JPH06264795A - 燃料噴射制御装置 - Google Patents

燃料噴射制御装置

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JPH06264795A
JPH06264795A JP221194A JP221194A JPH06264795A JP H06264795 A JPH06264795 A JP H06264795A JP 221194 A JP221194 A JP 221194A JP 221194 A JP221194 A JP 221194A JP H06264795 A JPH06264795 A JP H06264795A
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JP
Japan
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fuel injection
injection amount
fuel
amount
air
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JP221194A
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English (en)
Inventor
Suehiro Yamazaki
末広 山崎
Hisashi Oki
久 大木
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は燃料噴射制御装置に関し、各インジ
ェクタの流量差を検出でき、これにより各インジェクタ
の流量差を補正可能とすることを目的とする。 【構成】 燃料噴射制御手段M1は、多気筒内燃機関M
2の各気筒に複数のインジェクタM3により噴射する燃
料量を制御する。噴射量可変手段M4は、上記複数のイ
ンジェクタM3のうち1つのインジェクタの燃料噴射量
を所定の割合いで可変する。空燃比変化量検出手段M5
は、上記噴射量可変手段の行なう燃料噴射量の可変によ
り空燃比検出手段M6で検出される空燃比の変化量を検
出する。流量比検出手段M7は、上記燃料噴射量の可変
量と空燃比の変化量とから上記複数のインジェクタ夫々
の流量比を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃料噴射制御装置に関
し、多気筒内燃機関の各気筒に複数のインジェクタによ
り噴射する燃料量を制御する燃料噴射制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より実開昭60−90942号公報
に記載の如く、各気筒の排気上死点における空燃比がリ
ッチ,リーン間で反転することを検出して、各気筒のイ
ンジェクタの異常を検出し、異常を検出したときは燃料
の供給を停止する燃料噴射制御装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来装置では各
気筒のインジェクタの流量が過大又は過少であるかの判
定は可能であるが、どの程度過大又は過少かを判定する
ことができず、各気筒のインジェクタ間の流量差を検出
して、これを補正することができないという問題があっ
た。
【0004】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
各インジェクタの燃料噴射量を所定の割合いで可変して
空燃比の変化量を検出することにより、各インジェクタ
の流量差を検出でき、これにより各インジェクタの流量
差を補正可能な燃料噴射制御装置を提供することを目的
とする。
【0005】また、各インジェクタの燃料噴射量をフィ
ードバック制御の噴射量から増減量してフィードバック
制御の燃料噴射量の増減量を検出することにより、定量
的な測定ができない空燃比検出手段を用いて各インジェ
クタの流量比を検出でき、これにより各インジェクタの
流量差を補正可能な燃料噴射制御装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1(A),(B)は本
発明の原理図を示す。
【0007】図1(A)において、燃料噴射制御手段M
1は、多気筒内燃機関M2の各気筒に複数のインジェク
タM3により噴射する燃料量を制御する。
【0008】噴射量可変手段M4は、上記複数のインジ
ェクタM3のうち1つのインジェクタの燃料噴射量を所
定の割合いで可変する。
【0009】空燃比変化量検出手段M5は、上記噴射量
可変手段の行なう燃料噴射量の可変により空燃比検出手
段M6で定量的に検出される空燃比の変化量を検出す
る。
【0010】流量比検出手段M7は、上記燃料噴射量の
可変量と空燃比の変化量とから上記複数のインジェクタ
夫々の流量比を検出する。
【0011】図1(B)において、空燃比検出手段M1
0は、空燃比を検出する。
【0012】フィードバック制御手段M11は、上記空
燃比を理論空燃比となるよう燃料噴射量をフィードバッ
ク制御する。
【0013】噴射量増減手段M12は、上記フィードバ
ック制御中に上記複数のインジェクタのうち選択した1
つのインジェクタの燃料噴射量をフィードバック制御に
よる噴射量から所定量増量すると共に残りのインジェク
タの燃料噴射量をフィードバック制御の噴射量から所定
量減量して新たなフィードバック制御の噴射量を得る。
【0014】流量比検出手段M13は、上記噴射量増減
手段で所定量増量するインジェクタの選択を順次切換
え、夫々の選択時における新たなフィードバック制御の
燃料噴射量の増減量から上記複数のインジェクタ夫々の
流量比を検出する。
【0015】
【作用】本発明においては、各インジェクタの燃料噴射
量を所定の割合いで可変して、その間の空燃比の変化量
を検出して各インジェクタの流量比を検出するため、こ
の流量比から各インジェクタ間の流量差を検出すること
ができ、更にこの流量差がなくなる方向に各インジェク
タの噴射量を補正することが可能となる。
【0016】また、本発明においては、各インジェクタ
の燃料噴射量をフィードバック制御の噴射量から増減量
してフィードバック制御の燃料噴射量の増減量を検出す
るため、空燃比検出手段は定量的な測定ができる必要が
なく、フィードバック制御に必要なリッチ/リーンの検
出ができれば良い。
【0017】
【実施例】図2は本発明の一実施例の構成図を示す。同
図中、本実施例は内燃機関11として4気筒4サイクル
火花点火式内燃機関(エンジン)に本発明を適用した例
を示している。このエンジン31は後述するマイクロコ
ンピュータ21によって制御される。
【0018】図2において、エアクリーナ22の下流側
にはスロットルバルブ19を介してサージタンク23が
設けられている。エアクリーナ22の近傍には吸気温を
検出する吸気温センサ24が取付けられ、またスロット
ルバルブ19には、スロットルバルブ19の開度を検出
するスロットル開度センサ25が取付けられている。ま
た、サージタンク23にはダイヤフラム式の圧力センサ
26が取付けられている。
【0019】サージタンク23はインテークマニホルド
29及び吸気ポート30を介してエンジン31の燃焼室
32に連通されている。インテークマニホルド29内に
一部が突出するよう各気筒毎にインジェクタ20が配設
されており、このインジェクタ20でインテークマニホ
ルド29を通る空気流中に燃料が噴射される。
【0020】燃焼室32は排気ポート33及びエキゾー
ストマニホルド34を介して触媒装置35に連通されて
いる。また、36は点火プラグで、一部が燃焼室32に
突出するように設けられている。また、37はピストン
で、図中、上下方向に往復運動する。
【0021】イグナイタ38は高電圧を発生し、この高
電圧をディストリビュータ39により各気筒の点火プラ
グ36へ分配供給する。回転駆動センサ40はディスト
リビュータ39のシャフトの回転を検出して例えば30
℃A毎にエンジン回転信号をマイクロコンピュータ21
へ出力する。
【0022】また、41は水温センサで、エンジンブロ
ック42を貫通して一部がウォータジャケット42内に
突出するように設けられており、エンジン冷却水の水温
を検出して水温センサ信号(THW)を出力する。更
に、43は酸素濃度検出センサ(O2 センサ)で、各気
筒の集合部又はそれより下流のエキゾーストマニホルド
34を貫通突出するように配置され、触媒装置35に入
る前の排気ガス中の酸素濃度を検出する。
【0023】本実施例の動作を制御するマイクロコンピ
ュータ21は図3に示す如きハードウェア構成とされて
いる。同図中、図2と同一構成部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。図3において、マイクロコン
ピュータ21は中央処理装置(MPU)53、処理プロ
グラムを格納したリード・オンリ・メモリ(ROM)5
4、作業領域として使用されるランダム・アクセス・メ
モリ(RAM)55、エンジン停止後もデータを保持す
