JPH06261189A - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JPH06261189A
JPH06261189A JP5048197A JP4819793A JPH06261189A JP H06261189 A JPH06261189 A JP H06261189A JP 5048197 A JP5048197 A JP 5048197A JP 4819793 A JP4819793 A JP 4819793A JP H06261189 A JPH06261189 A JP H06261189A
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JP5048197A
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English (en)
Inventor
Teruhiko Uno
輝比古 宇野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】安価で、且つ高精度な出力画像を得る。また、
カラー画像においても、安価で、且つ高精度な出力画像
を得る。 【構成】光源3からの光は原稿ガラス2上の原稿1を照
射して、その反射光Dがハーフミラー4を通り光学レン
ズ5でCCDセンサ6上に結像する。また、光源3から
の図1上を水平右方向へ進む光はハーフミラー4で90
度反射されて、光源3からの反射光Dと共にCCDセン
サ6に入射する(バイアス光B)。CCDセンサ6から
の出力信号であるアナログ信号は、A/D変換回路7の
低電圧側のリファレンスを調整して上記バイアス光Bに
よるCCDセンサ6からのバイアス電圧をキャンセル
し、A/D変換回路7でディジタル信号に変換して画像
処理回路8で各種の画像処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、原稿からの反射光を
読取り、読取った画像情報を処理して外部装置に出力す
る画像入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿からの反射光を読取り、その画像情
報を処理して外部装置へ出力する画像入力装置では、画
像読取りのデバイスとしてCCDセンサ等の光電変換素
子が広く用いられている。
【0003】CCDセンサを用いた画像入力装置の概略
構成を図9に示す。すなわち、光源83からの光は原稿
ガラス82上の原稿81を照射し、その反射光は光学レ
ンズ84でCCDセンサ85上に結像される。CCDセ
ンサ85からのアナログ出力信号は、アナログ/ディジ
タル変換回路86でディジタル信号に変換され、画像処
理回路87で各種の画像処理を施された後、コンピュー
タあるいはプリンタ等の外部装置に出力される。
【0004】図10に、CCDセンサの入射光量と出力
電圧の関係の例を示す。この例から明らかなように、一
般的に入射光量が少ない低明度領域においては、入出力
特性の線型性が失われる傾向がある。これはフォトダイ
オードからCCDシフトレジスタへの電荷転送、あるい
はシフトレジスタ内での電荷転送の過程でおこる微小な
電荷の消失に起因する。また、電荷/電圧変換を行う出
力回路の非線型性も一因と考えられる。
【0005】このセンサの非線型性は、デバイスにより
大小の差はあるが、一般的に飽和出力電圧の1%にも満
たないため、階調性のあまり要求されないファクシミリ
等では特別な補正は行われていなかった。しかしなが
ら、近年のディジタル複写機等の高画質/高精細化に伴
い出力画像への影響が問題となり、各種の補正方法が提
案されている。
【0006】例えば、原稿の読取り光源とは異なるバイ
アス光源からの光を入力デバイスに常に与えることで、
非線型特性を示す低明度領域での使用を避け、線型特性
を示す領域のみを用いることで良好な出力画像を得る方
法が考案されている。
【0007】図11は上記補正手段を付加した画像入力
装置の概略構成を示すもので、光源93からの光は原稿
ガラス92上の原稿91を照射し、その反射光は光学レ
ンズ94でCCDセンサ95上に結像される。そして入
力デバイスであるCCDセンサ95にはバイアス光源9
8から常に一定のバイアス光が供給されている。図11
において反射光Dは原稿91からの反射光、バイアス光
Bはバイアス光源98からのバイアス光を示している。
CCDセンサ95からのアナログ出力信号は、アナログ
/ディジタル変換回路96でディジタル信号に変換さ
れ、画像処理回路97で各種の画像処理を施された後、
