JPH06261445A - 電力系統の事故区間判定装置 - Google Patents
電力系統の事故区間判定装置Info
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- JPH06261445A JPH06261445A JP6762093A JP6762093A JPH06261445A JP H06261445 A JPH06261445 A JP H06261445A JP 6762093 A JP6762093 A JP 6762093A JP 6762093 A JP6762093 A JP 6762093A JP H06261445 A JPH06261445 A JP H06261445A
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- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B23Q17/00—Arrangements for observing, indicating or measuring on machine tools
- B23Q17/09—Arrangements for observing, indicating or measuring on machine tools for indicating or measuring cutting pressure or for determining cutting-tool condition, e.g. cutting ability, load on tool
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電力系統の事故発生時に、事故があった区間
を仮定し、シミュレーション等により、仮定した区間に
事故が発生したか否かを検証し、事故が発生した区間を
経験的に絞り込む。 【構成】 電力系統の事故発生時、トリップした遮断器
によって停電した区間を検出し、動作した各保護継電器
の保護範囲の和集合から任意の1個の区間を取り出す
(ステップST1〜ST4)。継電器の動作原理の知識
により動作保護継電器とトリップ遮断器のシミュレーシ
ョンを行う(ステップST5)。シミュレーション結果
と実際の動作情報を比較して、取り出された区間に事故
の可能性があるか否かを判定し、すべての区間に対して
事故が発生していないと判定された場合に、和集合に含
まれる区間から事故が発生した区間を、経験的な事故区
間の絞り込み知識を適用することで事故区間を選定する
(ステップST6,ST8)。
を仮定し、シミュレーション等により、仮定した区間に
事故が発生したか否かを検証し、事故が発生した区間を
経験的に絞り込む。 【構成】 電力系統の事故発生時、トリップした遮断器
によって停電した区間を検出し、動作した各保護継電器
の保護範囲の和集合から任意の1個の区間を取り出す
(ステップST1〜ST4)。継電器の動作原理の知識
により動作保護継電器とトリップ遮断器のシミュレーシ
ョンを行う(ステップST5)。シミュレーション結果
と実際の動作情報を比較して、取り出された区間に事故
の可能性があるか否かを判定し、すべての区間に対して
事故が発生していないと判定された場合に、和集合に含
まれる区間から事故が発生した区間を、経験的な事故区
間の絞り込み知識を適用することで事故区間を選定する
(ステップST6,ST8)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電力系統の事故発生
時に、電子計算機等を用いて広域的な系統情報から自動
的に事故の復旧を行わせる場合に、必要な事故区間を判
定する電力系統の事故区間判定装置に関するものであ
る。
時に、電子計算機等を用いて広域的な系統情報から自動
的に事故の復旧を行わせる場合に、必要な事故区間を判
定する電力系統の事故区間判定装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電力系統の事故区間判定装置とし
ては、例えば特開昭54−97747号に示されるもの
があった。この事故区間判定装置は、遮断器の情報およ
び各種保護継電器の動作情報を入力する装置と、これら
の情報が保護区間の事故検出に寄与する度合いを個別に
算定し、個別の度合いを保護区間毎に統計処理して事故
確率を算定する装置とを備え、事故確率の大きい区間の
順に事故発生の可能性が大きいと判定させるようにした
装置である。
ては、例えば特開昭54−97747号に示されるもの
があった。この事故区間判定装置は、遮断器の情報およ
び各種保護継電器の動作情報を入力する装置と、これら
の情報が保護区間の事故検出に寄与する度合いを個別に
算定し、個別の度合いを保護区間毎に統計処理して事故
