JPH06268496A - 電流切替回路 - Google Patents
電流切替回路Info
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- JPH06268496A JPH06268496A JP5245593A JP5245593A JPH06268496A JP H06268496 A JPH06268496 A JP H06268496A JP 5245593 A JP5245593 A JP 5245593A JP 5245593 A JP5245593 A JP 5245593A JP H06268496 A JPH06268496 A JP H06268496A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】低電源電圧においても使用可能な電流切替回路
を実現する。 【構成】電流Iの供給先を第1の回路1、第2の回路2
および第3の回路3間で切り替える電流切替回路におい
て、エミッタ同士が接続され、これらエミッタ同士の接
続中点が電流源I0 に接続された第1および第2のトラ
ンジスタTr1,T r2と、エミッタが第1および第2のト
ランジスタTr1,Tr2のエミッタ同士の接続中点に接続
された第3のトランジスタTr5とを設け、第1のトラン
ジスタTr1のコレクタを第1の回路1に接続し、第2の
トランジスタTr2のコレクタを第2の回路2に接続し、
第3のトランジスタTr5のコレクタを第3の回路3に接
続し、かつ、第1および第2のトランジスタTr1,Tr2
のエミッタ面積と第3のトランジスタTr5のエミッタ面
積との比を1対n(n>1)に設定する。
を実現する。 【構成】電流Iの供給先を第1の回路1、第2の回路2
および第3の回路3間で切り替える電流切替回路におい
て、エミッタ同士が接続され、これらエミッタ同士の接
続中点が電流源I0 に接続された第1および第2のトラ
ンジスタTr1,T r2と、エミッタが第1および第2のト
ランジスタTr1,Tr2のエミッタ同士の接続中点に接続
された第3のトランジスタTr5とを設け、第1のトラン
ジスタTr1のコレクタを第1の回路1に接続し、第2の
トランジスタTr2のコレクタを第2の回路2に接続し、
第3のトランジスタTr5のコレクタを第3の回路3に接
続し、かつ、第1および第2のトランジスタTr1,Tr2
のエミッタ面積と第3のトランジスタTr5のエミッタ面
積との比を1対n(n>1)に設定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電流の供給先を複数の
回路間で切り替える電流切替回路に係り、特に、フリッ
プフロップなどのバイポーラディジタル集積回路などに
適用される電流切替回路に関するものである。
回路間で切り替える電流切替回路に係り、特に、フリッ
プフロップなどのバイポーラディジタル集積回路などに
適用される電流切替回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の電流切替回路の一例を示
す構成図である。図5において、1は第1の回路、2は
第2の回路、3は第3の回路、VCCは電源電圧、Tr1〜
Tr4はnpn形トランジスタ、I0 は定電流源をそれぞ
れ示している。
す構成図である。図5において、1は第1の回路、2は
第2の回路、3は第3の回路、VCCは電源電圧、Tr1〜
Tr4はnpn形トランジスタ、I0 は定電流源をそれぞ
れ示している。
【0003】電流切替回路は、トランジスタTr1および
Tr2のエミッタ同士が接続されて第1のトランジスタ差
動対が構成されるとともに、トランジスタTr3およびT
r4のエミッタ同士が接続されて第2のトランジスタ差動
対が構成され、第1のトランジスタ差動対のエミッタ同
士の接続中点がトランジスタTr3のコレクタに接続さ
れ、かつ、第2のトランジスタ差動対のエミッタ同士の
接続中点が定電流源I0に接続されて構成されている。
Tr2のエミッタ同士が接続されて第1のトランジスタ差
動対が構成されるとともに、トランジスタTr3およびT
r4のエミッタ同士が接続されて第2のトランジスタ差動
対が構成され、第1のトランジスタ差動対のエミッタ同
士の接続中点がトランジスタTr3のコレクタに接続さ
れ、かつ、第2のトランジスタ差動対のエミッタ同士の
接続中点が定電流源I0に接続されて構成されている。
【0004】そして、第1のトランジスタ差動対のトラ
ンジスタTr1のコレクタが第1の回路1に接続され、ト
ランジスタTr2のコレクタが第2の回路2に接続され、
第2のトランジスタ差動対のトランジスタTr4のコレク
タが第3の回路3に接続されており、相補的信号である
切替信号sw1 をトランジスタTr1およびTr2のベース
に入力させ、切替信号sw2 をトランジスタTr3および
Tr4のベースに入力させ、これら切替信号sw1 および
sw2 の各ベースへの入力レベルに応じて、定定電流源
I0 による電流Iの供給先が第1〜第3の回路1〜3の
いずれかに切り替えられる。
ンジスタTr1のコレクタが第1の回路1に接続され、ト
ランジスタTr2のコレクタが第2の回路2に接続され、
第2のトランジスタ差動対のトランジスタTr4のコレク
タが第3の回路3に接続されており、相補的信号である
切替信号sw1 をトランジスタTr1およびTr2のベース
に入力させ、切替信号sw2 をトランジスタTr3および
Tr4のベースに入力させ、これら切替信号sw1 および
sw2 の各ベースへの入力レベルに応じて、定定電流源
I0 による電流Iの供給先が第1〜第3の回路1〜3の
いずれかに切り替えられる。
【0005】図6は、図5の回路に対する切替信号sw
1 ,sw2 の入力レベルなどを示す図である。図6に示
すように、切替信号sw1 はハイレベルsw1Hとローレ
ベルsw1Lの2値をとる。同様に、切替信号sw2 はハ
イレベルsw2Hとローレベルsw2Lの2値をとり、これ
ら4つのレベルは次の条件を満足している。 sw1H>sw1L>sw2H>sw2L
1 ,sw2 の入力レベルなどを示す図である。図6に示
すように、切替信号sw1 はハイレベルsw1Hとローレ
ベルsw1Lの2値をとる。同様に、切替信号sw2 はハ
イレベルsw2Hとローレベルsw2Lの2値をとり、これ
ら4つのレベルは次の条件を満足している。 sw1H>sw1L>sw2H>sw2L
【0006】このような構成において、たとえばトラン
ジスタTr4のベースに切替信号sw 2 がハイレベルsw
2Hで入力され、トランジスタTr3のベースに切替信号s
w2がローレベルsw2Lで入力されると、トランジスタ
Tr4がオン状態となる。この場合、電流Iが第3の回路
3に供給され、その結果、第3の回路3が作動状態とな
る。
ジスタTr4のベースに切替信号sw 2 がハイレベルsw
2Hで入力され、トランジスタTr3のベースに切替信号s
w2がローレベルsw2Lで入力されると、トランジスタ
Tr4がオン状態となる。この場合、電流Iが第3の回路
3に供給され、その結果、第3の回路3が作動状態とな
る。
【0007】これに対して、トランジスタTr3のベース
に切替信号sw2 がハイレベルsw 2Hで入力され、トラ
ンジスタTr4のベースに切替信号sw2 がローレベルs
w2Lで入力されると、トランジスタTr3がオン状態とな
る。このとき、トランジスタTr1のベースに切替信号s
w1 がハイレベルsw1Hで入力され、トランジスタTr2
のベースに切替信号sw1 がローレベルsw1Lで入力さ
れると、トランジスタTr1がオン状態となる。この場
合、電流Iが第1の回路1に供給され、その結果、第1
の回路1が作動状態となる。
に切替信号sw2 がハイレベルsw 2Hで入力され、トラ
ンジスタTr4のベースに切替信号sw2 がローレベルs
w2Lで入力されると、トランジスタTr3がオン状態とな
る。このとき、トランジスタTr1のベースに切替信号s
w1 がハイレベルsw1Hで入力され、トランジスタTr2
のベースに切替信号sw1 がローレベルsw1Lで入力さ
れると、トランジスタTr1がオン状態となる。この場
合、電流Iが第1の回路1に供給され、その結果、第1
の回路1が作動状態となる。
【0008】一方、トランジスタTr3がオン状態のとき
に、トランジスタTr2のベースに切替信号sw1 がハイ
レベルsw1Hで入力され、トランジスタTr1のベースに
切替信号sw1 がローレベルsw1Lで入力されると、ト
ランジスタTr2がオン状態となる。この場合、電流Iが
第2の回路2に供給され、その結果、第2の回路2が作
動状態となる。
に、トランジスタTr2のベースに切替信号sw1 がハイ