コンピュータあるいはプリンタ等の外部装置に出力され
る。
【0008】しかし、この方法では、原稿の読取り光源
以外にバイアス光を与える光源が必要となり、光学系が
繁雑になるばかりでなく光源の数が増えることでコスト
がアップするという不具合が発生する。また、カラーの
画像入力装置を想定した場合、バイアス光源の分光特性
を工夫しない限り、分光感度の異なるR,G,Bセンサ
すべてに均等なバイアスを与えることができないという
問題があった。
【0009】また実開平1−117157号公報のよう
に、濃度を無段階に変化させた濃度基準板を読取り、こ
のデータを基にディジタル的な歪み補正を行うことで、
各画素の非線型性を補正する方法も試みられているが、
入出力特性の非線型の度合いはごく僅かであるため、通
常用いられている8ビット程度のディジタル回路では、
量子化誤差の影響により充分な補正を行うことが不可能
であった。また補正のための繁雑な電気回路が必要にな
るという問題もあった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、セン
サの非線型性に対して、原稿の読取り光源とは異なるバ
イアス光源からの光を入力デバイスに常に与えること
で、非線型特性を示す低明度領域での使用を避けて線型
特性を示す領域のみを用いることで良好な出力画像を得
る場合、原稿の読取り光源以外にバイアス光を与える光
源が必要となり、光学系が繁雑になるばかりでなく光源
の数が増えることでコストがアップするという問題があ
った。そこで、この発明は、安価で、且つ高精度な出力
画像を得ることのできる画像入力装置を提供することを
目的とする。
【0011】また、上記したように、カラーの画像入力
装置を想定した場合、バイアス光源の分光特性を工夫し
ない限り、分光感度の異なるR,G,Bセンサすべてに
均等なバイアスを与えることができないという問題があ
った。また、濃度を無段階に変化させた濃度基準板を読
取り、このデータを基にディジタル的な歪み補正を行う
ことで、各画素の非線型性を補正する方法も試みられて
いるが、入出力特性の非線型の度合いはごく僅かである
ため、通常用いられている8ビット程度のディジタル回
路では、量子化誤差の影響により充分な補正を行うこと
が不可能であり、補正のための繁雑な電気回路が必要で
高価になるという問題もあった。そこで、この発明は、
カラー画像においても、安価で、且つ高精度な出力画像
を得ることのできるカラー画像入力装置を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の画像入力装置
は、原稿台上に載置された原稿上に光を照射する光照射
手段と、この光照射手段で照射された原稿からの反射光
を受光して電気信号に変換する光電変換手段と、上記光
照射手段からの光を所望の光量に調整して上記光電変換
手段へ供給する調整光供給手段と、上記光電変換手段か
ら出力される電気信号を上記原稿からの反射光のみに対
応する電気信号に調整する調整手段と、この調整手段か
らの信号を処理する処理手段とから構成されている。
【0013】この発明の画像入力装置は、原稿台上に載
置された原稿上に光を照射する光照射手段と、この光照
射手段で照射された原稿からの反射光を受光して電気信
号に変換する光電変換手段と、上記光照射手段からの光
を所望の光量に調整して上記光電変換手段へ供給する調
整光供給手段と、上記光電変換手段から出力される電気
信号を上記原稿からの反射光のみに対応する電気信号に
調整する調整手段と、この調整手段からの信号をシェー
ディング補正する補正手段と、この補正手段の暗レベル
データの読取り時に、上記原稿からの反射光を遮光する
遮光手段とから構成されている。
【0014】この発明のカラー画像入力装置は、赤外光
を含む可視光を発光する光源と、この光源の光を原稿台
上に載置された原稿上に照射する光照射手段と、上記原
稿からの反射光を受光して複数の色ごとの電気信号に変
換するカラー光電変換手段と、上記光源と原稿台間に設
けられ、光源からの赤外光をカットする赤外光カットフ
ィルタと、上記光源からの光を所望の光量に調整してカ
ラー光電変換手段に供給する調整光供給手段と、上記光
源とカラー光電変換手段間に設けられ、光源からの可視
光をカットする可視光カットフィルタと、上記カラー光
電変換手段から出力される電気信号を上記原稿からの反
射光のみに対応する電気信号に調整する調整手段と、こ
の調整手段からの信号を処理する処理手段とから構成さ
れている。
【0015】
【作用】この発明の画像入力装置は、原稿台上に載置さ
