JPH06261920A - 超音波前立腺治療装置 - Google Patents
超音波前立腺治療装置Info
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- JPH06261920A JPH06261920A JP5109693A JP5109693A JPH06261920A JP H06261920 A JPH06261920 A JP H06261920A JP 5109693 A JP5109693 A JP 5109693A JP 5109693 A JP5109693 A JP 5109693A JP H06261920 A JPH06261920 A JP H06261920A
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- Japan
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- ultrasonic
- prostate
- probe
- electrostrictive element
- treatment
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 個々の患者に応じた超音波照射プローブの位
置決めが不要であり、しかも対象部位のみを確実に加温
し、従って適切な加温治療を行う。 【構成】 経尿道的に挿入可能な超音波照射プローブ1
1と、このプローブ内に設けられ超音波振動を発生する
電歪素子12とを備え、この電歪素子からの振動エネル
ギによって前立腺の患部の温熱治療を行なう超音波前立
腺治療装置において、プローブ内部に電歪素子を複数個
配設し、これら電歪素子を装置本体に設けた電歪素子駆
動選択スイッチをオン・オフ制御することによって選択
的に駆動する。
置決めが不要であり、しかも対象部位のみを確実に加温
し、従って適切な加温治療を行う。 【構成】 経尿道的に挿入可能な超音波照射プローブ1
1と、このプローブ内に設けられ超音波振動を発生する
電歪素子12とを備え、この電歪素子からの振動エネル
ギによって前立腺の患部の温熱治療を行なう超音波前立
腺治療装置において、プローブ内部に電歪素子を複数個
配設し、これら電歪素子を装置本体に設けた電歪素子駆
動選択スイッチをオン・オフ制御することによって選択
的に駆動する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は生体組織の患部に超音波
を当てて温熱治療を行なう前立腺治療装置に関する。
を当てて温熱治療を行なう前立腺治療装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の前立腺治療装置を用いる
温熱治療には、RF電磁波放射により前立腺を誘電加温
するRF加温治療とマイクロ波放射により前立腺を加温
するマイクロ波加温治療が一般に知られている。RF加
温治療においては、図10に示すように直腸1に挿入さ
れた電磁波放射プローブ2と、体外の腹部に設けた電極
板3間に流れる高周波電流により前立腺4を加温して治
療を行っていた。
温熱治療には、RF電磁波放射により前立腺を誘電加温
するRF加温治療とマイクロ波放射により前立腺を加温
するマイクロ波加温治療が一般に知られている。RF加
温治療においては、図10に示すように直腸1に挿入さ
れた電磁波放射プローブ2と、体外の腹部に設けた電極
板3間に流れる高周波電流により前立腺4を加温して治
療を行っていた。
【0003】また、マイクロ波加温治療においては、図
11に示すようにアンテナを内蔵したプローブ5を尿道
6に挿入し、このアンテナからマイクロ波を放射する。
このマイクロ波が前立腺4の組織内の分子振動を起こ
し、前立腺4を加温して治療を行っていた。
11に示すようにアンテナを内蔵したプローブ5を尿道
6に挿入し、このアンテナからマイクロ波を放射する。
このマイクロ波が前立腺4の組織内の分子振動を起こ
し、前立腺4を加温して治療を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前立腺4の大
きさ、位置には個人差があるため、上述したRF加温治
療、マイクロ波加温治療では、その加温範囲が前立腺4
をカバーするようにプローブ2,5の位置決めを患者ご
とに行わなければならず、繁雑であるという問題があっ
た。また、これらの長さ方向の加温範囲はプローブ2,
5で決まってしまうため、上述の位置決めが不適切であ
