JPH06258276A - 自動電解質分析装置の簡易温度調節方法 - Google Patents
自動電解質分析装置の簡易温度調節方法Info
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- JPH06258276A JPH06258276A JP7106693A JP7106693A JPH06258276A JP H06258276 A JPH06258276 A JP H06258276A JP 7106693 A JP7106693 A JP 7106693A JP 7106693 A JP7106693 A JP 7106693A JP H06258276 A JPH06258276 A JP H06258276A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 温度調節器を設けることなく、コンパクトで
安価な装置により高精度な測定が可能な自動電解質分析
装置の簡易温度調節方法を提供する。 【構成】 校正ライン27の一部を、切換バルブ4とミッ
クスセル1a,1bとの間の経路3a,3bに設けた電磁バルブ
5a,5bに巻回させ、かつその電磁バルブ5a,5bを測定待
機時に起動させておく。
安価な装置により高精度な測定が可能な自動電解質分析
装置の簡易温度調節方法を提供する。 【構成】 校正ライン27の一部を、切換バルブ4とミッ
クスセル1a,1bとの間の経路3a,3bに設けた電磁バルブ
5a,5bに巻回させ、かつその電磁バルブ5a,5bを測定待
機時に起動させておく。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動電解質分析装置の簡
易温度調節方法に係り、詳しくは測定開始後の装置内部
における温度変化を少なくする簡易な温度調節方法に関
する。
易温度調節方法に係り、詳しくは測定開始後の装置内部
における温度変化を少なくする簡易な温度調節方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】血液、尿中のNa+ ,K+ およびCl-
3項目を同時に簡便な操作で測定できるイオン電極式の
自動電解質分析装置が医用として普及しつつある。その
測定原理は、ネルンストの式(E=E0 + 2.303RT・
log Ci /Zi F)に示されるように、イオン電極が、
溶液中の特定イオンに感応して、比較電極との間にその
測定対象となるイオン濃度の対数に比例した電位差を生
じることによる。
3項目を同時に簡便な操作で測定できるイオン電極式の
自動電解質分析装置が医用として普及しつつある。その
測定原理は、ネルンストの式(E=E0 + 2.303RT・
log Ci /Zi F)に示されるように、イオン電極が、
溶液中の特定イオンに感応して、比較電極との間にその
測定対象となるイオン濃度の対数に比例した電位差を生
じることによる。
【0003】従って、高い測定精度を得るためには、イ
オン電極部の温度が安定化されていなければならない。
オン電極部の温度が安定化されていなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、装置内部に
は多くの発熱源があり、装置の作動開始とともに、装置
内の温度が上昇する。
は多くの発熱源があり、装置の作動開始とともに、装置
内の温度が上昇する。
【0005】そのため、その温度変化を 0.2℃程度以内
に抑える必要があり、例えば、サンプルラインとイオン
電極部を温度調節器で温調する方法等が採られる。しか
し、コスト高になる上、その温調器設置のためにスペー
スを要して装置が大型化するという難点もある。
に抑える必要があり、例えば、サンプルラインとイオン
電極部を温度調節器で温調する方法等が採られる。しか
し、コスト高になる上、その温調器設置のためにスペー
スを要して装置が大型化するという難点もある。
【0006】あるいは、装置内部の機械的な作動部分を
発熱の少ないニューマチックで動作させるようにするこ
とも考えられるが、別途、空気源を要したり、コンプレ
ッサーを装置内部に設けなければならず、さらに装置が
大型化したりコスト高になったりし実用的でない。
発熱の少ないニューマチックで動作させるようにするこ
とも考えられるが、別途、空気源を要したり、コンプレ
ッサーを装置内部に設けなければならず、さらに装置が
大型化したりコスト高になったりし実用的でない。
【0007】ところで、装置内部の発熱源としては、ピ
ンチバルブ、切換バルブ、排液ポンプ、サンプル吸引部
