JPH06266429A - 加工経路生成装置 - Google Patents
加工経路生成装置Info
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- JPH06266429A JPH06266429A JP5689593A JP5689593A JPH06266429A JP H06266429 A JPH06266429 A JP H06266429A JP 5689593 A JP5689593 A JP 5689593A JP 5689593 A JP5689593 A JP 5689593A JP H06266429 A JPH06266429 A JP H06266429A
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- Japan
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- pick feed
- pick
- path
- machining
- amount
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 データ容量を増やさずに、効率よく荒加工で
きる加工プログラムを生成する。 【構成】 ピックフィードスライド量が設定されると、
Z方向切り込み回数が奇数回目毎にピックフィード経路
長をピックフィードスライド量に設定した工具経路の加
工プログラムを生成する。 【効果】 荒加工において径の大きな工具で大きなピッ
クフィード量で加工しても削り残しを少なくする効率の
良い加工プログラムを生成できる。
きる加工プログラムを生成する。 【構成】 ピックフィードスライド量が設定されると、
Z方向切り込み回数が奇数回目毎にピックフィード経路
長をピックフィードスライド量に設定した工具経路の加
工プログラムを生成する。 【効果】 荒加工において径の大きな工具で大きなピッ
クフィード量で加工しても削り残しを少なくする効率の
良い加工プログラムを生成できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CAD/CAM装置
や自動プログラミング装置の如き加工経路生成装置に関
し、さらには、加工プログラムを増やさずに、効率よく
荒加工できる加工プログラムを生成することが出来る加
工経路生成装置に関する。
や自動プログラミング装置の如き加工経路生成装置に関
し、さらには、加工プログラムを増やさずに、効率よく
荒加工できる加工プログラムを生成することが出来る加
工経路生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CAD/CAM装置を例にとって従来技
術を説明する。図8は、CAD/CAM装置の一般的構
成を示す構成図である。このCAD/CAM装置800
は、情報処理部10と、その周辺装置20〜90とから
構成されている。
術を説明する。図8は、CAD/CAM装置の一般的構
成を示す構成図である。このCAD/CAM装置800
は、情報処理部10と、その周辺装置20〜90とから
構成されている。
【0003】情報処理部10において、10aは各種の
演算を実行するCPU、10bはその演算に不可欠なプ
ログラムや各種データを不揮発的に記憶しているRO
M、10cはCPU10aの演算を補助するために情報
の一時的な記憶を行うRAM、10dは情報処理部10
と周辺装置20〜90の間の情報の授受を行う入出力回
路である。
演算を実行するCPU、10bはその演算に不可欠なプ
ログラムや各種データを不揮発的に記憶しているRO
M、10cはCPU10aの演算を補助するために情報
の一時的な記憶を行うRAM、10dは情報処理部10
と周辺装置20〜90の間の情報の授受を行う入出力回
路である。
【0004】周辺装置において、20は文字や数値およ
び各種の記号などのキー入力を行うためのキーボード、
30は各種の命令を入力するためのファンクションキ
ー、40は図形などの位置情報を入力するためのタブレ
ット、60は3次元画像などの表示に適した高解像度C
RT、50はCRT60上で文字や図形要素および各種
の記号などを選択指示するマウス、70は図面などを出
力するためのX−Yプロッタ、80は図面情報や加工プ
ログラムを記憶する外部記憶装置としてのフロッピーデ
ィスク、90は大容量の図面や加工プログラムを記憶す
る外部記憶装置としてのハードディスクであり、各部
は、情報処理部10の出力回路10dに接続されてい
る。
び各種の記号などのキー入力を行うためのキーボード、
30は各種の命令を入力するためのファンクションキ
ー、40は図形などの位置情報を入力するためのタブレ
ット、60は3次元画像などの表示に適した高解像度C
RT、50はCRT60上で文字や図形要素および各種
の記号などを選択指示するマウス、70は図面などを出
力するためのX−Yプロッタ、80は図面情報や加工プ
ログラムを記憶する外部記憶装置としてのフロッピーデ
ィスク、90は大容量の図面や加工プログラムを記憶す
る外部記憶装置としてのハードディスクであり、各部
は、情報処理部10の出力回路10dに接続されてい
る。
【0005】以上のように構成されるCAD/CAM装
置800においては、各種のCAD/CAMプログラム
がROM10bやハードディスク90などに予め記憶さ
れており、キーボード20、ファンクションキー30、
タブレット40あるいはマウス50からの入力によりこ
れらのプログラムを適宜選択して起動させ、必要データ
を入力することで業務を遂行する。
置800においては、各種のCAD/CAMプログラム
がROM10bやハードディスク90などに予め記憶さ
れており、キーボード20、ファンクションキー30、
タブレット40あるいはマウス50からの入力によりこ
れらのプログラムを適宜選択して起動させ、必要データ
を入力することで業務を遂行する。
【0006】そして、この業務の遂行中、高解像度CR
T60には適時グラフィックスが表示され、完成した図
面などはX−Yプロッタ70に出力され、加工プログラ
ムなどはフロッピーディスク80やハードディスク90
に蓄積される。
T60には適時グラフィックスが表示され、完成した図
面などはX−Yプロッタ70に出力され、加工プログラ
ムなどはフロッピーディスク80やハードディスク90
に蓄積される。
【0007】図9は、CAD/CAM装置800を用い
て加工プログラムを生成する処理のフローチャートであ