るバックアップRAM56、MPU53へそのマスター
クロックを供給するクロック発生器57を有し、これら
を双方向のバスライン58を介して互いに接続すると共
に、入出力ポート59、入力ポート60、出力ポート6
1,62に夫々接続した構成とされている。
【0024】また、マイクロコンピュータ21はフィル
タ65及びバッファ66を直列に介して取り出した圧力
センサ26からの圧力検出信号と、バッファ67を介し
て取り出した吸気温センサ24からの吸気温検出信号
と、バッファ68を介して取り出した水温センサ信号
(THW)と、バッファ79を介して取り出したスロッ
トル開度センサ25からのスロットル開度信号とをマル
チプレクサ70で選択出力し、これをA/D変換器71
でディジタル信号に変換した後、入出力ポート59を介
してバスライン58へ送出する構成とされている。な
お、上記のフィルタ65は、圧力センサ26の出力検出
信号中に含まれる、吸気管圧力の脈動成分を除去するた
めのフィルタである。
【0025】これにより、マルチプレクサ70の各入力
検出信号はMPU53の制御の下に順次マルチプレクサ
70により選択出力された後、A/D変換器71でディ
ジタル信号に変換された後、RAM55に記憶される。
【0026】また、マイクロコンピュータ21はO2
ンサ43からの酸素濃度検出信号をバッファ72を介し
てコンパレータ73に入力され、ここで波形整形して入
力ポート60に供給すると共に、波形整形回路74によ
り回転角センサ40からの検出信号を波形整形した信号
を入力ポート60に供給される。
【0027】更に、マイクロコンピュータ21は駆動回
路75,76を有しており、出力ポート61からの信号
を駆動回路75を介してイグナイタ38へ供給し、出力
ポート62からの信号をダウンカウンタを備えた駆動回
路76を介してインジェクタ20へ供給する構成とされ
ている。
【0028】次にマイクロコンピュータ21で実行され
る燃料噴射制御処理の第1実施例について図4と共に説
明する。図4の燃料噴射制御処理はメインルーチンの一
部である。
【0029】図4において、ステップ101ではO2
ンサ43が活性化されているか否かを判別し、活性化さ
れていればステップ102で回転数変化の少ない定常状
態であるか、又はアイドル状態であるかを判別する。こ
こで、定常状態又はアイドル状態であればステップ10
3でカウンタTの値が所定値Tc以上かどうかを判別す
る。所定値Tcは例えば1週間又は1ヶ月に相当する値
である。
【0030】ここでT<Tcの場合は、ステップ104
でカウンタTをインクリメントして処理を終了する。T
≧Tcの場合は、ステップ105で空燃比フィードバッ
ク制御を中止した後、ステップ106で後述の流量差検
出補正処理を実行し、この後、ステップ107でカウン
タTを0にリセットして処理を終了する。
【0031】つまり、流量差検出補正処理は、O2 セン
サが活性化された定常状態又はアイドル状態において1
週間又は1ヶ月毎に実行される。
【0032】図5はステップ106で実行される流量差
検出補正処理の第1実施例のフローチャートを示す。同
図中、ステップ201では気筒番号nに1をセットし、
タイマtを0にリセットする。次にステップ202でn
番気筒の燃料噴射量を所定微少量だけ減量し、ステップ
203でタイマtの値が例えば1sec程度の所定値Δ
0 以上か否かを判別し、t<Δt0 の場合は後述のス
テップ205を経てステップ202に戻り噴射量は所定
の割合いで減量される。t≧Δt0 の場合はステップ2
04でO2 センサ43の検出信号を読取ってA(n) に格
納しステップ202に進む。t<Δt0 の場合はステッ
プ205に進み、タイマtの値が例えば数sec程度の
所定値Δt1 とΔt0 との和以上か否かを判別し、t<
Δt1 +Δt0 の場合はステップ202に進み、t≧Δ
1 +Δt0 の場合はステップ206に進む。
【0033】ステップ206ではO2 センサ43の検出
信号を読取ってB(n) に格納する。次にステップ207
でB(n) とA(n) との差を取ってΔO(n) に格納する。
この後、ステップ208で差ΔO(n) を所定値Δt1
除算して傾きK(n) を算出する。この後、ステップ20
9でn番気筒の減量を終了し、ステップ210でO2
ンサ43の検出信号がフィードバック制御の目標空燃比
と一致したことを確認して、ステップ211で気筒番号
をインクリメントすると共にタイマtを0にリセットす
る。
