JPH0626816B2 - ブラダー潤滑剤としての水性シリコン乳濁液及びそれを調合する方法 - Google Patents

ブラダー潤滑剤としての水性シリコン乳濁液及びそれを調合する方法

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JPH0626816B2
JPH0626816B2 JP61092476A JP9247686A JPH0626816B2 JP H0626816 B2 JPH0626816 B2 JP H0626816B2 JP 61092476 A JP61092476 A JP 61092476A JP 9247686 A JP9247686 A JP 9247686A JP H0626816 B2 JPH0626816 B2 JP H0626816B2
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organopolysiloxane emulsion
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水性シリコン乳濁液、更に特にブラダー潤滑剤
として使用される水性オルガノポリシロキサン乳濁液に
関する。
タイヤを製造することにおいて、タイヤの現行の形状を
作ることは型の中でタイヤを形り作るため未加工のタイ
ヤ骨組内にゴム袋をふくらすことによつている。一般
に、タイヤを完全に硬化することに先立ちブラダーの拡
張相の間、ブラダーの外側接触表面と未加工タイヤの内
側表面の間に実質的移動がある。同様にタイヤからブラ
ダーのしぼむ、取り去る間にタイヤが成型され硬化され
たあと、ブラダーの外側接触表面とタイヤの硬化内側表
面との間に相当な比移動がある。
原料タイヤとブラダーがお互摩擦があるとき、成型工程
の間ブラダーの最適のすべりを許し、ブラダーと原料タ
イヤの内側の間の摩擦を減じるため、ブラダーとタイヤ
の内側表面の間に充分な潤滑作用があることが不可欠で
ある。加えて又、高温硬化の間潤滑剤はたまつた空気や
ガスをはこぶよう働く。最後に、硬化サイクルの終り
に、潤滑剤はタイヤの内側からブラダーの放出と除去を
許す。
処置された無機けい酸塩を含んでいる水性オルガノポリ
シロキサン乳濁液が、タイヤ成型に対し、潤滑剤として
使用されている。これらの乳濁剤は、例えば、フーバー
(Huber )らの米国特許第4,184,880号明細書に記載さ
れている。その中で無機けい酸塩の表面に疎水性を与え
るためオルガノシリコン化合物で処置されている分散し
た無機けい酸塩を含む水性ジオルガノポリシロキサン乳
濁液がタイヤを製造することに対する放出剤として使用
されている。又セカダ(Cekada)の米国特許第3,713,85
1号明細書はタイヤを成型することに対し袋潤滑剤とし
て使用されている水性オルガノポリシロキサン乳濁液を
記している、その中で乳濁液は流展しないガム、ポリア
ルキレングリコール、雲母、カルボキシメチルセルロー
ズ、レシチン、水を含んでいるアルキルメチルシロサン
を含んでいるコンパー(Comper)らの米国特許第4,431,
452号明細書は(1)25℃で約25,000,000センチストーク
までの粘度をもつ水酸基末端ポリジメチルシロキサン、
(2)25℃で約120,000センチストークまでの粘度をもつ
水酸基末端ポリジメチルシロキサン、(3)ポリアルキレ
ングリコール、(4)ベントナイト粘土、(5)界面活性剤よ
りなるタイヤブラダーに対する潤滑組成を開示してい