ったり、加温すべき範囲の長さ方向の長さがプローブ
2,5の加温範囲よりも短い場合には加温対象でない部
位までも加温してしまう虞がある。さらに、従来は前立
腺4の全体を加温していたため、例えば、前立腺4の一
部が肥大しているような場合には、その部分のみを加温
することができなかった。
きさ、位置には個人差があるため、上述したRF加温治
療、マイクロ波加温治療では、その加温範囲が前立腺4
をカバーするようにプローブ2,5の位置決めを患者ご
とに行わなければならず、繁雑であるという問題があっ
た。また、これらの長さ方向の加温範囲はプローブ2,
5で決まってしまうため、上述の位置決めが不適切であ
ったり、加温すべき範囲の長さ方向の長さがプローブ
2,5の加温範囲よりも短い場合には加温対象でない部
位までも加温してしまう虞がある。さらに、従来は前立
腺4の全体を加温していたため、例えば、前立腺4の一
部が肥大しているような場合には、その部分のみを加温
することができなかった。
【0005】そこで本発明は、個々の患者に応じたプロ
ーブの位置決めが不要であり、しかも対象部位のみを確
実に加温でき、従って適切な加温治療を行うことができ
る前立腺治療装置を提供しようとするものである。
ーブの位置決めが不要であり、しかも対象部位のみを確
実に加温でき、従って適切な加温治療を行うことができ
る前立腺治療装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、生体内に挿入
されるプローブと、このプローブ内に設けられ超音波振
動を発生する超音波振動子とを備え、超音波振動子から
の振動エネルギによって生体組織の患部の温熱治療を行
なう超音波前立腺治療装置において、プローブ内部に超
音波振動子を複数個配設し、これら超音波振動子をそれ
ぞれ選択的に駆動する超音波振動子駆動手段を備えたも
のである。
されるプローブと、このプローブ内に設けられ超音波振
動を発生する超音波振動子とを備え、超音波振動子から
の振動エネルギによって生体組織の患部の温熱治療を行
なう超音波前立腺治療装置において、プローブ内部に超
音波振動子を複数個配設し、これら超音波振動子をそれ
ぞれ選択的に駆動する超音波振動子駆動手段を備えたも
のである。
【0007】
【作用】このような構成の本発明においては、プローブ
を生体内に挿入し、複数個の超音波振動子のうち、治療
を行う生体組織の患部に対応した超音波振動子を選択的
に駆動させて超音波を患部の加温すべき部位に向けて照
射する。
を生体内に挿入し、複数個の超音波振動子のうち、治療
を行う生体組織の患部に対応した超音波振動子を選択的
に駆動させて超音波を患部の加温すべき部位に向けて照
射する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0009】図1は本実施例にかかる超音波前立腺治療
装置の超音波照射プローブ11の先端断面図で、この超
音波照射プローブ11は経尿道的に挿入可能である。ま
た超音波照射プローブ11の内部には、このプローブ1
1の長さ方向に超音波振動子としての円筒形状の電歪素
子12が複数個、例えば6個配設されており、これら電
歪素子12を固定するための固定部材13が設けられて
いる。なお、これら電歪素子12は、その径方向に振動
可能に形成されている。
装置の超音波照射プローブ11の先端断面図で、この超
音波照射プローブ11は経尿道的に挿入可能である。ま
た超音波照射プローブ11の内部には、このプローブ1
1の長さ方向に超音波振動子としての円筒形状の電歪素
子12が複数個、例えば6個配設されており、これら電
歪素子12を固定するための固定部材13が設けられて
いる。なお、これら電歪素子12は、その径方向に振動
可能に形成されている。
【0010】前記超音波照射プローブ11内には、電歪
素子12のそれぞれに電力を供給するための信号線14
が設けられている。なお、超音波照射プローブ11内壁
と電歪素子12との間には脱気水15が充満しており、
この脱気水15は灌流手段(図示しない)によって、超
音波照射プローブ11内を灌流するようになっている。
素子12のそれぞれに電力を供給するための信号線14
が設けられている。なお、超音波照射プローブ11内壁
と電歪素子12との間には脱気水15が充満しており、
この脱気水15は灌流手段(図示しない)によって、超
音波照射プローブ11内を灌流するようになっている。
【0011】前記超音波照射プローブ11の先端部に
は、このプローブ11を電歪素子12が患部を有効に治
療できる位置に確実に装着するためのバルーン16が設
