JPH06266731A - 顧客情報管理システム - Google Patents

顧客情報管理システム

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JPH06266731A
JPH06266731A JP5687593A JP5687593A JPH06266731A JP H06266731 A JPH06266731 A JP H06266731A JP 5687593 A JP5687593 A JP 5687593A JP 5687593 A JP5687593 A JP 5687593A JP H06266731 A JPH06266731 A JP H06266731A
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美帆 植嶋
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浩司 亀井
Ayako Yamaoka
綾子 山岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】顧客情報管理システムに関し、顧客情報データ
ベースを利用して電話なとどによるマーケティング活動
を推進することができるとともに、マーケティング活動
の実施によって顧客情報データベースの鮮度を保ち情報
の正確性を維持することを目的とする。 【構成】複数の顧客CUについて、各顧客の名前及び電
話番号を含む顧客情報を格納する顧客情報データベース
21と、顧客情報データベースの中から抽出された顧客
についての情報を格納する抽出顧客データベースと、抽
出顧客データベースに基づいて、顧客の電話番号を自動
発呼して回線を接続するための交換機41と、交換機に
より接続された電話によって顧客から得られた情報を格
納するログデータベース36と、ログデータベースの内
容に基づいて顧客情報データベースの内容を更新する処
理装置20とを有して構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、顧客情報管理システム
に関し、例えば電話を用いて行われるリテールマーケテ
ィング活動などに利用される。
【0002】近年においては、例えば銀行などにおい
て、主として個人を対象とした小口の顧客への販売を促
進するリテールマーケティングが重要視されている。リ
テールマーケティングを推進するには、各個人の顧客に
ついて、氏名、年齢、職業などの属性情報、趣味、嗜
好、購買記録などのライフスタイル情報などを収集し、
これらの情報に基づいて顧客のニーズを把握した上で、
需要予測や商品開発などを行う必要がある。そのため、
企業においては、バンクカード、クレジットカード、そ
の他種々の取り引きに際して得られた情報などに基づい
て、顧客情報データベースの作成が行われている。
【0003】このような顧客情報データベースは、そこ
に記録された情報の正確性と鮮度が特に重要であり、古
い情報又は不正確な情報が含まれている場合には効果的
なマーケティング活動が行えないばかりか、却ってニー
ズの把握を間違えるなどの弊害を生じる恐れがある。
【0004】したがって、顧客情報データベースの活用
を図るとともに、顧客情報データベースを常に正確で鮮
度の良い状態に維持することのできるシステムの出現が
期待されるところである。
【0005】
【従来の技術】図8は銀行における従来のリテールマー
ケティングシステム80の構成を示すブロック図であ
る。
【0006】図8において、リテールマーケティングシ
ステム(以下において「RMS」ということがある)8
0は、顧客情報データベース81、顧客情報データベー
ス81の中から、個人であり且つ小口の顧客のみを抽出
して作成した小口顧客データベース82、小口顧客デー
タベース82の中から、特定の条件に当てはまる顧客、
例えば一定期間内に満期となる定期預金口座を持ってい
る顧客のみを抽出して作成した抽出顧客データベース8
3、顧客に電話をかけるための電話機84などから構成
されている。
【0007】抽出顧客データベース83は、例えば銀行
の本部において各支店用に作成され、それぞれの支店に
配付される。各支店では、抽出顧客データベース83に
基づいて、電話担当者が電話機84から顧客CUに電話
をかけ、定期預金が満期になる旨を伝えるとともに、顧
客CUに定期預金の継続を勧めたり継続の意思の有無の
確認をとる。継続の意思を確認した場合には、電話担当
者は当該定期預金の継続手続きに必要なデータを入力
し、入力したデータによって顧客情報データベース81
を更新する。
【0008】また、顧客情報データベース81に対して
は、新規に取り引きを開始した顧客から得られた顧客情
報FCUに基づいて、顧客情報FCUの追加が行われ
