JPH0626050Y2 - 自動車電装品用小型モータのホルダベース取付構造 - Google Patents
自動車電装品用小型モータのホルダベース取付構造Info
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- JPH0626050Y2 JPH0626050Y2 JP1989010512U JP1051289U JPH0626050Y2 JP H0626050 Y2 JPH0626050 Y2 JP H0626050Y2 JP 1989010512 U JP1989010512 U JP 1989010512U JP 1051289 U JP1051289 U JP 1051289U JP H0626050 Y2 JPH0626050 Y2 JP H0626050Y2
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野) この考案は、例えば自動車のパワーウインド装置におい
て、そのウインドガラスを開側または閉側に駆動するの
に利用される自動車電装品用小型モータに関し、特に、
モータの電機子の整流子に所定の電源を供給するブラシ
を保持したホルダベースの取付構造に関する。 (従来の技術) 従来、上記した自動車電装品用小型モータのホルダベー
ス取付構造としては、例えば第4図に示すものがあっ
た。 すなわち、図示する自動車電装品用小型モータ100
は、モータ部101のモータケース102に、電機子1
03を回転可能に収納しているとともに、ビス104を
ねじ込むことによりモータケース102と一体化したギ
ヤ部105のギヤケース106に、電機子103の電機
子軸103aに設けたウオーム103b部分をモータ部
101側から突出させた状態で、ギヤケース106に設
けた電機子軸挿通孔106aに挿通しており、ギヤケー
ス106のウオームホイール収納部106bに回転可能
に収納したウオームホイール107を出力軸108に固
定した状態で電機子軸103aに設けたウオーム103
bに噛み合わせてある。 また、ギヤケース106の第4図中の左側端部に、電機
子103の整流子103cに圧接させることにより所定
の電源を供給するブラシ109,109を各ブラシホル
ダ110,110を介して取付けたホルダベース111
を備えており、ホルダベース111はこのホルダベース
111の外周部分とギヤケース106の第4図中におい
て左側端とのあいだに、リング状のパッキン112をは
さみ込んだ状態でモータケース102の第4図中におい
て右端寄りのホルダベース押え用突部102aにより固
定してある。 そこで、外部接続用配線113,113から電機子10
3の整流子103cにブラシ109,109を介して所
定の電源を供給することにより、電機子103は回転
し、電機子103の電機子軸103aに設けたウオーム
103bに噛み合うウオームホイール107が回転する
ので、出力軸108が回転して、例えばパワーウインド
装置では、出力軸108に連結したウインドガラスを開
側または閉側操作に応じて駆動させるようにしていた。 (考案が解決しようとする課題) ところが、上記した従来の自動車電装品用小型モータの
ホルダベース取付構造においては、ホルダベース111
の外周部分とギヤケース106の第4図中において左側
端とのあいだにリング状のパッキン112をはさみ込ん
だ状態でモータケース102の第4図中において右端寄
りのホルダベース押え用突部102aにより固定してい
るものとなっているので、電機子103が回転する際
に、電機子103の整流子103cに圧接させた各ブラ
シ109,109が整流子103cの径方向および/ま
たは整流子103cの径方向とおおむね直交する方向に
作用する力を繰り返し受けることによって振動となった
ときに、その振動は各ブラシ109,109からブラシ
ホルダ110,110に各々伝わり、さらに、各ブラシ
ホルダ110,110からホルダベース111へと伝わ
り、ホルダベース111を固定しているモータケース1
02に伝わってモータケース102が振動することにな
る。これにより、自動車電装品用小型モータ100の全
体が振動することから作動音が大きくなって品質感を欠
くという問題点があり、作動音が大きくならないように
して品質感を欠くことがないものにすることが望まれる
という課題を有していた。 (考案の目的) この考案に係わる自動車電装品用小型モータのホルダベ
ース取付構造は、モータの作動中においてのブラシの振
動をモータケースやギヤケースに伝えないようにして作
動音を静粛にすることができる自動車電装品用小型モー
タのホルダベース取付構造を提供することを目的として
いる。
て、そのウインドガラスを開側または閉側に駆動するの