けられている。また、この超音波照射プローブ11の外
側には、その表面温度を測定するための温度センサ1
7、例えば熱電対やサーミスタ等が設けられている。
は、このプローブ11を電歪素子12が患部を有効に治
療できる位置に確実に装着するためのバルーン16が設
けられている。また、この超音波照射プローブ11の外
側には、その表面温度を測定するための温度センサ1
7、例えば熱電対やサーミスタ等が設けられている。
【0012】図2は前記電歪素子12を駆動する超音波
素子駆動手段としての装置本体21の構成図で、この装
置本体21は絶縁トランス22、電歪素子駆動選択スイ
ッチ23、スイッチ制御部24、増幅器25、発振器2
6、出力制御回路27を備えている。
素子駆動手段としての装置本体21の構成図で、この装
置本体21は絶縁トランス22、電歪素子駆動選択スイ
ッチ23、スイッチ制御部24、増幅器25、発振器2
6、出力制御回路27を備えている。
【0013】前記発振器26は増幅器25が接続されて
おり、この増幅器25には電歪素子駆動選択スイッチ2
3の一端が接続されている。この電歪素子駆動選択スイ
ッチ23はリレー、アナログスイッチ、マルチプレクサ
等により構成されており、電歪素子駆動選択スイッチ2
3の他端には絶縁トランス22の一端が接続されてい
る。
おり、この増幅器25には電歪素子駆動選択スイッチ2
3の一端が接続されている。この電歪素子駆動選択スイ
ッチ23はリレー、アナログスイッチ、マルチプレクサ
等により構成されており、電歪素子駆動選択スイッチ2
3の他端には絶縁トランス22の一端が接続されてい
る。
【0014】前記絶縁トランス22の他端はケーブル2
8を介して前記電歪素子12に接続されている。そし
て、前記発振器26から発生した信号は増幅器25で増
幅され、絶縁トランス22を介して各電歪素子12に印
加されるようになっている。なお、ケーブル28はセン
サ信号線29を有し、このセンサ信号線29の一端は前
記温度センサ17に接続されている。
8を介して前記電歪素子12に接続されている。そし
て、前記発振器26から発生した信号は増幅器25で増
幅され、絶縁トランス22を介して各電歪素子12に印
加されるようになっている。なお、ケーブル28はセン
サ信号線29を有し、このセンサ信号線29の一端は前
記温度センサ17に接続されている。
【0015】前記センサ信号線29の他端は前記出力制
御回路27に接続されており、この出力制御回路27は
前記発振器26に接続されている。この出力制御回路2
7は温度センサ17からの信号を入力し、発振器26に
対して生体組織の温度が危険値を越えないようにオン・
オフ制御する制御信号を出力するようになっている。な
お、前記スイッチ制御部24は、選択された電歪素子に
対応する電歪素子駆動選択スイッチ23を駆動制御する
ようになっている。
御回路27に接続されており、この出力制御回路27は
前記発振器26に接続されている。この出力制御回路2
7は温度センサ17からの信号を入力し、発振器26に
対して生体組織の温度が危険値を越えないようにオン・
オフ制御する制御信号を出力するようになっている。な
お、前記スイッチ制御部24は、選択された電歪素子に
対応する電歪素子駆動選択スイッチ23を駆動制御する
ようになっている。
【0016】このような構成の本実施例においては、超
音波照射プローブ11を用いて前立腺31の加温治療を
行なう場合は、図3に示すように、まず尿道32内に超
音波照射プローブ11を挿入してバルーン16が装着さ
れた先端部を膀胱33内に突出させる。この状態でバル
ーン16を膨張させ、尿道起始部の近傍に位置する膀胱
の内壁33aにバルーン16を接触させる。こうして、
尿道32内に超音波照射プローブ11が装着される。
音波照射プローブ11を用いて前立腺31の加温治療を
行なう場合は、図3に示すように、まず尿道32内に超
音波照射プローブ11を挿入してバルーン16が装着さ
れた先端部を膀胱33内に突出させる。この状態でバル
ーン16を膨張させ、尿道起始部の近傍に位置する膀胱
の内壁33aにバルーン16を接触させる。こうして、
尿道32内に超音波照射プローブ11が装着される。
【0017】次に、治療前に予めX線、超音波、MRI
等によって確認した患者の前立腺31の位置及び大きさ
と、バルーン16と電歪素子12との位置関係および電
歪素子12の長さ等から、加温するために必要な電歪素
子12を選択する。
等によって確認した患者の前立腺31の位置及び大きさ
と、バルーン16と電歪素子12との位置関係および電