る。アデム(Adem)らの米国特許第3,872,038号明細書
は(1)シリコンガム、(2)オルガノポリシロキサン流体、
(3)ポリグリコール、(4)雲母、(5)レシチン、(6)カルボ
キシメチルセルローズナトリウム塩、(7)乳化剤、(8)水
よりなるブラダーとして有用である水性乳濁液を開示し
ている。
ブラダー潤滑剤はコンパー(Comper)らの米国特許第4,
359,340号明細書に記されている、その中で(1)25℃で
約25,000,000センチストークまでの粘度をもつポリジメ
チルシロキサン、(2)25℃で20から40センチスト
ークの粘度をもつメチルハイドロゲンシラン又は25℃
で80から120センチストークの粘度をもつジメチル
ハイドロゲンシラン、(3)有機酸の金属塩、(4)界面活性
剤よりなる水性乳濁液がブラダー表面に適応されてい
る。
有機繊維を処理することに対する水性乳濁液はヒユン
(Huhn)らの米国特許第4,436,856号明細書に記されて
いる、その中で水性乳濁液は(1)塩基性窒素原子と分子
につき少くとも2つの1価シリコン−炭素結合有機基を
もつオルガノポリシロキサン、(2)分子につき少くとも
3つのシリコン結合水素原子をもつオルガノポリシロキ
サン、(3)シリコンに結合された縮合可能な群の縮合に
対する触媒、(4)乳化剤、(5)シリコン結合末端水酸基を
含むジオルガノポリシロキサンを含んでいる。
タイヤを製ることにおいてブラダー潤滑剤として、これ
まで使用された水性オルガノポリシロキサン乳濁液はい
くつかの不利をもつている。例えば、あらかじめ製剤さ
れた水性オルガノポリシロキサン乳濁液は貯蔵、移動の
間、又は凍結解凍サイクルのような異常な変化により出
会うであろう成分沈降、劣化、密集化など安定性問題を
もつている。
すべり摩擦を減じ、ブラダーとタイヤ内側との間のガス
抜きを改良するため、組成に存在するシリコンポリマー
の量又は充填剤の量を増す必要があつたそして充填剤の
量を増すと、沈降と密集化が問題となる。加えて、水性
オルガノポリシロキサン乳濁液の多くは長時間にわたり
安定でないそして“クリーム”になり表面にオイルを作
る傾向を持つている。又オルガノポリシロキサン乳濁液
のあるものは触媒を含み、触媒は生成した乳濁液の劣化
を促進し、副生成物として水素を放出する傾向をもつて
いる。更に多くの水性オルガノポリシロキサン乳濁液は
タイヤを成型するすぐまえにブラダーに適用される、そ
うでなかつたらよい潤滑性と放出性が到達されない。
これまで記された水性オルガノポリシロキサン乳濁液へ
の対照において、この発明の水性オルガノポリシロキサ
ン乳濁液は、長時間にわたり安定である。一般に、この
発明の水性オルガノポリシロキサン乳濁液は、貯蔵の間
水素を放出しない。加えて、数個のタイヤがこの発明の
水性オルガノポリシロキサン乳濁液の一適応で製造され
える。更に、この発明の水性オルガノポリシロキサン乳
濁液は、未加工タイヤ骨組の内側に適用されえる、そし
て放出性に影響を及ぼすことなく1晩おくことを許され
る。更に、未加工タイヤ骨組の内側は圧搾部分から離れ
て水性オルガノポリシロキサン乳濁液で塗られえる、そ
れから成型される圧搾部分にうつされえる。
それ故、本発明の目的は、ブラダー潤滑剤として使用さ
れる水性オルガノポリシロキサン組成を与えることであ
る。本発明の他の目的は、長時間にわたり安定である組
成を与えることである。本発明の他の目的は、適応にあ
たり数多くの放出を与えるであろう水性オルガノポリシ