る。ステップ100は、CAD/CAM装置800によ
って入力または既に作成済みの加工対象形状データをR
AM10cに読み込む。ステップ101は、加工プログ
ラムを生成するのに必要な各種パラメータをRAM10
cに読み込む。ステップ102は、RAM10cに読み
込んだ加工対象形状データおよび各種パラメータから、
加工開始点を設定する。
て加工プログラムを生成する処理のフローチャートであ
る。ステップ100は、CAD/CAM装置800によ
って入力または既に作成済みの加工対象形状データをR
AM10cに読み込む。ステップ101は、加工プログ
ラムを生成するのに必要な各種パラメータをRAM10
cに読み込む。ステップ102は、RAM10cに読み
込んだ加工対象形状データおよび各種パラメータから、
加工開始点を設定する。
【0008】ステップ103は、荒加工の工具経路を構
成する加工開始点からのアプローチ経路と切削経路とピ
ックフィード経路とZ方向切り込み経路とエスケープ経
路のうちのどの工具経路モードかによって分岐する。ス
テップ104は、アプローチ経路またはエスケープ経路
を生成する処理である。ステップ105は、工作物を加
工する基本となる切削経路を生成する処理である。ステ
ップ106は、ピックフィード経路を生成する処理であ
る。ステップ107は、Z方向切り込み経路を生成する
処理である。
成する加工開始点からのアプローチ経路と切削経路とピ
ックフィード経路とZ方向切り込み経路とエスケープ経
路のうちのどの工具経路モードかによって分岐する。ス
テップ104は、アプローチ経路またはエスケープ経路
を生成する処理である。ステップ105は、工作物を加
工する基本となる切削経路を生成する処理である。ステ
ップ106は、ピックフィード経路を生成する処理であ
る。ステップ107は、Z方向切り込み経路を生成する
処理である。
【0009】ステップ108は、加工プログラムの生成
が完了したか否かを判定するものである。終了と判定さ
れたなら、処理を終了する。ステップ109は、ステッ
プ104〜107で生成されたCLデータ(工具位置デ
ータ)をハードディスク90に出力する。ステップ11
0は、一般にポストプロセッサと呼ばれる処理で、ハー
ドディスク90に記憶されたCLデータをNCデータに
変換する。ステップ111は、ステップ110によって
変換されたNCデータをハードディスク90に出力す
る。上記ステップ103〜ステップ111を繰り返し、
必要な加工プログラムを生成する。
が完了したか否かを判定するものである。終了と判定さ
れたなら、処理を終了する。ステップ109は、ステッ
プ104〜107で生成されたCLデータ(工具位置デ
ータ)をハードディスク90に出力する。ステップ11
0は、一般にポストプロセッサと呼ばれる処理で、ハー
ドディスク90に記憶されたCLデータをNCデータに
変換する。ステップ111は、ステップ110によって
変換されたNCデータをハードディスク90に出力す
る。上記ステップ103〜ステップ111を繰り返し、
必要な加工プログラムを生成する。
【0010】図10は、図9のピックフィード経路生成
処理106の従来例の詳細フローチャートである。ステ
ップ200は、切削経路生成処理(図9のステップ10
5)で求めた切削経路の終点を、ピックフィード経路の
開始点とする。ステップ201は、ステップ200で求
めたピックフィード開始点に、各種パラメータとして先
に設定されたピックフィード量を加算した結果を、ピッ
クフィード経路の終点とする。ステップ202は、ピッ
クフィード開始点からピックフィード終点に至るまでの
ピックフィード経路を、CLデータとして生成する。ス
テップ203は、ピックフィード経路のCLデータを、
RAM10cに格納する。
処理106の従来例の詳細フローチャートである。ステ
ップ200は、切削経路生成処理(図9のステップ10
5)で求めた切削経路の終点を、ピックフィード経路の
開始点とする。ステップ201は、ステップ200で求
めたピックフィード開始点に、各種パラメータとして先
に設定されたピックフィード量を加算した結果を、ピッ
クフィード経路の終点とする。ステップ202は、ピッ
クフィード開始点からピックフィード終点に至るまでの
ピックフィード経路を、CLデータとして生成する。ス
テップ203は、ピックフィード経路のCLデータを、
RAM10cに格納する。
【0011】なお、関連する従来技術として、特開昭6
3−99154号公報に、トレーサヘッドを用いてモデ
ル表面の位置を求め、その位置データよりNC加工プロ
グラムを求める倣い制御装置において、倣いから得られ
るピックフィード量が小さすぎるので、指定されたピッ
クフィードジャンプ回数まではピックフィード量を出力
せず、指定されたピックフィードジャンプ回数になる
と、指定回数分ピックフィード量を加算して大きくした
ピックフィード量を出力するものが開示されている。
3−99154号公報に、トレーサヘッドを用いてモデ
ル表面の位置を求め、その位置データよりNC加工プロ
グラムを求める倣い制御装置において、倣いから得られ
るピックフィード量が小さすぎるので、指定されたピッ
クフィードジャンプ回数まではピックフィード量を出力
せず、指定されたピックフィードジャンプ回数になる
と、指定回数分ピックフィード量を加算して大きくした
ピックフィード量を出力するものが開示されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】一般に、荒加工では、
工具径を大きくしてピックフィード量を大きくとる。し
かし、複雑で込み入った形状を加工すると、ピックフィ
ード量が大きいために削り残し部分が多くなり、荒加工
の効果が不十分となる問題点がある。これに対し、削り
残し部分を少なくするためにピックフィード量を小さく
すると、荒加工でも大量のNC加工プログラムを必要と
し、また、荒加工の加工時間が増大する問題点がある。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、加工プログラムを増やさずに、効率よく荒
加工できる加工プログラムを生成する加工経路生成装置
を得ることを目的とする。
工具径を大きくしてピックフィード量を大きくとる。し
かし、複雑で込み入った形状を加工すると、ピックフィ
ード量が大きいために削り残し部分が多くなり、荒加工
の効果が不十分となる問題点がある。これに対し、削り
残し部分を少なくするためにピックフィード量を小さく
すると、荒加工でも大量のNC加工プログラムを必要と
し、また、荒加工の加工時間が増大する問題点がある。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、加工プログラムを増やさずに、効率よく荒
加工できる加工プログラムを生成する加工経路生成装置
を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1に、この発明の加工
経路生成装置は、工作物の除去領域に対して、荒加工の
工具経路の加工プログラムを自動的に生成する加工経路
生成装置において、ピックフィード量とピックフィード
スライド量が設定されたとき、そのピックフィード量と
ピックフィードスライド量とピックフィード現在回数と
Z方向切り込み現在回数とから各ピックフィード経路長
を算出するピックフィード経路生成手段を具備したこと
を特徴とするものである。
経路生成装置は、工作物の除去領域に対して、荒加工の
工具経路の加工プログラムを自動的に生成する加工経路
生成装置において、ピックフィード量とピックフィード
スライド量が設定されたとき、そのピックフィード量と
ピックフィードスライド量とピックフィード現在回数と
Z方向切り込み現在回数とから各ピックフィード経路長
を算出するピックフィード経路生成手段を具備したこと
を特徴とするものである。
【0014】第2に、この発明の加工経路生成装置は、
工作物の除去領域に対して、荒加工の工具経路の加工プ
ログラムを自動的に生成する加工経路生成装置におい
て、ピックフィード量とピックフィードスライド回数が
設定されたとき、そのピックフィード量とピックフィー
ドスライド回数とピックフィード現在回数とZ方向切り
込み現在回数とから各ピックフィード経路長を算出する
ピックフィード経路生成手段を具備したことを特徴とす
るものである。
工作物の除去領域に対して、荒加工の工具経路の加工プ
ログラムを自動的に生成する加工経路生成装置におい
て、ピックフィード量とピックフィードスライド回数が
設定されたとき、そのピックフィード量とピックフィー
ドスライド回数とピックフィード現在回数とZ方向切り
込み現在回数とから各ピックフィード経路長を算出する
ピックフィード経路生成手段を具備したことを特徴とす
るものである。
【0015】第3に、この発明の加工経路生成装置は、
工作物の除去領域に対して、荒加工の工具経路の加工プ
ログラムを自動的に生成する加工経路生成装置におい
て、ピックフィード量とピックフィードスライド量とピ
ックフィードスライド回数が設定されたとき、前記ピッ
クフィード量とピックフィードスライド量とピックフィ
ード現在回数とZ方向切り込み現在回数とから各ピック
フィード経路長を算出するか又は前記ピックフィード量
とピックフィードスライド回数とピックフィード現在回
数とZ方向切り込み現在回数とから各ピックフィード経
路長を算出するピックフィード経路生成手段と、工具が
切削経路を移動して切削したときに生じる工具形状によ
る切り残し高さ(スカルプハイト)が設定されたとき、
そのスカルプハイトから演算によりピックフィードスラ
イド量およびピックフィードスライド回数を設定するピ
ックフィードスライド回数設定手段とを具備したことを
特徴とするものである。
工作物の除去領域に対して、荒加工の工具経路の加工プ
ログラムを自動的に生成する加工経路生成装置におい
て、ピックフィード量とピックフィードスライド量とピ
ックフィードスライド回数が設定されたとき、前記ピッ
クフィード量とピックフィードスライド量とピックフィ
ード現在回数とZ方向切り込み現在回数とから各ピック
フィード経路長を算出するか又は前記ピックフィード量
とピックフィードスライド回数とピックフィード現在回
数とZ方向切り込み現在回数とから各ピックフィード経
路長を算出するピックフィード経路生成手段と、工具が
切削経路を移動して切削したときに生じる工具形状によ
る切り残し高さ(スカルプハイト)が設定されたとき、
そのスカルプハイトから演算によりピックフィードスラ
イド量およびピックフィードスライド回数を設定するピ
ックフィードスライド回数設定手段とを具備したことを
特徴とするものである。
【0016】
【作用】上記第1の加工経路生成装置では、Z方向切り
込み現在回数が所定回数目(例えば奇数回目または偶数
回目)となる毎に、ピックフィード経路長を、ピックフ
ィードスライド量とした工具経路の加工プログラムを生
成するので、荒加工においてピックフィード量を大きく
したときにも、削り残しを生じにくくなる。
込み現在回数が所定回数目(例えば奇数回目または偶数
回目)となる毎に、ピックフィード経路長を、ピックフ
ィードスライド量とした工具経路の加工プログラムを生
成するので、荒加工においてピックフィード量を大きく
したときにも、削り残しを生じにくくなる。
【0017】上記第2の加工経路生成装置では、ピック
フィードスライド回数を基にZ方向切り込み現在回数に
応じてピックフィードスライド量を算出し、それをピッ
クフィード経路長とした工具経路の加工プログラムを生
成するので、荒加工においてピックフィード量を大きく
したときにも、削り残しを生じにくくなる。
フィードスライド回数を基にZ方向切り込み現在回数に
応じてピックフィードスライド量を算出し、それをピッ
クフィード経路長とした工具経路の加工プログラムを生
成するので、荒加工においてピックフィード量を大きく
したときにも、削り残しを生じにくくなる。
【0018】上記第3の加工経路生成装置では、スカル
プハイトからピックフィードスライド量およびピックフ
ィードスライド回数を算出し、ユーザの選択に応じて、
所定のZ方向切り込み毎にピックフィードスライド量だ
けずらした工具経路の加工プログラムを生成するか、又
は、ピックフィードスライド回数を基にZ方向切り込み
現在回数に応じてピックフィードスライド量を算出しそ
れをピックフィード経路長とした工具経路の加工プログ
ラムを生成するので、荒加工においてピックフィード量
を大きくしたときにも、削り残しを生じにくくなる。
プハイトからピックフィードスライド量およびピックフ
ィードスライド回数を算出し、ユーザの選択に応じて、
所定のZ方向切り込み毎にピックフィードスライド量だ
けずらした工具経路の加工プログラムを生成するか、又
は、ピックフィードスライド回数を基にZ方向切り込み
現在回数に応じてピックフィードスライド量を算出しそ
れをピックフィード経路長とした工具経路の加工プログ
ラムを生成するので、荒加工においてピックフィード量
