JPH06259266A - デッドロック回避システムおよび方法 - Google Patents
デッドロック回避システムおよび方法Info
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- JPH06259266A JPH06259266A JP6052882A JP5288294A JPH06259266A JP H06259266 A JPH06259266 A JP H06259266A JP 6052882 A JP6052882 A JP 6052882A JP 5288294 A JP5288294 A JP 5288294A JP H06259266 A JPH06259266 A JP H06259266A
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Abstract
ーティング・システムで実行される、ノンプリエンプテ
ィブでマルチタスクなアプリケーション・プログラムに
おけるデッドロックを回避するためのシステムおよび方
法を提供する。 【構成】ユーザがテープ上のディレクトリ内容の印刷を
希望すると、ユーザ・インタフェース・アプリケーショ
ン410はダイアログ・ボックスを提示して、印刷内容
を選択させる。ダイアログ・ボックスは通信リンク43
0を用いて、分離したアプリケーション・プログラム4
20の残部におけるテープ・マネージャ・スレッド24
0へディレクトリ内の各アイテムの要求を送る。ダイア
ログ・ボックスはシステムに従い、アプリケーションの
残部はこのシステムからの制御を得ることができるた
め、スレッド240はスタブ440からのメッセージを
受け取ることができ、デッドロックを回避できる。
Description
スク環境におけるデッドロックの回避に関するものであ
り、より詳細には、バックグラウンド処理を最大にし、
ノンプリエンプティブなマルチタスク環境において実行
されるマルチスレッド・アプリケーションにおけるデッ
ドロックを回避するために、プロセス間通信を用いるシ
ステムおよび方法に関するものである。
ータ・アプリケーション・プログラムは、現在の市場に
普及している。ウインドウズを用いることでユーザは、
マルチタスク環境下で働くことが許され、その場合、幾
つかのアプリケーション・プログラムが、有限のリソー
スに対して競合することが可能なる。しかしながら、マ
ルチタスク環境での動作では、多くの問題が生じる可能
性がある。
リソースを要求して、このリソースがこの時点で利用可
能ではないときには、このアプリケーション・プログラ
ムは待機状態に入る。要求したリソースが他の待機プロ
セスによって保持されているため、この待機アプリケー
ション・プログラムが状態を再び変更しないことが起こ
りうる。この状況は、デッドロックと呼ばれる。デッド
ロックを防止するため、または、デッドロックが生じた
ときにそこから回復するために、システムは、一つ以上
のデッドロックに陥ったアプリケーション・プログラム
からのリソースの優先取得(preemption)のような、ある
種の比較的先端の動作を行うことができる。
集合内の他のプロセスにのみ起こりうるイベントを待機
しているとき、この集合のプロセスはデッドロック状態
にある。次の4状態がシステム内で同時に保持されたと
き、そして、このときにのみ、デッドロックの状況が起
こりうる。 ・ 手動排他状態 (Manual Exclusion). 少なくとも一
つのリソースが非共有モードで保持される;即ち、一時
に一プロセスだけがこのリソースを使用することができ
る。他のプロセスがこのリソースを要求しているときに
は、このリソースが解放されるまで、要求プロセスは遅
延されねばならない。 ・ 保持と待機状態 (Hold and Wait). 少なくとも一
つのリソースを保持し、他のプロセスによって現在保持
されているもう一つのリソースを取得するために待機す
る一つのプロセスが存在せねばならない。 ・ 優先取得不可能状態 (No Preemption). リソース
の優先取得は不可能である。即ち、リソースは、そのプ
ロセスがタスクを完了した後に、それを保持していたプ
ロセスによって自発的にのみ解放されることができる。 ・ 循環加重状態 (Circular Weight). 次のような待
機プロセス集合(P0,P1,・・・,Pn)が存在しな
ければならない。すなわち、P0は、P1によって保持さ
れているリソースを待機し,P1は、P2によって保持さ
れているリソースを待機し,・・・,Pn-1は、Pnによ
って保持されているリソースを待機し,そして、P
nは、P0によって保持されているリソースを待機する。
個の条件が保持されねばならない。これらの条件の少な
くとも一つが保持不可能であることを確実にすることに
で、デッドロックの発生を防止することができる。デッ
ドロック問題についてのより詳細な説明については、Pe
terson J. and Siberschatz A., Operating System Con
cepts, Addison-Wesley Publishing Co., Inc.(1986)
なる文献を参照されたい。
成部からなり、プロセッサのコントロールを自発的に共
有するいずれのアプリケーションも、構成部のいずれか
がプロセッサのコントロールを有しているときに、他の
全ての構成部が欠乏(starvation)を起こす危険がある。
この状況の結果として、一般的にバックグラウンド処理
の性能は貧弱なものになり、コントロールを有する構成
部が他の構成部からの入力を要求するときに、デッドロ
ックに落ち込む可能性がある。欠乏の状態にある構成部
は、実行されて入力を供給することが不可能であり、コ
ントロールを有する構成部は、この欠乏の状態にある構
成部からこの入力を受け取るまでは解放されないため
に、デッドロックが起こる。
は、アプリケーション・プログラムを実行するためのノ
ンプリエンプティブ(non-preemptive)なマルチタスク環
境を提供する。これの意味するところは、幾つかのアプ
リケーションは「ふるまいが良く」、プロセッサを周期
的に自発的に放棄するように準備された一連の方法で、
幾つかのアプリケーションがプロセッサを共有すること
ができるということである。例えば、マイクロソフト・
ウインドウズ・オペレーティング・システムは、アプリ
ケーション・プログラムのふるまいが良くない時には、
デッドロックまたは欠乏状況の検出または補修をするた
めのメカニズムを備えていない。
・オペレーティング・システム(OS)110 で実行
される、幾つかのアプリケーション・プログラムの概念
的な表現図である。このウインドウズ・オペレーティン
グ・システムは、マルチタスクのオペレーティング・シ
ステムである。マルチタスクとは、一つ以上のアプリケ
ーション・プログラムを同時に走らせることを意味す
る。ノンプリエンプティブとは、アプリケーション・プ
ログラムが、例えば、アプリケーション・プログラム
A 120 が、ウインドウズ・オペレーティング・シス
テム 110 によって、プロセッサ(図示せず)へのア
クセスを許容されたときには、アプリケーション・プロ
グラムB 130,C 140 または D 150 による
優先取得はできないということを意味する。かくして、
アプリケーション・プログラム A 120 が実行され
ているときには、他の全てのアプリケーション・プログ
ラム 130,140,150 は欠乏状態にされる。受
け入れたウインドウズ・プログラムの実行により、アプ
リケーション・プログラム 120ないし150 は、プ
ロセッサに対するアクセスを自発的に放棄するように命
令される(即ち、アプリケーション・プログラムはふる
まいを良くする)。かくして、各々のアプリケーション
・プログラムは、プロセッサの時間のタイムスライスを
受け取る。タイムスライスは、オペレーティング・シス
テムがアプリケーション・プログラムの実行を許す時間
の単位である。ノンプリエンプティブなシステムでは、
タイムスライスは予め定義された制限を持たない。
いし150 の一つがプロセッサのコントロールを一旦
解放すると、ウインドウズ・オペレーティング・システ
ム 110 は、他のアプリケーション・プログラム 1
20ないし150 の一つがプロセッサに対してアクセ
スすることを許可する(スケジュール化する)ことがで
きる。
おいては、このアプリケーション・プログラム内での分
割したタスクまたはスレッドを介して、それら自身の内
部的なノンプリエンプティブなマルチタスクを提供して
いる。アプリケーション・プログラム内でマルチタスク
を行うもの(multi-tasker)は、ウインドウズ・オペレー
ティング・システム 110内で見出されるマルチタス
クを行うものと同様なものであることに注意されたい。