れた原稿上に光を光照射手段で照射し、照射された原稿
からの反射光を光電変換手段で受光して電気信号に変換
し、上記光照射手段からの光を所望の光量に調整して上
記光電変換手段へ供給し、上記光電変換手段から出力さ
れる電気信号を上記原稿からの反射光のみに対応する電
気信号に調整し、この調整された電気信号を処理するよ
うにしたものである。
【0016】この発明のカラー画像入力装置は、赤外光
を含む可視光を発光する光源を用いて、光源の光を原稿
台上に載置された原稿上に照射し、上記原稿からの反射
光をカラー光電変換手段で受光して複数の色ごとの電気
信号に変換し、この際、上記光源と原稿台間に設けら
れ、光源からの赤外光を赤外光カットフィルタでカット
し、上記光源からの光を所望の光量に調整光供給手段で
調整してカラー光電変換手段に供給し、この際、上記光
源とカラー光電変換手段間に設けられ、光源からの可視
光を可視光カットフィルタでカットし、上記カラー光電
変換手段から出力される電気信号を上記原稿からの反射
光のみに対応する電気信号に調整し、この調整された電
気信号を処理するようにしたものである。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
して説明する。
【0018】図1は、この発明の画像入力装置の第1の
実施例に係る概略構成を示すものである。すなわち、原
稿1を読取って入力する画像入力装置は、原稿ガラス
2、光源3、半透過フィルタ(ハーフミラー)4、光学
レンズ5、CCDセンサ6、アナログ/ディジタル(A
/D)変換回路7、画像処理回路8によって構成されて
いる。A/D変換回路7は、センサ6からのアナログ信
号をディジタル信号に変換して画像処理回路8へ出力す
るものである。画像処理回路8は、A/D変換回路7か
らのディジタル信号の各種補正、演算等の処理を行うも
のである。
【0019】次に、このような構成において原稿1の読
取る入力動作を説明する。すなわち、光源3からの光
は、原稿ガラス2上の原稿1を照射し、その反射光がハ
ーフミラー4を通り光学レンズ5でCCDセンサ6上に
結像される(Dの光路)。また、光源3からの光の図1
上で水平右方向へ進む光は、ハーフミラー4で90度反
射され、光源3からの反射光Dと共にCCDセンサ6に
入射される(バイアス光B)。
【0020】CCDセンサ6からのアナログ出力信号
は、A/D変換回路7でディジタル信号に変換され、画
像処理回路8で各種の画像処理を施された後、コンピュ
ータあるいはプリンタ等の外部装置へ出力される。
【0021】図2は、本実施例におけるCCDセンサ6
の入射光量と出力電圧の関係を示すもので、入射光量が
T以下の領域で非線型特性を、またT以上の領域では線
型特性を示している。そのため、CCDセンサ6の出力
信号の線型性を保証するためには、バイアス光Bをこの
しきい値T以上に設定する必要がある。バイアス光Bの
光量調整は図1におけるハーフミラー14の反射率を変
えることにより容易に行うことができる。
【0022】バイアス光BのみがCCDセンサ6に入射
する時のCCDセンサ6の出力電圧をVB、線型領域で
の入出力特性直線(図2の太線部分)の傾きをaとする
と原稿からの反射光がDiの時の出力電圧VDiは VDi=a(Di−B)+VB となり、線型性が保たれる。
【0023】但し、上記実施例で出力電圧をバイアスし
た場合、線型性は得られるものの、このバイアス電圧の
分だけ画像が全体的に淡く(明度が高く)なってしまう
不具合が発生する。そのため、後段のアナログ回路にお
いてオフセット調整を行うか、あるいはA/D変換回路
7の低電圧側のリファレンスを調整して上記バイアス電
圧をキャンセルする。
【0024】次に、上記第1の実施例と同様に原稿から
の反射光とバイアス光が最終的に同一の光路でセンサ上
に照射される他の実施例を図3に示す。図3において原
稿ガラス12の下面には、反射コーティング13が施さ
れている。
【0025】すなわち、光源14からの光は、原稿ガラ
ス12上の原稿11を照射し、その原稿11からの反射
光Dと共に、原稿ガラス12の反射コーティング13の
面にに反射したしたバイアス光Bが光学レンズ15でC
CDセンサ16上に結像される。このようにバイアス光
Bが入射されることにより、図1の実施例と同様の効果
を得ることができる。なお、バイアス光Bの光量は、原
稿ガラス12に施される反射コーティング13の反射率
で調整することが可能である。
【0026】このようにガラスにコーティングする拡散
膜は、例えば、無電解メッキにより、塩化銀をごく薄く
ガラス表面にコーティングすることで実現できる。無電