に利用される自動車電装品用小型モータに関し、特に、
モータの電機子の整流子に所定の電源を供給するブラシ
を保持したホルダベースの取付構造に関する。 (従来の技術) 従来、上記した自動車電装品用小型モータのホルダベー
ス取付構造としては、例えば第4図に示すものがあっ
た。 すなわち、図示する自動車電装品用小型モータ100
は、モータ部101のモータケース102に、電機子1
03を回転可能に収納しているとともに、ビス104を
ねじ込むことによりモータケース102と一体化したギ
ヤ部105のギヤケース106に、電機子103の電機
子軸103aに設けたウオーム103b部分をモータ部
101側から突出させた状態で、ギヤケース106に設
けた電機子軸挿通孔106aに挿通しており、ギヤケー
ス106のウオームホイール収納部106bに回転可能
に収納したウオームホイール107を出力軸108に固
定した状態で電機子軸103aに設けたウオーム103
bに噛み合わせてある。 また、ギヤケース106の第4図中の左側端部に、電機
子103の整流子103cに圧接させることにより所定
の電源を供給するブラシ109,109を各ブラシホル
ダ110,110を介して取付けたホルダベース111
を備えており、ホルダベース111はこのホルダベース
111の外周部分とギヤケース106の第4図中におい
て左側端とのあいだに、リング状のパッキン112をは
さみ込んだ状態でモータケース102の第4図中におい
て右端寄りのホルダベース押え用突部102aにより固
定してある。 そこで、外部接続用配線113,113から電機子10
3の整流子103cにブラシ109,109を介して所
定の電源を供給することにより、電機子103は回転
し、電機子103の電機子軸103aに設けたウオーム
103bに噛み合うウオームホイール107が回転する
ので、出力軸108が回転して、例えばパワーウインド
装置では、出力軸108に連結したウインドガラスを開
側または閉側操作に応じて駆動させるようにしていた。 (考案が解決しようとする課題) ところが、上記した従来の自動車電装品用小型モータの
ホルダベース取付構造においては、ホルダベース111
の外周部分とギヤケース106の第4図中において左側
端とのあいだにリング状のパッキン112をはさみ込ん
だ状態でモータケース102の第4図中において右端寄
りのホルダベース押え用突部102aにより固定してい
るものとなっているので、電機子103が回転する際
に、電機子103の整流子103cに圧接させた各ブラ
シ109,109が整流子103cの径方向および/ま
たは整流子103cの径方向とおおむね直交する方向に
作用する力を繰り返し受けることによって振動となった
ときに、その振動は各ブラシ109,109からブラシ
ホルダ110,110に各々伝わり、さらに、各ブラシ
ホルダ110,110からホルダベース111へと伝わ
り、ホルダベース111を固定しているモータケース1
02に伝わってモータケース102が振動することにな
る。これにより、自動車電装品用小型モータ100の全
体が振動することから作動音が大きくなって品質感を欠
くという問題点があり、作動音が大きくならないように
して品質感を欠くことがないものにすることが望まれる
という課題を有していた。 (考案の目的) この考案に係わる自動車電装品用小型モータのホルダベ
ース取付構造は、モータの作動中においてのブラシの振
動をモータケースやギヤケースに伝えないようにして作
動音を静粛にすることができる自動車電装品用小型モー
タのホルダベース取付構造を提供することを目的として
いる。
(課題を解決するための手段) この考案に係わる自動車電装品用小型モータのホルダベ
ース取付構造は、電機子(2)が収容されたモータケー
ス(3)と、モータケース(3)に固定されると共に、
ギヤ(5)を収容するギヤケース(6)と、モータケー
ス(3)に収容された電機子(2)に電流を供給するブ
ラシ(10,10′)を保持するホルダベース(9)と
を備えた自動車電装品用小型モータにおけるホルダベー
スの取付構造であって、ギヤケース(6)とホルダベー
ス(9)との間には、ギヤケース(6)に当接する当接
部(20e)とホルダベース(9)に当接する当接部
(20b)及びモータケース(3)に当接する当接部
(20d)を備えた衝撃吸収用の環状ダンパ(20)が
配置され、ギヤケース(6)には、ホルダベース(9)
を挿通する棒状突起(6f)が形成され、ホルダベース
(9)には、棒状突起(6f)が挿通される装着孔(9
c,9c)が形成され、ホルダベース(9)とギヤケー
ス(6)に形成された棒状突起(6f)との間には、ホ
ルダベース用の嵌挿溝(25b)を有すると共に、棒状
突起用挿着部(25a)を有する衝撃吸収用のグロメッ
