JPH0626784Y2 - 配管用制振装置 - Google Patents
配管用制振装置Info
- Publication number
- JPH0626784Y2 JPH0626784Y2 JP13781888U JP13781888U JPH0626784Y2 JP H0626784 Y2 JPH0626784 Y2 JP H0626784Y2 JP 13781888 U JP13781888 U JP 13781888U JP 13781888 U JP13781888 U JP 13781888U JP H0626784 Y2 JPH0626784 Y2 JP H0626784Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil spring
- piping
- superplastic
- pipe
- vibration damping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 7
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
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Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、配管用制振装置に係わり、特に超塑性コイル
部材と弾性コイルバネとを利用した配管用制振装置に関
するものである。
部材と弾性コイルバネとを利用した配管用制振装置に関
するものである。
[従来の技術] 原子力発電プラント,火力発電プラント及び化学プラン
ト等の配管はサポートで支持されているだけでなく、地
震等の振動から配管を守るべく制振装置で支持されてい
る。
ト等の配管はサポートで支持されているだけでなく、地
震等の振動から配管を守るべく制振装置で支持されてい
る。
従来、この制振装置には振動変位に対して反力を与える
べく弾性コイルバネが採用されていた。この弾性コイル
バネは振動の力に応じた反力を示し、配管の耐震性を実
証するための線形解析が容易で、その解析値は実際の振
動変位と反力との関係に近似的に合致していた。
べく弾性コイルバネが採用されていた。この弾性コイル
バネは振動の力に応じた反力を示し、配管の耐震性を実
証するための線形解析が容易で、その解析値は実際の振
動変位と反力との関係に近似的に合致していた。
[考案が解決しようとする課題] ところで、この弾性コイルバネを採用した制振装置にあ
っては、線形解析は容易であるが、振動の力に応じた反
力を有するだけで、振動エネルギを積極的に吸収して減
衰させる作用はないという問題があった。
っては、線形解析は容易であるが、振動の力に応じた反
力を有するだけで、振動エネルギを積極的に吸収して減
衰させる作用はないという問題があった。
そこで、近年上記弾性コイルバネに代えて超塑性材料を
利用した種々の制振装置が創案されているが、上述した
配管の耐震性を実証するための線形解析が困難であると
いう問題があった。
利用した種々の制振装置が創案されているが、上述した
配管の耐震性を実証するための線形解析が困難であると
いう問題があった。
上述の如き課題に鑑みて本考案は、配管の耐震性を実証
するための線形解析が容易で、かつ積極的に振動を減衰
することができる配管用制振装置を提供することを目的
とする。
するための線形解析が容易で、かつ積極的に振動を減衰
することができる配管用制振装置を提供することを目的
とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成すべく本考案は、地震等の振動を減衰す
べく固定側から配管を支持する配管用制振装置におい
て、上記配管と固定側との間をシリンダ及びその内部を
摺動するピストンロッドで接続し、これらシリンダとピ
ストンロッドとの摺動量を規制すべく超塑性コイル部材
と弾性コイルバネとを一方が圧縮変形を受けたときに他
方が引張変形を受けるように設けたものである。
べく固定側から配管を支持する配管用制振装置におい
て、上記配管と固定側との間をシリンダ及びその内部を
摺動するピストンロッドで接続し、これらシリンダとピ
ストンロッドとの摺動量を規制すべく超塑性コイル部材
と弾性コイルバネとを一方が圧縮変形を受けたときに他
方が引張変形を受けるように設けたものである。
[作用] 本考案に用いる超塑性コイル部材は、例えばアルミニウ
ム78%−亜鉛22%等の微細結晶粒超塑性合金からな
るものであり、応力が歪み速度に依存する特性を有して
いる。すなわち、大きな変形応力に対しては大きな抵抗
力を発揮することになるが、緩やかな変形応力に対して
は低い抵抗力を発揮することになる。従って、本考案で
はこの超塑性コイル部材を従来の弾性コイルバネと共に
配管サポートの一部材として用いることにより、地震等
によって配管に加わる速い変形応力に対しては弾性コイ
ルバネを介して大きな抵抗力を示して良好な減衰効果を
発揮し、また、配管の熱膨張等の緩やかな移動に対して
は、これを許容することになる。
ム78%−亜鉛22%等の微細結晶粒超塑性合金からな
るものであり、応力が歪み速度に依存する特性を有して
いる。すなわち、大きな変形応力に対しては大きな抵抗
力を発揮することになるが、緩やかな変形応力に対して
は低い抵抗力を発揮することになる。従って、本考案で
はこの超塑性コイル部材を従来の弾性コイルバネと共に
配管サポートの一部材として用いることにより、地震等
によって配管に加わる速い変形応力に対しては弾性コイ
ルバネを介して大きな抵抗力を示して良好な減衰効果を
発揮し、また、配管の熱膨張等の緩やかな移動に対して
は、これを許容することになる。
上記超塑性コイル部材はヒステリシスループを描き振動
エネルギを吸収して減衰し、又、弾性コイルバネは上記
ヒステリシスループに線形性を与えて、配管の耐震性を
実証するための線形解析を容易にするものである。
エネルギを吸収して減衰し、又、弾性コイルバネは上記
ヒステリシスループに線形性を与えて、配管の耐震性を
実証するための線形解析を容易にするものである。
[実施例] 以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づいて詳述
する。
する。
第1図に示すごとく、配管用制振装置1は配管2と固定
側3とを接続している。この制振装置1の本体はシリン
ダ4と、このシリンダ4内に挿入され摺動するピストン
ロッド5とからなっている。固定側3は例えば鉄骨等の
架台にて形成され、上記シリンダ4の基部が溶接等によ
り固設されている。また、上記ピストンロッド5の先端
部は板状になってボルト孔6が形成され、配管2の外周
部を覆うようにして取り付けられたクランプ7に挾持さ
れてボルト締結されている。上記シリンダ4の中央部に
は長孔8が開口され、この長孔8内には上記ピストンロ
ッド5に起立されたピン9が突出している。このピン9
は上記シリンダ4の外周部を摺動するガイドリング10
に貫通し固定されている。これによりガイドリング10
は上記長孔8の長さだけのストロークで摺動し、上記ピ
ストンロッド5もこれと同じストロークでシリンダ4内
を摺動するようになっている。また、上記シリンダ4の
両端部には固定リング11,12が夫々ネジ止めされて
いる。そして、固定リング11とガイドリング10との
間及び固定リング12とガイドリング10との間には、
シリンダ4とピストンロッド5との摺動量(上記長孔8
によって定まるストローク)を規制すべく夫々コイルバ
ネ13,14が設けられている。これらコイルバネ1
3,14はガイドリング10及び固定リング11,12
に接続固定されている。これらコイルバネ13,14は
上記シリンダ4がこれらの座屈を防止するガイドの働き
をするように、内部にシリンダ4が挿通されている。こ
れらコイルバネ13,14は、これらバネを設けた状態
で長孔8のストロークの中央に上記ピン9及びガイドリ
ング10が位置するように夫々の長さ及び強さが設定さ
れている。更に、上記コイルバネ13,14のいずれか
一方は超塑性コイル部材15に、他方は弾性コイルバネ
16にて形成されている。本実施例にあっては、配管2
側のコイルバネ13が超塑性コイル部材15に、固定側
3のコイルバネ14が弾性コイルバネ16にて形成され
ている。すなわち、これら超塑性コイル部材15と弾性
コイルバネ16とは一方が圧縮変形を受けたときに、他
方が引張変形を受けるように設けられている。この超塑
性コイル部材15は例えばアルミニウム78%−亜鉛2
2%等の微細結晶粒超塑性合金からなるものであり、応
力が歪み速度に依存する特性を有している。すなわち、
大きな変形応力に対しては大きな抵抗力を発揮すること
になるが、緩やかな変形応力に対しては低い抵抗力を発
揮するようになっている。従って、これを配管2側に設
けられた弾性コイルバネ16と共に用いることにより、
地震等による配管2から弾性コイルバネ16へ伝わった
大きな変形応力に対しては大きな抵抗力を示して良好な
減衰効果を発揮し、また、配管2の熱膨張等による弾性
コイルバネ16の緩やかな移動に対しては、ゆっくりと
変形してこれを許容するようになっている。
側3とを接続している。この制振装置1の本体はシリン
ダ4と、このシリンダ4内に挿入され摺動するピストン
ロッド5とからなっている。固定側3は例えば鉄骨等の
架台にて形成され、上記シリンダ4の基部が溶接等によ
り固設されている。また、上記ピストンロッド5の先端
部は板状になってボルト孔6が形成され、配管2の外周
部を覆うようにして取り付けられたクランプ7に挾持さ
れてボルト締結されている。上記シリンダ4の中央部に
は長孔8が開口され、この長孔8内には上記ピストンロ
ッド5に起立されたピン9が突出している。このピン9
は上記シリンダ4の外周部を摺動するガイドリング10
に貫通し固定されている。これによりガイドリング10
は上記長孔8の長さだけのストロークで摺動し、上記ピ
ストンロッド5もこれと同じストロークでシリンダ4内
を摺動するようになっている。また、上記シリンダ4の
両端部には固定リング11,12が夫々ネジ止めされて
いる。そして、固定リング11とガイドリング10との
間及び固定リング12とガイドリング10との間には、
シリンダ4とピストンロッド5との摺動量(上記長孔8
によって定まるストローク)を規制すべく夫々コイルバ
ネ13,14が設けられている。これらコイルバネ1
3,14はガイドリング10及び固定リング11,12
に接続固定されている。これらコイルバネ13,14は
上記シリンダ4がこれらの座屈を防止するガイドの働き
をするように、内部にシリンダ4が挿通されている。こ
れらコイルバネ13,14は、これらバネを設けた状態
で長孔8のストロークの中央に上記ピン9及びガイドリ
ング10が位置するように夫々の長さ及び強さが設定さ
れている。更に、上記コイルバネ13,14のいずれか
一方は超塑性コイル部材15に、他方は弾性コイルバネ
16にて形成されている。本実施例にあっては、配管2
側のコイルバネ13が超塑性コイル部材15に、固定側
3のコイルバネ14が弾性コイルバネ16にて形成され
ている。すなわち、これら超塑性コイル部材15と弾性
コイルバネ16とは一方が圧縮変形を受けたときに、他
方が引張変形を受けるように設けられている。この超塑
性コイル部材15は例えばアルミニウム78%−亜鉛2
2%等の微細結晶粒超塑性合金からなるものであり、応
力が歪み速度に依存する特性を有している。すなわち、
大きな変形応力に対しては大きな抵抗力を発揮すること
になるが、緩やかな変形応力に対しては低い抵抗力を発
揮するようになっている。従って、これを配管2側に設
けられた弾性コイルバネ16と共に用いることにより、
地震等による配管2から弾性コイルバネ16へ伝わった
大きな変形応力に対しては大きな抵抗力を示して良好な
減衰効果を発揮し、また、配管2の熱膨張等による弾性
コイルバネ16の緩やかな移動に対しては、ゆっくりと
変形してこれを許容するようになっている。
次に上記実施例における作用を述べる。
本考案の配管用制振装置1は上記超塑性コイル部材15
と弾性コイルバネ16とを併用したことに特徴を有し、
これら超塑性コイル部材15と弾性コイルバネ16とは
上記配管2と固定側3との間を接続する上記シリンダ4
とピストンロッド5との摺動量(上記長孔8によって定
まるストローク)を規制すべく一方が圧縮変形を受けた
ときに他方が引張変形を受けるように設けている。これ
により、これら超塑性コイル部材15と弾性コイルバネ
16とは同じ加重を受け、これらを並列に設けたと同等
の反力を生ずることになる。これは第1図に示したよう
に、上記超塑性コイル部材15と弾性コイルバネ16と
は形態的には直列に設けられているが、これらを変位さ
せる上記ピン9及びガイドリング10が摺動量を決定す
る長孔8のストロークの中央に位置するように形成され
ているので、これらを並列に設けたと同等の反力を生ず
ることになるものである。
と弾性コイルバネ16とを併用したことに特徴を有し、
これら超塑性コイル部材15と弾性コイルバネ16とは
上記配管2と固定側3との間を接続する上記シリンダ4
とピストンロッド5との摺動量(上記長孔8によって定
まるストローク)を規制すべく一方が圧縮変形を受けた
ときに他方が引張変形を受けるように設けている。これ
により、これら超塑性コイル部材15と弾性コイルバネ
16とは同じ加重を受け、これらを並列に設けたと同等
の反力を生ずることになる。これは第1図に示したよう
に、上記超塑性コイル部材15と弾性コイルバネ16と
は形態的には直列に設けられているが、これらを変位さ
