JPH06263298A - 紙送り装置 - Google Patents

紙送り装置

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JPH06263298A
JPH06263298A JP7889193A JP7889193A JPH06263298A JP H06263298 A JPH06263298 A JP H06263298A JP 7889193 A JP7889193 A JP 7889193A JP 7889193 A JP7889193 A JP 7889193A JP H06263298 A JPH06263298 A JP H06263298A
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Eiji Maruyama
榮治 丸山
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TAKUMI SEIKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙送り不良および紙粉による周囲を汚すこと
を防止するとともに、用紙の厚さを問わない紙送り装置
を提供する。 【構成】 支持体1は、間隔を隔てて対向する突片11
を有している。紙送用部材2は、弾力性を有する部材で
構成され、紙接触部21と、支持片22とを有し、紙接
触部21が紙と接触する接触面211を構成し、支持片
22が紙接触部21の相対向する両辺に互いに対向する
ように間隔を隔てて設けられ、支持体1に対し、突11
片間に支持片22が挟持されるように組み合わされてい
る。挟持する前の突片間の内間隔をD1とし、支持片2
2間の外間隔をD2としたとき、 D1<D112 を満たす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】紙送り装置は、プリンタ、ファックス等
のOA機器に使用され、用紙を送り出す機能を有してい
る。従来の紙送り装置は、一般的にはローラの形状を有
していて、支持体と、紙送用部材とを備えている。紙送
用部材は、低硬度ゴムで構成され、支持体の周囲を覆っ
ていて、紙接触面と用紙との間の摩擦力により用紙を送
り出す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
紙送り装置は、以下の問題点を有する。 (A)紙送用部材が低硬度ゴムで構成されているので、
紙との接触面積が狭い。このため、紙送り不良を生じ易
い。 (B)紙送用部材が低硬度ゴムで構成されているので、
長時間の使用により、紙送用部材が用紙から受ける摩擦
力により摩耗する。また紙粉がゴムの表面に付着する。
このため、紙送用部材と用紙との間の摩擦力が減少して
紙送りが悪くなる。 (C)紙送用部材が低硬度ゴムで構成されているので、
時間の経過に伴い、紫外線の照射やオゾン等による低硬
度ゴムの硬度の劣化をきたす。このため、紙送用部材と
用紙との間の摩擦力が減少して紙送りが悪くなる。 (D)紙接触面に強い摩擦力が働くため、用紙が剥げ落
ちて紙粉が発生し、周囲を汚す。 (E)紙送用部材が低硬度ゴムで構成されているので、
用紙が所定以上の厚みになると、他の手段と併用しない
かぎり、紙送りできない。
【0004】そこで、本発明の第1の課題は、紙送りを
確実に行な得る紙送り装置を提供することである。
【0005】本発明の第2の課題は、長時間使用による
紙送用部材の摩耗を防ぐことにより、紙送り不良を防止
し得る紙送り装置を提供することである。
【0006】本発明の第3の課題は、時間の経過に伴う
紫外線の照射やオゾン等による紙送用部材の硬度の劣化
に対しても、紙送り不良を防止し得る紙送り装置を提供
することである。
【0007】本発明の第4の課題は、摩擦力により用紙
が剥げ落ちることがなく、紙粉によって周囲を汚すこと
のない紙送り装置を提供することである。
【0008】本発明の第5の課題は、用紙の厚さを問わ
ずに、紙送りを行うことの可能な紙送り装置を提供する
ことである。
【0009】本発明の第6の課題は、接着剤、ビス等で
固定することなく容易に組み立てることの可能な紙送り
装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題解決のた
め、本発明は、支持体と、紙送用部材とを有する紙送り
装置であって、前記支持体は、間隔を隔てて対向する突
片を有しており、前記紙送用部材は、弾力性を有する部
材で構成され、紙接触部と、支持片とを有し、前記紙接
触部が紙と接触する接触面を構成し、前記支持片が前記
紙接触部の相対向する両辺に互いに対向するように間隔
を隔てて設けられ、前記支持体に対し、前記突片間に前
記支持片が挟持されるように組み合わされており、挟持
する前の前記突片間の内間隔をD1とし、前記支持片間
の外間隔をD2としたとき、 D1<D2 を満たす。
【0011】
【作用】支持体は間隔を隔てて対向する突片を有してお
り、紙送用部材は弾力性を有する部材で構成され、紙接
触部と、支持片とを有し、紙接触部が紙と接触する接触
面を構成し、支持片が紙接触部の相対向する両辺に互い
に対向するように間隔を隔てて設けられ、支持体に対
し、突片間に支持片が挟持されるように組み合わされて
いるから、支持片を突片に接着剤、ビス等で固定するこ
となく容易に組み立てることができる。
【0012】紙送用部材が弾力性を有し、挟持する前の
突片間の内間隔をD1とし、支持片間の外間隔をD2と
したとき、D1<D2を満たすから、紙送用部材の支持
片が突片によって加圧され、紙接触部が外側に盛り上が
る。このため、紙送りを行う際に、紙接触部が深くつぶ
れ、用紙と接触する面積が増加する。従って、紙送りが
確実に行なわれる。
【0013】上記のように、紙送用部材は、弾力性を有
し、紙接触部が深くつぶれるので、用紙と接触する面積
が増加し、紙接触部の用紙との接触面における単位面積
当たりの摩擦力が減少する。このため、紙送用部材の摩
耗は、減少する。従って、長時間使用しても、紙送用部
材の摩耗による摩擦力が減少せず、紙送り不良を防止す
ることができる。
【0014】時間の経過に伴い、紫外線の照射やオゾン
等による紙送用部材の硬度の劣化をきたしても、上記の
ように紙接触部は、深くつぶれるので、紙送用部材が用
紙から受ける摩擦力の減少を緩和することができる。こ
のため、紙送り不良を防止することができる。
【0015】紙送用部材は、上記のように、紙接触部が
深くつぶれ、用紙と接触する面積が増加し、紙接触部の
用紙との接触面における単位面積当りの摩擦力が減少す
るので、摩擦力により用紙が剥げ落ちることがない。こ
のため、紙粉を発生することがなく、紙粉よって周囲を
汚すこともない。
【0016】紙送用部材は、弾力性を有する部材で構成
されているから、用紙の厚みに対応してつぶれる。この
ため、用紙の厚さを問わずに紙送りを行うことができ
る。
【0017】
【実施例】図1は本発明に係る紙送り装置の正面断面図
である。図において、1は支持体、2は紙送用部材であ
る。
【0018】支持体1は、間隔を隔てて対向する突片1
1を有している。
【0019】紙送用部材2は、図では、リング状の形状
を有し、弾力性を有する部材、例えば、ゴム、合成樹脂
で構成され、紙接触部21と、支持片22とを有してい
る。紙接触部21は、紙と接触する接触面211を構成
しており、支持片22は紙接触部21の相対向する両辺
に互いに対向するように間隔を隔てて設けられ、支持体
1に対し、突片間11に支持片22が挟持されるように
組み合わされている。そして、図2に示すように、挟持
する前の突片11間の内間隔をD1とし、支持片22間
の外間隔をD2としたとき、D1<D2を満たしてい
る。
【0020】上述のように、支持体1は間隔を隔てて対
向する突片11を有しており、紙送用部材2は弾力性を
有する部材で構成され、紙接触部21と、支持片22と
を有し、紙接触部21が紙と接触する接触面211を構
成し、支持片22が紙接触部21の相対向する両辺に互
いに対向するように間隔を隔てて設けられ、支持体1に
対し、突片11間に支持片22が挟持されるように組み
合わされているから、支持片22を突片11に接着剤、
ビス等で固定することなく容易に組み立てることができ
る。
【0021】紙送用部材2が弾力性を有し、挟持する前
の突片11間の内間隔をD1とし、支持片間の外間隔を
D2としたとき、D1<D2を満たすから、紙送用部材
2の支持片22が突片11によって加圧され、紙接触部
21が外側に盛り上がる(図1参照)。このため、紙送
りを行う際、図3に示すように、紙接触部21が深くつ
ぶれ、用紙30と接触する面積が増加する。従って、紙
送りが確実に行なわれる。
【0022】上記のように、紙送用部材2は、弾力性を
有し、紙接触部21が深くつぶれるので、用紙30と接
触する面積が増加し、紙接触部21の用紙との接触面2
11における単位面積当たりの摩擦力が減少する。この
ため、紙送用部材2の摩耗は、減少する。従って、長時
間使用しても、紙送用部材2の摩耗による摩擦力が減少
せず、紙送り不良を防止することができる。
【0023】時間の経過に伴い、紫外線の照射やオゾン
等による紙送用部材2の硬度の劣化をきたしても、上記
のように紙接触部21は、深くつぶれるので、紙送用部
材2が用紙から受ける摩擦力の減少を緩和することがで
きる。このため、紙送り不良を防止することができる。
【0024】紙送用部材2は、上記のように、紙接触部
21が深くつぶれ、用紙30と接触する面積が増加し、
紙接触部21の用紙30との接触面211における単位
面積当りの摩擦力が減少するので、摩擦力により用紙3
0が剥げ落ちることがない。このため、紙粉を発生する
ことがなく、紙粉よって周囲を汚すこともない。
【0025】紙送用部材2は、弾力性を有する部材で構
成されているから、用紙30の厚みに対応してつぶれ
る。このため、用紙30の厚さを問わずに紙送りを行う
ことができる。
【0026】図1では、紙送用部材2と支持体1との間
に空洞Aを有し、支持体1が空気抜き孔12を有し、空
気抜き孔12が空洞Aから外部に連通しているタイプの
ものを示している。こうすることで、紙送用部材2は、
つぶれた後、再び元の形状に復帰し易くなる。
【0027】図4〜図7は本発明に係る紙送り装置の別
の実施例を示す図である。
【0028】図4の実施例のタイプは、紙送用部材2が
リング状の形状を有し、支持体1が貫通孔110を有し
ている。この貫通孔110は、軸心C上に設けられてい
る。このタイプは、貫通孔110が軸心C上に設けられ
ているから、この貫通孔110に支持棒111を通して
支持体1を固定する場合、支持体1の位置を調整するこ
とが可能となる。
【0029】図5および図6の実施例のタイプは、紙送
用部材2がリング状の形状を有し、支持体1が突片11
間の内間隔を調整できる。支持体1は、第1の支持部材
1aおよび第2の支持部材1bからなり、第1の支持部
材1aがボルト部11aを有し、第2の支持部材1bが
ナット部11bを有し、互いにボルト部11aとナット
部11とがねじ結合している。突片11間の内間隔の調
整は、ボルト部11aとナット部11bとのねじ結合の
深さを変えることにより行なう。このため、紙接触部2
1の湾曲調整および紙との接触面積の調整が可能とな
る。
【0030】図7の実施例のタイプは、支持体1の突片
11は、一方向に伸びている。紙送用部材2は、紙接触
部21の幅が用紙30よりも広く、断面が紙接触部21
と支持片22とで凹となる蓋で構成されている。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば次の
ような効果を得ることができる。 (a)紙送りを確実に行な得る紙送り装置を提供するこ
とができる。 (b)長時間使用による紙送用部材の摩耗を防ぐことに
より、紙送り不良を防止し得る紙送り装置を提供するこ
とができる。 (c)時間の経過に伴う紫外線の照射やオゾン等による
紙送用部材の硬度の劣化に対しても、紙送り不良を防止
し得る紙送り装置を提供することができる。 (d)摩擦力により用紙が剥げ落ちることがなく、紙粉
によって周囲を汚すことのない紙送り装置を提供するこ
とができる。 (e)用紙の厚さを問わずに、紙送りを行うことの可能
な紙送り装置を提供することができる。 (f)接着剤、ビス等で固定することなく容易に組み立
てることの可能な紙送り装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る紙送り装置の正面断面図である。
【図2】図1中に記載された支持体および紙送用部材に
ついての挟持前の形状を示す正面断面図である。
【図3】本発明に係る紙送り装置と用紙との接触部分の
状態を説明する図である。
【図4】本発明に係る紙送り装置の具体的な実施例にお
ける断面図である。
【図5】本発明に係る紙送り装置の具体的な実施例にお
ける断面図である。
【図6】本発明に係る紙送り装置の具体的な実施例にお
ける断面図である。
【図7】本発明に係る紙送り装置の具体的な実施例にお
ける断面図である。
【符号の説明】
1 支持体 2 紙送用部材 11 突片 12 空気抜き孔 21 紙接触部 22 支持片 30 用紙 110 貫通孔 111 支持棒 211 接触面 1a 第1の支持部材 1b 第2の支持部材 11a ナット部 11b ボルト部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体と、紙送用部材とを有する紙送り
    装置であって、 前記支持体は、間隔を隔てて対向する突片を有してお
    り、 前記紙送用部材は、弾力性を有する部材で構成され、紙
    接触部と、支持片とを有し、前記紙接触部が紙と接触す
    る接触面を構成し、前記支持片が前記紙接触部の相対向
    する両辺に互いに対向するように間隔を隔てて設けら
    れ、前記支持体に対し、前記突片間に前記支持片が挟持
    されるように組み合わされており、 挟持する前の前記突片間の内間隔をD1とし、前記支持
    片間の外間隔をD2としたとき、 D1<D2 を満たす紙送り装置。
  2. 【請求項2】 前記紙送用部材と前記支持体との間に空
    洞を有する請求項1に記載の紙送り装置。
  3. 【請求項3】 前記空洞は、密閉されている請求項2に
    記載の紙送り装置。
  4. 【請求項4】 前記支持体は、空気抜き孔を有し、前記
    空気抜き孔が前記空洞から外部に連通している請求項2
    に記載の紙送り装置。
  5. 【請求項5】 前記紙送用部材は、リング状の形状を有
    する請求項1、2、3または4に記載の紙送り装置。
  6. 【請求項6】 前記支持体は、貫通孔を有しており、前
    記貫通孔は軸心上に設けられている請求項5に記載の紙
    送り装置。
  7. 【請求項7】 前記支持体は、前記突片間の前記内間隔
    を調整できる請求項5または6に記載の紙送り装置。
  8. 【請求項8】 前記支持体の前記突片は、一方向に伸び
    ている請求項1、2、3または4に記載の紙送り装置。
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