解メッキは、電極間に電流を流してコーティングを行う
通常のメッキとは異なり、水溶液中に含まれた塩化銀の
粒子をコーティングの対象となる物質表面に重力等によ
り沈殿させるメッキで、一般的に表面が粗く仕上がる方
式である。
【0027】通常は、対象物にまんべんなくコーティン
グを施すが、本実施例の膜は光を透過させる必要がある
ので、塩化銀が付着する部分とそうでない部分との比率
を、所望の透過率に合わせて調整する。この調整は、塩
化銀の水溶液中の濃度や、拡散の度合いを操作すること
で行われる。また、この反射コーティングは、原稿ガラ
ス12の下面のみならず、ガラスの上面またはガラスの
内部に施されてもその効果に変るところはない。
【0028】図4は、この発明の画像入力装置の第2の
実施例に係る概略構成を示すものである。すなわち、光
源23からの光は原稿ガラス22上の原稿21を照射
し、その反射光は光学レンズ24でCCDセンサ25上
に結像される(Dの光路)。また、光源23からの光の
一部は、光ファイバ28を介してCCDセンサ25上に
バイアス光Bとして照射される。図4から明らかなよう
に原稿からの反射光Dとバイアス光Bとが異なる光路を
経てCCDセンサ25上に与えられるのが本実施例の特
徴である。
【0029】CCDセンサ25からのアナログ出力信号
は、A/D変換回路26でディジタル信号に変換され、
画像処理回路27で各種の画像処理を施された後、コン
ピュータあるいはプリンタ等の外部装置へ出力される。
【0030】また、光学レンズ24及びCCDセンサ2
5は、光ファイバ28からのバイアス光B以外の迷光が
入らぬよう光学ユニット29で密閉された構造になって
いる。この光学ユニット29の内壁は、バイアス光Bが
適度に拡散するような処理がなされている。
【0031】なお、第2の実施例における画像入力セン
サの入射光量と出力電圧の関係は、図2と同様であり、
センサ出力信号の線型性を保証するためにバイアス光B
をしきい値T以上に設定する。また、CCDセンサ25
の後段のアナログ回路においてオフセット調整を行う
か、あるいはA/D変換回路26の低電圧側のリファレ
ンスを調整して、上記バイアス光BによるCCDセンサ
25からのバイアス電圧をキャンセルにする。
【0032】また、光源23からCCDセンサ25上に
バイアス光Bを導く媒体は、光ファイバに限定されるも
のではなく、ミラーやプリズムさらにはロッドレンズア
レイ等の光学部品でも本実施例の効果に変るところはな
い。
【0033】図5は、この発明の画像入力装置の第3の
実施例に係る概略構成を示すものである。すなわち、光
源33からの光は原稿ガラス32上の原稿31を照射
し、その反射光はハーフミラー35を通り光学レンズ3
6でCCDセンサ37上に結像される(Dの光路)。ま
た、光源33からの光の水平右方向へ進む光は、ハーフ
ミラー35で90度反射され、光源33からの反射光D
と共にCCDセンサ37へ入射される(バイアス光
B)。
【0034】CCDセンサ37からのアナログ出力信号
は、A/D変換回路38でディジタル信号に変換され、
シェーディング補正回路39でレベル補正された後、画
像処理回路40での各種の画像処理を経てコンピュータ
あるいはプリンタ等の外部装置へ出力される。次に、上
記シェーディング補正の必要性について詳細する。
【0035】シェーディング補正は、光源の照度不均一
性やレンズ周辺での明度の低下等による読取り画像の濃
淡レベルのばらつきを補正する手段で、様々な光学的/
電気的補正方法が提案されている。電気的補正方法に
は、さらにアナログ式とディジタル式があるが、特に高
画質が要求されるアプリケーションにおいてはディジタ
ル式が用いられている。このディジタル式の一般的な補
正手順を以下に述べる。
【0036】まず、読取りに先立ち光源を消灯した状態
で光電変換素子の全画素に渡り暗レベルを記憶し、次に
白色の基準板の下で光源を点灯して明レベルを記憶す
る。そして原稿画像の読取りに際して、予め記憶した上
記の明/暗レベルの値と、読み取られた画像データの値
とから演算を行い補正データを出力する。ここでi番目
の画素の暗レベルがBi、明レベルがWi、読み込まれ
た原稿画像データがDiであれば補正データOiは Oi=255×(Di−Bi)/(Wi−Bi) と計算される。(8ビット階調の場合)
【0037】なお、暗レベル読取り時に、黒色基準板に
光源を照射して暗レベルとする方法も考えられるが、微
小な傷やごみの影響を避けるため光源消灯で基準データ
を読み取る場合が多い。
【0038】ところが本実施例の光学系においては、光
