JPH06265516A - 酸素湿度センサ - Google Patents
酸素湿度センサInfo
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- JPH06265516A JPH06265516A JP5054480A JP5448093A JPH06265516A JP H06265516 A JPH06265516 A JP H06265516A JP 5054480 A JP5054480 A JP 5054480A JP 5448093 A JP5448093 A JP 5448093A JP H06265516 A JPH06265516 A JP H06265516A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 酸素濃度と湿度を同時に検出できる多機能セ
ンサを提供する。 【構成】 酸素イオン伝導性を有する第1固体電解質板
11と、その表面に形成された第1陰極電極膜21bお
よび第1陽極電極膜21aと、前記第1陰極電極膜21
bを囲むスペーサ5と、前記スペーサ5上に前記記第1
固体電解質板11と相対向するように配置された第2固
体電解質板12と、その表面に形成された第2陰極電極
膜22bおよび第2陽極電極膜22aと、前記スペーサ
の隔壁と前記第1および第2固体電解質板で囲まれて形
成された密閉空間と、前記密閉空間と外部空間とを結ぶ
拡散通路4とから成る酸素湿度センサである。
ンサを提供する。 【構成】 酸素イオン伝導性を有する第1固体電解質板
11と、その表面に形成された第1陰極電極膜21bお
よび第1陽極電極膜21aと、前記第1陰極電極膜21
bを囲むスペーサ5と、前記スペーサ5上に前記記第1
固体電解質板11と相対向するように配置された第2固
体電解質板12と、その表面に形成された第2陰極電極
膜22bおよび第2陽極電極膜22aと、前記スペーサ
の隔壁と前記第1および第2固体電解質板で囲まれて形
成された密閉空間と、前記密閉空間と外部空間とを結ぶ
拡散通路4とから成る酸素湿度センサである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は室内環境中の酸素および
湿度の各濃度を測定するための単一の酸素湿度検出装置
に関するものである。
湿度の各濃度を測定するための単一の酸素湿度検出装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、酸素濃度および湿度の両者を同時
に測定できる単一のセンサ素子は知られていない。この
ため室内環境中の酸素濃度および湿度を測定する場合、
酸素センサおよび湿度センサの2種類のセンサを用いる
必要があった。例えば、酸素センサとして、図2に示す
センサが知られている。酸素イオン伝導性を有する例え
ばジルコニア系セラミックから成る固体電解質板1の両
面に白金などの金属電極膜2(陽極2a、陰極2b)を
形成し、さらに前記陰極2b側の固体電解質板1の上に
シール板3を配置し、さらにシール板3に酸素の拡散穴
4を設けている。シール板3と固体電解質板1は、通
常、硝子、セラミックなどのスペーサ5により気密に接
着される。密閉空間6は拡散穴4を通じて外部空間に連
通している。
に測定できる単一のセンサ素子は知られていない。この
ため室内環境中の酸素濃度および湿度を測定する場合、
酸素センサおよび湿度センサの2種類のセンサを用いる
必要があった。例えば、酸素センサとして、図2に示す
センサが知られている。酸素イオン伝導性を有する例え
ばジルコニア系セラミックから成る固体電解質板1の両
面に白金などの金属電極膜2(陽極2a、陰極2b)を
形成し、さらに前記陰極2b側の固体電解質板1の上に
シール板3を配置し、さらにシール板3に酸素の拡散穴
4を設けている。シール板3と固体電解質板1は、通
常、硝子、セラミックなどのスペーサ5により気密に接
着される。密閉空間6は拡散穴4を通じて外部空間に連
通している。
【0003】この構成において、酸素センサを動作可能
な温度に加熱したのち、電極間に直流電圧を印加する
と、陰極2bで酸素分子のイオン化反応が起こり、イオ
ン化した酸素イオンが固体電解質板1中を陽極2aに向