ト状ダンパ(25)が装着され、棒状突起(6f)に
は、グロメット状ダンパ(25)を押圧し、グロメット
状ダンパ(25)の抜け落ちを防止する抜け止め用部材
(25c)が取り付けられている構成としたことを特徴
としている。 (考案の作用) この考案に係わる自動車電装品用小型モータのホルダベ
ース取付構造において、ホルダベース(9)には、ギヤ
ケース(6)に当接部(20e)を当接し且つモータケ
ース(3)に当接部(20d)を当接した衝撃吸収用の
環状ダンパ(20)の当接部(20b)が当接している
とともに、装着孔(9c,9c)にホルダベース用の嵌
挿溝(25b)を装着した衝撃吸収用のグロメット状ダ
ンパ(25)の棒状突起用挿着部(25a)にギヤケー
ス(6)の棒状突起(6f)が挿通され、しかも、棒状
突起(6f)にはグロメット状ダンパ(25)を押圧し
てグロメット状ダンパ(25)の抜け落ちを防止する抜
け止め用部材(25c)が取り付けられているため、ホ
ルダベース(9)に取り付けられた環状ダンパ(20)
によってモータケース(3)の外側からの水の浸入が阻
止されるとともに、この環状ダンパ(20)および衝撃
吸収用のグロメット状ダンパ(25)によってホルダベ
ース(9)はモータケース(3)に対してもギヤケース
(6)に対しても直接接触しない状態で取り付けられ
る。それ故、モータケース(3)の外側からの水の浸入
は阻止され、ホルダベース(9)に伝わったブラシ(1
0,10′)からの振動は非接触のモータケース(3)
およびギヤケース(6)に直接伝わらないものとなる。 (実施例) 以下この考案の一実施例による自動車電装品用小型モー
タのホルダベース取付構造を第1図ないし第3図に基い
て説明する。 すなわち、図示する自動車電装品用小型モータ1は、第
1図中において左側に、電機子2をモータケース3に回
転可能に収納したモータ部4を備えているとともに、第
1図中においてモータ部4の右側に、モータ部4側から
突出させた電機子2の電機子軸2aに設けたウオーム2
bに噛み合わせたウオームホイール5をギヤケース6に
回転可能な状態で収納したギヤ部7を備えており、モー
タ部4のモータケース3をギヤ部7のギヤケース6にビ
ス8をねじ込むことにより固着している。また、ホルダ
ベース9に、電機子2の電機子軸2aに取付けた整流子
2cに圧接させることにより所定の電源を供給するブラ
シ10,10′を各ブラシホルダ11,11′に取付け
た状態で導電ターミナル12,12′により各々保持し
ている。 モータケース3は、第1図中において右側を開口した有
底状の円筒形のものであって、開口した端縁にギヤケー
ス6に固着するモータケース側の取付部3aを設けてい
るとともに、その内周のほぼ中央部に界磁マグネット1
3を取付けており、その内周の第1図において左端寄り
に電機子軸2aの一端側を回転可能に支持する軸受14
を取付けている。 ここで、電機子2には、電機子軸2aの第1図中におい
て左側寄りに整流子2cを取付けているとともに、この
整流子2cに接続した電機子コイル2dを巻き付けた電
機子鉄心2eを設けており、電機子軸2aの第1図中に
おいて右側寄りにウオームホイール5に噛み合うウオー
ム2bを設けているものである。 一方、ギヤケース6には、第1図中において左端寄りの
エンドブラケット6aの端縁に前記モータケース3に設
けたモータケース側の取付部3aに固着するギヤケース
側の取付部6bを設けているとともに、エンドブラケッ
ト6aの第1図中において左方端から図中の右方側に向
かって切除してあって電機子軸2aのウオーム2bを挿
入する電機子軸挿入孔6cを設けており、この電機子軸
挿入孔6cの第1図中において下方側に、出力軸15を
固定したウオームホール5をウオームホイール収納部6
dに収納している。 また、ギヤケース6には、エンドブラケット6aから第
1図中において左方に突出した突条6e,6eを設けて
いるとともに、これら突条6e,6eの第1図中におい
て左端から第1図中においてさらに左方に各々突出した
棒状突起6f,6fを設けている。 そして、ギヤケース6には、第2図に示すように、前記
各突条6e,6eの外周側に、図中において上方に向か
ってレーストラック状に突出しており、後述する衝撃吸
収用の環状ダンパ20に当接するギヤケース6の端部6
gを有する。 他方、ホルダベース9は、第2図に示すように外形が略
小判形状のホルダベース本体9aのほぼ中央部に電機子
2の電機子軸2aを挿通する挿通開孔9bを設けている
とともに、この挿通開孔9bの第1図中において上下側
に、後述する衝撃吸収用のグロメット状ダンパ25,2
5を各々挿着する挿着孔9c.9cを設けている。 また、ホルダベース9には、ホルダベース本体9aから
