JPH0625821Y2 - ベニヤ単板の乾燥装置 - Google Patents
ベニヤ単板の乾燥装置Info
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- JPH0625821Y2 JPH0625821Y2 JP1987067295U JP6729587U JPH0625821Y2 JP H0625821 Y2 JPH0625821 Y2 JP H0625821Y2 JP 1987067295 U JP1987067295 U JP 1987067295U JP 6729587 U JP6729587 U JP 6729587U JP H0625821 Y2 JPH0625821 Y2 JP H0625821Y2
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Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 本考案はベニヤ単板の乾燥装置に関するものである。
従来、ベニヤ単板(以下、単に単板と称す)の乾燥装置
として、例えば「厚単板等の素材の連続プレス乾燥装
置」(実公昭59−34872号公報)・「板材の乾燥
装置」(特公昭61−12547号公報)等に開示され
る如く、間歇走行可能な一対の金属製の無端帯を上下に
対設して、一段の平坦な加熱経路を含む単板の搬送路を
形成すると共に、前記加熱経路の両側へそれと平行に、
少なくともいずれか一方が昇降可能な上部加熱盤と下部
加熱盤を夫々配設して成り、無端帯によって単板を間歇
的に搬送する過程で、前記両加熱盤により無端帯を介し
て単板を加熱して乾燥する形式の乾燥装置が公知であ
り、原理的には、他の例えば熱風通気式の乾燥装置等に
比べて熱効率等が良好で、産業の発達に寄与するものと
期待されたが、実際には、種々の欠点もあり、実用化さ
れた例が極めて少なかった。
として、例えば「厚単板等の素材の連続プレス乾燥装
置」(実公昭59−34872号公報)・「板材の乾燥
装置」(特公昭61−12547号公報)等に開示され
る如く、間歇走行可能な一対の金属製の無端帯を上下に
対設して、一段の平坦な加熱経路を含む単板の搬送路を
形成すると共に、前記加熱経路の両側へそれと平行に、
少なくともいずれか一方が昇降可能な上部加熱盤と下部
加熱盤を夫々配設して成り、無端帯によって単板を間歇
的に搬送する過程で、前記両加熱盤により無端帯を介し
て単板を加熱して乾燥する形式の乾燥装置が公知であ
り、原理的には、他の例えば熱風通気式の乾燥装置等に
比べて熱効率等が良好で、産業の発達に寄与するものと
期待されたが、実際には、種々の欠点もあり、実用化さ
れた例が極めて少なかった。
そこで、先に本考案の考案者は、前記形式の装置の汎用
性を阻害していた最大の欠点の一つが、従来のこの種の
装置は、無端帯の走行特性等を適確にかくせず、単に一
対の無端帯を上下に対設して、一段の平坦な搬送路を形
成する構成を採る故に、装着自体が長大化する点にあっ
たことを分析・解明すると共に、後に詳述する如く、上
中下三段の平坦な加熱経路を含む一連の搬送路を形成す
る構成を採ることにより、全長を約1/3に縮小化し得る
対応策を提案し、実用性の向上を図ったが、その後新た
に、この種の装置に共通する別の問題点が内在すること
が、本考案の開発過程で判明した。
性を阻害していた最大の欠点の一つが、従来のこの種の
装置は、無端帯の走行特性等を適確にかくせず、単に一
対の無端帯を上下に対設して、一段の平坦な搬送路を形
成する構成を採る故に、装着自体が長大化する点にあっ
たことを分析・解明すると共に、後に詳述する如く、上
中下三段の平坦な加熱経路を含む一連の搬送路を形成す
る構成を採ることにより、全長を約1/3に縮小化し得る
対応策を提案し、実用性の向上を図ったが、その後新た
に、この種の装置に共通する別の問題点が内在すること
が、本考案の開発過程で判明した。
即ち、この種の装置に於ける単位時間当りの処理能力
を、実用に適合させる為には、たとえ全長を約1/3に縮
小化したとしても、各加熱経路は極めて長くなり、而も
無端帯に付与し得る張力には限度があるので、必然的に