等があり、前述のように、測定開始とともに内部の温度
が上昇するが、とりわけソレノイドで駆動されるピンチ
バルブ等の電磁バルブの温度上昇が大きく、その温度が
一定になるまで時間がかかることと、その部分をサンプ
ル液が流過することとにより、温度影響が最も大きく、
主として、電磁バルブの温度上昇カーブに準じて測定値
が影響を受けることが確認されている。
ンチバルブ、切換バルブ、排液ポンプ、サンプル吸引部
等があり、前述のように、測定開始とともに内部の温度
が上昇するが、とりわけソレノイドで駆動されるピンチ
バルブ等の電磁バルブの温度上昇が大きく、その温度が
一定になるまで時間がかかることと、その部分をサンプ
ル液が流過することとにより、温度影響が最も大きく、
主として、電磁バルブの温度上昇カーブに準じて測定値
が影響を受けることが確認されている。
【0008】また、校正液は装置外部から導入して電磁
バルブを通さないため、すでに発熱源によって昇温され
たサンプル液との温度差があり、校正直後ではサンプル
液が、その校正液による温度影響を受けることがあっ
た。
バルブを通さないため、すでに発熱源によって昇温され
たサンプル液との温度差があり、校正直後ではサンプル
液が、その校正液による温度影響を受けることがあっ
た。
【0009】本発明はこのような実情に鑑みてなされ、
温度調節器を設けることなく、コンパクトで安価な装置
により高精度な測定が可能な自動電解質分析装置の簡易
温度調節方法を提供することを目的としている。
温度調節器を設けることなく、コンパクトで安価な装置
により高精度な測定が可能な自動電解質分析装置の簡易
温度調節方法を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するための手段を以下のように構成している。すな
わち、サンプル液を導入しこれを別途導入した希釈液で
希釈して希釈サンプル液とするための複数のミックスセ
ルを有するサンプル希釈部と、そのサンプル希釈部から
希釈されたサンプル液を導入してイオン分析をおこなう
ための電極部と、イオン分析後の前記ミックスセルを洗
浄した希釈液を排出するための排液ポンプを具備した排
出路と、その排出路および前記電極部と前記サンプル希
釈部との間に配設され前記各ミックスセルを電極部また
は排出路に切り替え接続するための切換バルブと、その
切換バルブと前記各ミックスセルとの間の経路を開閉す
るため各経路に設けられた電磁バルブと、その電磁バル
ブのまわりに巻回されて前記切換バルブに接続される校
正ラインとを有し、前記各ミックスセル中の希釈サンプ
ル液を前記電極部に導入してイオン分析するようにした
自動電解質分析装置の簡易温度調節方法にあって、測定
待機時に前記電磁バルブを起動させておくことによっ
て、測定開始後の装置内部の温度変化を少なくしたこと
を特徴としている。
解決するための手段を以下のように構成している。すな
わち、サンプル液を導入しこれを別途導入した希釈液で
希釈して希釈サンプル液とするための複数のミックスセ
ルを有するサンプル希釈部と、そのサンプル希釈部から
希釈されたサンプル液を導入してイオン分析をおこなう
ための電極部と、イオン分析後の前記ミックスセルを洗
浄した希釈液を排出するための排液ポンプを具備した排
出路と、その排出路および前記電極部と前記サンプル希
釈部との間に配設され前記各ミックスセルを電極部また
は排出路に切り替え接続するための切換バルブと、その
切換バルブと前記各ミックスセルとの間の経路を開閉す
るため各経路に設けられた電磁バルブと、その電磁バル
ブのまわりに巻回されて前記切換バルブに接続される校
正ラインとを有し、前記各ミックスセル中の希釈サンプ
ル液を前記電極部に導入してイオン分析するようにした
自動電解質分析装置の簡易温度調節方法にあって、測定
待機時に前記電磁バルブを起動させておくことによっ
て、測定開始後の装置内部の温度変化を少なくしたこと
を特徴としている。
【0011】
【作用】最も発熱の大きい電磁バルブを、測定待機時に
起動させておくことによって予め昇温させておき、測定
開始後におけるその電磁バルブ自体の温度変化を少なく
し、これにより、測定開始後の装置内部の温度変化を少
なくできる。
起動させておくことによって予め昇温させておき、測定
開始後におけるその電磁バルブ自体の温度変化を少なく
し、これにより、測定開始後の装置内部の温度変化を少
なくできる。
【0012】
【実施例】以下に本発明の方法の実施例を図面を参照し
つつ詳細に説明する。図1は本発明の方法を実施するた
めの自動電解質分析装置の全体構成を示し、まず、その
