JPH06256862A - 焼結機のパレット速度制御方法 - Google Patents
焼結機のパレット速度制御方法Info
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- JPH06256862A JPH06256862A JP4279293A JP4279293A JPH06256862A JP H06256862 A JPH06256862 A JP H06256862A JP 4279293 A JP4279293 A JP 4279293A JP 4279293 A JP4279293 A JP 4279293A JP H06256862 A JPH06256862 A JP H06256862A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 焼成距離を目標値に保つようにパレット速度
を制御する。 【構成】 通気抵抗指数Lと実績通気抵抗指数Bを比較
し、L<Bの場合は主排風量測定値Qを焼結原料層内通
過風量Qp として用い、L≧Bの場合は、Qp =Q−K
3 ΔP0.6 ( ただし、K3 : 比例定数、ΔP: 主排負圧
測定値) より求めたQp を焼結原料層内通過風量として
用い、Qp と焼成速度実績値Vf および主排風量設定値
Qs とからVfy=Vf ×Qp /Qs によりVfyを算出
し、このVfyを用いてパレット速度ガイド値PscをPsc
=Vfy×LffpA/h (但し、LffpA:焼成距離目標値、
h: 焼結原料充填層厚測定値) より算出し、このPsc算
出値に基づいてパレット速度を制御する方法。
を制御する。 【構成】 通気抵抗指数Lと実績通気抵抗指数Bを比較
し、L<Bの場合は主排風量測定値Qを焼結原料層内通
過風量Qp として用い、L≧Bの場合は、Qp =Q−K
3 ΔP0.6 ( ただし、K3 : 比例定数、ΔP: 主排負圧
測定値) より求めたQp を焼結原料層内通過風量として
用い、Qp と焼成速度実績値Vf および主排風量設定値
Qs とからVfy=Vf ×Qp /Qs によりVfyを算出
し、このVfyを用いてパレット速度ガイド値PscをPsc
=Vfy×LffpA/h (但し、LffpA:焼成距離目標値、
h: 焼結原料充填層厚測定値) より算出し、このPsc算
出値に基づいてパレット速度を制御する方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、DL式焼結機におけ
る焼成点を高度に安定化する操業方法に関するものであ
り、そのためにDL式焼結機のパレット速度を制御する
方法に関するものである。
る焼成点を高度に安定化する操業方法に関するものであ
り、そのためにDL式焼結機のパレット速度を制御する
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】DL式焼結機の焼成点を制御する方法に
は、例えば、特公昭59−37729 号公報に記載されたもの
のごとく、排風温度を因子とする特性の数式で焼成点を
求め、これに基づいて主排風機の回転数 (風量) を調整
する方法 (以下、従来例1という) 、特開平 −249139
号公報に記載されたもののごとく、排風温度の時間的変
化からベクトル強度を求め、これに基づいてパレット速
度を調整する方法 (以下、従来例2という) 、特開昭60
−13032 号公報に記載されたもののごとく、幅方向別に
各測定した排風温度から幅方向別の各焼成点をそれぞれ
検出し、それらの平均値に基づいてパレット速度を調整
する方法 (以下、従来例3という) 、および特開昭52−
117204号公報に記載されたもののごとく、焼成点の変化
を原料の通気度から予測し、この焼成点の予測値に基づ
いてパレット速度を調整する方法 (以下、従来例4とい
う) などがある。
は、例えば、特公昭59−37729 号公報に記載されたもの
のごとく、排風温度を因子とする特性の数式で焼成点を
求め、これに基づいて主排風機の回転数 (風量) を調整
する方法 (以下、従来例1という) 、特開平 −249139
号公報に記載されたもののごとく、排風温度の時間的変
化からベクトル強度を求め、これに基づいてパレット速
度を調整する方法 (以下、従来例2という) 、特開昭60
−13032 号公報に記載されたもののごとく、幅方向別に
各測定した排風温度から幅方向別の各焼成点をそれぞれ
検出し、それらの平均値に基づいてパレット速度を調整
する方法 (以下、従来例3という) 、および特開昭52−
117204号公報に記載されたもののごとく、焼成点の変化
を原料の通気度から予測し、この焼成点の予測値に基づ
いてパレット速度を調整する方法 (以下、従来例4とい
う) などがある。
【0003】その他、特開平3−104827号公報にはパレ
ット速度を、焼成点が所定の目標値になるよう算出した
パレット速度と生産量が目標値となるよう算出したパレ
ット速度とを考慮して調整する方法が開示されている。
ット速度を、焼成点が所定の目標値になるよう算出した
パレット速度と生産量が目標値となるよう算出したパレ
ット速度とを考慮して調整する方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例1、2およ
び3は、いずれも排風温度を利用するものであるが、温
度測定に供される熱電対は、落鉱などから保護する必要
上、保護管が被覆されており、この保護管の伝熱遅れな
どが原因して温度変化を敏感に測定することができず、
従って応答が遅れ、十分な制御精度が得られないという
問題があった。
び3は、いずれも排風温度を利用するものであるが、温
度測定に供される熱電対は、落鉱などから保護する必要
上、保護管が被覆されており、この保護管の伝熱遅れな
どが原因して温度変化を敏感に測定することができず、
従って応答が遅れ、十分な制御精度が得られないという
問題があった。
【0005】そのため、従来例4に見られるように、焼
成過程における原料の通気度を利用して制御精度を向上
させる方法も提案されているが、原料の通気度を測定す
るための通気計は、多くの外乱を取り込むために信頼性
が低く、これもまた十分な制御精度が得られないという
問題点があった。
成過程における原料の通気度を利用して制御精度を向上
させる方法も提案されているが、原料の通気度を測定す
るための通気計は、多くの外乱を取り込むために信頼性
が低く、これもまた十分な制御精度が得られないという
問題点があった。
【0006】この発明は、前記従来4の方法を改良し、
外乱に影響され易い、原料通気性および主排風機に吸引
されない漏風量のどちらにも対応が取れるように予測焼
成速度を補償して焼成点制御の精度を飛躍的に向上安定
させる焼結機の操業方法を提案することを目的とするも
のであり、特に、焼成点がばらつくと、半焼け、焼けむ
ら、焼け過ぎ等が生じ、焼結鉱の品質にばらつきが生ず
るので、焼成距離を目標値に保つようにパレット速度を
制御することを目的とするものである。
外乱に影響され易い、原料通気性および主排風機に吸引
されない漏風量のどちらにも対応が取れるように予測焼
成速度を補償して焼成点制御の精度を飛躍的に向上安定
させる焼結機の操業方法を提案することを目的とするも
のであり、特に、焼成点がばらつくと、半焼け、焼けむ
ら、焼け過ぎ等が生じ、焼結鉱の品質にばらつきが生ず
るので、焼成距離を目標値に保つようにパレット速度を
制御することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】ここに、発明者らは、焼
結機の主排風量、負圧および焼結原料層厚より検出され
る通気抵抗指数値(通気度) を基準に有効風量を求め、
これと焼成速度実績値とから焼成速度を予測し、それに
基づいてパレット速度を調整することで、焼成点の安定
した制御が可能となることを知り、この発明を完成し
た。
結機の主排風量、負圧および焼結原料層厚より検出され
る通気抵抗指数値(通気度) を基準に有効風量を求め、
これと焼成速度実績値とから焼成速度を予測し、それに
基づいてパレット速度を調整することで、焼成点の安定
した制御が可能となることを知り、この発明を完成し
た。
【0008】よって、この発明の要旨とするところは、
給鉱部から排鉱部へと移動するパレット内に供給される
焼結原料の表層に点火し、パレット下方に設けられた複
数の風箱より吸気して焼結原料を焼結するために焼結機
のパレット速度を制御する方法であって、主排風機に吸
引される排ガス中の風量と負圧の測定値に基づいて通気
抵抗指数 (L) を求め、このLを過去の実績通気抵抗指
数 (B) と比較し、(イ) L<Bの場合は、主排風量測定
値 (Q) を焼結原料層内通過風量 (Qp ) として用い、
(ロ) L≧Bの場合は、下式により求めた風量を焼結原料
層内通過風量 (Qp ) として用い、 Qp =Q−K3ΔP0.6 (但し、K3 : 比例定数、ΔP: 主排負圧測定値)前記焼
結原料層内通過風量 (Qp ) と焼成速度実績値 (Vf )
および主排風量設定値(Qs )とから下式により焼成速
度予測値(Vfy) を算出し、 Vfy=Vf ×Qp /Qs この値を用いて下式によりパレット速度ガイド値
