JPH06261404A - 電気自動車用インバータ装置 - Google Patents

電気自動車用インバータ装置

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Publication number
JPH06261404A
JPH06261404A JP4640893A JP4640893A JPH06261404A JP H06261404 A JPH06261404 A JP H06261404A JP 4640893 A JP4640893 A JP 4640893A JP 4640893 A JP4640893 A JP 4640893A JP H06261404 A JPH06261404 A JP H06261404A
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JP
Japan
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circuit
power
motor
voltage
value
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Application number
JP4640893A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Kitajima
康彦 北島
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPH06261404A publication Critical patent/JPH06261404A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L3/00Electric devices on electrically-propelled vehicles for safety purposes; Monitoring operating variables, e.g. speed, deceleration or energy consumption
    • B60L3/0023Detecting, eliminating, remedying or compensating for drive train abnormalities, e.g. failures within the drive train
    • B60L3/003Detecting, eliminating, remedying or compensating for drive train abnormalities, e.g. failures within the drive train relating to inverters

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tests Of Circuit Breakers, Generators, And Electric Motors (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータの駆動を行なう前に、電力回路やモー
タの診断を行ない、これによって電力回路の異常やモー
タの異常などに起因する障害発生を未然に防止する。 【構成】 モータ7を始動する前に、コントローラ回路
4によって異常診断指令信号を生成して直流電圧生成回
路3から異常診断用電源電圧を出力させ、これを電力回
路5に供給させるとともに、前記電力回路5を構成する
各電力変換用スイッチング素子15u〜15wを選択的
にオン/オフさせながら、電流検出回路6によって前記
電力回路5に入出力される電流の値を検出させ、この検
出結果に基づいて前記電力回路5およびモータ7の異常
有無を診断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気自動車用として使用
される電気自動車用インバータ装置に係わり、特にイン
バータ回路の電力回路部分やモータの故障有無等を診断
する機能を持つ電気自動車用インバータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車用として使用される電気自動
車用インバータ装置として、従来、図4に示す装置が知
られている。
【0003】この図に示す電気自動車用インバータ装置
は、電源回路101と、直流電圧生成回路102と、コ
ントローラ回路103と、電力回路104とを備えてお
り、コントローラ回路103によって直流電圧生成回路
102と、電力回路104とを制御して、電源回路10
1からの電源電圧をスイッチングして交流電流を生成す
るとともに、これを駆動対象となるモータ115に供給
してこれを回転駆動する。
【0004】電源回路101は電気自動車の電源となる
大容量のバッテリィ116を備えており、このバッテリ
ィ116によって得られた電源電圧を直流電圧生成回路
102に供給する。
【0005】直流電圧生成回路102は、コントローラ
回路103から出力される制御信号に基づいて共通端子
105cを第1端子105aまたは第2端子105bの
いずれかに接続させるスイッチ105と、このスイッチ
105の第1端子105aに接続される電流値制限用の
抵抗106と、この抵抗106を介して供給される電圧
またはスイッチ105の第2端子105bから出力され
る電圧によって充電される電圧安定用のコンデンサ10
7とを備えており、コントローラ回路103から出力さ
れる制御信号によって第1端子105aが指定されてい
るときには、スイッチ105の共通端子105cと第1
端子105aとを接続させて抵抗106により電源回路
101から出力される電源電圧の電流値を制限するとと
もに、前記電源電圧によってコンデンサ107を充電し
てコンデンサ電圧を上昇させ、この後コントローラ回路
103から出力される制御信号によって第2端子105
bを指定されているときには、スイッチ105の共通端
子105cと第2端子105bとを接続させるととも
に、コンデンサ107によって第2端子105bから出
力される電圧を安定させながら、電力回路104に供給
する。
【0006】電力回路104は、直列に接続される2つ
の電力変換用スイッチング素子(例えば、FETなど)
108u、109uおよびこれらの各電力変換用スイッ
チング素子108u、109uに各々並列接続される逆
電圧バイパス用のダイオード110u、111uによっ
て構成され、コントローラ回路103から出力される制
御信号に基づいてオン/オフするU相電力部112u
と、直列に接続される2つの電力変換用スイッチング素
子108v、109vおよびこれらの各電力変換用スイ
ッチング素子108v、109vに各々並列接続される
逆電圧バイパス用のダイオード110v、111vによ
って構成され、コントローラ回路103から出力される
制御信号に基づいてオン/オフするV相電力部112v
と、直列に接続される2つの電力変換用スイッチング素
子108w、109wおよびこれらの各電力変換用スイ
ッチング素子108w、109wに各々並列接続される
逆電圧バイパス用のダイオード110w、111wによ
って構成され、コントローラ回路103から出力される
制御信号に基づいてオン/オフするW相電力部112w
とを備えている。
【0007】そして、電力回路104は、コントローラ
回路103から出力される制御信号に基づいてU相電力
部112uのアッパーアームまたはロアーアーム、V相
電力部112vのアッパーアームまたはロアーアーム、
W相電力部112wのアッパーアームまたはロアーアー
ムを選択的にオン/オフさせて複数相の交流電流を生成
し、これを駆動対象となるモータ115に供給してこれ
を回転させる。
【0008】また、コントローラ回路103は、電気自
動車のキー位置に基づいて各種の制御信号を生成してこ
れらを直流電圧生成回路102および電力回路104に
供給し、電源回路101から出力される電源電圧に基づ
いて安定化した直流電圧を生成させるとともに、電力回
路104によって前記直流電圧をスイッチングさせて複
数相の交流電流を生成させ、モータ115を駆動させ
る。
【0009】この場合、運転者が電気自動車を始動させ
るために、始動用キー(図示は省略する)をOFF位置
からACC位置にするなどの操作を行なった場合、コン
トローラ回路103によって直流電圧生成回路102の
スイッチ105が制御されて共通端子105cと、第1
端子105aとが接続される。
【0010】これによって、第1端子105aに接続さ
れている抵抗106の抵抗値と、この抵抗に接続されて
いるコンデンサ107の容量とによって決まる時定数で
コンデンサ107が充電される。
【0011】このとき、このコンデンサ107の許容突
入電流の範囲内に入る電流値の最大値になるように抵抗
106の値が決められているので、コンデンサ107が
壊れない範囲で、かつ最も短い時間でコンデンサ107
を充電することができる。
【0012】そして、このコンデンサ107の充電が完
了して充電電圧がバッテリィ116の電源電圧とほぼ等
しくなると、コントローラ回路103によってスイッチ
105が制御されて共通端子105cと、第2端子10
5bとが接続される。
【0013】この後、運転者によってキーがON位置に
され、アクセルが踏み込まれると、コントローラ回路1
03によって電力回路104の各電力変換用スイッチン
グ素子108u〜109wがU相電力部112uのアッ
パーアームまたはロアーアーム、V相電力部112vの
アッパーアームまたはロアーアーム、W相電力部112
wのアッパーアームまたはロアーアーム毎に選択的にオ
ン/オフされて複数相の交流電流が生成されてモータ1
15の通電が開始される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の電気自動車用インバータ装置においては、モー
タ115の駆動を行なう前に、電力回路104やモータ
115の診断を行なうことができないので、これらの故
障が発生したとき、複数相の交流電流を生成することは
できず、モータ115を駆動できないばかりか、電源回
路101を構成するバッテリィ116の電源電圧が大き
いことから、異常発生に起因して種々の障害が発生する
虞れがあった。
【0015】本発明は上記の事情に鑑み、モータの駆動
を行なう前に、電力回路やモータの診断を行なうことが
でき、これによって電力回路の異常やモータの異常など
に起因する障害発生を未然に防止することができる電気
自動車用インバータ装置を提供することを目的としてい
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、モータを主原動機として走行する電気自
動車に搭載され、前記モータを駆動する電気自動車用イ
ンバータ装置において、異常診断指令信号が入力されて
いるとき、異常診断用電源電圧を生成して前記モータの
電力回路に供給する直流電圧生成回路と、前記電力回路
に入出力される電流を検出する電流検出回路と、前記モ
ータを始動する前に、異常診断指令信号を生成して前記
直流電圧生成回路から異常診断用電源電圧を出力させる
とともに、前記電力回路を構成する各電力変換用スイッ
チング素子を選択的にオン/オフさせながら、前記電流
検出回路の検出結果に基づいて前記電力回路および前記
モータの異常有無を診断するコントローラ回路とを備え
たことを特徴としている。
【0017】
【作用】上記の構成において、モータを始動する前に、
コントローラ回路によって異常診断指令信号が生成され
て直流電圧生成回路から異常診断用電源電圧が出力さ
れ、これが電力回路に供給されるとともに、前記電力回
路を構成する各電力変換用スイッチング素子が選択的に
オン/オフされながら、前記電力回路に入力される電流
の値を検出する電流検出回路の検出結果に基づいて前記
電力回路およびモータの異常有無が診断される。
【0018】
【実施例】図1は本発明による電気自動車用インバータ
装置の一実施例を示す回路図である。
【0019】この図に示す電気自動車用インバータ装置
は、電源回路1と、キー位置認識回路2と、直流電圧生
成回路3と、コントローラ回路4と、電力回路5と、電
流検出回路6とを備えており、始動用キー23の操作内
容に基づいてモータ7の通電を行なうとき、このモータ
7の通電を開始する前に、コントローラ回路4によって
電力回路5やモータ7の故障診断を行ない、この故障診
断によって異常がないときにのみ、直流電圧生成回路3
と、電力回路5とを制御して電源回路1から出力される
電源電圧をスイッチングして交流電流を生成し、これを
駆動対象となるモータ7に供給してこれを回転させる。
【0020】電源回路1は、電気自動車の電源となる数
百V程度の電源電圧を生成する大容量のバッテリィ8
と、このバッテリィ8の電源電圧値を検出して電源電圧
値信号を生成するバッテリィ電圧検出回路9とを備えて
おり、バッテリィ8によって得られた電源電圧を直流電
圧生成回路3に供給するとともに、バッテリィ電圧検出
回路9によって前記バッテリィ8の電源電圧値を検出し
て電源電圧値信号を生成し、これを前記コントローラ回
路4に供給する。
【0021】また、キー位置認識回路2は、始動用キー
23のキー位置を検出する回路であり、始動用キー23
がOFF位置からACC位置やON位置に切り替えられ
たとき、これを検出してキー位置認識信号を生成し、こ
れをコントローラ回路4と、直流電圧生成回路3とに供
給する。
【0022】直流電圧生成回路3は、キー位置認識回路
4から出力されるキー位置認識信号およびコントローラ
回路4から出力される制御信号に基づいて共通端子10
cを第1端子10a、第2端子10b、第3端子10d
のいずれかに接続させる第1スイッチ10と、この第1
スイッチ10の第1端子10aに接続される電流値制限
用の抵抗(抵抗値はR1)11と、前記1スイッチ10
の第2端子10bに接続される電流値制限用の抵抗(抵
抗値はR2で、R2<R1)12と、キー位置認識回路
2から出力されるキー位置認識信号に基づいて各抵抗1
1、12のいずれかを介して供給される電圧または第1
スイッチ10の第3端子10dから出力される電圧を開
閉する第2スイッチ13と、この第2スイッチ13を介
して供給される電圧によって充電される電圧安定用のコ
ンデンサ14とを備えている。
【0023】この場合、第1端子10aに接続されてい
る抵抗11は運転者が始動用キー23をOFF位置から
ACC位置に切り替えたとき、選択される抵抗であり、
電力回路5の各電力変換用スイッチング素子15u〜1
6wを同時に通電状態にしても、これらの各電力変換用
スイッチング素子15u〜16wを破壊しない程度の大
きな値に設定され、また第2端子10bに接続される抵
抗12はコンデンサ14を充電するとき、突入電流によ
ってコンデンサ14が破壊されない程度の小さな値に設
定される。
【0024】そして、この直流電圧生成回路3は、キー
位置認識回路2から出力されるキー位置認識信号および
コントローラ回路4から出力される制御信号によって第
1端子10aが指定されているときには、第2スイッチ
13をオフ状態にするとともに、第1スイッチ10の共
通端子10cと第1端子10aとを接続させて抵抗11
により電源回路1から出力される電源電圧の電流値を制
限しながら、電力回路5に供給し、またキー位置認識回
路2から出力されるキー位置認識信号およびコントロー
ラ回路4から出力される制御信号によって第2端子10
bが指定されているときには、第2スイッチ13をオン
状態にするとともに、第1スイッチ10の共通端子10
cと第2端子10bとを接続させて抵抗12により電源
回路1から出力される電源電圧の電流値を制限しなが
ら、コンデンサ14を充電させる。そして、キー位置認
識回路2から出力されるキー位置認識信号および前記コ
ントローラ回路4から出力される制御信号によって第3
端子10dを指定されているときには、第2スイッチ1
3をオン状態にするとともに、第1スイッチ10の共通
端子10cと第3端子10dとを接続させ、さらにコン
デンサ14によって第3端子10dから出力される電圧
を安定させながら、電力回路5に供給する。
【0025】電力回路5は、直列に接続される2つの電
力変換用スイッチング素子(例えば、FETなど)15
u、16uおよびこれらの各電力変換用スイッチング素
子15u、16uに各々並列接続される逆電圧バイパス
用のダイオード17u、18uによって構成され、コン
トローラ回路4から出力される制御信号に基づいてオン
/オフするU相電力部19uと、直列に接続される2つ
電力変換用スイッチング素子15v、16vおよびこれ
らの各電力変換用スイッチング素子15v、16vに各
々並列接続される逆電圧バイパス用のダイオード17
v、18vによって構成され、コントローラ回路4から
出力される制御信号に基づいてオン/オフするV相電力
部19vと、直列に接続される2つの電力変換用スイッ
チング素子15w、16wおよびこれらの各電力変換用
スイッチング素子15w、16wに各々並列接続される
逆電圧バイパス用のダイオード17w、18wによって
構成され、コントローラ回路4から出力される制御信号
に基づいてオン/オフするW相電力部19wとを備えて
いる。
【0026】そして、電力回路5は、コントローラ回路
4から出力される制御信号に基づいて各電力変換用スイ
ッチング素子15u〜16wを選択的に診断動作せた
り、U相電力部19uのアッパーアームまたはロアーア
ーム、V相電力部19vのアッパーアームまたはロアー
アーム、W相電力部19wのアッパーアームまたはロア
ーアームを選択的にオン/オフさせて複数相の交流電流
を生成し、これを駆動対象となるモータ7に供給してこ
れを駆動する。
【0027】電流検出回路6は、直流電圧生成回路3か
ら電力回路5に供給される電圧の電流値を検出する高電
位側電流センサ20と、電力回路5から直流電圧生成回
路3に戻る電流の値を検出する低電位側電流センサ21
と、電力回路5を構成する各電力変換用スイッチング素
子15u〜16wのゲート電流の値を検出するゲート電
流センサ22とを備えており、高電位側電流センサ20
によって直流電圧生成回路3から出力される電圧の電流
値を検出して高電位側電流値検出信号を生成し、また低
電位側電流センサ21によって電力回路5に戻る電流の
値を検出して低電位側電流値検出信号を生成し、さらに
ゲート電流センサ22によって各電力変換用スイッチン
グ素子のゲート電流の値を検出してゲート電流値検出信
号を生成し、これら高電位側電流値検出信号および低電
位側電流値検出信号、ゲート電流値検出信号をコントロ
ーラ回路4に供給する。
【0028】また、コントローラ回路4は、キー位置認
識回路2から出力されるキー位置認識信号と、電源回路
1のバッテリィ電圧検出回路9から出力される電源電圧
値信号とに基づいて各種の制御信号を生成してこれらを
直流電圧生成回路3および電力回路5に供給し、電源回
路1から出力される電源電圧に基づいて故障診断に必要
な直流電圧や安定化した直流電圧を生成させるととも
に、電力回路5を構成する各電力変換用スイッチング素
子15u〜16wやモータ7の故障診断を行なったり、
各電力変換用スイッチング素子15u〜16wをスイッ
チングさせて複数相の交流電流を生成させ、これをモー
タ7に供給する。
【0029】次に、図1に示す回路および図2、図3に
示す波形図を参照しながら、この実施例における電力回
路の診断動作、モータの診断動作、モータの駆動動作を
順次、説明する。
【0030】《電力回路の診断動作》まず、始動用キー
23がOFF位置からACC位置に切り替えられ、これ
に対応してキー位置認識回路2からACC位置を示すキ
ー位置認識信号が出力されれば、コントローラ回路4は
診断動作を示す制御信号を生成して直流電圧生成回路3
の第2スイッチ13をオフ状態に維持するとともに、第
1スイッチ10の共通端子10cと、第1端子10aと
を接続させて電源回路1から出力される電源電圧から小
さい電流値の直流電圧を生成させ、これを電力回路5に
供給させる。
【0031】また、この動作と平行して、コントローラ
回路4は電力回路5を構成する各電力変換用スイッチン
グ素子15u〜16wの1つを順次、選択して図2
(a)に示す如くゲート電圧を印加しながら、電流検出
回路6のゲート電流センサ22から出力されるゲート電
流値検出信号を取り込んで、その変化を判定する。
【0032】この場合、選択した電力変換用スイッチン
グ素子のゲートが絶縁破壊などされていなければ、図2
(a)に示す如くゲート電圧を印加したとき、ゲートが
持っている静電容量が充放電されて、図2(b)に示す
如くゲート電圧の立ち上がりのときと、ゲート電圧の立
ち下がりのときに、瞬間的にゲート電流が流れ、それ以
外のときは、ゲート電流は流れない。また、ゲートが破
壊されているとき、図2(c)に示す如くゲート電圧に
対応する形状のゲート電流が流れる。従って、ゲート電
圧を印加したとき(例えば、時刻t0 )から所定時間後
(例えば、時刻t1 )で、前記ゲート電流値検出信号の
値が予め設定されているしきい値以下のとき、選択した
電力変換用スイッチング素子のゲートが破壊されていな
いと判定され、前記ゲート電流値検出信号の値が予め設
定されているしきい値より高いとき、選択した電力変換
用スイッチング素子のゲートが破壊されていると判定さ
れる。
【0033】次いで、これらの各電力変換用スイッチン
グ素子15u〜16wのゲート診断が終了すれば、コン
トローラ回路4は電力回路5を構成するU相電力部19
uまたはV相電力部19v、W相電力部19wのいずれ
か、例えばU相電力部19uを選択するとともに、この
U相電力部19uのアッパーアームを構成する電力変換
用スイッチング素子15uと、ロアーアームを構成する
電力変換用スイッチング素子16uとを選択して、図3
(a)、(b)に示す如くゲート電圧を印加しながら、
電流検出回路6の高電位側電流センサ20から出力され
る高電位側電流値検出信号と、低電位側電流センサ21
から出力される低電位側電流値検出信号と、電源回路1
のバッテリィ電圧検出回路9から出力される電源電圧値
信号とを取り込んで、U相電力部19uのアッパーアー
ムを構成する電力変換用スイッチング素子15uと、ロ
アーアームを構成する電力変換用スイッチング素子16
uとが正常であるかどうかを判定する。
【0034】この場合、U相電力部19uのアッパーア
ームを構成する電力変換用スイッチング素子15uと、
ロアーアームを構成する電力変換用スイッチング素子1
6uとが正常であれば、ゲート電圧によってこれらの各
電力変換用スイッチング素子15u、16uが導通して
そのドレイン・ソース間の抵抗値がほぼ零になり、また
各電力変換用スイッチング素子15u、16uのいずれ
かがオープンなどの異常状態になっていれば、異常にな
っている電力変換用スイッチング素子の抵抗値が大きく
なっていることから、次式を満たし、図3(c)に示す
如く大きな電流になっているとき、U相電力部19uを
構成する各電力変換用スイッチング素子15u、16u
が正常であると判定する。また次式を満たしておらず、
図3(d)に示す如く小さな電流になっているとき、U
相電力部19uを構成する各電力変換用スイッチング素
子15u、16uの少なくともいずれかが異常になって
いると判定する。
【0035】I1 =I2 =Eb/R1 …(1) 但し、I1 :高電位側電流センサ20から出力される高
電位側電流値検出信号の値 I2 :低電位側電流センサ21から出力される低電位側
電流値検出信号の値 Eb:バッテリィ電圧検出回路9から出力される電源電
圧値信号の値 R1 :第1スイッチ10の第1端子10aに接続されて
いる抵抗11の値 次いで、コントローラ回路4は、U相電力部19uを構
成する各電力変換用スイッチング素子15u、16uの
一方、例えば電力変換用スイッチング素子15uにゲー
ト電圧を印加しながら、他方の電力変換用スイッチング
素子16uに対するゲート電圧の印加を停止し、このと
き高電位側電流センサ20から出力される高電位側電流
値検出信号の値や低電位側電流センサ21から出力され
る低電位側電流値検出信号の値が零であるかどうかをチ
ェックする。その後、電力変換用スイッチング素子16
uにゲート電圧を印加しながら、電力変換用スイッチン
グ素子15uに対するゲート電圧の印加を停止し、この
とき高電位側電流センサ20から出力される高電位側電
流値検出信号の値や低電位側電流センサ21から出力さ
れる低電位側電流値検出信号の値が零であるかどうかを
チェックする。
【0036】ここで、どちらの状態でも、高電位側電流
センサ20から出力される高電位側電流値検出信号の値
や低電位側電流センサ21から出力される低電位側電流
値検出信号の値が零であれば、これらの電力変換用スイ
ッチング素子15u、16uが正常であると判定し、ま
たいずれかの状態で、高電位側電流センサ20から出力
される高電位側電流値検出信号の値や低電位側電流セン
サ21から出力される低電位側電流値検出信号の値が零
でなければ、これらの電力変換用スイッチング素子15
u、16uのいずれか一方がショートなどの異常状態に
なっていると判定する。
【0037】そして、このU相電力部19uに対する診
断処理が終了すれば、コントローラ回路4はR相電力部
19v、W相電力部19wに対して、上述した診断処理
と同様な診断処理を行なって、R相電力部19vを構成
する各電力変換用スイッチング素子15v、16vおよ
びW相電力部19wを構成する各電力変換用スイッチン
グ素子15w、16wが異常になっているかどうかを診
断する。
【0038】そして、これらの診断処理が終了すれば、
コントローラ回路4は高電位側電流センサ20から出力
される高電位側電流値検出信号の値と、低電位側電流セ
ンサ21から出力される低電位側電流値検出信号の値と
が一致しているかどうかをチェックし、これらが一致し
ていなければ、電力回路5のどこかで電流リークなどの
異常が発生していると判定する。
【0039】《モータの診断動作》この後、上述した電
力回路5の診断処理が終了すると、コントローラ回路4
はモータ7を構成する各コイル25u、25v、25w
のうち、2つを選択し、これらのコイルに電流を供給す
るのに必要な電力変換用スイッチング素子、例えばコイ
ル25uと、コイル25vとを選択したときには、U相
電力部19uのアッパーアームを構成する電力変換用ス
イッチング素子15uと、V相電力部19vのロアーア
ームを構成する電力変換用スイッチング素子16vとを
選択して、これらの各電力変換用スイッチング素子15
u、16vに対し、同時にゲート電圧を印加しながら、
電流検出回路6の高電位側電流センサ20から出力され
る高電位側電流値検出信号と、電源回路1のバッテリィ
電圧検出回路9から出力される電源電圧値信号とを取込
み、次式に基づいてコイル25uの巻線抵抗値と、コイ
ル25vの巻線抵抗値との加算値を求める。
【0040】 Ru+Rv=(Eb/I1 )−R1 …(2) 但し、Ru:コイル25uの巻線抵抗値 Rv:コイル25vの巻線抵抗値 Eb:バッテリィ電圧検出回路9から出力される電源電
圧値信号の値 I1 :高電位側電流センサ20から出力される高電位側
電流値検出信号の値。
【0041】R1 :第1スイッチ10の第1端子10a
に接続されている抵抗11の値 この後、コントローラ回路4は、各コイル25u、25
vの加算値が予め設定されている正常時の抵抗値と一致
しているかどうかをチェックし、これらが一致していれ
ば、コイル25uと、コイル25vとが正常であると判
定し、また不一致であれば、コイル25uまたはコイル
25vのいずれか一方が異常になっていると判定する。
【0042】以下、コントローラ回路4のモータ7を構
成する各コイル25u、25v、25wを2つずつ順次
選択して対応する各電力変換用スイッチング素子に対
し、同時にゲート電圧を印加してモータ7の診断を行な
う。
【0043】《モータの駆動動作》そして、このモータ
7の診断が終了すると、コントローラ回路4は上述した
異常診断処理によって電力回路5やモータ7の異常が確
認されているとき、異常に対処する制御信号を生成して
直流電圧生成回路3を構成する第1スイッチ10をオフ
状態にし、モータ7の駆動を禁止する。
【0044】また、上述した異常診断処理によって電力
回路5やモータ7の異常が発見されなければ、コントロ
ーラ回路4は始動用キー23がON位置にされるまで待
機する。
【0045】そして、始動用キー23がON位置にされ
たとき、コントローラ回路4はコンデンサ14の充電を
制御する制御信号を生成して直流電圧生成回路3を構成
する第2スイッチ13をオン状態にするとともに、第1
スイッチ10の共通端子10cと、第2端子10bとを
接続させて電源回路1から出力される電源電圧の電流値
を制限しながら、コンデンサ14を充電させる。
【0046】この後、コンデンサ14の充電が完了すれ
ば、コントローラ回路4はモータ7の通電開始を制御す
る制御信号を生成して直流電圧生成回路3を構成する第
1スイッチ10の共通端子10cと、第3端子10dと
を接続させて、電源回路1から出力される電源電圧をコ
ンデンサ14によって安定させながら、電力回路5に供
給させるとともに、この電力回路5を構成する各電力変
換用スイッチング素子15u〜16wの選択通電を開始
し、モータ7の回転を開始させる。
【0047】このようにこの実施例においては、始動用
キー23の操作内容に基づいてモータ7の通電を行なう
とき、このモータ7の通電を開始する前に、コントロー
ラ回路4によって電力回路5やモータ7の故障診断を行
ない、この故障診断によって異常がないときにのみ、直
流電圧生成回路3と、電力回路5とを制御して電源回路
1によって得られた電圧をスイッチングさせて交流電流
を生成させ、これを駆動対象となるモータ7に供給させ
てこれを回転駆動させるようにしたので、電力回路5の
異常やモータ7の異常などに起因する障害発生を未然に
防止することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、モ
ータの駆動を行なう前に、電力回路やモータの診断を行
なうことができ、これによって電力回路の異常やモータ
の異常などに起因する障害発生を未然に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気自動車用インバータ装置の一
実施例を示す回路図である。
【図2】図1に示す電気自動車用インバータ装置の異常
診断動作例を示す波形図である。
【図3】図1に示す電気自動車用インバータ装置の異常
診断動作例を示す波形図である。
【図4】従来から知られている電気自動車用インバータ
装置の一実施例を示す回路図である。
【符号の説明】 1 電源回路 2 キー位置認識回路 3 直流電圧生成回路 4 コントローラ回路 5 電力回路 6 電流検出回路 7 モータ 15u〜16w 電力変換用スイッチング素子 25u〜25w コイル 23 始動用キー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータを主原動機として走行する電気自
    動車に搭載され、前記モータを駆動する電気自動車用イ
    ンバータ装置において、 異常診断指令信号が入力されているとき、異常診断用電
    源電圧を生成して前記モータの電力回路に供給する直流
    電圧生成回路と、 前記電力回路に入出力される電流を検出する電流検出回
    路と、 前記モータを始動する前に、異常診断指令信号を生成し
    て前記直流電圧生成回路から異常診断用電源電圧を出力
    させるとともに、前記電力回路を構成する各電力変換用
    スイッチング素子を選択的にオン/オフさせながら、前
    記電流検出回路の検出結果に基づいて前記電力回路およ
    び前記モータの異常有無を診断するコントローラ回路
    と、 を備えたことを特徴とする電気自動車用インバータ装
    置。
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