【0034】次にステップ212で気筒番号nが4を越
えたか否かを判別し、n≦4の場合はステップ202に
戻り、ステップ202〜211を繰り返す。これによっ
て図6に示す如く各気筒のインジェクタの所定時間Δt
1 におけるO2 センサ出力の変化量O(1) 〜O(4) が求
められ、更に単位時間当りのO2 センサ出力の変化量で
ある傾きK(1) 〜K(4) が算出される。
【0035】ステップ212でn>4の場合はステップ
213で傾きK(1) 〜K(4) の平均値を求めKAVe に格
納する。この後、ステップ214で各気筒の傾きK(1)
〜K (4) 夫々の平均傾きKAVe に対する比R(1) 〜R
(4) を求め、処理を終了する。この比R(1) 〜R(4)
々は各気筒のインジェクタの流量比を示しており、比R
(n) が大きい程そのインジェクタは大容量であることを
表わしている。
【0036】図7は燃料噴射処理のフローチャートを示
す。この処理は気筒毎に所定クランク角で割込まれ、実
行される。同図中、ステップ301では圧力センサ26
からの吸気管圧力PM、回転角センサ40からの回転数
NE等を基に基本噴射量Taを算出する。次にステップ
302で次式により燃料噴射時間TAUを算出する。 TAU=Ta×Ka/R(n) +Tv ここで、Kaは運転状態に応じた補正係数、R(n) はス
テップ214で求めた各気筒の比、Tvは無効噴射時間
である。
【0037】次のステップ303で算出した燃料噴射時
間TAUに見合う量の燃料が噴射され、この処理が終了
する。
【0038】このように、各インジェクタの燃料噴射量
を所定の割合いで可変して、その間の空燃比の変化量を
検出して各インジェクタの流量比を検出するため、この
流量比から各インジェクタ間の流量差を検出することが
でき、更にこの流量差がなくなる方向に各インジェクタ
の噴射量を補正することが可能となり、エミッションの
向上を図ることができる。
【0039】なお、上記第1実施例ではステップ202
で各気筒の燃料噴射量を減量しているが、これは増量で
あっても良い。
【0040】次にマイクロコンピュータ21で実行され
る燃料噴射制御処理の第2実施例について図8と共に説
明する。図8の燃料噴射制御処理はメインルーチンの一
部である。
【0041】図4において、ステップ401ではO2
ンサ43が活性化されているか否かを判別し、活性化さ
れていればステップ402で回転数変化の少ない定常状
態であるか、又はアイドル状態であるかを判別する。こ
こで、定常状態又はアイドル状態であればステップ40
3でカウンタTの値が所定値Td以上かどうかを判別す
る。所定値Tdは例えば数十分に相当する値である。
【0042】ここでT<Tcの場合は、ステップ404
でカウンタTをインクリメントして処理を終了する。T
≧Tcの場合は、ステップ406で後述の流量差検出補
正処理を実行し、この後、ステップ407でカウンタT
を0にリセットして処理を終了する。
【0043】つまり、流量差検出補正処理は、O2 セン
サが活性化された定常状態又はアイドル状態において数
十分毎に実行される。
【0044】図9はステップ406で実行される流量差
検出補正処理の第2実施例のフローチャートを示す。同
図中、ステップ501ではパターン番号mに1をセット
し、タイマtを0にリセットする。次にステップ502
では図10(A)に示すパターン1〜4のうちパターン
番号mで指示されるパターンを選択して各気筒#1〜#
4夫々の燃料噴射時間TAUを増減する。パターン1で
は全気筒#1〜#4のTAUは増減なし、パターン2で
は1番気筒#1のTAUを3%増量し、2番気筒#2の
TAUを3%減量する。パターン3,4夫々ではパター
ン2と同様に1番気筒のTAUを3%増量し、3番又は
4番気筒のTAUを3%減量する。
【0045】次にステップ503ではO2 センサ43を
用いた空燃比フィードバック制御を行ない理論空燃比と
し、ステップS504で上記フィードバック制御による
燃料噴射量TAUを読み取る。この後、ステップ505
でタイマtの値が所定時間t 0 (t0 は数秒)以上か否
かを判別し、t<t0 の場合はステップ502に進んで
ステップ502〜505を繰り返し、t≧t0 の場合は
ステップ506に進む。
【0046】ステップ506では上記時間t0 の間に読
み取った燃料噴射時間TAUの平均値を求め、この平均
値をパターンmでの燃料噴射時間TAUmとする。次に
ステップ507でパターン番号mを1だけインクリメン