レベルsw1Hで入力され、トランジスタTr1のベースに
切替信号sw1 がローレベルsw1Lで入力されると、ト
ランジスタTr2がオン状態となる。この場合、電流Iが
第2の回路2に供給され、その結果、第2の回路2が作
動状態となる。
【0009】図7は、図8に示すような、いわゆるデー
タ設定機能付きT型フリップフロップを、図5の電流切
替回路を適用し、バイポーラディジタル集積回路として
構成した一例を示す回路図である。本回路は、プログラ
ミングカウンタを構成する場合に使用される一般的なも
ので、図5の回路をa段(マスタ)およびb段(スレー
ブ)の2段構成としたものであり、その構成について以
下に説明する。
タ設定機能付きT型フリップフロップを、図5の電流切
替回路を適用し、バイポーラディジタル集積回路として
構成した一例を示す回路図である。本回路は、プログラ
ミングカウンタを構成する場合に使用される一般的なも
ので、図5の回路をa段(マスタ)およびb段(スレー
ブ)の2段構成としたものであり、その構成について以
下に説明する。
【0010】本構成におけるa段およびb段の定電流源
I0a,I0bは、それぞれベースが電源VBBに接続された
npn形トランジスタQIa,QIbと、トランジスタ
QIa,Q Ibのエミッタと接地GND間に接続された抵抗
素子RIa,RIbとから構成され、トランジスタQIaのコ
レクタがa段のトランジスタTr3a のエミッタとトラン
ジスタTr4a のエミッタとの接続中点に接続され、トラ
ンジスタQIbのコレクタがb段のトランジスタTr3b の
エミッタとトランジスタTr4b のエミッタとの接続中点
に接続されている。
I0a,I0bは、それぞれベースが電源VBBに接続された
npn形トランジスタQIa,QIbと、トランジスタ
QIa,Q Ibのエミッタと接地GND間に接続された抵抗
素子RIa,RIbとから構成され、トランジスタQIaのコ
レクタがa段のトランジスタTr3a のエミッタとトラン
ジスタTr4a のエミッタとの接続中点に接続され、トラ
ンジスタQIbのコレクタがb段のトランジスタTr3b の
エミッタとトランジスタTr4b のエミッタとの接続中点
に接続されている。
【0011】a段およびb段における第1の回路1a,
1bは、エミッタ同士が接続されたnpn形トランジス
タQ1a,Q2aおよびQ1b,Q2bの差動対から構成され、
これらのエミッタ同士の接続中点はそれぞれトランジス
タTr1a ,Tr1b のコレクタに接続されている。また、
a段のトランジスタQ1aのベースとb段のトランジスタ
Q2bのコレクタとが接続され、a段のトランジスタQ2a
のベースとb段のトランジスタQ1bのコレクタとが接続
されている。
1bは、エミッタ同士が接続されたnpn形トランジス
タQ1a,Q2aおよびQ1b,Q2bの差動対から構成され、
これらのエミッタ同士の接続中点はそれぞれトランジス
タTr1a ,Tr1b のコレクタに接続されている。また、
a段のトランジスタQ1aのベースとb段のトランジスタ
Q2bのコレクタとが接続され、a段のトランジスタQ2a
のベースとb段のトランジスタQ1bのコレクタとが接続
されている。
【0012】第2の回路2a,2bは、エミッタ同士が
接続され、コレクタが抵抗素子R1a,R2aおよびR1b,
R2bを介して電源電圧VCCに接続され、さらに互いのコ
レクタとベース同士が接続されたnpn形トランジスタ
Q3a,Q4aおよびQ3b,Q4bの差動対から構成され、こ
れらのエミッタ同士の接続中点はトランジスタTr2a,
Tr2b のコレクタにそれぞれ接続されている。
接続され、コレクタが抵抗素子R1a,R2aおよびR1b,
R2bを介して電源電圧VCCに接続され、さらに互いのコ
レクタとベース同士が接続されたnpn形トランジスタ
Q3a,Q4aおよびQ3b,Q4bの差動対から構成され、こ
れらのエミッタ同士の接続中点はトランジスタTr2a,
Tr2b のコレクタにそれぞれ接続されている。
【0013】第3の回路3a,3bは、エミッタ同士が
接続されたnpn形トランジスタQ 5a,Q6aおよび
Q5b,Q6bの差動対から構成され、これらのエミッタ同
士の接続中点はトランジスタTr4a ,Tr4b のコレクタ
にそれぞれ接続されている。また、a段のトランジスタ
Q5aのコレクタはa段の第1および第2の回路1a,2
aのトランジスタQ1a,Q3aのコレクタに接続されてい
るとともに、b段の第1の回路1bのトランジスタQ1b
のベースに接続されている。さらに、a段のトランジス
タQ6aのコレクタはa段の第1および第2の回路1a,
2aのトランジスタQ2a,Q4aのコレクタに接続されて
いるとともに、b段の第1の回路1bのトランジスタQ
2bのベースに接続されている。一方、b段のトランジス
タQ5bのコレクタは同じくb段の第1および第2の回路
1b,2bのトランジスタQ1b,Q3bのコレクタに接続
され、トランジスタQ 6bのコレクタは同じくb段の第1
および第2の回路1b,2bのトランジスタQ 2b,Q4b
のコレクタに接続されている。
接続されたnpn形トランジスタQ 5a,Q6aおよび
Q5b,Q6bの差動対から構成され、これらのエミッタ同
士の接続中点はトランジスタTr4a ,Tr4b のコレクタ
にそれぞれ接続されている。また、a段のトランジスタ
Q5aのコレクタはa段の第1および第2の回路1a,2
aのトランジスタQ1a,Q3aのコレクタに接続されてい
るとともに、b段の第1の回路1bのトランジスタQ1b
のベースに接続されている。さらに、a段のトランジス
タQ6aのコレクタはa段の第1および第2の回路1a,
2aのトランジスタQ2a,Q4aのコレクタに接続されて
いるとともに、b段の第1の回路1bのトランジスタQ
2bのベースに接続されている。一方、b段のトランジス
タQ5bのコレクタは同じくb段の第1および第2の回路
1b,2bのトランジスタQ1b,Q3bのコレクタに接続
され、トランジスタQ 6bのコレクタは同じくb段の第1
および第2の回路1b,2bのトランジスタQ 2b,Q4b
のコレクタに接続されている。
【0014】このような構成においては、信号Dがa段
およびb段の第3の回路3a,3bのトランジスタ
Q5a,Q5bのベースに入力され、信号Dと相補的レベル
をとる信号XDがトランジスタQ6a,Q6bのベースに入
力される。また、クロック信号CKが第1の切替信号s
w1 としてa段のトランジスタT r2a のベースおよびb
段のトランジスタTr1b のベースに入力されるととも
に、クロック信号CKと相補的レベルをとる信号XCK
が第1の切替信号sw1 としてa段のトランジスタT
r1a のベースおよびb段のトランジスタTr2b のベース
に入力される。さらに、セット信号Sが第2の切替信号
sw2 としてa段のトランジスタTr4 a のベースおよび
b段のトランジスタTr4b のベースに入力されるととも
に、クロック信号Sと相補的レベルをとるセット信号X
Sが第2の切替信号sw2 としてa段のトランジスタT
r3a のベースおよびb段のトランジスタTr3b のベース
に入力される。そして、b段の第1〜第3の回路1b〜
3bを構成する各トランジスタQ1b〜Q6bのコレクタか
ら本フリップフロップの出力信号Q,XQが出力され
る。
およびb段の第3の回路3a,3bのトランジスタ
Q5a,Q5bのベースに入力され、信号Dと相補的レベル
をとる信号XDがトランジスタQ6a,Q6bのベースに入
力される。また、クロック信号CKが第1の切替信号s
w1 としてa段のトランジスタT r2a のベースおよびb
段のトランジスタTr1b のベースに入力されるととも
に、クロック信号CKと相補的レベルをとる信号XCK
が第1の切替信号sw1 としてa段のトランジスタT
r1a のベースおよびb段のトランジスタTr2b のベース
に入力される。さらに、セット信号Sが第2の切替信号
sw2 としてa段のトランジスタTr4 a のベースおよび
b段のトランジスタTr4b のベースに入力されるととも
に、クロック信号Sと相補的レベルをとるセット信号X
Sが第2の切替信号sw2 としてa段のトランジスタT
r3a のベースおよびb段のトランジスタTr3b のベース
に入力される。そして、b段の第1〜第3の回路1b〜
3bを構成する各トランジスタQ1b〜Q6bのコレクタか
ら本フリップフロップの出力信号Q,XQが出力され
る。
【0015】たとえば、第2の切替信号としてのセット
信号Sがハイレベルでa段およびb段のトランジスタT
r4a ,Tr4b のベースに入力された場合には、電流
Ia ,I b が第3の回路3a,3bに供給され、両回路
3a,3bが作動状態となる。これにより、入力信号