ロキサン乳濁液を与えることである。なお本発明の他の
目的は、タイヤが成型される前数時間に未加工タイヤ骨
組の内側に適応されるであろう水性オルガノポリシロキ
サン乳濁液を与えることである。本発明のそれ以上の目
的は、水性オルガノポリシロキサン乳濁液を調合する方
法を与えることであり、更に本発明の目的は、水性オル
ガノポリシロキサン乳濁液を使つて、タイヤを成型する
ことに対する方法を与えることである。
次の記述から明らかになるであろう前記の目的、その他
は、一般的に述べると、(1)50から100の塑性度を
もつ水酸基含有オルガノポリシロキサンガム、(2)分子
につき平均少くとも3つのシリコン結合水素原子をもつ
オルガノハイドロゲンポリシロキサン、(3)25から8
0℃の融点範囲をもつ潤滑剤、(4)濃厚化剤、(5)界面活
性剤、(6)水よりなる水性オルガノポリシロキサン乳濁
液を与えることにより、この発明に従つて達成される。
オルガノポリシロキサン乳濁液に加えられる他の成分
は、望し望むなら、あわ止め、殺菌剤である。
水性オルガノポリシロキサン乳濁液は、好ましくは、ペ
ーストを作るよう界面活性剤を充分な水、酸と混合する
ことにより加工される;それから潤滑剤と水酸基末端オ
ルガノポリシロキサンガムが混合しながらペーストに加
えられ、引続き混合しながらメチルハイドロゲンポリシ
ロキサン流体が加えられる。えられた混合物にそれから
水の残り、あわ止め、殺菌剤、充分な水酸化アンモニウ
ムを加えpHを8から10に増加させる。ある時間混合
後、撹拌とともに濃厚化剤と充分な酸が加えられ、pHを
4から6に減じる。乳濁液が完全に混合されたあと、そ
れは過される。
水酸基含有オルガノポリシロキサンガムは一般式 により示される。ここでRは同じか異なつており、1か
ら18の炭素原子をもつ1価炭素水素基又はハロゲン化
1価炭化水素基を示し、nは100より大きな数であ
る。上の式でRはメチル、エチル、プロピル、ブチル、
オクチル、ドデシル、オクタデシル基のようなアルキル
基;フエニル、ジフエニル、ナフチル基のようなアリル
基;ビニル、アリル基のようなアルケニル基;シクロブ
チル、シクロペンチル、シクロヘキシル基のようなシク
ロアルキル基;トリル、キシリル、エチルフエニル基の
ようなアルカリル基;ベンジル、α−フエニルエチル、
β−フエニルエチル、α−フエニルブチル基のようなア
ラルキル基;上に記したハロゲン置換基を示す。
オルガノポリシロキサンガムはシリコン原子につき1.
9から2.1有機基の平均をもつ線形又は分岐化合物で
あろう。上に記された単位に加えて、オルガノポリシロ
キサンガムは又、以下の式に対応する単位を含むであろ
う。
SiO4/2、SiO3/2、及R3SiO1/2、 ここでRは上と同じである。
これらのオルガノポリシロキサンガムは2又はそれ以上
のことなるシロキサン単位をもつホモポリマー、或は共
重合体物質いずれかでありえる、そしてシリコン原子に
ついた有機基は同じであるか、異なつていることができ
る。勿論重合体の混合物が、望まれるなら使用される。
好ましくは、オルガノポリシロキサンガムに存在するシ
リコン原子の少くとも75モルパーセントがアルキル基
で置換されている、それらの中でメチル基が好ましい。
存在するであろう他の基は好ましくはビニル又はフエニ
ル基である。一般に、これらのガムはシリコン原子につ
き約1.9から約2.1の有機基のR/Si比をもち、エ
ー・エス・テイー・エム(A.S.T.M)試験D−9
26−67に記された並列板可塑度計(parallel plate