トし、タイマtをゼロリセットする。この後、ステップ
508でパターン番号mが4以上か否かを判別し、m≦
4であればステップ502に進んでステップ502〜5
08を繰り返す。これによって図10(B)に示す如く
TAU1〜TAU4が求まる。m>4であればステップ
509でTAU1〜TAU4夫々をTAU1で割算し
て、図10(C)に示す如く、1番気筒のインジェクタ
を基準とする2番〜4番気筒夫々のインジェクタの流量
比R(1)〜R(4)を算出し処理を終了する。
【0047】ここでは、1番気筒を基準としているため
R(1)=1である。この流量比R(1)〜R(4)は
その後の各気筒の燃料噴射量TAUの演算に反映させ、
かつ学習項に書き込んでおく。ところで基準とする気筒
は1番気筒に限る必要はなく、TAU増減の割合いは3
%に限らず例えば5%等にしても良く、これはエンジン
機種や運転条件に合わせて適宜変更して良い。また、流
量比R(1)〜R(4)が所定値(例えば±15%)を
越えた場合にはエミッション等に悪影響を及ぼしかねな
いので警報を行なっても良い。
【0048】図11はステップ406で実行される流量
差検出補正処理の変形例のフローチャートを示す。同図
中、ステップ600で燃料噴射量TAUを算出し、ステ
ップ601でパターン番号mに1をセットし、タイマt
を0にリセットする。次にステップ602では図12
(A)に示すパターン1〜4のうちパターン番号mで指
示されるパターンを選択して各気筒#1〜#4夫々の燃
料噴射時間TAUを増減する。パターン1では1番気筒
#1のTAUを3%増量し、2,3,4番気筒#2,#
3,#4のTAUを1%減量する。パターン2では2番
気筒#2のTAUを3%増量し、1,3,4番気筒#
1,#3,#4のTAUを1%減量する。パターン3で
は#3のTAUを3%増量し、他の#1,#2,#4夫
々のTAUを1%減量する。パターン4では#4のTA
Uを3%増量し、他の#1,#2,#3夫々のTAUを
1%減量する。
【0049】次にステップ603ではO2 センサ43を
用いた空燃比フィードバック制御を行ない理論空燃比と
し、ステップS604で上記フィードバック制御による
燃料噴射量TAUを読み取る。この後、ステップ605
でタイマtの値が所定時間t 0 (t0 は数秒)以上か否
かを判別し、t<t0 の場合はステップ602に進んで
ステップ602〜605を繰り返し、t≧t0 の場合は
ステップ606に進む。
【0050】ステップ606では上記時間t0 の間に読
み取った燃料噴射時間TAUの平均値を求め、この平均
値をパターンmでの燃料噴射時間TAUmとする。次に
ステップ607でパターン番号mを1だけインクリメン
トし、タイマtをゼロリセットする。この後、ステップ
608でパターン番号mが4以上か否かを判別し、m≦
4であればステップ602に進んでステップ602〜6
08を繰り返し、m>4であればステップ609に進
む。
【0051】ステップ609では次式により流量比R
(1)〜R(4)を算出する。
【0052】 (1+3/100)・K1+(1−1/100)・K2+(1−1/100) ・K3+(1−1/100)・K4=1/TAU1 ・・・ (1) (1−1/100)・K1+(1+3/100)・K2+(1−1/100) ・K3+(1−1/100)・K4=1/TAU2 ・・・ (2) (1−1/100)・K1+(1−1/100)・K2+(1+3/100) ・K3+(1−1/100)・K4=1/TAU3 ・・・ (3) (1−1/100)・K1+(1−1/100)・K2+(1−1/100) ・K3+(1+3/100)・K4=1/TAU4 ・・・ (4) 上記の(1)〜(4)式よりK1,K2,K3,K4の
比率が算出できる。これから次式により流量比R(m)
が算出される。
【0053】 R(m)=Km/{(K1+K2+K3+K4)/4} ・・・ (5) 但しKmはK1,K2,K3,K4である。
【0054】上記ステップ609でR(m)を求めた
後、処理を終了する。
【0055】この変形例では基準TAUからのズレ比率
K1〜K4を求め、流量比R(m)を算出している。こ
の流量比R(m)はエンジン負荷と回転数による2次元
マップの学習値に書き込んでおき、その後の各気筒の燃
料噴射量TAUの演算に反映させる。
【0056】図4の第1実施例では、図6に示す信号波
形を得るためにO2 センサ43は定量的測定の可能な例
えば限界電流型のものが必要となる。しかし、図8の第
2実施例では空燃比フィードバック制御を行なって、そ
