JPH06264943A - ラチェット機構 - Google Patents

ラチェット機構

Info

Publication number
JPH06264943A
JPH06264943A JP5050936A JP5093693A JPH06264943A JP H06264943 A JPH06264943 A JP H06264943A JP 5050936 A JP5050936 A JP 5050936A JP 5093693 A JP5093693 A JP 5093693A JP H06264943 A JPH06264943 A JP H06264943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ratchet wheel
claw
ratchet
pawl
wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5050936A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Machida
昌弘 町田
Kenichi Fukushima
賢一 福嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OOKUBO HAGURUMA KOGYO KK
Original Assignee
OOKUBO HAGURUMA KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OOKUBO HAGURUMA KOGYO KK filed Critical OOKUBO HAGURUMA KOGYO KK
Priority to JP5050936A priority Critical patent/JPH06264943A/ja
Priority to KR1019930025287A priority patent/KR940022068A/ko
Publication of JPH06264943A publication Critical patent/JPH06264943A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D41/00—Freewheels or freewheel clutches
    • F16D41/12—Freewheels or freewheel clutches with hinged pawl co-operating with teeth, cogs, or the like

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、爪車が正転する場合に、爪体が爪
車に間欠的に衝突する際の作動音を回避するようにした
ラチェット機構を提供することを目的とする。 【構成】 本発明によるラチェット機構は、爪車(1)
に対して着脱自在に配設されたディスク部(20)の外
周に形成された環状溝部(20a)と、この溝部(20
a)に嵌着され爪車(1)が正転及び逆転する場合に爪
車(1)と一緒に連れ回るリング体(25)と、このリ
ング体(25)から外方に向けて立設させ爪車(1)が
正転する場合に爪体(4)の摺動部(26)を押し上げ
て爪部(4a)と鋸歯(1a)との係合を解放させ、爪
車(1)が逆転する場合に爪体(4)の摺動部(26)
から離間し爪部(4a)と鋸歯(1a)とを係合させる
係合片(25a)とを備えた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラチェット機構に関
し、特に、爪車が正転する場合に、爪体が爪車に間欠的
に衝突する際の作動音をなくすための新規な改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来からウィンチや計測器等に利用され
ているこの種のラチェット機構としては、図7で示す構
成が採用されている。図7において、符号1で示すもの
は、回転軸2に固定され正転(矢印A方向)又は逆転
(矢印B方向)自在な爪車であり、この爪車1の外周に
は複数の鋸歯1aが形成されている。また、前記爪車1
から離間した位置においてケーシング2に回転ピン3が
固設され、この回転ピン3には爪車1に向かって延びる
爪体4が揺動自在に枢着されている。この爪体4の先端
には前記鋸歯1aの歯面1aAに係合する爪部4aを有
している。従って、回転軸2が正転した場合、爪車1も
矢印A方向に正転し、この時、爪部4aを歯面1aA上
で摺動させながら、爪車1を正転させることができる。
また、回転軸2が逆転を開始した場合、爪車1は矢印B
方向に回転するが、鋸歯1aの衝合部1aBに爪部4a
が衝突(当接)するので、爪車1は矢印B方向に極く僅
か回動するだけで、所望の位置に停止し、回動軸2の逆