plastometer)試験により測定されるように50から約
100ミリメーターの塑性度を持つであろう。
本発明の乳濁液に使用されたオルガノハイドロゲンポリ
シロキサンは一般に式 の単位よりなつている。ここでR′は水素、1から18
の炭素原子をもつ1価炭化水素基又はハロゲン化1価単
価水素基を示し、その中で少くとも2、好ましくは3−
シリコン結合水素原子が分子につき存在する、mは1、
2又は3である。好ましいオルガノハロゲンポリシロキ
サンは、R′SiO単位、R′2SiO単位、R′3SiO0.5単位
よりなるものである。ここでR′は上に同じであり、シ
リコン結合水素原子は個々3から100シリコン原子に
存在する。オルガノハイドロゲンポリシロキサンは約1
0から100mPa.sの粘度そして更に好ましくは25℃
で約30から80mPa.sの粘度をもつことが好ましい。
又オルガノハイドロゲンポリシロキサンは、同じ分子に
おいてシリコン結合水素原子と同様脂肪性の不飽和を持
つ1価単価水素基を含むであろう。
R′により示された1価炭化水素基はおのおの1から1
8の炭素原子を含むことが好ましい。適切な炭化水素基
の例は、オクタデシル基と同様メチル、エチル、n−プ
ロピル、iso−プロピル基のようなアルキル基;シクロ
ヘキシル、シクロペンチル基のようなシクロアルキル
基;フエニル基のようなアリル基;トリル基のようなア
ルカリル基;ベンジル、β−フエニルエチル基のような
アリルアルキル基である。R′により示された置換炭化
水素基の例は3,3−トリフルオロプロピル基、オルソ
ー、パラ−、メタ−クロルフエニル基のようなハロゲン
化炭化水素基である。彼らの有用性のため、シリコン結
合水素原子からならないR′基の少くとも50パーセン
トがメチル基であることが好ましい。
本発明の水性乳濁液に使用されるであろう適当な潤滑剤
の例は、蝋と高級脂肪酸のエステル25から80℃の融
点範囲を持つもので、更に好ましくは約30から70℃
の範囲のものである。適切な脂肪酸エステルとろうの好
ましい例はラノリン、密ろう、鯨ろう、木ろう、ベーベ
リーろう、橙皮油、サトウキビろう、カンデリリア(ca
ndelillia)、カーボワツクスのような合成ワツクスで
ある。
この発明の水性乳濁液に使用されるであろう適当な界面
活性剤の例は、アニオン性、カチオン性、アルキル又は
アリルポリグリコールエーテル、ポリオキシエチレンア
ルキルフエニルのようなアルキルフエニル、ポリオキシ
エチレンソルビタンヘキサ−ステアレート、ポリオキシ
エチレンイソトリデシルエーテル、分子につき6から1
5のエチレンオキサイド単位を含んでいるポリエチレン
グリコールのトリメチルノニルエーテル、102から1
08のケン化価と25から35の水酸価をもつポリオキ
シエチレンソルビタンオレエートのような非イオン性で
ある。非イオン性界面活性剤の混合物は種々の連結鎖を
もつているエトキシ化アルキルフエニルの混合物のよう
に使用されることが好ましい。
数種の濃厚化剤が乳濁液の安定性を助けるため、この発
明の乳濁液に使用されるであろう。適当な濃厚化剤の例
はマグネシウムアルミニウムケイ酸塩、カルボキシメチ
ルセルローズナトリウム塩のような水溶性セルローズ、
カルボキシメチルヒドロキシエチルセルローズナトリウ
ム、ヒドロキシエチルセルローズ、メチルセルローズ、
メチルヒドロキシプロピルセルローズ、エチルヒドロキ
シエチルセルローズ、メチルエチルセルローズ、メチル
ヒドロキシエチルセルローズである。濃厚化剤は乳濁液