かって陽極2aで酸素イオンの分子化反応が起こり外部
空間へ排出される。一方、密閉空間への酸素の流入はシ
ール板3に設けられた拡散穴4により制限され、陰極2
bへの酸素の流入が拡散律速となる。その結果、固体電
解質板1中を酸素イオンが移動することによって生じる
電流は、印加電圧の増加に対し、ある電圧以降一定値を
示す。この一定となる電流が限界電流である。これが雰
囲気ガス中の酸素濃度にほぼ比例することから、前記限
界電流を検出することにより酸素濃度を測定できる(例
えば、特開昭59−192953号公報、特開昭60−
252254号公報)。
な温度に加熱したのち、電極間に直流電圧を印加する
と、陰極2bで酸素分子のイオン化反応が起こり、イオ
ン化した酸素イオンが固体電解質板1中を陽極2aに向
かって陽極2aで酸素イオンの分子化反応が起こり外部
空間へ排出される。一方、密閉空間への酸素の流入はシ
ール板3に設けられた拡散穴4により制限され、陰極2
bへの酸素の流入が拡散律速となる。その結果、固体電
解質板1中を酸素イオンが移動することによって生じる
電流は、印加電圧の増加に対し、ある電圧以降一定値を
示す。この一定となる電流が限界電流である。これが雰
囲気ガス中の酸素濃度にほぼ比例することから、前記限
界電流を検出することにより酸素濃度を測定できる(例
えば、特開昭59−192953号公報、特開昭60−
252254号公報)。
【0004】また、前記拡散通路4に代えて、図3に示
すように、前記シール板3と前記固体電解質1とをスペ
ーサ5で気密に接着し、このスペーサ5の側壁とシール
板3と固体電解質1とで囲まれた拡散通路4も知られて
いる。この拡散通路4の始端41は外部空間に接し、終
端42は密閉空間に接している(例えば、特開昭63−
154958号公報)。
すように、前記シール板3と前記固体電解質1とをスペ
ーサ5で気密に接着し、このスペーサ5の側壁とシール
板3と固体電解質1とで囲まれた拡散通路4も知られて
いる。この拡散通路4の始端41は外部空間に接し、終
端42は密閉空間に接している(例えば、特開昭63−
154958号公報)。
【0005】他方、湿度センサとして図4に示すような
湿度センサが知られている。このセンサは感湿性セラミ
ック板7とその両面に形成された電極膜8とから構成さ
れ、相対湿度の増加と共に電極膜間の抵抗値が減少する
ことを利用して湿度を検出している(例えば、ナショナ
ルテクニカルレポート Vol.24, No.3, 422-435頁、1
978)。
湿度センサが知られている。このセンサは感湿性セラミ
ック板7とその両面に形成された電極膜8とから構成さ
れ、相対湿度の増加と共に電極膜間の抵抗値が減少する
ことを利用して湿度を検出している(例えば、ナショナ
ルテクニカルレポート Vol.24, No.3, 422-435頁、1
978)。
【0006】また、湿度センサの他の例として、図2も
しくは図3に示した酸素センサを利用する湿度センサが
ある(例えば、センサ技術1989年6月号 35−3
7頁)。同図において、陽極2aと陰極2bの間に水の
電解電圧以上の電圧を印加したときに得られる限界電流
値から、水の分解電圧以下の電圧を印加したときに得ら
れる限界電流値を差し引いて得られる限界電流値に基づ
き湿度を検出する方式の湿度センサである。この場合、
分解電圧以上の電圧と以下の電圧は時間的に交互に印加
される。このため酸素と湿度を同時に測定することはで
きない。
しくは図3に示した酸素センサを利用する湿度センサが
ある(例えば、センサ技術1989年6月号 35−3
7頁)。同図において、陽極2aと陰極2bの間に水の
電解電圧以上の電圧を印加したときに得られる限界電流
値から、水の分解電圧以下の電圧を印加したときに得ら
れる限界電流値を差し引いて得られる限界電流値に基づ
き湿度を検出する方式の湿度センサである。この場合、
分解電圧以上の電圧と以下の電圧は時間的に交互に印加
される。このため酸素と湿度を同時に測定することはで
きない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は酸素
と湿度の両者を単一の素子で同時に検出できるセンサ素
子がなかった。このため両者を同時に測定する場合、そ
れぞれ別個の酸素センサと湿度センサを使用する必要が
あった。このことは、装置が複雑になる、高価格になる
などの問題点が発生した。この場合、更に、センサを収
納するのに必要な空間も大きくなるという課題もあっ
た。
と湿度の両者を単一の素子で同時に検出できるセンサ素
子がなかった。このため両者を同時に測定する場合、そ
れぞれ別個の酸素センサと湿度センサを使用する必要が
あった。このことは、装置が複雑になる、高価格になる
などの問題点が発生した。この場合、更に、センサを収
納するのに必要な空間も大きくなるという課題もあっ
た。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、単一
のセンサ素子を用いて酸素と湿度を同時に測定できるセ
ンサを提供することを目的とする。
のセンサ素子を用いて酸素と湿度を同時に測定できるセ
ンサを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために、酸素イオン伝導性を有する第1固体電解
質板と、前記第1固体電解質板の一方の表面に形成され
た第1電極電極膜と、前記第1固体電解質板の他の表面
に形成され、前記第1陰極電極膜と対向する第1陽極電
極膜と、前記第1陰極電極膜を囲むスペーサと、前記ス
ペーサ上に前記第1固体電解質板と相対向するように配
置された第2固体電解質板と、前記第2固体電解質板の
一方の表面に形成され、前記第1陰極電極膜と対向する
第2陰極電極膜と、前記第2固体電解質板の他の表面に
形成され、前記第2陰極電極膜と対向する第2陽極電極
膜と、前記スペーサの隔壁と前記第1および第2の固体
電解質板で囲まれて形成された密閉空間と、前記密閉空
間と外部空間とを結ぶ拡散通路とから成る酸素湿度セン
サである。
決するために、酸素イオン伝導性を有する第1固体電解
質板と、前記第1固体電解質板の一方の表面に形成され
た第1電極電極膜と、前記第1固体電解質板の他の表面
に形成され、前記第1陰極電極膜と対向する第1陽極電
極膜と、前記第1陰極電極膜を囲むスペーサと、前記ス
ペーサ上に前記第1固体電解質板と相対向するように配
置された第2固体電解質板と、前記第2固体電解質板の
一方の表面に形成され、前記第1陰極電極膜と対向する
第2陰極電極膜と、前記第2固体電解質板の他の表面に
形成され、前記第2陰極電極膜と対向する第2陽極電極
膜と、前記スペーサの隔壁と前記第1および第2の固体
電解質板で囲まれて形成された密閉空間と、前記密閉空
間と外部空間とを結ぶ拡散通路とから成る酸素湿度セン
サである。
【0010】
【作用】本発明は上記構成において、第1陰極電極膜と
第1陽極電極膜と第1固体電解質板とから成る第1検出
部に水分子の分解電圧以下の電圧を印加することによ
り、外部空間の酸素濃度に対応した第1限界電流値が得
られる。他方、第2陰極電極膜と第2陽極電極膜と第2
固体電解質板とから成る第2検出部に水分子の分解電圧
以上の電圧を印加することにより、外部空間の酸素濃度
と外部空間の湿度の和に対応した第2限界電流値が得ら
れる。従って、第2検出部から得られる第2限界電流値
から第1検出部から得られる第1限界電流値を差し引い
た値を用いて湿度を測定できる。このように第1検出部
と第2検出部が一つの密閉空間を共有して集積され、お
のおのの検出部の限界電流値を独立して検出できるの
で、酸素濃度と湿度を同時に検出できる。
第1陽極電極膜と第1固体電解質板とから成る第1検出
部に水分子の分解電圧以下の電圧を印加することによ
り、外部空間の酸素濃度に対応した第1限界電流値が得
られる。他方、第2陰極電極膜と第2陽極電極膜と第2
固体電解質板とから成る第2検出部に水分子の分解電圧
以上の電圧を印加することにより、外部空間の酸素濃度
と外部空間の湿度の和に対応した第2限界電流値が得ら
れる。従って、第2検出部から得られる第2限界電流値
から第1検出部から得られる第1限界電流値を差し引い
た値を用いて湿度を測定できる。このように第1検出部
と第2検出部が一つの密閉空間を共有して集積され、お
のおのの検出部の限界電流値を独立して検出できるの
で、酸素濃度と湿度を同時に検出できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。
明する。
【0012】図1は本発明の一実施例を示す断面図であ
る。第1固体電解質板11の両面に第1陽極電極膜21
aおよび第1陰極電極膜21bを形成し、更に拡散通路
4を形成した。また、第2固体電解質板12の両面に第
2陽極電極膜22aおよび第2陰極電極膜22bを形成
した。次に、拡散通路4と第1陰極電極膜22aおよび
第2陰極電極膜22bをそれぞれ取り囲むようにして両
者をスペーサ5で気密に接着し、気密空間6を形成し
た。
る。第1固体電解質板11の両面に第1陽極電極膜21
aおよび第1陰極電極膜21bを形成し、更に拡散通路
4を形成した。また、第2固体電解質板12の両面に第
2陽極電極膜22aおよび第2陰極電極膜22bを形成
した。次に、拡散通路4と第1陰極電極膜22aおよび
第2陰極電極膜22bをそれぞれ取り囲むようにして両
者をスペーサ5で気密に接着し、気密空間6を形成し
た。
【0013】図1に示した実施例では、第1および第2
固体電解質板11、12は矩形状のZrO2(8mol
のYをドープ)で、その厚さは約0.5mm、一辺の長さ
は約10mmとした。第1および第2陽極電極膜21a、
22a、第1および第2陰極電極膜21b、22bは厚
膜Pt電極膜を用い、その厚さは約8μmとした。陰極
電極膜21b、22bの面積は約20mm2とした。拡散
通路4の断面は第1固体電解質板11の中央部に設けら
れ、直径約25μmの円形とした。スペーサ5は厚膜硝
子膜を用い、その厚さは約20μmとした。第1陽極電
極膜21aと第1陰極電極膜21bの形成された第1固
体電解質板11の表面に厚膜硝子スペーサ5を印刷し、
その上に第2陽極電極膜22aと第2陰極電極膜22b
の形成された第2固体電解質板12を積層した。この積
層物を焼成して両者を気密に接着した。このとき、拡散
通路4と第1陰極電極膜21b、第2陰極膜22bをそ
れぞれ取り囲むようなパターンで厚膜硝子スペーサ5を
印刷した。固体電解質板11と12を接着した後、リー
ド線91a、92a、91b、92bをそれぞれ接続し
た。
固体電解質板11、12は矩形状のZrO2(8mol
のYをドープ)で、その厚さは約0.5mm、一辺の長さ
は約10mmとした。第1および第2陽極電極膜21a、
22a、第1および第2陰極電極膜21b、22bは厚
膜Pt電極膜を用い、その厚さは約8μmとした。陰極
電極膜21b、22bの面積は約20mm2とした。拡散
通路4の断面は第1固体電解質板11の中央部に設けら
れ、直径約25μmの円形とした。スペーサ5は厚膜硝
子膜を用い、その厚さは約20μmとした。第1陽極電
極膜21aと第1陰極電極膜21bの形成された第1固
体電解質板11の表面に厚膜硝子スペーサ5を印刷し、
その上に第2陽極電極膜22aと第2陰極電極膜22b
の形成された第2固体電解質板12を積層した。この積
層物を焼成して両者を気密に接着した。このとき、拡散
通路4と第1陰極電極膜21b、第2陰極膜22bをそ
れぞれ取り囲むようなパターンで厚膜硝子スペーサ5を
印刷した。固体電解質板11と12を接着した後、リー
ド線91a、92a、91b、92bをそれぞれ接続し
た。
【0014】この後、第1陽極電極膜2aと第1陰極電
極膜21bの間に第1直流電源101と直列抵抗体11
1を接続し、更に第2陽極電極膜2aと第2陰極電極膜
22bの間に第2直流電源102と第2直列抵抗体11
2を接続した。このとき陽極電極膜21a、22aは
正、陰極電極膜21b、22bは負になるように、第1
直流電源101および第2直流電源102を接続した。
第1直流電源101の電圧は水分子の分解電圧(約1.
5V)以上に、他方第2直流電源102の電圧は水分子
の分解電圧以下に保持した。また、第1直列抵抗体11
1および第2直列抵抗体112とも約100Ωとした。
第1および第2限界電流値I1、I2はこれら直列抵抗体
111および112の両端の電圧からそれぞれ求めた。
極膜21bの間に第1直流電源101と直列抵抗体11
1を接続し、更に第2陽極電極膜2aと第2陰極電極膜
22bの間に第2直流電源102と第2直列抵抗体11
2を接続した。このとき陽極電極膜21a、22aは
正、陰極電極膜21b、22bは負になるように、第1
直流電源101および第2直流電源102を接続した。
第1直流電源101の電圧は水分子の分解電圧(約1.
5V)以上に、他方第2直流電源102の電圧は水分子
の分解電圧以下に保持した。また、第1直列抵抗体11
1および第2直列抵抗体112とも約100Ωとした。
第1および第2限界電流値I1、I2はこれら直列抵抗体
111および112の両端の電圧からそれぞれ求めた。
【0015】このようにして本発明の酸素湿度検出装置
を構成した後、400〜500℃に加熱して、第1限界
電流値I1、第2限界電流値I2をそれぞれ種々の湿度雰
囲気中で測定した。乾燥空気中(酸素濃度約20.9
%)で測定されたI1およびI2は、ほぼ同じ限界電流値
(約142μA)を示した。しかし、空気温度を60℃
に保持して、相対湿度を変化させて同様の測定をしたと
ころ、相対湿度40%でI1=約130μA、I2=17
0μA、相対湿度60%でI1=約123μA、I2=約
185μA、相対湿度80%でI1=約118μA、I2
=約200μAを示した。これらの結果から、(I1−
I2)は、ほぼ水蒸気圧に比例しているので、(I1−I
2)から湿度を検出できることが分かる。また、I1から
酸素濃度が検出できる。このように本発明の酸素湿度検
出装置は一つの気密空間6を共有して第1限界電流I1
と検出部の第2限界電流I2検出部が2個の固体電解質
板11、12と一つのシール板3に集積されているの
で、酸素濃度と湿度を同時に検出できる。なお、上記実
施例では固体電解質板11に設けられた拡散通路4を用
いた場合について記述したが、図3に示すような拡散通
路4、すなわちスペーサ5の側壁とシール板3と固体電
解質板11とで囲まれた拡散通路4を用いてもよいこと
は明かであろう。
を構成した後、400〜500℃に加熱して、第1限界
電流値I1、第2限界電流値I2をそれぞれ種々の湿度雰
囲気中で測定した。乾燥空気中(酸素濃度約20.9
%)で測定されたI1およびI2は、ほぼ同じ限界電流値
(約142μA)を示した。しかし、空気温度を60℃
に保持して、相対湿度を変化させて同様の測定をしたと
ころ、相対湿度40%でI1=約130μA、I2=17
0μA、相対湿度60%でI1=約123μA、I2=約
185μA、相対湿度80%でI1=約118μA、I2
=約200μAを示した。これらの結果から、(I1−
I2)は、ほぼ水蒸気圧に比例しているので、(I1−I
2)から湿度を検出できることが分かる。また、I1から
酸素濃度が検出できる。このように本発明の酸素湿度検
出装置は一つの気密空間6を共有して第1限界電流I1
と検出部の第2限界電流I2検出部が2個の固体電解質
板11、12と一つのシール板3に集積されているの
で、酸素濃度と湿度を同時に検出できる。なお、上記実
施例では固体電解質板11に設けられた拡散通路4を用
いた場合について記述したが、図3に示すような拡散通
路4、すなわちスペーサ5の側壁とシール板3と固体電
解質板11とで囲まれた拡散通路4を用いてもよいこと
は明かであろう。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば次の効果が
得られる。
得られる。
【0017】(1)第1限界電流I1の検出部と第2限
界電流I2の検出部が2個の固体電解質板と一つのシー
ル板に集積され、おのおのの限界電流値を独立して検出
できるので、酸素濃度と湿度を同時に検出できる。
界電流I2の検出部が2個の固体電解質板と一つのシー
ル板に集積され、おのおのの限界電流値を独立して検出
できるので、酸素濃度と湿度を同時に検出できる。
【0018】(2)第1酸素センサと第2酸素センサを
一つの固体電解質板と一つのシール板に集積する製造工
程は、一つの酸素センサを形成する製造工程とほぼ同一
であるので、集積化に伴う製造工程の複雑化は生じな
い。
一つの固体電解質板と一つのシール板に集積する製造工
程は、一つの酸素センサを形成する製造工程とほぼ同一
であるので、集積化に伴う製造工程の複雑化は生じな
い。
【0019】(3)酸素センサと湿度センサをそれぞれ
に別個に2個使用して酸素と湿度を同時に検出する場合
に比べ、本発明の酸素湿度検出装置は測定システムの簡
素化、低価格を実現できる。
に別個に2個使用して酸素と湿度を同時に検出する場合
に比べ、本発明の酸素湿度検出装置は測定システムの簡
素化、低価格を実現できる。
【図1】本発明の一実施例を示す酸素湿度検出装置の断
面図
面図
【図2】従来の酸素センサを示す断面図
【図3】従来の他の酸素センサを示す断面図
【図4】従来の湿度センサを示す断面図
4 拡散通路 5 スペーサ 11 第1固体電解質板 12 第2固体電解質板 21a 第1陽極電極膜 21b 第1陰極電極膜 22a 第2陽極電極膜 22b 第2陰極電極膜 101 第1直流電源 102 第2直流電源 111 第1直列抵抗体 112 第2直列抵抗体
Claims (2)
- 【請求項1】酸素イオン伝導性を有する第1固体電解質
板と、前記第1固体電解質板の一方の表面に形成された
第1陰極電極膜と、前記第1固体電解質板の他の表面に
形成され、前記第1固体電解質板を介して前記第1陰極
電極膜と対向する第1陽極電極膜と、前記第1陰極電極
膜を囲むスペーサと、前記スペーサ上に前記第1固体電
解質板と相対向するように配置された第2固体電解質板
と、前記第2固体電解質板の一方の表面に形成され前記
第1陰極電極膜と対向する第2陰極電極膜と、前記第2
固体電解質板の他の表面に形成され、前記第2固体電解
質板を介して前記第2陰極電極膜と対向する第2陽極電
極膜と、前記スペーサの隔壁と前記第1および第2固体
電解質板で囲まれて形成された密閉空間と前記密閉空間
と外部空間とを結ぶ拡散通路とから成る酸素湿度セン
サ。 - 【請求項2】酸素イオン伝導性を有する第1固体電解質
板と、前記第1固体電解質板の一方の表面に形成された
第1陰極電極膜と、前記第1固体電解質板の他の表面に
形成され、前記第1固体電解質板を介して前記第1陰極
電極膜と対向する第1陽極電極膜と、前記第1陰極電極
膜を囲むスペーサと、前記スペーサ上に前記第1固体電
解質板と相対向するように配置された第2固体電解質板
と、前記第2固体電解質板の一方の表面に形成され前記
第2固体電解質板を介して前記第1陰極電極膜と対向す
る第2陰極電極膜と、前記第2固体電解質板の他の表面
に形成され、前記第2陰極電極膜と対向する第2陽極電
極膜と、他の表面に形成され、前記第2陰極電極膜と対
向する第2陰極電極膜と前記スペーサの隔壁と前記第1
および第2固体電解質板で囲まれて形成された密閉空間
と、前記密閉空間と外部空間とを結ぶ拡散通路と、前記
第1陰極電極膜と前記第1陽極電極膜の間に水分子の分
解電圧以下の電圧を印加する第1電圧印加手段および第
1電流検出手段と、前記第2陰極電極膜と前記第2陽極
電極膜の間に水分子の分解電圧以上の電圧を印加する第
2電圧印加手段および第2電流検出手段とから構成され
た酸素湿度検知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5054480A JPH06265516A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 酸素湿度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5054480A JPH06265516A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 酸素湿度センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06265516A true JPH06265516A (ja) | 1994-09-22 |
Family
ID=12971831
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5054480A Pending JPH06265516A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 酸素湿度センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06265516A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010140293A1 (ja) * | 2009-06-05 | 2010-12-09 | 日本特殊陶業株式会社 | ガス濃度湿度検出装置 |
| WO2013179545A1 (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-05 | 日本特殊陶業株式会社 | ガスセンサ制御装置 |
| JP2013250166A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Ngk Spark Plug Co Ltd | ガスセンサ制御装置 |
| JP2013250164A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Ngk Spark Plug Co Ltd | ガスセンサ制御装置 |
-
1993
- 1993-03-16 JP JP5054480A patent/JPH06265516A/ja active Pending
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| WO2010140293A1 (ja) * | 2009-06-05 | 2010-12-09 | 日本特殊陶業株式会社 | ガス濃度湿度検出装置 |
| JP2010281732A (ja) * | 2009-06-05 | 2010-12-16 | Ngk Spark Plug Co Ltd | ガス濃度湿度検出装置 |
| US8603310B2 (en) | 2009-06-05 | 2013-12-10 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Gas-concentration/humidity detection apparatus |
| WO2013179545A1 (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-05 | 日本特殊陶業株式会社 | ガスセンサ制御装置 |
| JP2013250163A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Ngk Spark Plug Co Ltd | ガスセンサ制御装置 |
| JP2013250166A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Ngk Spark Plug Co Ltd | ガスセンサ制御装置 |
| JP2013250164A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Ngk Spark Plug Co Ltd | ガスセンサ制御装置 |
| US10132774B2 (en) | 2012-05-31 | 2018-11-20 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Gas sensor control device |
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