歪素子12の長さ等から、加温するために必要な電歪素
子12を選択する。
【0018】そして装置本体21のスイッチ制御部24
を操作し、これら選択された電歪素子12に対応した電
歪素子駆動選択スイッチ23を選択的に駆動して、前立
腺31を治療するのに最適な強度と振動数の超音波振動
を電歪素子12から発振する。各電歪素子12から発振
された振動波は、前立腺31に向けて照射され、前立腺
31を効果的に加温治療する。
を操作し、これら選択された電歪素子12に対応した電
歪素子駆動選択スイッチ23を選択的に駆動して、前立
腺31を治療するのに最適な強度と振動数の超音波振動
を電歪素子12から発振する。各電歪素子12から発振
された振動波は、前立腺31に向けて照射され、前立腺
31を効果的に加温治療する。
【0019】このように、超音波照射プローブ11内
に、その長さ方向に複数個の電歪素子12を配設し、個
々の患者の前立腺31の形状、大きさに応じて、選択的
に電歪素子12を駆動するため、超音波照射プローブ1
1の位置決めを行わずに、加温範囲を変えることができ
るため、操作を簡便化でき、かつ近傍の正常組織、例え
ば尿道括約筋34に影響を与えずに前立腺31のみを加
温でき、したがって適切に加温治療を行うことができ、
さらに、前立腺31の一部のみを加温することができる
ため、前立腺31の他の部分を加温することなく正確に
加温治療を行うことができる。
に、その長さ方向に複数個の電歪素子12を配設し、個
々の患者の前立腺31の形状、大きさに応じて、選択的
に電歪素子12を駆動するため、超音波照射プローブ1
1の位置決めを行わずに、加温範囲を変えることができ
るため、操作を簡便化でき、かつ近傍の正常組織、例え
ば尿道括約筋34に影響を与えずに前立腺31のみを加
温でき、したがって適切に加温治療を行うことができ、
さらに、前立腺31の一部のみを加温することができる
ため、前立腺31の他の部分を加温することなく正確に
加温治療を行うことができる。
【0020】なお、本実施例においては、超音波照射プ
ローブ11に内蔵した電歪素子12が6個のものについ
て述べたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、
加温有効長を変えずに電歪素子12の数を増加してもよ
い。このようにすることによって、加温部位の精度をよ
り向上することができる。
ローブ11に内蔵した電歪素子12が6個のものについ
て述べたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、
加温有効長を変えずに電歪素子12の数を増加してもよ
い。このようにすることによって、加温部位の精度をよ
り向上することができる。
【0021】また、超音波照射プローブ11の外表面に
電歪素子12が内蔵されている位置に造影剤を被覆して
もよい。このようにすることによってX線透視下で前立
腺31と電歪素子12との位置関係を把握し、駆動すべ
き電歪素子12を選択できるため、より確実に前立腺3
1のみを加温できる。次に、本発明の他の実施例を図面
を参照して説明する。なお、前記実施例と同一部分には
同一符号を付して詳細な説明を省略する。
電歪素子12が内蔵されている位置に造影剤を被覆して
もよい。このようにすることによってX線透視下で前立
腺31と電歪素子12との位置関係を把握し、駆動すべ
き電歪素子12を選択できるため、より確実に前立腺3
1のみを加温できる。次に、本発明の他の実施例を図面
を参照して説明する。なお、前記実施例と同一部分には
同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0022】これは図4に示すように、超音波照射プロ
ーブ35の外表面に、温度センサ17が電歪素子12が
設けられている範囲に長さ方向および径方向に複数個設
けている。例えば温度センサ17を超音波照射プローブ
35の外周面に沿って90度間隔で4個設け、これらを
1セットとして長さ方向に5セット配設している。
ーブ35の外表面に、温度センサ17が電歪素子12が
設けられている範囲に長さ方向および径方向に複数個設
けている。例えば温度センサ17を超音波照射プローブ
35の外周面に沿って90度間隔で4個設け、これらを
1セットとして長さ方向に5セット配設している。
【0023】図5はこの超音波照射プローブ35を駆動
する装置本体36で、それぞれの温度センサ17はセン
サ信号線29の一端にそれぞれ接続されている。これら
センサ信号線29の他端には温度検知部41に接続され