D,XDはそのまま本回路から出力される。
信号Sがハイレベルでa段およびb段のトランジスタT
r4a ,Tr4b のベースに入力された場合には、電流
Ia ,I b が第3の回路3a,3bに供給され、両回路
3a,3bが作動状態となる。これにより、入力信号
D,XDはそのまま本回路から出力される。
【0016】これに対して、セット信号Sがローレベル
でトランジスタTr4a ,Tr4b のベースに入力され、こ
れと相補的レベルをとるセット信号XSがハイレベルで
トランジスタTr3a ,Tr3b のベースに入力され、この
状態で、第1の切替信号としてのクロック信号CK,X
CKがハイレベルまたはローレベルでトランジスタT
r1a ,Tr2a およびTr1b ,Tr2b のベースに入力され
ると、電流Ia ,Ib が第1の回路1a,1bまたは第
2の回路2a,2bに供給され、回路1a,1bまたは
2a,2bが作動状態となる。この場合は、クロック信
号CK,XCKの入力レベルに応じて出力信号Q,XQ
のレベルが反転するT型フリップフロップとして機能す
る。
でトランジスタTr4a ,Tr4b のベースに入力され、こ
れと相補的レベルをとるセット信号XSがハイレベルで
トランジスタTr3a ,Tr3b のベースに入力され、この
状態で、第1の切替信号としてのクロック信号CK,X
CKがハイレベルまたはローレベルでトランジスタT
r1a ,Tr2a およびTr1b ,Tr2b のベースに入力され
ると、電流Ia ,Ib が第1の回路1a,1bまたは第
2の回路2a,2bに供給され、回路1a,1bまたは
2a,2bが作動状態となる。この場合は、クロック信
号CK,XCKの入力レベルに応じて出力信号Q,XQ
のレベルが反転するT型フリップフロップとして機能す
る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の回路では、第1のトランジスタ差動対のトランジス
タTr1,Tr2と第2のトランジスタ差動対のトランジス
タTr3とが縦列に接続されているため、これらトランジ
スタTr1,Tr2とトランジスタTr3の順方向電圧Vf の
影響を受ける。実際に回路を構成する場合には、図7に
示すように、定電流源I0a,I0bにトランジスタQIa,
QIbが用いられるとともに、第1〜第3の回路1a〜3
a,1b〜3bもトランジスタQ1a〜Q6a,Q1b〜Q6b
で構成されることから、これらトランジスタの順方向電
圧Vf の影響を受け、特に第1の回路1および第2の回
路2を作動させるためには、電源電圧VCCは4Vf より
大きな値であることを要求され、使用できる電圧範囲が
狭いという問題がある。
来の回路では、第1のトランジスタ差動対のトランジス
タTr1,Tr2と第2のトランジスタ差動対のトランジス
タTr3とが縦列に接続されているため、これらトランジ
スタTr1,Tr2とトランジスタTr3の順方向電圧Vf の
影響を受ける。実際に回路を構成する場合には、図7に
示すように、定電流源I0a,I0bにトランジスタQIa,
QIbが用いられるとともに、第1〜第3の回路1a〜3
a,1b〜3bもトランジスタQ1a〜Q6a,Q1b〜Q6b
で構成されることから、これらトランジスタの順方向電
圧Vf の影響を受け、特に第1の回路1および第2の回
路2を作動させるためには、電源電圧VCCは4Vf より
大きな値であることを要求され、使用できる電圧範囲が
狭いという問題がある。
【0018】ここで、トランジスタのVf を0.7Vで
あるとした場合、図7の回路を良好に作動させるために
は、電源電圧VCCの値は以下の条件を満足する必要があ
る。 VCC>2.8V(=0.7×4) これでは、近年、特に高まっている、2.7V近傍とい
う低電源電圧化の要求には応じることができない。
あるとした場合、図7の回路を良好に作動させるために
は、電源電圧VCCの値は以下の条件を満足する必要があ
る。 VCC>2.8V(=0.7×4) これでは、近年、特に高まっている、2.7V近傍とい
う低電源電圧化の要求には応じることができない。
【0019】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、低電源電圧においても使用可能
な電流切替回路を提供することにある。
のであり、その目的は、低電源電圧においても使用可能
な電流切替回路を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、電流の供給先を第1の回路、第2の回
路および第3の回路間で切り替える電流切替回路であっ
て、エミッタ同士が接続され、これらエミッタ同士の接
続中点が電流源に接続された第1および第2のトランジ
スタと、エミッタが上記第1および第2のトランジスタ
のエミッタ同士の接続中点に接続された第3のトランジ
スタとを有し、上記第1のトランジスタのコレクタが第
1の回路に接続され、上記第2のトランジスタのコレク
タが第2の回路に接続され、上記第3のトランジスタの
コレクタが第3の回路に接続されている。
め、本発明では、電流の供給先を第1の回路、第2の回
路および第3の回路間で切り替える電流切替回路であっ
て、エミッタ同士が接続され、これらエミッタ同士の接
続中点が電流源に接続された第1および第2のトランジ
スタと、エミッタが上記第1および第2のトランジスタ
のエミッタ同士の接続中点に接続された第3のトランジ
スタとを有し、上記第1のトランジスタのコレクタが第
1の回路に接続され、上記第2のトランジスタのコレク
タが第2の回路に接続され、上記第3のトランジスタの
コレクタが第3の回路に接続されている。
【0021】本発明では、上記第1および第2のトラン
ジスタのベースがハイレベルとローレベルを相補的にと
る第1の切替信号の入力ラインにそれぞれ接続され、上
記第3のトランジスタのベースがハイレベルとローレベ
ルの2値をとる第2の切替信号の入力ラインに接続さ
れ、上記第2の切替信号のハイレベルの値は上記第1の
切替信号のハイレベル以上の値に設定され、第2の切替
信号のローレベルの値は上記第1の切替信号のハイレベ
ルより低い値に設定されている。
ジスタのベースがハイレベルとローレベルを相補的にと
る第1の切替信号の入力ラインにそれぞれ接続され、上
記第3のトランジスタのベースがハイレベルとローレベ
ルの2値をとる第2の切替信号の入力ラインに接続さ
れ、上記第2の切替信号のハイレベルの値は上記第1の
切替信号のハイレベル以上の値に設定され、第2の切替
信号のローレベルの値は上記第1の切替信号のハイレベ
ルより低い値に設定されている。
【0022】本発明では、上記第1および第2のトラン
ジスタのうち少なくとも一方のトランジスタのエミッタ
面積と上記第3のトランジスタのエミッタ面積との比が
1対nに設定された。
ジスタのうち少なくとも一方のトランジスタのエミッタ
面積と上記第3のトランジスタのエミッタ面積との比が
1対nに設定された。
【0023】本発明では、上記第1、第2および第3の
回路はエミッタ同士が接続され、コレクタが電源電圧に
接続された2つのトランジスタをそれぞれ有し、各回路
の2つのトランジスタのエミッタ同士の接続中点が上記
第1、第2および第3のトランジスタのコレクタにそれ
ぞれ接続され、第1の回路および第2の回路のうちいず
れか一方の回路において、一方のトランジスタのコレク
タと他方のトランジスタのベース同士が互いに接続され
ている。
回路はエミッタ同士が接続され、コレクタが電源電圧に
接続された2つのトランジスタをそれぞれ有し、各回路
の2つのトランジスタのエミッタ同士の接続中点が上記
第1、第2および第3のトランジスタのコレクタにそれ
ぞれ接続され、第1の回路および第2の回路のうちいず
れか一方の回路において、一方のトランジスタのコレク
タと他方のトランジスタのベース同士が互いに接続され
ている。
【0024】
【作用】本発明によれば、第1〜第3のトランジスタの
ベースに切替信号が入力され、これら切替信号の入力レ
ベルに応じて、電流源による電流の供給先が第1〜第3
の回路間で任意に切り替えられる。この場合、第1〜第
3のトランジスタが並列に接続されていることから、第
1〜第3の回路および電流源がトランジスタで構成され
たとしても、電源電圧の値は3Vf より大きい値であれ
ば、各回路は作動する。
ベースに切替信号が入力され、これら切替信号の入力レ
ベルに応じて、電流源による電流の供給先が第1〜第3
の回路間で任意に切り替えられる。この場合、第1〜第
3のトランジスタが並列に接続されていることから、第
1〜第3の回路および電流源がトランジスタで構成され
たとしても、電源電圧の値は3Vf より大きい値であれ
ば、各回路は作動する。