の燃料噴射量TAUから補正量TAUを求めるため、O
2 センサ40としては定量的測定が不可能な例えばジル
コニア、チタニア等のものを使用できる。
【0057】
【発明の効果】上述の如く、本発明の燃料噴射制御装置
によれば、各インジェクタの燃料噴射量を所定の割合い
で可変して空燃比の変化量を検出するため、各インジェ
クタの流量差を検出でき、これにより各インジェクタの
流量差を補正できる。
【0058】また、各インジェクタの燃料噴射量をフィ
ードバック制御の噴射量から増減量してフィードバック
制御の燃料噴射量の増減量を検出するため、定量的な測
定ができない空燃比検出手段を用いて各イジェクタの流
量比を検出でき、これにより各イジェクタの流量差を補
正でき、実用上きわめて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例の構成図である。
【図3】マイクロコンピュータのブロック図である。
【図4】燃料噴射制御処理のフローチャートである。
【図5】流量差検出補正処理のフローチャートである。
【図6】O2 センサ信号の波形図である。
【図7】燃料噴射処理のフローチャートである。
【図8】燃料噴射制御処理のフローチャートである。
【図9】流量差検出補正処理のフローチャートである。
【図10】図9の処理を説明するための図である。
【図11】流量差検出補正処理のフローチャートであ
る。
【図12】図11の処理を説明するための図である。
【符号の説明】
M1 燃料噴射制御手段 M2 内燃機関 M3,20 インジェクタ M4 噴射量可変手段 M5 空燃比変化量検出手段 M6 空燃比検出手段 M7 流量比検出手段 19 スロットルバルブ 20 インジェクタ 21 マイクロコンピュータ 25 スロットル開度センサ 26 圧力センサ 36 点火プラグ 31 エンジン 38 イグナイタ 41 水温センサ 43 O2 センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空燃比を定量的に検出する空燃比検出手
    段を有し、多気筒内燃機関の各気筒に複数のインジェク
    タにより噴射する燃料量を制御する燃料噴射制御装置に
    おいて、 上記複数のインジェクタのうち1つのインジェクタの燃
    料噴射量を所定の割合いで可変する噴射量可変手段と、 上記噴射量可変手段の行なう燃料噴射量の可変により上
    記空燃比検出手段で検出される空燃比の変化量を検出す
    る空燃比変化量検出手段と、 上記燃料噴射量の可変量と空燃比の変化量とから上記複
    数のインジェクタ夫々の流量比を検出する流量比検出手
    段とを有することを特徴とする燃料噴射制御装置。
  2. 【請求項2】 空燃比を検出する空燃比検出手段と、上
    記空燃比を理論空燃比となるよう燃料噴射量をフィード
    バック制御するフィードバック制御手段とを有し、多気
    筒内燃機関の各気筒に複数のインジェクタにより噴射す
    る燃料量を制御する燃料噴射制御装置において、 上記フィードバック制御中に上記複数のインジェクタの
    うち選択した1つのインジェクタの燃料噴射量をフィー
    ドバック制御による噴射量から所定量増量すると共に残
    りのインジェクタの燃料噴射量をフィードバック制御の
    噴射量から所定量減量して新たなフィードバック制御の
    噴射量を得る噴射量増減手段と、 上記噴射量増減手段で所定量増量するインジェクタの選
    択を順次切換え、夫々の選択時における新たなフィード
    バック制御の燃料噴射量の増減量から上記複数のインジ
    ェクタ夫々の流量比を検出する流量比検出手段とを有す
    ることを特徴とする燃料噴射制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009180171A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Denso Corp 内燃機関の異常診断装置

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JP2009180171A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Denso Corp 内燃機関の異常診断装置

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