源から常時バイアス光を供給しなければならないので、
暗レベルデータ読取中でも光源を点灯させておく必要が
ある。そこで、本実施例においては暗レベル読取り時の
み原稿からの反射光をカットするため、マスク板34を
原稿ガラス32とハーフミラー35との間の光路上に設
ける。ここでマスク板34は、光源33と原稿ガラス3
2との間にあっても本実施例のバイアス光による効果に
変ることはない。
【0039】また、マスク板34は、メカニカルに駆動
されるものとは限らず、例えば液晶パネルを用いて暗レ
ベル読取り時のみ液晶シャッタをONするような機構で
あってもよい。
【0040】図6は、この発明の画像入力装置の第4の
実施例に係る概略構成を示すものである。すなわち、カ
ラーの原稿41を読取って入力するカラーの画像入力装
置は、原稿ガラス42、光源43、フィルタ44,4
5、ハーフミラー46、光学レンズ47、CCDカラー
センサ48、A/D変換回路49、画像処理回路50に
よって構成されている。光源43は赤外光を含む光源
で、フィルタ44は赤外光をカットするフィルタであ
り、フィルタ45は可視光をカットするフィルタであ
る。
【0041】次に、このような構成においてカラーの原
稿41を読取る入力動作を説明する。すなわち、赤外光
を含む光源43からの光は、赤外光をカットするフィル
タ44を通って原稿ガラス42上の原稿41を照射し、
その反射光はハーフミラー46を通り光学レンズ47で
CCDカラーセンサ48上に結像される(Dの光路)。
また、光源43からの光の図6上の水平右方向へ進む光
は、可視光をカットするフィルタ45を通ってハーフミ
ラー46で90度反射され、光源43からの反射光Dと
共にCCDカラーセンサ48へ入射される(バイアス光
B)。
【0042】CCDカラーセンサ48からのアナログ出
力信号は、A/D変換回路49でディジタル信号に変換
され、画像処理回路50で各種の画像処理が施された
後、コンピュータあるいはプリンタ等の外部装置へ出力
される。
【0043】なお、CCDカラーセンサ48の後段のア
ナログ回路においてオフセット調整を行うか、あるいは
A/D変換回路49の低電圧側のリファレンスを調整し
て、上記バイアス光BによるCCDカラーセンサ48か
らのバイアス電圧をキャンセルにする。
【0044】CCDカラーセンサ48は、例えば、図7
に示すような構成で、赤、緑、青の3色のフィルタをフ
ォトダイオード上に蒸着させてカラー画像の読取りを可
能としている(51:赤色センサ、52:緑色センサ、
53:青色センサ)。
【0045】図8は、CCDカラーセンサ48の分光特
性を示すもので、横軸は波長で左から右方向へ長波長と
なり、一般的に青色センサのピーク波長が450〜50
0nm、緑色センサのピークが約550nm、赤色のセ
ンサのピークが600〜650nmである。
【0046】図8におけるそれぞれの分光特性は、61
が青色、62が緑色、63が赤色で、単一波長で感度を
持つのではなく、ある程度の感度の広がりを呈してい
る。可視領域における3色カラーフィルタの分光特性は
まちまちであり、3色ともに充分でかつ均等なバイアス
電圧を得るには可視領域においてかなりブロードな特性
を持つ白色光源が必要となる。
【0047】そこで、図8の各センサの分光特性に注目
してみると、700nm以上の近赤外領域において3色
ともに感度を持つことがわかる。通常、この帯域の光
は、人間の目では検知できないため、人間の目の感度に
合わせた光学フィルタ、つまり視感度補正フィルタ(図
6のフィルタ44)によりカットしているが、分光感度
特性が3色ともほぼ同一であることから、この帯域の光
をバイアス光とすればすべての色で均等なバイアス電圧
を得ることができる。
【0048】従って、本実施例においては、可視光をカ
ットするフィルタ45を設けて光源43からフィルタ4
5を通して赤外光が、ハーフミラー46で90度反射さ
れ光学レンズ47を通ってCCDカラーセンサ48へ入
射される。
【0049】例えば、光源43が近赤外光を多く含むハ
ロゲン光源の場合、フィルタ45を通った近赤外光は、
図8における64のごとき分光分布を持ち、3色すべて
のセンサに対し、均一なバイアス電圧を提供することが
でき、本発明の効果を充分に得ることができる。
【0050】以上説明したように上記実施例によれば、
原稿を照射する光源からの光をバイアス光としてセンサ
に与え、センサの線型特性領域の信号を用いることによ
り、安価で、且つ高精度な出力画像を得ることを可能と
する。また、従来の方式では対応が困難であったカラー
の画像入力装置においても、同様に、原稿を照射する光
