JPH0625730Y2 - 組立構造式液封入ストラットマウント - Google Patents

組立構造式液封入ストラットマウント

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JPH0625730Y2
JPH0625730Y2 JP1989005621U JP562189U JPH0625730Y2 JP H0625730 Y2 JPH0625730 Y2 JP H0625730Y2 JP 1989005621 U JP1989005621 U JP 1989005621U JP 562189 U JP562189 U JP 562189U JP H0625730 Y2 JPH0625730 Y2 JP H0625730Y2
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metal fitting
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liquid
fitting
mount
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JP1989005621U
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善治 中島
悟 奥谷
忠良 大平
和哉 寺島
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Toyota Motor Corp
Toyo Tire Corp
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Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車用ストラット防振マウントに好適な組立
構造式液封入ストラットマウントに関する。
(従来の技術) この種の自動車用防振マウントとしては、芯金具と外筒
金具との間にゴムを充填させた構造の防振ゴムが多用さ
れている。
(考案が解決しようとする課題) 上述の防振ゴムは、路面の凹凸により惹き起こされる振
動により、車室内には、ロードノイズとして伝わるが、
この振動の主成分は80〜400Hzの高周波数域に存してい
て、従来は主にゴム自身の高周波数域の動的バネ定数を
できるだげ小さくして、振動伝達率を下げることで対処
してきた。
しかしながらゴム自体では、高周波数域で動的バネ定数
を大幅に下げることは、ゴム本来の特性及び過大な荷重
を受けたときの耐久性の確保の点から限界があり、室内
ロードノイズの低減が十分に果たし得なかった。
かかる問題点に対処して本考案は従来の防振ゴムが有す
る欠点の解消をはかるべく成されたものであって、ゴム
本来の防振特性に加えて液体による振動絶縁特性を発揮
することが可能なマウント構造を提供するに至り、高周
波数域の振動に対して防振性能を向上させ室内ロードノ
イズを低減し得ることにより、快適性を増大させること
を目的とする。
(課題を解決するための手段) しかして本考案は添付図面の実施例に示すように、芯金
具、該芯金具に同心的に囲繞させた外筒金具、それ等両
金具を全周に亘らせてつなぐゴム状弾性体からなる防振
基体によりマウント基部を形成して、前記防振基体に対
して芯金具の軸方向に所定間隔あけた位置に弾性体より
なるダイアフラムを前記両金具間に亘らせて固着するこ
とによりマウント基部内に空間部からなる液室を形成
し、該液室内に芯金具の軸心に直角の方向に配置させて
前記両金具に対し一方には固着し、かつ、他方には所定
面積の環状開口が介在する如く遊離する板状体を設けて
なり、前記液室に液体を充填せしめた液封入ストラット
マウントであって、外筒金具がシール面で突合わせるこ
とにより液密に連結し得る如く軸心方向に2分割されて
いて、前記防振基体を片側の外筒金具に、前記ダイアフ
ラムを相手側の外筒金具に夫々固着してなることを特徴
とする。
(作用) 本考案に係るマウントに対し芯金具に上下振動が加わる
と、防振基体の変形で2分されている各液室の容積変化
により液体が前記環状開口部に流れる。
振動数が低い場合は液体の流動は入力振動と同期的に行
われて液体が成す作用は殆どなくなる。
従って動的バネ特性は防振基体のゴム特性が主体にな
り、従来のように低周波数域の防振効果が得られる。
一方、振動数が高い場合は、液体流動は入力振動と同期
し難くなって所定の振動数において液自体が共振現象を
示すことにより、低い動的バネ定数を示し高周波数域で
の振動伝達率を下げることができる。
通常、路面から伝わる振動は芯金具に入り、防振基体、
ダイアフラム及び充填液体の流動抵抗を通して減衰され
た力が外筒金具に伝達され、ボルト等で締結されたボデ
ィを経由し、車室内に振動,騒音として伝わる。
その際、外筒金具が2分割されているので、防振基体を
通して伝わる力は外筒金具側のダイアフラム取付部に直
接作用しなく、従ってシール部の変形、劣化が生じ難
く、安定したシール性能が長期間持続する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面によって説明する。
第1図及び第2図において、(1)は金属製の芯金具であ
って防振基体固着部(1A)と軸受取付部(1B)とから構成さ
れ、溶接により一体化させて貫通孔を軸方向に有する筒
状体に形成し、ベアリング(13)が加締めによって下端部
に固定され、振動入力部材にボルト締結せしめる。
(2)は外筒金具で軸心方向に2分割された第1金具(2A)
及び第2金具(2B)からなり、両金具(2A),(2B)は突合わ
せ部にシール面となるつば部を有し、略々L字状の断面
形状をなしていて、両つば部で突合わせて3個所等複数
個所で加締め加工し一体化することによって筒状体に仕
上げられる。
上記外筒金(2)は前記芯金具(1)に対して同心的に囲繞さ
せた配置形態をとらせる。
前記第1金具(2A)、第2金具(2B)のつば部におけるシー
ル面に後述する防振基体(3)と一体をなす薄いゴム層(8)
が第2金具(2B)側に貼着されているので(第3図参
照)、突合わせ一体させた際にこのゴム層(8)が介在す
ることによって液シールは確実に成され、また、両金具
(2A),(2B)間の振動伝達を緩和させる緩衝材としても機
能している。
しかして芯金具(1)と外筒金具(2)とに対してゴム状弾性
体からなる防振基体(3)及びダイアフラム(4)が橋掛け状
に亘らせて両金具(1),(2)に固着せしめて設けられる
が、防振基体(3)は芯金具(1)の防振基体固着部(1A)の外
周部と外筒金具(2)の第2金具(2B)の内周部との間に亘
らせて設けている。
一方、ダイアフラム(4)は例えばゴム製の薄いドーナッ
ツ状を成していて、芯金具(1)の軸受取付部(1B)の筒端
部と外筒金具(2)の第1金具(2A)における同じ側の端部
との間に亘らせ固着しており、図示例はダイアフラム
(4)に金属又はプラスチックからなる外輪(9)と内輪(10)
とを加硫接着によって一体せしめ、この両輪(9),(10)
を第1金具(2A)及び軸受取付部(1B)に対しシールゴム(1
1),(12)を介し嵌着せしめることにより気密的な結合が
確実に行われる。
なお、両輪(9),(10)のうちの一方を省略して第1金具
(2A)又は軸受取付部(1B)に直接加硫接着するようにした
構造とすることも可能である。
このようにしてダイアフラム(4)は防振基体(3)に対して
芯金具(1)及び外筒金具(2)の軸方向に所定間隔をあけた
位置に存することになり、それ等各部材(1)〜(4)の組み
付けによって内部に気密構造の空間部からなる液室(5)
が形成される。
しかして上記液室(5)内には振動板としての板状体(6)を
配設せしめるが、この板状体(6)は金属板など高剛性板
あるいは弾性を持つゴム状弾性板によって、又は両板の
複合になる板体によって所定厚さの略々ドーナッツ状板
体に形成している。
上記振動板(6)は、図示例では外筒金具(2)の第1金具(2
A)内周に固着して芯金具(1)に対し所定面積の環状開口
(7)が取り巻くごとく芯金具(1)に直角の方向に配設せし
めているが、その他に芯金具(1)に対して固着せしめ、
外筒金具(2)に対して所定面積の環状開口(7)が内壁に接
して介在するごとく設けたものであっても良い。
なお、前記振動板(6)の固着は圧入等によって各金具
(1)、(2)に簡単に固定一体させることが可能であり、通
常は芯金具(1)と振動板(6)内周は同心円の関係となって
隙間は一定寸法であるが、所定開口面積が得られるので
あれば、断面円形をなす両金具(1),(2)に対して振動板
(6)の内周形状は必ずしも円形でなくて良く、楕円形、
多角形をなす形態とすることも可能である。
以上述べた構成のストラットマウントは、芯金具(1)と
第2金具(2B)と防振基体(3)との一体構造体、第1金具
(2A)と振動板(6)との一体構造体を夫々作製して、両者
を前記ゴム層(8)が被圧縮下で介在するように、第1金
具(2A)及び第2金具(2B)を両つば部の突合わせによって
連結し、かつ、加締め又はボルト止めによって固着一体
させる。
かくして得られた組立体をエチレングリコール等の液中
に浸積させて次にダイアフラム(4)の組付けをこの液中
で行うことによって組立てと液充填とが同時に成され