第2図中において下方に向かってわずかに環状をなして
突出し後述する衝撃吸収用の環状ダンパ20をガイドす
る保持部9dを設けているとともに、前記挿通開孔9b
の近傍に、第2図中においてホルダベース本体9aの下
方に延出してあって、この自動車電装品用小型モータ1
の外部で図示しない外部接続配線に接続する外部ターミ
ナル13,14を固着しており、さらにサーキットブレ
ーカ30の各端子30a,30bを第2図中において上
側に突出した状態で状態で固着している。 そして、ホルダベース9には、前記挿通開孔9bの両側
部に、ブラシ10,10′を一端寄りに取付けたブラシ
ホルダ11,11′の他端を溶着した導電ターミナル1
2,12′を各々取付けており、これら導電ターミナル
12,12′のうちの一方の導電ターミナル12は前記
外部ターミナル13,14のうちの外部ターミナル13
に接続してあるとともに、他方の導電ターミナル12′
はサーキットブレーカ30の一方の端子30aに接続し
てあり、サーキットブレーカ30の他方の端子30bは
外部ターミナル14に接続してある。 加えて、衝撃吸収用のグロメット状ダンパ25,25お
よび衝撃吸収用の環状ダンパ20はこの実施例において
は各々別構成の単一部品となっているものである。 グロメット状ダンパ25は外形が概略円筒形状をなし、
弾性を有するゴム製のものであって、その中央部に、第
2図中において上方から下方にグロメット状ダンパ25
を貫通してギヤケース6に設けた棒状突起6fに係止す
る棒状突起用挿着部25aを備えているとともに、外周
に前記ホルダベース9に設けた装着孔9cに嵌め込むホ
ルダベース9の嵌挿溝25bを備えている。 そして、これらグロメット状ダンパ25,25は前記ホ
ルダベース9に備えた各装着孔9c,9cに各ホルダベ
ース9への嵌挿孔25b,25bを嵌め込むことによ
り、ホルダベース9に保持されるものであり、これらグ
ロメット状ダンパ25,25をホルダベース9に保持さ
せた状態で、各棒状突起用挿着部25a,25aをギヤ
ケース6に設けた各棒状突起6f,6fに係止したうえ
でこれらグロメット状ダンパ25,25の第2図中の上
側において抜け止め用部材25c,25cを各棒状突起
6f,6fに押圧することによって押し込むようにして
ある。抜け止め用部材25c,25cが各棒状突起6
f,6fに挿し込まれることによってグロメット状ダン
パ25,25はホルダベース9をギヤケース6上に脱落
不能に支持する。 環状ダンパ20は外形が概略レーストラック形状をなす
リング状で弾性を有するゴム製のものであって、輪状部
20aの第1図において左側に、前記ホルダベース9の
ホルダベース本体9aに当接する平坦状のホルダベース
側の当接部20bを備えているとともに、第2図中にお
いて輪状部20aの外周壁20cから外周側に突出して
モータケース3の内周に当接するリップ状のモータケー
ス側の当接部20dを備えている。そしてさらに、第1
図中において輪状部20aの右方側に、ギヤケース6の
端部6gに当接するギヤケース側の当接部20eを備え
ており、輪状部20aの内周壁20fをホルダベース9
のホルダベース本体9aに設けた保持部9dに嵌着する
ことにより、この環状ダンパ20はホルダベース9に保
持されるものとなる。 ここで、第1図に示すように、ホルダベース9のホルダ
ベース本体9aに設けた保持部9dにより衝撃吸収用の
環状ダンパ20を保持した状態で、衝撃吸収用の環状ダ
ンパ20に備えたギヤケース側の当接部20eをギヤケ
ース6の端部6gに当接してあり、さらに、ホルダベー
ス9のホルダベース本体9aに設けた各装着孔9c,9
cにより衝撃吸収用のグロメット状ダンパ25,25を
保持した状態で、各棒状突起用挿着部25a,25aを
ギヤケース6に設けた各棒状突起6f,6fに係止し且
つ抜け止め用部材25c,25cを各棒状突起6f,6
fに挿し込んである。 ここで、ホルダベース9は、抜け止め用部材25c,2
5cを棒状突起6f,6fに装着したグロメット状ダン
パ25,25によってギヤケース6上に脱落不能に支持
され、ギヤケース6およびモータケース3に夫々当接し
た環状ダンパ20によってギヤケース6に対してもモー
タケース3に対しても非接触に取り付けられている。 このような構造をなす自動車電装品用小型モータ1にお
いて、図示しないスイッチをオン切換えすることによっ
て一方の外部ターミナル13から他方の外部ターミナル
14に電流を供給すると、一方の外部ターミナル13と
一方の導電ターミナル12と一方のブラシホルダ11と
一方のブラシ10と整流子2cと他方のブラシ10′と
他方のブラシホルダ11′と他方の導電ターミナル1
2′とサーキットブレーカ30の一方の端子30aとサ
ーキットブレーカ30の他方の端子30bと他方の外部