構成について説明すると、符号1はサンプル希釈部で、
サンプル吸引部11で吸入したサンプル液を可動式のノズ
ル11aから導入し、かつこれを希釈ライン2から導入し
た希釈液で希釈して希釈サンプル液とするための1対の
ミックスセル1a,1bを有しており、そのミックスセル1
a,1bはパイプ(経路)3a,3bを介して切換バルブ4と
接続され、その各パイプ3a,3bにはそれぞれ電磁式のピ
ンチバルブ(電磁バルブの一例)5a,5bが設けられてい
る。
つつ詳細に説明する。図1は本発明の方法を実施するた
めの自動電解質分析装置の全体構成を示し、まず、その
構成について説明すると、符号1はサンプル希釈部で、
サンプル吸引部11で吸入したサンプル液を可動式のノズ
ル11aから導入し、かつこれを希釈ライン2から導入し
た希釈液で希釈して希釈サンプル液とするための1対の
ミックスセル1a,1bを有しており、そのミックスセル1
a,1bはパイプ(経路)3a,3bを介して切換バルブ4と
接続され、その各パイプ3a,3bにはそれぞれ電磁式のピ
ンチバルブ(電磁バルブの一例)5a,5bが設けられてい
る。
【0013】上述のサンプル吸引部11には、回転操作さ
れるターンテーブル12が設けられ、そのターンテーブル
12にはサンプル液を入れたサンプルカップ13が外部から
着脱自在にセットできるようになっており、そのサンプ
ルカップ13と各ミックスセル1a,1bとに対応できるよう
に移動操作されるサンプル吸引用のノズル11aがパイプ
15を介して吸引動作と吐出動作をおこなうサンプル定注
器16に接続されている。
れるターンテーブル12が設けられ、そのターンテーブル
12にはサンプル液を入れたサンプルカップ13が外部から
着脱自在にセットできるようになっており、そのサンプ
ルカップ13と各ミックスセル1a,1bとに対応できるよう
に移動操作されるサンプル吸引用のノズル11aがパイプ
15を介して吸引動作と吐出動作をおこなうサンプル定注
器16に接続されている。
【0014】17は吸引動作と吐出動作をおこなう希釈定
注器で、ノーマルクローズの第1三方電磁弁18を介して
サンプル定注器16と接続され、かつその第1三方電磁弁
18およびノーマルクローズの第2三方電磁弁19および第
3三方電磁弁20を介して希釈液を貯留するための希釈液
槽21とも接続されている。
注器で、ノーマルクローズの第1三方電磁弁18を介して
サンプル定注器16と接続され、かつその第1三方電磁弁
18およびノーマルクローズの第2三方電磁弁19および第
3三方電磁弁20を介して希釈液を貯留するための希釈液
槽21とも接続されている。
【0015】他方、6は比較電極Ref、Na電極、Cl
電極、K電極およびLBセンサを含む電極部で、パイプ
7を介して切換バルブ4と接続され、その電極部6の下
流側に設けたぺリスタポンプ8によって各ミックスセル
1a,1bから希釈サンプル液を交互に導入してイオン分析
をおこなう。
電極、K電極およびLBセンサを含む電極部で、パイプ
7を介して切換バルブ4と接続され、その電極部6の下
流側に設けたぺリスタポンプ8によって各ミックスセル
1a,1bから希釈サンプル液を交互に導入してイオン分析
をおこなう。
【0016】27は校正用の血液校正液を流す一点校正ラ
インで、その一部が電磁バルブ5a,5bのまわりに巻回さ
れて切換バルブ4と接続されており、これにより、後述
のように、ピンチバルブ5a,5bをウォーミングアップし
た際にこの一点校正ライン27をも予め昇温させておくこ
とができる。なお、29は比較電極用内部液用のKClを
導入するラインである。
インで、その一部が電磁バルブ5a,5bのまわりに巻回さ
れて切換バルブ4と接続されており、これにより、後述
のように、ピンチバルブ5a,5bをウォーミングアップし
た際にこの一点校正ライン27をも予め昇温させておくこ
とができる。なお、29は比較電極用内部液用のKClを
導入するラインである。
【0017】9は排液ポンプ(ダイヤフラムポンプ)10
を具備した排出路で、その上流端が切換バルブ4と接続
され、イオン分析終了後に、各ミックスセル1a,1bを洗
浄した希釈液を系外に排出する。
を具備した排出路で、その上流端が切換バルブ4と接続
され、イオン分析終了後に、各ミックスセル1a,1bを洗
浄した希釈液を系外に排出する。
【0018】上述の切換バルブ4は3つの接点S,
W1 ,W2 を有し、接点Sをパイプ3a(A),3b(B)
および一点校正ライン27のいずれかに択一的に設定する
とそれを電極部6に連通させることができる一方、接点