せる上記ピン9及びガイドリング10が摺動量を決定す
る長孔8のストロークの中央に位置するように形成され
ているので、これらを並列に設けたと同等の反力を生ず
ることになるものである。
上記超塑性コイル部材15の変位量δとこれに応じた反
力Pの関係は、第2図に示すようなヒステリシスループ
17を描き、振動エネルギを積極的に吸収して減衰する
ことになる。また、上記弾性コイルバネ16は、このヒ
ステリシスループ17に線形性を与えて、前述した配管
の耐震性を実証するための線形解析を容易にするもので
ある。従って、振動の減衰効果を大きくしたいときは、
超塑性コイル部材15を強く設定し、線形解析の近似値
をより実際の値に近付けたいときは弾性コイルバネ16
を強く設定すれば良い。
力Pの関係は、第2図に示すようなヒステリシスループ
17を描き、振動エネルギを積極的に吸収して減衰する
ことになる。また、上記弾性コイルバネ16は、このヒ
ステリシスループ17に線形性を与えて、前述した配管
の耐震性を実証するための線形解析を容易にするもので
ある。従って、振動の減衰効果を大きくしたいときは、
超塑性コイル部材15を強く設定し、線形解析の近似値
をより実際の値に近付けたいときは弾性コイルバネ16
を強く設定すれば良い。
[考案の効果] 以上要するに本考案によれば、配管の耐震性を実証する
ための線形解析が容易で、かつ積極的に振動を減衰する
ことができる。
ための線形解析が容易で、かつ積極的に振動を減衰する
ことができる。
第1図は本考案の配管用制振装置の一実施例を示す側面
図、第2図は本考案の配管用制振装置の作用を示すグラ
フである。 図中、1は配管用制振装置、2は配管、3は固定側、4
はシリンダ、5はピストンロッド、15は超塑性コイル
部材、16は弾性コイルバネである。
図、第2図は本考案の配管用制振装置の作用を示すグラ
フである。 図中、1は配管用制振装置、2は配管、3は固定側、4
はシリンダ、5はピストンロッド、15は超塑性コイル
部材、16は弾性コイルバネである。
Claims (1)
- 【請求項1】地震等の振動を減衰すべく固定側から配管
を支持する配管用制振装置において、上記配管と固定側
との間をシリンダ及びその内部を摺動するピストンロッ
ドで接続し、これらシリンダとピストンロッドとの摺動
量を規制すべく超塑性コイル部材と弾性コイルバネとを
一方が圧縮変形を受けたときに他方が引張変形を受ける
ように設けたことを特徴とする配管用制振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13781888U JPH0626784Y2 (ja) | 1988-10-24 | 1988-10-24 | 配管用制振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13781888U JPH0626784Y2 (ja) | 1988-10-24 | 1988-10-24 | 配管用制振装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0258187U JPH0258187U (ja) | 1990-04-26 |
| JPH0626784Y2 true JPH0626784Y2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=31399591
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13781888U Expired - Lifetime JPH0626784Y2 (ja) | 1988-10-24 | 1988-10-24 | 配管用制振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0626784Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5703053B2 (ja) * | 2011-02-10 | 2015-04-15 | 株式会社東芝 | 配管支持装置およびプラント |
-
1988
- 1988-10-24 JP JP13781888U patent/JPH0626784Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0258187U (ja) | 1990-04-26 |
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