JPH06257945A - 熱処理炉 - Google Patents
熱処理炉Info
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- JPH06257945A JPH06257945A JP4811493A JP4811493A JPH06257945A JP H06257945 A JPH06257945 A JP H06257945A JP 4811493 A JP4811493 A JP 4811493A JP 4811493 A JP4811493 A JP 4811493A JP H06257945 A JPH06257945 A JP H06257945A
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】安定・円滑運転と設備経済・運転経済の双方を
満足できるようにする。 【構成】循環ファン11の翼12が、形状記憶合金を利
用して加熱ガス温度が変態温度に達しない場合には風量
を設定値より減少させる翼角度を有する形態となりかつ
変態温度に達した後は風量が設定値となるような翼角度
を有する形態となるように形成されている。
満足できるようにする。 【構成】循環ファン11の翼12が、形状記憶合金を利
用して加熱ガス温度が変態温度に達しない場合には風量
を設定値より減少させる翼角度を有する形態となりかつ
変態温度に達した後は風量が設定値となるような翼角度
を有する形態となるように形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、炉体内ガス温度が上
昇,下降される熱処理炉(例えば乾燥炉)に関する。
昇,下降される熱処理炉(例えば乾燥炉)に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の乾燥炉の概略構成を示す
図、図5は風量と軸動力との関係を示す図である。例え
ば、乾燥炉は、図4に示す如く、炉体1内に複数のゾー
ンが形成されるとともに、各ゾーンごとに熱風循環用の
ファン11とバーナ19とを有する熱風循環装置10が
設けられ、循環ファン11によって炉体1内から吸引し
た熱風(加熱ガス)をバーナ19で加熱して再び炉体1
内に循環供給し、ワーク(例えば自動車車体)Wが搬送
される炉体1内の雰囲気を所定の焼付温度(150〜2
20℃)に維持するようにしている。なお、循環ファン
11は、図示しないモータで回転駆動される構成とされ
ている。
図、図5は風量と軸動力との関係を示す図である。例え
ば、乾燥炉は、図4に示す如く、炉体1内に複数のゾー
ンが形成されるとともに、各ゾーンごとに熱風循環用の
ファン11とバーナ19とを有する熱風循環装置10が
設けられ、循環ファン11によって炉体1内から吸引し
た熱風(加熱ガス)をバーナ19で加熱して再び炉体1
内に循環供給し、ワーク(例えば自動車車体)Wが搬送
される炉体1内の雰囲気を所定の焼付温度(150〜2
20℃)に維持するようにしている。なお、循環ファン
11は、図示しないモータで回転駆動される構成とされ
ている。
【0003】ここに、循環ファン11の容量は、炉体1
内のガス(空気)温度を熱処理品質保証に好適な例えば
180℃の設定温度に均一維持するに十分な風量を得る
ものとして選定されている。
内のガス(空気)温度を熱処理品質保証に好適な例えば
180℃の設定温度に均一維持するに十分な風量を得る
ものとして選定されている。
【0004】上記乾燥炉でワーク乾燥作業を行うに当た
っては、まず熱風循環装置10が駆動されて炉体1内の
空気温度が常温(例えば20〜30℃)より設定温度
(例えば180℃)まで上昇される。次に、その状態
で、ワークWが炉体1内を所定時間かけて搬送される。
その結果、ワークWの塗膜は加熱されて反応硬化され
る。
っては、まず熱風循環装置10が駆動されて炉体1内の
空気温度が常温(例えば20〜30℃)より設定温度
(例えば180℃)まで上昇される。次に、その状態
で、ワークWが炉体1内を所定時間かけて搬送される。
その結果、ワークWの塗膜は加熱されて反応硬化され
る。
【0005】このように、乾燥炉では、常温より所定温
度まで上昇させる昇温工程が必要となるため、前記モー
タの容量は常温において前記風量を得るに必要とする循
