JPH06264010A - 電着塗料、電着塗装部材及び電着塗装部材の製造方法 - Google Patents
電着塗料、電着塗装部材及び電着塗装部材の製造方法Info
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- JPH06264010A JPH06264010A JP25590393A JP25590393A JPH06264010A JP H06264010 A JPH06264010 A JP H06264010A JP 25590393 A JP25590393 A JP 25590393A JP 25590393 A JP25590393 A JP 25590393A JP H06264010 A JPH06264010 A JP H06264010A
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- electrodeposition coating
- electrodeposition
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- oxide
- film
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09C—TREATMENT OF INORGANIC MATERIALS, OTHER THAN FIBROUS FILLERS, TO ENHANCE THEIR PIGMENTING OR FILLING PROPERTIES ; PREPARATION OF CARBON BLACK ; PREPARATION OF INORGANIC MATERIALS WHICH ARE NO SINGLE CHEMICAL COMPOUNDS AND WHICH ARE MAINLY USED AS PIGMENTS OR FILLERS
- C09C1/00—Treatment of specific inorganic materials other than fibrous fillers; Preparation of carbon black
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 均質性及び静電シールド性に優れ、かつ化粧
塗装として製品に適用できる電着塗料、電着塗装部材お
よびその製造方法を提供する。 【構成】 少なくとも金属酸化物を含有する多相構造微
粒子からなる微粉体を、電着可能な樹脂に含有する。
塗装として製品に適用できる電着塗料、電着塗装部材お
よびその製造方法を提供する。 【構成】 少なくとも金属酸化物を含有する多相構造微
粒子からなる微粉体を、電着可能な樹脂に含有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学機器、電子機器、
音響機器、通信機器、家電機器あるいは事務機等の製
品、更にはクリーンルーム等の壁材に用いられる、静電
気対策および化粧性表面形成に適する電着塗料、電着塗
装部材およびその製造方法に関する。
音響機器、通信機器、家電機器あるいは事務機等の製
品、更にはクリーンルーム等の壁材に用いられる、静電
気対策および化粧性表面形成に適する電着塗料、電着塗
装部材およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光学機器、電子機器、音響機器、
通信機器、家電機器あるいは事務機等の製品、更にはク
リーンルーム等の壁材に用いられる、静電気対策塗装部
材を形成する方法としては、適当な基材に導電性塗料を
スプレー塗装によって塗膜形成する方法が主流で、その
他樹脂中に導電性フィラーを充填する方法、あるいは界
面活性剤を樹脂中に混入する方法等が挙げられる。
通信機器、家電機器あるいは事務機等の製品、更にはク
リーンルーム等の壁材に用いられる、静電気対策塗装部
材を形成する方法としては、適当な基材に導電性塗料を
スプレー塗装によって塗膜形成する方法が主流で、その
他樹脂中に導電性フィラーを充填する方法、あるいは界
面活性剤を樹脂中に混入する方法等が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の方法には、次のような欠点があった。即ち、適当
な基板上に導電性塗料を用い、スプレー塗装で、塗膜部
材を形成する方法が知られているが、まず、導電性フイ
ラーのアスペクト比によって抵抗値が変動する。例え
ば、球形の導電性フィラーは低アスペクト比のため、塗
料中の含有量が50重量%以上でないと、目標とする抵
抗値が得られない欠点がある。また、導電性フィラーの
含有量が過多になると塗膜の耐久性が低下し、製品への
適用は難しく、またコストが高い欠点がある。
従来の方法には、次のような欠点があった。即ち、適当
な基板上に導電性塗料を用い、スプレー塗装で、塗膜部
材を形成する方法が知られているが、まず、導電性フイ
ラーのアスペクト比によって抵抗値が変動する。例え
ば、球形の導電性フィラーは低アスペクト比のため、塗
料中の含有量が50重量%以上でないと、目標とする抵
抗値が得られない欠点がある。また、導電性フィラーの
含有量が過多になると塗膜の耐久性が低下し、製品への
適用は難しく、またコストが高い欠点がある。
【0004】上記の問題を解決する手段として、短繊
維、針状、リン片状あるいは、球形でシャープな突起が
ある高アスペクト比の導電性フィラーを塗料に含有する
ことにより、球状フィラーに比べ少量の混入量で発揮で
きるとされているが、ここにも大きな欠点があり、実用
的ではない。例えば、長い形状の導電性フイラーは樹脂
や塗料に分散しくにいことや、導電性フィラーが折れて
しまい、高アスペクト比を下げてしまう問題があり量産
的ではない。
維、針状、リン片状あるいは、球形でシャープな突起が
ある高アスペクト比の導電性フィラーを塗料に含有する
ことにより、球状フィラーに比べ少量の混入量で発揮で
きるとされているが、ここにも大きな欠点があり、実用
的ではない。例えば、長い形状の導電性フイラーは樹脂
や塗料に分散しくにいことや、導電性フィラーが折れて
しまい、高アスペクト比を下げてしまう問題があり量産
的ではない。
【0005】一方、導電性フィラー以外に界面活性剤を
混入するものがあるが、温度や光により経時変化し、あ
るいは大気の乾燥時には効果がなく商品価値の低下が問
題である。また、プラスチック射出成形時のフィラーの
不均一や導電性に異方性が生ずる問題がある。
混入するものがあるが、温度や光により経時変化し、あ
るいは大気の乾燥時には効果がなく商品価値の低下が問
題である。また、プラスチック射出成形時のフィラーの
不均一や導電性に異方性が生ずる問題がある。
【0006】本発明は、上記の従来技術の欠点を改善す
るためになされたもので、フィラーの形状を問わず、均
質性及び静電シールド性に優れ、かつ化粧塗装として製
品に適用できる電着塗料、電着塗装部材およびその製造
方法を提供することを目的とするものである。
るためになされたもので、フィラーの形状を問わず、均
質性及び静電シールド性に優れ、かつ化粧塗装として製
品に適用できる電着塗料、電着塗装部材およびその製造
方法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電着塗料は、少
なくとも金属酸化物を含有する多相構造微粒子からなる
微粉体を、樹脂に含有したものである。
なくとも金属酸化物を含有する多相構造微粒子からなる
微粉体を、樹脂に含有したものである。
【0008】また、本発明の電着塗装部材は、上記の電
着塗料により形成した電着塗装被膜を、基板上に有する
ものである。
着塗料により形成した電着塗装被膜を、基板上に有する
ものである。
【0009】更に、本発明の電着塗装部材の製造方法
は、上記の電着塗料を用い、基板上に電着塗装法で電着
塗装被膜を形成する工程と、前記電着塗装被膜を硬化さ
せる工程とを有するものである。
は、上記の電着塗料を用い、基板上に電着塗装法で電着
塗装被膜を形成する工程と、前記電着塗装被膜を硬化さ
せる工程とを有するものである。
【0010】本発明の電着塗料は、光学機器や電気製品
等の塗装に使用して電着塗装被膜とし、静電気シールド
及び外観の化粧性の向上を図るものである。電着塗装被
膜とは、電着塗装法で形成した被膜を意味する。本発明
の電着塗料は、電着可能な樹脂にフィラーを含有して、
電着塗装法に使用するものである。電着塗装法とは、電
着塗料中に一対の電極を配置して直流電圧を加えること
により電極上に電着塗料中の物質を付着させるものであ
る。従って、塗装を行なう対象を一方の電極として用い
る。他方の電極には、例えばステンレス板を用いるとよ
い。
等の塗装に使用して電着塗装被膜とし、静電気シールド
及び外観の化粧性の向上を図るものである。電着塗装被
膜とは、電着塗装法で形成した被膜を意味する。本発明
の電着塗料は、電着可能な樹脂にフィラーを含有して、
電着塗装法に使用するものである。電着塗装法とは、電
着塗料中に一対の電極を配置して直流電圧を加えること
により電極上に電着塗料中の物質を付着させるものであ
る。従って、塗装を行なう対象を一方の電極として用い
る。他方の電極には、例えばステンレス板を用いるとよ
い。
【0011】本発明の電着塗料に用いられる電着可能な
樹脂には、低温硬化型樹脂が用いられ、例えばアクリル
・メラミン系,アクリル系,エポキシ系,ウレタン系,
フッ素系,アルキッド系等が挙げられる。
樹脂には、低温硬化型樹脂が用いられ、例えばアクリル
・メラミン系,アクリル系,エポキシ系,ウレタン系,
フッ素系,アルキッド系等が挙げられる。
【0012】本発明の電着塗料に用いられる電着可能な
樹脂は、アニオン系樹脂でもカチオン系樹脂でもかまわ
ないが、実用的にはカルボキシル基を有する水溶性樹脂
あるいは水分散性樹脂が好ましい。
樹脂は、アニオン系樹脂でもカチオン系樹脂でもかまわ
ないが、実用的にはカルボキシル基を有する水溶性樹脂
あるいは水分散性樹脂が好ましい。
【0013】本発明の電着塗料は、所望の樹脂を水に溶
解または分散して作製するのが好ましいが、電着塗料中
に、更にアルコール系やグリコールエーテル系等の有機
溶剤を含有してもかまわない。有機溶剤の含有量は数パ
ーセントで十分である。
解または分散して作製するのが好ましいが、電着塗料中
に、更にアルコール系やグリコールエーテル系等の有機
溶剤を含有してもかまわない。有機溶剤の含有量は数パ
ーセントで十分である。
【0014】本発明の電着塗料中の樹脂濃度は、7〜2
0重量%、更には7〜17重量%が好ましい。また、本
発明の電着塗料には、必要に応じて従来公知の顔料等を
添加して着色することができる。着色のための顔料の添
加量としては、1〜3重量%が好ましい。
0重量%、更には7〜17重量%が好ましい。また、本
発明の電着塗料には、必要に応じて従来公知の顔料等を
添加して着色することができる。着色のための顔料の添
加量としては、1〜3重量%が好ましい。
【0015】本発明の電着塗料中には、少なくとも金属
酸化物を含有する多相構造微粒子からなる微粉体をフィ
ラーとして含有する。多相構造の微粒子とは、粒子が、
コーティング層でコーティングされたもの、あるいは粒
子表面からドーピング材料をドーピングしたもの等、複
数の材料を用いて材料の種類や配合比が部位により異な
るように構成したものである。
酸化物を含有する多相構造微粒子からなる微粉体をフィ
ラーとして含有する。多相構造の微粒子とは、粒子が、
コーティング層でコーティングされたもの、あるいは粒
子表面からドーピング材料をドーピングしたもの等、複
数の材料を用いて材料の種類や配合比が部位により異な
るように構成したものである。
【0016】また、本発明で使用する多相構造の微粒子
からなる微粉体には、金属酸化物を含有する。即ち、微
粒子を構成する複数の材料のうち、少なくとも1つの材
料は金属酸化物である。
からなる微粉体には、金属酸化物を含有する。即ち、微
粒子を構成する複数の材料のうち、少なくとも1つの材
料は金属酸化物である。
【0017】微粉体を構成する粒子に含有する金属酸化
物としては、例えば酸化チタン、酸化スズ、酸化アンチ
モン、酸化インジウム、あるいは酸化亜鉛等が好ましく
用いられる。
物としては、例えば酸化チタン、酸化スズ、酸化アンチ
モン、酸化インジウム、あるいは酸化亜鉛等が好ましく
用いられる。
【0018】金属酸化物以外で、微粒子を構成する材料
としては、例えばアンチモン、ホウ酸アルミニウム、更
にはカーボンブラック等が挙げられる。
としては、例えばアンチモン、ホウ酸アルミニウム、更
にはカーボンブラック等が挙げられる。
【0019】多相構造の微粉体の好ましいものとして
は、例えば酸化チタン粒子表面に酸化スズをコーティン
グした粒子からなる粉体、酸化スズ粒子表面にアンチモ
ンをドーピングした粒子からなる粉体、酸化スズ粒子表
面に酸化アンチモンをドーピングした粒子からなる粉
体、酸化インジウム粒子表面に酸化アンチモンをドーピ
ングした粒子からなる粉体、酸化チタン粒子表面に酸化
スズをコーティングし、さらに酸化アンチモンをドーピ
ングした粒子からなる粉体、酸化チタン粒子表面に酸化
亜鉛をコーティングした粒子からなる粉体、酸化亜鉛粒
子表面にアンチモンをドーピングした粒子からなる粉
体、酸化亜鉛粒子表面に酸化アンチモンをドーピングし
た粒子からなる粉体、ホウ酸アルミニウム粒子表面に酸
化スズ、あるいは酸化亜鉛をコーティングした粒子から
なる粉体等が挙げられる。コーティング層あるいはドー
パントの含有する層の厚みは、粒子径の1/200〜1
/10が好ましい。
は、例えば酸化チタン粒子表面に酸化スズをコーティン
グした粒子からなる粉体、酸化スズ粒子表面にアンチモ
ンをドーピングした粒子からなる粉体、酸化スズ粒子表
面に酸化アンチモンをドーピングした粒子からなる粉
体、酸化インジウム粒子表面に酸化アンチモンをドーピ
ングした粒子からなる粉体、酸化チタン粒子表面に酸化
スズをコーティングし、さらに酸化アンチモンをドーピ
ングした粒子からなる粉体、酸化チタン粒子表面に酸化
亜鉛をコーティングした粒子からなる粉体、酸化亜鉛粒
子表面にアンチモンをドーピングした粒子からなる粉
体、酸化亜鉛粒子表面に酸化アンチモンをドーピングし
た粒子からなる粉体、ホウ酸アルミニウム粒子表面に酸
化スズ、あるいは酸化亜鉛をコーティングした粒子から
なる粉体等が挙げられる。コーティング層あるいはドー
パントの含有する層の厚みは、粒子径の1/200〜1
/10が好ましい。
【0020】多相構造の微粒子の平均粒子径は、0.0
1〜5μm、更には0.01〜2.0μmが好ましい。
0.01μm未満では二次凝集作用で分散性に問題を生
じ易く、また5μmよりも大きいと化粧性あるいは沈降
性の点で問題を生じ易い。
1〜5μm、更には0.01〜2.0μmが好ましい。
0.01μm未満では二次凝集作用で分散性に問題を生
じ易く、また5μmよりも大きいと化粧性あるいは沈降
性の点で問題を生じ易い。
【0021】本発明において、微粒子の粒径は、遠心沈
降式粒度分布測定器を用いて測定した値である。この測
定器として実際に用いたものはSACP−3(島津製作
所製)である。
降式粒度分布測定器を用いて測定した値である。この測
定器として実際に用いたものはSACP−3(島津製作
所製)である。
【0022】本発明の電着塗料において、多相構造の微
粉体の含有量は、電着可能な樹脂100重量部に対し
て、2〜150重量部、更には、7〜40重量部が好ま
しい。2重量部よりも少ないと静電防止効果が薄れ、又
150重量部よりも多いと化粧性および耐久性に問題を
生じ易い。
粉体の含有量は、電着可能な樹脂100重量部に対し
て、2〜150重量部、更には、7〜40重量部が好ま
しい。2重量部よりも少ないと静電防止効果が薄れ、又
150重量部よりも多いと化粧性および耐久性に問題を
生じ易い。
【0023】粉体の共析はX線マイクロアナライザーに
より確認され、その共析量は熱重量分析で解析すること
により測定することができる。
より確認され、その共析量は熱重量分析で解析すること
により測定することができる。
【0024】本発明の電着塗料には、多相構造の微粒子
からなる微粉体以外にフィラーとしてセラミック粉体や
カーボンブラックを含有してもよい。セラミック粉体と
しては、例えばアルミナ、シリカ、ジルコニア、マグネ
シア、酸化チタン、窒化ケイ素、炭化ケイ素、窒化アル
ミニウム等が使用できる。セラミック粉体及びカーボン
ブラックの平均粒子径は、0.01〜3μm、更には
0.2〜2μmが好ましい。0.01μm未満では二次
凝集作用で分散性に問題を生じ易く、4μmより大きい
と化粧性あるいは沈降性の点で問題を生じ易い。
からなる微粉体以外にフィラーとしてセラミック粉体や
カーボンブラックを含有してもよい。セラミック粉体と
しては、例えばアルミナ、シリカ、ジルコニア、マグネ
シア、酸化チタン、窒化ケイ素、炭化ケイ素、窒化アル
ミニウム等が使用できる。セラミック粉体及びカーボン
ブラックの平均粒子径は、0.01〜3μm、更には
0.2〜2μmが好ましい。0.01μm未満では二次
凝集作用で分散性に問題を生じ易く、4μmより大きい
と化粧性あるいは沈降性の点で問題を生じ易い。
【0025】本発明の電着塗料に、セラミック粉体ある
いはカーボンブラックを含有する場合、セラミック粉体
の含有量は、多相構造の微粒子からなる微粉体100重
量部に対して2〜150重量部の範囲が好ましい。
いはカーボンブラックを含有する場合、セラミック粉体
の含有量は、多相構造の微粒子からなる微粉体100重
量部に対して2〜150重量部の範囲が好ましい。
【0026】本発明の電着塗料を用いることにより、静
電気をシールドするのに適当な抵抗値を有する電着塗装
被膜を形成することができる。静電気シールドに好まし
い体積抵抗値は、102〜109Ω・cmである。
電気をシールドするのに適当な抵抗値を有する電着塗装
被膜を形成することができる。静電気シールドに好まし
い体積抵抗値は、102〜109Ω・cmである。
【0027】本発明の電着塗装部材は、金属基材、又は
表面に金属薄膜を有する非金属基材の上に、本発明の電
着塗料を用いて電着塗装法により電着塗装被膜を形成し
たものである。
表面に金属薄膜を有する非金属基材の上に、本発明の電
着塗料を用いて電着塗装法により電着塗装被膜を形成し
たものである。
【0028】図1において、本発明の電着塗装部材は、
金属薄膜2を有する非金属基材1上に付着性向上被膜
3、およびフィラーの共析した電着塗装被膜4を設けて
なるものである。付着性向上被膜3は必要に応じて設け
るものである。
金属薄膜2を有する非金属基材1上に付着性向上被膜
3、およびフィラーの共析した電着塗装被膜4を設けて
なるものである。付着性向上被膜3は必要に応じて設け
るものである。
【0029】次に、図1に示す本発明の電着塗装部材の
製造方法について説明する。
製造方法について説明する。
【0030】まず、非金属基材1表面に金属薄膜2を形
成し、さらに付着性向上のために、化学処理により付着
性向上被膜3を施す。
成し、さらに付着性向上のために、化学処理により付着
性向上被膜3を施す。
【0031】非金属基材1としては、特に制限すること
はなく電子機器、通信機器、家電製品等の筺体に用いら
れるプラスチックで、例えばABS、ポリカーボネイ
ト、ポリカーボネイト/ABS、変性PPEあるいはこ
れらにガラス繊維、炭素繊維等を含有したプラスチック
等が挙げられる。
はなく電子機器、通信機器、家電製品等の筺体に用いら
れるプラスチックで、例えばABS、ポリカーボネイ
ト、ポリカーボネイト/ABS、変性PPEあるいはこ
れらにガラス繊維、炭素繊維等を含有したプラスチック
等が挙げられる。
【0032】前記非金属基材1に金属薄膜2を形成する
方法は無電界銅めっき、電界めっき、あるいはドライプ
レイティング、蒸着等により行なうことが好ましい。金
属薄膜は膜厚5μm以下、好ましくは0.1〜2μmが
好適である。めっきによる金属薄膜2を形成する場合、
一般に知られているプラスチック上のめっき法で行なわ
れているように、エッチングし触媒処理した後、金属薄
膜2を形成する。金属薄膜2としては、ニッケル、銅、
金、銀、アルミニウム、クロム又はその合金が挙げられ
る。
方法は無電界銅めっき、電界めっき、あるいはドライプ
レイティング、蒸着等により行なうことが好ましい。金
属薄膜は膜厚5μm以下、好ましくは0.1〜2μmが
好適である。めっきによる金属薄膜2を形成する場合、
一般に知られているプラスチック上のめっき法で行なわ
れているように、エッチングし触媒処理した後、金属薄
膜2を形成する。金属薄膜2としては、ニッケル、銅、
金、銀、アルミニウム、クロム又はその合金が挙げられ
る。
【0033】さらに、金属薄膜2上に付着性向上のため
に必要に応じて施す処理は、例えばクロム酸処理、化学
着色処理、界面活性剤処理、ブラッククロムめっき処理
等が挙げられる。このように、金属薄膜2表面に化学的
あるいは、電気化学的処理を施すことで、電着塗料浴へ
の金属溶出も防止される。付着性向上被膜の厚みは、
0.1〜0.5μmが好ましい。
に必要に応じて施す処理は、例えばクロム酸処理、化学
着色処理、界面活性剤処理、ブラッククロムめっき処理
等が挙げられる。このように、金属薄膜2表面に化学的
あるいは、電気化学的処理を施すことで、電着塗料浴へ
の金属溶出も防止される。付着性向上被膜の厚みは、
0.1〜0.5μmが好ましい。
【0034】次に、本発明の電着塗料を用いて前記基材
に電着塗装法により電着塗装被膜4を形成する。電界条
件としては20〜25℃、pH8〜9で30〜120V
が望ましい。
に電着塗装法により電着塗装被膜4を形成する。電界条
件としては20〜25℃、pH8〜9で30〜120V
が望ましい。
【0035】最後に、電着塗装被膜4を低温硬化させる
ことにより本発明の電着塗装部材を得ることができる。
硬化条件としては、硬化温度90〜100℃のオーブン
で20〜180分間で硬化するのが望ましい。
ことにより本発明の電着塗装部材を得ることができる。
硬化条件としては、硬化温度90〜100℃のオーブン
で20〜180分間で硬化するのが望ましい。
【0036】図2は本発明の電着塗装部材の構成の他の
例を示す断面図である。図2に示す電着塗装部材は、金
属基材5の上に、付着性向上被膜3を必要に応じて設
け、付着性向上被膜3の上にフィラーの含有する電着塗
装被膜4を設けてなるものである。
例を示す断面図である。図2に示す電着塗装部材は、金
属基材5の上に、付着性向上被膜3を必要に応じて設
け、付着性向上被膜3の上にフィラーの含有する電着塗
装被膜4を設けてなるものである。
【0037】金属基材5には、例えば銅、黄銅、アルミ
ニウム、鉄あるいはその合金等が用いられる。
ニウム、鉄あるいはその合金等が用いられる。
【0038】また、図2に示す本発明の電着塗装部材の
製造方法は、金属基材5として、例えば黄銅基材の上
に、図1に示した方法と同様の方法、例えばアルカリに
よる酸化銅の形成により付着性向上被膜3を形成し、そ
の上に図1に示した電着塗装法と同様の方法により電着
塗装被膜4を形成し、該電着塗装被膜4を低温硬化させ
ることにより電着塗装部材を得ることができる。
製造方法は、金属基材5として、例えば黄銅基材の上
に、図1に示した方法と同様の方法、例えばアルカリに
よる酸化銅の形成により付着性向上被膜3を形成し、そ
の上に図1に示した電着塗装法と同様の方法により電着
塗装被膜4を形成し、該電着塗装被膜4を低温硬化させ
ることにより電着塗装部材を得ることができる。
【0039】本発明の電着塗装部材において、電着塗装
被膜の膜厚は、通常5〜40μm、好ましくは7〜30
μmが望ましい。
被膜の膜厚は、通常5〜40μm、好ましくは7〜30
μmが望ましい。
【0040】また、電着膜4中のフィラーの共析量は1
0〜60重量%、特に10〜50重量%、更には10〜
35重量%が好ましい。
0〜60重量%、特に10〜50重量%、更には10〜
35重量%が好ましい。
【0041】本発明の電着塗装部材は、金属酸化物を含
有する多相構造の微粉体を共析した電着塗装被膜を有し
ているため、静電対策および化粧性も良好となり、商品
価値が高められる効果がある。
有する多相構造の微粉体を共析した電着塗装被膜を有し
ているため、静電対策および化粧性も良好となり、商品
価値が高められる効果がある。
【0042】図3は、3種類の電着塗料について、それ
ぞれ電着塗装を行ない、電流−時間曲線を求めたもので
ある。この電流−時間曲線から塗膜の緻密性がわかる。
ぞれ電着塗装を行ない、電流−時間曲線を求めたもので
ある。この電流−時間曲線から塗膜の緻密性がわかる。
【0043】作成した電着塗装部材は、いずれも図1に
示す構成のもので、非金属基材1にはABS樹脂を使用
し、このABS樹脂上に金属薄膜としてはアルミニウム
膜を形成し、更に化学処理により付着性向上被膜3を形
成した。最後に、3種類の電着塗料を用いて、それぞれ
電着塗装被膜を形成して3種類の電着塗装部材を作成し
た。
示す構成のもので、非金属基材1にはABS樹脂を使用
し、このABS樹脂上に金属薄膜としてはアルミニウム
膜を形成し、更に化学処理により付着性向上被膜3を形
成した。最後に、3種類の電着塗料を用いて、それぞれ
電着塗装被膜を形成して3種類の電着塗装部材を作成し
た。
【0044】3種類の電着塗料のうちの第1のものは、
アクリル・メラミン系樹脂100重量部に、TiO2に
SnO2をコーティングした微粒子からなる多相構造の
微粒子からなる微粉体を5重量部分散したものである。
第1の電着塗料に使用した微粉体の平均粒子径は0.2
μmであった。この電着塗装についての電流−時間曲線
を、グラフ(a)で示した。
アクリル・メラミン系樹脂100重量部に、TiO2に
SnO2をコーティングした微粒子からなる多相構造の
微粒子からなる微粉体を5重量部分散したものである。
第1の電着塗料に使用した微粉体の平均粒子径は0.2
μmであった。この電着塗装についての電流−時間曲線
を、グラフ(a)で示した。
【0045】第2の電着塗料は、アクリル・メラミン系
樹脂100重量部に、TiO2にSnO2をコーティング
した微粒子からなる多相構造粒子からなる微粉体70重
量部及びアルミナ粉体30重量部を分散したものであ
る。第2の電着塗料に使用した多層構造粒子からなる微
粉体の平均粒子径は0.2μmで、アルミナの平均粒子
径は0.5μmであった。この電着塗装についての電流
−時間曲線をグラフ(b)で示した。
樹脂100重量部に、TiO2にSnO2をコーティング
した微粒子からなる多相構造粒子からなる微粉体70重
量部及びアルミナ粉体30重量部を分散したものであ
る。第2の電着塗料に使用した多層構造粒子からなる微
粉体の平均粒子径は0.2μmで、アルミナの平均粒子
径は0.5μmであった。この電着塗装についての電流
−時間曲線をグラフ(b)で示した。
【0046】第3の電着塗料には、フィラーがなくアク
リル・メラミン系樹脂のみで構成されている。この電着
塗料についての電流−時間曲線をグラフ(c)で示し
た。
リル・メラミン系樹脂のみで構成されている。この電着
塗料についての電流−時間曲線をグラフ(c)で示し
た。
【0047】電着塗装は、いずれの場合も印加電圧90
Vで2分間通電することにより行なった。
Vで2分間通電することにより行なった。
【0048】図3から明らかなように、第1及び第2の
電着塗料では(グラフ(a)及び(b))、フィラーを
含有しない第3の電着塗装部材に比較して、時間の経過
と共に急激な電流減衰が見られ、析出された塗膜は緻密
性が高いことがわかる。
電着塗料では(グラフ(a)及び(b))、フィラーを
含有しない第3の電着塗装部材に比較して、時間の経過
と共に急激な電流減衰が見られ、析出された塗膜は緻密
性が高いことがわかる。
【0049】
【実施例】以下、実施例を示し本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明は係る実施例のみに限定されるもの
ではない。
説明するが、本発明は係る実施例のみに限定されるもの
ではない。
【0050】実施例1 縦100mm,横50mm,厚み0.7mmのABS基
板(電気化学工業社製)をCrO3−H2SO4−H2O系
エッチング液で1分間処理し、水洗後、センシタイザー
液として塩化第一スズ30g/l、塩酸20ml/lを
用いて、室温で2分間処理し、水洗した。次いで、アク
チベータ液として、塩化パラジウム0.3g/l、塩酸
3ml/lを用いて、室温で2分間処理し、この基板を
導通化した。この基板に、無電解銅めっき液(奥野製薬
工業社製)pH13.0を用いて浴温70℃にて3分間
めっきを施し、0.2μmの厚さの銅薄膜を形成した。
次いで、水酸化ナトリウム5%、過硫酸カリウム1%の
水溶液で、70℃、30秒間処理し前記銅薄膜に化学着
色被膜である銅の酸化被膜を形成した。
板(電気化学工業社製)をCrO3−H2SO4−H2O系
エッチング液で1分間処理し、水洗後、センシタイザー
液として塩化第一スズ30g/l、塩酸20ml/lを
用いて、室温で2分間処理し、水洗した。次いで、アク
チベータ液として、塩化パラジウム0.3g/l、塩酸
3ml/lを用いて、室温で2分間処理し、この基板を
導通化した。この基板に、無電解銅めっき液(奥野製薬
工業社製)pH13.0を用いて浴温70℃にて3分間
めっきを施し、0.2μmの厚さの銅薄膜を形成した。
次いで、水酸化ナトリウム5%、過硫酸カリウム1%の
水溶液で、70℃、30秒間処理し前記銅薄膜に化学着
色被膜である銅の酸化被膜を形成した。
【0051】そして、アクリル・メラミン系樹脂(商品
名:ハニブライトC−IL、ハニー化成社製)100重
量部に、平均粒子径0.2μmのフィラー(TiO2に
SnO2をコーティングした粒子からなる粉体。商品名
ET−500W、石原産業社製)を70重量部含有し
て、ボールミルで30時間分散した後、脱塩水にて15
重量%に希釈し、さらに着色のためにカーボンブラック
を2.0重量%添加した塗液を用いて、浴温25℃、p
H8〜9の条件で、上記基板を陽極とし、対極として厚
み0.5mmのステンレス板を用いて、印加電圧100
Vで2分間電着した。電着後に水洗し、97℃±1℃の
オーブンにて60分間加熱して硬化し外観が良好な本発
明の電着塗装部材を得た。
名:ハニブライトC−IL、ハニー化成社製)100重
量部に、平均粒子径0.2μmのフィラー(TiO2に
SnO2をコーティングした粒子からなる粉体。商品名
ET−500W、石原産業社製)を70重量部含有し
て、ボールミルで30時間分散した後、脱塩水にて15
重量%に希釈し、さらに着色のためにカーボンブラック
を2.0重量%添加した塗液を用いて、浴温25℃、p
H8〜9の条件で、上記基板を陽極とし、対極として厚
み0.5mmのステンレス板を用いて、印加電圧100
Vで2分間電着した。電着後に水洗し、97℃±1℃の
オーブンにて60分間加熱して硬化し外観が良好な本発
明の電着塗装部材を得た。
【0052】この電着塗装部材に形成された電着塗装被
膜の膜厚は20μm、共析量は30重量%であった。ま
た、この電着塗装被膜の付着性(JIS K5400
碁盤目試験に準拠)、耐食性(JIS K5400 塩
水噴霧試験に準拠)についてそれぞれ試験を行なった。
膜の膜厚は20μm、共析量は30重量%であった。ま
た、この電着塗装被膜の付着性(JIS K5400
碁盤目試験に準拠)、耐食性(JIS K5400 塩
水噴霧試験に準拠)についてそれぞれ試験を行なった。
【0053】付着性試験の結果は100/100、即ち
電着塗装被膜の剥離は発生しなかった。また、耐食性試
験の結果、試験時間500時間経過後も電着塗装被膜の
腐食によるフクレは全く発生しなかった。
電着塗装被膜の剥離は発生しなかった。また、耐食性試
験の結果、試験時間500時間経過後も電着塗装被膜の
腐食によるフクレは全く発生しなかった。
【0054】更に、静電気シールド効果について、電着
塗装部材の体積抵抗率を測定することにより確認した。
この測定には、電着塗料中のフィラー含有量を表1に示
すように変え、その他は上記の電着塗装部材と同様にし
て作成した電着塗装部材を用いた。測定はJISK69
11に準拠して行なった。測定結果を表1に示した。
塗装部材の体積抵抗率を測定することにより確認した。
この測定には、電着塗料中のフィラー含有量を表1に示
すように変え、その他は上記の電着塗装部材と同様にし
て作成した電着塗装部材を用いた。測定はJISK69
11に準拠して行なった。測定結果を表1に示した。
【0055】
【表1】
【0056】表1から明らかなように、電着塗装被膜中
に多相構造の微粉体を含有することにより、満足できる
抵抗値となった。
に多相構造の微粉体を含有することにより、満足できる
抵抗値となった。
【0057】比較例 1 電着塗装被膜中に微粉体を含有せず、その他は実施例1
と同様にして電着塗装部材を形成し、この電着塗装部材
の体積抵抗率を実施例1と同様にして測定した。その結
果、この電着塗装部材の体積抵抗率は1013(Ω・c
m)と高いものであった。
と同様にして電着塗装部材を形成し、この電着塗装部材
の体積抵抗率を実施例1と同様にして測定した。その結
果、この電着塗装部材の体積抵抗率は1013(Ω・c
m)と高いものであった。
【0058】実施例2 実施例1と同様のABS基板(電気化学工業社製)を、
実施例1と同様にして導通化した。この基板に、無電解
銅めっき液(奥野製薬工業社製)pH13.0を用い
て、浴温70℃にて10分間めっきを施し、0.5μm
の厚さの銅薄膜を形成した。次いで、重クロム酸カリウ
ム0.1%の水溶液で、70℃,1分間処理し前記銅薄
膜にクロム被膜を形成した。
実施例1と同様にして導通化した。この基板に、無電解
銅めっき液(奥野製薬工業社製)pH13.0を用い
て、浴温70℃にて10分間めっきを施し、0.5μm
の厚さの銅薄膜を形成した。次いで、重クロム酸カリウ
ム0.1%の水溶液で、70℃,1分間処理し前記銅薄
膜にクロム被膜を形成した。
【0059】そして、アクリル・メラミン系樹脂(商品
名:ハニブライトC−IL、ハニー化成社製)100重
量部に、平均粒子径0.1μmのフィラー(酸化スズに
酸化アンチモンをドーピングした粒子からなる粉体。商
品名T−1,三菱マテリアル社製)70重量部及び平均
粒子径1μmのアルミナ40重量部を含有して、ボール
ミルで30時間分散した後、脱塩水にて15重量%に希
釈し、さらに着色のためにシアニンブルーを2.0重量
%添加した塗液を用いて、浴温25℃、pH8〜9の条
件で、上記基板を陽極とし、対極として厚み0.5mm
ステンレス板を用いて、印加電圧70Vで3分間電着し
た。電着後に水洗し、97℃±1℃のオーブンにて60
分間加熱して硬化し外観が良好な本発明の電着塗装部材
を得た。
名:ハニブライトC−IL、ハニー化成社製)100重
量部に、平均粒子径0.1μmのフィラー(酸化スズに
酸化アンチモンをドーピングした粒子からなる粉体。商
品名T−1,三菱マテリアル社製)70重量部及び平均
粒子径1μmのアルミナ40重量部を含有して、ボール
ミルで30時間分散した後、脱塩水にて15重量%に希
釈し、さらに着色のためにシアニンブルーを2.0重量
%添加した塗液を用いて、浴温25℃、pH8〜9の条
件で、上記基板を陽極とし、対極として厚み0.5mm
ステンレス板を用いて、印加電圧70Vで3分間電着し
た。電着後に水洗し、97℃±1℃のオーブンにて60
分間加熱して硬化し外観が良好な本発明の電着塗装部材
を得た。
【0060】この電着塗装部材に形成された電着塗装被
膜の膜厚は20μm、共析量は40重量%であった。ま
た、この電着塗装部材を用いて実施例1と同様の試験を
行なった結果、実施例1と同様の良好な効果が得られ
た。
膜の膜厚は20μm、共析量は40重量%であった。ま
た、この電着塗装部材を用いて実施例1と同様の試験を
行なった結果、実施例1と同様の良好な効果が得られ
た。
【0061】実施例3 縦100mm,横50mm,厚み0.7mmのABS/
PCアロイ基板(電気化学工業社製)に、アルミニウム
蒸着膜を1μmを施し、重クロム酸カリウム1%水溶液
で70℃,1分間処理した。
PCアロイ基板(電気化学工業社製)に、アルミニウム
蒸着膜を1μmを施し、重クロム酸カリウム1%水溶液
で70℃,1分間処理した。
【0062】そして、アクリル・メラミン系樹脂(商品
名:ハニブライトC−IL、ハニー化成社製)100重
量部に対して、平均粒子径0.07μmのフィラー(T
iO2にSnO2をコーティングした粒子からなる粉体,
商品名FT−2000,石原産業社製)50重量部及び
平均粒子径1μmのアルミナ2重量部を含有して、ボー
ルミルで30時間分散した後、脱塩水にて5重量%に希
釈し、さらに着色のためにカーボンブラックを2.0重
量%添加した塗液を用いて、その他は実施例2と同様に
して外観が良好な本発明の電着塗装部材を得た。
名:ハニブライトC−IL、ハニー化成社製)100重
量部に対して、平均粒子径0.07μmのフィラー(T
iO2にSnO2をコーティングした粒子からなる粉体,
商品名FT−2000,石原産業社製)50重量部及び
平均粒子径1μmのアルミナ2重量部を含有して、ボー
ルミルで30時間分散した後、脱塩水にて5重量%に希
釈し、さらに着色のためにカーボンブラックを2.0重
量%添加した塗液を用いて、その他は実施例2と同様に
して外観が良好な本発明の電着塗装部材を得た。
【0063】この電着塗装部材に形成された電着塗装被
膜の膜厚は10μm、共析量は35重量%であった。ま
た、この電着塗装部材を用いて実施例1と同様の試験を
行なった結果、実施例1と同様の良好な効果が得られ
た。
膜の膜厚は10μm、共析量は35重量%であった。ま
た、この電着塗装部材を用いて実施例1と同様の試験を
行なった結果、実施例1と同様の良好な効果が得られ
た。
【0064】実施例4 縦100mm,横50mm,厚み0.7mmの黄銅基板
に対し、溶剤脱脂、電解脱脂等のめっき前処理を行なっ
た。次いで、水酸化ナトリウム5%、過硫酸カリウム1
%の水溶液を用いて、70℃で1分間処理し、この基板
に銅の酸化被膜を形成した。
に対し、溶剤脱脂、電解脱脂等のめっき前処理を行なっ
た。次いで、水酸化ナトリウム5%、過硫酸カリウム1
%の水溶液を用いて、70℃で1分間処理し、この基板
に銅の酸化被膜を形成した。
【0065】そして、アクリル・メラミン系樹脂(商品
名エレコート,シミズ社製)100重量部に対して、平
均粒子径0.2μmのフィラー(酸化亜鉛にアンチモン
をドーピングした粒子からなる粉体。商品名パストラン
2210,三井金属社製)60重量部及び平均粒子径1
μmのアルミナ3重量部を含有して、ボールミルで30
時間分散した後、脱塩水にて15重量%に希釈し、着色
のためにカーボンブラック2.0重量%添加した塗液を
用いて、その他は実施例2と同様にして外観が良好な本
発明の電着塗装部材を得た。
名エレコート,シミズ社製)100重量部に対して、平
均粒子径0.2μmのフィラー(酸化亜鉛にアンチモン
をドーピングした粒子からなる粉体。商品名パストラン
2210,三井金属社製)60重量部及び平均粒子径1
μmのアルミナ3重量部を含有して、ボールミルで30
時間分散した後、脱塩水にて15重量%に希釈し、着色
のためにカーボンブラック2.0重量%添加した塗液を
用いて、その他は実施例2と同様にして外観が良好な本
発明の電着塗装部材を得た。
【0066】この電着塗装部材に形成された電着塗装被
膜の膜厚は20μm、共析量は40重量%であった。ま
た、この電着塗装部材を用いて実施例1と同様の試験を
行なった結果、実施例1と同様の良好な効果が得られ
た。
膜の膜厚は20μm、共析量は40重量%であった。ま
た、この電着塗装部材を用いて実施例1と同様の試験を
行なった結果、実施例1と同様の良好な効果が得られ
た。
【図1】本発明の電着塗装部材の一例を示す断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の電着塗装部材の他の例を示す断面図で
ある。
ある。
【図3】電着塗装被膜形成時の電流−時間曲線を示すグ
ラフである。
ラフである。
1 非金属基材 2 金属薄膜 3 付着性向上被膜 4 電着塗装被膜 5 金属基材
Claims (7)
- 【請求項1】 少なくとも金属酸化物を含有する多相構
造微粒子からなる微粉体を、樹脂に含有したことを特徴
とする電着塗料。 - 【請求項2】 前記金属酸化物が、酸化チタン、酸化ス
ズ、酸化アンチモン、酸化インジウム及び酸化亜鉛から
選ばれたものである請求項1記載の電着塗料。 - 【請求項3】 前記微粒子が、前記金属酸化物を含有す
るコーティング層を有するものである請求項1記載の電
着塗料。 - 【請求項4】 前記微粒子が、前記金属酸化物をドーピ
ングしたものである請求項1記載の電着塗料。 - 【請求項5】 請求項1に記載の電着塗料により形成し
た電着塗装被膜を、基板上に有することを特徴とする電
着塗装部材。 - 【請求項6】 前記電着塗装被膜と、前記基板との間に
付着性向上被膜を有する請求項5記載の電着塗装部材。 - 【請求項7】 請求項1に記載の電着塗料を用い、基板
上に電着塗装法で電着塗装被膜を形成する工程と、前記
電着塗装被膜を硬化させる工程とを有することを特徴と
する電着塗装部材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25590393A JP3236148B2 (ja) | 1992-10-27 | 1993-10-13 | 電着塗装部材及び電着塗装部材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-288849 | 1992-10-27 | ||
| JP28884992 | 1992-10-27 | ||
| JP25590393A JP3236148B2 (ja) | 1992-10-27 | 1993-10-13 | 電着塗装部材及び電着塗装部材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06264010A true JPH06264010A (ja) | 1994-09-20 |
| JP3236148B2 JP3236148B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=26542461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25590393A Expired - Fee Related JP3236148B2 (ja) | 1992-10-27 | 1993-10-13 | 電着塗装部材及び電着塗装部材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3236148B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10237362A (ja) * | 1997-02-26 | 1998-09-08 | Catalysts & Chem Ind Co Ltd | 電着塗料および電着塗装方法 |
| JP2002138253A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-05-14 | Sakura Color Prod Corp | 電着塗装用水性金属酸化物分散体組成物 |
| JP2002146296A (ja) * | 2000-11-13 | 2002-05-22 | Kansai Paint Co Ltd | アニオン型電着塗料 |
| JP2007288258A (ja) * | 2006-04-12 | 2007-11-01 | Pioneer Electronic Corp | スピーカー装置用構成部材及びスピーカー装置 |
| JP2010040889A (ja) * | 2008-08-07 | 2010-02-18 | Nec Electronics Corp | 半導体装置、及び半導体装置の検査方法 |
| JP2011521031A (ja) * | 2008-05-14 | 2011-07-21 | ビーエーエスエフ コーティングス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 電着プライマー組成物 |
-
1993
- 1993-10-13 JP JP25590393A patent/JP3236148B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10237362A (ja) * | 1997-02-26 | 1998-09-08 | Catalysts & Chem Ind Co Ltd | 電着塗料および電着塗装方法 |
| JP2002138253A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-05-14 | Sakura Color Prod Corp | 電着塗装用水性金属酸化物分散体組成物 |
| JP2002146296A (ja) * | 2000-11-13 | 2002-05-22 | Kansai Paint Co Ltd | アニオン型電着塗料 |
| JP2007288258A (ja) * | 2006-04-12 | 2007-11-01 | Pioneer Electronic Corp | スピーカー装置用構成部材及びスピーカー装置 |
| JP2011521031A (ja) * | 2008-05-14 | 2011-07-21 | ビーエーエスエフ コーティングス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 電着プライマー組成物 |
| US9309415B2 (en) | 2008-05-14 | 2016-04-12 | Basf Coatings Gmbh | Electrodeposition paint composition |
| JP2010040889A (ja) * | 2008-08-07 | 2010-02-18 | Nec Electronics Corp | 半導体装置、及び半導体装置の検査方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3236148B2 (ja) | 2001-12-10 |
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|---|---|---|---|
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