【0025】本発明によれば、第1および第2のトラン
ジスタのベースには、ハイレベルとローレベルとを相補
的にとる第1の切替信号が入力され、第3のトランジス
タのベースには、ハイレベルとローレベルの2値をとる
第2の切替信号が入力される。
ジスタのベースには、ハイレベルとローレベルとを相補
的にとる第1の切替信号が入力され、第3のトランジス
タのベースには、ハイレベルとローレベルの2値をとる
第2の切替信号が入力される。
【0026】また、本発明によれば、第1および第2の
トランジスタのうち少なくとも一方のトランジスタのエ
ミッタ面積と第3のトランジスタのエミッタ面積との比
が1対n(n>1)に設定されていることから、たとえ
ば、エミッタ面積が小さく設定された第1のトランジス
タのベースに第1の切替信号がハイレベルで入力され、
第3のトランジスタのベースに第2の切替信号がハイレ
ベルで入力された場合、電流源I0 による電流Iのうち
{I/(1+n)}だけ第1の回路に流れ、{(n・
I)/(1+n)}だけ第3の回路に流れるようにな
る。したがって、ここで、nの値がある程度大きな値、
たとえば「4」であれば、第2の切替信号がハイレベル
のときに、電流Iの供給先を第1または第2の回路から
第3の回路に切り替えられる。その結果、第3の回路が
作動状態となる。
トランジスタのうち少なくとも一方のトランジスタのエ
ミッタ面積と第3のトランジスタのエミッタ面積との比
が1対n(n>1)に設定されていることから、たとえ
ば、エミッタ面積が小さく設定された第1のトランジス
タのベースに第1の切替信号がハイレベルで入力され、
第3のトランジスタのベースに第2の切替信号がハイレ
ベルで入力された場合、電流源I0 による電流Iのうち
{I/(1+n)}だけ第1の回路に流れ、{(n・
I)/(1+n)}だけ第3の回路に流れるようにな
る。したがって、ここで、nの値がある程度大きな値、
たとえば「4」であれば、第2の切替信号がハイレベル
のときに、電流Iの供給先を第1または第2の回路から
第3の回路に切り替えられる。その結果、第3の回路が
作動状態となる。
【0027】本発明によれば、たとえば第1の回路また
は第2の回路を構成するトランジスタ差動対のベース、
並びに第3の回路を構成するトランジスタ差動対のベー
スに対して、外部から所定レベルの信号を入力させるこ
とにより、D型フリップフロップとして機能する。
は第2の回路を構成するトランジスタ差動対のベース、
並びに第3の回路を構成するトランジスタ差動対のベー
スに対して、外部から所定レベルの信号を入力させるこ
とにより、D型フリップフロップとして機能する。
【0028】
【実施例】図1は、本発明に係る電流切替回路の一実施
例を示す構成図であって、従来例を示す図5と同一構成
部分は同一を符号をもって表す。すなわち、1は第1の
回路、2は第2の回路、3は第3の回路、VCCは電源電
圧、Tr1は第1のトランジスタ、Tr2は第2のトランジ
スタ、Tr5は第3のトランジスタ、I0 は定電流源、S
W1 は第1の切替信号、SW2 は第2の切替信号をそれ
ぞれ示している。
例を示す構成図であって、従来例を示す図5と同一構成
部分は同一を符号をもって表す。すなわち、1は第1の
回路、2は第2の回路、3は第3の回路、VCCは電源電
圧、Tr1は第1のトランジスタ、Tr2は第2のトランジ
スタ、Tr5は第3のトランジスタ、I0 は定電流源、S
W1 は第1の切替信号、SW2 は第2の切替信号をそれ
ぞれ示している。
【0029】第1のトランジスタTr1のエミッタと第2
のトランジスタTr2のエミッタとが接続されてトランジ
スタ差動対が構成されている。第1のトランジスタTr1
のコレクタは第1の回路1の電流入力ラインに接続さ
れ、第2のトランジスタTr2のコレクタは第2の回路2
の電流入力ラインに接続されている。第3のトランジス
タTr5のエミッタはトランジスタTr1およびTr2のエミ
ッタ同士の接続中点に接続され、コレクタは第3の回路
3の電流入力ラインに接続されている。また、トランジ
スタTr1およびTr2のエミッタ同士の接続中点に定電流
源I0が接続されている。
のトランジスタTr2のエミッタとが接続されてトランジ
スタ差動対が構成されている。第1のトランジスタTr1
のコレクタは第1の回路1の電流入力ラインに接続さ
れ、第2のトランジスタTr2のコレクタは第2の回路2
の電流入力ラインに接続されている。第3のトランジス
タTr5のエミッタはトランジスタTr1およびTr2のエミ
ッタ同士の接続中点に接続され、コレクタは第3の回路
3の電流入力ラインに接続されている。また、トランジ
スタTr1およびTr2のエミッタ同士の接続中点に定電流
源I0が接続されている。
【0030】さらに、第1のトランジスタTr1のエミッ
タ面積と第2のトランジスタTr2のエミッタ面積との比
は1対1に設定されており、第3のトランジスタTr5の
エミッタ面積は、これら第1および第2のトランジスタ
Tr1,Tr2のエミッタ面積に対してn対1(但し、n>
1)に設定されている。
タ面積と第2のトランジスタTr2のエミッタ面積との比
は1対1に設定されており、第3のトランジスタTr5の
エミッタ面積は、これら第1および第2のトランジスタ
Tr1,Tr2のエミッタ面積に対してn対1(但し、n>
1)に設定されている。
【0031】本回路は、相補的な第1の切替信号SW1
をトランジスタ差動対の第1および第2のトランジスタ
Tr1,Tr2のベースに入力させ、その入力レベルに応じ
て定電流源I0 による電流Iの供給先を第1の回路1ま
たは第2の回路2に切り替え、第2の切替信号SW2 を
第3のトランジスタTr5のベースに入力させ、その入力
レベルに応じて電流Iの第3の回路3への供給状態およ
び非供給状態を切り替えるように構成されている。
をトランジスタ差動対の第1および第2のトランジスタ
Tr1,Tr2のベースに入力させ、その入力レベルに応じ
て定電流源I0 による電流Iの供給先を第1の回路1ま
たは第2の回路2に切り替え、第2の切替信号SW2 を
第3のトランジスタTr5のベースに入力させ、その入力
レベルに応じて電流Iの第3の回路3への供給状態およ
び非供給状態を切り替えるように構成されている。
【0032】次に、第1の切替信号SW1 および第2の
切替信号SW2 の入力レベルについて考察する。
切替信号SW2 の入力レベルについて考察する。
【0033】第1〜第3の回路1〜3が動作するために
は、電流Iを流すと同時に、電源電圧VCCと第1〜第3
の回路1〜3の各入力側A,B,Cのとの間に、ある電
位差が現れるように構成する必要がある。そこで、第1
および第2の切替信号SW1 ,SW2 のハイレベルSW
1H,SW 2Hは可能な限り低い方が望ましい。ただし、定
電流源I0 が正常に動作する範囲である必要がある。第
1および第2の切替信号SW1 ,SW2 のローレベルS
W1L,SW2Lは、ハイレベルSW1H,SW2Hに対してト
ランジスタがスイッチングできるだけ低ければ良く、大
きな制約はない。
は、電流Iを流すと同時に、電源電圧VCCと第1〜第3
の回路1〜3の各入力側A,B,Cのとの間に、ある電
位差が現れるように構成する必要がある。そこで、第1
および第2の切替信号SW1 ,SW2 のハイレベルSW
1H,SW 2Hは可能な限り低い方が望ましい。ただし、定
電流源I0 が正常に動作する範囲である必要がある。第
1および第2の切替信号SW1 ,SW2 のローレベルS
W1L,SW2Lは、ハイレベルSW1H,SW2Hに対してト
ランジスタがスイッチングできるだけ低ければ良く、大
きな制約はない。
【0034】本実施例では、たとえば、第1〜第3の回
路1〜3が同程度の電源電圧VCC〜A点またはB点また
はC点間電位差を必要とする場合を考慮し、図2に示す
ように、第1の切替信号SW1 のハイレベルSW1Hと第
2の切替信号SW2 のハイレベルSW2Hとが等しいレベ
ル(電圧、たとえば2V)に設定され、ローレベルにつ
いては、第2の切替信号SW2 のローレベルSW2Lの電
圧が、第1の切替信号SW1 のローレベルSW1Lの電圧
(たとえば1.8V)に対して低い値(たとえば1.6
V)に設定される。これにより、電流Iの供給先を第1
〜第3の回路1〜3間で任意に切り替えられ、第1〜第
3の回路1〜3を良好に動作させることができる。
路1〜3が同程度の電源電圧VCC〜A点またはB点また
はC点間電位差を必要とする場合を考慮し、図2に示す
ように、第1の切替信号SW1 のハイレベルSW1Hと第
2の切替信号SW2 のハイレベルSW2Hとが等しいレベ
ル(電圧、たとえば2V)に設定され、ローレベルにつ
いては、第2の切替信号SW2 のローレベルSW2Lの電
圧が、第1の切替信号SW1 のローレベルSW1Lの電圧
(たとえば1.8V)に対して低い値(たとえば1.6
V)に設定される。これにより、電流Iの供給先を第1
〜第3の回路1〜3間で任意に切り替えられ、第1〜第
3の回路1〜3を良好に動作させることができる。
【0035】次に、上記構成による動作を説明する。た
とえば、第3のトランジスタTr5のベースに第2の切替
信号SW2 がローレベルSW2Lで入力されたとき、第1
の切替信号SW1 が第1のトランジスタTr1のベースに
ハイレベルSW1Hで入力され、第2のトランジスタTr2
のベースにローレベルSW1Lで入力されると、第1のト
ランジスタTr1がオン状態となる。この場合、電流Iが
第1の回路1に供給され、その結果、第1の回路1が作
動状態となる。一方、第1の切替信号SW1 が第1のト
ランジスタTr1のベースにローレベルSW1Lで入力さ
れ、第2のトランジスタTr2のベースにハイレベルSW
1Hで入力されると、第2のトランジスタTr2がオン状態
となる。この場合、電流Iが第2の回路2に供給され、
その結果、第2の回路2が作動状態となる。
とえば、第3のトランジスタTr5のベースに第2の切替
信号SW2 がローレベルSW2Lで入力されたとき、第1
の切替信号SW1 が第1のトランジスタTr1のベースに
ハイレベルSW1Hで入力され、第2のトランジスタTr2
のベースにローレベルSW1Lで入力されると、第1のト
ランジスタTr1がオン状態となる。この場合、電流Iが
第1の回路1に供給され、その結果、第1の回路1が作
動状態となる。一方、第1の切替信号SW1 が第1のト
ランジスタTr1のベースにローレベルSW1Lで入力さ
れ、第2のトランジスタTr2のベースにハイレベルSW
1Hで入力されると、第2のトランジスタTr2がオン状態
となる。この場合、電流Iが第2の回路2に供給され、
その結果、第2の回路2が作動状態となる。
【0036】これに対して、第3のトランジスタTr5の
ベースに第2の切替信号SW2 がハイレベルSW2Hで入
力されたとき、第1の切替信号SW1 が第1のトランジ
スタTr1のベースにハイレベルSW1Hで入力され、第2
のトランジスタTr2のベースにローレベルSW1Lで入力
されると、第1のトランジスタTr1のベースと第3のト
ランジスタTr5のベースとが同電位となる。このとき、
第1のトランジスタTr1のエミッタ面積と第3のトラン
ジスタTr5のエミッタ面積との比は1対nに設定されて
いるので、定電流源I0 による電流Iのうち{I/(1
+n)}だけ第1の回路1に流れ、{(n・I)/(1
+n)}だけ第3の回路3に流れるようになる。
ベースに第2の切替信号SW2 がハイレベルSW2Hで入
力されたとき、第1の切替信号SW1 が第1のトランジ
スタTr1のベースにハイレベルSW1Hで入力され、第2
のトランジスタTr2のベースにローレベルSW1Lで入力
されると、第1のトランジスタTr1のベースと第3のト
ランジスタTr5のベースとが同電位となる。このとき、
第1のトランジスタTr1のエミッタ面積と第3のトラン
ジスタTr5のエミッタ面積との比は1対nに設定されて
いるので、定電流源I0 による電流Iのうち{I/(1
+n)}だけ第1の回路1に流れ、{(n・I)/(1
+n)}だけ第3の回路3に流れるようになる。
【0037】同様に、第3のトランジスタTr5のベース
に第2の切替信号SW2 がハイレベルSW2Hで入力され
たとき、第1の切替信号SW1 が第1のトランジスタT
r1のベースにローレベルSW1Lで入力され、第2のトラ
ンジスタTr2のベースにハイレベルSW1Hで入力される
と、第2のトランジスタTr2のベースと第3のトランジ
スタTr5のベースとが同電位となる。このとき、第2の
トランジスタTr2のエミッタ面積と第3のトランジスタ
Tr5のエミッタ面積との比は1対nに設定されているの
で、定電流源I0 による電流Iのうち{I/(1+
n)}だけ第2の回路2に流れ、{(n・I)/(1+
n)}だけ第3の回路3に流れるようになる。
に第2の切替信号SW2 がハイレベルSW2Hで入力され
たとき、第1の切替信号SW1 が第1のトランジスタT
r1のベースにローレベルSW1Lで入力され、第2のトラ
ンジスタTr2のベースにハイレベルSW1Hで入力される
と、第2のトランジスタTr2のベースと第3のトランジ
スタTr5のベースとが同電位となる。このとき、第2の
トランジスタTr2のエミッタ面積と第3のトランジスタ
Tr5のエミッタ面積との比は1対nに設定されているの
で、定電流源I0 による電流Iのうち{I/(1+
n)}だけ第2の回路2に流れ、{(n・I)/(1+
n)}だけ第3の回路3に流れるようになる。
【0038】ここで、nの値がある程度大きな値、たと
えば「4」であれば、第2の切替信号SW2 がハイレベ
ルSW2Hのときに、電流Iの供給先を第1または第2の
回路1,2から第3の回路3に良好に切り替えられる。
その結果、第3の回路3が作動状態となる。
えば「4」であれば、第2の切替信号SW2 がハイレベ
ルSW2Hのときに、電流Iの供給先を第1または第2の
回路1,2から第3の回路3に良好に切り替えられる。
その結果、第3の回路3が作動状態となる。
【0039】以上説明したように、本実施例によれば、
第1および第2のトランジスタTr1,Tr2からなるトラ
ンジスタ差動対におけるエミッタ同士の接続中点に第3
のトランジスタTr5のエミッタを接続して並列接続する
とともに、第1および第2のトランジスタTr1,Tr2の
エミッタ面積と第3のトランジスタTr5のエミッタ面積
との比を1対n(n>1)に設定したので、切替回路を
構成するトランジスタが縦続接続されることがない。し
たがって、定電流源I0 から被電流供給回路である第1
〜第3の回路1〜3に電流Iを供給する場合に、経由す
るトランジスタ数が最小で済むことから、トランジスタ
Vf による影響を最小に抑えることができ、2.7Vな
どの低電源電圧で作動する回路にも適用することができ
る。
第1および第2のトランジスタTr1,Tr2からなるトラ
ンジスタ差動対におけるエミッタ同士の接続中点に第3
のトランジスタTr5のエミッタを接続して並列接続する
とともに、第1および第2のトランジスタTr1,Tr2の
エミッタ面積と第3のトランジスタTr5のエミッタ面積
との比を1対n(n>1)に設定したので、切替回路を
構成するトランジスタが縦続接続されることがない。し
たがって、定電流源I0 から被電流供給回路である第1
〜第3の回路1〜3に電流Iを供給する場合に、経由す
るトランジスタ数が最小で済むことから、トランジスタ
Vf による影響を最小に抑えることができ、2.7Vな
どの低電源電圧で作動する回路にも適用することができ
る。
【0040】なお、第1の切替信号SW1 および第2の
切替信号2 の入力レベルは、上述したように第1の切替
信号SW1 のハイレベルSW1Hと第2の切替信号SW2
のハイレベルSW2Hとが等しいレベルに設定され、第2
の切替信号SW2 のローレベルSW2Lの電圧が、第1の
切替信号SW1 のローレベルSW1Lの電圧に対して低い
値に設定されている必要は必ずしもなく、第2の切替信
号SW2 のハイレベルSW2Hの値が第1の切替信号SW
1 のハイレベルSW1H以上の値に設定され、第2の切替
信号SW2 のローレベルSW2Lの値が第1の切替信号S
W1 のハイレベルSW1Hより低い値に設定されていれば
良好な切り替え動作を実現できる。
切替信号2 の入力レベルは、上述したように第1の切替
信号SW1 のハイレベルSW1Hと第2の切替信号SW2
のハイレベルSW2Hとが等しいレベルに設定され、第2
の切替信号SW2 のローレベルSW2Lの電圧が、第1の
切替信号SW1 のローレベルSW1Lの電圧に対して低い
値に設定されている必要は必ずしもなく、第2の切替信
号SW2 のハイレベルSW2Hの値が第1の切替信号SW
1 のハイレベルSW1H以上の値に設定され、第2の切替
信号SW2 のローレベルSW2Lの値が第1の切替信号S
W1 のハイレベルSW1Hより低い値に設定されていれば
良好な切り替え動作を実現できる。
【0041】図3は、図8に示すような、いわゆるデー
タ設定機能付きT型フリップフロップを、図1に示す本
発明に係る電流切替回路を適用し、バイポーラディジタ
ル集積回路として構成して一例を示す回路図である。
タ設定機能付きT型フリップフロップを、図1に示す本
発明に係る電流切替回路を適用し、バイポーラディジタ
ル集積回路として構成して一例を示す回路図である。
【0042】本回路は、プログラミングカウンタを構成
する場合に使用される一般的なもので、図1の回路をa