ターミナル14に電流が流れるので、電機子コイル2d
と界磁マグネット13とのあいだで電磁誘導作用が起っ
て電機子2が回転する。 電機子2が回転することにより、電機子軸2aに設けた
ウオーム2bに噛み合うウオームホイール5が回転する
ので、ウオームホイール5に固定した出力軸15が回転
し、例えばパワーウインド装置に用いた場合には、この
出力軸15に連結した図示しないウインドガラスを前記
スイッチの切換えに応じて開側または閉側に駆動する。 そして、電機子2が回転する際に、電機子2の整流子2
cに圧接させた各ブラシ10,10′が振動したとして
も、その振動はホルダベース9からギヤケース6にもモ
ータケース3にも伝わらないものとなる。
ース取付構造は、電機子(2)が収容されたモータケー
ス(3)と、モータケース(3)に固定されると共に、
ギヤ(5)を収容するギヤケース(6)と、モータケー
ス(3)に収容された電機子(2)に電流を供給するブ
ラシ(10,10′)を保持するホルダベース(9)と
を備えた自動車電装品用小型モータにおけるホルダベー
スの取付構造であって、ギヤケース(6)とホルダベー
ス(9)との間には、ギヤケース(6)に当接する当接
部(20e)とホルダベース(9)に当接する当接部
(20b)及びモータケース(3)に当接する当接部
(20d)を備えた衝撃吸収用の環状ダンパ(20)が
配置され、ギヤケース(6)には、ホルダベース(9)
を挿通する棒状突起(6f)が形成され、ホルダベース
(9)には、棒状突起(6f)が挿通される装着孔(9
c,9c)が形成され、ホルダベース(9)とギヤケー
ス(6)に形成された棒状突起(6f)との間には、ホ
ルダベース用の嵌挿溝(25b)を有すると共に、棒状
突起用挿着部(25a)を有する衝撃吸収用のグロメッ
ト状ダンパ(25)が装着され、棒状突起(6f)に
は、グロメット状ダンパ(25)を押圧し、グロメット
状ダンパ(25)の抜け落ちを防止する抜け止め用部材
(25c)が取り付けられている構成としたことを特徴
としている。 (考案の作用) この考案に係わる自動車電装品用小型モータのホルダベ
ース取付構造において、ホルダベース(9)には、ギヤ
ケース(6)に当接部(20e)を当接し且つモータケ
ース(3)に当接部(20d)を当接した衝撃吸収用の
環状ダンパ(20)の当接部(20b)が当接している
とともに、装着孔(9c,9c)にホルダベース用の嵌
挿溝(25b)を装着した衝撃吸収用のグロメット状ダ
ンパ(25)の棒状突起用挿着部(25a)にギヤケー
ス(6)の棒状突起(6f)が挿通され、しかも、棒状
突起(6f)にはグロメット状ダンパ(25)を押圧し
てグロメット状ダンパ(25)の抜け落ちを防止する抜
け止め用部材(25c)が取り付けられているため、ホ
ルダベース(9)に取り付けられた環状ダンパ(20)
によってモータケース(3)の外側からの水の浸入が阻
止されるとともに、この環状ダンパ(20)および衝撃
吸収用のグロメット状ダンパ(25)によってホルダベ
ース(9)はモータケース(3)に対してもギヤケース
(6)に対しても直接接触しない状態で取り付けられ
る。それ故、モータケース(3)の外側からの水の浸入
は阻止され、ホルダベース(9)に伝わったブラシ(1
0,10′)からの振動は非接触のモータケース(3)
およびギヤケース(6)に直接伝わらないものとなる。 (実施例) 以下この考案の一実施例による自動車電装品用小型モー
タのホルダベース取付構造を第1図ないし第3図に基い
て説明する。 すなわち、図示する自動車電装品用小型モータ1は、第
1図中において左側に、電機子2をモータケース3に回
転可能に収納したモータ部4を備えているとともに、第
1図中においてモータ部4の右側に、モータ部4側から
突出させた電機子2の電機子軸2aに設けたウオーム2
bに噛み合わせたウオームホイール5をギヤケース6に
回転可能な状態で収納したギヤ部7を備えており、モー
タ部4のモータケース3をギヤ部7のギヤケース6にビ
ス8をねじ込むことにより固着している。また、ホルダ
ベース9に、電機子2の電機子軸2aに取付けた整流子
2cに圧接させることにより所定の電源を供給するブラ
シ10,10′を各ブラシホルダ11,11′に取付け
た状態で導電ターミナル12,12′により各々保持し
ている。 モータケース3は、第1図中において右側を開口した有
底状の円筒形のものであって、開口した端縁にギヤケー
ス6に固着するモータケース側の取付部3aを設けてい
るとともに、その内周のほぼ中央部に界磁マグネット1
3を取付けており、その内周の第1図において左端寄り
に電機子軸2aの一端側を回転可能に支持する軸受14
を取付けている。 ここで、電機子2には、電機子軸2aの第1図中におい