る。
この場合、防振基体(3)とダイアフラム(4)とが別体であ
る第2金具(2B)及び第1金具(2A)に夫々結合してなる構
造であるのでより気密性の高い液室(15)を形成すること
が可能である。
このマウントを自動車用ストラットマウントに使用した
場合、通常路面から伝わる振動は、芯金具(1)に入り防
振基体(3)、ダイアフラム(4)及び液室(5)内液体の流動
抵抗等を通して減衰された状態で外筒金具(2)に伝達さ
れ、ボルト等で締結された車体を経由し、車室内に振
動、騒音として伝わる。
上記マウントは液体を封入し、かつ内部に板状体(6)を
設けることによって、入力振動による液体共振を発生さ
せ、マウントの動的バネ定数の低減、すなわち振動伝達
率を低下させることが可能である。
(考案の効果) (イ)低周波数振動が伝わった場合は、液室(5)内の液体は
入力振動と同期的に大きな圧力変化もなく流動すること
から、動的バネ特性は防振基体(3)が保有するゴム特性
になり、従来のゴムマウントと同様の防振効果が得られ
る。
(ロ)高周波数振動の場合は、液体が環状開口(7)を同期的
に流れ難くなって、所定の振動数で液自体共振現象を起
こす結果、低バネ定数を示すことになり、振動伝達率を
有効に下げ、車室内の静粛化に大きく寄与する。
(ハ)外筒金具(2)を防振基体(3)取付側の第2金具(2B)と
ダイアフラム(4)取付側の第1金具(2A)とに2分割して
いるので、防振基体(3)を通じて伝わる力は直接第1金
具(2A)のダイアフラム(4)取付部に入ることが無いため
に、大荷重が入った場合でもダイアフラム(4)の内・外
両シール部にはダイアフラム(4)を伝わる小さな振動力
が作用するだけであって、金具の変形、シール用弾性体
の劣化による封入液の漏洩が発生することは極めて少な
く、長期間に亘り安定した防振性能を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る縦断面示正面図、第2図
は半部示平面図、第3図は第1図における外筒金具の突
合わせ部の部分図である。 (1)…芯金具、(2)…外筒金具、 (2A)…第1金具、(2B)…第2金具、 (3)…防振基体、(4)…ダイアフラム、 (5)…液室、(6)…板状体、 (7)…環状開口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大平 忠良 愛知県西加茂郡三好町大字打越字生賀山3 東洋ゴム工業株式会社自動車部品技術セ ンター内 (72)考案者 寺島 和哉 愛知県西加茂郡三好町大字打越字生賀山3 東洋ゴム工業株式会社自動車部品技術セ ンター内 (56)参考文献 特開 昭63−190949(JP,A) 実開 平2−96057(JP,U) 実開 平2−62135(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】芯金具、該芯金具に同心的に囲繞させた外
    筒金具、それ等両金具を全周に亘らせてつなぐゴム状弾
    性体からなる防振基体によりマウント基部を形成して、
    前記防振基体に対し芯金具の軸方向に所定間隔あけた位
    置に弾性体よりなるダイアフラムを前記両金具間に亘ら
    せて固着することによりマウント基部内に空間部からな
    る液室を形成し、該液室内に芯金具の軸心に直角の方向
    に配置させて前記両金具に対し一方には固着し、かつ、
    他方には所定面積の環状開口が介在する如く遊離する板
    状体を設けてなり、前記液室に液体を充填せしめた液封
    入ストラットマウントであって、外筒金具がシール面で
    突合わせることにより液密に連結し得る如く軸心方向に
    2分割されていて、前記防振基体を片側の外筒金具に、
    前記ダイアフラムを相手側の外筒金具に夫々固着してな
    ることを特徴とする組立構造式液封入ストラットマウン
    ト。
JP1989005621U 1989-01-20 1989-01-20 組立構造式液封入ストラットマウント Expired - Lifetime JPH0625730Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0236985Y2 (ja) * 1984-12-24 1990-10-08
FR2602292B1 (fr) * 1986-07-30 1990-09-07 Hutchinson Perfectionnements aux supports amortisseurs hydrauliques

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