段(マスタ)およびb段(スレーブ)の2段構成とした
ものであり、従来例を示す図7と同一構成部分は同一符
号をもって表している。すなわち、1a,1bは第1の
回路、2a,2bは第2の回路、3a,3bは第3の回
路、VCCは電源電圧、Q1a〜Q6a、Q1b〜Q6bは第1〜
第3の回路1a〜3a,1b〜3bを構成するnpn形
トランジスタ、R1a,R2a,R1b,R2bは抵抗素子、T
r1a ,Tr1b は第1のトランジスタ、Tr2a ,Tr2b は
第2のトランジスタ、Tr3a ,Tr3b は第3のトランジ
スタ、QIa,QIbは電流源用npn形トランジスタ、R
Ia,RIbは電流源用抵抗素子をそれぞれ示している。
する場合に使用される一般的なもので、図1の回路をa
段(マスタ)およびb段(スレーブ)の2段構成とした
ものであり、従来例を示す図7と同一構成部分は同一符
号をもって表している。すなわち、1a,1bは第1の
回路、2a,2bは第2の回路、3a,3bは第3の回
路、VCCは電源電圧、Q1a〜Q6a、Q1b〜Q6bは第1〜
第3の回路1a〜3a,1b〜3bを構成するnpn形
トランジスタ、R1a,R2a,R1b,R2bは抵抗素子、T
r1a ,Tr1b は第1のトランジスタ、Tr2a ,Tr2b は
第2のトランジスタ、Tr3a ,Tr3b は第3のトランジ
スタ、QIa,QIbは電流源用npn形トランジスタ、R
Ia,RIbは電流源用抵抗素子をそれぞれ示している。
【0043】a段の定電流源I0a用トランジスタQIaの
コレクタはa段の第1のトランジスタTr1a のエミッタ
と第2のトランジスタTr2a のエミッタとの接続中点に
接続されている。同様に、b段の定電流源I0b用トラン
ジスタQIbのコレクタはb段の第1のトランジスタT
r1b のエミッタと第2のトランジスタTr2b のエミッタ
との接続中点に接続されている。
コレクタはa段の第1のトランジスタTr1a のエミッタ
と第2のトランジスタTr2a のエミッタとの接続中点に
接続されている。同様に、b段の定電流源I0b用トラン
ジスタQIbのコレクタはb段の第1のトランジスタT
r1b のエミッタと第2のトランジスタTr2b のエミッタ
との接続中点に接続されている。
【0044】さらに、a段において第1のトランジスタ
Tr1a のコレクタが第1の回路1aのトランジスタ
Q1a,Q2aのエミッタ同士の接続中点に接続され、第2
のトランジスタTr2a のコレクタが第2の回路2aのト
ランジスタQ3a,Q4aのエミッタ同士の接続中点に接続
され、第3のトランジスタTr3a のコレクタが第3の回
路3aのトランジスタQ5a,Q6aのエミッタ同士の接続
中点に接続されている。同様に、b段において第1のト
ランジスタTr1b のコレクタが第1の回路1bのトラン
ジスタQ1b,Q2bのエミッタ同士の接続中点に接続さ
れ、第2のトランジスタTr2b のコレクタが第2の回路
2bのトランジスタQ3b,Q4bのエミッタ同士の接続中
点に接続され、第3のトランジスタTr3b のコレクタが
第3の回路3bのトランジスタQ5b,Q6bのエミッタ同
士の接続中点に接続されている。
Tr1a のコレクタが第1の回路1aのトランジスタ
Q1a,Q2aのエミッタ同士の接続中点に接続され、第2
のトランジスタTr2a のコレクタが第2の回路2aのト
ランジスタQ3a,Q4aのエミッタ同士の接続中点に接続
され、第3のトランジスタTr3a のコレクタが第3の回
路3aのトランジスタQ5a,Q6aのエミッタ同士の接続
中点に接続されている。同様に、b段において第1のト
ランジスタTr1b のコレクタが第1の回路1bのトラン
ジスタQ1b,Q2bのエミッタ同士の接続中点に接続さ
れ、第2のトランジスタTr2b のコレクタが第2の回路
2bのトランジスタQ3b,Q4bのエミッタ同士の接続中
点に接続され、第3のトランジスタTr3b のコレクタが
第3の回路3bのトランジスタQ5b,Q6bのエミッタ同
士の接続中点に接続されている。
【0045】このような構成においては、信号Dがa段
およびb段の第3の回路3a,3bのトランジスタ
Q5a,Q5bのベースに入力され、信号Dと相補的レベル
をとる信号XDがトランジスタQ6a,Q6bのベースに入
力される。また、クロック信号CKが第1の切替信号S
W1 としてa段の第2のトランジスタTr2a のベースお
よびb段の第1のトランジスタTr1b のベースに入力さ
れるとともに、クロック信号CKと相補的レベルをとる
信号XCKが第1の切替信号SW1 としてa段の第1の
トランジスタTr1a のベースおよびb段の第2のトラン
ジスタTr2b のベースに入力される。さらに、セット信
号Sが第2の切替信号SW2 として両段の第3のトラン
ジスタTr3a のベースに入力される。そして、b段の第
1〜第3の回路1b〜3bを構成する各トランジスタQ
1b〜Q6bのコレクタから本フリップフロップの出力信号
Q,XQが出力される。
およびb段の第3の回路3a,3bのトランジスタ
Q5a,Q5bのベースに入力され、信号Dと相補的レベル
をとる信号XDがトランジスタQ6a,Q6bのベースに入
力される。また、クロック信号CKが第1の切替信号S
W1 としてa段の第2のトランジスタTr2a のベースお
よびb段の第1のトランジスタTr1b のベースに入力さ
れるとともに、クロック信号CKと相補的レベルをとる
信号XCKが第1の切替信号SW1 としてa段の第1の
トランジスタTr1a のベースおよびb段の第2のトラン
ジスタTr2b のベースに入力される。さらに、セット信
号Sが第2の切替信号SW2 として両段の第3のトラン
ジスタTr3a のベースに入力される。そして、b段の第
1〜第3の回路1b〜3bを構成する各トランジスタQ
1b〜Q6bのコレクタから本フリップフロップの出力信号
Q,XQが出力される。
【0046】たとえば、第2の切替信号としてのセット
信号Sがハイレベルでa段およびb段の第3のトランジ
スタTr5a ,Tr5b のベースに入力された場合には、電
流I a ,Ib が第3の回路3a,3bに供給され、両回
路3a,3bが作動状態となる。これにより、入力信号
D,XDはそのまま本回路から出力される。
信号Sがハイレベルでa段およびb段の第3のトランジ
スタTr5a ,Tr5b のベースに入力された場合には、電
流I a ,Ib が第3の回路3a,3bに供給され、両回
路3a,3bが作動状態となる。これにより、入力信号
D,XDはそのまま本回路から出力される。
【0047】これに対して、セット信号Sがローレベル
で第3のトランジスタTr5a ,Tr5 b のベースに入力さ
れ、この状態で、第1の切替信号としてのクロック信号
CK,XCKがハイレベルまたはローレベルで第1およ
び第2のトランジスタTr1a,Tr2a およびTr1b ,T
r2b のベースに入力されると、電流Ia ,Ib が第1の
回路1a,1bまたは第2の回路2a,2bに供給さ
れ、回路1a,1bまたは2a,2bが作動状態とな
る。この場合は、クロック信号CK,XCKの入力レベ
ルに応じて出力信号Q,XQのレベルが反転するT型フ
リップフロップとして機能する。
で第3のトランジスタTr5a ,Tr5 b のベースに入力さ
れ、この状態で、第1の切替信号としてのクロック信号
CK,XCKがハイレベルまたはローレベルで第1およ
び第2のトランジスタTr1a,Tr2a およびTr1b ,T
r2b のベースに入力されると、電流Ia ,Ib が第1の
回路1a,1bまたは第2の回路2a,2bに供給さ
れ、回路1a,1bまたは2a,2bが作動状態とな
る。この場合は、クロック信号CK,XCKの入力レベ
ルに応じて出力信号Q,XQのレベルが反転するT型フ
リップフロップとして機能する。
【0048】図4は、図3の回路に各信号を供給するた
めの駆動回路例を示す回路図である。図4において、Q
11〜Q19はnpn形トランジスタ、R11〜R15は抵抗素
子をそれぞれ示している。
めの駆動回路例を示す回路図である。図4において、Q
11〜Q19はnpn形トランジスタ、R11〜R15は抵抗素
子をそれぞれ示している。
【0049】トランジスタQ11およびQ12のエミッタ同
士が接続され、これらエミッタ同士の接続中点にトラン
ジスタQ17のコレクタが接続され、トランジスタQ17の
エミッタは抵抗素子R13を介して接地GNDに接続さ
れ、トランジスタQ11およびQ 12のコレクタはそれぞれ
抵抗素子R11,R12を介して電源電圧VCCに接続されて
いる。トランジスタQ11のコレクタと抵抗素子R11との
接続中点はトランジスタQ13のベースに接続されている
とともに、第1の信号XOUT1 の出力端に接続され、
トランジスタQ12のコレクタと抵抗素子R12との接続中
点はトランジスタQ12のベースに接続されているととも
に、第1の信号OUT1 の出力端に接続されている。
士が接続され、これらエミッタ同士の接続中点にトラン
ジスタQ17のコレクタが接続され、トランジスタQ17の
エミッタは抵抗素子R13を介して接地GNDに接続さ
れ、トランジスタQ11およびQ 12のコレクタはそれぞれ
抵抗素子R11,R12を介して電源電圧VCCに接続されて
いる。トランジスタQ11のコレクタと抵抗素子R11との
接続中点はトランジスタQ13のベースに接続されている
とともに、第1の信号XOUT1 の出力端に接続され、
トランジスタQ12のコレクタと抵抗素子R12との接続中
点はトランジスタQ12のベースに接続されているととも
に、第1の信号OUT1 の出力端に接続されている。
【0050】トランジスタQ13のコレクタは電源電圧V
CCに接続され、エミッタは第2の信号XOUT2 の出力
端並びにトランジスタQ15のコレクタおよびベースに接
続されている。トランジスタQ14のコレクタは電源電圧
VCCに接続され、エミッタは第2の信号OUT2 の出力
端並びにトランジスタQ16のコレクタおよびベースに接
続されている。したがって、第2の信号OUT2 ,XO
UT2 のレベルは第1の信号OUT1,XOUT1 のレ
ベルよりトランジスタQ14,Q13の順方向電圧Vf の分
だけ低いレベルとなっている。
CCに接続され、エミッタは第2の信号XOUT2 の出力
端並びにトランジスタQ15のコレクタおよびベースに接
続されている。トランジスタQ14のコレクタは電源電圧
VCCに接続され、エミッタは第2の信号OUT2 の出力
端並びにトランジスタQ16のコレクタおよびベースに接
続されている。したがって、第2の信号OUT2 ,XO
UT2 のレベルは第1の信号OUT1,XOUT1 のレ
ベルよりトランジスタQ14,Q13の順方向電圧Vf の分
だけ低いレベルとなっている。
【0051】トランジスタQ15のエミッタは第3の信号
XOUT3 の出力端およびトランジスタQ18のコレクタ
に接続され、トランジスタQ18のエミッタは抵抗素子R
14を介して接地GNDに接続されている。トランジスタ
Q16のエミッタは第3の信号OUT3 の出力端およびト
ランジスタQ19のコレクタに接続され、トランジスタQ
19のエミッタは抵抗素子R15を介して接地GNDに接続
されている。また、トランジスタQ17〜Q19のベースは
電源VBBに接続されている。したがって、第3の信号O
UT3 ,XOUT3 のレベルは第2の信号OUT2,X
OUT2 のレベルよりトランジスタQ16,Q15の順方向
電圧Vf の分だけ低いレベルとなっている。
XOUT3 の出力端およびトランジスタQ18のコレクタ
に接続され、トランジスタQ18のエミッタは抵抗素子R
14を介して接地GNDに接続されている。トランジスタ
Q16のエミッタは第3の信号OUT3 の出力端およびト
ランジスタQ19のコレクタに接続され、トランジスタQ
19のエミッタは抵抗素子R15を介して接地GNDに接続
されている。また、トランジスタQ17〜Q19のベースは
電源VBBに接続されている。したがって、第3の信号O
UT3 ,XOUT3 のレベルは第2の信号OUT2,X
OUT2 のレベルよりトランジスタQ16,Q15の順方向
電圧Vf の分だけ低いレベルとなっている。
【0052】この駆動回路においては、駆動用入力信号
INがトランジスタQ11のベースに入力され、信号IN
と相補的レベルをとる信号XINがトランジスタQ12の
ベースに入力され、トランジスタQ11,Q12による差動
出力が第1の信号OUT1 およびXOUT1 として出力
されるとともに、トランジスタQ13,Q14のベースに入
力される。トランジスタQ11,Q12による差動出力が入
力されたトランジスタQ13,Q14は差動的にオン/オフ
し、それらのエミッタ出力が第2の信号OUT2 および
XOUT2 として出力されるとともに、トランジスタQ
15,Q16のコレクタおよびベースにそれぞれ入力され
る。トランジスタQ15,Q16はいわゆるダイオード接続
されており、第2の信号OUT2 およびXOUT2 のレ
ベルに応じてオン/オフし、それらのエミッタ出力が第
3の信号OUT3 およびXOUT3 として出力される。
INがトランジスタQ11のベースに入力され、信号IN
と相補的レベルをとる信号XINがトランジスタQ12の
ベースに入力され、トランジスタQ11,Q12による差動
出力が第1の信号OUT1 およびXOUT1 として出力
されるとともに、トランジスタQ13,Q14のベースに入
力される。トランジスタQ11,Q12による差動出力が入
力されたトランジスタQ13,Q14は差動的にオン/オフ
し、それらのエミッタ出力が第2の信号OUT2 および
XOUT2 として出力されるとともに、トランジスタQ
15,Q16のコレクタおよびベースにそれぞれ入力され
る。トランジスタQ15,Q16はいわゆるダイオード接続
されており、第2の信号OUT2 およびXOUT2 のレ
ベルに応じてオン/オフし、それらのエミッタ出力が第
3の信号OUT3 およびXOUT3 として出力される。
【0053】図3の回路のa段およびb段の第1〜第3
の回路1a〜3a,1b〜3bを構成する各トランジス
タQ1a〜Q6a,Q1b〜Q6bのベース電圧のハイレベル
は、たとえば2.7Vなどの低電源電圧下においても動
作するようにほぼVCCに設定される。したがって、図4
の駆動回路を用いて図3の回路を駆動させる場合には、
信号Dとして図4の回路の第1の信号OUT1 が用いら
れ、信号Dと相補的レベルをとる信号XDとして第1の
信号XOUT1 が用いられる。そして、第1〜第3のト
ランジスタTr1a ,Tr2a ,Tr5a ,Tr1b ,Tr2b,
Tr5b のベース電圧のハイレベルは図4の回路の第2の
信号OUT2 ,XOUT2 が用いられる。具体的には、
第1の切替信号SW1 である信号CK,XCKとして第
2の信号OUT2 が用いられ、第2の切替信号SW2 で
ある信号Sとして第2の信号XOUT2 が用いられ、
(VCC−Vf )がハイレベルとなるように設定される。
その結果、図3の回路においては、電流の供給ラインに
おいてトランジスタの接続段数が最高3段となることか
ら、(VCC≒3Vf )であっても動作可能となる。具体
的に、Vf =0.7Vとして考察すると、電源電圧VCC
=2.7Vで充分に動作可能な回路を実現できることに
なる。
の回路1a〜3a,1b〜3bを構成する各トランジス
タQ1a〜Q6a,Q1b〜Q6bのベース電圧のハイレベル
は、たとえば2.7Vなどの低電源電圧下においても動
作するようにほぼVCCに設定される。したがって、図4
の駆動回路を用いて図3の回路を駆動させる場合には、
信号Dとして図4の回路の第1の信号OUT1 が用いら
れ、信号Dと相補的レベルをとる信号XDとして第1の
信号XOUT1 が用いられる。そして、第1〜第3のト
ランジスタTr1a ,Tr2a ,Tr5a ,Tr1b ,Tr2b,
Tr5b のベース電圧のハイレベルは図4の回路の第2の
信号OUT2 ,XOUT2 が用いられる。具体的には、
第1の切替信号SW1 である信号CK,XCKとして第
2の信号OUT2 が用いられ、第2の切替信号SW2 で
ある信号Sとして第2の信号XOUT2 が用いられ、
(VCC−Vf )がハイレベルとなるように設定される。
その結果、図3の回路においては、電流の供給ラインに
おいてトランジスタの接続段数が最高3段となることか
ら、(VCC≒3Vf )であっても動作可能となる。具体
的に、Vf =0.7Vとして考察すると、電源電圧VCC
=2.7Vで充分に動作可能な回路を実現できることに
なる。
【0054】これに対して、図7に示す従来の回路の場
合には、トランジスタTr3a ,Tr4 a 、Tr3b ,Tr4b
のベースに入力させる第2の切替信号として図4の駆動
回路の第3の信号OUT3 ,XOUT3 を用いる必要が
あり、(VCC≒4Vf )が実用の限界となる。
合には、トランジスタTr3a ,Tr4 a 、Tr3b ,Tr4b
のベースに入力させる第2の切替信号として図4の駆動
回路の第3の信号OUT3 ,XOUT3 を用いる必要が
あり、(VCC≒4Vf )が実用の限界となる。
【0055】なお、図3の回路のa段のみを用い、第1
の回路1aのトランジスタQ1a,Q 2aのベースに外部か
ら所定レベルに信号を入力するように構成することによ
り、データ設定機能付きD型フリップフロップとして機
能させることができる。
の回路1aのトランジスタQ1a,Q 2aのベースに外部か