無端帯が自重等によって著しく撓み、走行時に、下側に
位置する無端帯と下部加熱盤とは強烈に摺接して、一方
又は双方が過度に摩滅する不具合が生じる虞があるが、
該不具合を回避すべく、無端帯と接触しない位置まで下
部加熱盤を下降させる構成を採ると、無端帯の撓みを越
える多大な昇降工程が必要となる故に、装置全体が上下
方向に巨大化するばかりでなく、昇降に少なからぬ時間
が必要となるので、結果的に能率を低下させる不都合も
誘発され、実用上甚だ不合理である。
を、実用に適合させる為には、たとえ全長を約1/3に縮
小化したとしても、各加熱経路は極めて長くなり、而も
無端帯に付与し得る張力には限度があるので、必然的に
無端帯が自重等によって著しく撓み、走行時に、下側に
位置する無端帯と下部加熱盤とは強烈に摺接して、一方
又は双方が過度に摩滅する不具合が生じる虞があるが、
該不具合を回避すべく、無端帯と接触しない位置まで下
部加熱盤を下降させる構成を採ると、無端帯の撓みを越
える多大な昇降工程が必要となる故に、装置全体が上下
方向に巨大化するばかりでなく、昇降に少なからぬ時間
が必要となるので、結果的に能率を低下させる不都合も
誘発され、実用上甚だ不合理である。
本考案は、前記問題点を合理的に解消すべく開発したも
ので、具体的には、一対の無端帯を間歇走行可能に対設
して、少なくとも一段の平坦な加熱経路を含む単板の搬
送路を形成すると共に、前記加熱経路の上方には上部加
熱盤を、また下方には下部加熱盤を、少なくとも前記下
部加熱盤については昇降可能に夫々配設して成る乾燥装
置であって、同一の加熱経路に臨む下部加熱盤を複数に
分割して、夫々の間に任意寸法の空隙部を形成すると共
に、該空隙部に、従動又は駆動可能な回転体を、その外
周面が、上昇時に於ける下部加熱盤の加熱面とほぼ同等
の高さに位置すべく備えて構成したことを特徴とする単
板の乾燥装置である。
ので、具体的には、一対の無端帯を間歇走行可能に対設
して、少なくとも一段の平坦な加熱経路を含む単板の搬
送路を形成すると共に、前記加熱経路の上方には上部加
熱盤を、また下方には下部加熱盤を、少なくとも前記下
部加熱盤については昇降可能に夫々配設して成る乾燥装
置であって、同一の加熱経路に臨む下部加熱盤を複数に
分割して、夫々の間に任意寸法の空隙部を形成すると共
に、該空隙部に、従動又は駆動可能な回転体を、その外
周面が、上昇時に於ける下部加熱盤の加熱面とほぼ同等
の高さに位置すべく備えて構成したことを特徴とする単
板の乾燥装置である。
前記構成の乾燥装置によれば、下部加熱盤が下降して無
端帯が走行する際には、回転体が下方から無端帯を支持
するので、下側に位置する無端帯と下部加熱盤とが強烈
に摺接して、一方又は双方が過度に摩滅する不具合が生
じる虞がないのは勿論のこと、無端帯を支持しない場合
に比べて、下部加熱盤の昇降工程を著しく縮少できるの
で、装置全体が上下方向に巨大化する虞もなく、また昇
降に要する時間も短縮し得るので、能率の低下を抑制す
ることもでき、極めて合理的に問題点を解消して、この
種の装置の実用性を一段と向上させ得たものである。
端帯が走行する際には、回転体が下方から無端帯を支持
するので、下側に位置する無端帯と下部加熱盤とが強烈
に摺接して、一方又は双方が過度に摩滅する不具合が生
じる虞がないのは勿論のこと、無端帯を支持しない場合
に比べて、下部加熱盤の昇降工程を著しく縮少できるの
で、装置全体が上下方向に巨大化する虞もなく、また昇
降に要する時間も短縮し得るので、能率の低下を抑制す
ることもでき、極めて合理的に問題点を解消して、この
種の装置の実用性を一段と向上させ得たものである。
以下、本考案を図面に例示した実施の一例と共に更に詳
述する。
述する。
第1図は本考案に係る乾燥装置の側面説明図である。
図中1及び2は、ロール1a・1b及びロール2a・2
bに夫々張設された一対の無端帯であって、両者の対向
間隔内に平坦な加熱経路を含む単板10の搬送路を形成
し、ロール1bと2bとを介して、駆動源9により夫々
図示矢印方向へ間歇的に走行させられる。
bに夫々張設された一対の無端帯であって、両者の対向
間隔内に平坦な加熱経路を含む単板10の搬送路を形成
し、ロール1bと2bとを介して、駆動源9により夫々