環ファン11の軸動力を出力可能なものと選定されてい
るのが一般的である。
度まで上昇させる昇温工程が必要となるため、前記モー
タの容量は常温において前記風量を得るに必要とする循
環ファン11の軸動力を出力可能なものと選定されてい
るのが一般的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記乾燥炉
では、図5に示す如く、昇温工程において風量Qは一定
であるが、軸動力SKWは炉体1内の空気温度の上昇と
ともに減少している。すなわち、循環ファン11は、モ
ータにより回転数一定のもとに一定の風量を保持しなが
らも、炉体1内の空気密度が温度の上昇とともに小さく
なることに伴い実質的軸動力SKWが減少することがわ
かる。つまり、従来は昇温工程における円滑運転の観点
から、図5に示す領域Ao内の軸動力SKWを出力する
に十分な容量のモータが選定されていたからである。
では、図5に示す如く、昇温工程において風量Qは一定
であるが、軸動力SKWは炉体1内の空気温度の上昇と
ともに減少している。すなわち、循環ファン11は、モ
ータにより回転数一定のもとに一定の風量を保持しなが
らも、炉体1内の空気密度が温度の上昇とともに小さく
なることに伴い実質的軸動力SKWが減少することがわ
かる。つまり、従来は昇温工程における円滑運転の観点
から、図5に示す領域Ao内の軸動力SKWを出力する
に十分な容量のモータが選定されていたからである。
【0007】したがって、設定温度Ts(=180℃)
における循環ファン11の実質的軸動力SKWに対応す
る容量のモータを選定採決できるなら、モータや動力盤
等の小型小容量化はもとより消費電力軽減を図ることが
できるといえる。換言すれば、従来構造では過大設備と
無用電力を消費していたといわざるを得ない。
における循環ファン11の実質的軸動力SKWに対応す
る容量のモータを選定採決できるなら、モータや動力盤
等の小型小容量化はもとより消費電力軽減を図ることが
できるといえる。換言すれば、従来構造では過大設備と
無用電力を消費していたといわざるを得ない。
【0008】だからといって、モータを設定温度Tsに
おける循環ファン11の実質的軸動力SKWを出力する
ものと選定したのでは、図5から明らかの通り、昇温工
程におけるモータの過負荷は回避することができず、安
全運転が阻害されるばかりかモータ焼損という事態を招
来するので、却って生産能力を低下させることになる。
しかも、昇温工程は比較的長時間を必要とすることか
ら、一時的過負荷で通過させようとする運転は不可能で
ある。
おける循環ファン11の実質的軸動力SKWを出力する
ものと選定したのでは、図5から明らかの通り、昇温工
程におけるモータの過負荷は回避することができず、安
全運転が阻害されるばかりかモータ焼損という事態を招
来するので、却って生産能力を低下させることになる。
しかも、昇温工程は比較的長時間を必要とすることか
ら、一時的過負荷で通過させようとする運転は不可能で
ある。
【0009】本発明の目的は、上記事情に鑑み、安定・
円滑運転と設備経済・運転経済との双方を満足できる熱
処理炉を提供することにある。
円滑運転と設備経済・運転経済との双方を満足できる熱
処理炉を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、炉体内雰囲気
温度が上昇するとガス密度は減少することを当然の前提
とし、かつ循環ファンの風量は設定温度において炉体内
ガス温度を均一化するために選定されるものであって昇
温過程中においては風量は規定風量よりも小さくてもよ
いことに着目し、設定温度近傍に達するまで風量を絞る
ことを容認して循環ファンの実質的軸動力を常温時と設
定温度時において一定とするようにして、前記目的を達
成するものである。
温度が上昇するとガス密度は減少することを当然の前提
とし、かつ循環ファンの風量は設定温度において炉体内
ガス温度を均一化するために選定されるものであって昇
温過程中においては風量は規定風量よりも小さくてもよ
いことに着目し、設定温度近傍に達するまで風量を絞る
ことを容認して循環ファンの実質的軸動力を常温時と設
定温度時において一定とするようにして、前記目的を達
成するものである。
【0011】すなわち、請求項1に係る熱処理炉は、炉
体内に加熱ガスをモータにより回転駆動される循環ファ
ンにより循環しつつワークの熱処理を行うように構成さ
れた熱処理炉において、前記循環ファンの翼が、形状記
憶合金を利用して加熱ガスの設定温度に対応する変態温
度に達しない場合には風量を設定値より減少させる翼角
度を有する形態となりかつ該変態温度に達した後は風量
が設定値となるような翼角度を有する形態となるように
形成されていることを特徴とする。
体内に加熱ガスをモータにより回転駆動される循環ファ
ンにより循環しつつワークの熱処理を行うように構成さ
れた熱処理炉において、前記循環ファンの翼が、形状記
憶合金を利用して加熱ガスの設定温度に対応する変態温
度に達しない場合には風量を設定値より減少させる翼角
度を有する形態となりかつ該変態温度に達した後は風量
が設定値となるような翼角度を有する形態となるように
形成されていることを特徴とする。
【0012】請求項2に係る熱処理炉は、炉体内に加熱
ガスをモータにより回転駆動される循環ファンにより循
環しつつワークの熱処理を行うように構成された熱処理
炉において、前記循環ファンに風量調整部材を設け、該
風量調整部材が形状記憶合金を利用して加熱ガスの設定
温度に対応する変態温度に達しない場合には風量を設定
値より絞るような形態となりかつ該変態温度に達した後
は風量が設定値となるような形態となるように形成され
ていることを特徴とする。
ガスをモータにより回転駆動される循環ファンにより循
環しつつワークの熱処理を行うように構成された熱処理
炉において、前記循環ファンに風量調整部材を設け、該
風量調整部材が形状記憶合金を利用して加熱ガスの設定
温度に対応する変態温度に達しない場合には風量を設定
値より絞るような形態となりかつ該変態温度に達した後
は風量が設定値となるような形態となるように形成され
ていることを特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成による請求項1の発明では、循環ファ
ンの翼は形状記憶合金により加熱ガスの設定温度に対応
する変態温度に達しない場合には風量を設定値より減少
させる翼角度を有する形態となる。そして、変態温度に
達した後は風量が設定値となるような翼角度を有する形
態となる。ここで、変態温度を設定温度に近い高温(理
想的には設定温度)に設定することにより、ガス密度が
大きい低温時においてもモータが過負荷となることがな
い。よって、モータ等を小型化できる。なお、変態温度
に達するまでの低温時には循環ファンの風量は小さいが
問題はなく、変態温度に達した後の高温時(設定温度
時)には規定風量となるので炉体内ガス温度を均一に維
持できる。
ンの翼は形状記憶合金により加熱ガスの設定温度に対応
する変態温度に達しない場合には風量を設定値より減少
させる翼角度を有する形態となる。そして、変態温度に
達した後は風量が設定値となるような翼角度を有する形
態となる。ここで、変態温度を設定温度に近い高温(理
想的には設定温度)に設定することにより、ガス密度が
大きい低温時においてもモータが過負荷となることがな
い。よって、モータ等を小型化できる。なお、変態温度
に達するまでの低温時には循環ファンの風量は小さいが
問題はなく、変態温度に達した後の高温時(設定温度
時)には規定風量となるので炉体内ガス温度を均一に維
持できる。
【0014】また、上記構成による請求項2の発明で
は、循環ファンに設けられた風量調整部材(例えば吸込
みダンパ,吐出しダンパ)は形状記憶合金によりガス温
度が変態温度に達しない場合には風量を設定値より減少
させる形態となる。そして、変態温度に達した以後は風
量が設定値となるような形態となる。これにより、上記
請求項1の発明と同様の効果を奏するとともに、風量調
整部材は翼と異なり回転しないので格別の構造強度を必
要とせず容易に製作することができる。またコスト高と
ならない。
は、循環ファンに設けられた風量調整部材(例えば吸込
みダンパ,吐出しダンパ)は形状記憶合金によりガス温
度が変態温度に達しない場合には風量を設定値より減少
させる形態となる。そして、変態温度に達した以後は風
量が設定値となるような形態となる。これにより、上記
請求項1の発明と同様の効果を奏するとともに、風量調
整部材は翼と異なり回転しないので格別の構造強度を必
要とせず容易に製作することができる。またコスト高と
ならない。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。 (第1実施例)図1は本乾燥炉に使用される循環ファン
を示す図、図2は循環ファンの内部構成を示す図であ
る。本実施例に係る乾燥炉は、従来と同様に炉体(1)
および熱風循環装置(10)を含み構成されており、循
環ファン11の翼12の翼角度を形状記憶合金を利用し
て温度に応じて変化させることにより当該ファン11の
常温(20〜30℃)時における軸動力SKWと設定温
度(本実施例では180℃)に達した後の軸動力SKW
とが同等となるように形成されている。なお、従来例
(図4)と共通する構成要素については同一の符号を付
し、その説明を省略もしくは簡略化する。
を示す図、図2は循環ファンの内部構成を示す図であ
る。本実施例に係る乾燥炉は、従来と同様に炉体(1)
および熱風循環装置(10)を含み構成されており、循
環ファン11の翼12の翼角度を形状記憶合金を利用し
て温度に応じて変化させることにより当該ファン11の
常温(20〜30℃)時における軸動力SKWと設定温
度(本実施例では180℃)に達した後の軸動力SKW
とが同等となるように形成されている。なお、従来例
(図4)と共通する構成要素については同一の符号を付
し、その説明を省略もしくは簡略化する。
【0016】ここで、循環ファン11の容量は、炉体1
内のガス(空気)温度を設定温度に均一維持するために
必要十分な風量を得ることができるものと選定されてい
る。この実施例では、循環ファン11は軸流ファンによ
り形成され、設定温度を180℃として、そのときの風
量は1000m3 /minとされている。この場合(定
格)の軸動力は11KWである。また、循環ファン11
の翼12は、形状記憶合金を利用してガスの設定温度
(180℃)に対応する変態温度に達しない場合には風
量を設定値(1000m3 /min)より減少させる翼
角度を有する形態となりかつ変態温度に達した後は風量
が設定値(1000m3 /min)となるような翼角度
を有する形態となるように形成されている。変態温度
は、設定温度に近い高温(理想的には設定温度)に選定
されるが、100℃以上では循環ファン11の軸動力S
KWはあまり変動しないことを考慮して本実施例では1
00℃としている。
内のガス(空気)温度を設定温度に均一維持するために
必要十分な風量を得ることができるものと選定されてい
る。この実施例では、循環ファン11は軸流ファンによ
り形成され、設定温度を180℃として、そのときの風
量は1000m3 /minとされている。この場合(定
格)の軸動力は11KWである。また、循環ファン11
の翼12は、形状記憶合金を利用してガスの設定温度
(180℃)に対応する変態温度に達しない場合には風
量を設定値(1000m3 /min)より減少させる翼
角度を有する形態となりかつ変態温度に達した後は風量
が設定値(1000m3 /min)となるような翼角度
を有する形態となるように形成されている。変態温度
は、設定温度に近い高温(理想的には設定温度)に選定
されるが、100℃以上では循環ファン11の軸動力S
KWはあまり変動しないことを考慮して本実施例では1
00℃としている。
【0017】本実施例では、循環ファン11の翼12
は、図2に示す如くハブ13に矢印方向に回動可能に設
けられており、カム機構14(カムフォロワ14a,カ
ム14b)により回動される構成とされている。しかし
て、本循環ファン11は、カム機構14のカム14bを
回動させるコイルスプリング15を変態温度が100℃
の2方向性形状記憶合金バネより形成している。したが
って、コイルスプリング15は変態温度(100℃)を
境にして伸縮し、その結果翼12角度は風量を設定値よ
り減少させる角度より風量が設定値と同等となる角度に
変化する。なお、ハブ13は主軸16を介して軸受部2
6に回転可能に設けられている。この主軸16は、図示
しないモータによってベルト伝動機構27を介して回転
駆動される。
は、図2に示す如くハブ13に矢印方向に回動可能に設
けられており、カム機構14(カムフォロワ14a,カ
ム14b)により回動される構成とされている。しかし
て、本循環ファン11は、カム機構14のカム14bを
回動させるコイルスプリング15を変態温度が100℃
の2方向性形状記憶合金バネより形成している。したが
って、コイルスプリング15は変態温度(100℃)を
境にして伸縮し、その結果翼12角度は風量を設定値よ
り減少させる角度より風量が設定値と同等となる角度に
変化する。なお、ハブ13は主軸16を介して軸受部2
6に回転可能に設けられている。この主軸16は、図示
しないモータによってベルト伝動機構27を介して回転
駆動される。
【0018】また、循環ファン11を回転駆動するモー
タは、上記循環ファン11の定格軸動力(11KW)を
出力可能な汎用モータから選ばれている。因に、常温2
0℃の場合において、循環ファン11で定格風量100
0m3 /min)を得るには軸動力15KWを必要とす
る。
タは、上記循環ファン11の定格軸動力(11KW)を
出力可能な汎用モータから選ばれている。因に、常温2
0℃の場合において、循環ファン11で定格風量100
0m3 /min)を得るには軸動力15KWを必要とす
る。
【0019】次に、作用について説明する。循環ファン
11の翼12は形状記憶合金製のコイルスプリング15
により変態温度(100℃)に達しない低温時には風量
を設定値(1000m3 /min)より減少させる翼角
度を有する形態となる。そして、変態温度に達した後の
高温域においては風量が設定値となるような翼角度を有
する形態となる。これにより、ガス密度が大きい低温時
においてもモータが過負荷となることがない。よって、
モータや動力盤等を小型化できる。なお、低温時には循
環ファン11の風量は小さいが問題はなく、高温(設定
温度)時には規定風量となるので炉体内ガス温度を均一
維持できる。
11の翼12は形状記憶合金製のコイルスプリング15
により変態温度(100℃)に達しない低温時には風量
を設定値(1000m3 /min)より減少させる翼角
度を有する形態となる。そして、変態温度に達した後の
高温域においては風量が設定値となるような翼角度を有
する形態となる。これにより、ガス密度が大きい低温時
においてもモータが過負荷となることがない。よって、
モータや動力盤等を小型化できる。なお、低温時には循
環ファン11の風量は小さいが問題はなく、高温(設定
温度)時には規定風量となるので炉体内ガス温度を均一
維持できる。
【0020】しかして、この実施例によれば、循環ファ
ン11の翼12が、形状記憶合金を利用して変態温度に
達しない場合には風量を設定値より減少させる翼角度を
有する形態となりかつ変態温度に達した後は風量が設定
値となるような翼角度を有する形態となるように形成さ
れているので、炉体1内のガス密度が大きい低温時にお
いてもモータが過負荷となることなく、かつ熱処理工程
も最小的必要十分な軸動力で循環ファン11を回転駆動
することができる。その結果、安定・円滑運転と設備経
済・運転経済との双方を満足できる。
ン11の翼12が、形状記憶合金を利用して変態温度に
達しない場合には風量を設定値より減少させる翼角度を
有する形態となりかつ変態温度に達した後は風量が設定
値となるような翼角度を有する形態となるように形成さ
れているので、炉体1内のガス密度が大きい低温時にお
いてもモータが過負荷となることなく、かつ熱処理工程
も最小的必要十分な軸動力で循環ファン11を回転駆動
することができる。その結果、安定・円滑運転と設備経
済・運転経済との双方を満足できる。
【0021】(第2実施例)この第2実施例に係る乾燥
炉は、図3に示す如く、循環ファン11に風量調整部材
(吸込みダンパ17)を設け、風量調整部材(17)が
形状記憶合金を利用してガス温度が変態温度(100
℃)に達しない場合には風量を設定値(1000m3 /
min)より絞るような形態となりかつ変態温度(10
0℃)に達した後は風量が設定値となるような形態とな
るように形成されている。
炉は、図3に示す如く、循環ファン11に風量調整部材
(吸込みダンパ17)を設け、風量調整部材(17)が
形状記憶合金を利用してガス温度が変態温度(100
℃)に達しない場合には風量を設定値(1000m3 /
min)より絞るような形態となりかつ変態温度(10
0℃)に達した後は風量が設定値となるような形態とな
るように形成されている。
【0022】具体的には、吸込みダンパ17は、循環フ
ァン11の本体ケース11aの吸込み部に支軸18を中
心として回動可能に設けられている。吸込みダンパ17
の図3中右端部には、作動軸部材31が回動可能に連結
されている。作動軸部材31の上部には鍔部32が形成
されており、鍔部32と本体ケース11aとの間にはコ
イルスプリング35が介装されている。コイルスプリン
グ35は、変態温度が100℃の2方向性形状記憶合金
より形成されている。したがって、コイルスプリング3
5は、変態温度(100℃)を境として伸縮し、その結
果風量が設定値(1000m3 /min)より絞られた
状態から絞りが解除された状態に変化する。
ァン11の本体ケース11aの吸込み部に支軸18を中
心として回動可能に設けられている。吸込みダンパ17
の図3中右端部には、作動軸部材31が回動可能に連結
されている。作動軸部材31の上部には鍔部32が形成
されており、鍔部32と本体ケース11aとの間にはコ
イルスプリング35が介装されている。コイルスプリン
グ35は、変態温度が100℃の2方向性形状記憶合金
より形成されている。したがって、コイルスプリング3
5は、変態温度(100℃)を境として伸縮し、その結
果風量が設定値(1000m3 /min)より絞られた
状態から絞りが解除された状態に変化する。
【0023】なお、風量調整部材を、吐出しダンパやサ
クションベーン等(図示省略)から構成してもよい。
クションベーン等(図示省略)から構成してもよい。
【0024】かかる構成により、第1実施例と同様に、
ガス密度が大きい低温時においてもモータが過負荷とな
ることはない。また、設定温度(180℃)に達した後
は規定風量となるので問題はない。また、風量調整部材
(17)は、翼12と異なり回転することはないので、
形状記憶合金の構造強度を格別問題とすることなく製作
することができ、この点からも設備経済上有利である。
ガス密度が大きい低温時においてもモータが過負荷とな
ることはない。また、設定温度(180℃)に達した後
は規定風量となるので問題はない。また、風量調整部材
(17)は、翼12と異なり回転することはないので、
形状記憶合金の構造強度を格別問題とすることなく製作
することができ、この点からも設備経済上有利である。
【0025】なお、本発明を乾燥炉以外の熱処理炉に適
用することも勿論可能である。また、上記第1,第2実
施例においては、循環ファン11を軸流ファンより形成
したが、他の型式のファン(例えばシロッコファン)よ
り形成してもよい。
用することも勿論可能である。また、上記第1,第2実
施例においては、循環ファン11を軸流ファンより形成
したが、他の型式のファン(例えばシロッコファン)よ
り形成してもよい。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、循環ファンの
翼が、形状記憶合金を利用して加熱ガスの設定温度に対
応する変態温度に達しない場合には風量を設定値より減
少させる翼角度を有する形態となりかつ変態温度に達し
た後は風量が設定値となるような翼角度を有する形態と
なるように形成されているので、安定・円滑運転と設備
経済・運転経済との双方を満足できる。
翼が、形状記憶合金を利用して加熱ガスの設定温度に対
応する変態温度に達しない場合には風量を設定値より減
少させる翼角度を有する形態となりかつ変態温度に達し
た後は風量が設定値となるような翼角度を有する形態と
なるように形成されているので、安定・円滑運転と設備
経済・運転経済との双方を満足できる。
【0027】請求項2の発明によれば、循環ファンに風
量調整部材を設け、この風量調整部材が形状記憶合金を
利用して加熱ガスの設定温度に対応する変態温度に達し
ない場合には風量を設定値より絞るような形態となりか
つ変態温度に達した後は風量が設定値となるような形態
となるように形成したので、請求項1の発明と同様な効
果を奏するとともに、風量調整部材は翼と異なり変態温
度時を除いては静止状態を保持するので、形状記憶合金
の構造強度を格別問題とすることなく製作できる。これ
により、一段と設備経済上有利となる。
量調整部材を設け、この風量調整部材が形状記憶合金を
利用して加熱ガスの設定温度に対応する変態温度に達し
ない場合には風量を設定値より絞るような形態となりか
つ変態温度に達した後は風量が設定値となるような形態
となるように形成したので、請求項1の発明と同様な効
果を奏するとともに、風量調整部材は翼と異なり変態温
度時を除いては静止状態を保持するので、形状記憶合金
の構造強度を格別問題とすることなく製作できる。これ
により、一段と設備経済上有利となる。
【図1】本発明の第1実施例の要部である循環ファンを
説明するための図である。
説明するための図である。
【図2】同じく、循環ファンの内部構成を示す図であ
る。
る。
【図3】本発明の第2実施例の要部である循環ファンを
説明するための図である。
説明するための図である。
【図4】従来の乾燥炉の概略構成を示す図である。
【図5】従来の乾燥炉の循環ファンの風量と軸動力との
関係を説明するための図である。
関係を説明するための図である。
1 炉体 11 循環ファン 12 循環ファンの翼 17 吸込みダンパ(風量調整部材)
Claims (2)
- 【請求項1】 炉体内に加熱ガスをモータにより回転駆
動される循環ファンにより循環しつつワークの熱処理を
行うように構成された熱処理炉において、 前記循環ファンの翼が、形状記憶合金を利用して加熱ガ
スの設定温度に対応する変態温度に達しない場合には風
量を設定値より減少させる翼角度を有する形態となりか
つ該変態温度に達した後は風量が設定値となるような翼
角度を有する形態となるように形成されていることを特
徴とする熱処理炉。 - 【請求項2】 炉体内に加熱ガスをモータにより回転駆
動される循環ファンにより循環しつつワークの熱処理を
行うように構成された熱処理炉において、 前記循環ファンに風量調整部材を設け、該風量調整部材
が形状記憶合金を利用して加熱ガスの設定温度に対応す
る変態温度に達しない場合には風量を設定値より絞るよ
うな形態となりかつ該変態温度に達した後は風量が設定
値となるような形態となるように形成されていることを
特徴とする熱処理炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4811493A JPH06257945A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 熱処理炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4811493A JPH06257945A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 熱処理炉 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06257945A true JPH06257945A (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=12794295
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4811493A Pending JPH06257945A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 熱処理炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06257945A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1247992A1 (en) * | 2001-03-16 | 2002-10-09 | C.R.F. Società Consortile per Azioni | Fan or propeller, with shape memory |
-
1993
- 1993-03-09 JP JP4811493A patent/JPH06257945A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1247992A1 (en) * | 2001-03-16 | 2002-10-09 | C.R.F. Società Consortile per Azioni | Fan or propeller, with shape memory |
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