ており、この温度検知部41はスイッチ制御部24に接
続されている。また、温度検知部41は温度センサ17
からの信号を入力し、組織の温度が危険値を越えないよ
うに、各温度センサ17に対応する電歪素子駆動選択ス
イッチ23を制御する制御信号をスイッチ制御部24に
送るようになっている。
する装置本体36で、それぞれの温度センサ17はセン
サ信号線29の一端にそれぞれ接続されている。これら
センサ信号線29の他端には温度検知部41に接続され
ており、この温度検知部41はスイッチ制御部24に接
続されている。また、温度検知部41は温度センサ17
からの信号を入力し、組織の温度が危険値を越えないよ
うに、各温度センサ17に対応する電歪素子駆動選択ス
イッチ23を制御する制御信号をスイッチ制御部24に
送るようになっている。
【0024】このような本実施例においては、前立腺3
1の加温治療を行なう場合は前記実施例と同様に尿道3
2内に超音波照射プローブ35を装着する。そして、治
療前に予めX線、超音波、MRI等によって確認した患
者の前立腺31の位置及び大きさと、バルーン16と電
歪素子12との位置関係および電歪素子12の長さ等か
ら、加温するために必要な電歪素子12を選択する。こ
のとき、予め確認した患者の前立腺31の位置及び大き
さから、前立腺31に隣接している正常組織の部位を測
温する温度検出センサ16を特定する。
1の加温治療を行なう場合は前記実施例と同様に尿道3
2内に超音波照射プローブ35を装着する。そして、治
療前に予めX線、超音波、MRI等によって確認した患
者の前立腺31の位置及び大きさと、バルーン16と電
歪素子12との位置関係および電歪素子12の長さ等か
ら、加温するために必要な電歪素子12を選択する。こ
のとき、予め確認した患者の前立腺31の位置及び大き
さから、前立腺31に隣接している正常組織の部位を測
温する温度検出センサ16を特定する。
【0025】次に、装置本体36のスイッチ制御部24
を操作し、これら選択された電歪素子12に対応した電
歪素子駆動選択スイッチ23を選択的に駆動して、前立
腺31を治療するのに最適な強度と振動数の超音波振動
を電歪素子12から発振する。各電歪素子12から発振
された振動波は、前立腺31に向けて放射され、前立腺
31を効果的に加温治療する。
を操作し、これら選択された電歪素子12に対応した電
歪素子駆動選択スイッチ23を選択的に駆動して、前立
腺31を治療するのに最適な強度と振動数の超音波振動
を電歪素子12から発振する。各電歪素子12から発振
された振動波は、前立腺31に向けて放射され、前立腺
31を効果的に加温治療する。
【0026】このとき、前立腺31に隣接している正常
組織の組織温度が上昇した場合には、その温度が危険値
を越える前に、かかる組織の位置に対応する電歪素子1
2の電歪素子駆動選択スイッチ23をオフして、この電
歪素子12の駆動を停止する。こうして、かかる正常組
織の温度は低下し、組織の損傷が防止される。
組織の組織温度が上昇した場合には、その温度が危険値
を越える前に、かかる組織の位置に対応する電歪素子1
2の電歪素子駆動選択スイッチ23をオフして、この電
歪素子12の駆動を停止する。こうして、かかる正常組
織の温度は低下し、組織の損傷が防止される。
【0027】このように本実施例においても、前記実施
例と同様な効果があり、さらに、超音波照射プローブ3
5の外表面に温度センサ17を離隔して複数設けたこと
により、前立腺31の加温に伴う熱伝導による隣接正常
組織の加温を防止でき、より適切に前立腺31を加温で
きる。次に、本発明の他の実施例を図面を参照して説明
する。なお、前記実施例と同一部分には同一符号を付し
て詳細な説明を省略する。
例と同様な効果があり、さらに、超音波照射プローブ3
5の外表面に温度センサ17を離隔して複数設けたこと
により、前立腺31の加温に伴う熱伝導による隣接正常
組織の加温を防止でき、より適切に前立腺31を加温で
きる。次に、本発明の他の実施例を図面を参照して説明
する。なお、前記実施例と同一部分には同一符号を付し
て詳細な説明を省略する。
【0028】図6は超音波照射プローブ37内部の斜視
図で、図1に示した電歪素子と同様の4個の円筒型電歪
素子42,43,44,45が長さ方向に複数配設さ
れ、しかもこれら円筒型電歪素子42,43,44,4
5がさらに縦方向に均等に4分割されて、分割電歪素子
42a,43a,44a,45aが形成されている。
図で、図1に示した電歪素子と同様の4個の円筒型電歪
素子42,43,44,45が長さ方向に複数配設さ