図示矢印方向へ間歇的に走行させられる。
3は、前記無端帯1・2によって形成される平坦な加熱
経路の上側へ固定された複数の上部加熱盤であって、後
述する下部加熱盤4と対向状に配設されている。
経路の上側へ固定された複数の上部加熱盤であって、後
述する下部加熱盤4と対向状に配設されている。
4は、前記無端帯1・2によって形成される平坦な加熱
経路の下側へ複数に分割されて配設された下部加熱盤で
あって、夫々の間に任意寸法の空隙部4aが設けられて
おり、後述する昇降機構5の作動により、無端帯1・2
の間歇走行に同期して間歇的に昇降させられる。
経路の下側へ複数に分割されて配設された下部加熱盤で
あって、夫々の間に任意寸法の空隙部4aが設けられて
おり、後述する昇降機構5の作動により、無端帯1・2
の間歇走行に同期して間歇的に昇降させられる。
5は、カム・流体シリンダー等から成る作動部材5a、
制御器5b等を用いて構成された昇降機構であって、制
御器5bの制御に基き、無端帯1・2を走行させる駆動
源9の作動に同期して、下部加熱盤4を間歇的に昇降さ
せる。
制御器5b等を用いて構成された昇降機構であって、制
御器5bの制御に基き、無端帯1・2を走行させる駆動
源9の作動に同期して、下部加熱盤4を間歇的に昇降さ
せる。
6は、各下部加熱盤4の間の空隙部4aへ、その外周面
が、上昇時に於ける下部加熱盤4の加熱面4bよりも若
干低い高さに位置するよう配設された、従動可能な支持
ロールであって、下部加熱盤4の下降時に、走行する無
端帯2を下方から支持する。
が、上昇時に於ける下部加熱盤4の加熱面4bよりも若
干低い高さに位置するよう配設された、従動可能な支持
ロールであって、下部加熱盤4の下降時に、走行する無
端帯2を下方から支持する。
7は、発条・流体シリンダー等から成る緊張部材であっ
て、ロール1aと2aとを介して、常時又は随時無端帯
1と2に適度の張力を付与する。
て、ロール1aと2aとを介して、常時又は随時無端帯
1と2に適度の張力を付与する。
8は、板バネ等から成る掻落部材であって、各無端帯1
・2に付着する樹脂・木粉等の付着物を掻落す。
・2に付着する樹脂・木粉等の付着物を掻落す。
本考案に係る乾燥装置は、例えば前記の如く構成するも
のであって、該装置に単板10が搬入されると、無端帯
1・2によって順次間歇的に搬送される過程で、無端帯
1・2の停止に同期して、昇降機構5が下部加熱盤4を
上昇させるので、無端帯1・2を介して、上部加熱盤3
と下部加熱盤4による圧縮を受けて加熱され、次いで所
定時間経過後に、昇降機構5が下部加熱盤4を下降させ
るの同期して、無端帯1・2が暫時走行した後に停止す
ると、再び昇降機構5が下部加熱盤4を上昇させるの
で、上部加熱盤3と下部加熱盤4により加熱される。
のであって、該装置に単板10が搬入されると、無端帯
1・2によって順次間歇的に搬送される過程で、無端帯
1・2の停止に同期して、昇降機構5が下部加熱盤4を
上昇させるので、無端帯1・2を介して、上部加熱盤3
と下部加熱盤4による圧縮を受けて加熱され、次いで所
定時間経過後に、昇降機構5が下部加熱盤4を下降させ
るの同期して、無端帯1・2が暫時走行した後に停止す
ると、再び昇降機構5が下部加熱盤4を上昇させるの
で、上部加熱盤3と下部加熱盤4により加熱される。
以下、同様の動作の繰返しにより順次加熱が繰返され、
単板10は、やがて乾燥されて第1図右方へ搬出される
ことになるが、第2図からも明らかなように、下部加熱
盤4が下降して無端帯1・2が走行する際には、支持ロ
ール6が下方から無端帯2を支持するので、下側に位置
する無端帯2と下部加熱盤4とが強烈に摺接して、一方
又は双方が過度に摩滅する不具合が生じる虞がないのは
勿論のこと、無端帯2を支持しない場合に比べて、下部
加熱盤4の昇降工程を著しく縮少できるので、装置全体
が上下方向に巨大化する虞もなく、また昇降に要する時
間も短縮し得るので、能率の低下を抑制することもで
き、極めて合理的に問題点を解消して、この種の装置の
実用性を一段と向上させ得る。
単板10は、やがて乾燥されて第1図右方へ搬出される
ことになるが、第2図からも明らかなように、下部加熱
盤4が下降して無端帯1・2が走行する際には、支持ロ
