JPH0626935B2 - 4輪駆動車両用無段変速機の制御方法 - Google Patents
4輪駆動車両用無段変速機の制御方法Info
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- JPH0626935B2 JPH0626935B2 JP5799286A JP5799286A JPH0626935B2 JP H0626935 B2 JPH0626935 B2 JP H0626935B2 JP 5799286 A JP5799286 A JP 5799286A JP 5799286 A JP5799286 A JP 5799286A JP H0626935 B2 JPH0626935 B2 JP H0626935B2
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- Japan
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- wheels
- continuously variable
- variable transmission
- wheel
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は4輪駆動車両用無段変速機の制御方法に関し、
特に2輪駆動状態から、4輪駆動状態への切換えに際し
ての切換えショックを抑制する技術に関するものであ
る。
特に2輪駆動状態から、4輪駆動状態への切換えに際し
ての切換えショックを抑制する技術に関するものであ
る。
従来技術 エンジンの出力を無段階に変速して駆動輪へ伝達する無
段変速機と、該無段変速機を介して出力される回転力を
左右一対の2輪へ伝達させる2輪駆動状態と4輪全部へ
伝達させる4輪駆動状態とに切り換える切換装置とを備
えた4輪駆動車両が知られている。このような車両にお
いては、2輪駆動状態での発進時や走行時に駆動輪のス
リップが生じると、切換装置によって4輪駆動状態へ切
り換えられることにより走行性が高められる。
段変速機と、該無段変速機を介して出力される回転力を
左右一対の2輪へ伝達させる2輪駆動状態と4輪全部へ
伝達させる4輪駆動状態とに切り換える切換装置とを備
えた4輪駆動車両が知られている。このような車両にお
いては、2輪駆動状態での発進時や走行時に駆動輪のス
リップが生じると、切換装置によって4輪駆動状態へ切
り換えられることにより走行性が高められる。
発明が解決すべき問題点 しかしながら、斯る従来の4輪駆動車両においては、駆
動輪のスリップが生じたときに切換装置により2輪駆動
状態から4輪駆動状態へ切り換えられるので、それまで
の駆動輪と新たに動力が伝達されると車輪との回転差に
起因して不快な切換えショックが生じる不都合があっ
た。
動輪のスリップが生じたときに切換装置により2輪駆動
状態から4輪駆動状態へ切り換えられるので、それまで
の駆動輪と新たに動力が伝達されると車輪との回転差に
起因して不快な切換えショックが生じる不都合があっ
た。
問題点を解決するための手段 本発明は以上の事情を背景として為されたものであり、
その要旨とするところは、前記車両の2輪駆動状態にお
ける駆動輪のスリップが検出された場合には、前記4輪
駆動状態への切換えに先立って前記無段変速機の変速比
を減少方向へ変化させることにある。
その要旨とするところは、前記車両の2輪駆動状態にお
ける駆動輪のスリップが検出された場合には、前記4輪
駆動状態への切換えに先立って前記無段変速機の変速比
を減少方向へ変化させることにある。
作用および発明の効果 このようにすれば、スリップ発生時にはアクセル操作を
変更することなく4輪駆動状態への切換えに先立って前
記無段変速機の変速比が減少方向へ変化させられる。こ
れにより、駆動輪の駆動トルクが路面の摩擦係数低下に
見合う値に低下させられて駆動輪と路面とのスリップが
抑制されるとともに、駆動輪の駆動トルクが必要値に維
持されてエンジンの回転が低下させられる。したがっ
て、切換装置により2輪駆動状態から4輪駆動状態へ切
り換えられても、それまでの駆動輪と新たに動力が伝達
される車輪との回転差に起因する不快な切換えショック
が好適に抑制されるのである。
変更することなく4輪駆動状態への切換えに先立って前
記無段変速機の変速比が減少方向へ変化させられる。こ
れにより、駆動輪の駆動トルクが路面の摩擦係数低下に