て左側寄りに整流子2cを取付けているとともに、この
整流子2cに接続した電機子コイル2dを巻き付けた電
機子鉄心2eを設けており、電機子軸2aの第1図中に
おいて右側寄りにウオームホイール5に噛み合うウオー
ム2bを設けているものである。 一方、ギヤケース6には、第1図中において左端寄りの
エンドブラケット6aの端縁に前記モータケース3に設
けたモータケース側の取付部3aに固着するギヤケース
側の取付部6bを設けているとともに、エンドブラケッ
ト6aの第1図中において左方端から図中の右方側に向
かって切除してあって電機子軸2aのウオーム2bを挿
入する電機子軸挿入孔6cを設けており、この電機子軸
挿入孔6cの第1図中において下方側に、出力軸15を
固定したウオームホール5をウオームホイール収納部6
dに収納している。 また、ギヤケース6には、エンドブラケット6aから第
1図中において左方に突出した突条6e,6eを設けて
いるとともに、これら突条6e,6eの第1図中におい
て左端から第1図中においてさらに左方に各々突出した
棒状突起6f,6fを設けている。 そして、ギヤケース6には、第2図に示すように、前記
各突条6e,6eの外周側に、図中において上方に向か
ってレーストラック状に突出しており、後述する衝撃吸
収用の環状ダンパ20に当接するギヤケース6の端部6
gを有する。 他方、ホルダベース9は、第2図に示すように外形が略
小判形状のホルダベース本体9aのほぼ中央部に電機子
2の電機子軸2aを挿通する挿通開孔9bを設けている
とともに、この挿通開孔9bの第1図中において上下側
に、後述する衝撃吸収用のグロメット状ダンパ25,2
5を各々挿着する挿着孔9c.9cを設けている。 また、ホルダベース9には、ホルダベース本体9aから
第2図中において下方に向かってわずかに環状をなして
突出し後述する衝撃吸収用の環状ダンパ20をガイドす
る保持部9dを設けているとともに、前記挿通開孔9b
の近傍に、第2図中においてホルダベース本体9aの下
方に延出してあって、この自動車電装品用小型モータ1
の外部で図示しない外部接続配線に接続する外部ターミ
ナル13,14を固着しており、さらにサーキットブレ
ーカ30の各端子30a,30bを第2図中において上
側に突出した状態で状態で固着している。 そして、ホルダベース9には、前記挿通開孔9bの両側
部に、ブラシ10,10′を一端寄りに取付けたブラシ
ホルダ11,11′の他端を溶着した導電ターミナル1
2,12′を各々取付けており、これら導電ターミナル
12,12′のうちの一方の導電ターミナル12は前記
外部ターミナル13,14のうちの外部ターミナル13
に接続してあるとともに、他方の導電ターミナル12′
はサーキットブレーカ30の一方の端子30aに接続し
てあり、サーキットブレーカ30の他方の端子30bは
外部ターミナル14に接続してある。 加えて、衝撃吸収用のグロメット状ダンパ25,25お
よび衝撃吸収用の環状ダンパ20はこの実施例において
は各々別構成の単一部品となっているものである。 グロメット状ダンパ25は外形が概略円筒形状をなし、
弾性を有するゴム製のものであって、その中央部に、第
2図中において上方から下方にグロメット状ダンパ25
を貫通してギヤケース6に設けた棒状突起6fに係止す
る棒状突起用挿着部25aを備えているとともに、外周
に前記ホルダベース9に設けた装着孔9cに嵌め込むホ
ルダベース9の嵌挿溝25bを備えている。 そして、これらグロメット状ダンパ25,25は前記ホ
ルダベース9に備えた各装着孔9c,9cに各ホルダベ
ース9への嵌挿孔25b,25bを嵌め込むことによ
り、ホルダベース9に保持されるものであり、これらグ
ロメット状ダンパ25,25をホルダベース9に保持さ
せた状態で、各棒状突起用挿着部25a,25aをギヤ
ケース6に設けた各棒状突起6f,6fに係止したうえ
でこれらグロメット状ダンパ25,25の第2図中の上
側において抜け止め用部材25c,25cを各棒状突起
6f,6fに押圧することによって押し込むようにして
ある。抜け止め用部材25c,25cが各棒状突起6
f,6fに挿し込まれることによってグロメット状ダン
パ25,25はホルダベース9をギヤケース6上に脱落
不能に支持する。 環状ダンパ20は外形が概略レーストラック形状をなす
リング状で弾性を有するゴム製のものであって、輪状部
20aの第1図において左側に、前記ホルダベース9の
ホルダベース本体9aに当接する平坦状のホルダベース
側の当接部20bを備えているとともに、第2図中にお
いて輪状部20aの外周壁20cから外周側に突出して
モータケース3の内周に当接するリップ状のモータケー
ス側の当接部20dを備えている。そしてさらに、第1