ール6が下方から無端帯2を支持するので、下側に位置
する無端帯2と下部加熱盤4とが強烈に摺接して、一方
又は双方が過度に摩滅する不具合が生じる虞がないのは
勿論のこと、無端帯2を支持しない場合に比べて、下部
加熱盤4の昇降工程を著しく縮少できるので、装置全体
が上下方向に巨大化する虞もなく、また昇降に要する時
間も短縮し得るので、能率の低下を抑制することもで
き、極めて合理的に問題点を解消して、この種の装置の
実用性を一段と向上させ得る。
第3図に例示した実施例は、従来困難視されていた、一
対の無端帯の屈曲に伴う単板搬送の不安定化を回避しつ
つ、或は一対の無端帯の屈曲に伴う軌道の逸脱を回避し
つつ、装置自体の長さを従来の約1/3に縮少することを
可能化し、実用性を向上すべく、本出願人が先に「ベニ
ヤ単板の乾燥装置」(特開昭63−91477号公報)
・「ベニヤ単板の乾燥装置における無端帯の軌道修正方
法」(特開昭63−226588号公報)等に於て提案
した乾燥装置に、更に改良を加えたものである。
対の無端帯の屈曲に伴う単板搬送の不安定化を回避しつ
つ、或は一対の無端帯の屈曲に伴う軌道の逸脱を回避し
つつ、装置自体の長さを従来の約1/3に縮少することを
可能化し、実用性を向上すべく、本出願人が先に「ベニ
ヤ単板の乾燥装置」(特開昭63−91477号公報)
・「ベニヤ単板の乾燥装置における無端帯の軌道修正方
法」(特開昭63−226588号公報)等に於て提案
した乾燥装置に、更に改良を加えたものである。
即ち、一対の無端帯11・12を、夫々複数本のロール
11a・11b・11c・11dと12a・12b・1
2c・12dとへ蛇行状に張設して、平坦路・屈曲路・
平坦路・屈曲路・平坦路の組合わせで成る、換言すれ
ば、上中下三段の平坦な加熱経路と、上段の加熱経路か
ら中段の加熱経路へ、及び中段の加熱経路から下段の加
熱経路へ至る、二つの屈曲状の中継路を含む、一連の単
板10の搬送路を形成し、更に緊張部材17を付設し
て、各無端帯11・12に常時又は随時張力を付与する
と共に、駆動源19によりロール11dを介して図示矢
印方向へ間歇的に走行させるよう構成する一方、各平坦
路(加熱経路)の上側には複数に分割した上部加熱盤1
3を固定的に、また下側には複数に分割して、夫々の間
に任意寸法の空隙部14aを設けた下部加熱盤14を昇
降可能に夫々配設し、更に前記空隙部14aの各々に、
従動可能な支持ロール16を、その外周面が、上昇時に
於ける下部加熱盤14に加熱面14bよりも若干低い高
さに位置するよう配設して構成したものである。
11a・11b・11c・11dと12a・12b・1
2c・12dとへ蛇行状に張設して、平坦路・屈曲路・
平坦路・屈曲路・平坦路の組合わせで成る、換言すれ
ば、上中下三段の平坦な加熱経路と、上段の加熱経路か
ら中段の加熱経路へ、及び中段の加熱経路から下段の加
熱経路へ至る、二つの屈曲状の中継路を含む、一連の単
板10の搬送路を形成し、更に緊張部材17を付設し
て、各無端帯11・12に常時又は随時張力を付与する
と共に、駆動源19によりロール11dを介して図示矢
印方向へ間歇的に走行させるよう構成する一方、各平坦
路(加熱経路)の上側には複数に分割した上部加熱盤1
3を固定的に、また下側には複数に分割して、夫々の間
に任意寸法の空隙部14aを設けた下部加熱盤14を昇
降可能に夫々配設し、更に前記空隙部14aの各々に、
従動可能な支持ロール16を、その外周面が、上昇時に
於ける下部加熱盤14に加熱面14bよりも若干低い高
さに位置するよう配設して構成したものである。
図中、15は、カム・流体シリンダー等から成る作動部
材15a、制御器15b等を用いて構成した昇降機構で
あり、18は、板バネ等から成る掻落部材である。
材15a、制御器15b等を用いて構成した昇降機構で
あり、18は、板バネ等から成る掻落部材である。
前記の如く構成した乾燥装置に於ても、駆動源19が無
端帯11・12を間歇的に走行させるのに同期して、制
御器15bの制御に基き、昇降機構15が下部加熱盤1
4を間歇的に昇降させるので、順次単板10への加熱が
繰返されて、やがて第3図下段右方へ搬出されるが、第
4図からも明らかな如く、下部加熱盤14が下降して無