確率を算定する装置とを備え、事故確率の大きい区間の
順に事故発生の可能性が大きいと判定させるようにした
装置である。
【0003】この従来の事故区間判定装置は、電力系統
の事故発生時に現状の情報伝送系ではその容量の制限か
ら得ることの出来ない情報、すなわち、各動作保護継電
器のシーケンスを構成している継電器要素毎の動作情報
(シーケンス信号)が得られることを前提とした装置で
あるため、現実の電力系統制御用計算機に適用すること
が難しい。というのは、シーケンス信号は保護継電器等
の接点信号であるため、ノイズ等による誤信号が多いか
らである。このため、電力系統で事故が発生した場合、
事故区間の判定は給電所の運転員が事故により動作した
保護継電器及びトリップした遮断器の動作状況を確認し
ていた。そして、その動作状況から得られた情報を用い
て事故分析を行い、総合的に事故区間を判定していた。
この結果、事故復旧に多くの時間を要していた。もっと
具体的に説明すると、次のようになる。ある給電所管轄
内に事故が発生した場合、その給電所の運転員は遮断器
と保護継電器のとの動作情報を収集し、収集した遮断器
の動作情報が主保護による動作情報であるか、後備保護
による動作情報であるかを確認する。同時に、これらの
動作情報の組み合わせにより事故のあった区間を推定
し、そのときの情報によっては考えられる遮断器の誤不
動作または対応する保護継電器の誤不動作を確認して最
終的に事故区間の判定を行っていた。
の事故発生時に現状の情報伝送系ではその容量の制限か
ら得ることの出来ない情報、すなわち、各動作保護継電
器のシーケンスを構成している継電器要素毎の動作情報
(シーケンス信号)が得られることを前提とした装置で
あるため、現実の電力系統制御用計算機に適用すること
が難しい。というのは、シーケンス信号は保護継電器等
の接点信号であるため、ノイズ等による誤信号が多いか
らである。このため、電力系統で事故が発生した場合、
事故区間の判定は給電所の運転員が事故により動作した
保護継電器及びトリップした遮断器の動作状況を確認し
ていた。そして、その動作状況から得られた情報を用い
て事故分析を行い、総合的に事故区間を判定していた。
この結果、事故復旧に多くの時間を要していた。もっと
具体的に説明すると、次のようになる。ある給電所管轄
内に事故が発生した場合、その給電所の運転員は遮断器
と保護継電器のとの動作情報を収集し、収集した遮断器
の動作情報が主保護による動作情報であるか、後備保護
による動作情報であるかを確認する。同時に、これらの
動作情報の組み合わせにより事故のあった区間を推定
し、そのときの情報によっては考えられる遮断器の誤不
動作または対応する保護継電器の誤不動作を確認して最
終的に事故区間の判定を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電力系統の事故
区間判定装置は、以上のように構成されているので、電
力系統の事故区間の判定を給電所の運転員の高度な知的
判断により行わなければならず、そのため熟練した運転
員が必要となる。特に、多重事故や盲点事故など複雑な
事故が発生した時は、最近の巨大化、複雑化する傾向に
ある電力系統においてその分析が難しく事故区間の判定
に長時間を要するという問題点があり、さらに運転員の
経験や能力によりその判定時間がまちまちであるなどの
問題点があった。
区間判定装置は、以上のように構成されているので、電
力系統の事故区間の判定を給電所の運転員の高度な知的
判断により行わなければならず、そのため熟練した運転
員が必要となる。特に、多重事故や盲点事故など複雑な
事故が発生した時は、最近の巨大化、複雑化する傾向に
ある電力系統においてその分析が難しく事故区間の判定
に長時間を要するという問題点があり、さらに運転員の
経験や能力によりその判定時間がまちまちであるなどの
問題点があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、電力系統内の事故区間の判定を高
速に、かつ信頼性高く判定でき、自動復旧操作が確実に
行える電力系統の事故区間判定装置を得ることを目的と
する。
めになされたもので、電力系統内の事故区間の判定を高
速に、かつ信頼性高く判定でき、自動復旧操作が確実に
行える電力系統の事故区間判定装置を得ることを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電力系統
の事故区間判定装置は、電力系統の事故発生時に、上記
保護継電器や上記遮断器の動作情報から、各々の保護継
電器の保護範囲のうち、事故により停電した区間の和集
合をとる和集合手段2と、この和集合手段で得られた和
集合に含まれる区間を1個ずつ取り出す抽出手段3と、
この抽出手段により取り出された区間に事故があったと
して、保護継電器の動作原理の知識により保護継電器と
トリップした遮断器の動作をシミュレーションするシミ
ュレーション手段4と、このシミュレーション手段によ
り得られた事故があったと仮定した時の動作すべき保護
継電器とトリップした遮断器を実際の動作情報と比較し
て、上記抽出手段により取り出された区間に事故が発生
したか否かを検証する検証手段5と、上記抽出手段によ
り取り出されたすべての区間に対して事故が発生してい
ないことが上記検証手段により検証された場合に、上記
和集合手段により得られた和集合に含まれる区間から事
故が発生した区間を絞り込む絞り込み手段6と、上記検
証手段と上記絞り込み手段で判定した結果を出力する出
力手段7とを備えている。
の事故区間判定装置は、電力系統の事故発生時に、上記
保護継電器や上記遮断器の動作情報から、各々の保護継
電器の保護範囲のうち、事故により停電した区間の和集
合をとる和集合手段2と、この和集合手段で得られた和
集合に含まれる区間を1個ずつ取り出す抽出手段3と、
この抽出手段により取り出された区間に事故があったと
して、保護継電器の動作原理の知識により保護継電器と
トリップした遮断器の動作をシミュレーションするシミ
ュレーション手段4と、このシミュレーション手段によ
り得られた事故があったと仮定した時の動作すべき保護
継電器とトリップした遮断器を実際の動作情報と比較し
て、上記抽出手段により取り出された区間に事故が発生
したか否かを検証する検証手段5と、上記抽出手段によ
り取り出されたすべての区間に対して事故が発生してい
ないことが上記検証手段により検証された場合に、上記
和集合手段により得られた和集合に含まれる区間から事
故が発生した区間を絞り込む絞り込み手段6と、上記検
証手段と上記絞り込み手段で判定した結果を出力する出
力手段7とを備えている。
【0007】
【作用】この発明による電力系統の事故区間判定装置
は、まず和集合手段2により、電力系統の事故発生時
に、上記保護継電器や上記遮断器の動作情報から、各々
の保護継電器の保護範囲のうち、事故により停電した区
間の和集合をとる。次に、抽出手段3により、この和集
合手段で得られた和集合に含まれる区間を1個ずつ取り
出す。次に、シミュレーション手段4により、この抽出
手段により取り出された区間に事故があったとして、保
護継電器の動作原理の知識により保護継電器とトリップ
した遮断器の動作をシミュレーションする。次に、検証
手段5により、このシミュレーション手段により得られ
た事故があったと仮定した時の動作すべき保護継電器と
トリップした遮断器を実際の動作情報と比較して、上記
抽出手段により取り出された区間に事故が発生したか否
かを検証する。そして絞り込み手段6により、上記抽出
手段により取り出されたすべての区間に対して事故が発
生していないことが上記検証手段により検証された場合
に、上記和集合手段により得られた和集合に含まれる区
間から事故が発生した区間を絞り込む。最後に、出力手
段7により、上記検証手段と上記絞り込み手段で判定し
た結果を出力する。
は、まず和集合手段2により、電力系統の事故発生時
に、上記保護継電器や上記遮断器の動作情報から、各々
の保護継電器の保護範囲のうち、事故により停電した区
間の和集合をとる。次に、抽出手段3により、この和集
合手段で得られた和集合に含まれる区間を1個ずつ取り
出す。次に、シミュレーション手段4により、この抽出
手段により取り出された区間に事故があったとして、保
護継電器の動作原理の知識により保護継電器とトリップ
した遮断器の動作をシミュレーションする。次に、検証
手段5により、このシミュレーション手段により得られ
た事故があったと仮定した時の動作すべき保護継電器と
トリップした遮断器を実際の動作情報と比較して、上記
抽出手段により取り出された区間に事故が発生したか否
かを検証する。そして絞り込み手段6により、上記抽出
手段により取り出されたすべての区間に対して事故が発
生していないことが上記検証手段により検証された場合
に、上記和集合手段により得られた和集合に含まれる区
間から事故が発生した区間を絞り込む。最後に、出力手
段7により、上記検証手段と上記絞り込み手段で判定し
た結果を出力する。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明に係わるクレーム対応図、図2は
この実施例を示すハードウェア構成図、図3はこの実施
例による装置の動作を説明するためのフローチャートで
ある。図1において、1は停電判定手段で、この停電判
定手段1は電力系統の事故発生時に事故により停電した
区間を判定する。2は和集合手段で、この和集合手段2
は電力系統の事故発生時に保護継電器や遮断器の動作情
報から各々の保護継電器の保護範囲のうち、事故により
停電した区間の和集合をとる。3は和集合手段2で得ら