れ、しかもこれら円筒型電歪素子42,43,44,4
5がさらに縦方向に均等に4分割されて、分割電歪素子
42a,43a,44a,45aが形成されている。
【0029】図7は超音波照射プローブ37の電歪素子
42,43,44,45を駆動する装置本体38の構成
図で、分割電歪素子42a,43a,44a,45aが
それぞれ絶縁トランス22に接続されている。この絶縁
トランス22には電歪素子駆動選択スイッチ23が接続
されており、この電歪素子駆動選択スイッチ23は分割
電歪素子42a,43a,44a,45aにそれぞれ対
応している。
42,43,44,45を駆動する装置本体38の構成
図で、分割電歪素子42a,43a,44a,45aが
それぞれ絶縁トランス22に接続されている。この絶縁
トランス22には電歪素子駆動選択スイッチ23が接続
されており、この電歪素子駆動選択スイッチ23は分割
電歪素子42a,43a,44a,45aにそれぞれ対
応している。
【0030】前記スイッチ制御部24には操作部46が
接続されており、スイッチ制御部24は操作部46から
選択された電歪素子42,43,44,45に対応する
電歪素子駆動選択スイッチ23を駆動制御する。
接続されており、スイッチ制御部24は操作部46から
選択された電歪素子42,43,44,45に対応する
電歪素子駆動選択スイッチ23を駆動制御する。
【0031】なお、図示はしないが、前記実施例と同様
に、超音波照射プローブ37の外表面には組織温度を検
出するための温度センサが配設され、これら温度センサ
はセンサ信号線を介して装置本体38の温度検知部に接
続しており、組織温度が危険値に達しないようにスイッ
チをオン・オフ制御するようになっている。
に、超音波照射プローブ37の外表面には組織温度を検
出するための温度センサが配設され、これら温度センサ
はセンサ信号線を介して装置本体38の温度検知部に接
続しており、組織温度が危険値に達しないようにスイッ
チをオン・オフ制御するようになっている。
【0032】このような構成の本実施例においては、前
立腺31の加温治療を行なう場合は前記実施例と同様に
尿道32内に超音波照射プローブ37を装着する。そし
て、前立腺31の肥大が偏っているような場合には、そ
の肥大部分に位置する一部の電歪素子、例えば分割電歪
素子43aを選択し、この電歪素子43aのみ駆動して
温熱治療を行う。
立腺31の加温治療を行なう場合は前記実施例と同様に
尿道32内に超音波照射プローブ37を装着する。そし
て、前立腺31の肥大が偏っているような場合には、そ
の肥大部分に位置する一部の電歪素子、例えば分割電歪
素子43aを選択し、この電歪素子43aのみ駆動して
温熱治療を行う。
【0033】このように本実施例においても、前記実施
例と同様な効果があり、電歪素子42,43,44,4
5を縦方向に分割することにより、さらに加温に指向性
をもたせることができ、従って前立腺31の肥大が偏っ
ているような場合、肥大部位に対応する素子のみを駆動
することにより、肥大部のみを適切に加温することがで
きる。
例と同様な効果があり、電歪素子42,43,44,4
5を縦方向に分割することにより、さらに加温に指向性
をもたせることができ、従って前立腺31の肥大が偏っ
ているような場合、肥大部位に対応する素子のみを駆動
することにより、肥大部のみを適切に加温することがで
きる。
【0034】なお、本実施例においては、電歪素子の形
状は円筒形状のまま縦方向に分割したものについて述べ
たが、必ずしもこれに限定されるものではなく、図8に
示すように電歪素子39の側面形状を凹面形状としても
よい。このようにすることにより、超音波の収束性が向
上し、ピンポイント的に加温でき、したがってより確実
に組織の温度を上昇することができる。
状は円筒形状のまま縦方向に分割したものについて述べ
たが、必ずしもこれに限定されるものではなく、図8に
示すように電歪素子39の側面形状を凹面形状としても
よい。このようにすることにより、超音波の収束性が向
上し、ピンポイント的に加温でき、したがってより確実
に組織の温度を上昇することができる。
【0035】また、図9に示すように超音波照射プロー
ブ37の一部に超音波遮断部材43または超音波吸収部
材43を設けてもよい。この場合、超音波遮断部材43
または超音波吸収部材43を前立腺31周辺の組織の近
傍に設けることにより、前立腺31周辺の組織の損傷に
よる副作用(例えば、尿道括約筋34を損傷すると失禁
を引起こす等)が生じることなく、適切に温熱治療を行
うことができる。
ブ37の一部に超音波遮断部材43または超音波吸収部
