JPH0626741Y2 - セラミック軸受 - Google Patents

セラミック軸受

Info

Publication number
JPH0626741Y2
JPH0626741Y2 JP1989052765U JP5276589U JPH0626741Y2 JP H0626741 Y2 JPH0626741 Y2 JP H0626741Y2 JP 1989052765 U JP1989052765 U JP 1989052765U JP 5276589 U JP5276589 U JP 5276589U JP H0626741 Y2 JPH0626741 Y2 JP H0626741Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramic
bearing
outer plates
rolling
raceway
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1989052765U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02143520U (ja
Inventor
雅人 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical NGK Spark Plug Co Ltd
Priority to JP1989052765U priority Critical patent/JPH0626741Y2/ja
Publication of JPH02143520U publication Critical patent/JPH02143520U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0626741Y2 publication Critical patent/JPH0626741Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、レース(軌道)の転動面をセラミック化した
セラミック軸受に関する。
[従来の技術] 従来より、第2図に示すように、内輪(インナーレー
ス)100、外輪(アウターレース)200、および転
動体300を全てセラミックで形成したベアリングBが
提案されている(例えば、特開昭48−99538号公
報)。
[考案が解決しようとする課題] しかるに、上記技術ではつぎのような欠点がある。
(1)セラミックは金属に比べ脆性であり、弾性変形をほ
とんどしないため、セラミック製レースを金属部材に嵌
合する場合、セラミック製レースの破損防止に非常に注
意を払う必要がある。特に、圧入による外嵌めの場合
は、レースに引っ張り応力がかかるため、耐久性に問題
を生じ易い。
(2)セラミックは一般に金属に比べ熱膨張係数が小さい
ので、上記レースを回転軸に外嵌めする場合、通常の鋼
製の軸受で行われているような締め代による固定を行う
と、使用中、温度が高くなった時、熱膨張差により引っ
張り応力が大きくなる。このため、引っ張りに弱いセラ
ミック製レースは破壊し易い。
本考案の目的は、金属部材への装着が容易に行え、か
つ、使用環境温度が変化しても不具合が生じ難い、セラ
ミック軸受の提供にある。
[課題を解決するための手段] 上記目的達成のため、本考案は、対向して配される1対
の金属製外板の内面にセラミック製軌道面板をろう付け
してなるレース間に、複数個の転動体を介在させたセラ
ミック軸受であって、前記セラミック軸受はスラスト軸
受であり、前記1対の金属製外板は、円環平板状を呈す
るとともに、装着時に嵌め込み面となる側に筒状部を有
し、前記セラミック製軌道面板と前記筒状部の壁面との
間に隙間を形成した。
[作用および考案の効果] 本考案のセラミック軸受は、つぎの作用および効果を奏
する。
対向して配される1対の金属製外板の内面にセラミック
製軌道面板をろう付けしたレース間に複数個の転動体を
介在させている。よって、回転軸やハウジング等の金属
部材に、セラミック軸受を装着する場合、嵌合面は金属
どうしとなる。このため、圧入による嵌め合いの場合、
金属製レースを有する軸受とほぼ同様に取り扱うことが
できる。
回転軸やハウジング等の金属部材に嵌まる外板は金属で
あり、これらの熱膨張係数は近似している。このため、
使用時、セラミック軸受が温度変化を受けても、嵌合が
緩んだり、圧入代の増加を起こしたりすることはほとん
どない。
又、各レースは、装着時に嵌め込み面となる側に金属製
筒状部を有し、かつ、軌道面板と筒状部壁との間には隙
間が形成されている。このため、セラミック軸受を回転
軸やハウジング等の金属部材に圧入して装着する際、金
属製外板の変形をこの隙間により吸収でき、セラミック
製軌道面板に応力がかからず破損ができる。
[実施例] つぎに、本考案の一実施例を第1図に基づき説明する。
第1図に示すごとく、本実施例のスラスト軸受Aは、回
転軸400およびハウジング500へ装着される外板
1、2、および該外板1、2に銀ろう付け3により接合
される転動軌道4、5とを備えるレース6、7と、前記
転動軌道4、5間に配される複数個の球8とからなる。
外板1、2(円環平板状)はSNCM630(ニッケル
・クロム・モリブデン鋼)で形成されている。この外板
1、2は、厚肉円筒に円環状のスペースを削成すること
により、軌道装着溝11、21を形成している。また、
回転軸400およびハウジング500と外板1、2との
嵌合面は筒状となっている。
転動軌道4、5は、窒化珪素を主成分とするセラミック
焼結体で形成され、前記球8が転動する円弧状の溝4
1、51を周設している。なお、本実施例では軌道装着
溝11、21の垂直壁12、22と転動軌道4、5との
間に隙間13、23が設けられている。
球8は、前記転動軌道4、5と同じセラミック焼結体で
形成されている。また、球8はリテーナ(図示せず)に
より保持されている。
つぎに、スラスト軸受Aの製造方法を説明する。
(1)90重量%の窒化珪素粉末にAl−Y
系の焼結助剤を加え、素地調整を行い、金型プレスによ
る成形後、窒素雰囲気中で焼成し、研磨加工を行って転
動軌道4、5および球8を製造する。
(2)SNCM630材料に削り加工を施して軌道装着溝
11、21を形成する。
(3)外板1と、転動軌道4とをIn−Cu−Ag−Ti
系のろう材を用い、795℃で30分間、真空雰囲気中
で各々接合する。転動軌道5も同様に外板2に接合す
る。
(4)一体化されたレース6、7に仕上げ加工を施す。
(5)球8を取付け、完成したスラスト軸受Aを回転軸4
00およびハウジング500に圧入する(圧入部の外板
1、2の金属硬度はHRC40以上である)。
つぎに、本実施例の、スラスト軸受Aの作用効果につい
て述べる。
(あ)回転軸400およびハウジング500へ装着する
外板1、2はSNCM630(ニッケル・クロム・モリ
ブデン鋼)で形成されている。このため、スラスト軸受
Aは軸受の転動軌道(耐磨耗性が要求される)がセラミ
ックであるという長所(磨耗し難い)を有し、装着性は
通常の鋼製の軸受と変わらない。
(い)使用時、スラスト軸受Aの温度が上昇しても、外
板1、2と、回転軸400およびハウジング500との
嵌合は金属どうしなので、略同一的に膨張し(熱膨張係
数が近似していることによる)、緩んだり、圧入代が増
加するようなことは極めて起こり難い。
(う)球8および転動軌道4、5は、外板2、5を介し
て回転軸400およびハウジング500に取付けられて
いる。このため、チッピング(微細な欠損)に対する配
慮をしなくても良い。つまり、スラスト軸受Aは、鋼製
のベアリングと同様に取り扱うことができる。
(え)軌道装着溝11、21の垂直壁12、22と転動
軌道4、5との間に隙間13、23が設けられている。
このため、スラスト軸受Aを回転軸400およびハウジ
ング500に圧入する際、外板1、2の内方向への変形
を隙間13、23により吸収し、セラミック製の転動軌
道4、5に応力がかかるのを防止している。
本考案は上記実施例以外につぎの実施態様を含む。
a.ろう付けのろう材は銀ろう以外に、黄銅ろう、洋銀
ろう、金ろう、耐熱合金ろう、鉄ろう、アルミニウムろ
う等を用いても良い。
b.転動体の形状は球以外にコロでも良い。
c.回転軸400およびハウジング500の配設方向は
任意である。
d.球8は、他のセラミック材料(炭化硼素、硼化チタ
ン−炭化珪素、窒化アルミニウム、アルミナ等)や金属
材料(鋼、超硬合金等)でも良い。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例であるセラミック軸受の部分
断面図である。 第2図は従来の軸受(ベアリング)の構成図である。 図中 1、2……外板(金属製外板)、3……銀ろう付
け、4、5……転動軌道(セラミック製軌道面板)、
6、7……レース、8……球(転動体)、13、23…
…隙間、A……スラスト軸受(セラミック軸受)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向して配される1対の金属製外板の内面
    にセラミック製軌道面板をろう付けしてなるレース間
    に、複数個の転動体を介在させたセラミック軸受であっ
    て、 前記セラミック軸受はスラスト軸受であり、 前記1対の金属製外板は、円環平板状を呈するととも
    に、装着時に嵌め込み面となる側に筒状部を有し、 前記セラミック製軌道面板と前記筒状部の壁面との間に
    隙間を形成したセラミック軸受。
JP1989052765U 1989-05-08 1989-05-08 セラミック軸受 Expired - Fee Related JPH0626741Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989052765U JPH0626741Y2 (ja) 1989-05-08 1989-05-08 セラミック軸受