W1 をパイプ3a(A)に設定すると、そのパイプ3aを排
出路9に連通させることができ、また、接点W2 をパイ
プ3b(B)に設定すると、そのパイプ3bを排出路9に連
通させることができるようになっている。
W1 ,W2 を有し、接点Sをパイプ3a(A),3b(B)
および一点校正ライン27のいずれかに択一的に設定する
とそれを電極部6に連通させることができる一方、接点
W1 をパイプ3a(A)に設定すると、そのパイプ3aを排
出路9に連通させることができ、また、接点W2 をパイ
プ3b(B)に設定すると、そのパイプ3bを排出路9に連
通させることができるようになっている。
【0019】そして、ミックスセル1a,1b内でサンプル
液と希釈液とを効果的にミックスさせるために、ミック
スセル1a,1bに接続されたパイプ3a,3bから分岐した経
路22a,22bにはノーマルクローズの電磁開閉弁24a,
24bが設けられ、その上流側で両経路22a,22bが大気
に開放される経路23に合流し、その経路23にエアポンプ
25とキャピラリ26とが設けられている。
液と希釈液とを効果的にミックスさせるために、ミック
スセル1a,1bに接続されたパイプ3a,3bから分岐した経
路22a,22bにはノーマルクローズの電磁開閉弁24a,
24bが設けられ、その上流側で両経路22a,22bが大気
に開放される経路23に合流し、その経路23にエアポンプ
25とキャピラリ26とが設けられている。
【0020】このような構成の自動電解質分析装置にお
いて、測定待機時(例えば室温20℃では30分前)からピ
ンチバルブ5a,5bを起動させてウォーミングアップをお
こない、そのピンチバルブ5a,5bを予め昇温させておく
ようにし、これにより測定開始後の装置内部の温度変化
を少なくし、安定した精度の高い測定が可能となる。
いて、測定待機時(例えば室温20℃では30分前)からピ
ンチバルブ5a,5bを起動させてウォーミングアップをお
こない、そのピンチバルブ5a,5bを予め昇温させておく
ようにし、これにより測定開始後の装置内部の温度変化
を少なくし、安定した精度の高い測定が可能となる。
【0021】そのウォーミングアップが終了した後に
は、まず、各ミックスセル1a,1bを洗浄するが、そのた
めには、希釈定注器17によって希釈液槽21から各ミック
スセル1a,1b内に希釈液を注入する。なお、希釈定注器
17の吸引動作時には第1、第2、第3三方電磁弁18,1
9,20をオフ、吐出動作には第2、第3三方電磁弁19,2
0をオンとする。
は、まず、各ミックスセル1a,1bを洗浄するが、そのた
めには、希釈定注器17によって希釈液槽21から各ミック
スセル1a,1b内に希釈液を注入する。なお、希釈定注器
17の吸引動作時には第1、第2、第3三方電磁弁18,1
9,20をオフ、吐出動作には第2、第3三方電磁弁19,2
0をオンとする。
【0022】そして、まず、切換バルブ4の接点Sを一
点校正ライン27に設定し、一点校正をおこなった後、い
ずれかのミックスセル1a,1bにサンプル液を導入してイ
オン分析をおこなう。一方のミックスセル1a側にサンプ
ル液を導入する場合、まず、切換バルブ4の接点W1 を
Aに設定してそのミックスセル1aと排出路9とを連通さ
せ、ピンチバルブ5aを開とし、かつ排液ポンプ10を起動
させ、洗浄後の希釈液を系外に排出する。
点校正ライン27に設定し、一点校正をおこなった後、い
ずれかのミックスセル1a,1bにサンプル液を導入してイ
オン分析をおこなう。一方のミックスセル1a側にサンプ
ル液を導入する場合、まず、切換バルブ4の接点W1 を
Aに設定してそのミックスセル1aと排出路9とを連通さ
せ、ピンチバルブ5aを開とし、かつ排液ポンプ10を起動
させ、洗浄後の希釈液を系外に排出する。
【0023】次いで、ノズル11aをターンテーブル12に
セットされているサンプルカップ13に入れ、第1、第
2、第3三方電磁弁18,19,20をオフとして、サンプル
定注器16にて所定量(30μl)吸入すると同時に、希釈
定注器17にて希釈液を所定量(0.9ml)吸入する。
セットされているサンプルカップ13に入れ、第1、第
2、第3三方電磁弁18,19,20をオフとして、サンプル
定注器16にて所定量(30μl)吸入すると同時に、希釈
定注器17にて希釈液を所定量(0.9ml)吸入する。
【0024】ノズル11aをミックスセル1aに移動させ、
かつピンチバルブ5aを閉とし、かつ同時に排液ポンプ10
を停止させ、両定注器16,17の吐出動作でサンプル液30
μlと希釈液 0.9mlとをミックスセル1a内に注入する。
そのピンチバルブ5aの閉と同時に排液ポンプ10を停止さ
せることにより、その排液ポンプ10の慣性で切換バルブ
4内が若干負圧となり引圧状態が形成され、これにより
後述のように、残留希釈液を希釈サンプル液で置換させ
ることができる。
かつピンチバルブ5aを閉とし、かつ同時に排液ポンプ10
を停止させ、両定注器16,17の吐出動作でサンプル液30
μlと希釈液 0.9mlとをミックスセル1a内に注入する。
そのピンチバルブ5aの閉と同時に排液ポンプ10を停止さ
せることにより、その排液ポンプ10の慣性で切換バルブ
4内が若干負圧となり引圧状態が形成され、これにより
後述のように、残留希釈液を希釈サンプル液で置換させ
ることができる。
【0025】上述の希釈サンプル液注入時における第
1、第2、第3三方電磁弁18,19,20の動作について説
明すると、ミックスセル1aの場合、まず、第2三方電磁
弁19をオンとして両定注器16,17を吐出動作させると、
サンプル液はノズル11aから、また希釈液はミックスセ
ル1aの側部の希釈ライン2から導入されるが、その途中
で第1三方電磁弁18をオンとすることにより、ノズル11
aからサンプル液を押し出すようにして希釈液が排出さ
れ、これにより、ノズル11aが洗浄される。なお、注入
完了時には、電磁開閉弁24aを開とし、かつエアポンプ
25を起動させ、サンプル液と希釈液を撹拌させる。
1、第2、第3三方電磁弁18,19,20の動作について説
明すると、ミックスセル1aの場合、まず、第2三方電磁
弁19をオンとして両定注器16,17を吐出動作させると、
サンプル液はノズル11aから、また希釈液はミックスセ
ル1aの側部の希釈ライン2から導入されるが、その途中
で第1三方電磁弁18をオンとすることにより、ノズル11
aからサンプル液を押し出すようにして希釈液が排出さ
れ、これにより、ノズル11aが洗浄される。なお、注入
完了時には、電磁開閉弁24aを開とし、かつエアポンプ
25を起動させ、サンプル液と希釈液を撹拌させる。
【0026】その後、つまり希釈サンプル液が調製され
た時点で所定の微小時間(0.3sec)だけピンチバルブ5a
を開くことにより、切換バルブ4内に形成された引圧状
態を利用して、パイプ3aおよびその切換バルブ4内に残
っていた希釈液を希釈サンプル液で置換し、次回のイオ
ン分析(ミックスセル1aの)前に予め切換バルブ4内に
希釈サンプル液を充填させておく。なお、このピンチバ
ルブ5aの開動作時には切換バルブ4の接点Sはパイプ3b
(B)に設定されている。
た時点で所定の微小時間(0.3sec)だけピンチバルブ5a
を開くことにより、切換バルブ4内に形成された引圧状
態を利用して、パイプ3aおよびその切換バルブ4内に残
っていた希釈液を希釈サンプル液で置換し、次回のイオ
ン分析(ミックスセル1aの)前に予め切換バルブ4内に
希釈サンプル液を充填させておく。なお、このピンチバ
ルブ5aの開動作時には切換バルブ4の接点Sはパイプ3b
(B)に設定されている。
【0027】よって、ミックスセル1bに希釈サンプル液
が調製されているときには、ピンチバルブ5bを開とし
て、ぺリスタポンプ8を起動させることにより、前述の
ように、予め切換バルブ4内に充填されている希釈サン
プル液を初頭に電極部6に到達させてイオン分析をおこ
なうことができ、これにより良好な応答特性が得られ
る。
が調製されているときには、ピンチバルブ5bを開とし
て、ぺリスタポンプ8を起動させることにより、前述の
ように、予め切換バルブ4内に充填されている希釈サン
プル液を初頭に電極部6に到達させてイオン分析をおこ
なうことができ、これにより良好な応答特性が得られ
る。
【0028】測定終了後は、一旦切換バルブ4の接点S
を一点校正ライン27に設定し、電極電位を血液校正液に
応答させた後、接点Sをパイプ3a(A)に設定してミッ
クスセル1bを洗浄する一方、ミックスセル1aの希釈サン
プル液のイオン分析をおこなう。以上のシーケンスのく
り返しによって両ミックスセル1a,1b内で調製された希
釈サンプル液を交互に精度よく安定に測定することがで
きる。
を一点校正ライン27に設定し、電極電位を血液校正液に
応答させた後、接点Sをパイプ3a(A)に設定してミッ
クスセル1bを洗浄する一方、ミックスセル1aの希釈サン
プル液のイオン分析をおこなう。以上のシーケンスのく
り返しによって両ミックスセル1a,1b内で調製された希
釈サンプル液を交互に精度よく安定に測定することがで
きる。
【0029】上述の測定シーケンスのくり返しによって
数十検体を測定したときの電極部6の応答出力とその電
極部6におけるサンプル液の温度(液温)との対応につ
き、ピンチバルブ5a,5bのウォーミングアップをおこな
わない従来の測定法と比較すると、本方法による場合、
図2(A)に示すように、ウォーミングアップ効果によ
って液温は終始安定した横這い状態を呈し、校正レベル
に対して応答レベルも安定した値を示している。
数十検体を測定したときの電極部6の応答出力とその電
極部6におけるサンプル液の温度(液温)との対応につ
き、ピンチバルブ5a,5bのウォーミングアップをおこな
わない従来の測定法と比較すると、本方法による場合、
図2(A)に示すように、ウォーミングアップ効果によ
って液温は終始安定した横這い状態を呈し、校正レベル
に対して応答レベルも安定した値を示している。
【0030】一方、ピンチバルブ5a,5bのウォーミング
アップをおこなわない場合には、図2(B)に示すよう
に、外部から導入される一点校正液と、内部で発熱源か
らの熱影響によって昇温したサンプル液の液温の漸増に
よって校正レベル自体も変化し、かつその校正レベルに
対する応答レベルも変化し、測定精度の信頼性が低い。
アップをおこなわない場合には、図2(B)に示すよう
に、外部から導入される一点校正液と、内部で発熱源か
らの熱影響によって昇温したサンプル液の液温の漸増に
よって校正レベル自体も変化し、かつその校正レベルに
対する応答レベルも変化し、測定精度の信頼性が低い。
【0031】なお、本装置には温度調節器を設けていな
いが、主として医用として病院内で本装置が使用される
ため、比較的室温の変化が少なく、また、1テーブル毎
に、あるいは1テーブル内においても任意に校正をおこ
なうことができるため、一定温度での測定時間が比較的
短くてよく、本方法によるウォーミングアップ効果で測
定精度の向上を確実に図りうることが確認されている。
いが、主として医用として病院内で本装置が使用される
ため、比較的室温の変化が少なく、また、1テーブル毎
に、あるいは1テーブル内においても任意に校正をおこ
なうことができるため、一定温度での測定時間が比較的
短くてよく、本方法によるウォーミングアップ効果で測
定精度の向上を確実に図りうることが確認されている。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の方法によ
れば、校正ラインの一部を、切換バルブとミックスセル
との間の経路に設けた電磁バルブに巻回させ、かつその
電磁バルブを測定待機時に起動させておくので、温度調
節器を用いることなく、測定開始後の装置内部の温度変
化を少なくすることができ、コンパクトかつ安価な装置
で高い測定精度を安定よく得ることができる。
れば、校正ラインの一部を、切換バルブとミックスセル
との間の経路に設けた電磁バルブに巻回させ、かつその
電磁バルブを測定待機時に起動させておくので、温度調
節器を用いることなく、測定開始後の装置内部の温度変
化を少なくすることができ、コンパクトかつ安価な装置
で高い測定精度を安定よく得ることができる。
【図1】本発明の方法を適用する自動電解質分析装置の
一例を示す全体構成図である。
一例を示す全体構成図である。
【図2】(A)は本発明の方法による校正レベルと応答
レベルを示すグラフ、(B)は従来の方法による校正レ
ベルと応答レベルの変化状態を示すグラフである。
レベルを示すグラフ、(B)は従来の方法による校正レ
ベルと応答レベルの変化状態を示すグラフである。
1…サンプル希釈部、1a,1b…ミックスセル、3a,3b…
経路、4…切換バルブ、5a,5b…電磁バルブ、6…電極
部、9…排出路、10…排液ポンプ、11…サンプル吸引
部、27…校正ライン。
経路、4…切換バルブ、5a,5b…電磁バルブ、6…電極
部、9…排出路、10…排液ポンプ、11…サンプル吸引
部、27…校正ライン。
Claims (1)
- 【請求項1】 サンプル液を導入しこれを別途導入した
希釈液で希釈して希釈サンプル液とするための複数のミ
ックスセルを有するサンプル希釈部と、そのサンプル希
釈部から希釈されたサンプル液を導入してイオン分析を
おこなうための電極部と、イオン分析後の前記ミックス
セルを洗浄した希釈液を排出するための排液ポンプを具
備した排出路と、その排出路および前記電極部と前記サ
ンプル希釈部との間に配設され前記各ミックスセルを電
極部または排出路に切り替え接続するための切換バルブ
と、その切換バルブと前記各ミックスセルとの間の経路
を開閉するため各経路に設けられた電磁バルブと、その