る。顧客CUへの電話の際に、電話担当者によって新規
商品の案内や勧誘などが行われることもある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来にお
いては、顧客情報データベース81を基にして、顧客C
Uに対する定期預金の継続の勧誘、新商品の案内、その
他の種々のサービスが行われ、これらによってリテール
マーケティング活動が行われている。
【0010】しかし、顧客CUへの電話を行った結果、
例えば定期預金を継続することになった場合には、継続
手続きに必要なデータの更新が顧客情報データベース8
1に対して行われるが、それ以外のデータ、例えば当該
顧客CUのライフスタイル情報の内容については、顧客
情報データベース81に対して何らの更新も行われな
い。
【0011】したがって、従来のRMS80では、顧客
情報データベース81をいかに頻繁に利用た場合であっ
ても、現に取り引きが行われている事項に関する情報は
最新のものとなるが、それ以外の情報、例えばライフス
タイル情報などは時を経るにつれて鮮度が低下し、正確
性が徐々に損なわれていくこととなる。そのため、顧客
情報データベース81によって顧客CUのニーズを正し
く把握することが困難となり、本来的なリテールマーケ
ティング活動を積極的に推進することができなくなると
いう問題がある。
【0012】本発明は、上述の問題に鑑み、顧客情報デ
ータベースを利用してマーケティング活動を推進するこ
とができるとともに、マーケティング活動の実施によっ
て顧客情報データベースの鮮度を保ち情報の正確性を維
持することのできる顧客情報管理システムを提供するこ
とを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るシ
ステム1は、上述の課題を解決するため、図1乃至図3
に示すように、複数の顧客CUについて、各顧客CUの
名前NAM及び電話番号NTLを含む顧客情報FCUを
格納する顧客情報データベース21と、前記顧客情報デ
ータベース21の中から抽出された顧客CUについての
情報を格納する抽出顧客データベース33と、前記抽出
顧客データベース33に基づいて、顧客CUの電話番号
NTLを自動発呼して回線を接続するための回線接続手
段41と、前記回線接続手段41により接続された電話
によって顧客CUから得られた情報を格納する最新顧客
情報データベース36と、前記最新顧客情報データベー
ス36の内容に基づいて前記顧客情報データベース21
の内容を更新する手段20と、を有して構成される。
【0014】請求項2の発明に係るシステム1では、前
記顧客情報データベース21に格納される顧客情報FC
Uには、各顧客CUの名前NAM及び電話番号NTLを
含む顧客の属性情報FAT、及び顧客のライフスタイル
を表すライフスタイル情報FLIが含まれており、前記
最新顧客情報データベース36には、電話によって顧客
CUから得られたライフスタイル情報FLIが格納さ
れ、当該最新顧客情報データベース36によって前記顧
客情報データベース21の前記ライフスタイル情報FL
Iを含む内容が更新されるように構成される。
【0015】請求項3の発明に係るシステム1は、前記
抽出顧客データベース33の中から当日に電話をかける
ために抽出された顧客CUについての情報を格納する当
日コール顧客データベース35を有し、前記当日コール
顧客データベース35に格納された顧客CUの電話番号
NTLについて当日の自動発呼が行われるように構成さ
れる。
【0016】請求項4の発明に係るシステム1は、販売
促進のための特定の商品FME、そのターゲットとなる
顧客の条件CSA、及び実施期間FTEに関する情報を
格納したキャンペーン管理データベース31を有し、抽
出顧客データベース33は前記条件CSAに当てはまる
べく抽出されてなる。
【0017】請求項5の発明に係るシステム1では、前
記顧客情報データベース21に格納される顧客情報FC
Uには、各顧客の取引き状態を表す取引き情報FBUが
含まれており、前記顧客情報データベース21からリテ
ールマーケティングの対象となる顧客CUのみを抽出し
て作成されたリテール推進データベース32と、前記顧
客情報データベース21に格納されている取引き情報F
BUの内容が変化した顧客についての情報を格納する成
果顧客データベース38と、前記成果顧客データベース
38と前記リテール推進データベース32及び前記抽出
顧客データベース33とのマッチングによってレスポン
ス情報を得るための手段30と、を有して構成される。
【0018】
【作用】例えばリテールマーケティングのためのキャン
ペーンを推進するために、企画運営担当者がそのターゲ
ットとなる顧客CUを抽出するための条件CSAを設定
する。設定された条件CSAに当てはまる顧客CUの顧
客情報FCUが顧客情報データベース21から抽出さ
れ、抽出顧客データベース33が作成される。
【0019】抽出顧客データベース33に基づき、必要
に応じて当日に電話をかける顧客CUのみが抽出されて
当日コール顧客データベース35が作成され、当日コー
ル顧客データベース35に基づいて当日の自動発呼が行
われる。
【0020】自動発呼によって顧客CUの電話に回線が
接続されると、電話担当者が顧客CUと会話を行い、商
品FMEの案内、購入又は契約締結の勧誘、ライフスタ
イル情報の入手などが行われる。これによって得られた
情報は、最新顧客情報データベース36に格納され、格
納された内容に基づいて顧客情報データベース21が更
新される。
【0021】顧客CUとの電話の結果、顧客CUが取り
引きを開始し又は追加した場合には、それによって得ら
れる情報に基づいて顧客情報データベース21の内容が
変化し、その変化した情報が成果顧客データベース38
に格納される。成果顧客データベース38とリテール推
進データベース32及び抽出顧客データベース33との
マッチングによってレスポンス情報が得られ、これによ
ってキャンペーンの評価が行われる。
【0022】
【実施例】図1は本発明に係るリテールマーケティング
システム1の構成を示すブロック図である。本実施例の
リテールマーケティングシステム(RMS)1は、銀行
において実施される例が示されている。
【0023】RMS1は、銀行における顧客情報システ
ム11と、顧客情報システム11と連携してリテールマ
ーケティングを行うためのサポートシステム12とから
構成されている。
【0024】顧客情報システム11は、本部(又は本
店)HOなどに設置されたコンピュータである処理装置
20、処理装置20によって作成、更新、編集などを行
うことが可能な顧客情報データベース21、及び小口顧
客データベース22などから構成されている。
【0025】図2は顧客情報データベース21の構成を
示す図である。顧客情報データベース21は、各顧客C
Uについて、顧客番号NCU、基本属性情報FAT、取
引き情報FBU、ライフスタイル情報FLI、及び家族
情報FFAなどの種々の顧客情報FCUを含んで構成さ
れている。
【0026】基本属性情報FATには、顧客CUの氏名
NAM、年齢、職業、住所、電話番号NTLなどが含ま
れ、取引き情報FBUには、顧客CUの預金残高、貸出
し残高、公共料金自動支払いの有無などが含まれ、ライ
フスタイル情報FLIには、顧客CUの趣味、嗜好、性
格などが含まれ、家族情報FFAには顧客CUの家族構
成などが含まれる。
【0027】これらの顧客情報FCUは、顧客CUが銀
行と新規な取引きを開始した際に又は取引きの開始後に
顧客CUから提出される申込書、依頼書、変更届け書な
どの書類に基づいて、又は顧客CUとの会話などに基づ
いて得られたものである。また、本実施例においては、
リテールマーケティングを実施することによって新たな
顧客情報FCUが得られ、得られた顧客情報FCUによ
って顧客情報データベース21が更新される。詳細は後
述する。
【0028】小口顧客データベース22は、顧客情報デ
ータベース21の中から、法人及び大口の個人顧客を除
き、リテールマーケティングの対象となる小口の個人顧
客のみを抽出することによって作成されている。
【0029】処理装置20は、各支店BOに設置された
コンピュータとの間で回線により通信が行われるように
なっており、支店BOで発生した顧客情報FCUが回線
を介して処理装置20に伝送される。また、支店BOや
サポートシステム12において作成された磁気テープな
どの記録媒体の内容が処理装置20に入力され、これら
の情報に基づいて必要に応じて顧客情報データベース2
1への記録又は更新が行われる。
【0030】サポートシステム12は、処理装置30、
表示装置30a、入力装置30b、キャンペーン管理デ
ータベース31、リテール推進データベース32、抽出
顧客データベース33、スクリプトデータベース34、
当日コール顧客データベース35、ログデータベース3
6、計数管理データベース37、成果分析データベース
38、抽出条件データベース39、ホスト還元データフ
ァイル40、及び交換機41などから構成されている。
【0031】キャンペーン管理データベース31は、種
々の商品の販売促進のための活動である各キャンペーン
について、その対象として推進する商品、ターゲットと
なる顧客(顧客層)、及び実施期間に関する情報を記録
するとともに、キャンペーンの企画から実施後の評価ま
での種々の情報をも記録するものである。キャンペーン
管理データベース31は、各キャンペーン中における管
理を行うとともに、キャンペーン終了後においては、次
のキャンペーンを企画する際の先行キャンペーン実績と
しての参照に利用される。
【0032】図3はキャンペーン管理データベース31
の構成を示す図である。キャンペーン管理データベース
31には、キャンペーンコードCCA、基本情報FB
A、企画情報FPL、及び評価情報FASなどが記録さ
れている。基本情報FBAには、キャンペーンの名称、
キャンペーンの対象となる商品FME、商品FMEのコ
ード、及び1次抽出条件CSA1などが含まれる。
【0033】1次抽出条件CSA1は、リテール推進デ
ータベース32に登録された顧客CUの中から、キャン
ペーンのターゲットとなる顧客CUを抽出するための1
次的な条件である。図3に示す例では、キャンペーンコ
ードCCAが「CAM1」のキャンペーンについて、
「年齢:30〜40」「年収:500〜1000」の2
項目が1次抽出条件CSA1として設定されている。こ
のように、通常、1次抽出条件CSA1は2種類の異な
る項目からなる。各項目には、数値条件又は文字で示さ
れる条件などがパラメータとして付属する。1次抽出条
件CSA1及び後述する2次抽出条件CSA2の両方の
条件を合わせたものが抽出条件CSAであり、後述する
企画運営担当者によって設定される。設定された抽出条
件CSAに当てはまる顧客CUがリテール推進データベ
ース32の中から抽出され、抽出された顧客CUについ
ての顧客情報FCUを記録した顧客データベース33が
作成される。2次抽出条件CSA2については後述す
る。
【0034】企画情報FPLには、キャンペーンの実施
期間FTE及び企画方針などが含まれ、評価情報FAS
には、実際に実施された実行期間及び評価メモなどが含
まれる。
【0035】リテール推進データベース32は、顧客情
報データベース21をサポートシステム12によるキャ
ンペーンに利用するために、小口顧客データベース22
と同一の内容のデータをコピーして作成したものであ
る。小口顧客データベース22からのコピーは、例えば
月に1回程度の割合で行われる。
【0036】抽出顧客データベース33は、上述したよ
うに、リテール推進データベース32に格納されている
顧客情報FCUの中から、特定のキャンペーンについて
ターゲットとなる顧客CUのみの顧客情報FCUを抽出
して作成したものである。抽出顧客データベース33の
作成に当たっては、その作成の担当者(企画運営担当
者)が、当該キャンペーンの推進に効果的であろうと考
えられる条件(抽出条件)を表示装置30aの画面を見
ながら分析し、分析して得られた条件を入力装置30b
から入力して指定し、これらの操作を試行錯誤的に繰り
返すことによって特定の抽出条件CSA(1次抽出条件
CSA1及び2次抽出条件CSA2)を決定し、設定す
る。1次抽出条件CSA1は、キャンペーン管理データ
ベース31の基本情報FBAとして記録され、2次抽出
条件CSA2は抽出条件データベース39に記録され
る。
【0037】処理装置30は、設定された抽出条件CS
Aに当てはまる顧客CUについての顧客情報FCUを抽
出して抽出顧客データベース33を作成する。抽出顧客
データベース33に登録された顧客CUに対しては、後
でダイレクトメールの発送及び電話による勧誘又は案内
などが行われる。
【0038】スクリプトデータベース34は、抽出顧客
データベース33の抽出条件CSAを決定した企画運営
担当者が、抽出条件CSAの決定に当たって考慮した事
項などに基づいて、電話担当者(テレコミュニケータ)
が顧客CUと電話により話をする会話内容、応酬話法、
その他の注意事項など、顧客CUと会話をする際のマニ
ュアルとなる事項を入力し、これを記録したものであ
る。
【0039】当日コール顧客データベース35は、抽出
顧客データベース33の中から、当日に電話をかけるた
めに抽出された顧客CUについての顧客情報FCUを格
納したものである。つまり、抽出顧客データベース33
は、通常、キャンペーンの実施期間内に電話をかける予
定の全見込み顧客を格納したものであり、当日コール顧
客データベース35は、その中から1日分の顧客を抽出
したものである。
【0040】ログデータベース36は、当日の1日分に
ついて、実際に電話をかけた件数であるコール件数、電
話がつながった件数である通話件数、成約に結びついた
件数である成約件数などの計数情報、電話による顧客C
Uとの会話から得られた情報(例えばライフスタイル情
報FLIに相当する情報)を記録したものである。ログ
データベース36は、当日分の情報を記録するものであ
り、翌日には翌日の情報を記録するために当日分の情報
は消去される。当日分のログデータベース36が完成し
た後には、情報の集計を行い統計情報として計数管理デ
ータベース37に格納され、ライフスタイル情報などは
ホスト還元データファイル40として別途一時的に保存
される。ホスト還元データファイル40によって、顧客
情報データベース21及びリテール推進データベース3
2が更新される。
【0041】計数管理データベース37は、キャンペー
ンを実施した結果の統計的な情報を、ログデータベース
36に基づきそれぞれのキャンペーンについて記録し、
保存したものである。
【0042】図4は計数管理データベース37の構成を
示す図である。計数管理データベース37は、キャンペ
ーンコードCCA及び統計情報FSTから構成されてい
る。統計情報FSTには、それぞれのキャンペーンの対
象顧客数NCO、通話件数NCM、成約件数NAGなど
が含まれている。
【0043】成果分析データベース38は、キャンペー
ンを開始した後に当該キャンペーンの推進商品に関して
生じた新規な取引き、及び預金高などの増加した内容な
どを記録したものである。
【0044】つまり、キャンペーンにおける顧客CUへ
の勧誘の成果は、顧客CUがその勧誘を受けて取り引き
を行うべく支店BOの窓口に出向き又は郵送により申込
書などの書類を提出することによって現実化する。通
常、これらの新たに提出された書類の内容は適当なファ
イルに入力され、そのファイルによって顧客情報データ
ベース21が更新される。成果分析データベース38
は、そのようなファイルと同じ内容のデータを記録した
ものであり、成果分析データベース38とリテール推進
データベース32及び抽出顧客データベース33とのマ
ッチングを行うことによって、当該キャンペーンについ
ての対象顧客数NCOに対する成約件数NAGの割合な
ど、キャンペーンの成果についてのレスポンス情報が得
られ、これが計数管理データベース37に格納されるこ
ととなる。
【0045】抽出条件データベース39は、抽出顧客デ
ータベース33の作成の際に設定された抽出条件CSA
の中の2次抽出条件CSA2を記録したものである。図
5は抽出条件データベース39の構成を示す図である。
【0046】抽出条件データベース39は、キャンペー
ンコードCCA及び2次抽出条件CSA2から構成され
ている。図5に示す例では、キャンペーンコードCCA
が「CAM1」のキャンペーンについて、「職業:地方
公務員」「性別:男」「趣味:ゴルフ」「性格:まじ
め」「MMC取引き無し」の5項目が2次抽出条件CS
A2として登録されている。したがって、例えばキャン
ペーン「CAM1」のための抽出顧客データベース33
には、これらの5項目とキャンペーン管理データベース
31に登録されている2項目の合計7項目の全部の条件
に当てはまる顧客CUのみの顧客情報FCUが格納され
ることとなる。
【0047】ホスト還元データファイル40は、ログデ
ータベース36の中から、顧客情報データベース21に
還元すべき情報を抽出して作成したものであり、ログデ
ータベース36の中の主としてライフスタイル情報FL
Iが転送されて作成される。ホスト還元データファイル
40は、例えばフレキシブルディスク又は磁気テープな
どの記録媒体に格納され、これらの記録媒体を介して顧
客情報システム11の処理装置20に情報が入力される
ことによって顧客情報データベース21が更新される。
顧客情報データベース21の更新とともに、リテール推
進データベース32の更新も行われる。なお、更新に際
しては、主としてライフスタイル情報FLIのみの更新
が行われ、例えば基本属性情報FATは顧客CUからの
変更届けなどの別途書面の提出によって更新が行われ
る。
【0048】交換機41は、コンピュータによって制御
される電子交換機であり、当日コール顧客データベース
35に格納された顧客CUに対し、所定の順序及びタイ
ミングで自動発呼(ダイヤリング)を行って回線の接続
を行う。交換機41は、外線を発呼中の数が待ち状態の
内線電話の数に対応して設定された基準数となるように
制御される。ここで、基準数として、通話状態の内線電
話であって設定された基準通話時間を越えているものの
数に応じて加算修正され、且つ、自動発呼を行う日の曜
日と時間帯に応じて修正された値が用いられる。
【0049】なお、図示は省略したが、サポートシステ
ム12には、表示装置及び入力装置を有し処理装置30
と通信可能に接続された多数の端末装置が設けられてお
り、企画運営担当者及び電話担当者は、それぞれ専用の
又は近くに設置されている端末装置を適宜操作して処理
装置30から送られてくる情報を画面で参照し又は入力
することができるようになっている。
【0050】次に、RMS1における処理、操作、又は
運用について、図6に示すフローチャートに沿って説明
する。図6のフローチャートにおいて、ステップ#1〜
5はターゲットとなる顧客CUの抽出のための運用フェ
ーズ、ステップ#6〜14はキャンペーンの実行のため
の運用フェーズ、ステップ#15〜18はキャンペーン
の評価のための運用フェーズである。なお、フローチャ
ートは運用フェーズの概略を大体の順で示したものであ
り、運用フェーズが必ずしもステップの番号順に行われ
ることを示すものではない。
【0051】まず、顧客情報システム11において顧客
情報データベース21から抽出された小口顧客データベ
ース22をサポートシステム12に取り込むために、リ
テール推進データベース32を作成する(#1)。
【0052】次に、企画運営担当者がリテール推進デー
タベース32の内容を表示した画面を見ながら、現状に
おいて取り引きされている商品、例えば住宅ローン、カ
ードローン、定期預金、MMCなどと、顧客CUのプロ
フィール、例えば趣味、嗜好、性格などのライフスタイ
ルとの相関関係を分析し、キャンペーンの対象とする顧
客CUの抽出条件CSAを設定し、抽出条件データベー
ス39に登録する(#2)。
【0053】設定された抽出条件CSAによってリテー
ル推進データベース32から顧客情報FCUを抽出し、
抽出顧客データベース33を作成する(#3)。そし
て、スクリプトデータベース34を作成する(#4)。
【0054】抽出顧客データベース33に基づいて、各
顧客CUにダイレクトメールを出すために住所及び氏名
NAMの印刷などを行い、発送する(#5)。なお、ダ
イレクトメールの発送は1日分毎に分けて行われる。
【0055】先に発送したダイレクトメールが顧客CU
に到着した時期を見計らって顧客CUを抽出し、当日分
の当日コール顧客データベース35を作成する(#
6)。次に、顧客CUへ電話をかけるに当たっての運用
パラメータの設定が企画運営担当者によって行われる
(#7)。ここでは、例えば、複数の電話担当者につい
て、電話をかける顧客CUの地区、時間帯、商品FM
E、又は顧客CUへの1回目の電話か2回目の電話かな
どに応じて、業務の分担を決める。また、システムの動
作環境の定義を行う。
【0056】テレコミュニケータ業務開始処理を行って
交換機41のダイヤル部分及び連携部分を立ち上げる
(#8)。当日コール顧客データベース35に格納され
た顧客CUの電話番号NTLについて、所定の順序及び
タイミングで自動発呼が行われ、それぞれ回線が接続さ
れると電話担当者によって顧客CUとの会話が行われる
(#9)。会話において、電話担当者による商品FME
の案内又は勧誘が行われ、顧客CUから種々の情報の入
手が行われる。その際に、電話担当者の操作する端末装
置の画面には、スクリプトデータベース34及び当日コ
ール顧客データベース35の中の当該顧客CUに関する
情報、つまり当該顧客CUとの前回の会話内容又は応酬
話法及び顧客情報FCUなどが表示されるので、電話担
当者はその画面を参照しながら会話を進めればよい。会
話の内容としては、例えば、ダイレクトメールが顧客C
Uに着いたかどうか、そのダイレクトメールを見たかど
うか、また顧客CUの趣味、嗜好などのライフスタイル
について、家族構成についてなどである。
【0057】当日の予定分の電話が終了し又は所定の時
刻になると、テレコミュニケータ業務終了処理を行って
交換機41を立ち下げる(#10)。各電話担当者の当
日の電話によって得られたデータは、ログデータベース
36に記録される(#11)。その後、ログデータベー
ス36の中の所定の事項を集計し、計数管理データベー
ス37に記録するための処理を行う。
【0058】企画運営担当者は、計数管理データベース
37の内容を表示した画面を見ながら、キャンペーンに
おける当日までの実績を分析し、スクリプトデータベー
ス34の内容及び運用パラメータの内容を見直し、それ
らを必要に応じて修正する(#12)。
【0059】ホスト還元データファイル40が作成さ
れ、これによって顧客情報データベース21及びリテー
ル推進データベース32が更新される(#13)。ステ
ップ#6〜13の内容が、キャンペーンの期間中におい
て毎営業日に行われる(#14でイエス)。
【0060】キャンペーンの期間が経過すると(#14
でノー)、キャンペーンの成果としての成約情報を顧客
情報データベース21から取り込んで成果分析データベ
ース38を作成し、リテール推進データベース32及び
抽出顧客データベース33とのマッチングによってレス
ポンス情報を作成して計数管理データベース37に登録
する(#15)。レスポンス情報によって、成約率の算
出、及び成約に至った顧客CUに共通して見られるプロ
フィールの分析などを行う(#16)。
【0061】レスポンス情報に基づいて、電話代及び人
件費などの当該キャンペーンに要した費用と、成約に至
ったことにより想定される収益とを比較し、当該キャン
ペーンの収支バランスを分析する(#17)。
【0062】最後に、データベースの整理を行う(#1
8)。ここでは、キャンペーンの終了にともなって不要
となったデータベース、例えば、リテール推進データベ
ース32、抽出顧客データベース33、スクリプトデー
タベース34、成果分析データベース38などの削除を
行う。
【0063】なお、ステップ#2のセグメント分析にお
いて、過去に作成されたキャンペーン管理データベース
31、計数管理データベース37、抽出条件データベー
ス39などを参照し、必要に応じてそれらの情報を画面
から読み込んで修正を加え、次に企画するキャンペーン
のために登録することが可能である。その際には、これ
ら全部のデータベースにキャンペーンコードCCAが登
録されているので、キャンペーンコードCCAの指定の
みでそれぞれのデータベースから必要な情報を読み出す
ことができる。また、キャンペーンコードCCAの指定
のみで、必要な情報を次の運用フェーズに円滑に引き渡
すことができる。
【0064】また、キャンペーンに関して得られた情報
又は設定された情報は、各運用フェーズにおいて関連す
るデータベースなどに登録され又は参照されるが、図7
は各運用フェーズにおいて登録され又は参照される情報
を一覧して示す表である。
【0065】図7に示されるように、例えばセグンメン
ト分析(#2)では企画情報FPL及び抽出条件CSA
が登録され、キャンペーン推進顧客の抽出(#3)では
それらが参照される。なお、図7に示される「キャンペ
ーン企画/評価情報管理」は、各運用フェーズにおいて
キャンペーンに関して得られた情報又は設定された情報
を関連するデータベースに登録し又は照会する処理であ
る。
【0066】上述の実施例によると、顧客情報データベ
ース21を利用してリテールマーケティングのための種
々のキャンペーンを推進することができるとともに、キ
ャンペーンの実施によって得られた顧客情報FCUを利
用して顧客情報データベース21を更新し、これによっ
て顧客情報データベース21の鮮度を常に高く保ち、格
納されている顧客情報FCUの正確性を維持することが
できる。
【0067】また、過去に作成されたキャンペーン管理
データベース31、計数管理データベース37、抽出条
件データベース39などを必要に応じて参照することが
できるので、以前に実施されたキャンペーンの統計的な
裏付けに基づいて次期のキャンペーンの企画を検討し、
有効な抽出条件CSAの再利用を図ることができるとと
もに、これによってキャンペーンによる成約件数又は成
約率の向上を図ることができる。
【0068】上述の実施例において、抽出顧客データベ
ース33から1日分の顧客を抽出して当日コール顧客デ
ータベース35を作成したが、当日コール顧客データベ
ース35を作成することなく、抽出顧客データベース3
3を利用して電話をかけるようにしてもよい。顧客情報
システム11とサポートシステム12とをオンラインで
接続してもよく、またこれらを共通の処理装置(コンピ
ュータ)によって構成してもよい。その場合には小口顧
客データベース22とリテール推進データベース32と
を1つのものとすることも可能である。その他、各デー
タベース及びファイルの内容、構成、フローチャートの
内容、順序、顧客情報システム11及びサポートシステ
ム12の構成などは、本発明の主旨に沿って種々変更す
ることができる。本発明は、銀行以外の種々の企業又は
団体において、種々のマーケティング活動のために、又
はその他の種々の顧客情報管理のために適用することが
できる。
【0069】
【発明の効果】本発明によると、顧客情報データベース
を利用してマーケティング活動を推進することができる
とともに、マーケティング活動の実施によって顧客情報
データベースの鮮度を保ち情報の正確性を維持すること
ができる。
【0070】請求項2の発明によると、顧客のニーズに
大きく影響する趣味、嗜好などのライフスタイルに関す
る情報が常に新鮮なものとなり、マーケティング活動に
有効に生かされることとなる。
【0071】請求項3の発明によると、回線接続手段に
よる当日の自動発呼が容易となる。請求項4又は請求項
5の発明によると、次のキャンペーンを企画する際の先
行キャンペーン実績として参照され、その内容を分析す
ることにより統計的な裏付けに基づいて次のキャンペー
ンの企画を検討することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリテールマーケティングシステム
の構成を示すブロック図である。
【図2】顧客情報データベースの構成を示す図である。
【図3】キャンペーン管理データベースの構成を示す図
である。
【図4】計数管理データベースの構成を示す図である。
【図5】抽出条件データベースの構成を示す図である。
【図6】本発明に係るリテールマーケティングの運用フ
ェーズの概略を示すフローチャートである。
【図7】各運用フェーズにおいて登録され又は参照され
る情報を一覧して示す表である。
【図8】銀行における従来のリテールマーケティングシ
ステムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 リテールマーケティングシステム(顧客情報管理シ
ステム) 20 処理装置(更新する手段) 21 顧客情報データベース 30 処理装置(レスポンス情報を得るための手段) 33 抽出顧客データベース 35 当日コール顧客データベース 36 ログデータベース(最新顧客情報データベース) 38 成果分析データベース(成果顧客データベース) 41 交換機(回線接続手段) CU 顧客 NAM 氏名(名前) NTL 電話番号 FCU 顧客情報 FME 商品 FTE 実施期間 FAT 基本属性情報(属性情報) FBU 取引き情報 FLI ライフスタイル情報 CSA 抽出条件(条件)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山岡 綾子 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の顧客(CU)について、各顧客(C
    U)の名前(NAM)及び電話番号(NTL)を含む顧
    客情報(FCU)を格納する顧客情報データベース(2
    1)と、 前記顧客情報データベース(21)の中から抽出された
    顧客(CU)についての情報を格納する抽出顧客データ
    ベース(33)と、 前記抽出顧客データベース(33)に基づいて、顧客
    (CU)の電話番号(NTL)を自動発呼して回線を接
    続するための回線接続手段(41)と、 前記回線接続手段(41)により接続された電話によっ
    て顧客(CU)から得られた情報を格納する最新顧客情
    報データベース(36)と、 前記最新顧客情報データベース(36)の内容に基づい
    て前記顧客情報データベース(21)の内容を更新する
    手段(20)と、 を有してなることを特徴とする顧客情報管理システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の顧客情報管理システム
    (1)において、 前記顧客情報データベース(21)に格納される顧客情
    報(FCU)には、各顧客(CU)の名前(NAM)及
    び電話番号(NTL)を含む顧客の属性情報(FA
    T)、及び顧客のライフスタイルを表すライフスタイル
    情報(FLI)が含まれており、 前記最新顧客情報データベース(36)には、電話によ
    って顧客(CU)から得られたライフスタイル情報(F
    LI)が格納され、当該最新顧客情報データベース(3
    6)によって前記顧客情報データベース(21)の前記
    ライフスタイル情報(FLI)を含む内容が更新される
    ことを特徴とする顧客情報管理システム。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2記載の顧客情報管理
    システム(1)において、 前記抽出顧客データベース(33)の中から当日に電話
    をかけるために抽出された顧客(CU)についての情報
    を格納する当日コール顧客データベース(35)を有
    し、 前記当日コール顧客データベース(35)に格納された
    顧客(CU)の電話番号(NTL)について当日の自動
    発呼が行われることを特徴とする顧客情報管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】請求項1又は請求項2記載の顧客情報管理
    システム(1)において、 販売促進のための特定の商品(FME)、そのターゲッ
    トとなる顧客の条件(CSA)、及び実施期間(FT
    E)に関する情報を格納したキャンペーン管理データベ
    ース(31)を有し、 抽出顧客データベース(33)は前記条件(CSA)に
    当てはまるべく抽出されてなることを特徴とする顧客情
    報管理システム。
  5. 【請求項5】請求項1又は請求項2記載の顧客情報管理
    システム(1)において、 前記顧客情報データベース(21)に格納される顧客情
    報(FCU)には、各顧客の取引き状態を表す取引き情
    報(FBU)が含まれており、 前記顧客情報データベース(21)からリテールマーケ
    ティングの対象となる顧客(CU)のみを抽出して作成
    されたリテール推進データベース(32)と、 前記顧客情報データベース(21)に格納されている取
    引き情報(FBU)の内容が変化した顧客についての情
    報を格納する成果顧客データベース(38)と、 前記成果顧客データベース(38)と前記リテール推進
    データベース(32)及び前記抽出顧客データベース
    (33)とのマッチングによってレスポンス情報を得る
    ための手段(30)と、 を有してなることを特徴とする顧客情報管理システム。
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