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989052765U JPH0626741Y2 (ja) 1989-05-08 1989-05-08 セラミック軸受

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02143520U JPH02143520U (ja) 1990-12-05
JPH0626741Y2 true JPH0626741Y2 (ja) 1994-07-20

Family

ID=31573352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989052765U Expired - Fee Related JPH0626741Y2 (ja) 1989-05-08 1989-05-08 セラミック軸受

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0626741Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012153927A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Sharp Corp 回転支持構造を有する成膜装置
JP6880542B2 (ja) * 2015-07-30 2021-06-02 日本電気株式会社 軸受装置
KR102488077B1 (ko) * 2021-08-17 2023-01-13 (주)아폴로세이코코리아 세라믹 베어링을 사용한 셀렉티브 솔더링 장치

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58163821A (ja) * 1982-03-19 1983-09-28 Fuji Seikou Kk 軸受
JPS63115913A (ja) * 1986-11-04 1988-05-20 Hisashi Kobayashi セラミツクス製複列ボ−ルベアリング

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02143520U (ja) 1990-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR960000986B1 (ko) 세라믹제 축받이
US4770549A (en) Ceramics bearing
US5971620A (en) Rolling element bearing comprising a zirconium material
JPS63289306A (ja) 摺動部品の製造法
JPH0626741Y2 (ja) セラミック軸受
EP0422799B1 (en) Ceramic bearing
JP2997825B2 (ja) ラジアルころ軸受
JP2563692Y2 (ja) 複列アンギュラコンタクト玉軸受装置
JP2754572B2 (ja) 軸と環体との取付装置
JPH01112026A (ja) ベアリング
JPH0615132Y2 (ja) 溶融金属めっき槽用セラミックス製ラジアル型総玉軸受装置
JP2724516B2 (ja) タペットの製造方法
JP2949551B2 (ja) 多点接触玉軸受
JPH03131442A (ja) X―yステージ
JP2729949B2 (ja) バニシ加工工具
JP2643415B2 (ja) 軸 受
JP2553676Y2 (ja) セラミックス製球面すべり軸受
JPH0244088Y2 (ja)
JPH0613365Y2 (ja) セラミック部材の連結構造
JPH0469406A (ja) ボールベアリング
JP2970003B2 (ja) 環状体の取付装置
JPS60204901A (ja) 金属・セラミツクス結合体およびその製造法
JP2574487Y2 (ja) 溶融めっき槽用軸受装置
JPS6325373Y2 (ja)
JPH0512491Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees