JPH0626773B2 - 流体圧復帰形ばねクランプ - Google Patents

流体圧復帰形ばねクランプ

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JPH0626773B2
JPH0626773B2 JP63068632A JP6863288A JPH0626773B2 JP H0626773 B2 JPH0626773 B2 JP H0626773B2 JP 63068632 A JP63068632 A JP 63068632A JP 6863288 A JP6863288 A JP 6863288A JP H0626773 B2 JPH0626773 B2 JP H0626773B2
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Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は、油圧や空気圧等の流体圧でアンクランプ作動
させるとともに、クランプばねでクランプ駆動する形式
の流体圧復帰形ばねクランプに関し、クランプ厚さが変
わってもクランプ力を一定にする技術である。
《前提となる基本構造》 この種の流体圧復帰形ばねクランプは、クランプ操作を
遠隔から容易に行えること、及びクランプ状態で流体圧
洩れによるクランプ力の低下を無くせることで優れてお
り、その基本的な構造が次のようになっているものがあ
る。
例えば第9図から第11図に示すように、 クランプ本体3内にピストン6を上下保密摺動自在に挿
入し、ピストン6の一側にアンクランプ用流体圧作動室
7を形成するとともに、ピストン6の他側にクランプば
ね9を装着し、流体圧給排口Pからアンクランプ用流体
圧作動室7に作動流体を供給するアンクランプ作動状態
Aでは、その流体圧でピストン6をクランプ本体3に対
してクランプばね9のばね力に抗して復帰駆動させるこ
とにより、ピストン6に連動連結したクランプ具4をア
ンクランプ側へ駆動するように構成し、流体圧給排口P
からアンクランプ用流体圧作動室7の作動流体を排出す
るクランプ作動状態Cでは、ピストン6をクランプ本体
3に対してクランプばね9のばね力で往行駆動して、ク
ランプ具4をクランプ側へ駆動するように構成したもの
である。
《従来の技術》 上記の基本構造において、ピストン6にクランプ具4を
連結する部分の構造として、従来では、第9図から第1
1図に示すように、ピストン6の出力部6aにクランプ
具4の入力部4aを固定するだけにとどまっていた。
《発明が解決しようとする課題》 上記従来構造のものは、第11図に示すように作動す
る。
第11図の(a)(b)(c)の各図において、符号Aはアン
クランプ作動状態、符号Cは厚肉クランプ作動状態、
符号Cは薄肉クランプ作動状態をそれぞれ示してい
る。
アンクランプ作動状態Aでは、(c)図(1)で示すよう
に、流体圧作動室7に圧入された流体圧でピストン6に
対してクランプ本体3が右側へアンクランプ作動され、
(b)図に示すようにクランプばね9が自由長さLから
アンクランプ用長さLに圧縮され、(a)図に示すよう
にクランプばね9がクランプ用張力Fになっている。
クランプ駆動時には、上記アンクランプ作動状態Aか
ら、流体圧作動室7内の流体圧を排圧していく。する
と、クランプばね9が、クランプ本体3を左方へクラン
プ駆動していき、(a)図のばね直線上をA点からO点へ
向って進み、ばね長さが長くなるにつれてばね力Fが低
下しながらも被固定物Wをクランプする。
上記クランプ駆動時において、(c)図(2)に示すよう
に、被固定物Wの厚さが厚い場合には、厚肉クランプ作
動状態Cとなる。そして、(a)図及び(b)図に示すよ
うに、クランプばね9は、アンクランプ作動状態Aから
の伸び量mが小さくてばね力Fを低下量が小さいので、
クランプ用張力Fが前記クランプ用張力Fに比べて
少し小さくなるだけですむ。
これに対して、(c)図(3)に示すように、被固定物Wを
厚さが薄い場合には、薄肉クランプ作動状態Cにな
る。そして、(a)図及び(b)図に示すように、クランプ
ばね9は、アンクランプ作動状態Aからの伸び量nが大
きくてばね力Fの低下量が大きいので、クランプ用張力