見合う値に低下させられて駆動輪と路面とのスリップが
抑制されるとともに、駆動輪の駆動トルクが必要値に維
持されてエンジンの回転が低下させられる。したがっ
て、切換装置により2輪駆動状態から4輪駆動状態へ切
り換えられても、それまでの駆動輪と新たに動力が伝達
される車輪との回転差に起因する不快な切換えショック
が好適に抑制されるのである。
実施例 以下、本発明の一適用例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第3図は、横置き式フロントエンジンフロントドライブ
形式の車両に用いられる4輪駆動装置を示している。エ
ンジン10の出力はロックアップクラッチ付フルードカ
ップリング12、ベルト式無段変速機14、副変速機1
6、減速用歯車装置18、差動歯車装置20を介して前
輪21へ伝達されるとともに、後輪動力取出装置22を
介して後輪へ伝達されるようになっている。この後輪動
力取出装置22は、減速用歯車装置18の中間軸の回転
力をクラッチ24を介して後輪23へのドライブシャフ
ト26へ伝達するものである。
形式の車両に用いられる4輪駆動装置を示している。エ
ンジン10の出力はロックアップクラッチ付フルードカ
ップリング12、ベルト式無段変速機14、副変速機1
6、減速用歯車装置18、差動歯車装置20を介して前
輪21へ伝達されるとともに、後輪動力取出装置22を
介して後輪へ伝達されるようになっている。この後輪動
力取出装置22は、減速用歯車装置18の中間軸の回転
力をクラッチ24を介して後輪23へのドライブシャフ
ト26へ伝達するものである。
上記ベルト式無段変速機14は、一次側回転軸28およ
び二次側回転軸30にそれぞれ取りつけられた有効径が
可変な一対の一次側可変プーリ32および二次側可変プ
ーリ34と、それら一次側可変プーリ32および二次側
可変プーリ34に巻き掛けられた伝動ベルト36と、上
記一次側可変プーリ32および二次側可変プーリ34の
V溝幅、換言すれば伝動ベルト36の有効径を変更させ
る一次側油圧シリンダ66および二次側油圧シリンダ6
8とを備えており、図示しない油圧装置に設けられた変
速制御弁70の作動に応答して上記一次側油圧シリンダ
66内の作動油が供給され或いはその一次側油圧シリン
ダ66内から作動油が排出されることにより、変速比γ
(=一次側回転軸28の回転速度Nin/二次側回転軸3
0の回転速度Nout )が変更されるようになっている。
なお、二次側油圧シリンダ68にはエンジン10の出力
トルクおよび実際の変速比γと関連して調圧された油圧
が供給されることにより、伝動ベルト36の張力が必要
かつ充分に制御され、動力損失が可及的に小さくなるよ
うにされている。
び二次側回転軸30にそれぞれ取りつけられた有効径が
可変な一対の一次側可変プーリ32および二次側可変プ
ーリ34と、それら一次側可変プーリ32および二次側
可変プーリ34に巻き掛けられた伝動ベルト36と、上
記一次側可変プーリ32および二次側可変プーリ34の
V溝幅、換言すれば伝動ベルト36の有効径を変更させ
る一次側油圧シリンダ66および二次側油圧シリンダ6
8とを備えており、図示しない油圧装置に設けられた変
速制御弁70の作動に応答して上記一次側油圧シリンダ
66内の作動油が供給され或いはその一次側油圧シリン
ダ66内から作動油が排出されることにより、変速比γ
(=一次側回転軸28の回転速度Nin/二次側回転軸3
0の回転速度Nout )が変更されるようになっている。
なお、二次側油圧シリンダ68にはエンジン10の出力
トルクおよび実際の変速比γと関連して調圧された油圧
が供給されることにより、伝動ベルト36の張力が必要
かつ充分に制御され、動力損失が可及的に小さくなるよ
うにされている。
また、上記副変速機16は、ラビニヨオ形複合遊星歯車
装置40と、低速ギア段を成立させるための低速ブレー
キ42と、高速ギア段を成立させるための高速クラッチ
44と、後進ギア段を成立させるための後進ブレーキ4
6とを備え、図示しない油圧装置に含まれるマニュアル
バルブやシフト制御弁74の作動に応答して、上記低速
ブレーキ42、高速クラッチ44、後進ブレーキ46が
択一的に作動させられることにより、低速ギア段、高速
ギア段、後進ギア段のいずれかに択一的に切り換えられ
るようになっている。
装置40と、低速ギア段を成立させるための低速ブレー
キ42と、高速ギア段を成立させるための高速クラッチ
44と、後進ギア段を成立させるための後進ブレーキ4
6とを備え、図示しない油圧装置に含まれるマニュアル
バルブやシフト制御弁74の作動に応答して、上記低速
ブレーキ42、高速クラッチ44、後進ブレーキ46が
択一的に作動させられることにより、低速ギア段、高速
ギア段、後進ギア段のいずれかに択一的に切り換えられ
るようになっている。
前記クラッチ24は、切換装置として機能するものであ
って、図示しない油圧装置に含まれる4輪駆動切換弁7
2の作動に応答して係合制御される。クラッチ24が非
係合状態とされることにより左右一対の前輪21が駆動
輪となる2輪駆動状態となり、クラッチ24が係合状態
とされることにより前輪21および後輪23が駆動輪と
なる4輪駆動状態となるのである。
って、図示しない油圧装置に含まれる4輪駆動切換弁7
2の作動に応答して係合制御される。クラッチ24が非
係合状態とされることにより左右一対の前輪21が駆動
輪となる2輪駆動状態となり、クラッチ24が係合状態
とされることにより前輪21および後輪23が駆動輪と
なる4輪駆動状態となるのである。
制御装置38には、第2図に示されているように、リバ
ース位置、ニュートラル位置、ロー位置、ドライブ位置
などへ操作され且つこの操作に従って前記マニュアルバ
ルブを駆動する図示しないシフトレバーの操作位置を検
出するシフトレバー位置センサ48、2輪駆動位置と4
輪駆動位置とへ操作される図示しない4輪駆動切換レバ
ーの操作位置を検出する切換レバー位置センサ49、エ
ンジン10のスロットル弁開度を検出するスロットルセ
ンサ50、一次側回転軸28の回転速度Ninを検出する
一次側回転センサ52、二次側回転軸30の回転速度N
out を検出する二次側回転センサ54、前輪21の回転
速度を検出する前輪回転センサ56、後輪23の回転速
度を検出する後輪回転センサ58からの信号がそれぞれ
供給されている。制御装置38は、CPU60、ROM
62、RAM64を備えた所謂マイクロコンピュータで
あって、RAM64の記憶機能を利用しつつROM62
に予め記憶されたプログラムにしたがって入力信号を処
理し、前記ベルト式無段変速機14、副変速機16、ク
ラッチ24を作動させるための駆動信号を出力する。
ース位置、ニュートラル位置、ロー位置、ドライブ位置
などへ操作され且つこの操作に従って前記マニュアルバ
ルブを駆動する図示しないシフトレバーの操作位置を検
出するシフトレバー位置センサ48、2輪駆動位置と4
輪駆動位置とへ操作される図示しない4輪駆動切換レバ
ーの操作位置を検出する切換レバー位置センサ49、エ
ンジン10のスロットル弁開度を検出するスロットルセ
ンサ50、一次側回転軸28の回転速度Ninを検出する
一次側回転センサ52、二次側回転軸30の回転速度N
out を検出する二次側回転センサ54、前輪21の回転
速度を検出する前輪回転センサ56、後輪23の回転速
度を検出する後輪回転センサ58からの信号がそれぞれ
供給されている。制御装置38は、CPU60、ROM
62、RAM64を備えた所謂マイクロコンピュータで
あって、RAM64の記憶機能を利用しつつROM62
に予め記憶されたプログラムにしたがって入力信号を処
理し、前記ベルト式無段変速機14、副変速機16、ク
ラッチ24を作動させるための駆動信号を出力する。
たとえば、制御装置38は、一次側回転センサ52およ
び二次側回転センサ54からの信号に基づいて一次側回
転軸28の回転速度Ninおよび二次側回転軸30の回転
速度out を算出するとともに、それらからベルト式無段
変速機14の変速比を算出し、また、前記回転サンサ5
6および後輪回転センサ58からの信号に基づいて前輪
21の回転速度Nf および後輪23の回転速度Nr を算
出する。また、制御装置38は運転性を維持しつつ燃料
効率を高めるための変速比制御を実行し、エンジン10
がその最小燃費率曲線に略沿って作動するように予め求
められた関係から実際のスロットル弁開度および車速に
基づいて目標回転速度N* を決定し、一次側回転軸28
の回転速度Ninがその目標回転速度と一致するように前
記無段変速機14の変速比γを変化させるために前記変
速制御弁70を作動させる。また、制御装置38は自動
シフト制御を実行し、予め記憶された変速線図から前記
シフトレバーの操作位置、実際のスロットル弁開度およ
び車速に基づいて副変速機16のギア段を決定し、副変
速機16のギア段をその決定されたギア段へ切り換える
ようにシフト制御弁74を作動させる。さらに、制御装
置38は切換えショックを抑制するための4輪駆動切換
制御を実行し、2輪駆動状態のときの駆動輪のスリップ
を検出し、ベルト式無段変速機14の変速比γを小さく
なる方向に変化させてスリップを抑制した後、4輪駆動
切換弁72を作動させて4輪駆動状態へ切り換える。
び二次側回転センサ54からの信号に基づいて一次側回
転軸28の回転速度Ninおよび二次側回転軸30の回転
速度out を算出するとともに、それらからベルト式無段
変速機14の変速比を算出し、また、前記回転サンサ5
6および後輪回転センサ58からの信号に基づいて前輪
21の回転速度Nf および後輪23の回転速度Nr を算
出する。また、制御装置38は運転性を維持しつつ燃料
効率を高めるための変速比制御を実行し、エンジン10
がその最小燃費率曲線に略沿って作動するように予め求
められた関係から実際のスロットル弁開度および車速に
基づいて目標回転速度N* を決定し、一次側回転軸28
の回転速度Ninがその目標回転速度と一致するように前
記無段変速機14の変速比γを変化させるために前記変
速制御弁70を作動させる。また、制御装置38は自動
シフト制御を実行し、予め記憶された変速線図から前記
シフトレバーの操作位置、実際のスロットル弁開度およ
び車速に基づいて副変速機16のギア段を決定し、副変
速機16のギア段をその決定されたギア段へ切り換える
ようにシフト制御弁74を作動させる。さらに、制御装
置38は切換えショックを抑制するための4輪駆動切換
制御を実行し、2輪駆動状態のときの駆動輪のスリップ
を検出し、ベルト式無段変速機14の変速比γを小さく
なる方向に変化させてスリップを抑制した後、4輪駆動
切換弁72を作動させて4輪駆動状態へ切り換える。
以下、上記切換えショックを抑制するための4輪駆動切
換制御作動について詳細に説明する。
換制御作動について詳細に説明する。
第1図は、前記切換レバーが4輪駆動側へ操作された場
合、すなわち4輪切換えモードとされた場合に実行さる
ルーチンの一部を示すフローチャートである。先ず、ス
テップS1が実行されることにより、この時の駆動輪で
ある前輪21のスリップ状態が検出される。このスリッ
プ状態は、ステップS2が実行されることにより、前輪
21の回転速度Nf と後輪23の回転速度Nr との回転
速度差ΔNが予め定められた一定の回転速度差ΔNo よ
りも小さいか否かによって判断される。この一定の回転
速度差ΔNo は、前輪21と後輪23との回転速度差に
起因する切換えショックが充分に小さなものとなる範囲
内で4輪駆動状態への切換えを許容するために予め定め
られたものである。
合、すなわち4輪切換えモードとされた場合に実行さる
ルーチンの一部を示すフローチャートである。先ず、ス
テップS1が実行されることにより、この時の駆動輪で
ある前輪21のスリップ状態が検出される。このスリッ
プ状態は、ステップS2が実行されることにより、前輪
21の回転速度Nf と後輪23の回転速度Nr との回転
速度差ΔNが予め定められた一定の回転速度差ΔNo よ
りも小さいか否かによって判断される。この一定の回転
速度差ΔNo は、前輪21と後輪23との回転速度差に
起因する切換えショックが充分に小さなものとなる範囲
内で4輪駆動状態への切換えを許容するために予め定め
られたものである。
上記回転速度差ΔNが予め定められた一定の回転速度差
ΔNo よりも小さくないと判断された場合には、前輪2
1のスリップが大きい状態であるので、ステップS3が
実行されて、実際の変速比γが減少させられる。たとえ
ば、燃料効率および運転性を高めるための前記変速比制
御に拘わらず、変速比変化方向を制御する前記変速比制
御弁70を変速比γを減少させる減少側位置へ優先的に
作動させる。前記ステップS2の判断が否定される間は
上記一連のステップS1、S2、S3が繰り返し実行さ
れて変速比制御弁70が変速比γの減少側位置に維持さ
れるので、前輪21の駆動トルクがスロットル弁開度の
減少操作を待つまでもなくスロットル弁開度が一定のま
までも速やかに減少させられる。
ΔNo よりも小さくないと判断された場合には、前輪2
1のスリップが大きい状態であるので、ステップS3が
実行されて、実際の変速比γが減少させられる。たとえ
ば、燃料効率および運転性を高めるための前記変速比制
御に拘わらず、変速比変化方向を制御する前記変速比制
御弁70を変速比γを減少させる減少側位置へ優先的に
作動させる。前記ステップS2の判断が否定される間は
上記一連のステップS1、S2、S3が繰り返し実行さ
れて変速比制御弁70が変速比γの減少側位置に維持さ
れるので、前輪21の駆動トルクがスロットル弁開度の
減少操作を待つまでもなくスロットル弁開度が一定のま
までも速やかに減少させられる。
前記ステップS2において、前輪21の回転速度Nf と
後輪23の回転速度Nr との回転速度差ΔNが予め定め
られた一定の回転速度差ΔNo を下回ったと判断された
場合には、前輪21のスリップが充分に小さくなった状
態であるので、ステップS4が実行されてクラッチ24
が係合させられる。これにより、後輪23にもエンジン
10の動力が伝達されて車両が4輪駆動状態とされる。
そして、ステップS5が実行されて変速比γが増加させ
られる。たとえば、それまで変速比γを減少させる減少
側位置へ優先的に作動させられていた前記変速制御弁7
0の作動位置の維持が解消される。これにより、変速比
γは、通常の変速比制御にしたがって制御される値、す
なわち前記目標回転速度と一次側回転軸28の実際の回
転速度Ninとを一致させるための本来の値になるまで増
加させられる。
後輪23の回転速度Nr との回転速度差ΔNが予め定め
られた一定の回転速度差ΔNo を下回ったと判断された
場合には、前輪21のスリップが充分に小さくなった状
態であるので、ステップS4が実行されてクラッチ24
が係合させられる。これにより、後輪23にもエンジン
10の動力が伝達されて車両が4輪駆動状態とされる。
そして、ステップS5が実行されて変速比γが増加させ
られる。たとえば、それまで変速比γを減少させる減少
側位置へ優先的に作動させられていた前記変速制御弁7
0の作動位置の維持が解消される。これにより、変速比
γは、通常の変速比制御にしたがって制御される値、す
なわち前記目標回転速度と一次側回転軸28の実際の回
転速度Ninとを一致させるための本来の値になるまで増
加させられる。
従来では、前輪21のスリップが発生すると、第4図に
示すように、エンジン10の負荷が低くなってエンジン
回転速度が高くなり一層スリップが大きくなるので、こ
の状態で4輪駆動状態へ切り換えたときには、前輪21
と後輪23との回転差に起因するショックが生じてい
た。しかし、本実施例によれば、上述のように、4輪駆
動への切換えに際しては、アクセル操作を変更すること
なくそれまでの駆動輪である前輪21のスリップが予め
定められた小さなスリップ状態に到達していないと変速
比γが小さくされて前輪21の駆動トルクが減少させら
れる。これにより、前輪21が路面の摩擦力低下に見合
うスリップしない程度の駆動トルクに速やかに減少させ
られると、この前輪21の駆動トルクの減少にともなっ
てエンジン10の負荷が大きくされて回転速度が低下さ
せられる。そして、駆動輪21のスリップが殆ど解消さ
れた状態でそれまで待機させられていたクラッチ24の
係合が許容されて4輪駆動状態とされる。したがって、
前輪21のスリップ中に切換えレバーにより2輪駆動側
位置から4輪駆動側位置へ切り換えられても、それまで
駆動輪として機能している前輪21と新たに動力が伝達
される後輪23との回転差に起因する不快な切換えショ
ックが好適に抑制されるのである。
示すように、エンジン10の負荷が低くなってエンジン
回転速度が高くなり一層スリップが大きくなるので、こ
の状態で4輪駆動状態へ切り換えたときには、前輪21
と後輪23との回転差に起因するショックが生じてい
た。しかし、本実施例によれば、上述のように、4輪駆
動への切換えに際しては、アクセル操作を変更すること
なくそれまでの駆動輪である前輪21のスリップが予め
定められた小さなスリップ状態に到達していないと変速
比γが小さくされて前輪21の駆動トルクが減少させら
れる。これにより、前輪21が路面の摩擦力低下に見合
うスリップしない程度の駆動トルクに速やかに減少させ
られると、この前輪21の駆動トルクの減少にともなっ
てエンジン10の負荷が大きくされて回転速度が低下さ
せられる。そして、駆動輪21のスリップが殆ど解消さ
れた状態でそれまで待機させられていたクラッチ24の
係合が許容されて4輪駆動状態とされる。したがって、
前輪21のスリップ中に切換えレバーにより2輪駆動側
位置から4輪駆動側位置へ切り換えられても、それまで
駆動輪として機能している前輪21と新たに動力が伝達
される後輪23との回転差に起因する不快な切換えショ
ックが好適に抑制されるのである。
なお、上述したのはあくまでも本発明の一実施例であ
り、本発明はその精神を逸脱しない範囲で種々変更が加
えられ得るものである。
り、本発明はその精神を逸脱しない範囲で種々変更が加
えられ得るものである。
第1図は第2図の制御回路の作動を説明するフローチャ
ートである。第2図は第3図の装置の制御回路を示すブ
ロック線図である。第3図は本発明が適用される4輪駆
動車両の動力伝達装置を示す骨子図である。第4図は車
両のスリップ状態においてスロットル弁開度が一定の場
合におけるエンジンの回転速度と出力トルクとの関係を
示す図である。 10:エンジン 14:ベルト式無段変速機 21:前輪(駆動輪) 23:後輪(駆動輪) 24:クラッチ(切換装置)
ートである。第2図は第3図の装置の制御回路を示すブ
ロック線図である。第3図は本発明が適用される4輪駆
動車両の動力伝達装置を示す骨子図である。第4図は車
両のスリップ状態においてスロットル弁開度が一定の場
合におけるエンジンの回転速度と出力トルクとの関係を
示す図である。 10:エンジン 14:ベルト式無段変速機 21:前輪(駆動輪) 23:後輪(駆動輪) 24:クラッチ(切換装置)
Claims (1)
- 【請求項1】エンジンの出力を無段階に変速して駆動輪
へ伝達する無段変速機と、該無段変速機を介して出力さ
れる回転力を左右一対の2輪へ伝達させる2輪駆動状態
と4輪全部へ伝達させる4輪駆動状態とに切り換える切
換装置とを備えた4輪駆動車両において、上記無段変速
機の変速比を制御する方法であって、 前記車両の2輪駆動状態における駆動輪のスリップが検
出された場合には、前記4輪駆動状態への切換えに先立
って前記無段変速機の変速比を減少方向へ変化させるこ
とを特徴とする4輪駆動車両用無段変速機の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5799286A JPH0626935B2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 4輪駆動車両用無段変速機の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5799286A JPH0626935B2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 4輪駆動車両用無段変速機の制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62214018A JPS62214018A (ja) | 1987-09-19 |
| JPH0626935B2 true JPH0626935B2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=13071500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5799286A Expired - Lifetime JPH0626935B2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 4輪駆動車両用無段変速機の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0626935B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01314629A (ja) * | 1988-06-13 | 1989-12-19 | Honda Motor Co Ltd | 車両の駆動状態切換制御方法 |
| CN107234984B (zh) * | 2017-06-14 | 2023-12-19 | 江苏林海动力机械集团有限公司 | 一种电动车四轮驱动自动切换系统 |
-
1986
- 1986-03-14 JP JP5799286A patent/JPH0626935B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62214018A (ja) | 1987-09-19 |
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