源からの光をバイアス光としてセンサに与え、センサの
線型特性領域の信号を用いることにより、安価で、且つ
高精度な出力画像を得ることを可能とする。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
安価で、且つ高精度な出力画像を得ることができ、ま
た、カラー画像においても、安価で、且つ高精度な出力
画像を得ることのできる画像入力装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の画像入力装置の第1の実施例に係る
概略構成を示すブロック図。
【図2】画像入力センサの入射光量と出力電圧の関係を
示す図。
【図3】図1の第1の実施例の他の例を示す図。
【図4】この発明の画像入力装置の第2の実施例に係る
概略構成を示すブロック図。
【図5】この発明の画像入力装置の第3の実施例に係る
概略構成を示すブロック図。
【図6】この発明の画像入力装置の第4の実施例に係る
概略構成を示すブロック図。
【図7】CCDカラーセンサの構成を説明するための
図。
【図8】CCDカラーセンサの分光特性を示す図。
【図9】従来のCCDセンサを用いた画像入力装置の概
略構成を示す図。
【図10】CCDセンサの入射光量と出力電圧の関係を
示す図。
【図11】従来の補正手段を付加した画像入力装置の概
略構成を示す図。
【符号の説明】
1…原稿 2…原稿ガラス 3…光源 4…半透過フィルタ(ハーフミラー) 5…光学レンズ 6…CCDセンサ 7…アナログ/ディジタル(A/D)変換回路 8…画像処理回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿台上に載置された原稿上に光を照射
    する光照射手段と、 この光照射手段で照射された原稿からの反射光を受光し
    て電気信号に変換する光電変換手段と、 上記光照射手段からの光を所望の光量に調整して上記光
    電変換手段へ供給する調整光供給手段と、 上記光電変換手段から出力される電気信号を上記原稿か
    らの反射光のみに対応する電気信号に調整する調整手段
    と、 この調整手段からの信号を処理する処理手段と、 を具備したことを特徴とする画像入力装置。
  2. 【請求項2】 原稿台上に載置された原稿上に光を照射
    する光照射手段と、 この光照射手段で照射された原稿からの反射光を受光し
    て電気信号に変換する光電変換手段と、 上記光照射手段からの光を所望の光量に調整して上記光
    電変換手段へ供給する調整光供給手段と、 上記光電変換手段から出力される電気信号を上記原稿か
    らの反射光のみに対応する電気信号に調整する調整手段
    と、 この調整手段からの信号をシェーディング補正する補正
    手段と、 この補正手段の暗レベルデータの読取り時に、上記原稿
    からの反射光を遮光する遮光手段と、 を具備したことを特徴とする画像入力装置。
  3. 【請求項3】 赤外光を含む可視光を発光する光源と、 この光源の光を原稿台上に載置された原稿上に照射する
    光照射手段と、 上記原稿からの反射光を受光して複数の色ごとの電気信
    号に変換するカラー光電変換手段と、 上記光源と原稿台間に設けられ、光源からの赤外光をカ
    ットする赤外光カットフィルタと、 上記光源からの光を所望の光量に調整してカラー光電変
    換手段に供給する調整光供給手段と、 上記光源とカラー光電変換手段間に設けられ、光源から
    の可視光をカットする可視光カットフィルタと、 上記カラー光電変換手段から出力される電気信号を上記
    原稿からの反射光のみに対応する電気信号に調整する調
    整手段と、 この調整手段からの信号を処理する処理手段と、 を具備したことを特徴とするカラー画像入力装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007158647A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Nissan Motor Co Ltd 撮像装置および撮像方法

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JP2007158647A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Nissan Motor Co Ltd 撮像装置および撮像方法

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