が随分と小さくなる。
従来構造は、上記のように作動することから、次の問題
がある。
(イ)被固定物Wの厚さが薄くなるほどクランプ力が小さ
くなる。
(ロ)被固定物Wの厚さが薄くなるほど、クランプばね9
の伸び量が大きくなり、これに比例して、アンクランプ
作動用の作動流体の必要供給量も多くなるので、エネル
ギ消費量が多い。
(ハ)また、上記のように、アンクランプ作動用の作動流
体の必要供給量が多くなるため、クランプ・アンクラン
プの操作時間が長くなる。
なお、本発明とは基本的な構造が異なるが、本発明に類
似する技術として実開昭60−117030号公報に記載された
ものがある。
これは、第1の流体圧シリンダを伸縮操作することによ
って可動ロッドから調整楔状部材へ作用するバネ力を断
続するとともに、第2の流体圧シリンダを伸縮操作する
ことによって上記の楔状部材によって締付片をクランプ
側へ移動させる技術である。
この技術では、前記の問題点(イ)から(ハ)を解消できる
が、次の新たな問題点が生じる。
(ニ)作動の異なる流体圧シリンダを2つ設けたので、各
流体圧シリンダの流体圧給排口ごとに給排用の配管と切
換弁とを設ける必要がある。このように、2系統のライ
ンが必要となるので給排装置の構成が複雑となる。
本発明は、前記の問題点(イ)から(ニ)の全てを解決でき
るようにすることを目的とする。
《課題を解決するための手段》 本発明は、上記目的を達成するために、例えば第1図か
ら第5図、第6図、第7図、又は第8図に示すように、
流体圧復帰形ばねクランプを次のように構成したもので
ある。
即ち、クランプ本体3内にピストン6を上下保密摺動自
在に挿入し、上記ピストン6の一側にアンクランプ用流
体圧作動室7を形成するとともに同上ピストン6の他側
にクランプばね9を装着し、上記の流体圧作動室7に対
して作動流体を供給または排出する流体圧給排口Pを上
記クランプ本体3に設けて、上記クランプばね9の弾圧
力が上記ピストン6を経てクランプ具4へ伝達可能に構
成し、 上記のピストン6の出力部6aと上記クランプ具4の入
力部4aとの間にクランプ駆動開始位置調節具14を設
けて、その調節具14は、上記クランプ具4と前記クラ
ンプ本体3のうちの一方4に対して他方3をクランプ側
へ移動させる進出位置Xと、その他方3がアンクランプ
側へ移動するのを許容する後退位置Yとに切換え可能に
構成した、流体圧復帰形ばねクランプにおいて、 前記の給排口Pと前記の流体圧作動室7との間に、後退
用作動室24と逆止弁座28と逆止弁室29とを順に連
通状に設け、 上記の後退用作動室24に後退用ピストン21を保密摺
動自在に挿入して、その作動室24から上記ピストン2
1に作用する流体圧力によって前記の調節具14を進出
位置Xから後退位置Yへ切換え可能に構成するととも
に、その調節具14を上記の後退位置Yから進出位置X
へ切換える進出ばね22を設け、 前記の逆止弁室29に挿入した逆止弁体30を前記の逆
止弁座28へ閉止弾圧する閉弁ばね31を設け、 前記の後退用ピストン21を上記の逆止弁体30へ向け
て弾圧する復帰ばね25を設け、その逆止弁体30を前
記の閉弁ばね31に抗して前記の逆止弁座28から離間
させる開弁操作具32を上記ピストン21に設けたもの
である。
《作用》 本発明は、例えば第1図から第5図に示すように次のよ
うに作用する。
第1図(a)に示すように、アンクランプ作動状態Aで
は、次のように作動している。
流体圧給排口Pから後退用作動室24に供給されてきた
作動流体が、逆止弁体30を押し開いてアンクランプ用
流体圧作動室7へ流入し、その流体圧力によってクラン
プばね9に抗してピストン6を押し下げている。これに
より、上記ピストン6の出力部6aとクランプ具4の入
力部4aとの連結状態が解除されて、上記の後退用作動
室24の流体圧力によって後退用ピストン21が調節具
14を右側の後退位置Yへ移動させ、クランプ本体3が
上側のアンクランプ位置へ移動されている。
上記アンクランプ作動状態Aからクランプ作動状態Bへ
切換える時には、流体圧給排口Pから作動流体を排出す
る。
すると、後退用作動室24内の圧力が低下するので、逆
止弁体30が閉弁ばね31(図2参照)によって閉弁状態
に保たれるとともに、図1(b)に示すように、後退用ピ
ストン21が復帰ばね25によって左側へ移動してい
く。これにより、調節具14が進出ばね22によって前
記の後退位置Yから進出位置Xへ向けて移動されるの
で、その調節具14によってクランプ本体3がクランプ
位置へ下降される。
これとほぼ同時に、前記の後退用ピストン21の開弁操
作具32が前記の逆止弁体30を開弁させる。
これにより、図1(c)に示すように、アンクランプ用流
体圧作動室7内の作動流体が逆止弁室29と後退用作動
室24とを通って流体圧給排口Pから排出される。する
と、クランプばね9の弾圧力によってピストン6が上昇
されるとともにクランプ本体3が下向きにクランプ駆動
され、上記ピストン6の入力部6aが調節具14を介し
てクランプ具4の入力部4aに受け止められて、クラン
プ本体3が被固定物Wを強力に押圧する。
第5図(a)(b)(c)は、上記ばねクランプの作動を模式
的に示したものである。以下、その第5図に基づいて説
明する。
(c)図(1)で示すアンクランプ作動状態Aにおいては、
(b)図に示すように、クランプばね9が自由長さL0
らアンクランプ用長さL1に圧縮されており、(a)図に
示すように、上記クランプばね9をばね力Fがクランプ
用張力Fになっている。
上記クランプ駆動時において、(c)図(2)に示すよう
に、被固定物Wの厚さが厚い場合には、厚肉クランプ作
動状態Cとなる。そして、アンクランプ作動状態Aか
ら厚肉クランプ状態Cに切換わるときには、(a)図及
び(b)図に示すように、クランプばね9は、クランプ本
体3の左側移動に伴って、そのばね力Fをクランプ用張
力Fに保ったまま、A点から空走距離lだけ全体的
に左側へ移動し、次いで、クランプ用伸び量eだけ伸長
してそのクランプ用張力Fでピストン6をクランプ駆
動する。
また、アンクランプ作動状態Aから(c)図(3)の薄肉ク
ランプ作動状態Cに切換わるときにおいても上記と同
様に作動する。即ち、(a)図及び(b)図に示すように、
クランプばね9は、クランプ本体3の左側移動に伴っ
て、そのばね力Fをクランプ用張力Fに保ったまま、
A点から空走距離lだけ全体的に左側へ移動し、次い
で、クランプ用伸び量eだけ伸長してそのクランプ用張
力Fでピストン6をクランプ駆動するのである。
このように、薄肉クランプ作動状態Cにおいても、ク
ランプばね9の伸び量が厚肉クランプ作動状態Cと同
じ伸び量eですむので、クランプ力の低下が起こらな
い。
さらに、上記クランプ作動状態Cにおけるクランプばね
9のばね力は、アンクランプ作動状態Aのばね力F
らクランプ用伸び量eに相当する分だけが小さくなるだ
けすむ。このばね伸び量eは、ピストン出力部6aとク
ランプ具入力部4aとの連結及び連結解除を行うだけの
微小量ですむので、クランプばね9は、ばね力Fの低下
が小さくてアンクランプ作動状態Aとほぼ同じ強力なば
ね力が得られる。
《発明の効果》 本発明は、上記のように構成され作用することから次の
効果を奏する。
(イ)被固定物の厚さが変わっても、クランプばねの伸び
量が変わらないので、クランプ力を一定に保つことがで
きる。
しかも、上記の伸び量が、ピストン出力部とクランプ具
入力部との連結及び連結解除をするだけの微小量ですむ
ので、ばね力の低下量が少なくて、アンクランプ状態と
ほぼ同じばね力が得られる。従って、ばねクランプは強
力なクランプ力を確保できる。
(ロ)また、被固定物の厚さが薄くなってもクランプばね
の伸び量が変わらないことから、アンクランプ作動用の
作動流体の必要供給量が厚肉クランプの場合と同じ少な
い量ですみ、エネルギ消費量が少ない。
(ハ)さらに、上記のようにアンクランプ作動用の作動流
体の必要供給量が少なくてすむので、クランプ・アンク
ランプの操作時間が短い。
(ニ)ばねクランプには流体圧給排口を1つ設けるだけで
よいので、その流体圧給排口に接続される給排用配管お
よび給排用切換弁が1系統だけでよい。このため、作動
流体を給排させる装置の構成が簡素である。しかも、給
排用切換弁が1つだけでよいので、上記の給排装置を制
御する手段の構成も簡素である。
《実施例》 以下、本発明の実施例を図面で説明する。
(第1実施例) 第1図から第5図は第1実施例を示している。
第2図の縦断面図において、ワークパレット等の固定台
1の上面に載置したワーク(被固定物)Wが油圧(流体
圧)復帰形ばねクランプ2で押圧固定可能とされる。こ
のばねクランプ2は、クランプ本体3への圧油(作動流
体)の供給でクランプ具4をアンクランプ側へ復帰駆動
するとともに、クランプ本体3からの圧油の排出でクラ
ンプ具4をばね力でクランプ側へ駆動するようになって
いる。クランプ本体3内にピストン6が上下油密摺動自
在に挿入される。ピストン6の一側である上側にアンク
ランプ用流体圧作動室7が形成される。また、ピストン
6の他側である下側に形成したばね室8にクランプばね
9が装着される。このクランプばね9は多数の皿ばねを
積層してなる。また、クランプ具4は、そのT脚11が
固定台1のT溝1aに嵌合固定されるとともに、クラン
プ具途中高さ部分12がピストン6を摺動自在に貫通し
ている。
上記ピストン6の出力部6aとクランプ具4の入力部4
aとの間に、傾斜カムからなるクランプ駆動開始位置調
節具14が介装される。このクランプ駆動開始位置調節
具14は、押圧ばね15からなるクランプ本体戻し手段
でアンクランプ作動油室7の上壁7aに向けて弾圧され
るとともに、流体圧制御式操作装置17によって、クラ
ンプ具4に対してクランプ本体3をクランプ側へ移動さ
せる進出位置X(図1(b)又は(c)を参照)と、そのク
ランプ本体3がアンクランプ側へ移動するのを許容する
後退位置Y(図1(a)を参照)とに切換え可能に構成さ
れる。
上記アンクランプ用流体圧作動室7の流体圧給排口P
は、第1図に示すように、給排油弁Vで油圧源S又は油
タンクTに選択的に接続される。
そして、第1図(a)で示すアンクランプ作動状態Aで
は、流体圧給排口Pから供給される流体圧で、まず、ピ
ストン6をクランプ本体3に対して下向きにアンクラン
プ駆動して、ピストン出力部6aとクランプ具入力部4
aとの連結を解除し、引き続いて、流体圧制御式操作装
置17でクランプ駆動開始位置調節具14を右側の後退
位置Yに後退駆動することにより、クランプ本体戻し手
段15でクランプ本体3をクランプ具4に対して上側へ
付勢し、クランプ本体3の下面とワークWの上面との間
にアンクランプ用空走距離lが形成されている。
第1図(b)で示すクランプ作動状態Cの初期では、流体
圧給排口Pからの流体圧の排出で、クランプ駆動開始位
置調節具14を流体圧制御式操作装置17で左側の進出
位置Xへ進出駆動することにより、クランプ具4に対し
てクランプ本体3を空走距離lだけ下降させ、クランプ
本体3の下面をワークWの上面に接当させる。
第1図(c)で示すクランプ作動状態Cの終期では、アン
クランプ用流体圧作動室7から流体圧が排出され、クラ
ンプばね9のばね力がピストン出力部6a・クランプ駆
動開始位置調節具14を介してクランプ具入力部6aに
伝達される。これにより、クランプ本体3でワークWを
固定台1の上面に押圧固定するのである。
上記流体圧制御式操作装置17は次のように作動する。
即ち、第1図(a)のアンクランプ作動状態Aでは、流体
圧作動室7の油圧がピストン6を下向きにアンクランプ
作動させ始めた後にクランプ駆動開始位置調節具14を
後退位置Yに後退させる一方、第1図(c)のクランプ作
動状態Cでは、クランプばね9がピストン6を上向きに
クランプ駆動する前にクランプ駆動開始位置調節具14
を進出位置X側へ進出させるのである。以下、上記の流
体圧制御式操作装置17について第2図から第4図で詳
しく説明する。
これは、クランプ駆動開始位置調節具14を、単動形油
圧シリンダ20の調節具後退用ピストン21で後退位置
Yへ後退駆動可能にするとともに、調節具進出用押圧ば
ね22・22で進出位置Xへ進出駆動するようになって
いる。上記の後退用ピストン21の第2図上で左側に
は、後退用作動室である調節具後退用作動油室24が形
成され、右側には復帰ばね25が装着される。そして、
調節具後退用作動油室24の油圧で調節具後退用ピスト
ン21及びピストンロッド26を介してクランプ駆動開
始位置調節具14を後退位置Yへ押圧駆動するともに、
復帰ばね25で調節具後退用ピストン21を復帰させる
ようになっている。また、前記の流体圧給排口Pが調節
具後退用作動油室24・逆止弁座28・逆止弁室29を
順に介してアンクランプ用流体圧作動室7に連通され
る。逆止弁室29内の逆止弁体30が逆止弁座28に閉
弁ばね31で閉止接当されるとともに、逆止弁体30に
調節具後退用作動油室24側から開弁操作具32が対向
される。この開弁操作具32が調節具後退用ピストン2
1に固定される。
そして、前記クランプ作動状態Cからアンクランプ作動
状態Aへの切換時には、まず調節具後退用作動油室24
に圧油を圧入するとともに、その油圧力で逆止弁体30
を押し開いて調節具後退用作動油室24をアンクランプ
用流体圧作動室7に連通させて、クランプばね9に抗し
てピストン6を下側へアンクランプ作動させる。引き続
いて、調節具後退用ピストン21及びピストンロッド2
6でクランプ駆動開始位置調節具14を後退位置Yへ押
圧駆動する(第1図(a)参照)。
一方、上記アンクランプ作動状態Aからクランプ作動状
態Cへの切換時には、流体圧給排口Pからの圧油の排出
の初期に、調節具後退用作動油室24の圧力低下で逆止
弁体30を閉弁させた状態に保ち、アンクランプ用流体
圧作動室7内の油圧をクランプ圧に保持する。これに対
して、流体圧給排口Pからの圧油の排出の後期には、調
節具後退用作動油室24側へ復帰する調節具後退用ピス
トン21で開弁操作具32を介して逆止弁体30が開弁
される。これにより、アンクランプ用流体圧作動室7内
の圧油が流体圧給排口Pから排出され(第1図(b)参
照)、ピストン6がクランプばね9でクランプ具4を上
向きにクランプ駆動するのである。(第1図(c)参照)。
第6図から第8図はそれぞれ他の実施例を示し、上記第
1実施例とは異なる構成について説明する。なお、第1
実施例と同じ機能の部材には同一の符号を付けてある。
(第2実施例) 第6図は第2実施例を示し、固定台1の上面にクランプ
本体3が固定されるとともに、このクランプ本体3と固
定台1に亘ってクランプ具4が上下方向に貫通される。
そして、クランプ具4の上部に形成したクランプ具入力
部4aをピストン出力部6aでクランプ駆動開始位置調
節具14及び押圧具41を介して上向きにクランプ駆動
することにより、脚ねじ部42に着脱自在に取付けたナ
ット43でワークWを固定台1の下面に押圧固定するの
である。
(第3実施例) 第7図は第3実施例を示し、固定台1の上面に載置した
クランプ本体3の上部に揺動形クランプ具4の中途部が
上下揺動自在に枢支され、その図上右側揺動端にクラン
プ具入力部4aが形成されるとともに、左側揺動端にク
ランプ具出力部4bが形成される。そして、クランプ具
入力部4aをピストン出力部6aでクランプ駆動開始位
置調節具14及び押圧具45を介して上向きにクランプ
駆動することにより、クランプ具出力部4bでワークW
を固定台1の上面に押圧固定するのである。なお、ピス
トン6の復帰作動時には、クランプ具4は、クランプ具
戻しばね46でアンクランプ駆動される。
(第4実施例) 第8図は第4実施例を示し、上記第7図のものにおい
て、その一部を次のように変更したものである。
即ち、クランプ本体3の左上面3aに左右方向に摺動移
動自在に載置したクランプ開始位置調節具14でクラン
プ具入力部4aが直接にクランプ駆動される。アンクラ
ンプ作動状態Aでは、流体圧給排口Pからの圧油の供給
で、ピストン出力部6aがクランプ本体3の左上面3a
から退入するとともに、クランプ駆動開始位置調節具1
4が調節具後退用ピストン21及びピストンロッド50
で後退位置Yへ後退される。これに対して、流体圧給排
口Pからの圧油の排出で、クランプ駆動開始位置調節具
14が調節具進出用押圧ばね22で進出されるととも
に、ピストン出力部6aがクランプ本体上面3aから突
出してクランプ駆動開始位置調節具14を介してクラン
プ具4をクランプ側へ駆動するのである。
なお、上記各実施例においては、作動流体を圧油で構成
したが、この作動流体は空気等の気体であってもよい。
また、クランプばね9は、皿ばねに代えて、ゴム等の弾
性体・シリコンオイル等の封入液体・封入ガスなどの圧
縮性の高いものを利用するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図から第8図は本発明の実施例を示している。 第1図から第5図は第1実施例を示し、 第1図はクランプの作動説明図で、 第1図(a)はアンクランプ作動状態を示す図、 第1図(b)はクランプ作動の初期状態を示す図、 第1図(c)はクランプ作動の終期状態を示す図、 第2図は流体圧復帰形ばねクランプの縦断面図、 第3図は第2図のIII−III線矢視断面図、 第4図は同第2図のIV−IV線矢視断面図、 第5図はクランプばねの作動説明図で、 第5図(a)は、ばね力とばね圧縮量との関係を示す図、 第5図(b)はばね長さの変化を示す図、 第5図(c)はクランプの状態変化を示す図で、 (c)図(1)はアンクランプ作動状態を示す図、 (c)図(2)は厚肉クランプ作動状態を示す図、 (c)図(3)は薄肉クランプ作動状態を示す図である。 第6図から第8図は他の実施例を示し、 第6図は第2実施例を示す第2図相当図、 第7図は第3実施例を示す第2図相当図、 第8図は第4実施例を示す第2図相当図である。 第9図から第11図は従来例を示している。 第9図は第2図相当図、 第10図は第1図相当図で、 第10図(a)はアンクランプ作動状態を示す図、 第10図(b)はクランプ作動状態を示す図、 第11図は第5図相当図で、 第11図(a)は第5図(a)相当図、 第11図(b)は第5図(b)相当図、 第11図(c)は第5図(c)相当図である。 3……クランプ本体、4……クランプ具、4a……クラ
ンプ具入力部、6……ピストン、6a……ピストン出力
部、7……アンクランプ用流体圧作動室、9……クラン
プばね、14……クランプ駆動開始位置調節具、21…
…後退用ピストン、22……進出ばね(調節具進出用押
圧ばね)、24……後退用作動室(調節具後退用作動油
室)、25……復帰ばね、28……逆止弁座、29……
逆止弁室、30……逆止弁体、31……閉弁ばね、32
……開弁操作具、P……流体圧給排口、X……進出位
置、Y……後退位置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クランプ本体(3)内にピストン(6)を上下
    保密摺動自在に挿入し、上記ピストン(6)の一側にアン
    クランプ用流体圧作動室(7)を形成するとともに同上ピ
    ストン(6)の他側にクランプばね(9)を装着し、上記の
    流体圧作動室(7)に対して作動流体を供給または排出す
    る流体圧給排口(P)を上記クランプ本体(3)に設け、上
    記クランプばね(9)の弾圧力が上記ピストン(6)を経て
    クランプ具(4)へ伝達可能に構成し、 上記のピストン(6)の出力部(6a)と上記クランプ具
    (4)の入力部(4a)との間にクランプ駆動開始位置調節
    具(14)を設けて、その調節具(14)は、上記クランプ具
    (4)と前記クランプ本体(3)のうちの一方(4)に対して
    他方(3)をクランプ側へ移動させる進出位置(X)と、そ
    の他方(3)がアンクランプ側へ移動するのを許容する後
    退位置(Y)とに切換え可能に構成した、流体圧復帰形ば
    ねクランプにおいて、 前記の給排口(P)と前記の流体圧作動室(7)との間に、
    後退用作動室(24)と逆止弁座(28)と逆止弁室(29)とを順
    に連通状に設け、 上記の後退用作動室(24)に後退用ピストン(21)を保密摺
    動自在に挿入して、その作動室(24)から上記ピストン(2
    1)に作用する流体圧力によって前記の調節具(14)を進出
    位置(X)から後退位置(Y)へ切換え可能に構成するとと
    もに、その調節具(14)を上記の後退位置(Y)から進出位
    置(X)へ切換える進出ばね(22)を設け、 前記の逆止弁室(29)に挿入した逆止弁体(30)を前記の逆
    止弁座(28)へ閉止弾圧する閉弁ばね(31)を設け、 前記の後退用ピストン(21)を上記の逆止弁体(30)へ向け
    て弾圧する復帰ばね(25)を設け、その逆止弁体(30)を前
    記の閉弁ばね(31)に抗して前記の逆止弁座(28)から離間
    させる開弁操作具(32)を上記ピストン(21)に設けた、こ
    とを特徴とする流体圧復帰形ばねクランプ。
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