れた和集合に含まれる区間を1個ずつ取り出す抽出手
段、4は抽出手段3により取り出された区間に事故があ
ったとして保護継電器の動作原理の知識により保護継電
器とトリップ遮断器の動作をシミュレーションするシミ
ュレーション手段、5はこのシミュレーション手段4に
より得られた事故があったと仮定した時の動作すべき保
護継電器とトリップ遮断器を実際の動作情報と比較し
て、抽出手段3により取り出された区間に事故が発生し
たか否かを検証する検証手段、6は抽出手段3により取
り出されたすべての区間に対して事故が発生していない
と検証手段5により検証された場合に、上記和集合手段
により得られた和集合に含まれる区間から事故が発生し
た区間を経験的な知識により絞り込む絞り込み手段、7
は検証手段5と絞り込み手段6で判定した結果を出力す
る出力手段である。
する。図1はこの発明に係わるクレーム対応図、図2は
この実施例を示すハードウェア構成図、図3はこの実施
例による装置の動作を説明するためのフローチャートで
ある。図1において、1は停電判定手段で、この停電判
定手段1は電力系統の事故発生時に事故により停電した
区間を判定する。2は和集合手段で、この和集合手段2
は電力系統の事故発生時に保護継電器や遮断器の動作情
報から各々の保護継電器の保護範囲のうち、事故により
停電した区間の和集合をとる。3は和集合手段2で得ら
れた和集合に含まれる区間を1個ずつ取り出す抽出手
段、4は抽出手段3により取り出された区間に事故があ
ったとして保護継電器の動作原理の知識により保護継電
器とトリップ遮断器の動作をシミュレーションするシミ
ュレーション手段、5はこのシミュレーション手段4に
より得られた事故があったと仮定した時の動作すべき保
護継電器とトリップ遮断器を実際の動作情報と比較し
て、抽出手段3により取り出された区間に事故が発生し
たか否かを検証する検証手段、6は抽出手段3により取
り出されたすべての区間に対して事故が発生していない
と検証手段5により検証された場合に、上記和集合手段
により得られた和集合に含まれる区間から事故が発生し
た区間を経験的な知識により絞り込む絞り込み手段、7
は検証手段5と絞り込み手段6で判定した結果を出力す
る出力手段である。
【0009】この事故区間の判定を行うには図2に示す
ようなハードウェア構成が用いられる。図2において、
8は動作保護継電器情報、トリップした遮断器情報など
のオンライン情報を伝送する伝送系、9はこの伝送系8
のオンライン情報を制御する通信制御装置である。10
は事故区間の判定を行う中央演算処理装置で、これには
上記オンライン情報を一時的に保存し、以後の事故区間
判定の実行に必要なデータを保存するためのシステム共
通のデータベースとなるワーキングメモリが設けられて
いる。11は、シミュレーション手段4に必要な保護継
電器の動作原理の知識や絞り込み手段6に必要な経験的
な知識をプロダクションメモリとして格納する外部メモ
リである。そして、このプロダクションメモリとワーキ
ングメモリとで知識ベースを構築し、この知識ベースを
中央演算処理装置10に設けられた推論機構により制御
している。12は事故判定結果を表示する画像表示装
置、13は事故判定結果を記録する出力装置である。
ようなハードウェア構成が用いられる。図2において、
8は動作保護継電器情報、トリップした遮断器情報など
のオンライン情報を伝送する伝送系、9はこの伝送系8
のオンライン情報を制御する通信制御装置である。10
は事故区間の判定を行う中央演算処理装置で、これには
上記オンライン情報を一時的に保存し、以後の事故区間
判定の実行に必要なデータを保存するためのシステム共
通のデータベースとなるワーキングメモリが設けられて
いる。11は、シミュレーション手段4に必要な保護継
電器の動作原理の知識や絞り込み手段6に必要な経験的
な知識をプロダクションメモリとして格納する外部メモ
リである。そして、このプロダクションメモリとワーキ
ングメモリとで知識ベースを構築し、この知識ベースを
中央演算処理装置10に設けられた推論機構により制御
している。12は事故判定結果を表示する画像表示装
置、13は事故判定結果を記録する出力装置である。
【0010】図3はこの実施例による装置の動作を説明
するフローチャート、図4はこの実施例の装置における
和集合手段の動作を説明するための図、図5はこの装置
における検証手段、絞り込み手段の動作を説明するため
の図である。始めに、図3のフローチャートにおいて、
ステップST1,ST2は停電判定手段1の処理、ステ
ップST3は和集合手段2の処理、ステップST4は抽
出手段3の処理、ステップST5はシミュレーション手
段4の処理、ステップST6は検証手段5の処理、ステ
ップST8は絞り込み手段6の処理である。ステップS
T3の処理は、具体的には次のように行う。図4におい
て、区間A〜Dがあり、これらの区間のリレーa〜dが
「1」のとき動作、「0」のとき不動作とする。これら
の和「2」,「2」,「4」,「0」を取る場合、和集
合は区間A〜Cの「2」,「2」,「4」となる。ステ
ップST5のシミュレーションとは、事故点を仮定する
ことにより、事故電流の大きさや流れる方向を推定し
て、その大きさや方向を検出して動作するリレーやその
リレーによってトリップさせる遮断器を相定する。ステ
ップST6,ST8の推論や絞り込みとは、次のように
行う。始めに、図5の電力系統において、ABILが事
故点とすると、保護リレーRY1,RY2が動作して遮
断器CB1,CB2がトリップするという知識があり、
実際には保護リレーRY1,RY2の動作により、遮断
器CB1,CB2がトリップするものとする。推論する
場合、まずABILが事故と仮定し、上記の知識によ
り、保護リレーRY1,RY2が動作して遮断器CB
1,CB2がトリップするはずと推論する。このとき、
実際には、保護リレーRY1,RY2と遮断器CB1,
CB2が動作する。そこで上記知識を適用して、ABI
Lを事故と判定する。絞り込みは、すべての事故によ
り、事故区間を適用しても、実際の保護リレー、遮断器
の動作と一致しない場合、上述した和集合の中から、経
験的知識を適用して事故区間を判定する。
するフローチャート、図4はこの実施例の装置における
和集合手段の動作を説明するための図、図5はこの装置
における検証手段、絞り込み手段の動作を説明するため
の図である。始めに、図3のフローチャートにおいて、
ステップST1,ST2は停電判定手段1の処理、ステ
ップST3は和集合手段2の処理、ステップST4は抽
出手段3の処理、ステップST5はシミュレーション手
段4の処理、ステップST6は検証手段5の処理、ステ
ップST8は絞り込み手段6の処理である。ステップS
T3の処理は、具体的には次のように行う。図4におい
て、区間A〜Dがあり、これらの区間のリレーa〜dが
「1」のとき動作、「0」のとき不動作とする。これら
の和「2」,「2」,「4」,「0」を取る場合、和集
合は区間A〜Cの「2」,「2」,「4」となる。ステ
ップST5のシミュレーションとは、事故点を仮定する
ことにより、事故電流の大きさや流れる方向を推定し
て、その大きさや方向を検出して動作するリレーやその
リレーによってトリップさせる遮断器を相定する。ステ
ップST6,ST8の推論や絞り込みとは、次のように
行う。始めに、図5の電力系統において、ABILが事
故点とすると、保護リレーRY1,RY2が動作して遮
断器CB1,CB2がトリップするという知識があり、
実際には保護リレーRY1,RY2の動作により、遮断
器CB1,CB2がトリップするものとする。推論する
場合、まずABILが事故と仮定し、上記の知識によ
り、保護リレーRY1,RY2が動作して遮断器CB
1,CB2がトリップするはずと推論する。このとき、
実際には、保護リレーRY1,RY2と遮断器CB1,
CB2が動作する。そこで上記知識を適用して、ABI
Lを事故と判定する。絞り込みは、すべての事故によ
り、事故区間を適用しても、実際の保護リレー、遮断器
の動作と一致しない場合、上述した和集合の中から、経
験的知識を適用して事故区間を判定する。
【0011】次に、この実施例の動作についてフローチ
ャートを用いて説明する。電力系統に事故が発生した場
合、動作した保護継電器情報とトリップした遮断器情報
が、ステップST1において、ワーキングメモリに初期
設定される。次に、ステップST2によりトリップした
遮断器によって停電した区間がワーキングメモリに設定
され、ステップST3では外部メモリ11に格納されて
いる各保護継電器の保護範囲の和集合をとる知識が中央
処理装置10の推論機構によりワーキングメモリの中の
ST2で設定された停電区間に対して適用され、事故区
間の可能性のある停電区間の集合がワーキングメモリに
設定される。そして、ステップST4では、その集合の
中から任意の1個の区間を取り出す知識が推論機構によ
りワーキングメモリの中のステップST3で設定された
和集合に照合されて着目すべき区間がワーキングメモリ
に設定される。ステップST5では、上記ステップST
4において着目した区間が仮に事故とした場合に、動作
する保護継電器とトリップする遮断器を、外部メモリ1
1に格納されている保護継電器の動作原理に関する知識
が推論機構により照合されることにより、シミュレーシ
ョンされ、その結果がワーキングメモリに設定される。
ステップST6では、上記ステップST5において設定
されたシミュレーション結果と実際に動作した保護継電
器情報とトリップ遮断器を比較して、保護継電器及び遮
断器の不正応動に関する知識を推論機構により照合し
て、ステップST4にて取り出した区間に事故の可能性
があるか否かを判定する。
ャートを用いて説明する。電力系統に事故が発生した場
合、動作した保護継電器情報とトリップした遮断器情報
が、ステップST1において、ワーキングメモリに初期
設定される。次に、ステップST2によりトリップした
遮断器によって停電した区間がワーキングメモリに設定
され、ステップST3では外部メモリ11に格納されて
いる各保護継電器の保護範囲の和集合をとる知識が中央
処理装置10の推論機構によりワーキングメモリの中の
ST2で設定された停電区間に対して適用され、事故区
間の可能性のある停電区間の集合がワーキングメモリに
設定される。そして、ステップST4では、その集合の
中から任意の1個の区間を取り出す知識が推論機構によ
りワーキングメモリの中のステップST3で設定された
和集合に照合されて着目すべき区間がワーキングメモリ
に設定される。ステップST5では、上記ステップST
4において着目した区間が仮に事故とした場合に、動作
する保護継電器とトリップする遮断器を、外部メモリ1
1に格納されている保護継電器の動作原理に関する知識
が推論機構により照合されることにより、シミュレーシ
ョンされ、その結果がワーキングメモリに設定される。
ステップST6では、上記ステップST5において設定
されたシミュレーション結果と実際に動作した保護継電
器情報とトリップ遮断器を比較して、保護継電器及び遮
断器の不正応動に関する知識を推論機構により照合し
て、ステップST4にて取り出した区間に事故の可能性
があるか否かを判定する。
【0012】次に、ステップST7ではワーキングメモ
リ中の和集合に属するすべての区間に対してステップS
T4〜ST7の処理が施されたか否かを判断し、すべて
の区間に対してステップST4〜ST6の処理が施され
たか否かを判断し、処理が施されていればステップST
8に進み、処理が施されていなければステップST4〜
ST6の処理を続ける。次に、ステップST8ではワー
キングメモリ中にある和集合に含まれているすべての区
間に対し、ステップST6により事故の可能性がないと
判断された場合、外部メモリに11に格納された、動作
保護継電器とトリップ遮断器のパターンから事故区間を
絞り込む経験的な知識を推論機構により照合され、事故
区間を選定する処理がなされる。
リ中の和集合に属するすべての区間に対してステップS
T4〜ST7の処理が施されたか否かを判断し、すべて
の区間に対してステップST4〜ST6の処理が施され
たか否かを判断し、処理が施されていればステップST
8に進み、処理が施されていなければステップST4〜
ST6の処理を続ける。次に、ステップST8ではワー
キングメモリ中にある和集合に含まれているすべての区
間に対し、ステップST6により事故の可能性がないと
判断された場合、外部メモリに11に格納された、動作
保護継電器とトリップ遮断器のパターンから事故区間を
絞り込む経験的な知識を推論機構により照合され、事故
区間を選定する処理がなされる。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、電力系統の事故発生
時に、遮断器と保護継電器との動作情報から事故のあっ
た可能性のある停電区間を取り出し、その区間から事故
のあった停電区間を、保護継電器の動作原理の知識から
シミュレーションした結果と実際の動作情報を比較して
推論することにより、事故区間を判定し、取り出された
すべての区間に対して事故が発生していないと判定され
た場合に、事故のあった可能性のある停電区間から事故
が発生した区間を、経験的な知識により推論することに
より、事故区間を判定するようにしたので、電力系統内
で事故のあった区間を高速に判定でき、かつ、その判定
の信頼性を高くすることができる効果がある。
時に、遮断器と保護継電器との動作情報から事故のあっ
た可能性のある停電区間を取り出し、その区間から事故
のあった停電区間を、保護継電器の動作原理の知識から
シミュレーションした結果と実際の動作情報を比較して
推論することにより、事故区間を判定し、取り出された
すべての区間に対して事故が発生していないと判定され
た場合に、事故のあった可能性のある停電区間から事故
が発生した区間を、経験的な知識により推論することに
より、事故区間を判定するようにしたので、電力系統内
で事故のあった区間を高速に判定でき、かつ、その判定
の信頼性を高くすることができる効果がある。
【図1】この発明の実施例による電力系統の事故区間判
定装置を示す機能ブロック図である。
定装置を示す機能ブロック図である。
【図2】この発明の実施例による電力系統の事故区間判
定装置を示すハードウェアの構成図である。
定装置を示すハードウェアの構成図である。
【図3】この発明の実施による装置の動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図4】図3の和集合をとる処理を説明するための図で
ある。
ある。
【図5】図3の推論、絞り込みの処理を説明するための
図である。
図である。
1 停電判定手段 2 和集合手段 3 抽出手段 4 シミュレーション手段 5 検証手段 6 絞り込み手段 7 出力手段 8 伝送系 9 通信制御装置 10 中央演算処理装置 11 外部メモリ 12 画像表示装置 13 出力装置
Claims (1)
- 【請求項1】 電力系統の事故発生時に、保護継電器の
動作情報とこの保護継電器からトリップした遮断器の動
作情報とを取り込み、事故があった区間を判定する電力
系統の事故区間判定装置において、電力系統の事故発生
時に、上記保護継電器や上記遮断器の動作情報から、各
々の保護継電器の保護範囲のうち、事故により停電した
区間の和集合をとる和集合手段と、この和集合手段で得
られた和集合に含まれる区間を1個ずつ取り出す抽出手
段と、この抽出手段により取り出された区間に事故があ
ったとして、保護継電器の動作原理の知識により保護継
電器とトリップした遮断器の動作をシミュレーションす
るシミュレーション手段と、このシミュレーション手段
により得られた事故があったと仮定した時の動作すべき
保護継電器とトリップした遮断器を実際の動作情報と比
較して、上記抽出手段により取り出された区間に事故が
発生したか否かを検証する検証手段と、上記抽出手段に
より取り出されたすべての区間に対して事故が発生して
いないことが上記検証手段により検証された場合に、上
記和集合手段により得られた和集合に含まれる区間から
事故が発生した区間を絞り込む絞り込み手段と、上記検
証手段と上記絞り込み手段で判定した結果を出力する出
力手段とを備えたことを特徴とする電力系統の事故区間
判定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6762093A JPH06261445A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 電力系統の事故区間判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6762093A JPH06261445A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 電力系統の事故区間判定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06261445A true JPH06261445A (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=13350206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6762093A Pending JPH06261445A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 電力系統の事故区間判定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06261445A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008206309A (ja) * | 2007-02-20 | 2008-09-04 | Toshiba Corp | 事故点推定機能付きリレー応動シミュレーション方法、そのシステム、及びそのプログラム |
| CN110716494A (zh) * | 2019-11-13 | 2020-01-21 | 中国航发动力股份有限公司 | 刀具参数识别法和基于刀具参数的摆线加工参数优化方法 |
-
1993
- 1993-03-03 JP JP6762093A patent/JPH06261445A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008206309A (ja) * | 2007-02-20 | 2008-09-04 | Toshiba Corp | 事故点推定機能付きリレー応動シミュレーション方法、そのシステム、及びそのプログラム |
| CN110716494A (zh) * | 2019-11-13 | 2020-01-21 | 中国航发动力股份有限公司 | 刀具参数识别法和基于刀具参数的摆线加工参数优化方法 |
| CN110716494B (zh) * | 2019-11-13 | 2020-11-17 | 中国航发动力股份有限公司 | 刀具参数识别法和基于刀具参数的摆线加工参数优化方法 |
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