に粘度を与える、そして3から11のpH範囲で乳濁液を
安定化し、内部相粒子を浮遊させ分離をたもつ。又それ
は希薄乳濁液の高温と同様、室温での破かいの傾向を減
じている。
この発明の水性オルガノポリシロキサン乳濁液は好まし
くは水酸基末端オルガノポリシロキサンガムの、乳濁液
の重量にもとずき、約20から70重量パーセントを含
んでいる。さらに好ましくは水酸基末端オルガノポリシ
ロキサンガムの約30から50重量パーセントを含んで
いる。オルガノハイドロゲンポリシロキサン流体の量は
約0.5から約25重量パーセントの範囲、更に好まし
くは約4から約10重量パーセントの範囲にあろう。オ
ルガノハイドロゲンポリシロキサン流体の水酸基末端オ
ルガノポリシロキサンガムへの比は重大である。比が高
ければ適応につき放出の数が大となる。然しながら、比
が25重量パーセントをこすと、安定性と生成した乳濁
液の放出性が本質的に減少する。潤滑剤の量は水性乳濁
液の全重量にもとずき約0.05から約5重量パーセン
トまでの範囲、更に好ましくは約0.3から約1重量パ
ーセントまでの範囲にあろう。一般に、界面活性剤はオ
ルガノポリシロキサン乳濁液の重量にもとずき約4から
約10重量パーセント、更に好ましくは約5から9重量
パーセントの範囲にあろう。乳濁液の最適の安定性をえ
るため、2又はそれ以上の非イオン性界面活性剤が使用
されることが好ましい。
水性オルガノポリシロキサン乳濁液に使用される濃厚化
剤の量は、水性オルガノポリシロキサン乳濁液の重量に
もとずき、約2から12重量パーセント、更に好ましく
は約4から8重量パーセントの範囲であろう。一般に水
の量は、水性オルガノポリシロキサン乳濁液の重量にも
とずき、約15から約60重量パーセント、好ましくは
約25から50重量パーセント、更に好ましくは約30
から35重量パーセントの範囲にあろう。
この発明の水性乳濁液の潤滑性は、ポリアルキレングリ
コールの添加により更に増加されるであろう;然しなが
ら、ポリアルキレングリコールの添加は、適応について
放出を減じることが発見されている。
シリコン乳濁液に組み入れられるであろうポリアルキレ
ングリコールは一般式 Ho(R″O)H をもち、0から80℃の融点をもつている。ここでR″
は1から4炭素原子をもつアルキレン基で、xは1から
300の数である。
R″により示される適当な基の例は、メチレン、エチレ
ン、プロピレン、ブチレン基及びそれらの混合物であ
る。
ポリアルキレングリコールの特殊な例はポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、ポリブチレング
リコール、ポリ(エチレンオキシ−プロピレン)グリコ
ール、ポリ(エチレンオキシブチレン)グリコール及び
ポリ(プロピレンオキシ−ブチレン)グリコールであ
る。
この発明のオルガノポリシロキサン乳濁液に加えられる
であろうポリアルキレングリコールの量はオルガノポリ
シロキサン乳濁液とポリアルキレングリコールにもとず
かれた重量により約5から10パーセントの範囲にある
であろう。
オルガノポリシロキサン乳濁液に加えられるであろう他
の成分はあわ止めと殺菌剤のような保存剤である。泡止
めの量は、一般に、オルガノポリシロキサン乳濁液の重
量にもとずき、約0から約1パーセント、更に好ましく
は約0.2から0.7パーセントの範囲にあろう。一般
に、殺菌剤の約0から約0.3パーセントが、これら乳
濁液に使用されるであろう。更に好ましくは殺菌剤の量
は、水性乳濁液の重量にもとずき、約0.1から約0.
2パーセントの範囲にあろう。この発明の水性乳濁液に
含まれるであろう他の添加物は亜硝酸ソーダ、硝酸ソー
ダのような錆止め、着色剤、その他でそれらはこの発明
の乳濁液に少量加えられることができる。
この発明の水性シリコンオルガノポリシロキサン乳濁液
は機械混合装置で数種の技術で調合されるであろうけれ
ど、機械混合機で、ペースト或はグリース様組成を作る
よう非イオン界面活性剤と酸が充分量の水と混合される
ことが好ましい。一般に、水の量は乳濁液において使用
される水の全量の約10から25パーセントの範囲にあ
る。グリース或はペースト様組成が作られたあと、潤滑
剤が機械混合機でペーストと混合される、それから水酸
基末端ガムがゆつくりと混合下に加えられ、それからメ
チルハイドロゲンポリシロキサン流体が加えられる。そ
れから、ミセルの粒子が10ミクロン以下になるまで混
合しながら残りの水が加えられ、それから泡止めと殺菌
剤が充分の塩基と共に加えられ、pHを8から10の範囲
に増加さす。それから混合物はプレポリマーを作るため
混合され、濃厚化剤と充分な酸が加えられ、pHを4から
6の範囲に減少させる。ある時間混合後、水乳濁液中に
生じた油が過される。
乳濁液のpHを8から10の範囲に調整することに、いか
なる塩基性物質も混合物に加えられるであろう。使用さ
れるであろう適当な塩基の例は水酸化アルカリ金属、水
酸化アルカリ土類金属、水酸化アンモニウムである。水
酸化アルカリ金属の特別の例は苛性ソーダ、苛性カリで
ある。使用されるであろう他の塩基は炭酸ソーダ、炭酸
カルシウム、重曹のような炭酸アルカリ、炭酸アルカリ
土類金属塩、アンモニア、水酸化アンモニウム、と同様
ナトリウムメタけい酸塩である。
この発明の水性乳濁液に使用されるであろう適当な酸の
例は、有機酸と同様無機酸である。使用されるであろう
無機酸の特別の例は、塩酸、硫酸、正りん酸である。使
用されるであろう有機酸の例は蓚酸、酒石酸、マレイン
酸、くえん酸、ぎ酸、乳酸、酢酸、安息香酸、ほう酸で
ある。
この発明の水性オルガノポリシロキサン乳濁液はゴムタ
イヤ製造におけるブラダー潤滑剤として使用されるであ
ろう。ゴムタイヤ製造において、未加工タイヤがタイヤ
型におかれ、ブラダーはこの発明のシリコン乳濁液で塗
られる。型はとじられ、タイヤの形をつくり硬化するよ
う型表面に対しタイヤを外側へひろげるため内部圧の適
応によりブラダーが拡張される。それから型はひらか
れ、ブラダーはしぼめられ、形づくられ硬化したタイヤ
は型から除かれる。
拡張できるブラダーに、この発明の水性シリコン乳濁液
を適応することに加えて、これらの乳濁液は未加工タイ
ヤ骨組の内側に適応され、型に挿入されるであろう。
この発明の水性シリコンオルガノポリシロキサン乳濁液
が拡張できるブラダーの外側表面に適応されたとき、3
0から40のタイヤが乳濁液の1適応で成型されえるこ
とが、観察されている。次の例で、特に示されていない
限り全ての部、パーセントは重量によつている。
例1 水性シリコン乳濁液が水58部、ポリ(エチレンオキサ
イド)アルキルフエノール(Igepal DM−730、ジ
エネラルアニリンアンドフイルムコーポレシヨン(Gene
ral Anilin and Film Coporation)から入手)56部、
ポリ(エチレンオキサイド)アルキルフエノール(Igep
al DM−530、ジエネラルアニリンアンドフイルム
コーポレシヨンから入手)19部を含んでいる混合機に
氷酢酸0.5部を加えることにより調合された、それか
らペースト或はグリースを作るよう機械混合機で混合さ
れた。得られたペーストに、ラノリン6.3部、約50
ミリメーターの塑性度をもつ水酸基末端オルガノポリシ
ロキサンガム450部、分子につき平均少くとも3つの
シリコン結合水素原子をもち、25℃で約30mPa.sの
粘度をもつメチルハイドロゲンポリシロキサン流体約4
0部、水約245部が混合下に加えられる。泡止め(エ
ス・ダヴリユ・エス・シリコンズコーポレーシヨン(SW
S Silicones CorporationからSWS−214として入
手できる。)約5.0部、殺菌剤1.5部、水酸化アン
モニウム(28%アンモニア水)1.0部が生じた水中
油形乳濁液に加えられる。乳濁液は約2時間室温で混合
され、カーボポール (Carbopol)A−941(ビ・エ
フ・グツドリツチケミカルコンパニー(B.F.Goodrich C
hemical company)から入手)約1.5パーセントを含
んでいる濃厚化剤約90.0部、充分な酢酸が水中油乳
濁液に混合下に加えられpHを4から6にした。得られた
乳濁液は過され、水で1:1にうすめられ、ブラダー
の外側表面に噴霧され、そして塗られたブラダーが型に
ある未加工タイヤ骨組内に挿入された。型はとじられ、
ブラダーはタイヤの内側表面に対し拡張され、順に型に
対しタイヤの外側表面を圧搾する。タイヤが形づくら
れ、硬化されたあと、ブラダーはしぼまされ、タイヤは
それからはなされる。しなやかなブラダーに乳濁液の一
適応で30から40のタイヤが成型されえることが観察
されている。
例2. シリコン乳濁液は、80の塑性度をもつ水酸基末端オル
ガノポリシロキサンガム200部が水酸基末端オルガノ
ポリシロキサンガム450部に置換され、25℃で30
mPa.sの粘度をもつメチルハイドロゲンポリシロキサン
流体6部がメチルハイドロゲンポリシロキサン流体40
部に対し置換され、水200部が水303部に対し置換
されている以外、例1の処置に従つて調合されている。
えられたシリコン乳濁液は良好な安定性を示し、ブラダ
ーに適応されたとき、或は未加工タイヤ骨組の内側に適
応されタイヤに成型されたとき、すぐれた放出性を示
す。
例3 80の塑性度をもつ水酸基末端有機ポリシロキサンガム
200部が水酸基末端オルガノポリシロキサンガム45
0部に対し置換され、25℃で30mPa.sの粘度をもつ
メチルハイドロゲンポリシロキサン流体6部がメチルハ
イドロゲンポリシロキサン流体40部に対し置換され、
水600部が水303部に対し置換されている以外は、
例1の処置が繰返されている。えられた乳濁液は良好な
安定性を示し、ブラダー又は未加工タイヤ骨組に適応さ
れ、タイヤに成型されるとき、すぐれた放出性を示す。
例4 水酸基末端オルガノポリシロキサンガム400部が水酸
基末端オルガノポリシロキサンガム450部に対し置換
され、メチルハイドロゲンポリシロキサン流体の15部
がメチルハイドロゲンポリシロキサン流体の40部に対
し置換され、水の381部が水303部に対し置換され
ている以外は、例1の処置が繰返されている。えられた
乳濁液は室温で良好な安定性を示し、ブラダー、又は未
加工タイヤ骨組の内側に適応され、タイマに成型される
とき、すぐれた放出性を示す。
例5 水酸基末端オルガノポリシロキサンガムの430部が水
酸基末端オルガノポリシロキサンガムの450部に対し
置換され、ラノリンの20部がラノリンの6.3部に対
し置換されていること以外は、例1の処置が繰返されて
いる。えられた乳濁液は室温で良好な安定性を有し、タ
イヤの成型でブラダーに適応するときすぐれた放出性を
示す。
例6 鯨ろうの6.3部がラノリンに対し置換されていること
以外、例1の処置が繰返されている。えられた乳濁液は
室温で良好な安定性をしめし、ブラダー或は未加工タイ
ヤ骨組の内側に適応され、タイヤに成型されるとき、す
ぐれた放出性を示す。
例7 融点80℃以下のポリエチレングリコールの6.3部が
組成に加えられている以外、例1の処置が繰返されてい
る。えられた乳濁液は室温で良好な潤滑性と良好な安定
性を示すが、タイヤ成型でブラダーに適応するとき、放
出数は約10である。
例8 約120の塑性度をもつ水酸基末端オルガノポリシロキ
サンガムの450部が80の塑性値をもつ水酸基末端オ
ルガノポリシロキサンガムに対し置換されていることを
除き、例1の処置が繰返されている。えられた乳濁液は
ある時間のあと破かいしはじめる。
例9 カルボキシメチルセルローズナトリウム塩の93.3部
がカーボボールに対し置換されていることを除き、例1
の処置が繰返されている。えられた乳濁液は良好な貯蔵
安定性を示し、ブラダー又は未加工タイヤ骨組の内側に
適応され、タイヤを作るため成型されるときすぐれた放
出性を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 30:00 4F

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)オルガノポリシロキサン乳濁液の重量
    にもとずき、50から100の塑性度をもつ水酸基含有
    オルガノポリシロキサンガム20から70重量パーセン
    ト;(2)オルガノポリシロキサン乳濁液の重量にもとず
    き、25℃で10から100 mPa・s の粘度をもち、分
    子につき平均少くとも3つのシリコン結合水素原子をも
    つオルガノハイドロゲンポリシロキサン流体0.5から
    25重量パーセント;(3)オルガノポリシロキサン乳濁
    液にもとずき、25から80℃の融点をもつ潤滑剤0.