ら所定レベルに信号を入力するように構成することによ
り、データ設定機能付きD型フリップフロップとして機
能させることができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
低電源電圧下においても充分に動作可能な回路を実現で
きる。
低電源電圧下においても充分に動作可能な回路を実現で
きる。
【図1】本発明に係る電流切替回路の一実施例を示す構
成図である。
成図である。
【図2】本発明に係る切替信号の設定レベル例を示す図
である。
である。
【図3】図1に示す本発明に係る電流切替回路を適用
し、バイポーラディジタル集積回路として構成した一例
を示す回路図である。
し、バイポーラディジタル集積回路として構成した一例
を示す回路図である。
【図4】図3の回路に各信号を供給するための駆動回路
例を示す回路図である。
例を示す回路図である。
【図5】従来の電流切替回路の一例を示す構成図であ
る。
る。
【図6】従来回路における切替信号の設定レベル例を示
す図である。
す図である。
【図7】図5に示す従来の電流切替回路を適用し、バイ
ポーラディジタル集積回路として構成した一例を示す回
路図である。
ポーラディジタル集積回路として構成した一例を示す回
路図である。
【図8】T型フリップフロップの構成例を示す図であ
る。
る。
1,1a,1b…第1の回路 2,2a,2b…第2の回路 3,3a,3b…第3の回路 Tr1,Tr1a ,Tr1b …第1のトランジスタ Tr2,Tr2a ,Tr2b …第2のトランジスタ Tr5,Tr5a ,Tr5b …第3のトランジスタ I0 ,I0a,I0b …定電流源 SW1 …第1の切替信号 SW2 …第2の切替信号 Q1a〜Q6a,Q1b〜Q6b,QIa,QIb,Q11〜Q19…n
pn型トランジスタ R1a,R2a,R1b,R2b,RIa,RIb,R11〜R14…抵
抗素子
pn型トランジスタ R1a,R2a,R1b,R2b,RIa,RIb,R11〜R14…抵
抗素子
Claims (4)
- 【請求項1】 電流の供給先を第1の回路、第2の回路
および第3の回路間で切り替える電流切替回路であっ
て、 エミッタ同士が接続され、これらエミッタ同士の接続中
点が電流源に接続された第1および第2のトランジスタ
と、 エミッタが上記第1および第2のトランジスタのエミッ
タ同士の接続中点に接続された第3のトランジスタとを
有し、 上記第1のトランジスタのコレクタが第1の回路に接続
され、上記第2のトランジスタのコレクタが第2の回路
に接続され、上記第3のトランジスタのコレクタが第3
の回路に接続されたことを特徴とする電流切替回路。 - 【請求項2】 上記第1および第2のトランジスタのベ
ースがハイレベルとローレベルを相補的にとる第1の切
替信号の入力ラインにそれぞれ接続され、上記第3のト
ランジスタのベースがハイレベルとローレベルの2値を
とる第2の切替信号の入力ラインに接続され、 上記第2の切替信号のハイレベルの値は上記第1の切替
信号のハイレベル以上の値に設定され、第2の切替信号
のローレベルの値は上記第1の切替信号のハイレベルよ
り低い値に設定されている請求項1記載の電流切替回
路。 - 【請求項3】 上記第1および第2のトランジスタのう
ち少なくとも一方のトランジスタのエミッタ面積と上記
第3のトランジスタのエミッタ面積との比が1対nに設
定された請求項1または請求項2記載の電流切替回路。 - 【請求項4】 上記第1、第2および第3の回路はエミ
ッタ同士が接続され、コレクタが電源電圧に接続された
2つのトランジスタをそれぞれ有し、 各回路の2つのトランジスタのエミッタ同士の接続中点
が上記第1、第2および第3のトランジスタのコレクタ
にそれぞれ接続され、 第1の回路および第2の回路のうちいずれか一方の回路
において、一方のトランジスタのコレクタと他方のトラ
ンジスタのベース同士が互いに接続されている請求項
1、2または3記載の電流切替回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05245593A JP3270865B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 電流切替回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05245593A JP3270865B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 電流切替回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06268496A true JPH06268496A (ja) | 1994-09-22 |
| JP3270865B2 JP3270865B2 (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=12915199
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05245593A Expired - Fee Related JP3270865B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 電流切替回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3270865B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999063666A1 (en) * | 1998-06-03 | 1999-12-09 | Maxim Integrated Products, Inc. | Minimal headroom, minimal area multi-terminal current steering circuits |
| JP2006041942A (ja) * | 2004-07-27 | 2006-02-09 | Kawasaki Microelectronics Kk | 差動型論理回路 |
| US7626433B2 (en) | 2003-04-28 | 2009-12-01 | Austriamicrosystems Ag | Flip-flop circuit assembly |
| WO2012141008A1 (ja) * | 2011-04-11 | 2012-10-18 | 日本電気株式会社 | 半導体集積回路 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3121726U (ja) | 2006-03-06 | 2006-05-25 | 永裕 莊 | 焦点調節モジュール |
-
1993
- 1993-03-12 JP JP05245593A patent/JP3270865B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999063666A1 (en) * | 1998-06-03 | 1999-12-09 | Maxim Integrated Products, Inc. | Minimal headroom, minimal area multi-terminal current steering circuits |
| US7626433B2 (en) | 2003-04-28 | 2009-12-01 | Austriamicrosystems Ag | Flip-flop circuit assembly |
| JP2006041942A (ja) * | 2004-07-27 | 2006-02-09 | Kawasaki Microelectronics Kk | 差動型論理回路 |
| WO2012141008A1 (ja) * | 2011-04-11 | 2012-10-18 | 日本電気株式会社 | 半導体集積回路 |
| US9306541B2 (en) | 2011-04-11 | 2016-04-05 | Nec Corporation | Semiconductor integrated circuit |
| JP6036686B2 (ja) * | 2011-04-11 | 2016-11-30 | 日本電気株式会社 | 半導体集積回路 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3270865B2 (ja) | 2002-04-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |