JPH06264308A - ゴム補強用ポリエステル繊維およびゴム成形体 - Google Patents
ゴム補強用ポリエステル繊維およびゴム成形体Info
- Publication number
- JPH06264308A JPH06264308A JP5046765A JP4676593A JPH06264308A JP H06264308 A JPH06264308 A JP H06264308A JP 5046765 A JP5046765 A JP 5046765A JP 4676593 A JP4676593 A JP 4676593A JP H06264308 A JPH06264308 A JP H06264308A
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- JP
- Japan
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- rubber
- polyester fiber
- weight
- polyester
- reinforcement
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】エチレンとモノクロルトリフルオロエチレンと
の共重合体を0.1重量%以上、10重量%以下含有す
るポリエステルからなるゴム補強用ポリエステル繊維材
料。 【効果】ゴムとの接着性に優れ、かつゴム成形体中で長
時間高温にさらされたときの劣化が抑制され、種々の過
酷な用途に用いられるゴム製品の補強用ポリエステル繊
維材料である。また、得られたゴム成形体はタイヤ,ベ
ルト,ホース等として有用なものである。
の共重合体を0.1重量%以上、10重量%以下含有す
るポリエステルからなるゴム補強用ポリエステル繊維材
料。 【効果】ゴムとの接着性に優れ、かつゴム成形体中で長
時間高温にさらされたときの劣化が抑制され、種々の過
酷な用途に用いられるゴム製品の補強用ポリエステル繊
維材料である。また、得られたゴム成形体はタイヤ,ベ
ルト,ホース等として有用なものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゴム補強材としてゴム中
に埋め込まれた後の劣化を抑制したポリエステル繊維お
よびゴム成形体に関するものである。
に埋め込まれた後の劣化を抑制したポリエステル繊維お
よびゴム成形体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリエステル繊維は優れた機械的強度と
低伸長性を有するためタイヤ、ベルト、ホース等のゴム
製品の補強用材料として広く使用されている。しかし、
得られたゴム製品を長時間高温にさらした場合、ポリエ
ステル繊維の劣化が生じやすく初期の強力を十分利用で
きなくなる。そのため高温下での使用を余儀なくされる
ゴム製品へのポリエステル繊維の使用には多くの制限が
ある。この問題を解決するため、従来より種々の提案が
なされている。例えば、ポリエステル中に含まれる末端
カルボキシル基量をエポキシ化合物,オキサゾリン化合
物,カルボジイミド化合物等の添加により低下させたゴ
ム補強用ポリエステル繊維、銅化合物を添加したゴム補
強用ポリエステル繊維等や、また本発明者らが先に提案
したアクリル酸および/またはメタアクリル酸からなる
重合体を付与してなるゴム補強用ポリエステル繊維(特
開昭55−166235号公報)等が知られている。
低伸長性を有するためタイヤ、ベルト、ホース等のゴム
製品の補強用材料として広く使用されている。しかし、
得られたゴム製品を長時間高温にさらした場合、ポリエ
ステル繊維の劣化が生じやすく初期の強力を十分利用で
きなくなる。そのため高温下での使用を余儀なくされる
ゴム製品へのポリエステル繊維の使用には多くの制限が
ある。この問題を解決するため、従来より種々の提案が
なされている。例えば、ポリエステル中に含まれる末端
カルボキシル基量をエポキシ化合物,オキサゾリン化合
物,カルボジイミド化合物等の添加により低下させたゴ
ム補強用ポリエステル繊維、銅化合物を添加したゴム補
強用ポリエステル繊維等や、また本発明者らが先に提案
したアクリル酸および/またはメタアクリル酸からなる
重合体を付与してなるゴム補強用ポリエステル繊維(特
開昭55−166235号公報)等が知られている。
【0003】前記した従来の技術によるゴム補強用ポリ
エステル繊維は、ゴム中での劣化抑制効果は一応認めら
れるものの、実用レベルに未達であったり、ゴム中の劣
化抑制効果は実用レベルにあるものの、ゴムと接着させ
るための接着剤との親和性が低くゴムとの接着性が不良
な傾向にあるなどの問題を有していた。
エステル繊維は、ゴム中での劣化抑制効果は一応認めら
れるものの、実用レベルに未達であったり、ゴム中の劣
化抑制効果は実用レベルにあるものの、ゴムと接着させ
るための接着剤との親和性が低くゴムとの接着性が不良
な傾向にあるなどの問題を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はゴム中
での劣化抑制効果が良好であり、かつゴムと接着させる
ための接着剤との親和性を高く維持し得るゴム補強用ポ
リエステル繊維および該ポリエステル繊維で補強された
ゴム成形体の提供にある。
での劣化抑制効果が良好であり、かつゴムと接着させる
ための接着剤との親和性を高く維持し得るゴム補強用ポ
リエステル繊維および該ポリエステル繊維で補強された
ゴム成形体の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、エチレ
ンとモノクロルトリフルオロエチレンとの共重合体を
0.1重量%以上、10重量%以下含有することを特徴
とするゴム補強用ポリエステル繊維、およびエチレンと
モノクロルトリフルオロエチレンとの共重合体を0.1
重量%以上、10重量%以下含有してなるポリエステル
繊維で補強されたゴム成形体によって達成される。
ンとモノクロルトリフルオロエチレンとの共重合体を
0.1重量%以上、10重量%以下含有することを特徴
とするゴム補強用ポリエステル繊維、およびエチレンと
モノクロルトリフルオロエチレンとの共重合体を0.1
重量%以上、10重量%以下含有してなるポリエステル
繊維で補強されたゴム成形体によって達成される。
【0006】以下に本発明を詳細に説明する。本発明の
ポリエステルはポリエチレンテレフタレート(以下、P
ETという)およびポリブチレンテレフタレートを主体
とするものが好ましく、PETが更に好ましいものであ
る。ジカルボン酸成分の一部をイソフタル酸、2,6−
ナフタレンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカ
ルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、ダイマー酸、スル
ホン酸金属塩置換イソフタル酸などで置き換えてもよ
く、グリコール成分の一部をジエチレングリコール、ネ
オペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサンジオー
ル、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ポリアルキ
レングリコールなどで置き換えてもよい。更に、ペンタ
エリスリトール、トリメチロールプロパン、トリメリッ
ト酸、トリメシン酸、硼酸などの鎖分岐剤を少量併用す
ることもできる。また酸化チタン、酸化ケイ素、炭酸カ
ルシウム、チッ化ケイ素、クレー、タルク、カオリン、
ジルコニウム酸などの各種無機粒子や架橋高分子粒子、
各種金属粒子などの粒子類のほか従来公知の抗酸化剤、
金属イオン封鎖剤、イオン交換剤、着色防止剤、耐光
剤、難燃剤、包接化合物、帯電防止剤、各種着色剤、ワ
ックス類、シリコーンオイル、各種フッ素系界面活性
剤、各種強化繊維類などが添加されていてもよい。また
本発明のポリエステルには上記の改質ポリエステル樹脂
を2種類以上ブレンドしてもよく、更にはポリアミド、
ポリエステルアミド、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、
ポリオレフィン樹脂、各種ゴム、ポリカーボネート、ポ
リウレタン、ポリアクリレートなどの樹脂、エチレンと
モノクロルトリフルオロエチレンとの共重合体以外の各
種フッ素樹脂を少量ブレンドしたものでもよい。また、
本発明に用いるポリエステルは各種改質剤、例えばカル
ボジイミド化合物、エポキシ化合物、イソシアネート化
合物、オキサゾリン化合物等の末端カルボキシル基封鎖
剤により改質されていてもよい。本発明のポリエステル
繊維は、紡糸・延伸された糸条、糸条を撚糸したコー
ド、コードを製織した織物等、いかなる形態のものでも
よい。
ポリエステルはポリエチレンテレフタレート(以下、P
ETという)およびポリブチレンテレフタレートを主体
とするものが好ましく、PETが更に好ましいものであ
る。ジカルボン酸成分の一部をイソフタル酸、2,6−
ナフタレンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカ
ルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、ダイマー酸、スル
ホン酸金属塩置換イソフタル酸などで置き換えてもよ
く、グリコール成分の一部をジエチレングリコール、ネ
オペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサンジオー
ル、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ポリアルキ
レングリコールなどで置き換えてもよい。更に、ペンタ
エリスリトール、トリメチロールプロパン、トリメリッ
ト酸、トリメシン酸、硼酸などの鎖分岐剤を少量併用す
ることもできる。また酸化チタン、酸化ケイ素、炭酸カ
ルシウム、チッ化ケイ素、クレー、タルク、カオリン、
ジルコニウム酸などの各種無機粒子や架橋高分子粒子、
各種金属粒子などの粒子類のほか従来公知の抗酸化剤、
金属イオン封鎖剤、イオン交換剤、着色防止剤、耐光
剤、難燃剤、包接化合物、帯電防止剤、各種着色剤、ワ
ックス類、シリコーンオイル、各種フッ素系界面活性
剤、各種強化繊維類などが添加されていてもよい。また
本発明のポリエステルには上記の改質ポリエステル樹脂
を2種類以上ブレンドしてもよく、更にはポリアミド、
ポリエステルアミド、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、
ポリオレフィン樹脂、各種ゴム、ポリカーボネート、ポ
リウレタン、ポリアクリレートなどの樹脂、エチレンと
モノクロルトリフルオロエチレンとの共重合体以外の各
種フッ素樹脂を少量ブレンドしたものでもよい。また、
本発明に用いるポリエステルは各種改質剤、例えばカル
ボジイミド化合物、エポキシ化合物、イソシアネート化
合物、オキサゾリン化合物等の末端カルボキシル基封鎖
剤により改質されていてもよい。本発明のポリエステル
繊維は、紡糸・延伸された糸条、糸条を撚糸したコー
ド、コードを製織した織物等、いかなる形態のものでも
よい。
【0007】本発明のポリエステル繊維の極限粘度は、
通常は0.6以上であればよい。ここで極限粘度はオル
ソクロロフェノール溶液中25℃で測定した粘度より求
めた極限粘度であり、〔η〕で表わされる。
通常は0.6以上であればよい。ここで極限粘度はオル
ソクロロフェノール溶液中25℃で測定した粘度より求
めた極限粘度であり、〔η〕で表わされる。
【0008】本発明で用いるエチレンとモノクロルトリ
フルオロエチレンとの共重合体(以下、ECTFEとい
う)は、エチレンとモノクロルトリフルオロエチレンと
のランダム共重合体であって、共重合比率が概ねモル比
で1:1の共重合体である。また、ECTFEとして、
溶融状態における流動性(以下、MFRという)の異な
る物が知られており、本発明に用いるECTFEとして
は、ASTM D−1238に準拠して271.5℃で
総荷重2160gで測定したMFRが1〜35g/10
分のものを用いることができるが、MFRが13〜32
g/10分のものを用いると原糸物性が良好となる傾向
にあるため好ましいものである。
フルオロエチレンとの共重合体(以下、ECTFEとい
う)は、エチレンとモノクロルトリフルオロエチレンと
のランダム共重合体であって、共重合比率が概ねモル比
で1:1の共重合体である。また、ECTFEとして、
溶融状態における流動性(以下、MFRという)の異な
る物が知られており、本発明に用いるECTFEとして
は、ASTM D−1238に準拠して271.5℃で
総荷重2160gで測定したMFRが1〜35g/10
分のものを用いることができるが、MFRが13〜32
g/10分のものを用いると原糸物性が良好となる傾向
にあるため好ましいものである。
【0009】本発明のポリエステル繊維に含まれるEC
TFEは0.1重量%以上、10重量%以下であること
が必要であり、0.3重量%以上、8重量%以下がより
好ましく、0.4重量%以上、7重量%以下が更に好ま
しい。0.1重量%より少ない場合はゴム中での劣化抑
制効果が不十分であり、また10重量%より多い場合は
ゴムとの接着性を損ない好ましくない。該ECTFEと
ポリエステルとの混合は、重縮合反応終了直後の溶融状
態のポリエステルにECTFEを添加し混練させる方
法、ポリエステルのチップにECTFEを添加・混合し
た後に混合缶あるいはエクストルダなどで混練させる方
法などにより行うことができる。
TFEは0.1重量%以上、10重量%以下であること
が必要であり、0.3重量%以上、8重量%以下がより
好ましく、0.4重量%以上、7重量%以下が更に好ま
しい。0.1重量%より少ない場合はゴム中での劣化抑
制効果が不十分であり、また10重量%より多い場合は
ゴムとの接着性を損ない好ましくない。該ECTFEと
ポリエステルとの混合は、重縮合反応終了直後の溶融状
態のポリエステルにECTFEを添加し混練させる方
法、ポリエステルのチップにECTFEを添加・混合し
た後に混合缶あるいはエクストルダなどで混練させる方
法などにより行うことができる。
【0010】また、本発明のポリエステル繊維は芯成分
のポリエステルがECTFEを含有する芯鞘複合繊維、
または芯と鞘を構成するポリエステルのECTFE含有
量が異なる芯鞘複合繊維であってもよい。また、本発明
のポリエステル繊維が芯成分の比率が50重量%以上で
あって、ECTFEを含有するポリエステルを芯成分と
し、ポリアミドを鞘成分とする芯鞘複合繊維であっても
よい。
のポリエステルがECTFEを含有する芯鞘複合繊維、
または芯と鞘を構成するポリエステルのECTFE含有
量が異なる芯鞘複合繊維であってもよい。また、本発明
のポリエステル繊維が芯成分の比率が50重量%以上で
あって、ECTFEを含有するポリエステルを芯成分と
し、ポリアミドを鞘成分とする芯鞘複合繊維であっても
よい。
【0011】本発明のゴム補強用ポリエステル繊維は種
々の加硫促進剤、加硫助剤である亜鉛華およびゴム等か
らなる組成物に対し有効である。加硫促進剤としては、
例えばN−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾールスル
フェンアミド、N−オキシジエチレン−2−ベンゾチア
ゾールスルフェンアミド、テトラメチルチウラムジサル
ファイド、テトラエチルチウラムジサルファイド、テト
ラブチルチウラムジサルファイド、テトラメチルチウラ
ムモノサルファイド、ジメチルチオカルバミン酸ナトリ
ウム、ジエチルチオカルバミン酸ナトリウム、ジメチル
チオカルバミン酸亜鉛、ジエチルチオカルバミン酸亜
鉛、2−メルカプトベンゾチアゾール、ジベンゾチアゾ
ールジサルファイド等である。ゴムとしては、例えば天
然ゴム、スチレンブタジエン系ゴム、イソプレン系ゴ
ム、クロロプレン系ゴム、エチレンプロピレン系ゴム等
であり、これ等の加硫促進剤、ゴムを複数種組み合わせ
たものであってもよい。
々の加硫促進剤、加硫助剤である亜鉛華およびゴム等か
らなる組成物に対し有効である。加硫促進剤としては、
例えばN−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾールスル
フェンアミド、N−オキシジエチレン−2−ベンゾチア
ゾールスルフェンアミド、テトラメチルチウラムジサル
ファイド、テトラエチルチウラムジサルファイド、テト
ラブチルチウラムジサルファイド、テトラメチルチウラ
ムモノサルファイド、ジメチルチオカルバミン酸ナトリ
ウム、ジエチルチオカルバミン酸ナトリウム、ジメチル
チオカルバミン酸亜鉛、ジエチルチオカルバミン酸亜
鉛、2−メルカプトベンゾチアゾール、ジベンゾチアゾ
ールジサルファイド等である。ゴムとしては、例えば天
然ゴム、スチレンブタジエン系ゴム、イソプレン系ゴ
ム、クロロプレン系ゴム、エチレンプロピレン系ゴム等
であり、これ等の加硫促進剤、ゴムを複数種組み合わせ
たものであってもよい。
【0012】本発明のゴム成形体とは、本発明のゴム補
強用ポリエステル繊維で補強されたゴム製品ならいかな
るものでもよく、例えば、タイヤ、ベルト、ホース等を
挙げることができる。
強用ポリエステル繊維で補強されたゴム製品ならいかな
るものでもよく、例えば、タイヤ、ベルト、ホース等を
挙げることができる。
【0013】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に詳しく説
明する。 (接着剤処理条件)1%水酸化ナトリウム水溶液13重
量部、レゾルシン16.6重量部、37%ホルマリン1
5重量部、水205重量部を混合し25℃で4時間熟成
し、次いでピラテックス(住友ノーガタック社製、41
%スチレン−ブタジエン−ビニルピリジン共重合ラテッ
クス)100重量部を加え、25℃で30時間熟成しR
FL水性液を得た。このRFL水性液にバルカボンドE
(バルナックス社製品、20%P−クロルフェノール・
レゾルシン・ホルマリン縮合物のアンモニア水溶液)1
10重量部を加えて得た接着剤液にコードを5秒間浸漬
し、100℃で3分間乾燥後250℃で1分間熱処理を
行なった。
明する。 (接着剤処理条件)1%水酸化ナトリウム水溶液13重
量部、レゾルシン16.6重量部、37%ホルマリン1
5重量部、水205重量部を混合し25℃で4時間熟成
し、次いでピラテックス(住友ノーガタック社製、41
%スチレン−ブタジエン−ビニルピリジン共重合ラテッ
クス)100重量部を加え、25℃で30時間熟成しR
FL水性液を得た。このRFL水性液にバルカボンドE
(バルナックス社製品、20%P−クロルフェノール・
レゾルシン・ホルマリン縮合物のアンモニア水溶液)1
10重量部を加えて得た接着剤液にコードを5秒間浸漬
し、100℃で3分間乾燥後250℃で1分間熱処理を
行なった。
【0014】実施例1,比較実施例1 極限粘度1.01のPET乾燥チップ(以下、PETチ
ップという)、およびMFRが18g/10分のECT
FEチップ(以下、ECTFEチップという)を用意し
た。ECTFEチップをPETチップとECTFEチッ
プの混合チップに対して4重量%で混合した。この混合
チップをギアポンプ,濾過層,紡糸口金を備えたエクス
トルダ式溶融紡糸機にて溶融紡糸・延伸して、1000
デニール/192フィラメントのポリエステル繊維を得
た。このポリエステル繊維に40回/10cmの下撚を
加えた後、2本を合糸し、更に40回/10cmの上撚
りを加えてコードとした。該コードに接着剤処理を施し
下記に示す未加硫ゴム組成物に埋め込み、170℃、5
0kg/cm2 で3時間加硫した後、コードをゴムから
取り出し強力を測定した結果をゴム中で処理しないブラ
ンクのコードの強力と共に表1に示した。 未加硫ゴム組成物 天然ゴム 70 重量部 SBR(スチレン・ブタジエンラバー) 30 重量部 亜鉛華 3.5 重量部 ステアリン酸 1.5 重量部 カーボンブラック 35 重量部 プロセスオイル 3.5 重量部 硫黄 2.5 重量部 ジベンゾチアゾール・ジサルファイド 1 重量部 比較のために実施例1に於いて、ECTFEチップを加
えないこと以外は実施例1と同様にした場合を表1に示
した(比較実施例1)。
ップという)、およびMFRが18g/10分のECT
FEチップ(以下、ECTFEチップという)を用意し
た。ECTFEチップをPETチップとECTFEチッ
プの混合チップに対して4重量%で混合した。この混合
チップをギアポンプ,濾過層,紡糸口金を備えたエクス
トルダ式溶融紡糸機にて溶融紡糸・延伸して、1000
デニール/192フィラメントのポリエステル繊維を得
た。このポリエステル繊維に40回/10cmの下撚を
加えた後、2本を合糸し、更に40回/10cmの上撚
りを加えてコードとした。該コードに接着剤処理を施し
下記に示す未加硫ゴム組成物に埋め込み、170℃、5
0kg/cm2 で3時間加硫した後、コードをゴムから
取り出し強力を測定した結果をゴム中で処理しないブラ
ンクのコードの強力と共に表1に示した。 未加硫ゴム組成物 天然ゴム 70 重量部 SBR(スチレン・ブタジエンラバー) 30 重量部 亜鉛華 3.5 重量部 ステアリン酸 1.5 重量部 カーボンブラック 35 重量部 プロセスオイル 3.5 重量部 硫黄 2.5 重量部 ジベンゾチアゾール・ジサルファイド 1 重量部 比較のために実施例1に於いて、ECTFEチップを加
えないこと以外は実施例1と同様にした場合を表1に示
した(比較実施例1)。
【0015】実施例2〜8、比較実施例2〜3 実施例1に於けるECTFEチップの混合比率を表1に
示すように変更した以外は実施例1と同様にし、コード
とした。次いで接着剤処理を施されたコードを、加硫モ
−ルドを用いて、実施例1に示したゴム組成物中に埋め
込み140℃,40分間,50kg/cm2 で加硫後、
ゴムとコードからなるブロックをモールドから取り出し
放冷後、ゴムからコードを引き抜き、この時の荷重を測
定し初期接着力として表1に示した。
示すように変更した以外は実施例1と同様にし、コード
とした。次いで接着剤処理を施されたコードを、加硫モ
−ルドを用いて、実施例1に示したゴム組成物中に埋め
込み140℃,40分間,50kg/cm2 で加硫後、
ゴムとコードからなるブロックをモールドから取り出し
放冷後、ゴムからコードを引き抜き、この時の荷重を測
定し初期接着力として表1に示した。
【0016】本発明のゴム補強用ポリエステル繊維材料
は、ゴム中で長時間高温にさらされたときの劣化が抑制
され、ゴムとの接着性にも優れたものであり、得られた
ゴム成形体は優れたものであることがわかる。
は、ゴム中で長時間高温にさらされたときの劣化が抑制
され、ゴムとの接着性にも優れたものであり、得られた
ゴム成形体は優れたものであることがわかる。
【0017】
【表1】
【0018】
【発明の効果】本発明のエチレンとモノクロルトリフル
オロエチレンとの共重合体を0.1重量%以上、10重
量%以下含有したゴム補強用ポリエステル繊維材料は、
ゴムとの接着性にも優れ、かつゴム中で長時間高温にさ
らされたときの劣化が抑制でき、安定したものであるか
ら、本発明のゴム補強用ポリエステル繊維材料を用いた
ゴム成形体はタイヤ,ベルト,ホース等として有用なも
のである。
オロエチレンとの共重合体を0.1重量%以上、10重
量%以下含有したゴム補強用ポリエステル繊維材料は、
ゴムとの接着性にも優れ、かつゴム中で長時間高温にさ
らされたときの劣化が抑制でき、安定したものであるか
ら、本発明のゴム補強用ポリエステル繊維材料を用いた
ゴム成形体はタイヤ,ベルト,ホース等として有用なも
のである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08J 5/04 CEQ 7310−4F C08L 21/00 7211−4J D01F 6/62 302 A 7199−3B F16G 1/08
Claims (2)
- 【請求項1】エチレンとモノクロルトリフルオロエチレ
ンとの共重合体を0.1重量%以上、10重量%以下含
有することを特徴とするゴム補強用ポリエステル繊維。 - 【請求項2】エチレンとモノクロルトリフルオロエチレ
ンとの共重合体を0.1重量%以上、10重量%以下含
有してなるポリエステル繊維で補強されたゴム成形体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5046765A JPH06264308A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | ゴム補強用ポリエステル繊維およびゴム成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5046765A JPH06264308A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | ゴム補強用ポリエステル繊維およびゴム成形体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06264308A true JPH06264308A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=12756433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5046765A Pending JPH06264308A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | ゴム補強用ポリエステル繊維およびゴム成形体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06264308A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10626521B2 (en) | 2014-12-11 | 2020-04-21 | Tepha, Inc. | Methods of manufacturing mesh sutures from poly-4-hydroxybutyrate and copolymers thereof |
-
1993
- 1993-03-08 JP JP5046765A patent/JPH06264308A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10626521B2 (en) | 2014-12-11 | 2020-04-21 | Tepha, Inc. | Methods of manufacturing mesh sutures from poly-4-hydroxybutyrate and copolymers thereof |
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