例えば、あるスレッドはディスク上でのデータをアクセ
スするためのものであり、一方、別のスレッドはテープ
からのデータをアクセスするためのものであり、また、
別のスレッドはユーザと対話して実行すべき動作を決定
するものである。データは「バックグラウンド」処理を
介して即座に利用可能にされるため、本設計の目標は、
ユーザの要求に対して、より迅速な応答を発することに
ある。
セッサのコントロールを有し、メッセージの通過を介し
て、他のスレッドと通信する。このスレッド間のタイム
スライス、および、スレッド間のメッセージの通過は、
一つのウインドウズ・オペレーティング・システム 1
10 のタイムスライスの間に、アプリケーション・プ
ログラム 120ないし150 の一つ内で起こるもので
ある。
ム 110 によれば、ユーザと通信する方法を標準化す
るインタフェースが、アプリケーション・プログラム
120ないし150 に付与される。例えば、ダイアロ
グ・ボックス,リスト・ボックス,スクロール・バー,
エディット・コントロール,カーソル,アイコン等が付
与される。アプリケーション・プログラムのユーザ・イ
ンタフェース・スレッドは、ユーザから異なるタイプの
情報を得るためにダイアログ・ボックスを使用する。ダ
イアログ・ボックスは、ウインドウズ・アプリケーショ
ン・インタフェースによって提供され、それ自体のウイ
ンドウズ・メッセージ・ループを備える。アプリケーシ
ョン・プログラム 120ないし150 の一つによって
提示されたダイアログ・ボックスはふるまいが良いもの
であり、また、ウインドウズ・ソフトウエア 110 に
従って、他のアプリケーション・プログラム 120な
いし150 が実行されることを許容する。しかしなが
ら、アプリケーション・プログラムのダイアログ・ボッ
クス内のメッセージ・ループは、この特定のアプリケー
ション・プログラムに対する全てのウインドウズ・ソフ
トウエア 110 メッセージを受け取る。かくして、ア
プリケーション・プログラムのユーザ・インタフェース
・スレッドが、スクリーン上にダイアログ・ボックスを
配置するならば、このダイアログ・ボックスはこのアプ
リケーション・プログラムの全てのメッセージを受け取
り、また、このアプリケーション・プログラム内の他の
スレッドは、このダイアログ・ボックスが除去されるま
では、実行されない。これにより、アプリケーション・
プログラム内の他のスレッドは、欠乏状態に導かれる。
ダイアログ・ボックスがコントロールを有している間、
アプリケーション・プログラム内の他のスレッドによる
バックグラウンド処理操作は行われず、これによってデ
ッドロックに導くことができる。
刷することをユーザが希望すると、ユーザ・マネージャ
・スレッドは、ダイアログ・ボックスにユーザが印刷す
るものを選択するのを許し、印刷処理をコントロールす
ることを許す。一旦、ユーザが印刷すべきディレクトリ
を選択すると、ユーザ・マネージャ・スレッドは、テー
プ・マネージャ・スレッドに、ディレクトリ内の各アイ
テムに対する要求を伝送する。このテープ・マネージャ
・スレッドは、次に、印刷されるべき各ファイルの名前
を戻す。ダイアログ・ボックスの性質のため、アプリケ
ーション・プログラム内の他のスレッドは、このダイア
ログ・ボックスが取り除かれるまで実行されることはな
い。故に、テープ・マネージャ・スレッドは、タイムス
ライスを受け取らない。タイムスライスなしでは、テー
プ・マネージャ・スレッドは、(テープからファイルの
リストを読み取るような)いかなるバックグラウンド処
理も実行することができない。ダイアログ・ボックスは
そのジョブを完了するためにテープ・マネージャ・スレ
ッドからの情報を要求し、また、ダイアログ・ボックス
がアプリケーションのコントロールを有しているために
このテープ・マネージャ・スレッドは実行できないこと
から、デッドロックが起こる。
リエンプティブでマルチタスクなオペレーティング・シ
ステムにおいて実行される、ノンプリエンプティブでマ
ルチタスクなアプリケーション・プログラムにおけるデ
ッドロックを回避するためのシステムおよび方法であ
る。
プティブの態様で、それ自体がマルチタスクなアプリケ
ーション・プログラムにおいてデッドロックを回避する
システムおよび方法を提供する。このアプリケーション
・プログラムは、それ自体もノンプリエンプティブなマ
ルチタスク環境を提供するオペレーティング・システム
において動作する。必要とする全てのリソースが一致す
るまでは、内部的なタイムスライス操作に従わないアプ
リケーション・プログラムの全ての構成部は、個別の実
行形式(即ち、個別のアプリケーション・プログラム)
に分離されねばならない。構成部を個別の実行形式に分
離することにより、バックグラウンド処理の性能を最大
にし、デッドロックを回避することが可能になる。これ
らの構成部に対する内部的なタイムスライス操作は、ア
プリケーション・プログラム内の全ての他の構成部がそ
れらの作業の割当を実施することができる機会を確実に
持てるような、外部的なオペレーティング・システムの
タイムスライス操作によって置き換えられる。
めに定義されるため、一つの実行形式が直接的又は間接
的に他の実行形式の機能を実行することはない。内部的
なタイムスライス操作に対する解放をしない構成部は、
固有の実行形式内に配置される。全ての他の構成部およ
び違反している構成部のスタブは、他の実行形式(メイ
ンの実行形式)内に配置される。次に、2個の実行形式
間の通信リンクが設定される。違反している構成部が実
行されることがメインの実行形式によって判定される度
に、この違反している構成部のスタブが呼ばれる。この
スタブは、メインの実行形式と、現在ではそれと分離し
た実行形式内にある違反した構成部との間のメッセージ
の送受をするものである。
はオペレーティング・システムによってマルチタスク操
作されることから、このオペレーティング・システムが
メインの実行形式に周期的に実行する許可を与えるた
め、デッドロックが回避される。このメインの実行形式
は、違反している構成部によって要求された入力の発生
および伝達を行い、この違反している構成部のリソース
の要求を満足させることができる。
スク・アプリケーション・プログラム 200 の例が示
されている。このアプリケーション・プログラム 20
0に含まれているものは、タスク・マネージャ 21
0,ユーザ・インタフェース・マネージャ・スレッド
220,リスト・マネージャ・スレッド 230,テー
プ・マネージャ・スレッド 240,および、デバイス
・ドライバー・マネージャ・スレッド 250 である。
これらは単に例示的なスレッドであり、必要に応じて他
のスレッドの代替または追加が可能であることに注意さ
れたい。
タスク・アプリケーション・プログラム 200 の、よ
り詳細な図が示されている。アプリケーション・プログ
ラム200 が一旦ウインドウズ・オペレーティング・
システム 110 から実行の許可を得ると、アプリケー
ション・プログラム 200 内のタスク・マネージャ2
10 が制御をする。タスク・マネージャ 210 は、
ユーザ・インタフェース・スレッド 220 に対して実
行を許可する。ユーザ・インタフェース・スレッド 2
20 はダイアログ・ボックス 310 を提示する。ダ
イアログ・ボックス 310 は他のタスク 230,2
40,および 250 からのサービスを要求する。ユー
ザ・インタフェース・スレッド 220 は(ダイアログ
・ボックス310 を介して),このダイアログ・ボッ
クス 310 を取り除く前に他のタスクからの応答を待
機する。しかしながら、タスク・マネージャ 210 は
ユーザ・インタフェース・スレッド 220 がそのタイ
ムスライスを放棄するのを待機しているため、このタス
ク・マネージャ 210 を実行する許可を与えないの
で、他のタスクが応答することはない。ダイアログ・ボ
ックス 310 は、その要求に対する応答を受け取るま
では取り除かれることがないため、ユーザ・インタフェ
ース・スレッド 220 がそのタイムスライスを放棄す
ることはない。その結果はデッドロックである。
タフェース・スレッド 220 は、リンク 330(お
よび関連のメッセージ・ループ 350)を介して、ウ
インドウズのタイムスライスのメカニズムに自発的に従
う。しかしながら、リンク 340(および関連のメッ
セージ・ループ 320)を介して、そのタイムスライ
スを放棄することはない。このリンク 340(および
関連のメッセージ・ループ 320)は、タスク・マネ
ージャ 210 が内部的なタイムスライスのスケジュー
ル化の制御を回復することを許可する。
エンプティブで、また、現在実行中の構成部を有してい
ることから、このアプリケーションのタスク・マネージ
ャが現に実行中の構成部からの制御の戻りを受け取るま
では、このアプリケーションの他の構成部が開始される
ことは不可能である。いずれかの他の構成部からの入力
を受け取るまでは、この構成部が実行を停止することが
ないために、アプリケーション・プログラム 200 は
デッドロック状態になる。
は、単一の構成部でのリソースに対する要求を分離する
ことである。他のスレッドからの情報がリソースとして
考えられるときには、ユーザ・インタフェース・スレッ
ドにおけるダイアログ・ボックス 310 は、一時に幾
つかのリソース(例えば、他のスレッドからのプロセッ
サおよび情報)を要求することができる。
反している構成部は、この場合におけるユーザ・インタ
フェース・スレッド 220 は、一つの分離した実行形
式(即ち、一つの分離したアプリケーション・プログラ
ム)に配置されねばならず、違反している構成部が内部
的なタイムスライス操作のメカニズムに従わないときに
は、(全ての他のスレッドを含む)システムの残部は、
ウインドウズ・オペレーティング・システム 110 か
らの制御を受け取ることを許可する。この解決策による
アプリケーション・プログラム 200 は2個の分離し
た実行形式を備え、それぞれにオペレーティング・シス
テム(ウインドウズ)のタイムスライスを受け取り、単
一のアプリケーション・プログラム内の欠乏およびデッ
ドロックに対する可能性を軽減する。しかしながら、こ
の解決策によるときには、2個の実行形式の間で情報を
送るために、プロセス間通信の方法が必要とされる。
(および、ウインドウズ・オペレーティング・システム
におけるデッドロックの問題)は、ダイアログ・ボック
スがウインドウズ・オペレーティング・システム 11
0 に従い、他のアプリケーション・プログラムが実行
されることを許可する、ということを認識することによ
って回避することができる。図4を参照すると、アプリ
ケーション・プログラム200 は次の2個の部分に分
離されている。即ち、(1)ユーザ・インタフェース・
スレッド 220 からなるユーザ・インタフェース実行
形式、および、(2)他の全てのスレッドからなるシス
テムの残部に分断され、他のスレッドの潜在的な欠乏を
除外している。システムの残部が規則的な外部のウイン
ドウズ・タイムスライスを受け取ることを許可するため
に、ユーザ・インタフェース・スレッド 220 はもは
や内部的なタイムスライス操作のメカニズムに従うこと
を要求されない。従って、ダイアログ・ボックスが存在
するときでも、バックグラウンド処理を生起させること
ができる。
(即ち、アプリケーション・プログラム間の)通信は、
マイクロソフトのウインドウズ 3.x オペレーティン
グ・システムによって提供されるウインドウズ・ダイナ
ミック・データ・エクスチェンジ(DDE)プロトコル
を用いて達成される。DDE プロトコルは、2個の実
行形式間での通信をするために用いられる。DDE プ
ロトコルは、また、ある一つのアプリケーション・プロ
グラムに対し、データを共有メモリ位置内に配置させ、
次に、他のアプリケーション・プログラムに対してこの
データが利用可能である旨を知らせることを可能にす
る。DDE プロトコルについてのより詳細な説明のた
めには、Microsoft Windows 3.1 Guide to Programmin
g, programmers reference library, Microsoft Press,
Chapter 22, 1987-1992 を参照されたい。
ち、ユーザ・インタフェース・スレッド 220 は、そ
れ自身のアプリケーション・プログラム 410 内に配
置されている。全ての他のスレッド 210,230な
いし250 は、それらに固有のアプリケーション・プ
ログラム 420 内に配置されている。DDE リンク
430 は、2個のアプリケーション・プログラム 41
0 および 420 を接続させている。アプリケーショ
ン・プログラム 420 には、更に、ユーザ・インタフ
ェース・スタブ 440 が含まれている。このユーザ・
インタフェース・スタブは、アプリケーション・プログ
ラム 420 に対するユーザ・インタフェース・スレッ
ド 220 に「類似した」ソフトウエアの一部分である
が、現在では分離しているアプリケーション・プログラ
ム 410 とタスク・マネージャ 210 との間のメッ
セージの送受に携わる働きをするだけである。
のように作用する。ユーザは、テープ上のディレクトリ
の内容を印刷することを希望する。分離しているユーザ
・インタフェース・アプリケーション 410 はダイア
ログ・ボックスを提示して、ユーザが印刷するものを選
択することを許し、印刷操作を制御することを許可す
る。ユーザが印刷すべきディレクトリを一旦選択する
と、ダイアログ・ボックスは、DDE プロトコルおよ
び通信リンク 430 を用いて、システムの分離したア
プリケーション・プログラム 420 の残部におけるテ
ープ・マネージャ・スレッド 240 へディレクトリ内
の各アイテムに対する要求を送る。ダイアログ・ボック
ス 310 はウインドウズ・オペレーティング・システ
ム 110 に従い、システムのアプリケーション・プロ
グラムの残部はこのウインドウズ・オペレーティング・
システム 110 からの制御を得る。テープ・マネージ
ャ・スレッド 240 はユーザ・マネージャ・スタブ
440 からのメッセージを受け取り、印刷されるべき
ファイルの名前を返す。
の残部は最終的にウインドウズ・オペレーティング・シ
ステム 110 に従い、ユーザ・インタフェース・アプ
リケーション 410 は最終的にウインドウズ・オペレ
ーティング・システム 110 からの制御を回復する。
ユーザ・インタフェース・アプリケーション 410は
DDE リンク 430 を介してテープ・マネージャか
らのメッセージを読み、印刷されるべきファイルの名前
をプリンタ(図示せず)に送る。全ての要求されたファ
イルの名前が印刷されるまでこのサイクルが繰り返され
る。デッドロックは回避される。
の環境に固有のものではない。このようなものとして、
本発明はウインドウズに基づくアプリケーションに限定
されるべきものではない。例えば、ノンプリエンプティ
ブでマルチタスクの態様で動作するいかなるオペレーテ
ィング・システム環境でも、本発明についての教示から
利益を得ることができる。
して詳細に図示され、説明されたものであるが、当業者
には理解されるように、本発明の精神および範囲から逸
脱することなく、形式および詳細における種々の変更を
その中で施すことができる。
が、以下、本発明を各実施態様毎に列挙する。 (1). ノンプリエンプティブなマルチタスク・アプ
リケーション・プログラムにおけるデッドロックを回避
するための方法であって、このアプリケーション・プロ
グラムは、これもノンプリエンプティブなマルチタスク
操作をするオペレーティング・システムにおいて動作を
するものであり、このアプリケーション・プログラム内
の第1の構成部が内部的なタイムスライス操作に従わな
いとき、このアプリケーション・プログラム内の第2の
構成部から要求されたリソースを受け入れるのに先だっ
てデッドロックが起こるものであって: (a)メイン・アプリケーション・プログラム内の他の
構成部からのリソースを要求する前記メイン・アプリケ
ーション・プログラムの構成部を配置するステップであ
って、分離したアプリケーション・プログラムにおい
て、前記メイン・アプリケーション・プログラム内のタ
イムスライス操作には従わないようにされている; (b)前記分離したアプリケーション・プログラムを、
通信リンクを介して、前記メイン・アプリケーション・
プログラムに接続するステップ;を有し、ここに、前記
メイン・アプリケーション・プログラム 420 および
前記分離したアプリケーション・プログラム 410 は
ふるまいが良い;ことを特徴とする前記の方法。 (2). ノンプリエンプティブでありマルチタスク操
作をするオペレーティング・システムにおいて走るノン
プリエンプティブなマルチタスク・アプリケーション・
プログラムにおけるデッドロックを回避するためのシス
テムであって: (a)複数個の構成部を有する第1のアプリケーション
・プログラムであって、前記複数個の構成部の各々は互
いにリソースを要求することがないか、または、前記複
数個の構成部の各々は互いにリソースを要求するが、前
記第1のアプリケーション・プログラム内の内部的なタ
イムスライス操作には従うもの; (b)前記第1のアプリケーション・プログラム内の前
記複数個の構成部の一つからリソースを要求する少なく
とも1個の構成部を有する第2のアプリケーション・プ
ログラム; (c)前記第1のアプリケーション・プログラムおよび
前記第2のアプリケーション・プログラムを一緒に接続
する通信リンクであって、ここに、前記第1のアプリケ
ーション・プログラムおよび前記第2のアプリケーショ
ン・プログラムは、前記通信リンクを介して互いに通信
するもの;を有し、ここに、前記第1のアプリケーショ
ン・プログラムおよび前記第2のアプリケーション・プ
ログラムはふるまいが良い;ことを特徴とする前記のシ
ステム。 (3). 前記通信リンクには共有メモリおよび信号手
段が含まれ、前記共有メモリに対してデータが伝送され
たときに他のアプリケーション・プログラムに対して信
号を出すことを特徴とする、前項2に記載のシステム。 (4). 前記第1のアプリケーション・プログラムに
はインタフェース・スタブが更に含まれており、前記第
1のアプリケーション・プログラムと前記第2のアプリ
ケーション・プログラムとの間でメッセージの送受を遂
行することを特徴とする、前項2に記載のシステム。 (5). 前記第1のアプリケーション・プログラムお
よび前記第2のアプリケーション・プログラムがこのオ
ペレーティング・システムのタイムスライス操作メカニ
ズムに従うことを許容するための手段を更に有すること
を特徴とする、前項2に記載のシステム。 (6). オペレーティング・システムが、ノンプリエ
ンプティブなマルチタスク・ウインドウズ式のオペレー
ティング・システムであることを特徴とする、前項2に
記載のシステム。 (7). ノンプリエンプティブなマルチタスク操作の
オペレーティング・システムにおいて動作するノンプリ
エンプティブなマルチタスク操作のアプリケーション・
プログラムに関連したデッドロックを回避するための方
法であって: (a)オペレーティング・システムの環境において第1
のアプリケーション・プログラムを実行するステップで
あって、ここに、前記第1のアプリケーション・プログ
ラムは、互いにリソースを要求しない構成部を含んでい
るか、または、互いにリソースを要求するが、前記第1
のアプリケーション・プログラム内の内部的なタイムス
ライス操作に従う構成部を含んでいるもの; (b)前記オペレーティング・システムの環境において
第2のアプリケーション・プログラムを実行するステッ
プであって、ここに、前記第2のアプリケーション・プ
ログラムは、前記第1のアプリケーション・プログラム
内の構成部の少なくとも一つからのリソースを要求する
もの;および (c)前記第1のアプリケーション・プログラムと前記
第2のアプリケーション・プログラムとの間で通信をす
るステップ;を有し、前記第1のアプリケーション・プ
ログラムおよび前記第2のアプリケーション・プログラ
ムは、外部的なオペレーティング・システムのタイムス
ライス操作メカニズムに従うことを特徴とする前記の方
法。
プリエンプティブでマルチタスクなオペレーティング・
システムにおいて実行される、ノンプリエンプティブで
マルチタスクなアプリケーション・プログラムにおける
デッドロックを回避するためのシステムおよび方法が提
供される。
ためのマルチタスク環境のハイ・レベルな表現図であ
る。
る、ノンプリエンプティブなマルチタスク操作の例示図
である。
結合されている、図2に示されたノンプリエンプティブ
なマルチタスク・アプリケーション・プログラムの例示
図である。
タスク動作するアプリケーション・プログラムに関連し
たデッドロックの問題に対する解決策の例示図である。
ド 230:リスト・マネージャ・スレッド 240:テープ・マネージャ・スレッド 250:デバイス・ドライバー・マネージャ・スレッド 310:ダイアログ・ボックス 320,350:メッセージ・ループ 330,340:リンク 410,420:アプリケーション・プログラム 430:DDE リンク 440:ユーザ・インタフェース・スタブ
Claims (7)
- 【請求項1】ノンプリエンプティブなマルチタスク・ア
プリケーション・プログラムにおけるデッドロックを回
避するための方法であって、このアプリケーション・プ
ログラムは、これもノンプリエンプティブなマルチタス
ク操作をするオペレーティング・システムにおいて動作
をするものであり、このアプリケーション・プログラム
内の第1の構成部が内部的なタイムスライス操作に従わ
ないとき、このアプリケーション・プログラム内の第2
の構成部から要求されたリソースを受け入れるのに先だ
ってデッドロックが起こるものであって: (1)メイン・アプリケーション・プログラム内の他の
構成部からのリソースを要求する前記メイン・アプリケ
ーション・プログラムの構成部を配置するステップであ
って、分離したアプリケーション・プログラムにおい
て、前記メイン・アプリケーション・プログラム内のタ
イムスライス操作には従わないようにされている; (2)前記分離したアプリケーション・プログラムを、
通信リンクを介して、前記メイン・アプリケーション・
プログラムに接続するステップ;を有し、ここに、前記
メイン・アプリケーション・プログラム 420 および
前記分離したアプリケーション・プログラム 410 は
ふるまいが良い;ことを特徴とする前記の方法。 - 【請求項2】ノンプリエンプティブでありマルチタスク
操作をするオペレーティング・システムにおいて走るノ
ンプリエンプティブなマルチタスク・アプリケーション
・プログラムにおけるデッドロックを回避するためのシ
ステムであって: (a)複数個の構成部を有する第1のアプリケーション
・プログラムであって、前記複数個の構成部の各々は互
いにリソースを要求することがないか、または、前記複
数個の構成部の各々は互いにリソースを要求するが、前
記第1のアプリケーション・プログラム内の内部的なタ
イムスライス操作には従うもの; (b)前記第1のアプリケーション・プログラム内の前
記複数個の構成部の一つからリソースを要求する少なく
とも1個の構成部を有する第2のアプリケーション・プ
ログラム; (c)前記第1のアプリケーション・プログラムおよび
前記第2のアプリケーション・プログラムを一緒に接続
する通信リンクであって、ここに、前記第1のアプリケ
ーション・プログラムおよび前記第2のアプリケーショ
ン・プログラムは、前記通信リンクを介して互いに通信
するもの;を有し、ここに、前記第1のアプリケーショ
ン・プログラムおよび前記第2のアプリケーション・プ
ログラムはふるまいが良い;ことを特徴とする前記のシ
ステム。 - 【請求項3】前記通信リンクには共有メモリおよび信号
手段が含まれ、前記共有メモリに対してデータが伝送さ
れたときに他のアプリケーション・プログラムに対して
信号を出すことを特徴とする、請求項2に記載のシステ
ム。 - 【請求項4】前記第1のアプリケーション・プログラム
にはインタフェース・スタブが更に含まれており、前記
第1のアプリケーション・プログラムと前記第2のアプ
リケーション・プログラムとの間でメッセージの送受を
遂行することを特徴とする、請求項2に記載のシステ
ム。 - 【請求項5】前記第1のアプリケーション・プログラム
および前記第2のアプリケーション・プログラムがこの
オペレーティング・システムのタイムスライス操作メカ
ニズムに従うことを許容するための手段を更に有するこ
とを特徴とする、請求項2に記載のシステム。 - 【請求項6】オペレーティング・システムが、ノンプリ
エンプティブなマルチタスク・ウインドウズ式のオペレ
ーティング・システムであることを特徴とする、請求項
2に記載のシステム。 - 【請求項7】ノンプリエンプティブなマルチタスク操作
のオペレーティング・システムにおいて動作するノンプ
リエンプティブなマルチタスク操作のアプリケーション
・プログラムに関連したデッドロックを回避するための
方法であって: (1)オペレーティング・システムの環境において第1
のアプリケーション・プログラムを実行するステップで
あって、ここに、前記第1のアプリケーション・プログ
ラムは、互いにリソースを要求しない構成部を含んでい
るか、または、互いにリソースを要求するが、前記第1
のアプリケーション・プログラム内の内部的なタイムス
ライス操作に従う構成部を含んでいるもの; (2)前記オペレーティング・システムの環境において
第2のアプリケーション・プログラムを実行するステッ
プであって、ここに、前記第2のアプリケーション・プ
ログラムは、前記第1のアプリケーション・プログラム
内の構成部の少なくとも一つからのリソースを要求する
もの;および (3)前記第1のアプリケーション・プログラムと前記
第2のアプリケーション・プログラムとの間で通信をす
るステップ;を有し、前記第1のアプリケーション・プ
ログラムおよび前記第2のアプリケーション・プログラ
ムは、外部的なオペレーティング・システムのタイムス
ライス操作メカニズムに従うことを特徴とする前記の方
法。
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