JPH0626094B2 - 熱式永久電流スイツチ - Google Patents
熱式永久電流スイツチInfo
- Publication number
- JPH0626094B2 JPH0626094B2 JP58198380A JP19838083A JPH0626094B2 JP H0626094 B2 JPH0626094 B2 JP H0626094B2 JP 58198380 A JP58198380 A JP 58198380A JP 19838083 A JP19838083 A JP 19838083A JP H0626094 B2 JPH0626094 B2 JP H0626094B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- time
- current switch
- superconducting
- permanent current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Thermally Actuated Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、超電導磁気浮上車等に用いる超電導磁気用熱
式永久電流スイッチ(以下永久電流スイッチと略称す
る)に関する。
式永久電流スイッチ(以下永久電流スイッチと略称す
る)に関する。
一般に永久電流スイッチ1は第1図に示すように超電導
コイル2と閉ループ回路を構成するように接続したもの
で、その構成は第2図に示すように超電導線3と、ヒー
タ4とを断熱層のFRP製の枠体5に巻込んだもので、
前記超電導コイル2と接続するために前記超電導線3の
一部を口出し線6として引出している。なお図中7は電
源である。
コイル2と閉ループ回路を構成するように接続したもの
で、その構成は第2図に示すように超電導線3と、ヒー
タ4とを断熱層のFRP製の枠体5に巻込んだもので、
前記超電導コイル2と接続するために前記超電導線3の
一部を口出し線6として引出している。なお図中7は電
源である。
この永久電流スイッチ1はヒータ4に通電して超電導線
3を熱することにより、この超電導線3を常電導状態に
し、電気抵抗を発生させ、通常のスイッチを開いた状態
(オフ状態)と同じ機能を発揮し、また逆に、ヒータ4
への通電を止めることにより、周囲の液体ヘリウム(図
示せず)で超電導線3を冷却すれば電気抵抗ゼロとなる
超電導状態にし、通常のスイッチを閉じた状態(オン状
態)と同じ機能を発揮するようになっている。
3を熱することにより、この超電導線3を常電導状態に
し、電気抵抗を発生させ、通常のスイッチを開いた状態
(オフ状態)と同じ機能を発揮し、また逆に、ヒータ4
への通電を止めることにより、周囲の液体ヘリウム(図
示せず)で超電導線3を冷却すれば電気抵抗ゼロとなる
超電導状態にし、通常のスイッチを閉じた状態(オン状
態)と同じ機能を発揮するようになっている。
つまり、第1図に示す永久電流スイッチ1はヒータ4と
液体ヘリウムとにより加熱冷却制御すれば、この閉ルー
プを開閉し、超電導コイル2に永久電流を発生させたり
消滅させたりするものである。
液体ヘリウムとにより加熱冷却制御すれば、この閉ルー
プを開閉し、超電導コイル2に永久電流を発生させたり
消滅させたりするものである。
ところが、従来の永久電流スイッチ1は、ヒータ4を通
電して常電導状態を作ろうとすると、永久電流スイッチ
1の巻線部分全体を熱することになり、また超電導線3
を冷却して超電導状態を作ろうと、同様に巻線部分全体
を冷却しなければならない構成になっているために、こ
の永久電流スイッチのいわゆるオンオフする動作時間が
長くなり、そのためヒータ入熱量も液体ヘリウム消費量
も増大するという欠点がある。
電して常電導状態を作ろうとすると、永久電流スイッチ
1の巻線部分全体を熱することになり、また超電導線3
を冷却して超電導状態を作ろうと、同様に巻線部分全体
を冷却しなければならない構成になっているために、こ
の永久電流スイッチのいわゆるオンオフする動作時間が
長くなり、そのためヒータ入熱量も液体ヘリウム消費量
も増大するという欠点がある。
この点をさらに第3図につき詳述する。
第3図は第1図に示すような回路での超電導コイル3の
励磁、消磁時の超電導コイル2に流れるコイル電流と永
久電流スイッチ1のヒータ入熱の1例を示すもので、グ
ラフ(A)はコイル電流と時間の関係を、グラフ(B)
はヒータ入熱と時間の関係を表わしている。励磁の場
合、時刻t1でヒータ4に通電を開始し、時刻t2で永久電
流スイッチ1の常電導転位が完了し、永久電流スイッチ
1はオフ状態となる。このt1からt2までの時間T1をスイ
ッチのオフ動作時間という。永久電流スイッチ1がオフ
状態になったところで、電源を掃引し超電導コイル2に
電流を流し始める。コイル電流が設定電流に達したとこ
ろ時刻t3で電源の掃引を停止し、ヒータ4の通電を切
る。すると永久電流スイッチ1は液体ヘリウムによって
冷却され、時刻t4で永久電流スイッチ1全体が超電導状
態、すなわちオン状態となり、超電導コイル2との閉ル
ープ回路が形成され永久電流モードとなる。この時刻t3
から時刻t4までの時間T2を永久電流スイッチ1のオン動
作時間という。グラフ(A)での2点鎖線は電源電流を
示し、時刻t4で永久電流モードになった後、下がり、電
源電流が0になる時刻t5で超電導コイル2の励磁は完了
する。時刻t1からt5までの時間T5を励磁時間という。
励磁、消磁時の超電導コイル2に流れるコイル電流と永
久電流スイッチ1のヒータ入熱の1例を示すもので、グ
ラフ(A)はコイル電流と時間の関係を、グラフ(B)
はヒータ入熱と時間の関係を表わしている。励磁の場
合、時刻t1でヒータ4に通電を開始し、時刻t2で永久電
流スイッチ1の常電導転位が完了し、永久電流スイッチ
1はオフ状態となる。このt1からt2までの時間T1をスイ
ッチのオフ動作時間という。永久電流スイッチ1がオフ
状態になったところで、電源を掃引し超電導コイル2に
電流を流し始める。コイル電流が設定電流に達したとこ
ろ時刻t3で電源の掃引を停止し、ヒータ4の通電を切
る。すると永久電流スイッチ1は液体ヘリウムによって
冷却され、時刻t4で永久電流スイッチ1全体が超電導状
態、すなわちオン状態となり、超電導コイル2との閉ル
ープ回路が形成され永久電流モードとなる。この時刻t3
から時刻t4までの時間T2を永久電流スイッチ1のオン動
作時間という。グラフ(A)での2点鎖線は電源電流を
示し、時刻t4で永久電流モードになった後、下がり、電
源電流が0になる時刻t5で超電導コイル2の励磁は完了
する。時刻t1からt5までの時間T5を励磁時間という。
同様に消磁の場合は、時刻t6で電源電流の掃引を開始
し、設定電流に達した後、時刻t7でヒータ4に通電を始
める。時刻t8で永久電流スイッチ1の常電導転位が完了
し、永久電流スイッチ1はオフ状態となる。時刻t7から
時刻t8までの時間T1を励磁の場合と同様にオフ動作時間
という。永久電流スイッチ1がオフ状態となった後、コ
イル電流は下がり、このコイル電流が0になった時刻t9
でヒータ4を切る。すると、永久電流スイッチ1は冷却
が進み、時刻t10 で永久電流スイッチ1はオン状態とな
る。この時刻t9から時刻t10 までの時間も励磁の場合と
同様にオン動作時間という。時刻t6から t10までの時間
T6を消磁時間という。
し、設定電流に達した後、時刻t7でヒータ4に通電を始
める。時刻t8で永久電流スイッチ1の常電導転位が完了
し、永久電流スイッチ1はオフ状態となる。時刻t7から
時刻t8までの時間T1を励磁の場合と同様にオフ動作時間
という。永久電流スイッチ1がオフ状態となった後、コ
イル電流は下がり、このコイル電流が0になった時刻t9
でヒータ4を切る。すると、永久電流スイッチ1は冷却
が進み、時刻t10 で永久電流スイッチ1はオン状態とな
る。この時刻t9から時刻t10 までの時間も励磁の場合と
同様にオン動作時間という。時刻t6から t10までの時間
T6を消磁時間という。
ところで、永久電流スイッチ1をオフ動作させるためヒ
ータ4に通電して、超電導線3の温度を上昇させ常電導
転位を起こさせるには、熱容量の大きい永久電流スイッ
チ1の巻線部全体を熱することにより、全体の温度が上
昇するまでの時間すなわち永久電流スイッチ1のオフ動
作時間T1が長くかかる。またヒータ4入熱量も熱容量の
大きい永久電流スイッチ1の巻線部全体の温度を上昇さ
せるため多く必要となる。したがって、液体ヘリウムの
消費量も多くなる。
ータ4に通電して、超電導線3の温度を上昇させ常電導
転位を起こさせるには、熱容量の大きい永久電流スイッ
チ1の巻線部全体を熱することにより、全体の温度が上
昇するまでの時間すなわち永久電流スイッチ1のオフ動
作時間T1が長くかかる。またヒータ4入熱量も熱容量の
大きい永久電流スイッチ1の巻線部全体の温度を上昇さ
せるため多く必要となる。したがって、液体ヘリウムの
消費量も多くなる。
また、同様に永久電流スイッチ1のオン動作時間も熱容
量の大きい巻線部分を冷却するため多量の液体ヘリウム
を消費するという欠点がある。特に永久電流スイッチ1
の高抵抗化が進むにつれ、超電導線3の巻込量が多くな
り、巻線部分の熱容量が大きくなってきており、動作時
間の延長は大きな問題となりつつある。
量の大きい巻線部分を冷却するため多量の液体ヘリウム
を消費するという欠点がある。特に永久電流スイッチ1
の高抵抗化が進むにつれ、超電導線3の巻込量が多くな
り、巻線部分の熱容量が大きくなってきており、動作時
間の延長は大きな問題となりつつある。
本発明は上述した永久電流スイッチのヒータ入熱による
オン−オフ動作時間を短縮し、少ないヒータ入熱量でス
イッチ動作を行うことが可能な永久電流スイッチを提供
することを目的とする。
オン−オフ動作時間を短縮し、少ないヒータ入熱量でス
イッチ動作を行うことが可能な永久電流スイッチを提供
することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成させるために、超電導磁気浮
上車等の超電導磁気を発生させる超電導コイルと閉ルー
プ回路を構成するように接続した超電導線を有し、この
超電導線を加熱冷却制御することにより、前記閉ループ
回路を開閉し、永久電流状態を生じるようにした熱式永
久電流スイッチにおいて、前記超電導コイルに接続する
超電導線の口出し線にヒータを取付けることにより部分
的な常電導転位を発生させ、それを高速伝播させること
により、永久電流スイッチ全体を常電導転位させて、ス
イッチ動作時間を短縮し、口出し線のヒータのみの加熱
で、少ないヒータ入熱量および液体ヘリウムの消費量の
低減を達成したものである。
上車等の超電導磁気を発生させる超電導コイルと閉ルー
プ回路を構成するように接続した超電導線を有し、この
超電導線を加熱冷却制御することにより、前記閉ループ
回路を開閉し、永久電流状態を生じるようにした熱式永
久電流スイッチにおいて、前記超電導コイルに接続する
超電導線の口出し線にヒータを取付けることにより部分
的な常電導転位を発生させ、それを高速伝播させること
により、永久電流スイッチ全体を常電導転位させて、ス
イッチ動作時間を短縮し、口出し線のヒータのみの加熱
で、少ないヒータ入熱量および液体ヘリウムの消費量の
低減を達成したものである。
以下、本発明の一実施例を図面につき詳細に説明する。
第4図は本発明の一例を示す側面図であり、第1、2図
に示す部材と同一部材には同一符号を付してある。
に示す部材と同一部材には同一符号を付してある。
この永久電流スイッチ10は概説すれば超電導コイル1に
接続する超電導線3の口出し線6の一部分にヒータ11を
設け、このヒータ11の熱が直接超電導線3に入熱するよ
うにしたものである。
接続する超電導線3の口出し線6の一部分にヒータ11を
設け、このヒータ11の熱が直接超電導線3に入熱するよ
うにしたものである。
すなわち、永久電流スイッチ10から導出した超電導線3
の一部である口出し線6にヒータ11を直接この超電導線
3に接触するように取付ける。このヒータ11と枠体5の
口出し部5aとの距離l1はヒータ11の入熱により作られ
る常電導転位部が、その間の液体ヘリウムの冷却に妨げ
られずに伝播できるよう離間し過ぎないようにすること
が必要である。また、ヒータ11と超電導コイル2との距
離l2は常電導転位部が超電導コイル2に伝播しないよ
う、液体ヘリウムにより口出し線6が充分冷却されるだ
け離間しておく必要がある。
の一部である口出し線6にヒータ11を直接この超電導線
3に接触するように取付ける。このヒータ11と枠体5の
口出し部5aとの距離l1はヒータ11の入熱により作られ
る常電導転位部が、その間の液体ヘリウムの冷却に妨げ
られずに伝播できるよう離間し過ぎないようにすること
が必要である。また、ヒータ11と超電導コイル2との距
離l2は常電導転位部が超電導コイル2に伝播しないよ
う、液体ヘリウムにより口出し線6が充分冷却されるだ
け離間しておく必要がある。
しかして、ヒータ11は2本ある口出し線6の一方だけに
取付けるよりも両方に取付けるほうが、スイッチ動作が
確実となり、さらに両方から常電導転位が伝播するので
永久電流スイッチ全体を常電導転位させる時間すなわち
スイッチのオフ動作時間をさらに短縮させることができ
る。
取付けるよりも両方に取付けるほうが、スイッチ動作が
確実となり、さらに両方から常電導転位が伝播するので
永久電流スイッチ全体を常電導転位させる時間すなわち
スイッチのオフ動作時間をさらに短縮させることができ
る。
また、ヒータ11を断熱材12で覆うと、ヒータ効率が上が
り、スイッチ動作に必要な熱量が減り液体ヘリウムの消
費量をさらに低減することができる。
り、スイッチ動作に必要な熱量が減り液体ヘリウムの消
費量をさらに低減することができる。
次に作用を説明する。
第5図、第6図は本発明の超電導コイル2の励消磁時の
コイル電流と永久電流スイッチのヒータ入熱の一例を示
すもので、第5図は励磁時、第6図は消磁時の場合を示
したものである。なお、グラフ(A)はコイル電流と時
間の関係、グラフ(B)は従来の永久電流スイッチのヒー
タ入熱と時間の関係、グラフ(C)は本発明に係る永久電
流スイッチのヒータ入熱と時間の関係をそれぞれ表わし
ている。記号等の表記は第3図と同じ意味を持つが本発
明のものの場合には、ダッシュを付けて示すことによ
る。
コイル電流と永久電流スイッチのヒータ入熱の一例を示
すもので、第5図は励磁時、第6図は消磁時の場合を示
したものである。なお、グラフ(A)はコイル電流と時
間の関係、グラフ(B)は従来の永久電流スイッチのヒー
タ入熱と時間の関係、グラフ(C)は本発明に係る永久電
流スイッチのヒータ入熱と時間の関係をそれぞれ表わし
ている。記号等の表記は第3図と同じ意味を持つが本発
明のものの場合には、ダッシュを付けて示すことによ
る。
まず、励磁の場合(第5図)、本発明による永久電流ス
イッチ10では、グラフ(C)に見られるように、時刻t1で
ヒータに通電すると、ヒータ11の熱容量が小さいため、
このヒータ部分はすぐに常電導転位を完了し、この常電
導転位は高速で永久電流スイッチ10の内部に伝播してい
く。その時刻t2で電源7を掃引きコイル電流を上げ始め
る。時刻t2の時点で必ずしも永久電流スイッチ10全体が
常電導転位しているとは限らないが、コイル電流の一部
が流れて、すでに常電導転位を起こした部分の抵抗によ
り発熱を起こし、自動的にかつ加速的に常電導転位部が
拡がり、永久電流スイッチ10全体の常電導転位を完了さ
せ、スイッチオフ状態になり、超電導コイル2に通電す
ることができることになる。この場合、常電導転位速度
が高速であり、かつ熱容量の小さい口出し線6をヒータ
11で常電導転位の発生を行っているため、ヒータ加熱時
間が短くてよく、オフ動作時間をT1′に短縮できる。
また、口出し線6、ヒータ11の熱容量が小さいので、必
要なヒータ入熱量も動作時間の短縮と合せて、Q1′(従
来の入熱量Qよりも著じるしく小さい)に減少できる。
イッチ10では、グラフ(C)に見られるように、時刻t1で
ヒータに通電すると、ヒータ11の熱容量が小さいため、
このヒータ部分はすぐに常電導転位を完了し、この常電
導転位は高速で永久電流スイッチ10の内部に伝播してい
く。その時刻t2で電源7を掃引きコイル電流を上げ始め
る。時刻t2の時点で必ずしも永久電流スイッチ10全体が
常電導転位しているとは限らないが、コイル電流の一部
が流れて、すでに常電導転位を起こした部分の抵抗によ
り発熱を起こし、自動的にかつ加速的に常電導転位部が
拡がり、永久電流スイッチ10全体の常電導転位を完了さ
せ、スイッチオフ状態になり、超電導コイル2に通電す
ることができることになる。この場合、常電導転位速度
が高速であり、かつ熱容量の小さい口出し線6をヒータ
11で常電導転位の発生を行っているため、ヒータ加熱時
間が短くてよく、オフ動作時間をT1′に短縮できる。
また、口出し線6、ヒータ11の熱容量が小さいので、必
要なヒータ入熱量も動作時間の短縮と合せて、Q1′(従
来の入熱量Qよりも著じるしく小さい)に減少できる。
同様のオン動作時間も、冷却を必要とする加熱部分が熱
容量の小さい部分(口出し線6、ヒータ11)だけである
ので、冷却も早く時間T′2に短縮できる。さらに、加
熱部の口出し線6、ヒータ11の熱容量が小さいので、冷
却に要する熱量もQ2′(従来の入熱量Qよりも著じるし
小さい)に減少できる。
容量の小さい部分(口出し線6、ヒータ11)だけである
ので、冷却も早く時間T′2に短縮できる。さらに、加
熱部の口出し線6、ヒータ11の熱容量が小さいので、冷
却に要する熱量もQ2′(従来の入熱量Qよりも著じるし
小さい)に減少できる。
これにより、従来の励磁時間T5をT5′というきわめて短
い時間に短縮できる。
い時間に短縮できる。
消磁時の場合(第6図)も同様で、本発明の永久電流ス
イッチ10では、グラフ(C)に見られるように、口出し線
6、ヒータ11の部分の熱容量が小さいため、スイッチオ
ン動作時間ならびに、オン動作時間はそれぞれT1′,T
2′に短縮される。また、ヒータ11に入熱する熱量なら
びに、加熱部の冷却容量もそれぞれQ1′,Q2′のように
減少できる。これにより、消磁時間も従来のT6からT
6′に短縮できる。
イッチ10では、グラフ(C)に見られるように、口出し線
6、ヒータ11の部分の熱容量が小さいため、スイッチオ
ン動作時間ならびに、オン動作時間はそれぞれT1′,T
2′に短縮される。また、ヒータ11に入熱する熱量なら
びに、加熱部の冷却容量もそれぞれQ1′,Q2′のように
減少できる。これにより、消磁時間も従来のT6からT
6′に短縮できる。
上述した永久電流スイッチの作用効果をさらに高めるた
めには、次のような操作方法をとることもできる。まず
励磁の場合は、第5図のグラフ(C)において、時刻t2か
ら時刻t3の間は連続してヒータ11を投入しておく必要は
なく、電流掃引時の高電流域においては、永久電流スイ
ッチ10に流れる分流電流による発熱が、永久電流スイッ
チ10のオフ状態を自己保持できるだけ起っているので、
途中でヒータ11を切ることができる。このように途中で
ヒータ11をカットするという操作をすれば、液体ヘリウ
ムの消費量をさらに減らすことができる。消磁の場合も
同様に途中ヒータカットにより同様の効果を得ることが
できることはいうまでもない。
めには、次のような操作方法をとることもできる。まず
励磁の場合は、第5図のグラフ(C)において、時刻t2か
ら時刻t3の間は連続してヒータ11を投入しておく必要は
なく、電流掃引時の高電流域においては、永久電流スイ
ッチ10に流れる分流電流による発熱が、永久電流スイッ
チ10のオフ状態を自己保持できるだけ起っているので、
途中でヒータ11を切ることができる。このように途中で
ヒータ11をカットするという操作をすれば、液体ヘリウ
ムの消費量をさらに減らすことができる。消磁の場合も
同様に途中ヒータカットにより同様の効果を得ることが
できることはいうまでもない。
また、第7図に示すようにヒータ11を永久電流スイッチ
10の口出し部5aの部分に埋設しても、同様の効果が得
られるが、この場合、口出し部5aが第4図の断熱材12
と同様の作用をしており、ヒータ効率が向上し、スイッ
チ動作に必要な熱量が減り、液体ヘリウムの消費量も低
減でき、しかもヒータ11の周囲の加工を必要としない簡
単な構造となり、さらに超電導磁気を用いる装置への組
込みも容易になる。
10の口出し部5aの部分に埋設しても、同様の効果が得
られるが、この場合、口出し部5aが第4図の断熱材12
と同様の作用をしており、ヒータ効率が向上し、スイッ
チ動作に必要な熱量が減り、液体ヘリウムの消費量も低
減でき、しかもヒータ11の周囲の加工を必要としない簡
単な構造となり、さらに超電導磁気を用いる装置への組
込みも容易になる。
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、永久
電流スイッチのオフ動作に常電導転位の素速い伝播を利
用していることと、その常電導転位の発生を熱容量の小
さい部分(口出し線、ヒータ部分)に起こして、必要ヒ
ータ加熱時間を少くしたことにより、永久電流スイッチ
のオフ動作時間を短縮することができ、また、永久電流
スイッチのオン動作においては冷却を必要とする加熱部
分を同様に熱容量の小さい部分にしたため、冷却時間す
なわちオン動作時間を短縮することができ、さらに、永
久電流スイッチの動作時間の短縮に伴い、スイッチ動作
に必要な熱量が減り、液体ヘリウムの消費量が低減でき
る。
電流スイッチのオフ動作に常電導転位の素速い伝播を利
用していることと、その常電導転位の発生を熱容量の小
さい部分(口出し線、ヒータ部分)に起こして、必要ヒ
ータ加熱時間を少くしたことにより、永久電流スイッチ
のオフ動作時間を短縮することができ、また、永久電流
スイッチのオン動作においては冷却を必要とする加熱部
分を同様に熱容量の小さい部分にしたため、冷却時間す
なわちオン動作時間を短縮することができ、さらに、永
久電流スイッチの動作時間の短縮に伴い、スイッチ動作
に必要な熱量が減り、液体ヘリウムの消費量が低減でき
る。
さらには、ヒータを口出し部とは別巻構成とすれば、ヒ
ータを超電導線といっしょに巻込まなくてもよく、構造
が簡単となり組立ても容易になる。
ータを超電導線といっしょに巻込まなくてもよく、構造
が簡単となり組立ても容易になる。
第1図は超電導磁石を永久電流コイルとして使用する回
路図、第2図は従来の永久電流スイッチの一部破断した
斜視図、第3図は従来の永久電流スイッチにおける励消
磁時のコイル電流とヒータ入熱状態を示すグラフ、第4
図は本発明による永久電流スイッチの正面図、第5図は
従来の永久電流スイッチと、本発明のものとの励磁時の
コイル電流とヒータ入熱状態を示すグラフ、第6図は同
消磁時状態を示すグラフ、第7図は本発明の他の実施例
を示す永久電流スイッチの一部破断正面図である。 2……超電導コイル、3……超電導線、6……口出し
線、10……永久電流スイッチ、11……ヒータ、12……断
熱材。
路図、第2図は従来の永久電流スイッチの一部破断した
斜視図、第3図は従来の永久電流スイッチにおける励消
磁時のコイル電流とヒータ入熱状態を示すグラフ、第4
図は本発明による永久電流スイッチの正面図、第5図は
従来の永久電流スイッチと、本発明のものとの励磁時の
コイル電流とヒータ入熱状態を示すグラフ、第6図は同
消磁時状態を示すグラフ、第7図は本発明の他の実施例
を示す永久電流スイッチの一部破断正面図である。 2……超電導コイル、3……超電導線、6……口出し
線、10……永久電流スイッチ、11……ヒータ、12……断
熱材。
Claims (2)
- 【請求項1】超電導磁気浮上車等の超電導磁気を発生さ
せる超電導コイルと閉ループ回路を構成するように接続
した超電導線を有し、この超電導線を加熱冷却制御する
ことにより前記閉ループ回路を開閉し、永久電流状態を
生じるようにした熱式永久電流スイッチにおいて、前記
超電導コイルに接続する超電導線の口出し線にヒータを
取付けたことを特徴とする熱式永久電流スイッチ。 - 【請求項2】前記ヒータは、断熱材により覆ってなる特
許請求の範囲第1項に記載の熱式永久電流スイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58198380A JPH0626094B2 (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | 熱式永久電流スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58198380A JPH0626094B2 (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | 熱式永久電流スイツチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6091523A JPS6091523A (ja) | 1985-05-22 |
| JPH0626094B2 true JPH0626094B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=16390155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58198380A Expired - Lifetime JPH0626094B2 (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | 熱式永久電流スイツチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0626094B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5258395A (en) * | 1975-11-10 | 1977-05-13 | Hitachi Ltd | Permanent current switch |
| JPS5855671B2 (ja) * | 1976-03-01 | 1983-12-10 | 株式会社日立製作所 | 熱方式永久電流スイツチ |
| JPS5792723A (en) * | 1980-12-02 | 1982-06-09 | Tokyo Shibaura Electric Co | Thermal permanent current switch |
-
1983
- 1983-10-25 JP JP58198380A patent/JPH0626094B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6091523A (ja) | 1985-05-22 |
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