転を適宜に防止することできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のラチェット機構
は、以上のように構成されていたため、次のような課題
が存在していた。すなわち、爪車1が正転する場合、爪
車1は、爪部4aが鋸歯1aの衝合部1aBをまたぐよ
うにして正転方向に送られるが、爪部4aが衝合部1a
Bをまたぐ際、衝合部1aBの段差により、次位の鋸歯
1aの歯面1aAと爪部4aとが勢いよく衝突し、作動
音を発する。この作動音はラチェット機構がもつ特有の
音であり、爪車1が正転する場合には間欠的に必ず発生
する。しかしながら、ラチェット機構自体が大型になっ
た場合には、この作動音も必然的に大きくなり、かなり
耳障りになることもあり、また、静かさを要求されるよ
うな場所、例えばエンジンを停止させた漁船等では、ラ
チェット機構を備えた機器を使用し難いといった問題点
があった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、爪車が正転する場合に、爪
体が爪車に間欠的に衝突する際の作動音を回避するよう
にしたラチェット機構を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるラチェット
機構は、正転又は逆転自在な爪車の外周に形成された鋸
歯と、揺動自在な爪体の先端に形成した爪部との協働に
より、前記爪車の逆転を防止するように構成したラチェ
ット機構において、前記爪車の外周領域に一体に形成さ
れた環状溝部と、この環状溝部に嵌着され前記爪車が正
転及び逆転する場合に前記爪車と一緒に連れ回るリング
体と、このリング体から外方に向けて立設させ前記爪車
が正転する場合に前記爪体の摺動部を押し上げて前記爪
部と前記鋸歯との係合を解放させ、前記爪車が逆転する
場合に前記爪体の摺動部から離間し前記爪部と前記鋸歯
とを係合させる係合片とを備えた構成である。
【0006】本発明によるラチェット機構は、正転又は
逆転自在な爪車の外周に形成された鋸歯と、揺動自在な
爪体の先端に形成した爪部との協働により、前記爪車の
逆転を防止するように構成したラチェット機構におい
て、前記爪車に対して着脱自在に配設されたディスク部
の外周に形成された環状溝部と、この溝部に嵌着され前
記爪車が正転及び逆転する場合に前記爪車と一緒に連れ
回るリング体と、このリング体から外方に向けて立設さ
せ前記爪車が正転する場合に前記爪体の摺動部を押し上
げて前記爪部と前記鋸歯との係合を解放させ、前記爪車
が逆転する場合に前記爪体の摺動部から離間し前記爪部
と前記鋸歯とを係合させる係合片とを備えた構成であ
る。
【0007】さらに詳細には、前記リング体をC字状の
弾性リングとして形成し、前記弾性リングの各遊端に前
記爪車と係合する一対の第1,2係合片を形成し、前記
第1係合片と前記第2係合片との間に前記爪部を介挿さ
せ、前記爪体の底面に形成した摺動部に前記第1係合片
を対峙させ、前記爪体の先端面に形成した係止部に前記
第2係合片を対峙させた構成である。
【0008】
【作用】本発明によるラチェット機構においては、爪車
が正転する場合、環状溝部とリング体との摩擦により、
リング体が爪車と一緒に連れ回る。この時、リング体か
ら突設された係合片が爪体の摺動部と係合すると同時に
爪体を上方へ押し上げて、爪部と鋸歯との係合を解放す
る。そして、爪車の回転力により、係合片が爪体に当接
した状態を維持するので、リング体は爪車と一緒に連れ
回わらず、爪部と鋸歯との係合が解放されたまま爪車の
みが回転し、爪体が爪車に衝突する際の作動音をなくす
ことができる。また、爪車が逆転する場合、環状溝部と
リング体との摩擦により、爪車と一緒にリング体が逆転
方向に連れ回る。この時、リング体の係合片が爪体の摺
動部から離間する方向に移動するため、爪体はその自重
により降下し、爪部と鋸部とを係合させて、爪車の逆転
を阻止することができる。
【0009】
【実施例】以下、図面と共に本発明によるラチェット機
構の好適な実施例について詳細に説明する。なお、従来
例と同一又は同等部分については、同一符号を用いて説
明する。
【0010】図1,2において符号10で示すものは、
いか釣り船等でウィンチとして利用される減速機であ
り、この減速機10は筺型のケーシング2を備えてい
る。このケーシング2内には、モータ(図示せず)に連
結された駆動軸12の先端部12aが挿入され、この先
端12aには主動歯車12aAが形成されている。ま
た、前記ケーシング2内には、駆動軸12に平行な中間
軸13がボールベアリング等で回転自在に軸支されてい
る。そして、この中間軸13の一端には、前記主動歯車
12aAと噛合する第1中間歯車14が配置され、その
他端には、後述する従動歯車15と噛合する第2中間歯
車16が形成されている。
【0011】前記第1中間歯車14は、ねじ部(ここで
は左ねじ)30を介して中間軸13に連結されており、
駆動軸12が矢印C方向に回転した場合、第1中間歯車
14は、矢印C方向とは反対の方向に回転すると共に、
中間軸13に沿って前進(矢印G方向)する。そして、
駆動軸12が矢印D方向に回転した場合、第1中間軸1
4は、中間軸13に沿って後退(矢印H方向)する。
【0012】前記第1中間歯車14の両側面から離間す
る位置には、第1及び第2クラッチ部17,18が配置
されている。この第1クラッチ部17は、中間軸13に
対して回動自在な爪車1と、この爪車1の両側面に固設
されたブレーキシュー19a,19bと、ブレーキシュ
ー19bに対峙し且つ中間軸13と一体をなす鍔状のデ
ィスク部20とを備えている。また第2クラッチ部18
は、ボールベアリング21の内輪21aを介して中間軸
13に固設された板状部22からなっている。
【0013】前記第2中間歯車16は従動歯車15と噛
合し、この従動歯車15はワンウェイクラッチ24を介
して出力軸23に連結されている。なお、出力軸23の
露出端23aには巻上プーリ(図示せず)がキー結合さ
れている。このワンウェイクラッチ24は、従動歯車1
5に対して出力軸23を矢印E方向(巻き上げ方向)に
フリー回転させることができ、従動歯車15に対して出
力軸23を矢印F方向(巻き下げ方向)にロックさせる
ことができる。従って、巻上プーリ及び出力軸23に対
して、荷等で矢印F方向(巻き下げ方向)にトルクを加
えた状態において、従動歯車15を矢印E方向(巻き上
げ方向)に回転させると、ワンウェイクラッチ24を介
して出力軸23も巻き上げ方向に回転し、従動歯車15
を矢印F方向(巻き下げ方向)に回転させると、ワンウ
ェイクラッチ24を介して出力軸23を巻き下げ方向に
連れ回すことができる。
【0014】ここで、爪車1の外周には複数の鋸歯1a
が形成され、図3,4に示すように、前記爪車1から離
間した位置において、ケーシング2に回転ピンとしての
頭付ボルト3が螺着され、この頭付ボルト3には爪車1
に向かって延びる爪体4が揺動自在に枢着されている。
そして、この爪体4の先端には前記鋸歯1aの歯面1a
Aに係合する爪部4aが形成されている。
【0015】更に、前記爪車1に対して着脱自在に配設
された前記ディスク部20の外周には、環状溝部20a
が形成され、この溝部20aにはC字状のリング体とし
ての弾性リング25が回転中心に向かう所定の不勢力を
もって嵌着されている。この弾性リング25の各遊端に
は、L字形をなすと共に爪車1と係合するように延びた
一対の第1,2係合片25a,25bが突設されてい
る。また、第1係合片25aと第2係合片25bとの間
に爪部4aを介挿させることにより、この領域で爪部4
aと鋸歯1aとの係合を達成することができる。
【0016】前記爪体4において、頭付ボルト3と爪部
4aとの間には首部4Aが設けられ、この首部4Aの底
面には所定長の摺動部26が形成され、この摺動部26
の先端には第1係止部27が設けられ、この第1係止部
27と第1係合片25aは対峙するように配置されてい
る。また、爪体4の先端面には第2係止部28が設けら
れ、この第2係止部28と第2係合片25bは対峙する
ように配置されている。なお、爪体4の後端にはストッ
パ29が形成され、ハウジング1に形成したベース2a
と前記ストッパ29との協働により、爪体4の撥ね上が
り過ぎを回避している。
【0017】ここで、爪車1が矢印A方向に正転した場
合、爪車1と一体になって回動するディスク部20の環
状溝部20aと弾性リング25との摩擦により、爪車1
と一緒に弾性リング25が連れ回る。この時、第1係合
片25aが爪体4の下にもぐりこむと共に摺動部26を
滑りながら爪体4を上方へ押し上げ、爪部4aと鋸歯1
aとの係合を解放する。そして、最終的に、爪車1の回
転力により第1係合片25aが爪体4の第1係止部27
に当接した状態を維持するので、第1係合片25aを介
して、弾性リング25は押し広げられる方向に付勢され
ると共に、弾性リング25と溝部20aとの摩擦を減ら
すことができる。従って、弾性リング25と溝部20a
との滑りが良くなり、爪部4aと鋸歯1aとの係合が解
放されたまま爪車1のみが回転し、爪体4が爪車1と衝
突する際に発生する作動音をなくすことができる。
【0018】また、爪車1が矢印B方向に逆転する場
合、始動時に弾性リング25は環状溝部20aに対して
絞まる方向に作用するので、環状溝部20aと弾性リン
グ25との摩擦により、爪車1と一緒に弾性リング25
が連れ回る。この時、第1係合片25aが爪体4の摺動
部26から離間する方向に移動するため、爪体4はその
自重により降下し、爪部4aと鋸部1aとを係合させ
て、爪車1の逆転を阻止することができる。なお、最終
的に、第2係合片25bを、爪体4の第2係止部28に
当接させた状態に維持させることもできる。
【0019】なお、前記第1中間歯車14と板状部22
はバネ部材31を介して連結され、このバネ部材31
は、第1中間歯車14が回転する際の振れ止め、並びに
第1中間歯車14を常に前進方向に付勢して、モータ停
止時に第1中間歯車14を前進し易くする作用をもって
いる。
【0020】次に、前述した構成に基づく減速機10の
動作を説明する。図示しないモータにより駆動軸12を
矢印C方向(巻き上げ方向)に回転させると、第1中間
歯車14はねじ部30によって前進し、ブレーキシュー
19a,19b及び爪車1をディスク部20に向けて押
し続け、第1中間歯車14とブレーキシュー19a,1
9bと爪車1とディスク部20とが一体的な回転を開始
し、第1中間歯車14の回転力が中間軸13に伝達され
る。この時、爪車1は、図2に示すように矢印A方向
(正転)に回転し、弾性リング(リング体)25はその
弾性力で爪車1と一緒に連れ回り、第1係合片25aが
爪体4の摺動部26を滑りながら爪体4を上方へ押し上
げ、最後に、爪車1の回転力により、第1係合片25a
が爪体4の第1係止部27に当接した状態を維持する。
その結果、爪車1の回転中に、爪部4aと鋸歯1aとの
係合は解放されたままになり、爪体4が爪車1に衝突す
る際に発生する作動音をなくしている。
【0021】そして、中間軸13の回転力は、第2中間
歯車16を介して従動歯車15に伝達され、その回転力
がワンウェイクラッチ24を介して出力軸23に伝達さ
れて、出力軸23を矢印E方向(巻き上げ方向)に回転
させる。その結果、図示しない巻上プーリを介して荷
(例えば網やワイヤ)等を引き上げることができる。
【0022】次に、モータ(図示せず)により駆動軸1
2を矢印D方向(巻き下げ方向)に一定速度で回転させ
ると、第1中間歯車14は、ねじ部30を介して後退し
ながら板状部22を押圧し続け、第1中間歯車14の回
転力を、ボールベアリング21の内輪21aを介して中
間軸13に伝達する。そして、中間軸13の回転力が第
2中間歯車16を介して従動歯車15に伝達され、その
回転力はワンウェイクラッチ24を介して出力軸23に
伝達され、出力軸23を矢印F方向(巻き下げ方向)に
回転させる。その結果、図示しない巻上プーリを介して
荷(例えば網やワイヤ)等を一定速度で降ろすことがで
きる。
【0023】ここで、モータにより駆動軸12を矢印C
方向(巻き上げ方向)に回転させている場合に、何等か
の原因でモータが停止した場合、荷はその自重で落ちよ
うとし、出力軸23は矢印F方向に回転し始める。この
回転は、ワンウェイクラッチ24、従動歯車15及び第
2中間歯車16を介して、中間軸13に伝達され、中間
軸13を逆転させる。この時、ディスク部20は、第1
中間歯車14に向けて矢印H方向に移動するので、ディ
スク部20と第1中間歯車14との間で爪車1は更に締
め付けられ、爪車1は、ディスク部20と更に強固に連
結されて、矢印B方向に弾性リング25を連れ回す。そ
して、第1係合片25aが爪体4の摺動部26から離間
する方向に移動し、爪体4はその自重により降下し、爪
部4aと鋸部1aとを係合させて、爪車1の逆転を阻止
する。その結果、中間軸13の回転は停止し、荷の降下
をその位置で止めて不測の事態を未然に防ぐことができ
る。
【0024】また、モータにより駆動軸12を矢印D方
向(巻き下げ方向)に回転させている場合に、何等かの
原因でモータが停止した場合、荷はその自重により高速
で落ちようとする。そして、出力軸23は矢印F方向に
更に勢いよく回転し始め、この回転は、ワンウェイクラ
ッチ24、従動歯車15及び第2中間歯車16を介し
て、中間軸13に伝達される。この時、板状部22に当
接していた第1中間歯車14は、ディスク部20に向け
て移動を開始し、第1中間歯車14とブレーキシュー1
9a,19bと爪車1とディスク部20とを一体的に回
転させる。そして、爪車1と一緒に矢印B方向に弾性リ
ング25が連れ回り、第1係合片25aが爪体4の摺動
部26から離間する方向に移動し、爪体4はその自重に
より降下し、爪部4aと鋸部1aとを係合させて、爪車
1の逆転を阻止する。その結果、中間軸13の回転は停
止し、荷の降下をその位置で止めて不測の事態を未然に
防止することができる。
【0025】本発明は前述した実施例に限定されるもの
ではなく、例えば図5に示すように、爪車1の一側面に
ディスク部20を一体に固設し、このディスク部20の
外周に環状溝部20aを設けることで、このディスク部
20aを介して爪車1の外周領域Wに環状溝部20aを
一体に形成することができる。また、図6に示すよう
に、爪車1の鋸歯1aを径方向に2分割して、鋸歯1a
の間に環状溝部20aを形成することにより、爪車1の
外周領域Wに環状溝部20aを一体に形成することがで
きる。なお、前記外周領域Wは、爪車1の外周に形成し
た鋸歯1aと、鋸歯1aの近傍領域とを含んだ領域を指
す。
【0026】
【発明の効果】本発明によるラチェット機構は、以上の
ように構成されているため、次のような効果を得ること
ができる。すなわち、爪車の外周領域に一体に形成した
環状溝部、又は爪車に対して着脱自在に配設されたディ
スク部の外周に形成した環状溝部に嵌着され前記爪車が
正転及び逆転する場合に前記爪車と一緒に連れ回るリン
グ体と、このリング体から外方に向けて立設させ前記爪
車が正転する場合に前記爪体の摺動部を押し上げて前記
爪部と前記鋸歯との係合を解放させ、前記爪車が逆転す
る場合に前記爪体の摺動部から離間し前記爪部と前記鋸
歯とを係合させる係合片とを備えたことにより、爪車が
正転する場合に、爪体が爪車に間欠的に衝突する際の作
動音や振動を回避することができ、静かさが要求される
機器に本発明のラチェット機構を適用することができる
といった優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラチェット機構を備えた減速機を示す
縦断面図である。
【図2】図1に示した減速機の側面図である。
【図3】本発明のラチェット機構を示す要部拡大側面図
である。
【図4】本発明のラチェット機構を示す縦断面図であ
る。
【図5】本発明のラチェット機構の第2実施例を示す正
面図である。
【図6】本発明のラチェット機構の第3実施例を示す正
面図である。
【図7】従来のラチェット機構を示す側面図である。
【符号の説明】
W 外周領域 1 爪車 1a 鋸歯 4 爪体 4a 爪部 20a 環状溝部 25 弾性リング(リング体) 25a 第1係合片 25b 第2係合片 26 摺動部 27 第1係止部 28 第2係止部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正転又は逆転自在な爪車(1)の外周に
    形成された鋸歯(1a)と、揺動自在な爪体(4)の先
    端に形成した爪部(4a)との協働により、前記爪車
    (1)の逆転を防止するように構成したラチェット機構
    において、 前記爪車(1)の外周領域(W)に一体に形成された環
    状溝部(20a)と、この環状溝部(20a)に嵌着さ
    れ前記爪車(1)が正転及び逆転する場合に前記爪車
    (1)と一緒に連れ回るリング体(25)と、このリン
    グ体(25)から外方に向けて立設させ前記爪車(1)
    が正転する場合に前記爪体(4)の摺動部(26)を押
    し上げて前記爪部(4a)と前記鋸歯(1a)との係合
    を解放させ、前記爪車(1)が逆転する場合に前記爪体
    (4)の摺動部(26)から離間し前記爪部(4a)と
    前記鋸歯(1a)とを係合させる係合片(25a)とを
    備えたことを特徴とするラチェット機構。
  2. 【請求項2】 正転又は逆転自在な爪車(1)の外周に
    形成された鋸歯(1a)と、揺動自在な爪体(4)の先
    端に形成した爪部(4a)との協働により、前記爪車
    (1)の逆転を防止するように構成したラチェット機構
    において、 前記爪車(1)に対して着脱自在に配設されたディスク
    部(20)の外周に形成された環状溝部(20a)と、
    この溝部(20a)に嵌着され前記爪車(1)が正転及
    び逆転する場合に前記爪車(1)と一緒に連れ回るリン
    グ体(25)と、このリング体(25)から外方に向け
    て立設させ前記爪車(1)が正転する場合に前記爪体
    (4)の摺動部(26)を押し上げて前記爪部(4a)
    と前記鋸歯(1a)との係合を解放させ、前記爪車
    (1)が逆転する場合に前記爪体(4)の摺動部(2
    6)から離間し前記爪部(4a)と前記鋸歯(1a)と
    を係合させる係合片(25a)とを備えたことを特徴と
    するラチェット機構。
  3. 【請求項3】 前記リング体(25)をC字状の弾性リ
    ングとして形成し、前記弾性リング(25)の各遊端に
    前記爪車(1)と係合する一対の第1,2係合片(25
    a,25b)を形成し、前記第1係合片(25a)と前
    記第2係合片(25b)との間に前記爪部(4a)を介
    挿させ、前記爪体(4)の底面に形成した摺動部(2
    6)に前記第1係合片(25a)を対峙させ、前記爪体
    (4)の先端面に形成した係止部(28)に前記第2係
    合片(25b)を対峙させたことを特徴とする請求項1
    又は2記載のラチェット機構。
JP5050936A 1993-03-11 1993-03-11 ラチェット機構 Pending JPH06264943A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5050936A JPH06264943A (ja) 1993-03-11 1993-03-11 ラチェット機構
KR1019930025287A KR940022068A (ko) 1993-03-11 1993-11-25 래칫 기구

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5050936A JPH06264943A (ja) 1993-03-11 1993-03-11 ラチェット機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06264943A true JPH06264943A (ja) 1994-09-20

Family

ID=12872713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5050936A Pending JPH06264943A (ja) 1993-03-11 1993-03-11 ラチェット機構

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH06264943A (ja)
KR (1) KR940022068A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100256779B1 (ko) * 1997-04-30 2000-05-15 강병호 일방향으로 동력을 전달하는 클러치장치
CN102086912A (zh) * 2009-12-08 2011-06-08 洪涛 棘轮机构的消声装置
CN106015392A (zh) * 2016-07-08 2016-10-12 浙江工业大学 一种自动转换式单向行驶机构
CN113140858A (zh) * 2021-03-31 2021-07-20 深圳易马达科技有限公司 电池仓及换电柜
CN113970015A (zh) * 2021-10-25 2022-01-25 中船动力研究院有限公司 一种可调角度连接块
CN115875382A (zh) * 2023-03-08 2023-03-31 深圳市新凯来技术有限公司 联轴器
US11853037B2 (en) 2017-04-17 2023-12-26 Globeride, Inc. Electric hoisting machine and control device and control method therefor

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100256779B1 (ko) * 1997-04-30 2000-05-15 강병호 일방향으로 동력을 전달하는 클러치장치
CN102086912A (zh) * 2009-12-08 2011-06-08 洪涛 棘轮机构的消声装置
CN106015392A (zh) * 2016-07-08 2016-10-12 浙江工业大学 一种自动转换式单向行驶机构
US11853037B2 (en) 2017-04-17 2023-12-26 Globeride, Inc. Electric hoisting machine and control device and control method therefor
CN113140858A (zh) * 2021-03-31 2021-07-20 深圳易马达科技有限公司 电池仓及换电柜
CN113970015A (zh) * 2021-10-25 2022-01-25 中船动力研究院有限公司 一种可调角度连接块
CN113970015B (zh) * 2021-10-25 2023-08-11 中船动力研究院有限公司 一种可调角度连接块
CN115875382A (zh) * 2023-03-08 2023-03-31 深圳市新凯来技术有限公司 联轴器
CN115875382B (zh) * 2023-03-08 2023-05-02 深圳市新凯来技术有限公司 联轴器

Also Published As

Publication number Publication date
KR940022068A (ko) 1994-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110816392B (zh) 一种汽车安全拉紧装置
JP2772288B2 (ja) ベルトリトラクタ
JPH01309849A (ja) 安全ベルト用の引き締め機構
US12508975B2 (en) Safety tensioning device for automobiles
JP2003184920A (ja) 駆動ユニット
JP2005527427A (ja) 予備緊張装置を持つ安全ベルト巻取り機
JP2005512001A (ja) ブレーキ付きスクリュウ・アクチュエータ
JP2024023565A5 (ja)
JPH06211107A (ja) シートベルト・リトラクタ
JP4070383B2 (ja) 安全ベルト装置
JP5096377B2 (ja) カップリングブロッケードを備えたベルトリトラクター
JP4773253B2 (ja) 滑りクラッチを備えるベルト巻取り装置
JPH06263396A (ja) 減速機
JP2597273B2 (ja) 捲上牽引機における遊転制御装置
JP3750069B2 (ja) 内燃機関用始動装置
CN211765192U (zh) 一种汽车安全拉紧装置
JPS6154615B2 (ja)
JP2006118494A (ja) スタータ
JP2006290342A (ja) フリーホイールクラッチを備えるベルト巻取り装置
JPS6121629Y2 (ja)
JPH02150166U (ja)
KR100254596B1 (ko) 자전거의 제동장치
JPH092788A (ja) 回転駆動装置の制動機構
JPS5919141Y2 (ja) ラチエツト装置
US2495082A (en) Coaster brake for wheeled vehicles