    05から5重量パーセント;(4)オルガノポリシロキサ
    ン乳濁液の重量にもとずき、濃厚化剤2から12重量パ
    ーセント;(5)オルガノポリシロキサン乳濁液の重量に
    もとずき、界面活性剤4から10重量パーセント;(6)
    オルガノポリシロキサン乳濁液の重量にもとずき水15
    から60重量パーセント、よりなる水性オルガノポリシ
    ロキサン乳濁液。
  2. 【請求項2】オルガノポリシロキサン乳濁液の重量にも
    とずき、0.5から3.0重量パーセントの殺菌剤を含
    んでいる特許請求の範囲第1項記載のオルガノポリシロ
    キサン乳濁液。
  3. 【請求項3】オルガノポリシロキサン乳濁液の重量にも
    とずき、0.1から0.5重量パーセントのあわ止めを
    含んでいる特許請求の範囲第1項記載のオルガノポリシ
    ロキサン乳濁液。
  4. 【請求項4】オルガノポリシロキサン乳濁液とポリアル
    キレングリコールの重量にもとずき、5から10重量パー
    セントのポリアルキレングリコールを含む特許請求の範
    囲第1項記載のオルガノポリシロキサン乳濁液。
  5. 【請求項5】水酸基含有オルガノポリシロキサンガム
    が、ヒドロキシル末端ポリジメチルシロキサンガムであ
    る特許請求の範囲第1項記載のオルガノポリシロキサン
    乳濁液。
  6. 【請求項6】オルガノハイドロゲンポリシロキサン流体
    が、ポリマー鎖において少くとも35繰返し単位をもつ
    メチルハイドロゲンポリシロキサン流体である特許請求
    の範囲第1項記載のオルガノポリシロキサン乳濁液。
  7. 【請求項7】潤滑剤が、ラノリンである特許請求の範囲
    第1項記載のオルガノポリシロキサン乳濁液。
  8. 【請求項8】オルガノポリシロキサン乳濁液の重量にも
    とずき、界面活性剤4から10重量パーセントと、約5
    のpHを与えるよう充分な酸、および水性乳濁液に使用さ
    れる水全量の20パーセントとを混合することにより、
    ペーストを作ること、オルガノポリシロキサン乳濁液の
    重量にもとずき、潤滑剤0.05から5重量パーセン
    ト、オルガノポリシロキサン乳濁液の重量にもとずき、
    50から100の塑性度をもつ水酸基含有オルガノポリ
    シロキサンガム20から70重量パーセント、オルガノ
    ポリシロキサン乳濁液の重量にもとずき25℃で30か
    ら100 mPa・s の粘度をもつオルガノポリシロキサン
    流体0.5から25重量パーセントを加えること、水の
    残りを加えて水の全量がオルガノポリシロキサン乳濁液
    の重量にもとずき15から60重量パーセントの範囲に
    すること、塩基の添加によりpHを4から6に調整するこ
    と、それからオルガノポリシロキサン乳濁液の重量にも
    とずき濃厚化剤2から12重量パーセントを加えること
    よりなる水性オルガノポリシロキサン乳濁液を調合する
    方法。
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