JPH06256209A - 眼球及びその周辺部組織の潰瘍に対する予防・治療剤 - Google Patents
眼球及びその周辺部組織の潰瘍に対する予防・治療剤Info
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- JPH06256209A JPH06256209A JP5083758A JP8375893A JPH06256209A JP H06256209 A JPH06256209 A JP H06256209A JP 5083758 A JP5083758 A JP 5083758A JP 8375893 A JP8375893 A JP 8375893A JP H06256209 A JPH06256209 A JP H06256209A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】眼球及びその周辺部組織の潰瘍、特に、MMP
sの亢進を伴い、難治性疾患とされている種々の角膜潰
瘍の予防・治療に対する優れた薬剤を提供する。 【構成】下記式 X1−X2−X3−X4−NHOH 〔式中、X1,X2,X3及びX4はそれぞれペプチド
結合におけるα−アミノ酸残基を示す〕;例えばベンゾ
イルグリシル−プロリル−D−ロイシル−D−アラニル
ヒドロキサム酸等のペプチジルヒドロキサム酸誘導体及
び薬理学的に許容される塩を有効成分とする、眼球及び
その周辺部組織の潰瘍、特に、種々の角膜潰瘍に対する
予防・治療剤である。
sの亢進を伴い、難治性疾患とされている種々の角膜潰
瘍の予防・治療に対する優れた薬剤を提供する。 【構成】下記式 X1−X2−X3−X4−NHOH 〔式中、X1,X2,X3及びX4はそれぞれペプチド
結合におけるα−アミノ酸残基を示す〕;例えばベンゾ
イルグリシル−プロリル−D−ロイシル−D−アラニル
ヒドロキサム酸等のペプチジルヒドロキサム酸誘導体及
び薬理学的に許容される塩を有効成分とする、眼球及び
その周辺部組織の潰瘍、特に、種々の角膜潰瘍に対する
予防・治療剤である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペプチジルヒドロキサ
ム酸誘導体を有効成分として含有する眼球及びその周辺
部組織の潰瘍に対する予防・治療剤に関する。
ム酸誘導体を有効成分として含有する眼球及びその周辺
部組織の潰瘍に対する予防・治療剤に関する。
【0002】
【背景技術】眼球及びその周辺部組織の潰瘍、特に種々
の角膜潰瘍は、例えば、細菌、真菌あるいはウイルスに
よる感染、あるいはなんらかの外的な刺激により誘引さ
れ、角膜実質中のコラーゲン及びムコ多糖の分解が起こ
り、その結果、角膜が不可逆的に分解・融解することに
由来する疾患である。これらの疾患は、コラゲナーゼ、
ゼラチナーゼ及びストロメライシンを含むマトリックス
メタロプロテアーゼ(Matrix Metallop
roteases、(以下、MMPsと記す。)FAS
EBJ.5:p2145(1991)〕と呼ばれる一連
の組織破壊酵素の活性が亢進するために生ずる難治性疾
患である。最近繁用されるに至ったコンタクトレンズの
脱着時におけるわずかな角膜損傷又は脱着の際の細菌、
真菌、ウイルス等による感染、あるいは涙腺の異常によ
り適切な量の涙液が分泌しないために起こるドライアイ
も、角膜潰瘍を誘引する原因となっている。角膜潰瘍
は、感染性角膜潰瘍及び非感染性角膜潰瘍に大別される
が、感染性角膜潰瘍としては、細菌性角膜潰瘍、真菌性
角膜潰瘍あるいはウイルス性角膜潰瘍等、非感染性角膜
潰瘍としては蚕蝕性角膜潰瘍、辺縁性角膜潰瘍、カタル
性角膜潰瘍、ビタミン欠乏性角膜潰瘍、化学腐蝕後の角
膜潰瘍、火傷性角膜潰瘍、放射線性角膜潰瘍、神経麻痺
性角膜潰瘍等がある。角膜潰瘍の治療用物質としては、
従来より、ステロイド、抗生物質、ビタミン類が知られ
てきているが〔Invest.Ophthalmo
l.,16:p21(1977).Invest.Op
hthalmol.,33(12):p3325(19
92).Invest.Ophthalmol.,2
9:p1110(1988)〕、これらの使用による病
状の改善効果は著しく低い。また、MMPsの一種であ
るコラゲナーゼの活性化因子である亜鉛を捕捉する機能
を有する官能基を分子内に持つ化合物、例えば、EDT
A−2Na、L−システイン(L−cystein
e)、N−アセチルシステイン(N−acetylcy
steine)、グルタチオン(glutathion
e)、D−ペニシラミン(D−penicillami
ne)等の使用も提案されているが〔Invest.O
phthalmol.,33(12):p3325(1
992).Invest.Ophthalmol.,3
1(1):p107(1990)〕、EDTA−2Na
を用いる場合には、細胞毒性が発現し、また、SH基を
有する化合物については、それらが化学的に不安定であ
ること及び水溶性が低いこと等から、局所における滞留
性に劣るため、有効量を患部に留めることができず、こ
のため、頻繁な投与が必要となり、そのための介護が煩
雑であり、患者にとっても極めて不便なことにもなる。
このように、これまでには、角膜潰瘍に有効な満足すべ
き予防・治療剤は提供されていない。
の角膜潰瘍は、例えば、細菌、真菌あるいはウイルスに
よる感染、あるいはなんらかの外的な刺激により誘引さ
れ、角膜実質中のコラーゲン及びムコ多糖の分解が起こ
り、その結果、角膜が不可逆的に分解・融解することに
由来する疾患である。これらの疾患は、コラゲナーゼ、
ゼラチナーゼ及びストロメライシンを含むマトリックス
メタロプロテアーゼ(Matrix Metallop
roteases、(以下、MMPsと記す。)FAS
EBJ.5:p2145(1991)〕と呼ばれる一連
の組織破壊酵素の活性が亢進するために生ずる難治性疾
患である。最近繁用されるに至ったコンタクトレンズの
脱着時におけるわずかな角膜損傷又は脱着の際の細菌、
真菌、ウイルス等による感染、あるいは涙腺の異常によ
り適切な量の涙液が分泌しないために起こるドライアイ
も、角膜潰瘍を誘引する原因となっている。角膜潰瘍
は、感染性角膜潰瘍及び非感染性角膜潰瘍に大別される
が、感染性角膜潰瘍としては、細菌性角膜潰瘍、真菌性
角膜潰瘍あるいはウイルス性角膜潰瘍等、非感染性角膜
潰瘍としては蚕蝕性角膜潰瘍、辺縁性角膜潰瘍、カタル
性角膜潰瘍、ビタミン欠乏性角膜潰瘍、化学腐蝕後の角
膜潰瘍、火傷性角膜潰瘍、放射線性角膜潰瘍、神経麻痺
性角膜潰瘍等がある。角膜潰瘍の治療用物質としては、
従来より、ステロイド、抗生物質、ビタミン類が知られ
てきているが〔Invest.Ophthalmo
l.,16:p21(1977).Invest.Op
hthalmol.,33(12):p3325(19
92).Invest.Ophthalmol.,2
9:p1110(1988)〕、これらの使用による病
状の改善効果は著しく低い。また、MMPsの一種であ
るコラゲナーゼの活性化因子である亜鉛を捕捉する機能
を有する官能基を分子内に持つ化合物、例えば、EDT
A−2Na、L−システイン(L−cystein
e)、N−アセチルシステイン(N−acetylcy
steine)、グルタチオン(glutathion
e)、D−ペニシラミン(D−penicillami
ne)等の使用も提案されているが〔Invest.O
phthalmol.,33(12):p3325(1
992).Invest.Ophthalmol.,3
1(1):p107(1990)〕、EDTA−2Na
を用いる場合には、細胞毒性が発現し、また、SH基を
有する化合物については、それらが化学的に不安定であ
ること及び水溶性が低いこと等から、局所における滞留
性に劣るため、有効量を患部に留めることができず、こ
のため、頻繁な投与が必要となり、そのための介護が煩
雑であり、患者にとっても極めて不便なことにもなる。
このように、これまでには、角膜潰瘍に有効な満足すべ
き予防・治療剤は提供されていない。
【0003】本発明は上記の状況に鑑みてなされたもの
であり、眼球及びその周辺部組織の潰瘍、特に、MMP
sの亢進を伴い、難治性疾患とされている種々の角膜潰
瘍の予防・治療に対する優れた薬剤を提供することを目
的とするものである。
であり、眼球及びその周辺部組織の潰瘍、特に、MMP
sの亢進を伴い、難治性疾患とされている種々の角膜潰
瘍の予防・治療に対する優れた薬剤を提供することを目
的とするものである。
【0004】本発明者らは、先に、コラゲナーゼ活性を
阻害するペプチジルヒドロキサム酸誘導体を提供した
(特開平1−160997)。さらに鋭意研究の結果、
これらペプチジルヒドロキサム酸誘導体が、MMPsに
属する、ゼラチナーゼ及び角膜構成成分のひとつである
ムコ多糖を分解するストロメライシンに対しても酵素阻
害活性を有することを見出し、さらに、これらペプチジ
ルヒドロキサム酸誘導体が、化学的に安定であり、角膜
潰瘍モデルであるアルカリ誘導性角膜潰瘍に対し有用で
ある事実を見出した。本発明は係る知見に基づいてなさ
れたものである。
阻害するペプチジルヒドロキサム酸誘導体を提供した
(特開平1−160997)。さらに鋭意研究の結果、
これらペプチジルヒドロキサム酸誘導体が、MMPsに
属する、ゼラチナーゼ及び角膜構成成分のひとつである
ムコ多糖を分解するストロメライシンに対しても酵素阻
害活性を有することを見出し、さらに、これらペプチジ
ルヒドロキサム酸誘導体が、化学的に安定であり、角膜
潰瘍モデルであるアルカリ誘導性角膜潰瘍に対し有用で
ある事実を見出した。本発明は係る知見に基づいてなさ
れたものである。
【0005】
【発明の開示】本発明は、下記の一般式(I)で表され
るペプチジルヒドロキサム酸誘導体又はその薬理学的に
許容される塩を有効成分として含有することを特徴とす
る眼球及びその周辺部組織の潰瘍に対する予防・治療剤
を提供するものである。 X1−X2−X3−X4−NHOH(I) (式中、X1、X2、X3及びX4は、それぞれ、下記
に示すとおりのペプチド結合におけるα−アミノ酸の残
基であって、X1はグリシン及びザルコシンより選択さ
れたα−アミノ酸の残基であって、そのアミノ基におけ
る水素原子は、アセチル基、ベンゾイル基、ベンジルオ
キシ基、t−ブトキシカルボニル基、ベンジルオキシカ
ルボニル基、パラアミノベンゾイル基、パラアミノベン
ジル基又はパラヒドロキシベンゾイル基より選択された
官能基によって置換されていてもよく、X2はD−又は
L−プロリン、ヒドロキシプロリン、チオプロリン及び
アラニンより選択されたアミノ酸の残基であり、X3は
グルタミン、グルタミン酸、D−又はL−ロイシン、イ
ソロイシン及びフェニルアラニンより選択されたアミノ
酸の残基であり、X4はグリシン、D−又はL−アラニ
ン、バリン、D−又はL−ロイシン及びザルコシンより
選択されたα−アミノ酸の残基であり、X1のα−アミ
ノ酸のカルボキシル基とX2のα−アミノ酸のアミノ
基、X2のα−アミノ酸のカルボキシル基とX3のα−
アミノ酸のアミノ基、X3のα−アミノ酸のカルボキシ
ル基とX4のα−アミノ酸のアミノ基及びX4のα−ア
ミノ酸のカルボキシル基と−NHOHとが、それぞれペ
プチド結合形式により結合していることを示す)
るペプチジルヒドロキサム酸誘導体又はその薬理学的に
許容される塩を有効成分として含有することを特徴とす
る眼球及びその周辺部組織の潰瘍に対する予防・治療剤
を提供するものである。 X1−X2−X3−X4−NHOH(I) (式中、X1、X2、X3及びX4は、それぞれ、下記
に示すとおりのペプチド結合におけるα−アミノ酸の残
基であって、X1はグリシン及びザルコシンより選択さ
れたα−アミノ酸の残基であって、そのアミノ基におけ
る水素原子は、アセチル基、ベンゾイル基、ベンジルオ
キシ基、t−ブトキシカルボニル基、ベンジルオキシカ
ルボニル基、パラアミノベンゾイル基、パラアミノベン
ジル基又はパラヒドロキシベンゾイル基より選択された
官能基によって置換されていてもよく、X2はD−又は
L−プロリン、ヒドロキシプロリン、チオプロリン及び
アラニンより選択されたアミノ酸の残基であり、X3は
グルタミン、グルタミン酸、D−又はL−ロイシン、イ
ソロイシン及びフェニルアラニンより選択されたアミノ
酸の残基であり、X4はグリシン、D−又はL−アラニ
ン、バリン、D−又はL−ロイシン及びザルコシンより
選択されたα−アミノ酸の残基であり、X1のα−アミ
ノ酸のカルボキシル基とX2のα−アミノ酸のアミノ
基、X2のα−アミノ酸のカルボキシル基とX3のα−
アミノ酸のアミノ基、X3のα−アミノ酸のカルボキシ
ル基とX4のα−アミノ酸のアミノ基及びX4のα−ア
ミノ酸のカルボキシル基と−NHOHとが、それぞれペ
プチド結合形式により結合していることを示す)
【0006】以下に、本発明について詳細に説明する。
本発明の眼球及びその周辺部組織の潰瘍に対する予防・
治療剤、特に種々の角膜潰瘍の予防及び治療用の薬剤の
有効成分であるペプチジルヒドロキサム酸誘導体は、前
記の一般式X1−X2−X3−X44−NHOH(I)
で表される化合物又はその薬理学的に許容される塩であ
るが、その製造は、ペプチド合成化学において常用され
ている一般的な手法により行われる。これらの手法は、
公知文献において詳しく述べられているが、例えば、
「赤堀四郎、金子武夫、成田耕造編、タンパク質化学
1、アミノ酸・ペプチド、共立出版、昭和44年」に
は、その具体的手法が記載されている。代表的な例とし
て下記、の2つの方法を示す。記述中に用いられて
いる置換基の略記号は、通常慣用のものであり、いずれ
も後の記述中においてその定義が記されている。
本発明の眼球及びその周辺部組織の潰瘍に対する予防・
治療剤、特に種々の角膜潰瘍の予防及び治療用の薬剤の
有効成分であるペプチジルヒドロキサム酸誘導体は、前
記の一般式X1−X2−X3−X44−NHOH(I)
で表される化合物又はその薬理学的に許容される塩であ
るが、その製造は、ペプチド合成化学において常用され
ている一般的な手法により行われる。これらの手法は、
公知文献において詳しく述べられているが、例えば、
「赤堀四郎、金子武夫、成田耕造編、タンパク質化学
1、アミノ酸・ペプチド、共立出版、昭和44年」に
は、その具体的手法が記載されている。代表的な例とし
て下記、の2つの方法を示す。記述中に用いられて
いる置換基の略記号は、通常慣用のものであり、いずれ
も後の記述中においてその定義が記されている。
【0007】 式 Boc−X4−NHOBzlで表
される化合物を出発原料とし、Boc−N基側において
プチド鎖を延長して最初にX3−X4−基を形成せし
め、順次X2−X3−X4−基を経て、X1−X2−X
3−X4−基を形成せしめ、最後にヒドロキサム酸側の
O−ベンジル基を離脱して目的化合物を生成せしめる方
法、 式 Boc−X4−OR(R:メチル基又はエチル
基)で表される化合物を出発原料とし、Boc−N基側
においてペプチド鎖を延長して、最初にX3−X4−基
を形成せしめ、順次X2−X3−X4−基を経て、X1
−X2−X3−X4−基を形成せしめ、相当するペプチ
ド誘導体、X1−X2−X3−X4−ORを合成した
後、この化合物にヒドロキシルアミンを反応させ目的化
合物を生成せしめる方法。
される化合物を出発原料とし、Boc−N基側において
プチド鎖を延長して最初にX3−X4−基を形成せし
め、順次X2−X3−X4−基を経て、X1−X2−X
3−X4−基を形成せしめ、最後にヒドロキサム酸側の
O−ベンジル基を離脱して目的化合物を生成せしめる方
法、 式 Boc−X4−OR(R:メチル基又はエチル
基)で表される化合物を出発原料とし、Boc−N基側
においてペプチド鎖を延長して、最初にX3−X4−基
を形成せしめ、順次X2−X3−X4−基を経て、X1
−X2−X3−X4−基を形成せしめ、相当するペプチ
ド誘導体、X1−X2−X3−X4−ORを合成した
後、この化合物にヒドロキシルアミンを反応させ目的化
合物を生成せしめる方法。
【0008】上記の各アミノ酸を縮合させる場合におい
ては、例えば、ジシクロヘキシルカルボジイミド(DC
C)を用いる方法、N,N−ジメチルアミノプロピルエ
チルカルボジイミドを用いる方法、混合酸無水物法、ア
ジド法、活性エステル法、酸化還元法、DCC−添加物
(1−ヒドロキシベンゾトリアゾール、N−ヒドロキシ
サクシンイミド、N−ヒドロキシ−5−ノルボルネン−
2,3−ジカルボキシイミド等)を用いる方法を用いる
ことができる。これらの反応に際して溶媒を用いる場
合、その溶媒としては、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、テトラヒドロフラン、塩化メチレン、ジオキサン、
酢酸エチルエステル又はこれらの混合物を使用すること
ができる。前述の各アミノ酸における保護基としては、
例えば、アミノ基あるいはイミノ基の保護基として、ベ
ンジルオキシカルボニル、t−ブトキシカルボニル(B
oc)、ベンゾイル(Bz)、アセチル、ホルミル、パ
ラメトキシベンジルオキシカルボニル、トリフロロアセ
チル等が例示され、また、カルボキシル基の保護基とし
ては、メチル、エチル、ブチル、ベンジル、ニトロベン
ジル等が例示され、水酸基の保護基として、アセチル、
ベンジル、ベンジルオキシカルボニル、t−ブチル等が
例示される。上述の化合物又は基を示す記述中のカッコ
内の記号は、これらの化合物又は基を示す際の略号であ
り、本明細書の文中においてもこれらの略号が使用され
る。
ては、例えば、ジシクロヘキシルカルボジイミド(DC
C)を用いる方法、N,N−ジメチルアミノプロピルエ
チルカルボジイミドを用いる方法、混合酸無水物法、ア
ジド法、活性エステル法、酸化還元法、DCC−添加物
(1−ヒドロキシベンゾトリアゾール、N−ヒドロキシ
サクシンイミド、N−ヒドロキシ−5−ノルボルネン−
2,3−ジカルボキシイミド等)を用いる方法を用いる
ことができる。これらの反応に際して溶媒を用いる場
合、その溶媒としては、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、テトラヒドロフラン、塩化メチレン、ジオキサン、
酢酸エチルエステル又はこれらの混合物を使用すること
ができる。前述の各アミノ酸における保護基としては、
例えば、アミノ基あるいはイミノ基の保護基として、ベ
ンジルオキシカルボニル、t−ブトキシカルボニル(B
oc)、ベンゾイル(Bz)、アセチル、ホルミル、パ
ラメトキシベンジルオキシカルボニル、トリフロロアセ
チル等が例示され、また、カルボキシル基の保護基とし
ては、メチル、エチル、ブチル、ベンジル、ニトロベン
ジル等が例示され、水酸基の保護基として、アセチル、
ベンジル、ベンジルオキシカルボニル、t−ブチル等が
例示される。上述の化合物又は基を示す記述中のカッコ
内の記号は、これらの化合物又は基を示す際の略号であ
り、本明細書の文中においてもこれらの略号が使用され
る。
【0009】各反応のプロセス中において、前述の保護
基を脱離させる方法としては、例えば、接触還元による
方法、トリフルオロ酢酸、フッ化水素、臭化水素、塩化
水素、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等を使用する
方法が用いられる。
基を脱離させる方法としては、例えば、接触還元による
方法、トリフルオロ酢酸、フッ化水素、臭化水素、塩化
水素、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等を使用する
方法が用いられる。
【0010】前述の一般式(I)で表される化合物の薬
理学的に許容される塩としては、N−付加塩、例えば、
臭化水素酸塩、硫酸塩、リン酸塩、ギ酸塩、酢酸塩、プ
ロピオン酸塩、マロン酸塩、コハク酸塩、乳酸塩、蓚酸
塩、酒石酸塩等があげられる。また、アミノ基が保護さ
れている場合の塩としては例えば、ナトリウム塩、カリ
ウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩、アルミニウム
塩、ピペリジン塩、モルホリン塩、ジメチルアミン塩、
ジエチルアミン塩等をあげることができる。
理学的に許容される塩としては、N−付加塩、例えば、
臭化水素酸塩、硫酸塩、リン酸塩、ギ酸塩、酢酸塩、プ
ロピオン酸塩、マロン酸塩、コハク酸塩、乳酸塩、蓚酸
塩、酒石酸塩等があげられる。また、アミノ基が保護さ
れている場合の塩としては例えば、ナトリウム塩、カリ
ウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩、アルミニウム
塩、ピペリジン塩、モルホリン塩、ジメチルアミン塩、
ジエチルアミン塩等をあげることができる。
【0011】本発明に係る予防・治療剤の有効成分であ
る前記のペプチジルヒドロキサム酸誘導体は、脊椎動物
由来のコラゲナーゼ、ゼラチナーゼ及びストロメライシ
ンに対する強力な阻害作用を有する。この有効成分物質
は、その構造中の構成成分が、天然に存在する安全性の
高いアミノ酸あるいはその誘導体よりなることから、生
体内代謝産物も含めて、極めて、安全性の高いものであ
る。
る前記のペプチジルヒドロキサム酸誘導体は、脊椎動物
由来のコラゲナーゼ、ゼラチナーゼ及びストロメライシ
ンに対する強力な阻害作用を有する。この有効成分物質
は、その構造中の構成成分が、天然に存在する安全性の
高いアミノ酸あるいはその誘導体よりなることから、生
体内代謝産物も含めて、極めて、安全性の高いものであ
る。
【0012】本発明に係る予防・治療剤は、例えば以下
のようにして調製することができる。点眼剤の製造は、
通常の点眼剤調製方法に準拠して行われるが、前述のペ
プチジルヒドロキサム酸誘導体又はその薬理学的に許容
される塩の適量を水性溶媒、例えば、滅菌精製水に溶解
し、薬理学上許容される安定化剤、pH調整剤、保存
剤、等張化剤、溶解補助剤、粘稠剤又はその他の適当な
添加剤を必要に応じて加えることにより調製することが
できる。安定化剤の例としては、例えば、アミノ酢酸、
亜硫酸水素ナトリウム、エデト酸ナトリウム、塩化カリ
ウム、酢酸ナトリウム、ジエタノールアミン、乾燥亜硫
酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、乳糖、ピロ
亜硫酸ナトリウム、ブチルヒドロキシアニソール、ブド
ウ糖、プロピレングリコール、D−マンニトール、硫酸
ナトリウム等の水溶性物質があげられる。
のようにして調製することができる。点眼剤の製造は、
通常の点眼剤調製方法に準拠して行われるが、前述のペ
プチジルヒドロキサム酸誘導体又はその薬理学的に許容
される塩の適量を水性溶媒、例えば、滅菌精製水に溶解
し、薬理学上許容される安定化剤、pH調整剤、保存
剤、等張化剤、溶解補助剤、粘稠剤又はその他の適当な
添加剤を必要に応じて加えることにより調製することが
できる。安定化剤の例としては、例えば、アミノ酢酸、
亜硫酸水素ナトリウム、エデト酸ナトリウム、塩化カリ
ウム、酢酸ナトリウム、ジエタノールアミン、乾燥亜硫
酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、乳糖、ピロ
亜硫酸ナトリウム、ブチルヒドロキシアニソール、ブド
ウ糖、プロピレングリコール、D−マンニトール、硫酸
ナトリウム等の水溶性物質があげられる。
【0013】pH調整剤の例としては、例えば、アミノ
酢酸、塩化カルシウム、酢酸、塩酸、クエン酸、クエン
酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム、ホウ酸、マクロゴール400、マ
クロゴール4000,マクロゴール6000、リン酸二
水素ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸ナトリ
ウム等があげられる。保存剤の例としては、例えば、安
息香酸ナトリウム、クロロブタノール、ソルビン酸、ソ
ルビン酸カリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム、パラオキ
シ安息香酸エステル類、フェニルエチルアルコール、ベ
ンジルアルコール、ホウ酸、ホウ砂等があげられる。等
張化剤の例としては、例えば、塩化カリウム、塩化カル
シウム、塩化ナトリウム、酢酸ナトリウム、ブドウ糖、
ベンジルアルコール、D−マンニトール等があげられ
る。溶解補助剤の例としては、例えば、塩酸、酢酸、酢
酸ナトリウム、ジエタノールアミン、水酸化ナトリウ
ム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、プロピレン
グリコール、ベンジルアルコール、ポリビニルピロリド
ン等があげられる。粘稠剤としては、例えば、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピロリドン、メチルセルロー
ス等があげられる。上記の点眼剤において、前述のペプ
チジルヒドロキサム酸誘導体の濃度としては0.01〜
900mg/ml、好ましくは0.1〜500mg/m
lにおいて調製して用いることができる
酢酸、塩化カルシウム、酢酸、塩酸、クエン酸、クエン
酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム、ホウ酸、マクロゴール400、マ
クロゴール4000,マクロゴール6000、リン酸二
水素ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸ナトリ
ウム等があげられる。保存剤の例としては、例えば、安
息香酸ナトリウム、クロロブタノール、ソルビン酸、ソ
ルビン酸カリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム、パラオキ
シ安息香酸エステル類、フェニルエチルアルコール、ベ
ンジルアルコール、ホウ酸、ホウ砂等があげられる。等
張化剤の例としては、例えば、塩化カリウム、塩化カル
シウム、塩化ナトリウム、酢酸ナトリウム、ブドウ糖、
ベンジルアルコール、D−マンニトール等があげられ
る。溶解補助剤の例としては、例えば、塩酸、酢酸、酢
酸ナトリウム、ジエタノールアミン、水酸化ナトリウ
ム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、プロピレン
グリコール、ベンジルアルコール、ポリビニルピロリド
ン等があげられる。粘稠剤としては、例えば、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピロリドン、メチルセルロー
ス等があげられる。上記の点眼剤において、前述のペプ
チジルヒドロキサム酸誘導体の濃度としては0.01〜
900mg/ml、好ましくは0.1〜500mg/m
lにおいて調製して用いることができる
【0014】眼軟膏剤の調製は、通常の眼軟膏剤調製方
法に準拠して行うことができるが、前述のペプチジルヒ
ドロキサム酸誘導体又はその薬理学的に許容される塩
と、薬理学上許容される軟膏基剤、例えば、白色ワセリ
ン、流動パラフィン、精製ラノリン、ステアリン酸ポリ
オキシル40,マクロゴール300、マクロゴール40
0、セタノール、モノステアリン酸グリセリン、ジェレ
ーン50W(JELENE 50W)、プラスチベース
又はプラスチベース50W、ポロイド等の中から適宜選
択した基剤を用いてそれに混和することにより、無菌的
に調製する。その際、薬理学上許容される安定化剤、保
存剤又はその他の適当な添加剤を必要に応じて加えるこ
とができる。安定化剤の例としては、例えば、プロピレ
ングリコール等があげられる。保存剤の例としては、例
えば、パラオキシ安息香酸エステル、クロロブタノール
等があげられる。
法に準拠して行うことができるが、前述のペプチジルヒ
ドロキサム酸誘導体又はその薬理学的に許容される塩
と、薬理学上許容される軟膏基剤、例えば、白色ワセリ
ン、流動パラフィン、精製ラノリン、ステアリン酸ポリ
オキシル40,マクロゴール300、マクロゴール40
0、セタノール、モノステアリン酸グリセリン、ジェレ
ーン50W(JELENE 50W)、プラスチベース
又はプラスチベース50W、ポロイド等の中から適宜選
択した基剤を用いてそれに混和することにより、無菌的
に調製する。その際、薬理学上許容される安定化剤、保
存剤又はその他の適当な添加剤を必要に応じて加えるこ
とができる。安定化剤の例としては、例えば、プロピレ
ングリコール等があげられる。保存剤の例としては、例
えば、パラオキシ安息香酸エステル、クロロブタノール
等があげられる。
【0015】上記の眼軟膏における前記のペプチジルヒ
ドロキサム酸誘導体の濃度は0.01〜900mg/
g、好ましくは0.1〜500mg/gに調製して用い
ることができる。本発明の製剤は、ヒトの角膜潰瘍、例
えば、感染性角膜潰瘍としては、細菌性角膜潰瘍、真菌
性角膜潰瘍あるいはウイルス性角膜潰瘍等、非感染性角
膜潰瘍としては蚕蝕性角膜潰瘍、辺縁性角膜潰瘍、カタ
ル性角膜潰瘍、ビタミン欠乏性角膜潰瘍、化学腐蝕後の
角膜潰瘍、火傷性角膜潰瘍、放射線性角膜潰瘍、神経麻
痺性角膜潰瘍等の予防及び治療に対し有効である。
ドロキサム酸誘導体の濃度は0.01〜900mg/
g、好ましくは0.1〜500mg/gに調製して用い
ることができる。本発明の製剤は、ヒトの角膜潰瘍、例
えば、感染性角膜潰瘍としては、細菌性角膜潰瘍、真菌
性角膜潰瘍あるいはウイルス性角膜潰瘍等、非感染性角
膜潰瘍としては蚕蝕性角膜潰瘍、辺縁性角膜潰瘍、カタ
ル性角膜潰瘍、ビタミン欠乏性角膜潰瘍、化学腐蝕後の
角膜潰瘍、火傷性角膜潰瘍、放射線性角膜潰瘍、神経麻
痺性角膜潰瘍等の予防及び治療に対し有効である。
【0016】次に、実施例及び実験例をあげて本発明を
具体的に説明するが、本発明はこれらの例によって限定
されるものではない。なお、本発明の製剤に使用される
前記のペプチジルヒドロキサム酸誘導体及びその薬理学
的に許容される塩は、前掲の特開平1−160997号
公報に記載されている方法で製造し、入手することがで
きる。
具体的に説明するが、本発明はこれらの例によって限定
されるものではない。なお、本発明の製剤に使用される
前記のペプチジルヒドロキサム酸誘導体及びその薬理学
的に許容される塩は、前掲の特開平1−160997号
公報に記載されている方法で製造し、入手することがで
きる。
【0017】[実施例1]ベンゾイルグリシル−プロリ
ル−D−ロイシル−D−アラニル−ヒドロキサム酸
(註:参照)2g、塩化ナトリウム0.33gを滅菌精
製水に溶解し、全量を100mlとした。 註:特開平1−160997号公報、実施例35
ル−D−ロイシル−D−アラニル−ヒドロキサム酸
(註:参照)2g、塩化ナトリウム0.33gを滅菌精
製水に溶解し、全量を100mlとした。 註:特開平1−160997号公報、実施例35
【0018】[実施例2]ベンゾイルグリシル−プロリ
ル−ロイシル−アラニル−ヒドロキサム酸(註:参照)
1g、無水リン酸二水素ナトリウム0.56g、無水リ
ン酸一水素ナトリウム.28g、塩化ナトリウム0.2
6gを0.002%塩化ベンザルコニウム液溶液に溶解
し、全量を100mlとした。 註:特開平1−160997号公報、実施例34
ル−ロイシル−アラニル−ヒドロキサム酸(註:参照)
1g、無水リン酸二水素ナトリウム0.56g、無水リ
ン酸一水素ナトリウム.28g、塩化ナトリウム0.2
6gを0.002%塩化ベンザルコニウム液溶液に溶解
し、全量を100mlとした。 註:特開平1−160997号公報、実施例34
【0019】[実施例3]t−ブトキシカルボニルグリ
シル−プロリル−フェニルアラニル−グリシル−ヒドロ
キサム酸(註:参照)0.5g、塩化ナトリウム0.3
3g、無水亜硫酸ナトリウム0.10gを滅菌精製水に
溶解し、全量を100mlとした。 註:特開平1−160997号公報、実施例3
シル−プロリル−フェニルアラニル−グリシル−ヒドロ
キサム酸(註:参照)0.5g、塩化ナトリウム0.3
3g、無水亜硫酸ナトリウム0.10gを滅菌精製水に
溶解し、全量を100mlとした。 註:特開平1−160997号公報、実施例3
【0020】[実施例4]パラアミノベンゾイルグリシ
ル−プロリル−D−ロイシル−D−アラニル−ヒドロキ
サム酸の酢酸塩(註:参照)1g,塩化ナトリウム0.
33gを滅菌精製水に溶解し、全量を100mlとし
た。 註:特開平1−160997号公報、実施例6
ル−プロリル−D−ロイシル−D−アラニル−ヒドロキ
サム酸の酢酸塩(註:参照)1g,塩化ナトリウム0.
33gを滅菌精製水に溶解し、全量を100mlとし
た。 註:特開平1−160997号公報、実施例6
【0021】[実施例5]パラアミノベンゾイルグリシ
ル−プロリル−ロイシル−アラニル−ヒドロキサム酸の
酢酸塩(註:参照)1g,硫酸亜鉛0.30gを滅菌精
製水に溶解し、全量を100mlとした。 註:特開平1−160997号公報、実施例41
ル−プロリル−ロイシル−アラニル−ヒドロキサム酸の
酢酸塩(註:参照)1g,硫酸亜鉛0.30gを滅菌精
製水に溶解し、全量を100mlとした。 註:特開平1−160997号公報、実施例41
【0022】[実施例6]白色ワセリン 95g,流動
パラフィン5g及びパラアミノベンゾイルグリシル−プ
ロリル−D−ロイシル−D−アラニル−ヒドロキサム酸
の酢酸塩(註:参照)2gを均一に混和した 註:特開平1−160997号公報、実施例6
パラフィン5g及びパラアミノベンゾイルグリシル−プ
ロリル−D−ロイシル−D−アラニル−ヒドロキサム酸
の酢酸塩(註:参照)2gを均一に混和した 註:特開平1−160997号公報、実施例6
【0023】[実施例7]白色ワセリン 95g,精製
ラノリン5g及びパラヒドロキシベンゾイルグリシル−
プロリル−D−ロイシル−D−アラニル−ヒドロキサム
酸(註:参照)0.5gを均一に混和した。 註:特開平1−160997号公報、実施例7
ラノリン5g及びパラヒドロキシベンゾイルグリシル−
プロリル−D−ロイシル−D−アラニル−ヒドロキサム
酸(註:参照)0.5gを均一に混和した。 註:特開平1−160997号公報、実施例7
【0024】[実施例8]白色ワセリン 100g及び
t−ブトキシカルボニルグリシル−プロリル−D−ロイ
シル−グリシル−ヒドロキサム酸(註:参照)1gを均
一に混和した。 註:特開平1−160997号公報、実施例21
t−ブトキシカルボニルグリシル−プロリル−D−ロイ
シル−グリシル−ヒドロキサム酸(註:参照)1gを均
一に混和した。 註:特開平1−160997号公報、実施例21
【0025】[実験例1] ヒト線維芽細胞由来コラゲ
ナーゼ阻害活性測定試験 前記のペプチジルヒドロキサム酸誘導体のヒト線維芽細
胞由来コラゲナーゼに対する阻害活性(IC50)を、
永井らの方法(炎症,4(2),p123(198
4))に従って測定した。結果を表−1に示す。
ナーゼ阻害活性測定試験 前記のペプチジルヒドロキサム酸誘導体のヒト線維芽細
胞由来コラゲナーゼに対する阻害活性(IC50)を、
永井らの方法(炎症,4(2),p123(198
4))に従って測定した。結果を表−1に示す。
【0026】[実験例2] ヒト顆粒球由来ゼラチナー
ゼ阻害活性測定試験 前記のペプチジルヒドロキサム酸誘導体のヒト顆粒球由
来ゼラチナーゼに対する阻害活性(IC50)を、Ma
suiらの方法(Biochem.Med.,17,p
215(1977))に従って測定した。結果を表−1
に示す。
ゼ阻害活性測定試験 前記のペプチジルヒドロキサム酸誘導体のヒト顆粒球由
来ゼラチナーゼに対する阻害活性(IC50)を、Ma
suiらの方法(Biochem.Med.,17,p
215(1977))に従って測定した。結果を表−1
に示す。
【0027】[実験例3] ヒト線維芽細胞由来ストロ
メライシン阻害活性測定試験 前記のペプチジルヒドロキサム酸誘導体のヒト線維芽細
胞由来ストロメライシンに対する阻害活性(IC50)
を、Twiningの方法(Anal.Bioche
m.,143,p30(1984))に従って測定し
た。結果を表−1に示す。
メライシン阻害活性測定試験 前記のペプチジルヒドロキサム酸誘導体のヒト線維芽細
胞由来ストロメライシンに対する阻害活性(IC50)
を、Twiningの方法(Anal.Bioche
m.,143,p30(1984))に従って測定し
た。結果を表−1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】[実験例4] マウスを用いた急性毒性試
験 前記のペプチジルヒドロキサム酸誘導体及びその薬理学
的に許容される塩について、マウスを用いた急性毒性試
験(LD50)を行った。結果を表−2に示す。
験 前記のペプチジルヒドロキサム酸誘導体及びその薬理学
的に許容される塩について、マウスを用いた急性毒性試
験(LD50)を行った。結果を表−2に示す。
【0030】
【表2】
【0031】[実験例5] 眼粘膜刺激性試験(点眼
剤) ウサギ(ニュージーランド白色種、7羽)の片眼に、実
施例4で調製した点眼剤を、1日3回、17日間連続投
与した。連続投与後、臨床検査(充血、白濁の有無)、
組織分析(病理組織標本における、白血球遊走、角膜損
傷の有無等)を行い、薬物を投与しない場合との比較を
行った結果、異常は認められなかった。
剤) ウサギ(ニュージーランド白色種、7羽)の片眼に、実
施例4で調製した点眼剤を、1日3回、17日間連続投
与した。連続投与後、臨床検査(充血、白濁の有無)、
組織分析(病理組織標本における、白血球遊走、角膜損
傷の有無等)を行い、薬物を投与しない場合との比較を
行った結果、異常は認められなかった。
【0032】[実験例6] 眼粘膜刺激性試験(眼軟膏
剤) 実施例6で調製した眼軟膏剤について、実験例5と同様
に試験を実施し、同様な評価を行った結果、異常は認め
られなかった。
剤) 実施例6で調製した眼軟膏剤について、実験例5と同様
に試験を実施し、同様な評価を行った結果、異常は認め
られなかった。
【0033】[実験例7] 有効性確認試験(眼軟膏
剤) Invest.Ophthalmol.,31(1):
p107(1990)に記載の方法に従って、ウサギ
(ニュージーランド白色種、雄、9羽)の両眼にアルカ
リ処理した後、生理食塩液にて洗浄した。一方の眼に実
施例6で調製した軟膏製剤を投与し、これを薬剤投与群
とし、他方の眼をコントロール群として、基剤のみを投
与した。投与は1日3回、14日間連続投与とし、角膜
潰瘍発生の有無を臨床的に確認した結果、角膜潰瘍発生
数は、コントロール群で9例中5例に角膜潰瘍の発生が
認められたのに対し、薬物投与群では9例中1例も角膜
潰瘍の発生は認められなかった。
剤) Invest.Ophthalmol.,31(1):
p107(1990)に記載の方法に従って、ウサギ
(ニュージーランド白色種、雄、9羽)の両眼にアルカ
リ処理した後、生理食塩液にて洗浄した。一方の眼に実
施例6で調製した軟膏製剤を投与し、これを薬剤投与群
とし、他方の眼をコントロール群として、基剤のみを投
与した。投与は1日3回、14日間連続投与とし、角膜
潰瘍発生の有無を臨床的に確認した結果、角膜潰瘍発生
数は、コントロール群で9例中5例に角膜潰瘍の発生が
認められたのに対し、薬物投与群では9例中1例も角膜
潰瘍の発生は認められなかった。
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【背景技術】眼球及びその周辺部組織の潰瘍、特に種々
の角膜潰瘍は、例えば、細菌、真菌あるいはウイルスに
よる感染、あるいはなんらかの外的な刺激により誘引さ
れ、角膜実質中のコラーゲン及びムコ多糖の分解が起こ
り、その結果、角膜が不可逆的に分解・融解することに
由来する疾患である。これらの疾患は、コラゲナーゼ、
ゼラチナーゼ及びストロメライシンを含むマトリックス
メタロプロテアーゼ〔Matrix Metallop
roteases、(以下、MMPsと記す。)FAS
EBJ.5:p2145(1991)〕と呼ばれる一連
の組織破壊酵素の活性が冗進するために生ずる難治性疾
患である。これらMMPsは、角膜損傷過程において、
次のような役割を担っていると考えられている。すなわ
ち、前駆体として分泌された、角膜中コラーゲンを分解
するコラゲナーゼを、ストロメライシンが活性化し〔A
rch.Biochem.Biophys.,267,
p211(1988)〕、角膜中コラーゲンの分解、変
性を引き起こす。その後、変性コラーゲン(ゼラチン)
を分解するゼラチナーゼ、角膜構成成分の一つであるム
コ多糖を分解するストロメライシンが働き、角膜損傷を
促進させ、修復不能の角膜潰瘍に至る。最近繁用される
に至ったコンタクトレンズの脱着時におけるわずかな角
膜損傷又は脱着の際の細菌、真菌、ウイルス等による感
染、あるいは涙腺の異常により適切な量の涙液が分泌し
ないために起こるドライアイも、角膜潰瘍を誘引する原
因となっている。角膜潰瘍は、感染性角膜潰瘍及び非感
染性角膜潰瘍に大別されるが、感染性角膜潰瘍として
は、細菌性角膜潰瘍、真菌性角膜潰瘍あるいはウイルス
性角膜潰瘍等、非感染性角膜潰瘍としては蚕蝕性角膜潰
瘍、辺縁性角膜潰瘍、カタル性角膜潰瘍、ビタミン欠乏
性角膜潰瘍、化学腐蝕後の角膜潰瘍、火傷性角膜潰瘍、
放射線性角膜潰瘍、神経麻痺性角膜潰瘍等がある。角膜
潰瘍の治療用物質としては、従来より、ステロイド、抗
生物質、ビタミン類が知られてきているが〔Inves
t.Ophthalmol.,16:p21(197
7).Invest. Ophthalmol.,33
(12):p3325(1992).Invest.O
phthalmol.,29:p1110(198
8)〕、これらの使用による病状の改善効果は著しく低
い。また、MMPsの一種であるコラゲナーゼの活性化
因子である亜鉛を捕捉する機能を有する官能基を分子内
に持つ化合物、例えば、EDTA−2Na、L−システ
イン(L−cysteine)、N−アセチルシステイ
ン(N−acetylcysteine)、グルタチオ
ン(glutathione)、D−ペニシラミン(D
−penicillamine)等の使用も提案されて
いるが〔Invest.Ophthalmol.,33
(12):p3325(1992).Invest.O
phthalmol.,31(1):p107(199
0)〕、EDTA−2Naを用いる場合には、細胞毒性
が発現し、また、SH基を有する化合物については、そ
れらが化学的に不安定であること及び水溶性が低いこと
等から、局所における滞留性に劣るため、有効量を患部
に留めることができず、このため、頻繁な投与が必要と
なり、そのための介護が煩雑であり、患者にとっても極
めて不便なことにもなる。このように、これまでには、
角膜潰瘍に有効な満足すべき予防・治療剤は提供されて
いない。
の角膜潰瘍は、例えば、細菌、真菌あるいはウイルスに
よる感染、あるいはなんらかの外的な刺激により誘引さ
れ、角膜実質中のコラーゲン及びムコ多糖の分解が起こ
り、その結果、角膜が不可逆的に分解・融解することに
由来する疾患である。これらの疾患は、コラゲナーゼ、
ゼラチナーゼ及びストロメライシンを含むマトリックス
メタロプロテアーゼ〔Matrix Metallop
roteases、(以下、MMPsと記す。)FAS
EBJ.5:p2145(1991)〕と呼ばれる一連
の組織破壊酵素の活性が冗進するために生ずる難治性疾
患である。これらMMPsは、角膜損傷過程において、
次のような役割を担っていると考えられている。すなわ
ち、前駆体として分泌された、角膜中コラーゲンを分解
するコラゲナーゼを、ストロメライシンが活性化し〔A
rch.Biochem.Biophys.,267,
p211(1988)〕、角膜中コラーゲンの分解、変
性を引き起こす。その後、変性コラーゲン(ゼラチン)
を分解するゼラチナーゼ、角膜構成成分の一つであるム
コ多糖を分解するストロメライシンが働き、角膜損傷を
促進させ、修復不能の角膜潰瘍に至る。最近繁用される
に至ったコンタクトレンズの脱着時におけるわずかな角
膜損傷又は脱着の際の細菌、真菌、ウイルス等による感
染、あるいは涙腺の異常により適切な量の涙液が分泌し
ないために起こるドライアイも、角膜潰瘍を誘引する原
因となっている。角膜潰瘍は、感染性角膜潰瘍及び非感
染性角膜潰瘍に大別されるが、感染性角膜潰瘍として
は、細菌性角膜潰瘍、真菌性角膜潰瘍あるいはウイルス
性角膜潰瘍等、非感染性角膜潰瘍としては蚕蝕性角膜潰
瘍、辺縁性角膜潰瘍、カタル性角膜潰瘍、ビタミン欠乏
性角膜潰瘍、化学腐蝕後の角膜潰瘍、火傷性角膜潰瘍、
放射線性角膜潰瘍、神経麻痺性角膜潰瘍等がある。角膜
潰瘍の治療用物質としては、従来より、ステロイド、抗
生物質、ビタミン類が知られてきているが〔Inves
t.Ophthalmol.,16:p21(197
7).Invest. Ophthalmol.,33
(12):p3325(1992).Invest.O
phthalmol.,29:p1110(198
8)〕、これらの使用による病状の改善効果は著しく低
い。また、MMPsの一種であるコラゲナーゼの活性化
因子である亜鉛を捕捉する機能を有する官能基を分子内
に持つ化合物、例えば、EDTA−2Na、L−システ
イン(L−cysteine)、N−アセチルシステイ
ン(N−acetylcysteine)、グルタチオ
ン(glutathione)、D−ペニシラミン(D
−penicillamine)等の使用も提案されて
いるが〔Invest.Ophthalmol.,33
(12):p3325(1992).Invest.O
phthalmol.,31(1):p107(199
0)〕、EDTA−2Naを用いる場合には、細胞毒性
が発現し、また、SH基を有する化合物については、そ
れらが化学的に不安定であること及び水溶性が低いこと
等から、局所における滞留性に劣るため、有効量を患部
に留めることができず、このため、頻繁な投与が必要と
なり、そのための介護が煩雑であり、患者にとっても極
めて不便なことにもなる。このように、これまでには、
角膜潰瘍に有効な満足すべき予防・治療剤は提供されて
いない。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】本発明は上記の状況に鑑みてなされたもの
であり、眼球及びその周辺部組織の潰瘍、特にMMPs
の亢進を伴い、難治性疾患とされている種々の角膜潰瘍
の予防・治療に対する優れた薬剤を提供することを目的
とするものである。すなわち、角膜損傷から角膜潰瘍形
成に至る過程には、MMPsすなわち、コラゲナーゼ、
ゼラチナーゼ、ストロメライシン等の酵素が複雑に関与
している。従って、角膜潰瘍の予防・治療については、
コラゲナーゼ、ゼラチナーゼ、ストロメライシンの作用
のいずれに対しても阻害作用を有する化合物が有効であ
る。
であり、眼球及びその周辺部組織の潰瘍、特にMMPs
の亢進を伴い、難治性疾患とされている種々の角膜潰瘍
の予防・治療に対する優れた薬剤を提供することを目的
とするものである。すなわち、角膜損傷から角膜潰瘍形
成に至る過程には、MMPsすなわち、コラゲナーゼ、
ゼラチナーゼ、ストロメライシン等の酵素が複雑に関与
している。従って、角膜潰瘍の予防・治療については、
コラゲナーゼ、ゼラチナーゼ、ストロメライシンの作用
のいずれに対しても阻害作用を有する化合物が有効であ
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】本発明者らは、先に、コラゲナーゼ活性を
阻害するペプチジルヒドロキサム酸誘導体を提供した
(特開平1−160997号公報参照)。そして、これ
らペプチジルヒドロキサム酸誘導体の作用について、さ
らに研究した結果、同誘導体がコラゲナーゼのみなら
ず、他のMMPs、すなわち、ゼラチナーゼ及びストロ
メライシンに対しても酵素阻害活性を有することを見出
し、角膜潰瘍モデルであるアルカリ誘導性角膜潰瘍の治
療について優れた効果を示すことを見出した。これらペ
プチジルヒドロキサム酸誘導体は、化学的にも安定な化
合物であって、これがゼラチナーゼ及びストロメライシ
ンに対しても酵素阻害活性を有すること及び角膜潰瘍の
予防・治療剤として有用であることについては、これま
でに全く知られていない。
阻害するペプチジルヒドロキサム酸誘導体を提供した
(特開平1−160997号公報参照)。そして、これ
らペプチジルヒドロキサム酸誘導体の作用について、さ
らに研究した結果、同誘導体がコラゲナーゼのみなら
ず、他のMMPs、すなわち、ゼラチナーゼ及びストロ
メライシンに対しても酵素阻害活性を有することを見出
し、角膜潰瘍モデルであるアルカリ誘導性角膜潰瘍の治
療について優れた効果を示すことを見出した。これらペ
プチジルヒドロキサム酸誘導体は、化学的にも安定な化
合物であって、これがゼラチナーゼ及びストロメライシ
ンに対しても酵素阻害活性を有すること及び角膜潰瘍の
予防・治療剤として有用であることについては、これま
でに全く知られていない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小竹 慎二郎 富山県高岡市長慶寺530番地 富士薬品工 業株式会社研究所内 (72)発明者 須田 栄子 富山県高岡市長慶寺530番地 富士薬品工 業株式会社研究所内 (72)発明者 清水 石淳 富山県高岡市長慶寺530番地 富士薬品工 業株式会社研究所内 (72)発明者 中橋 和明 富山県高岡市長慶寺530番地 富士薬品工 業株式会社研究所内 (72)発明者 森川 忠則 富山県高岡市長慶寺530番地 富士薬品工 業株式会社研究所内
Claims (10)
- 【請求項1】 一般式 X1−X2−X3−X4−NH
OH(I)(式中、X1、X2、X3及びX4は、それ
ぞれ、下記に示すとおりのペプチド結合におけるα−ア
ミノ酸の残基であって、X1はグリシン及びザルコシン
より選択されたα−アミノ酸の残基であって、そのアミ
ノ基における水素原子は、アセチル基、ベンゾイル基、
ベンジルオキシ基、t−ブトキシカルボニル基、ベンジ
ルオキシカルボニル基、パラアミノベンゾイル基、パラ
アミノベンジル基又はパラヒドロキシベンゾイル基より
選択された官能基によって置換されていてもよく、X2
はD−又はL−プロリン、ヒドロキシプロリン、チオプ
ロリン及びアラニンより選択されたアミノ酸の残基であ
り、X3はグルタミン、グルタミン酸、D−又はL−ロ
イシン、イソロイシン及びフェニルアラニンより選択さ
れたアミノ酸の残基であり、X4はグリシン、D−又は
L−アラニン、バリン、D−又はL−ロイシン及びザル
コシンより選択されたα−アミノ酸の残基であり、X1
のα−アミノ酸のカルボキシル基とX2のα−アミノ酸
のアミノ基、X2のα−アミノ酸のカルボキシル基とX
3のα−アミノ酸のアミノ基、X3のα−アミノ酸のカ
ルボキシル基とX4のα−アミノ酸のアミノ基及びX4
のα−アミノ酸のカルボキシル基と−NHOHとが、そ
れぞれペプチド結合形式により結合していることを示
す)で表されるペプチジルヒドロキサム酸誘導体又はそ
の薬理学的に許容される塩を有効成分として含有する眼
球及びその周辺部組織の潰瘍に対する予防・治療剤。 - 【請求項2】 前記一般式(I)におけるX1のα−ア
ミノ酸がグリシンであって、そのα−アミノ酸のアミノ
基における水素原子は、アセチル基、ベンゾイル基、ベ
ンジルオキシ基、t−ブトキシカルボニル基、ベンジル
オキシカルボニル基、パラアミノベンゾイル基、パラア
ミノベンジル基又はパラヒドロキシベンゾイル基より選
択された官能基によって置換されていてもよく、X2の
α−アミノ酸がプロリン、X3のα−アミノ酸がグルタ
ミン、グルタミン酸、D−又はL−ロイシン、イソロイ
シン及びフェニルアラニンより選択され、X4のα−ア
ミノ酸がグリシン、D−又はL−アラニン及びD−又は
L−ロイシンより選択される請求項1記載の予防・治療
剤。 - 【請求項3】 前記一般式(I)におけるX3のα−ア
ミノ酸がD−ロイシン、X4のα−アミノ酸がグリシン
である請求項2記載の予防・治療剤。 - 【請求項4】 前記一般式(I)におけるX3のα−ア
ミノ酸がD−ロイシン、X4のα−アミノ酸がD−アラ
ニンである請求項2記載の予防・治療剤。 - 【請求項5】 前記一般式(I)におけるX3のα−ア
ミノ酸がロイシン、X4のα−アミノ酸がアラニンであ
る請求項2記載の予防・治療剤。 - 【請求項6】 前記一般式(I)におけるX1のα−ア
ミノ酸がパラアミノベンゾイルグリシン、X2のα−ア
ミノ酸がプロリン、X3のα−アミノ酸がD−ロイシ
ン、X4のα−アミノ酸がD−アラニンである請求項1
記載の予防・治療剤。 - 【請求項7】 前記一般式(I)におけるX1のα−ア
ミノ酸がパラヒドロキシベンゾイルグリシン、X2のα
−アミノ酸がプロリン、X3のα−アミノ酸がD−ロイ
シン、X4のα−アミノ酸がD−アラニンである請求項
1記載の予防・治療剤。 - 【請求項8】 前記一般式(I)におけるX1のα−ア
ミノ酸がベンゾイルグリシン、X2のα−アミノ酸がプ
ロリン、X3のα−アミノ酸がD−ロイシン、X4のα
−アミノ酸がD−アラニンである請求項1記載の予防・
治療剤。 - 【請求項9】 前記一般式(I)で表されるペプチジル
ヒドロキサム酸誘導体又はその薬理学的に許容される塩
0.01〜900mg/mlを含有する点眼用製剤であ
る請求項1記載の予防・治療剤。 - 【請求項10】 前記一般式(I)で表されるペプチジ
ルヒドロキサム酸誘導体又はその薬理学的に許容される
塩0.01〜900mg/gを含有する眼軟膏製剤であ
る請求項1記載の予防・治療剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5083758A JPH06256209A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 眼球及びその周辺部組織の潰瘍に対する予防・治療剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5083758A JPH06256209A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 眼球及びその周辺部組織の潰瘍に対する予防・治療剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06256209A true JPH06256209A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=13811469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5083758A Pending JPH06256209A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 眼球及びその周辺部組織の潰瘍に対する予防・治療剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06256209A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996033733A1 (en) * | 1995-04-25 | 1996-10-31 | Fuji Yakuhin Kogyo Kabushiki Kaisha | Novel remedy for skin deficiencies |
| JP2011503202A (ja) * | 2007-11-16 | 2011-01-27 | アルコン リサーチ, リミテッド | ドライアイを処置するための方法および組成物 |
-
1993
- 1993-03-03 JP JP5083758A patent/JPH06256209A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996033733A1 (en) * | 1995-04-25 | 1996-10-31 | Fuji Yakuhin Kogyo Kabushiki Kaisha | Novel remedy for skin deficiencies |
| JP2011503202A (ja) * | 2007-11-16 | 2011-01-27 | アルコン リサーチ, リミテッド | ドライアイを処置するための方法および組成物 |
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