電磁バルブのまわりに巻回されて前記切換バルブに接続
される校正ラインとを有し、前記各ミックスセル中の希
釈サンプル液を前記電極部に導入してイオン分析するよ
うにした自動電解質分析装置の簡易温度調節方法であっ
て、測定待機時に前記電磁バルブを起動させておくこと
によって、測定開始後の装置内部の温度変化を少なくし
たことを特徴とする自動電解質分析装置の簡易温度調節
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7106693A JP2694315B2 (ja) | 1993-03-06 | 1993-03-06 | 自動電解質分析装置の簡易温度調節方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7106693A JP2694315B2 (ja) | 1993-03-06 | 1993-03-06 | 自動電解質分析装置の簡易温度調節方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06258276A true JPH06258276A (ja) | 1994-09-16 |
| JP2694315B2 JP2694315B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=13449788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7106693A Expired - Fee Related JP2694315B2 (ja) | 1993-03-06 | 1993-03-06 | 自動電解質分析装置の簡易温度調節方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2694315B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003262613A (ja) * | 2002-03-08 | 2003-09-19 | Horiba Ltd | 自動イオン濃度測定装置 |
| JP2012531590A (ja) * | 2009-06-26 | 2012-12-10 | ベックマン コールター, インコーポレイテッド | 血液分析器におけるパイプラインアセンブリ |
| CN105891284A (zh) * | 2016-04-01 | 2016-08-24 | 江苏英诺华医疗技术有限公司 | 新型电解质分析仪及分析方法 |
| CN113287022A (zh) * | 2018-12-27 | 2021-08-20 | 株式会社日立高新技术 | 自动分析装置、自动分析系统及样品的自动分析方法 |
-
1993
- 1993-03-06 JP JP7106693A patent/JP2694315B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003262613A (ja) * | 2002-03-08 | 2003-09-19 | Horiba Ltd | 自動イオン濃度測定装置 |
| JP2012531590A (ja) * | 2009-06-26 | 2012-12-10 | ベックマン コールター, インコーポレイテッド | 血液分析器におけるパイプラインアセンブリ |
| US8916384B2 (en) | 2009-06-26 | 2014-12-23 | Beckman Coulter, Inc. | Pipelining assembly for a blood analyzing instrument |
| CN105891284A (zh) * | 2016-04-01 | 2016-08-24 | 江苏英诺华医疗技术有限公司 | 新型电解质分析仪及分析方法 |
| CN113287022A (zh) * | 2018-12-27 | 2021-08-20 | 株式会社日立高新技术 | 自动分析装置、自动分析系统及样品的自动分析方法 |
| CN113287022B (zh) * | 2018-12-27 | 2023-12-12 | 株式会社日立高新技术 | 自动分析装置、自动分析系统及样品的自动分析方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2694315B2 (ja) | 1997-12-24 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |