泥焼却灰に対する該濃度の
苛性ソーダの量比が1:12未満ではゼオライト系鉱物
の生成が低下(X線回折による)し、3:7をこかると
水熱反応の攪拌が困難であるので、その量比は1〜3:
12〜7とする。さらに水熱合成の温度が90℃未満で
はゼオライト系鉱物の生成速度が遅く、150℃を超え
ると生成物のイオン交換容量が低下するので、水熱合成
の温度を90〜150℃とした。
【0007】以上は、先の提案(特願平3−33994
2号)と同じであるが、本発明者らの多くの実験の結
果、さらに下水汚泥焼却灰に対してケイ酸ソーダを重量
比で5〜15%添加して水熱合成することにより、陽イ
オン交換容量の高いゼオライト鉱物が得られることを確
認したものである。なお、後述の実施例からも明らかな
ように、下水汚泥焼却灰の組成にもよるが、同焼却灰に
対し、重量比で約10%のケイ酸ソーダを添加して水熱
合成すると陽イオン交換容量が最も大きいものが得られ
る。
2号)と同じであるが、本発明者らの多くの実験の結
果、さらに下水汚泥焼却灰に対してケイ酸ソーダを重量
比で5〜15%添加して水熱合成することにより、陽イ
オン交換容量の高いゼオライト鉱物が得られることを確
認したものである。なお、後述の実施例からも明らかな
ように、下水汚泥焼却灰の組成にもよるが、同焼却灰に
対し、重量比で約10%のケイ酸ソーダを添加して水熱
合成すると陽イオン交換容量が最も大きいものが得られ
る。
【0008】
【実施例】下記表1に示す組成(wt%)の下水汚泥焼
却灰を用いて行ったゼオライト系鉱物の合成の一実施例
を示す。
却灰を用いて行ったゼオライト系鉱物の合成の一実施例
を示す。
【0009】
【表1】
【0010】上記焼却灰100gと水1リットルを攪拌
した後、デカンテーションにより上澄液を除去する操作
を3回行って水洗した。これは容器(オートクレーブ)
を腐食させる塩素イオンを除去するために行うもので、
塩素イオンが少ない場合はこの水洗工程は省略してもよ
い。
した後、デカンテーションにより上澄液を除去する操作
を3回行って水洗した。これは容器(オートクレーブ)
を腐食させる塩素イオンを除去するために行うもので、
塩素イオンが少ない場合はこの水洗工程は省略してもよ
い。
【0011】2リットルのオートクレーブに水洗した焼
却灰(乾燥重量80g)と2〜5Nの苛性ソーダ溶液
0.8kgを装填し、種々の量のケイ酸ソーダを添加し
て反応温度を90〜150℃、反応時間16時間で水熱
合成を行った。
却灰(乾燥重量80g)と2〜5Nの苛性ソーダ溶液
0.8kgを装填し、種々の量のケイ酸ソーダを添加し
て反応温度を90〜150℃、反応時間16時間で水熱
合成を行った。
【0012】水熱反応液を5Aロ紙を敷いたブフナーロ
ート(吸引ろ斗)にあけて、洗浄液のpHが9以下にな
るまで水洗を繰り返し、得られた合成物を100℃で乾
燥し、X線回折によりその構造を、Schfield法によりそ
の陽イオン交換容量を、BET法により比表面積を測定
した。
ート(吸引ろ斗)にあけて、洗浄液のpHが9以下にな
るまで水洗を繰り返し、得られた合成物を100℃で乾
燥し、X線回折によりその構造を、Schfield法によりそ
の陽イオン交換容量を、BET法により比表面積を測定
した。
【0013】種々の合成条件の下において、得られた水
熱合成物のカチオン交換量及び比表面積を下表表2に示
す。また、X線回折の結果、2N−NaOHで灰又は灰
+珪酸ソーダを120℃×16時間で水熱合成したもの
からはソーダライト( Sodalite )やNaハーモトーメ
( Sodium Harmotome ) を含有するゼオライト系鉱物が
合成されていることが確認された。その一例として、表
1に示されている下水汚泥焼却灰、珪酸ソーダと2N−
NaOHを1:0.1:10の重量比で120℃×16
時間の条件で水熱合成したもののX線回折図を図1に、
水洗しただけの下水汚泥焼却灰のX線回折図を図2に示
す。図1と図2の対比より、水熱合成したものは△(石
英)、□(ネーダライト)、
熱合成物のカチオン交換量及び比表面積を下表表2に示
す。また、X線回折の結果、2N−NaOHで灰又は灰
+珪酸ソーダを120℃×16時間で水熱合成したもの
からはソーダライト( Sodalite )やNaハーモトーメ
( Sodium Harmotome ) を含有するゼオライト系鉱物が
合成されていることが確認された。その一例として、表
1に示されている下水汚泥焼却灰、珪酸ソーダと2N−
NaOHを1:0.1:10の重量比で120℃×16
時間の条件で水熱合成したもののX線回折図を図1に、
水洗しただけの下水汚泥焼却灰のX線回折図を図2に示
す。図1と図2の対比より、水熱合成したものは△(石
英)、□(ネーダライト)、
【数1】 のピークがあるが水洗しただけのものは〇(石英)のピ
ークがあるだけである。また、表2より、珪酸ソーダを
灰に対して10%添加したものはカチオン交換容量が
2.20eq/kgと大きなものが得られた。
ークがあるだけである。また、表2より、珪酸ソーダを
灰に対して10%添加したものはカチオン交換容量が
2.20eq/kgと大きなものが得られた。
【0014】
【表2】
【0015】
【発明の効果】本発明により、有効利用が殆んどされて
いなかった下水汚泥焼却灰より高品価値のあるゼオライ
ト系鉱物を製造することができるようになり、その工業
的効果は極めて顕著なものがある。
いなかった下水汚泥焼却灰より高品価値のあるゼオライ
ト系鉱物を製造することができるようになり、その工業
的効果は極めて顕著なものがある。
【図1】本発明の一実施例で製造されたゼオライト系鉱
物(ソーダライトを主成分)のX線回折図。
物(ソーダライトを主成分)のX線回折図。
【図2】本発明の一実施例で使用した下水汚泥焼却灰を
水洗したのもゝX線回折図。
水洗したのもゝX線回折図。
Claims (1)
- 【請求項1】 下水汚泥焼却灰と2〜5N濃度の苛性ソ
ーダ溶液とを重量比で1〜3:12〜7で混合し、さら
に下水汚泥焼却灰に対してケイ酸ソーダを重量比で5〜
15%添加し、該混合物をオートクレーブ中において攪
拌混合しながら90〜150℃の温度で水熱合成するこ
とを特徴とする下水汚泥焼却灰からのゼオライト系鉱物
の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5041369A JPH06256012A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 下水汚泥焼却灰からのゼオライト系鉱物の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5041369A JPH06256012A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 下水汚泥焼却灰からのゼオライト系鉱物の製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06256012A true JPH06256012A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=12606530
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5041369A Withdrawn JPH06256012A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 下水汚泥焼却灰からのゼオライト系鉱物の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06256012A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0963949A1 (en) * | 1998-06-12 | 1999-12-15 | Teruo Henmi | Method of producing artificial zeolite |
| JP2000107726A (ja) * | 1998-10-02 | 2000-04-18 | Mie Prefecture | ゴミ焼却灰からの吸着剤の製造方法 |
| KR100732133B1 (ko) * | 2005-04-29 | 2007-06-25 | 한국생산기술연구원 | 유기성 슬러지를 이용한 합성 제올라이트의 제조방법 |
-
1993
- 1993-03-02 JP JP5041369A patent/JPH06256012A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0963949A1 (en) * | 1998-06-12 | 1999-12-15 | Teruo Henmi | Method of producing artificial zeolite |
| JP2000107726A (ja) * | 1998-10-02 | 2000-04-18 | Mie Prefecture | ゴミ焼却灰からの吸着剤の製造方法 |
| KR100732133B1 (ko) * | 2005-04-29 | 2007-06-25 | 한국생산기술연구원 | 유기성 슬러지를 이용한 합성 제올라이트의 제조방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000509 |