端帯11・12が走行する際には、支持ロール16が下
方から無端帯11或は12を支持するので、下側に位置
する無端帯(屈曲に伴って位置が変る)11或は12と
下部加熱盤14との強烈な摺接が回避され、一方又は双
方の過度の摩滅が予防されると共に、下部加熱盤の昇降
工程の縮少化に伴い、装置の巨大化及び能率の低下が抑
制されるので効果的であり、先記実施例と同様に、極め
て合理的に問題点を解消して、この種の装置の実用性を
一段と向上させることが可能となる。
端帯11・12を間歇的に走行させるのに同期して、制
御器15bの制御に基き、昇降機構15が下部加熱盤1
4を間歇的に昇降させるので、順次単板10への加熱が
繰返されて、やがて第3図下段右方へ搬出されるが、第
4図からも明らかな如く、下部加熱盤14が下降して無
端帯11・12が走行する際には、支持ロール16が下
方から無端帯11或は12を支持するので、下側に位置
する無端帯(屈曲に伴って位置が変る)11或は12と
下部加熱盤14との強烈な摺接が回避され、一方又は双
方の過度の摩滅が予防されると共に、下部加熱盤の昇降
工程の縮少化に伴い、装置の巨大化及び能率の低下が抑
制されるので効果的であり、先記実施例と同様に、極め
て合理的に問題点を解消して、この種の装置の実用性を
一段と向上させることが可能となる。
因に、斯様な支持形態に於ける無端帯の最大撓み量は、
支持位置の間隔の少なくとも四乗に比例して増減するの
で、支持位置の間隔を半分に設定すれば、最大撓み量を
1/16以下に、また支持位置の間隔を1/3に設定すれば、
最大撓み量を約1/80以下に減縮させることが可能であ
り、前記各実施例の如く、たとえ支持ロールの外周面
が、上昇時に於ける下部加熱盤の加熱面よりも若干低い
高さに位置するよう配設しても、無端帯を支持しない場
合に比べて、下部加熱盤の昇降工程を著しく縮少できる
ことが容易に理解されるであろう。
支持位置の間隔の少なくとも四乗に比例して増減するの
で、支持位置の間隔を半分に設定すれば、最大撓み量を
1/16以下に、また支持位置の間隔を1/3に設定すれば、
最大撓み量を約1/80以下に減縮させることが可能であ
り、前記各実施例の如く、たとえ支持ロールの外周面
が、上昇時に於ける下部加熱盤の加熱面よりも若干低い
高さに位置するよう配設しても、無端帯を支持しない場
合に比べて、下部加熱盤の昇降工程を著しく縮少できる
ことが容易に理解されるであろう。
尚、前記各実施例に於ては、回転体として、支持ロール
を用いたが、他の例えばコロ或はブラシロール等を用い
ても差支えなく、要は無端帯を支持して円滑に回転し得
れば足り、必要に応じては、無端帯の走行速度に準ずる
速度で駆動しても差支えない。
を用いたが、他の例えばコロ或はブラシロール等を用い
ても差支えなく、要は無端帯を支持して円滑に回転し得
れば足り、必要に応じては、無端帯の走行速度に準ずる
速度で駆動しても差支えない。
また前記各実施例に於ては、回転体の外周面が、上昇時
に於ける下部加熱盤の加熱面よりも若干低い高さに位置
するよう配設して、上側に位置する無端帯と上部加熱盤
との摺接をも完全に回避し得るよう構成したが、仮に回
転体の外周面を、上昇時に於ける下部加熱盤の加熱面と
同等の高さに位置せしめても、上側に位置する無端帯と
上部加熱盤との摺接は軽微で、摩滅は殆ど生じないので
実用上支障なく、特に上部加熱盤を下部加熱盤と同調し
て昇降可能に備えた場合にあっては、たとえ回転体の外
周面が、上昇時に於ける下部加熱盤の加熱面よりも僅か
に高い位置にあっても、各無端帯と各加熱盤とは全く摺
接しないので差支えなく、要は下部加熱盤が下降して無
端帯が走行する際に、各無端帯と各加熱盤とが強烈に摺
接しない位置にて、下側に位置する無端帯を下方から支
持し得れば足り、回転体の配設位置は、各実施例の位置
に限らず、任意に設定して差支えない。
に於ける下部加熱盤の加熱面よりも若干低い高さに位置
するよう配設して、上側に位置する無端帯と上部加熱盤
との摺接をも完全に回避し得るよう構成したが、仮に回
転体の外周面を、上昇時に於ける下部加熱盤の加熱面と
同等の高さに位置せしめても、上側に位置する無端帯と
上部加熱盤との摺接は軽微で、摩滅は殆ど生じないので