材43を設けてもよい。この場合、超音波遮断部材43
または超音波吸収部材43を前立腺31周辺の組織の近
傍に設けることにより、前立腺31周辺の組織の損傷に
よる副作用(例えば、尿道括約筋34を損傷すると失禁
を引起こす等)が生じることなく、適切に温熱治療を行
うことができる。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、個
々の患者に応じたプローブの位置決めが不要であり、し
かも対象部位のみを確実に加温でき、従って適切な加温
治療を行うことができる前立腺治療装置を提供できるも
のである。
々の患者に応じたプローブの位置決めが不要であり、し
かも対象部位のみを確実に加温でき、従って適切な加温
治療を行うことができる前立腺治療装置を提供できるも
のである。
【図1】本発明の一実施例を示す超音波照射プローブの
側断面図。
側断面図。
【図2】同実施例における装置本体の要部構成を示す
図。
図。
【図3】同実施例の作用説明図。
【図4】本発明の他の実施例を示す超音波照射プローブ
の側面図および正面図。
の側面図および正面図。
【図5】同実施例における装置本体の要部構成を示す
図。
図。
【図6】本発明の他の実施例を示す超音波照射プローブ
の内部構造の斜視図。
の内部構造の斜視図。
【図7】同実施例における装置本体の要部構成を示す
図。
図。
【図8】同実施例における超音波照射プローブの変形例
を示す図。
を示す図。
【図9】同実施例における超音波照射プローブの変形例
を示す図。
を示す図。
【図10】従来の温熱治療を説明する図。
【図11】従来の温熱治療を説明する図。
11,35,37…超音波照射プローブ 12…電歪素子 21,36,38…装置本体 23…電歪素子駆動選択スイッチ 24…スイッチ制御部 31…前立腺
Claims (1)
- 【請求項1】 生体内に挿入されるプローブと、このプ
ローブ内に設けられ超音波振動を発生する超音波振動子
とを備え、前記超音波振動子からの振動エネルギによっ
て生体組織の患部の温熱治療を行なう超音波前立腺治療
装置において、前記プローブ内部に前記超音波振動子を
複数個配設し、これら超音波振動子をそれぞれ選択的に
駆動する超音波振動子駆動手段を具備することを特徴と
する超音波前立腺治療装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5109693A JPH06261920A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 超音波前立腺治療装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5109693A JPH06261920A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 超音波前立腺治療装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06261920A true JPH06261920A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=12877285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5109693A Withdrawn JPH06261920A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 超音波前立腺治療装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06261920A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020072012A (ko) * | 2001-03-08 | 2002-09-14 | 주식회사 쏘닉테크 | 초음파 전립선 치료기 |
-
1993
- 1993-03-11 JP JP5109693A patent/JPH06261920A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020072012A (ko) * | 2001-03-08 | 2002-09-14 | 주식회사 쏘닉테크 | 초음파 전립선 치료기 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000530 |