図中において輪状部20aの右方側に、ギヤケース6の
端部6gに当接するギヤケース側の当接部20eを備え
ており、輪状部20aの内周壁20fをホルダベース9
のホルダベース本体9aに設けた保持部9dに嵌着する
ことにより、この環状ダンパ20はホルダベース9に保
持されるものとなる。 ここで、第1図に示すように、ホルダベース9のホルダ
ベース本体9aに設けた保持部9dにより衝撃吸収用の
環状ダンパ20を保持した状態で、衝撃吸収用の環状ダ
ンパ20に備えたギヤケース側の当接部20eをギヤケ
ース6の端部6gに当接してあり、さらに、ホルダベー
ス9のホルダベース本体9aに設けた各装着孔9c,9
cにより衝撃吸収用のグロメット状ダンパ25,25を
保持した状態で、各棒状突起用挿着部25a,25aを
ギヤケース6に設けた各棒状突起6f,6fに係止し且
つ抜け止め用部材25c,25cを各棒状突起6f,6
fに挿し込んである。 ここで、ホルダベース9は、抜け止め用部材25c,2
5cを棒状突起6f,6fに装着したグロメット状ダン
パ25,25によってギヤケース6上に脱落不能に支持
され、ギヤケース6およびモータケース3に夫々当接し
た環状ダンパ20によってギヤケース6に対してもモー
タケース3に対しても非接触に取り付けられている。 このような構造をなす自動車電装品用小型モータ1にお
いて、図示しないスイッチをオン切換えすることによっ
て一方の外部ターミナル13から他方の外部ターミナル
14に電流を供給すると、一方の外部ターミナル13と
一方の導電ターミナル12と一方のブラシホルダ11と
一方のブラシ10と整流子2cと他方のブラシ10′と
他方のブラシホルダ11′と他方の導電ターミナル1
2′とサーキットブレーカ30の一方の端子30aとサ
ーキットブレーカ30の他方の端子30bと他方の外部
ターミナル14に電流が流れるので、電機子コイル2d
と界磁マグネット13とのあいだで電磁誘導作用が起っ
て電機子2が回転する。 電機子2が回転することにより、電機子軸2aに設けた
ウオーム2bに噛み合うウオームホイール5が回転する
ので、ウオームホイール5に固定した出力軸15が回転
し、例えばパワーウインド装置に用いた場合には、この
出力軸15に連結した図示しないウインドガラスを前記
スイッチの切換えに応じて開側または閉側に駆動する。 そして、電機子2が回転する際に、電機子2の整流子2
cに圧接させた各ブラシ10,10′が振動したとして
も、その振動はホルダベース9からギヤケース6にもモ
ータケース3にも伝わらないものとなる。
以上説明してきたように、この考案に係わる自動車電装
品用小型モータのホルダベース取付構造は上述した構成
としたことから、電機子が回転する際にブラシに発生し
た振動はホルダベースからギヤケースに対してもモータ
ケースに対しても伝わり難いので、モータの作動音を静
粛にすることができ、静粛な作動音での品質の維持を図
れるとともに防水性も高くなるという優れた効果を奏す
る。
品用小型モータのホルダベース取付構造は上述した構成
としたことから、電機子が回転する際にブラシに発生し
た振動はホルダベースからギヤケースに対してもモータ
ケースに対しても伝わり難いので、モータの作動音を静
粛にすることができ、静粛な作動音での品質の維持を図
れるとともに防水性も高くなるという優れた効果を奏す
る。
第1図はこの考案の一実施例による自動車電装品用小型
モータのホルダベース取付構造を説明する縦断側面図、
第2図は第1図に示した自動車電装品用小型モータのホ
ルダベース取付構造のホルダベースまわりの各部品の組
み付け関係を示す外観図、第3図は第1図に示した自動
車電装品用小型モータの回路概要図、第4図は従来の自
動車電装品用小型モータのホルダベース取付構造の縦断
側面図である。 1…自動車電装品用小型モータ 2…電機子 3…モータケース 5…ギヤ 6…ギヤケース 6f…棒状突起 9…ホルダベース 9c,9c…装着孔 10,10′…ブラシ 20…環状ダンパ 20b…当接部 20e…当接部 20d…当接部 25…グロメット状ダンパ 25a…棒状突起用挿着部 25b…嵌挿溝 25c…抜け止め用部材
モータのホルダベース取付構造を説明する縦断側面図、
第2図は第1図に示した自動車電装品用小型モータのホ
ルダベース取付構造のホルダベースまわりの各部品の組
み付け関係を示す外観図、第3図は第1図に示した自動
車電装品用小型モータの回路概要図、第4図は従来の自
動車電装品用小型モータのホルダベース取付構造の縦断
側面図である。 1…自動車電装品用小型モータ 2…電機子 3…モータケース 5…ギヤ 6…ギヤケース 6f…棒状突起 9…ホルダベース 9c,9c…装着孔 10,10′…ブラシ 20…環状ダンパ 20b…当接部 20e…当接部 20d…当接部 25…グロメット状ダンパ 25a…棒状突起用挿着部 25b…嵌挿溝 25c…抜け止め用部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭56−2758(JP,U) 実開 昭59−66359(JP,U) 実開 昭54−164831(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】電機子(2)が収容されたモータケース
(3)と、 上記モータケース(3)に固定されると共に、ギヤ
(5)を収容するギヤケース(6)と、 上記モータケース(3)に収容された電機子(2)に電
流を供給するブラシ(10,10′)を保持するホルダ
ベース(9)とを備えた自動車電装品用小型モータにお
けるホルダベースの取付構造であって、 上記ギヤケース(6)と上記ホルダベース(9)との間
には、上記ギヤケース(6)に当接する当接部(20
e)と上記ホルダベース(9)に当接する当接部(20
b)及び上記モータケース(3)に当接する当接部(2
0d)を備えた衝撃吸収用の環状ダンパ(20)が配置
され、 上記ギヤケース(6)には、上記ホルダベース(9)を
挿通する棒状突起(6f)が形成され、 上記ホルダベース(9)には、上記棒状突起(6f)が
挿通される装着孔(9c,9c)が形成され、 上記ホルダベース(9)と上記ギヤケース(6)に形成
された棒状突起(6f)との間には、上記ホルダベース
用の嵌挿溝(25b)を有すると共に、棒状突起用挿着
部(25a)を有する衝撃吸収用のグロメット状ダンパ
(25)が装着され、 上記棒状突起(6f)には、上記グロメット状ダンパ
(25)を押圧し、上記グロメット状ダンパ(25)の
抜け落ちを防止する抜け止め用部材(25c)が取り付
けられていることを特徴とする自動車電装品用小型モー
タのホルダベース取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989010512U JPH0626050Y2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | 自動車電装品用小型モータのホルダベース取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989010512U JPH0626050Y2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | 自動車電装品用小型モータのホルダベース取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02104752U JPH02104752U (ja) | 1990-08-21 |
| JPH0626050Y2 true JPH0626050Y2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=31218244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989010512U Expired - Lifetime JPH0626050Y2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | 自動車電装品用小型モータのホルダベース取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0626050Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003009448A (ja) * | 2001-06-20 | 2003-01-10 | Asmo Co Ltd | モータ |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6138387Y2 (ja) * | 1978-05-11 | 1986-11-06 | ||
| JPS6237411Y2 (ja) * | 1979-06-16 | 1987-09-24 | ||
| JPS5966359U (ja) * | 1982-10-22 | 1984-05-04 | カルソニックカンセイ株式会社 | モータ |
-
1989
- 1989-01-31 JP JP1989010512U patent/JPH0626050Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02104752U (ja) | 1990-08-21 |
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