を大きくしたときにも、削り残しを生じにくくなる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の加工経路生成装置をCAD
/CAM装置を例にとって説明する。CAD/CAM装
置のハードウェア構成は、図8に示したCAD/CAM
装置と同様であり、説明を省略する。
/CAM装置を例にとって説明する。CAD/CAM装
置のハードウェア構成は、図8に示したCAD/CAM
装置と同様であり、説明を省略する。
【0020】実施例1.図1の(a)は、この発明を用
いて生成した工具経路を表す図である。1は、キーボー
ド20、ファンクションキー30、タブレット40、マ
ウス50などの入力手段を用いてCAD/CAM装置に
より作図した加工対象形状である。2は、ブロック部材
から加工対象形状1を除いた領域(除去領域)を除去す
るために生成した荒加工の加工経路を表している。
いて生成した工具経路を表す図である。1は、キーボー
ド20、ファンクションキー30、タブレット40、マ
ウス50などの入力手段を用いてCAD/CAM装置に
より作図した加工対象形状である。2は、ブロック部材
から加工対象形状1を除いた領域(除去領域)を除去す
るために生成した荒加工の加工経路を表している。
【0021】図1の(b)は、図1の(a)に示す加工
経路2の中で上から2段目までの工具経路を取り出した
ものである。アプローチ経路E1は、加工を開始すると
き、設定された加工開始点から工具が進入する経路であ
る。経路L1は、切削経路であり、ブロック部材の上面
を切削する経路である。経路P1は、ピックフィード経
路である。工具はさらに経路L2、経路P2の順序で進
み、さらに経路L3、P3、L4、P4、L5、P5、
L6、P6、L7、P7、L8の順序で経路E2に至
る。経路E2は、エスケープ経路であり、1段目の加工
経路が終了した後に、上方へ脱出する経路である。1段
目の加工経路が終了後、続いてZ方向に切り込んだ2段
目の加工経路に移る。
経路2の中で上から2段目までの工具経路を取り出した
ものである。アプローチ経路E1は、加工を開始すると
き、設定された加工開始点から工具が進入する経路であ
る。経路L1は、切削経路であり、ブロック部材の上面
を切削する経路である。経路P1は、ピックフィード経
路である。工具はさらに経路L2、経路P2の順序で進
み、さらに経路L3、P3、L4、P4、L5、P5、
L6、P6、L7、P7、L8の順序で経路E2に至
る。経路E2は、エスケープ経路であり、1段目の加工
経路が終了した後に、上方へ脱出する経路である。1段
目の加工経路が終了後、続いてZ方向に切り込んだ2段
目の加工経路に移る。
【0022】2段目の加工経路では、工具は、アプロー
チ経路E1に進入してZ方向に切り込む。ZCは、Z方
向切り込み量を表す。経路L9は、2段目の切削経路で
ある。経路P8は、キーボード20等を用いてオペレー
タが直接設定するか又は後述するようにスカルプハイト
から算出し設定したピックフィードスライド量によるピ
ックフィード経路である。経路L10は、切削経路であ
る。経路P9は、ピックフィード量に従ったピックフィ
ード経路である。経路L11、P10、L12、P1
1、L13、P12、L14、P13、L15、P14
の順序で経路L16に至るまでは、ピックフィード量に
従ったピックフィード経路であるが、1段目の経路とは
ピックフィード量とピックフィードスライド量の差分量
だけずれている。経路P15は、ピックフィード量とピ
ックフィードスライド量の差分量のピックフィード経路
である。経路L17は、2段目の最後の切削経路であ
る。経路E3は、エスケープ経路で、2段目の加工経路
が終了する。更に、Z方向に切り込んでいくときは、1
段目と2段目のように、ピックフィード量とピックフィ
ードスライド量の差分だけずれた経路が繰り返される。
チ経路E1に進入してZ方向に切り込む。ZCは、Z方
向切り込み量を表す。経路L9は、2段目の切削経路で
ある。経路P8は、キーボード20等を用いてオペレー
タが直接設定するか又は後述するようにスカルプハイト
から算出し設定したピックフィードスライド量によるピ
ックフィード経路である。経路L10は、切削経路であ
る。経路P9は、ピックフィード量に従ったピックフィ
ード経路である。経路L11、P10、L12、P1
1、L13、P12、L14、P13、L15、P14
の順序で経路L16に至るまでは、ピックフィード量に
従ったピックフィード経路であるが、1段目の経路とは
ピックフィード量とピックフィードスライド量の差分量
だけずれている。経路P15は、ピックフィード量とピ
ックフィードスライド量の差分量のピックフィード経路
である。経路L17は、2段目の最後の切削経路であ
る。経路E3は、エスケープ経路で、2段目の加工経路
が終了する。更に、Z方向に切り込んでいくときは、1
段目と2段目のように、ピックフィード量とピックフィ
ードスライド量の差分だけずれた経路が繰り返される。
【0023】次に、このCAD/CAM装置の動作につ
いて説明する。このCAD/CAM装置を用いた加工プ
ログラムの生成処理の動作については図9に示した加工
プログラムの生成処理のフローチャートと同様であり、
説明を省略する。但し、ピックフィード経路生成処理
(図9の106)が、図2にフロー図を示すものに変わ
る。
いて説明する。このCAD/CAM装置を用いた加工プ
ログラムの生成処理の動作については図9に示した加工
プログラムの生成処理のフローチャートと同様であり、
説明を省略する。但し、ピックフィード経路生成処理
(図9の106)が、図2にフロー図を示すものに変わ
る。
【0024】図2のピックフィード経路生成処理の動作
を説明する。ステップ300は、設定されたピックフィ
ードスライド量のエラー判定処理であり、ピックフィー
ドスライド量がピックフィード量より小さくないとき、
ピックフィード量の値を不正と判定して、ステップ30
1に進み、ピックフィード生成処理を終了する。ステッ
プ302は、切削経路生成処理(図9のステップ10
5)で求めた切削経路の終点の座標値をピックフィード
経路の開始点として設定する。ステップ303は、Z方
向切り込み現在回数(Z方向に切り込んだその時点での
回数)が奇数回目か否かを判定する。例えば、Z方向切
り込み現在回数は、図1の(b)に示した1段目の経路
では「0」であり、2段目の経路では「1」となる。Z
方向切り込み現在回数が偶数回目のときは、ステップ3
04に進む。Z方向切り込み現在回数が奇数回目のとき
は、ステップ305に進む。
を説明する。ステップ300は、設定されたピックフィ
ードスライド量のエラー判定処理であり、ピックフィー
ドスライド量がピックフィード量より小さくないとき、
ピックフィード量の値を不正と判定して、ステップ30
1に進み、ピックフィード生成処理を終了する。ステッ
プ302は、切削経路生成処理(図9のステップ10
5)で求めた切削経路の終点の座標値をピックフィード
経路の開始点として設定する。ステップ303は、Z方
向切り込み現在回数(Z方向に切り込んだその時点での
回数)が奇数回目か否かを判定する。例えば、Z方向切
り込み現在回数は、図1の(b)に示した1段目の経路
では「0」であり、2段目の経路では「1」となる。Z
方向切り込み現在回数が偶数回目のときは、ステップ3
04に進む。Z方向切り込み現在回数が奇数回目のとき
は、ステップ305に進む。
【0025】ステップ304は、ピックフィード経路の
終点を、ピックフィード開始点にピックフィード量を加
算した座標値として算出し、ステップ309に進む。
終点を、ピックフィード開始点にピックフィード量を加
算した座標値として算出し、ステップ309に進む。
【0026】ステップ305は、ピックフィード現在回
数(ピックフィード経路の現在の生成回数)が1回目か
否かを判定する。ピックフィード現在回数が1回目のと
きは、ステップ306に進む。ピックフィード現在回数
が1回目以外のときは、ステップ307に進む。ステッ
プ306は、ピックフィード経路の終点を、ピックフィ
ード開始点にピックフィードスライド量を加算した座標
値として算出し、ステップ309に進む。
数(ピックフィード経路の現在の生成回数)が1回目か
否かを判定する。ピックフィード現在回数が1回目のと
きは、ステップ306に進む。ピックフィード現在回数
が1回目以外のときは、ステップ307に進む。ステッ
プ306は、ピックフィード経路の終点を、ピックフィ
ード開始点にピックフィードスライド量を加算した座標
値として算出し、ステップ309に進む。
【0027】ステップ307は、ピックフィード現在回
数が最終回目か否かを判定する。ピックフィード現在回
数が最終回目でないなら、前記ステップ304に進む。
ピックフィード現在回数が最終回目なら、ステップ30
8に進む。ステップ308は、ピックフィード終点を、
ピックフィード開始点に、ピックフィード量とピックフ
ィードスライド量の差分を加算して算出し、ステップ3
09に進む。
数が最終回目か否かを判定する。ピックフィード現在回
数が最終回目でないなら、前記ステップ304に進む。
ピックフィード現在回数が最終回目なら、ステップ30
8に進む。ステップ308は、ピックフィード終点を、
ピックフィード開始点に、ピックフィード量とピックフ
ィードスライド量の差分を加算して算出し、ステップ3
09に進む。
【0028】ステップ309は、ピックフィード開始点
からピックフィード終点までのピックフィード経路を、
CLデータとして生成する。ステップ310は、生成し
たCLデータをRAM10cに格納する。このようにし
て、設定されたピックフィードスライド量を反映したピ
ックフィード経路を生成することが出来る。
からピックフィード終点までのピックフィード経路を、
CLデータとして生成する。ステップ310は、生成し
たCLデータをRAM10cに格納する。このようにし
て、設定されたピックフィードスライド量を反映したピ
ックフィード経路を生成することが出来る。
【0029】実施例2.実施例1では、Z方向切り込み
現在回数が奇数回目のときのみにピックフィードスライ
ド量を反映したピックフィード経路を生成したが、Z方
向切り込み回数が偶数回目のときのみにピックフィード
スライド量を反映したピックフィード経路を生成しても
よい。
現在回数が奇数回目のときのみにピックフィードスライ
ド量を反映したピックフィード経路を生成したが、Z方
向切り込み回数が偶数回目のときのみにピックフィード
スライド量を反映したピックフィード経路を生成しても
よい。
【0030】実施例3.実施例3では、ピックフィード
経路生成処理(図9のステップ106)が、図3のもの
に変わる。上記実施例1,実施例2では、ピックフィー
ドスライド量が一定であったが、この実施例3では、Z
方向切り込み現在回数によって、ピックフィードスライ
ド量が変化する。
経路生成処理(図9のステップ106)が、図3のもの
に変わる。上記実施例1,実施例2では、ピックフィー
ドスライド量が一定であったが、この実施例3では、Z
方向切り込み現在回数によって、ピックフィードスライ
ド量が変化する。
【0031】図3のピックフィード経路生成処理の動作
を説明する。ステップ400は、設定されたピックフィ
ードスライド回数のエラー判定処理であり、ピックフィ
ードスライド回数がZ方向切り込み回数より小さくない
ときは、ピックフィードスライド回数の値を不正と判定
して、ステップ401に進み、処理を終了する。ステッ
プ402は、ピックフィード量をピックフィードスライ
ド回数に「1」を加えた回数で割って、ピックフィード
スライド量を算出する。ステップ403は、切削経路生
成処理(図9のステップ105)で求めた切削経路の終
点の座標値を、ピックフィード経路の開始点として設定
する。ステップ404は、ピックフィード現在回数によ
って処理を分岐する。
を説明する。ステップ400は、設定されたピックフィ
ードスライド回数のエラー判定処理であり、ピックフィ
ードスライド回数がZ方向切り込み回数より小さくない
ときは、ピックフィードスライド回数の値を不正と判定
して、ステップ401に進み、処理を終了する。ステッ
プ402は、ピックフィード量をピックフィードスライ
ド回数に「1」を加えた回数で割って、ピックフィード
スライド量を算出する。ステップ403は、切削経路生
成処理(図9のステップ105)で求めた切削経路の終
点の座標値を、ピックフィード経路の開始点として設定
する。ステップ404は、ピックフィード現在回数によ
って処理を分岐する。
【0032】ステップ405は、ピックフィード現在回
数が1回目のときの処理であり、ピックフィード経路の
終点を、ピックフィード開始点に、(Z方向切り込み現
在回数+1)を(ピックフィードスライド回数+1)で
割った余りにピックフィードスライド量を乗じた値を加
算して、算出する。なお、図3で、演算子%は、(左辺
値)%(右辺値)とするとき左辺値を右辺値で割った余
りを算出するモジュラ演算子である。
数が1回目のときの処理であり、ピックフィード経路の
終点を、ピックフィード開始点に、(Z方向切り込み現
在回数+1)を(ピックフィードスライド回数+1)で
割った余りにピックフィードスライド量を乗じた値を加
算して、算出する。なお、図3で、演算子%は、(左辺
値)%(右辺値)とするとき左辺値を右辺値で割った余
りを算出するモジュラ演算子である。
【0033】ステップ406は、ピックフィード現在回
数が1回目でもなく最終回目でもないときの処理であ
り、ピックフィード経路の終点を、ピックフィード開始
点にピックフィード量を加算した座標値として算出す
る。
数が1回目でもなく最終回目でもないときの処理であ
り、ピックフィード経路の終点を、ピックフィード開始
点にピックフィード量を加算した座標値として算出す
る。
【0034】ステップ407は、ピックフィード現在回
数が最終回のときの処理であり、ピックフィード経路の
終点を、ピックフィード開始点にピックフィード量を加
算し且つ(Z方向切り込み現在回数+1)を(ピックフ
ィードスライド回数+1)で割った余りにピックフィー
ドスライド量を乗じた値を加算して、算出する。
数が最終回のときの処理であり、ピックフィード経路の
終点を、ピックフィード開始点にピックフィード量を加
算し且つ(Z方向切り込み現在回数+1)を(ピックフ
ィードスライド回数+1)で割った余りにピックフィー
ドスライド量を乗じた値を加算して、算出する。
【0035】ステップ408は、ピックフィード開始点
からピックフィード終点までのピックフィード経路を、
CLデータとして生成する。ステップ409は、生成し
たCLデータをRAM10cに格納する。このようにし
て、設定されたピックフィードスライド回数を反映した
ピックフィード経路を生成することが出来る。
からピックフィード終点までのピックフィード経路を、
CLデータとして生成する。ステップ409は、生成し
たCLデータをRAM10cに格納する。このようにし
て、設定されたピックフィードスライド回数を反映した
ピックフィード経路を生成することが出来る。
【0036】実施例4.実施例4では、ピックフィード
経路生成処理(図9のステップ106)が、図7のフロ
ー図の処理の後に、ユーザの指示により図2または図3
のいずれかのフロー図の処理に分岐する選択分岐処理
と、図2および図3のフロー図の処理とを加えたものに
変わる。この実施例3では、オペレータがキーボード2
0等を用いてスカルプハイトを設定すると、自動的にピ
ックフィードスライド量およびピックフィードスライド
回数を算出し設定し、それを反映したピックフィード経
路を生成する。
経路生成処理(図9のステップ106)が、図7のフロ
ー図の処理の後に、ユーザの指示により図2または図3
のいずれかのフロー図の処理に分岐する選択分岐処理
と、図2および図3のフロー図の処理とを加えたものに
変わる。この実施例3では、オペレータがキーボード2
0等を用いてスカルプハイトを設定すると、自動的にピ
ックフィードスライド量およびピックフィードスライド
回数を算出し設定し、それを反映したピックフィード経
路を生成する。
【0037】まず、スカルプハイトについて説明する。
図4は、工具形状を表す図である。TLは工具であり、
Dは工具の直径であり、rは工具のコーナ半径である。
ここで、図4で表した工具はブルエンドミルといわれる
ものである。r=D/2の関係が成り立つとき工具はボ
ールエンドミルとなり、r=0の関係が成り立つとき工
具はフラットエンドミルとなる。従って、図4に示す工
具は、3種類の工具の一般表現であり、以下の説明は3
種類の工具を包括するものである。
図4は、工具形状を表す図である。TLは工具であり、
Dは工具の直径であり、rは工具のコーナ半径である。
ここで、図4で表した工具はブルエンドミルといわれる
ものである。r=D/2の関係が成り立つとき工具はボ
ールエンドミルとなり、r=0の関係が成り立つとき工
具はフラットエンドミルとなる。従って、図4に示す工
具は、3種類の工具の一般表現であり、以下の説明は3
種類の工具を包括するものである。
【0038】図5は、工具軸方向に生じるスカルプハイ
トを表す図である。H1は工具軸方向スカルプハイトで
あり、Re1は工具軸方向有効半径である。工具形状と
工具軸方向スカルプハイトH1および工具軸方向有効半
径Re1の関係は(1)式で表すことが出来る。 Re1=√{r2−(r−H1)2}+(D/2−r)…(1)
トを表す図である。H1は工具軸方向スカルプハイトで
あり、Re1は工具軸方向有効半径である。工具形状と
工具軸方向スカルプハイトH1および工具軸方向有効半
径Re1の関係は(1)式で表すことが出来る。 Re1=√{r2−(r−H1)2}+(D/2−r)…(1)
【0039】図6は、工具軸に垂直な方向に生じるスカ
ルプハイトを説明する図である。H2は工具軸垂直方向
スカルプハイトであり、Re2は工具軸垂直方向有効半
径である。工具直径と工具軸垂直方向スカルプハイトH
2および工具軸垂直方向有効半径Re2の関係は(2)
式で表すことが出来る。 Re2=√{D・H2−H22} …(2)
ルプハイトを説明する図である。H2は工具軸垂直方向
スカルプハイトであり、Re2は工具軸垂直方向有効半
径である。工具直径と工具軸垂直方向スカルプハイトH
2および工具軸垂直方向有効半径Re2の関係は(2)
式で表すことが出来る。 Re2=√{D・H2−H22} …(2)
【0040】次に、図7を参照し、スカルプハイトを用
いてピックフィードスライド量およびピックフィードス
ライド回数を算出する処理を説明する。ステップ500
は、キーボード20等を用いてオペレータが工具の直径
Dとコーナ半径rを設定する。ステップ501は、キー
ボード20等を用いてオペレータにより設定されたスカ
ルプハイトを工具軸方向スカルプハイトH1として設定
する。ステップ502は、該スカルプハイトを工具軸垂
直方向スカルプハイトH2として設定する。
いてピックフィードスライド量およびピックフィードス
ライド回数を算出する処理を説明する。ステップ500
は、キーボード20等を用いてオペレータが工具の直径
Dとコーナ半径rを設定する。ステップ501は、キー
ボード20等を用いてオペレータにより設定されたスカ
ルプハイトを工具軸方向スカルプハイトH1として設定
する。ステップ502は、該スカルプハイトを工具軸垂
直方向スカルプハイトH2として設定する。
【0041】ステップ503は、工具の直径D、コーナ
半径r、工具軸方向スカルプハイトH1を(1)式に代
入して、工具軸方向有効半径Re1を算出する。ステッ
プ504は、工具の直径D、コーナ半径r、工具軸垂直
方向スカルプハイトH2を(2)式に代入して、工具軸
垂直方向有効半径Re2を算出する。ステップ505
は、算出した工具軸方向有効半径Re1と工具軸垂直方
向有効半径Re2の小さい方(精度のよい方)をピック
フィードスライド量に設定する。なお、図7で、MIN
(α1,α2)は、α1,α2の最小値を取り出す関数
である。
半径r、工具軸方向スカルプハイトH1を(1)式に代
入して、工具軸方向有効半径Re1を算出する。ステッ
プ504は、工具の直径D、コーナ半径r、工具軸垂直
方向スカルプハイトH2を(2)式に代入して、工具軸
垂直方向有効半径Re2を算出する。ステップ505
は、算出した工具軸方向有効半径Re1と工具軸垂直方
向有効半径Re2の小さい方(精度のよい方)をピック
フィードスライド量に設定する。なお、図7で、MIN
(α1,α2)は、α1,α2の最小値を取り出す関数
である。
【0042】ステップ506は、設定したピックフィー
ドスライド量のエラー判定処理であり、ピックフィード
スライド量がピックフィード量より小さくないとき、ピ
ックフィード量の値を不正と判定して、ステップ507
に進み、処理を終了する。ステップ508は、ピックフ
ィード量/2よりピックフィードスライド量が小さいと
きは2以上のピックフィードスライド回数を設定する可
能性があり、ステップ509へ進む。そうでないとき
は、ステップ510へ進む。ステップ509は、ピック
フィード量をピックフィードスライド量で割って「1」
を減じた値の整数部を、ピックフィードスライド回数に
設定する。なお、図7で、INT(β)は、βの整数部
を取り出す関数である。ステップ510は、ピックフィ
ードスライド回数を1回と設定する。このようにして、
ピックフィードスライド量およびピックフィードスライ
ド回数を算出する。
ドスライド量のエラー判定処理であり、ピックフィード
スライド量がピックフィード量より小さくないとき、ピ
ックフィード量の値を不正と判定して、ステップ507
に進み、処理を終了する。ステップ508は、ピックフ
ィード量/2よりピックフィードスライド量が小さいと
きは2以上のピックフィードスライド回数を設定する可
能性があり、ステップ509へ進む。そうでないとき
は、ステップ510へ進む。ステップ509は、ピック
フィード量をピックフィードスライド量で割って「1」
を減じた値の整数部を、ピックフィードスライド回数に
設定する。なお、図7で、INT(β)は、βの整数部
を取り出す関数である。ステップ510は、ピックフィ
ードスライド回数を1回と設定する。このようにして、
ピックフィードスライド量およびピックフィードスライ
ド回数を算出する。
【0043】実施例5.実施例4では、スカルプハイト
からピックフィードスライド量とピックフィードスライ
ド回数の両方を算出したが、ピックフィードスライド量
またはピックフィードスライド回数のいずれか一方だけ
を算出してもよい。
からピックフィードスライド量とピックフィードスライ
ド回数の両方を算出したが、ピックフィードスライド量
またはピックフィードスライド回数のいずれか一方だけ
を算出してもよい。
【0044】実施例6.実施例4,実施例5では、スカ
ルプハイトを、工具軸方向スカルプハイトH1および工
具軸垂直方向スカルプハイトH2の両方に設定して算出
した工具軸方向有効半径Re1および工具軸垂直方向有
効半径Re2の小さい方をピックフィードスライド量と
したが、スカルプハイトを工具軸方向スカルプハイトH
1のみに設定し、ピックフィードスライド量およびピッ
クフィードスライド回数を算出してもよい。また、スカ
ルプハイトを工具軸垂直方向スカルプハイトH2のみに
設定し、ピックフィードスライド量およびピックフィー
ドスライド回数を算出してもよい。
ルプハイトを、工具軸方向スカルプハイトH1および工
具軸垂直方向スカルプハイトH2の両方に設定して算出
した工具軸方向有効半径Re1および工具軸垂直方向有
効半径Re2の小さい方をピックフィードスライド量と
したが、スカルプハイトを工具軸方向スカルプハイトH
1のみに設定し、ピックフィードスライド量およびピッ
クフィードスライド回数を算出してもよい。また、スカ
ルプハイトを工具軸垂直方向スカルプハイトH2のみに
設定し、ピックフィードスライド量およびピックフィー
ドスライド回数を算出してもよい。
【0045】
【発明の効果】以上のように、この発明の加工経路生成
装置によれば、荒加工において径の大きな工具で大きな
ピックフィード量で加工しても削り残しを少なくする効
率の良い加工プログラムを生成できる。また、加工プロ
グラムのデータ容量を増加させることなく削り残しを少
なくする効率の良い加工プログラムを生成できる。さら
に、荒加工の実加工時間を短縮できる加工プログラムを
生成できる。
装置によれば、荒加工において径の大きな工具で大きな
ピックフィード量で加工しても削り残しを少なくする効
率の良い加工プログラムを生成できる。また、加工プロ
グラムのデータ容量を増加させることなく削り残しを少
なくする効率の良い加工プログラムを生成できる。さら
に、荒加工の実加工時間を短縮できる加工プログラムを
生成できる。
【図1】この発明の実施例1のCAD/CAM装置によ
り作成した工具経路を示す説明図である。
り作成した工具経路を示す説明図である。
【図2】この発明の実施例1のCAD/CAM装置にお
けるピックフィード経路生成処理のフローチャートであ
る。
けるピックフィード経路生成処理のフローチャートであ
る。
【図3】この発明の実施例3のCAD/CAM装置にお
けるピックフィード経路生成処理のフローチャートであ
る。
けるピックフィード経路生成処理のフローチャートであ
る。
【図4】一般表現による工具形状を表す説明図である。
【図5】工具軸方向に生じるスカルプハイトを表す説明
図である。
図である。
【図6】工具軸に垂直な方向に生じるスカルプハイトを
表す説明図である。
表す説明図である。
【図7】この発明の実施例4のCAD/CAM装置にお
けるピックフィードスライド量を算出する処理およびピ
ックフィードスライド回数を算出する処理のフローチャ
ートである。
けるピックフィードスライド量を算出する処理およびピ
ックフィードスライド回数を算出する処理のフローチャ
ートである。
【図8】従来およびこの発明のCAD/CAM装置を表
す構成図である。
す構成図である。
【図9】従来およびこの発明のCAD/CAM装置にお
ける加工プログラムを生成する処理のフローチャートで
ある。
ける加工プログラムを生成する処理のフローチャートで
ある。
【図10】従来のピックフィード経路生成処理のフロー
チャートである。
チャートである。
800 CAD/CAM装置 10 情報処理部 10a CPU 10b ROM 10c RAM 20 キーボード 90 ハードディスク 1 加工対象形状 2 加工経路 E1 アプローチ経路 E2,E3 エスケープ経路 P1〜P7 ピックフィード経路 P8〜P15 ピックフィード経路 L1〜L8 切削経路 L9〜L17 切削経路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】ステップ405は、ピックフィード現在回
数が1回目のときの処理であり、ピックフィード経路の
終点を、ピックフィード開始点に、(Z方向切り込み現
在回数+1)を(ピックフィードスライド回数+1)で
割った余りにピックフィードスライド量を乗じた値を加
算して、算出する。なお、図3で、演算子%は、(左辺
値)%(右辺値)とするとき左辺値を右辺値で割った余
りを算出するモジュロ演算子である。
数が1回目のときの処理であり、ピックフィード経路の
終点を、ピックフィード開始点に、(Z方向切り込み現
在回数+1)を(ピックフィードスライド回数+1)で
割った余りにピックフィードスライド量を乗じた値を加
算して、算出する。なお、図3で、演算子%は、(左辺
値)%(右辺値)とするとき左辺値を右辺値で割った余
りを算出するモジュロ演算子である。
Claims (5)
- 【請求項1】 工作物の除去領域に対して、荒加工の工
具経路の加工プログラムを自動的に生成する加工経路生
成装置において、 ピックフィード量とピックフィードスライド量が設定さ
れたとき、そのピックフィード量とピックフィードスラ
イド量とピックフィード現在回数とZ方向切り込み現在
回数とから各ピックフィード経路長を算出するピックフ
ィード経路生成手段を具備したことを特徴とする加工経
路生成装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の加工経路生成装置にお
いて、工具が切削経路を移動して切削したときに生じる
工具形状による切り残し高さ(スカルプハイト)が設定
されたとき、そのスカルプハイトから演算によりピック
フィードスライド量を設定するピックフィードスライド
量設定手段を備えたことを特徴とする加工経路生成装
置。 - 【請求項3】 工作物の除去領域に対して、荒加工の工
具経路の加工プログラムを自動的に生成する加工経路生
成装置において、 ピックフィード量とピックフィードスライド回数が設定
されたとき、そのピックフィード量とピックフィードス
ライド回数とピックフィード現在回数とZ方向切り込み
現在回数とから各ピックフィード経路長を算出するピッ
クフィード経路生成手段を具備したことを特徴とする加
工経路生成装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の加工経路生成装置にお
いて、工具が切削経路を移動して切削したときに生じる
工具形状による切り残し高さ(スカルプハイト)が設定
されたとき、そのスカルプハイトから演算によりピック
フィードスライド回数を設定するピックフィードスライ
ド回数設定手段を備えたことを特徴とする加工経路生成
装置。 - 【請求項5】 工作物の除去領域に対して、荒加工の工
具経路の加工プログラムを自動的に生成する加工経路生
成装置において、 ピックフィード量とピックフィードスライド量とピック
フィードスライド回数が設定されたとき、前記ピックフ
ィード量とピックフィードスライド量とピックフィード
現在回数とZ方向切り込み現在回数とから各ピックフィ
ード経路長を算出するか又は前記ピックフィード量とピ
ックフィードスライド回数とピックフィード現在回数と
Z方向切り込み現在回数とから各ピックフィード経路長
を算出するピックフィード経路生成手段と、 工具が切削経路を移動して切削したときに生じる工具形
状による切り残し高さ(スカルプハイト)が設定された
とき、そのスカルプハイトから演算によりピックフィー
ドスライド量およびピックフィードスライド回数を設定
するピックフィードスライド回数設定手段とを具備した
ことを特徴とする加工経路生成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5689593A JP2871991B2 (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | 加工経路生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5689593A JP2871991B2 (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | 加工経路生成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06266429A true JPH06266429A (ja) | 1994-09-22 |
| JP2871991B2 JP2871991B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=13040185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5689593A Expired - Lifetime JP2871991B2 (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | 加工経路生成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2871991B2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-17 JP JP5689593A patent/JP2871991B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2871991B2 (ja) | 1999-03-17 |
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