(Psc) を算出し、 Psc=Vfy×LffpA/h (但し、LffpA: 焼成距離目標値、h: 焼結原料充填層
厚測定値)このパレット速度ガイド値 (Psc) にもとづ
いてパレット速度を制御することを特徴とする焼結機の
パレット速度制御方法である。
給鉱部から排鉱部へと移動するパレット内に供給される
焼結原料の表層に点火し、パレット下方に設けられた複
数の風箱より吸気して焼結原料を焼結するために焼結機
のパレット速度を制御する方法であって、主排風機に吸
引される排ガス中の風量と負圧の測定値に基づいて通気
抵抗指数 (L) を求め、このLを過去の実績通気抵抗指
数 (B) と比較し、(イ) L<Bの場合は、主排風量測定
値 (Q) を焼結原料層内通過風量 (Qp ) として用い、
(ロ) L≧Bの場合は、下式により求めた風量を焼結原料
層内通過風量 (Qp ) として用い、 Qp =Q−K3ΔP0.6 (但し、K3 : 比例定数、ΔP: 主排負圧測定値)前記焼
結原料層内通過風量 (Qp ) と焼成速度実績値 (Vf )
および主排風量設定値(Qs )とから下式により焼成速
度予測値(Vfy) を算出し、 Vfy=Vf ×Qp /Qs この値を用いて下式によりパレット速度ガイド値
(Psc) を算出し、 Psc=Vfy×LffpA/h (但し、LffpA: 焼成距離目標値、h: 焼結原料充填層
厚測定値)このパレット速度ガイド値 (Psc) にもとづ
いてパレット速度を制御することを特徴とする焼結機の
パレット速度制御方法である。
【0009】
【作用】この発明の作用として、焼成点の検出方法と焼
成点を制御するためのパレット速度の算出方法について
説明する。図1は、焼成点と各風箱の排風温度との関係
を示す説明図であり、図2は同上の各風箱と、それらに
配置された排風温度測定用熱電対の位置を示す平面図で
ある。
成点を制御するためのパレット速度の算出方法について
説明する。図1は、焼成点と各風箱の排風温度との関係
を示す説明図であり、図2は同上の各風箱と、それらに
配置された排風温度測定用熱電対の位置を示す平面図で
ある。
【0010】複数基の原料槽(図示せず)から切り出さ
れた原料4は、原料装入嵩高計1の測定値が所定の値と
なるように、サージホッパー2からロールフィーダ3の
回転によって連続的にパレットのグレート5上に給鉱さ
れる。給鉱された原料は、所定層厚の充填層6を形成し
ながらパレット( 図面を簡略化するために図示せず)の
移動によって排鉱部へと搬送され、この間に点火炉7で
充填層6の表面に点火される。
れた原料4は、原料装入嵩高計1の測定値が所定の値と
なるように、サージホッパー2からロールフィーダ3の
回転によって連続的にパレットのグレート5上に給鉱さ
れる。給鉱された原料は、所定層厚の充填層6を形成し
ながらパレット( 図面を簡略化するために図示せず)の
移動によって排鉱部へと搬送され、この間に点火炉7で
充填層6の表面に点火される。
【0011】一方、充填層6の下方には各風箱8が設置
され、燃焼ガスは各風箱8を通じて主排風機9の方へ強
制的に吸引される。このとき、各風箱8毎に設けられた
熱電対10によって、燃焼ガスの排風温度が測定されてい
るが、充填層6の燃焼前線12−1および12−2がパレッ
トのグレート5に到達するまでは、風箱8を通過する排
ガスの温度 (排風温度) はほぼ一定であり、グレート5
への到達点すなわち焼成点13−1および13−2と前後し
て排風温度は上昇し始める。
され、燃焼ガスは各風箱8を通じて主排風機9の方へ強
制的に吸引される。このとき、各風箱8毎に設けられた
熱電対10によって、燃焼ガスの排風温度が測定されてい
るが、充填層6の燃焼前線12−1および12−2がパレッ
トのグレート5に到達するまでは、風箱8を通過する排
ガスの温度 (排風温度) はほぼ一定であり、グレート5
への到達点すなわち焼成点13−1および13−2と前後し
て排風温度は上昇し始める。
【0012】図1の各風箱8の下方には、原料の移動に
従いパレットの幅方向別に測定された各風箱8の排風温
度推移線14−1および14−2が示されているが、その排
風温度推移線14−1および14−2の立ち上がり点15−1
および15−2を各幅方向部分における焼結機長方向での
焼成点とみなすことができる。これにより、各幅方向部
分における平均の焼成距離 (点火炉から焼成点までの距
離) は次の式(1) によって定義できる。
従いパレットの幅方向別に測定された各風箱8の排風温
度推移線14−1および14−2が示されているが、その排
風温度推移線14−1および14−2の立ち上がり点15−1
および15−2を各幅方向部分における焼結機長方向での
焼成点とみなすことができる。これにより、各幅方向部
分における平均の焼成距離 (点火炉から焼成点までの距
離) は次の式(1) によって定義できる。
【0013】
【数1】
【0014】Lffp : 各幅方向部分における平均の焼成
距離 Lffp1、Lffp2 : 幅方向別における焼成点より求めた
焼成距離 α : 補正係数 また、焼成距離間の焼成速度実績値は、パレット速度、
層厚の測定値および式(1) より算出した焼成距離を用い
て、図3に示すように縦方向 (層厚) における焼成速度
で通過する時間と横方向 (焼成距離) におけるパレット
速度で通過する時間が等しいことから、次の式(2) が成
立する。
距離 Lffp1、Lffp2 : 幅方向別における焼成点より求めた
焼成距離 α : 補正係数 また、焼成距離間の焼成速度実績値は、パレット速度、
層厚の測定値および式(1) より算出した焼成距離を用い
て、図3に示すように縦方向 (層厚) における焼成速度
で通過する時間と横方向 (焼成距離) におけるパレット
速度で通過する時間が等しいことから、次の式(2) が成
立する。
【0015】
【数2】 Vf =Ps ・h/Lffp ・・・・・(2) Vf : 焼成速度実績値 Ps : パレット速度測定値 h : 焼結原料充填層厚測定値 Lffp : 焼成距離検出値 また、何も外乱がなければ、焼成速度は主排風量にほぼ
比例して変化するので次の式(3) が成立する。
比例して変化するので次の式(3) が成立する。
【0016】
【数3】 Vf =K1 ・Q/A ・・・・・(3) K1 : 比例係数、 Q: 主排風量測定値 A : 吸引面積 しかし、実際に操業中に漏風量の外乱がある場合に、主
排風量測定値Qを式(3) にそのまま利用するならば、漏
風に相当する風量までも原料内を通過する風量(層内通
過風量) と誤認識されて、主排風量測定値になってしま
う。つまり、実操業における焼成速度と計算値における
焼成速度に不一致が生じる。その問題点を打開するため
には、焼結原料層内通過風量を利用した次の式(4) を用
いる。
排風量測定値Qを式(3) にそのまま利用するならば、漏
風に相当する風量までも原料内を通過する風量(層内通
過風量) と誤認識されて、主排風量測定値になってしま
う。つまり、実操業における焼成速度と計算値における
焼成速度に不一致が生じる。その問題点を打開するため
には、焼結原料層内通過風量を利用した次の式(4) を用
いる。
【0017】
【数4】 Vf =K2 ・Qp /A ・・・・・・(4) K2 : 比例係数、 Qp : 焼結原料層内通過風量 以上は、焼結の進行過程をそれぞれの関係式で説明する
ものであるが、上述の焼結原料層内通過風量は実際測定
不能のため、操業中に漏風量の外乱がある場合の説明と
しては不十分である。ここに、この発明によれば、上述
の焼結原料層内通過風量Qp として、測定可能な主排風
量、負圧により次式(5) のように定義する。
ものであるが、上述の焼結原料層内通過風量は実際測定
不能のため、操業中に漏風量の外乱がある場合の説明と
しては不十分である。ここに、この発明によれば、上述
の焼結原料層内通過風量Qp として、測定可能な主排風
量、負圧により次式(5) のように定義する。
【0018】
【数5】 Qp =Q−K3 ・ΔP0.6 ・・・・・(5) K3 : 比例定数、 ΔP : 主排負圧測定値 以上のように、漏風量の外乱の有無により、式(3) と式
(4) とを使い分ける。
(4) とを使い分ける。
【0019】以上のようなことを前提に、この発明にあ
っては、まず漏風量の外乱の有無の判定から始める。こ
の発明による判別方法としては、主排負圧に比例し、主
排風量に反比例する次式(6) の通気抵抗指数を利用す
る。
っては、まず漏風量の外乱の有無の判定から始める。こ
の発明による判別方法としては、主排負圧に比例し、主
排風量に反比例する次式(6) の通気抵抗指数を利用す
る。
【0020】
【数6】 L= (ΔP/h)0.6/Q ・・・・・・(6) L: 通気抵抗指数 この式は、層厚一定の条件で主排負圧が大きくて主排風
量が小さいならば、通気抵抗指数Lは大きくなる。逆
に、主排負圧が小さくて主排風量が大きいならば通気抵
抗指数Lは小さくなることがわかる。
量が小さいならば、通気抵抗指数Lは大きくなる。逆
に、主排負圧が小さくて主排風量が大きいならば通気抵
抗指数Lは小さくなることがわかる。
【0021】従って、焼結機の操業において、式(7) の
ように通気抵抗指数 (通気度) Lが過去の実績通気抵抗
指数 (例えば、過去1日平均値) Bより大きければ、原
料の通気性が悪化したためと判断し、前記主排風量測定
値Qおよび主排負圧測定値ΔPより定義した式(5) を焼
結原料層内通過風量として利用する。また、式(8) のよ
うにそれが小さければ前記主排風量測定値をそのまま有
効風量とする。
ように通気抵抗指数 (通気度) Lが過去の実績通気抵抗
指数 (例えば、過去1日平均値) Bより大きければ、原
料の通気性が悪化したためと判断し、前記主排風量測定
値Qおよび主排負圧測定値ΔPより定義した式(5) を焼
結原料層内通過風量として利用する。また、式(8) のよ
うにそれが小さければ前記主排風量測定値をそのまま有
効風量とする。
【0022】
【数7】 L≧B → Qp =Q−K3 ・ΔP0.6 ・・・・(7) L<B → Qp =Q ・・・・(8) B: 過去の実績通気抵抗指数 また、焼成速度予測値は次式(9) によって予測可能であ
る。
る。
【0023】
【数8】 Vfy=Vf ・Qp /Qs ・・・・(9) Vfy : 焼成速度予測値 Qs : 主排風量設定値 以上のことから、目標の焼成距離を得るためにパレット
速度ガイド値は、式(2) を応用した次式(10)で算出する
ことができる。
速度ガイド値は、式(2) を応用した次式(10)で算出する
ことができる。
【0024】
【数9】 Psc=Vfy・LffpA/h ・・・・・(10) Psc : パレット速度ガイド値 LffpA : 焼成距離目標値 このパレット速度ガイド値Pscをパレット速度の目標設
定値とするのである。
定値とするのである。
【0025】すなわち、この発明は、給鉱部から排鉱部
へと移動する焼結機のパレット内に供給される焼結原料
の表層に点火し、パレット下方に設けた複数の風箱より
吸気して焼結するための焼結機のパレット速度を制御す
る方法に関するものであり、その特徴とするところは、
主排風機に吸引される排ガス中の風量と負圧の測定値に
基づいて通気抵抗指数Lを求め、このLを過去の実績通
気抵抗指数Bと比較し、L<Bの場合はQp =Qとし、
L≧Bの場合は、Qp =Q−K3 ΔP0.6 としてVfy=
Vf ×Qp /Qs を算出し、このVfyを用いて、Psc=
Vfy×LffpA/hを算出し、この算出されたPscにもと
づいてパレット速度を制御する点にある。
へと移動する焼結機のパレット内に供給される焼結原料
の表層に点火し、パレット下方に設けた複数の風箱より
吸気して焼結するための焼結機のパレット速度を制御す
る方法に関するものであり、その特徴とするところは、
主排風機に吸引される排ガス中の風量と負圧の測定値に
基づいて通気抵抗指数Lを求め、このLを過去の実績通
気抵抗指数Bと比較し、L<Bの場合はQp =Qとし、
L≧Bの場合は、Qp =Q−K3 ΔP0.6 としてVfy=
Vf ×Qp /Qs を算出し、このVfyを用いて、Psc=
Vfy×LffpA/hを算出し、この算出されたPscにもと
づいてパレット速度を制御する点にある。
【0026】
【実施例】図4は、この発明方法を実施するための装置
構成例を示す概略図である。同図中、符号18は充填層厚
計、19は主排負圧計、20は焼成距離演算装置、21は焼成
点制御演算装置、22は手動設定器、23はパレット速度検
出調整装置、そして24は主排風量検出調整装置である。
その他、図1に示したものと同じものには同じ符号を付
して示してある。
構成例を示す概略図である。同図中、符号18は充填層厚
計、19は主排負圧計、20は焼成距離演算装置、21は焼成
点制御演算装置、22は手動設定器、23はパレット速度検
出調整装置、そして24は主排風量検出調整装置である。
その他、図1に示したものと同じものには同じ符号を付
して示してある。
【0027】焼成距離演算装置20では、各風箱8に設置
の熱電対10で測定された排風温度を入力して、その排風
温度の推移から焼成点の検出を行い、式(1) によって各
幅方向部分の平均焼成距離Lffp を演算し、得られた値
を焼成点制御演算装置21へ出力する。
の熱電対10で測定された排風温度を入力して、その排風
温度の推移から焼成点の検出を行い、式(1) によって各
幅方向部分の平均焼成距離Lffp を演算し、得られた値
を焼成点制御演算装置21へ出力する。
【0028】焼成点制御演算装置21は、焼成距離演算装
置20から入力した焼成距離Lffp 、手動設定器22から入
力した焼成距離目標値LffpA、充填層厚計18から入力し
た焼結原料充填層厚測定値h、主排負圧計19から入力し
た主排負圧測定値ΔP、パレット速度検出調整装置23か
ら入力したパレット速度測定値Ps 、主排風量検出調整
装置24から入力した主排風量測定値Q、前記の主排負圧
測定値ΔPと主排風量測定値Qより算出される焼結原料
層内通過風量Qp 、例えば過去1日平均の通気抵抗指数
Bと主排風量設定値Qs を入力する。
置20から入力した焼成距離Lffp 、手動設定器22から入
力した焼成距離目標値LffpA、充填層厚計18から入力し
た焼結原料充填層厚測定値h、主排負圧計19から入力し
た主排負圧測定値ΔP、パレット速度検出調整装置23か
ら入力したパレット速度測定値Ps 、主排風量検出調整
装置24から入力した主排風量測定値Q、前記の主排負圧
測定値ΔPと主排風量測定値Qより算出される焼結原料
層内通過風量Qp 、例えば過去1日平均の通気抵抗指数
Bと主排風量設定値Qs を入力する。
【0029】次いで、この発明にしたがって、式(6) で
Lの値を求め、上記式(7) 、(8) の判定を行った後、式
(9) 、(10)によって、焼成速度予測値、そして目標の焼
成距離を得るためのパレット速度ガイド値Pscを算出す
る。そして、この算出されたパレット速度ガイド値Psc
をパレット速度検出調整装置23の設定値として与えるこ
とによりパレット速度を調整するのである。
Lの値を求め、上記式(7) 、(8) の判定を行った後、式
(9) 、(10)によって、焼成速度予測値、そして目標の焼
成距離を得るためのパレット速度ガイド値Pscを算出す
る。そして、この算出されたパレット速度ガイド値Psc
をパレット速度検出調整装置23の設定値として与えるこ
とによりパレット速度を調整するのである。
【0030】この発明を実際にDL式焼結機に適用して
操業した結果を、排風温度のみから検出した焼成点に基
づいてパレット速度を調整した従来法 (従来例3)と比
較して表1に示す。
操業した結果を、排風温度のみから検出した焼成点に基
づいてパレット速度を調整した従来法 (従来例3)と比
較して表1に示す。
【0031】
【表1】
【0032】表1に示される結果から、本発明法と従来
法とでは焼成距離の平均値が同じでも本発明法の方が標
準偏差が小さいことがわかる。
法とでは焼成距離の平均値が同じでも本発明法の方が標
準偏差が小さいことがわかる。
【0033】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明のパ
レット速度制御方法によれば、焼結機における焼成点を
一層高精度に調整することができ、焼結鉱の生産性を向
上維持しつつ、その品質を安定することができる。
レット速度制御方法によれば、焼結機における焼成点を
一層高精度に調整することができ、焼結鉱の生産性を向
上維持しつつ、その品質を安定することができる。
【図1】焼成点と各風箱の排風温度との関係を示す説明
図である。
図である。
【図2】風箱と排風温度測定用電熱対の配置を示す平面
図である。
図である。
【図3】定常状態における燃焼速度とパレット速度との
関係を示す説明図である。
関係を示す説明図である。
【図4】この発明方法を実施するための装置構成例を示
す概略図である。
す概略図である。
1 : 原料装入嵩高計 2 : サージホッ
パー 3 : ロールフィーダ 4 : 原料 5 : パレットのグレート 6 : 充填層 7 : 点火炉 8 : 風箱 9 : 主排風機 10 : 熱電対 12-1,12-2 : 幅方向それぞれの燃焼前線 13-1,13-2 : 幅方向それぞれの焼成点 14-1,14-2 : 幅方向それぞれの排風温度推移曲線 15-1,15-2 : 幅方向それぞれの排風温度立ち上がり点 18 : 充填層厚計 19 : 主排負圧計 20 : 焼成距離演算装置 21 : 焼成点制御
演算装置 22 : 手動設定器 23 : パレット速
度検出調整装置 24 : 主排風量検出調整装置 Vfy : 焼成速度
予測値 (m/min) Psc : パレット速度測定ガイド値 (m/min) h : 焼結原料充填層厚測定値 (m) LffpA : 焼成距離目標値 (m)
パー 3 : ロールフィーダ 4 : 原料 5 : パレットのグレート 6 : 充填層 7 : 点火炉 8 : 風箱 9 : 主排風機 10 : 熱電対 12-1,12-2 : 幅方向それぞれの燃焼前線 13-1,13-2 : 幅方向それぞれの焼成点 14-1,14-2 : 幅方向それぞれの排風温度推移曲線 15-1,15-2 : 幅方向それぞれの排風温度立ち上がり点 18 : 充填層厚計 19 : 主排負圧計 20 : 焼成距離演算装置 21 : 焼成点制御
演算装置 22 : 手動設定器 23 : パレット速
度検出調整装置 24 : 主排風量検出調整装置 Vfy : 焼成速度
予測値 (m/min) Psc : パレット速度測定ガイド値 (m/min) h : 焼結原料充填層厚測定値 (m) LffpA : 焼成距離目標値 (m)
Claims (1)
- 【請求項1】 給鉱部から排鉱部へと移動するパレット
内に供給される焼結原料の表層に点火し、パレット下方
に設けられた複数の風箱より吸気して焼結原料を焼結す
るために焼結機のパレット速度を制御する方法であっ
て、主排風機に吸引される排ガス中の風量と負圧の測定
値に基づいて通気抵抗指数 (L) を求め、このLを過去
の実績通気抵抗指数 (B) と比較し、(イ) L<Bの場合
は、主排風量測定値 (Q) を焼結原料層内通過風量 (Q
p ) として用い、(ロ) L≧Bの場合は、下式により求め
た風量を焼結原料層内通過風量 (Qp ) として用い、 Qp =Q−K3ΔP0.6 (但し、K3 : 比例定数、ΔP: 主排負圧測定値)前記焼
結原料層内通過風量 (Qp ) と焼成速度実績値 (Vf )
、および主排風量設定値(Qs )とから下式により焼
成速度予測値(Vfy) を算出し、 Vfy=Vf ×Qp /Qs この値を用いて下式によりパレット速度ガイド値
(Psc) を算出し、 Psc=Vfy×LffpA/h (但し、LffpA: 焼成距離目標値、h: 焼結原料充填層
厚測定値)このパレット速度ガイド値 (Psc) にもとづ
いてパレット速度を制御することを特徴とする焼結機の
パレット速度制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4279293A JPH06256862A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 焼結機のパレット速度制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4279293A JPH06256862A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 焼結機のパレット速度制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06256862A true JPH06256862A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=12645817
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4279293A Withdrawn JPH06256862A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 焼結機のパレット速度制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06256862A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020002109A (ko) * | 2000-06-29 | 2002-01-09 | 이구택 | 소결기의 속도제어장치 및 속도제어방법 |
| CN113671921A (zh) * | 2021-08-24 | 2021-11-19 | 马鞍山钢铁股份有限公司 | 一种系列化的烧结参数控制方法 |
-
1993
- 1993-03-03 JP JP4279293A patent/JPH06256862A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020002109A (ko) * | 2000-06-29 | 2002-01-09 | 이구택 | 소결기의 속도제어장치 및 속도제어방법 |
| CN113671921A (zh) * | 2021-08-24 | 2021-11-19 | 马鞍山钢铁股份有限公司 | 一种系列化的烧结参数控制方法 |
| CN113671921B (zh) * | 2021-08-24 | 2024-01-30 | 马鞍山钢铁股份有限公司 | 一种系列化的烧结参数控制方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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