実用上支障なく、特に上部加熱盤を下部加熱盤と同調し
て昇降可能に備えた場合にあっては、たとえ回転体の外
周面が、上昇時に於ける下部加熱盤の加熱面よりも僅か
に高い位置にあっても、各無端帯と各加熱盤とは全く摺
接しないので差支えなく、要は下部加熱盤が下降して無
端帯が走行する際に、各無端帯と各加熱盤とが強烈に摺
接しない位置にて、下側に位置する無端帯を下方から支
持し得れば足り、回転体の配設位置は、各実施例の位置
に限らず、任意に設定して差支えない。
また前記各実施例に於ては、回転体を収容する為に、下
部加熱盤を完全に複数に分割して、夫々の間に空隙部を
形成したが、例えば下部加熱盤の適宜間隔毎に任意寸法
の溝状の空隙部を形成し、該空隙部に回転体を収容する
よう構成しても差支えなく、要は下部加熱盤が実質的に
複数に分割されて空隙部が形成されており、該空隙部に
回転体を収容し得れば足り、勿論、昇降機構としても、
前記各実施例に例示する形態に限らず、他の従来公知の
機構を適用して差支えない。
部加熱盤を完全に複数に分割して、夫々の間に空隙部を
形成したが、例えば下部加熱盤の適宜間隔毎に任意寸法
の溝状の空隙部を形成し、該空隙部に回転体を収容する
よう構成しても差支えなく、要は下部加熱盤が実質的に
複数に分割されて空隙部が形成されており、該空隙部に
回転体を収容し得れば足り、勿論、昇降機構としても、
前記各実施例に例示する形態に限らず、他の従来公知の
機構を適用して差支えない。
またこの種の装置の実用性を一段と向上させる他の手段
の一つとして、本出願人が先に「板状物の加熱装置」
(特開昭63−210591号公報)に於て提案した如
く、無端帯の走行方向に対する個々の加熱盤の加熱面の
長さを、無端帯の一回当りの搬送距離の整数倍に設定し
て構成すれば、前記空隙部の寸法(長さ)にかかわりな
く、各単板のどの部分も均等回数だけ加熱し得るので、
乾燥の均一化に有効である。
の一つとして、本出願人が先に「板状物の加熱装置」
(特開昭63−210591号公報)に於て提案した如
く、無端帯の走行方向に対する個々の加熱盤の加熱面の
長さを、無端帯の一回当りの搬送距離の整数倍に設定し
て構成すれば、前記空隙部の寸法(長さ)にかかわりな
く、各単板のどの部分も均等回数だけ加熱し得るので、
乾燥の均一化に有効である。
また前記各無端帯としては、金属製とするのが好まし
く、中でも耐腐蝕性を有するステンレス製とするのが望
ましいが、必ずしも限定するものではなく、要は伝熱性
が良好で、単板を搬送し得る強度を有するものであれば
足りるが、伸縮性を殆ど有しない金属製を用いる場合
は、前記(特開昭63−226588号公報)に開示す
る如き軌道修正機構を備えて、より適確な無端帯の走行
軌道の安定化を図るのが望ましい。
く、中でも耐腐蝕性を有するステンレス製とするのが望
ましいが、必ずしも限定するものではなく、要は伝熱性
が良好で、単板を搬送し得る強度を有するものであれば
足りるが、伸縮性を殆ど有しない金属製を用いる場合
は、前記(特開昭63−226588号公報)に開示す
る如き軌道修正機構を備えて、より適確な無端帯の走行
軌道の安定化を図るのが望ましい。
また前記各実施例に於ては、上部加熱盤も下部加熱盤と
対向状に複数に分割したが、必ずしも分割する必要はな
く、また必要に応じては、各加熱盤の加熱面を任意の方
向に対して凸状に形成しても差支えなく、更に分割した
いずれの加熱盤にあっても、その加熱温度は必ずしも一
律である必要はない。
対向状に複数に分割したが、必ずしも分割する必要はな
く、また必要に応じては、各加熱盤の加熱面を任意の方
向に対して凸状に形成しても差支えなく、更に分割した
いずれの加熱盤にあっても、その加熱温度は必ずしも一
律である必要はない。
以上明らかな如く、本考案に係る乾燥装置によれば、強
烈な摺接に起因する無端帯と下部加熱盤との一方又は双
方の過度の摩滅、或は昇降工程の増大に起因する装置の
巨大化並びに能率の低下等の問題点を極めて合理的に解
消して、この種の装置の実用性を一段と向上させること
が可能であり、本考案の実施効果は極めて多大である。
烈な摺接に起因する無端帯と下部加熱盤との一方又は双
方の過度の摩滅、或は昇降工程の増大に起因する装置の
巨大化並びに能率の低下等の問題点を極めて合理的に解
消して、この種の装置の実用性を一段と向上させること
が可能であり、本考案の実施効果は極めて多大である。
図面は本考案を説明する為のものであって、第1図は本
考案に係る乾燥装置の側面説明図、第2図は第1図に例
示した装置の動作説明図、第3図は本考案に係る乾燥装
置の他の実施例の側面説明図、第4図は第3図に例示し
た装置の動作説明図である。 1,2,11,12……無端帯、3,13……上部加熱
盤、4,14……下部加熱盤、5,15……昇降機構、
6,16……支持ロール、7,17……緊張部材、8,
18……掻落部材、9,19……駆動源、10……単板
考案に係る乾燥装置の側面説明図、第2図は第1図に例
示した装置の動作説明図、第3図は本考案に係る乾燥装
置の他の実施例の側面説明図、第4図は第3図に例示し
た装置の動作説明図である。 1,2,11,12……無端帯、3,13……上部加熱
盤、4,14……下部加熱盤、5,15……昇降機構、
6,16……支持ロール、7,17……緊張部材、8,
18……掻落部材、9,19……駆動源、10……単板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−77872(JP,A) 特公 昭38−2498(JP,B1)
Claims (1)
- 【請求項1】一対の無端帯を間歇走行可能に対設して、
少なくとも一段の平担な加熱経路を含むベニヤ単板の搬
送路を形成すると共に、前記加熱経路の上方には上部加
熱盤を、また下方には下部加熱盤を、少なくとも前記下
部加熱盤については昇降可能に夫々配設して成る乾燥装
置であって、同一の加熱経路に臨む下部加熱盤を複数に
分割して、夫々の間に任意寸法の空隙部を形成すると共
に、該空隙部に、従動又は駆動可能な回転体を、その外
周面が、上昇時に於ける下部加熱盤の加熱面とほぼ同等
の高さに位置すべく備えて構成したことを特徴とするベ
ニヤ単板の乾燥装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987067295U JPH0625821Y2 (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | ベニヤ単板の乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987067295U JPH0625821Y2 (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | ベニヤ単板の乾燥装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63175793U JPS63175793U (ja) | 1988-11-15 |
| JPH0625821Y2 true JPH0625821Y2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=30906069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987067295U Expired - Lifetime JPH0625821Y2 (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | ベニヤ単板の乾燥装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0625821Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6012547B2 (ja) * | 1980-10-31 | 1985-04-02 | 北川精機株式会社 | 板材の乾燥装置 |
-
1987
- 1987-05-01 JP JP1987067295U patent/JPH0625821Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63175793U (ja) | 1988-11-15 |
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