JPH06269518A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents
ゴルフクラブヘッドInfo
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- JPH06269518A JPH06269518A JP5080232A JP8023293A JPH06269518A JP H06269518 A JPH06269518 A JP H06269518A JP 5080232 A JP5080232 A JP 5080232A JP 8023293 A JP8023293 A JP 8023293A JP H06269518 A JPH06269518 A JP H06269518A
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- face
- club head
- golf club
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- A63B53/04—Heads
- A63B53/0466—Heads wood-type
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
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- A63B53/04—Heads
- A63B53/0416—Heads having an impact surface provided by a face insert
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- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B53/00—Golf clubs
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- A63B53/0433—Heads with special sole configurations
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- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
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- A63B53/04—Heads
- A63B53/0437—Heads with special crown configurations
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- A63B53/04—Heads
- A63B53/045—Strengthening ribs
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- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B60/00—Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like
- A63B60/50—Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like with through-holes
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Golf Clubs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ボールの飛距離を大きく伸ばすことの可能な
ゴルフクラブヘッドを提案する。 【構成】 フェース部2のまわりの周辺部4の肉厚T
を、フェース部2の肉厚tよりも厚くして、ボール3の
打撃時の周辺部4の変形を抑え、かつフェース部2の耐
力σと、その縦弾性係数Eとの比σ/Eを5×10-3以
上に設定して、ボール3の打撃時のフェース部2の凹入
変形量を大きくする。
ゴルフクラブヘッドを提案する。 【構成】 フェース部2のまわりの周辺部4の肉厚T
を、フェース部2の肉厚tよりも厚くして、ボール3の
打撃時の周辺部4の変形を抑え、かつフェース部2の耐
力σと、その縦弾性係数Eとの比σ/Eを5×10-3以
上に設定して、ボール3の打撃時のフェース部2の凹入
変形量を大きくする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、打球面を構成する金属
製のフェース部を有する中空なゴルフクラブヘッドに関
するものである。
製のフェース部を有する中空なゴルフクラブヘッドに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ゴルフのプレー時に、打撃後のボールの
飛距離を伸ばすことができるように、ゴルフクラブヘッ
ドに関する各種の改良がなされている。特にウッドタイ
プ又はアイアンタイプのゴルフクラブヘッドは、ボール
の飛距離をできるだけ大きく伸ばすことができるように
構成されるべきである。ところが従来のゴルフクラブヘ
ッドによっては充分な飛距離を期待することはできず、
その一層の改善が望まれていた。
飛距離を伸ばすことができるように、ゴルフクラブヘッ
ドに関する各種の改良がなされている。特にウッドタイ
プ又はアイアンタイプのゴルフクラブヘッドは、ボール
の飛距離をできるだけ大きく伸ばすことができるように
構成されるべきである。ところが従来のゴルフクラブヘ
ッドによっては充分な飛距離を期待することはできず、
その一層の改善が望まれていた。
【0003】従来は、一般にフェース部の剛性を高め、
ボールの打撃時にボールに対して大きな衝撃力を与え、
その反発係数を高めてボールの飛距離を伸ばすことがで
きるようにゴルフクラブヘッドを設計していた。剛性の
大なるフェース部がボールを打撃し、ボールに対して大
きな衝撃力を与え、これによってボールの飛距離を伸ば
すべきであるとする考えに基づきゴルフクラブヘッドを
構成していたのである。
ボールの打撃時にボールに対して大きな衝撃力を与え、
その反発係数を高めてボールの飛距離を伸ばすことがで
きるようにゴルフクラブヘッドを設計していた。剛性の
大なるフェース部がボールを打撃し、ボールに対して大
きな衝撃力を与え、これによってボールの飛距離を伸ば
すべきであるとする考えに基づきゴルフクラブヘッドを
構成していたのである。
【0004】ところが、本発明者の検討したところによ
ると、上述した従来の考えには、その基本的な点に誤り
のあることが明らかとなった。その理由は後に詳しく説
明するが、結論から示すと、フェース部の剛性を高めて
ボールに大きな衝撃力を与えると、かえってボールのエ
ネルギーロスが増大し、ボールの飛距離が低下してしま
うのである。このように、従来、ボールの飛距離を充分
に伸ばすことができなかった理由の1つに、フェース部
の剛性を高めるべきであるとする誤った思想が常識化し
ていた点にあるものと考えられる。
ると、上述した従来の考えには、その基本的な点に誤り
のあることが明らかとなった。その理由は後に詳しく説
明するが、結論から示すと、フェース部の剛性を高めて
ボールに大きな衝撃力を与えると、かえってボールのエ
ネルギーロスが増大し、ボールの飛距離が低下してしま
うのである。このように、従来、ボールの飛距離を充分
に伸ばすことができなかった理由の1つに、フェース部
の剛性を高めるべきであるとする誤った思想が常識化し
ていた点にあるものと考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した新
規な認識に基づきなされたものであり、その目的とする
ところは、簡単な構成によってボールの飛距離を効果的
に伸ばすことのできるゴルフクラブヘッドを提供するこ
とにある。
規な認識に基づきなされたものであり、その目的とする
ところは、簡単な構成によってボールの飛距離を効果的
に伸ばすことのできるゴルフクラブヘッドを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、打球面を構成する金属製のフェース部を有
する中空なゴルフクラブヘッドにおいて、フェース部の
縦弾性係数をE、その耐力をσとしたとき、σ/Eを5
×10-3以上に設定し、かつフェース部の周辺部の肉厚
をフェース部の肉厚よりも厚く設定したゴルフクラブヘ
ッドを提案する。
成するため、打球面を構成する金属製のフェース部を有
する中空なゴルフクラブヘッドにおいて、フェース部の
縦弾性係数をE、その耐力をσとしたとき、σ/Eを5
×10-3以上に設定し、かつフェース部の周辺部の肉厚
をフェース部の肉厚よりも厚く設定したゴルフクラブヘ
ッドを提案する。
【0007】また本発明は同じ目的を達成するため、打
球面を構成する金属製のフェース部を有する中空なゴル
フクラブヘッドにおいて、フェース部の縦弾性係数を
E、その耐力をσとしたとき、σ/Eを5×10-3以上
に設定し、かつフェース部の周辺部の内側面にその変形
を抑える補強部材を固着したゴルフクラブヘッドを提案
する。
球面を構成する金属製のフェース部を有する中空なゴル
フクラブヘッドにおいて、フェース部の縦弾性係数を
E、その耐力をσとしたとき、σ/Eを5×10-3以上
に設定し、かつフェース部の周辺部の内側面にその変形
を抑える補強部材を固着したゴルフクラブヘッドを提案
する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って詳細に
説明する。
説明する。
【0009】図1は本発明一実施例のウッドタイプのゴ
ルフクラブヘッド1を示す断面図であり、このクラブヘ
ッド1は、打球面を構成する金属製のフェース部2と、
その周辺部4と、シェル部5とを有し、その内部は中空
に形成されている。6はシャフト7をヘッド1に固着す
るためのホーゼル部である。図1に示したゴルフクラブ
ヘッド1は、その全体が金属より成る。
ルフクラブヘッド1を示す断面図であり、このクラブヘ
ッド1は、打球面を構成する金属製のフェース部2と、
その周辺部4と、シェル部5とを有し、その内部は中空
に形成されている。6はシャフト7をヘッド1に固着す
るためのホーゼル部である。図1に示したゴルフクラブ
ヘッド1は、その全体が金属より成る。
【0010】上述のゴルフクラブを矢印B方向にスィン
グし、そのフェース部2を、鎖線で示したボール3に当
ててこれを打撃し、ボールを飛ばすのであるが、その
際、先にも説明したように従来はフェース部の剛性を高
め、ボールに対して大きな衝撃力を与えるようにクラブ
ヘッドを構成していた。すなわち、フェース部にボール
が当ったとき、そのフェース部の凹入変形量ができるだ
け少なくなるようにフェース部の肉厚を大きく設定して
いたのである。
グし、そのフェース部2を、鎖線で示したボール3に当
ててこれを打撃し、ボールを飛ばすのであるが、その
際、先にも説明したように従来はフェース部の剛性を高
め、ボールに対して大きな衝撃力を与えるようにクラブ
ヘッドを構成していた。すなわち、フェース部にボール
が当ったとき、そのフェース部の凹入変形量ができるだ
け少なくなるようにフェース部の肉厚を大きく設定して
いたのである。
【0011】これに対し、図1に示したゴルフクラブヘ
ッド1においては、そのフェース部2が、ボール3の打
撃時に鎖線で示すように大きく凹入変形するように構成
されている。従来と全く逆の構成となっているのであ
る。これにより、次に示すようにボールの飛距離を大き
く伸ばすことが可能となる。
ッド1においては、そのフェース部2が、ボール3の打
撃時に鎖線で示すように大きく凹入変形するように構成
されている。従来と全く逆の構成となっているのであ
る。これにより、次に示すようにボールの飛距離を大き
く伸ばすことが可能となる。
【0012】フェース部2がボール3に当り始め、次い
でフェース部2が図1に示すように大きく凹入変形し、
これが弾性復帰する間に、ここに蓄積されたひずみエネ
ルギーによってボール3に打撃力を与え、これを飛行さ
せるのであるが、フェース部2が最大に凹入変形したと
きの撓み量をδとする。このとき、図1に示したゴルフ
クラブヘッド1においては、その撓み量δが従来よりも
大きいため、ボール3がフェース部2に当り始めてか
ら、再びこのボール3がフェース部2を離れるまでの時
間は、従来のフェース部のように、その撓み量が小なる
ときに比べて大きくなる。
でフェース部2が図1に示すように大きく凹入変形し、
これが弾性復帰する間に、ここに蓄積されたひずみエネ
ルギーによってボール3に打撃力を与え、これを飛行さ
せるのであるが、フェース部2が最大に凹入変形したと
きの撓み量をδとする。このとき、図1に示したゴルフ
クラブヘッド1においては、その撓み量δが従来よりも
大きいため、ボール3がフェース部2に当り始めてか
ら、再びこのボール3がフェース部2を離れるまでの時
間は、従来のフェース部のように、その撓み量が小なる
ときに比べて大きくなる。
【0013】ここで、図1に示したクラブヘッド1と従
来のクラブヘッドとによって、同一の条件でボールを打
撃したとすると、ボールがフェース部に当ってからこれ
が離れるまでの力積は互いに等しくなる。ところが、上
述のように図1に示したクラブヘッド1の方が従来より
も長い時間ボール3に接触しているので、フェース部2
がボール3に対して与える衝撃力は従来よりも小さくな
る。力積は、ボールとフェース部との接触時間と、その
衝撃力との積で表わされるから、接触時間が長ければそ
れだけ衝撃力は小さくなるのである。
来のクラブヘッドとによって、同一の条件でボールを打
撃したとすると、ボールがフェース部に当ってからこれ
が離れるまでの力積は互いに等しくなる。ところが、上
述のように図1に示したクラブヘッド1の方が従来より
も長い時間ボール3に接触しているので、フェース部2
がボール3に対して与える衝撃力は従来よりも小さくな
る。力積は、ボールとフェース部との接触時間と、その
衝撃力との積で表わされるから、接触時間が長ければそ
れだけ衝撃力は小さくなるのである。
【0014】このように、フェース部2が図1に示した
ように大きく弾性変形すれば、ボール3に与える衝撃力
は小さくなり、これによってボール3の変形量を小さく
留めることができる。従来はフェース部の凹入変形量を
小さくしてたため、ボールに与える衝撃力が非常に大き
なものとなり、当該ボールが大きく弾性変形していたの
であるが、図1に示したクラブヘッド1においては、ボ
ール3がフェース部2から受ける衝撃力が小さいため、
当該ボール3の変形量を従来よりも大幅に小さくできる
のである。
ように大きく弾性変形すれば、ボール3に与える衝撃力
は小さくなり、これによってボール3の変形量を小さく
留めることができる。従来はフェース部の凹入変形量を
小さくしてたため、ボールに与える衝撃力が非常に大き
なものとなり、当該ボールが大きく弾性変形していたの
であるが、図1に示したクラブヘッド1においては、ボ
ール3がフェース部2から受ける衝撃力が小さいため、
当該ボール3の変形量を従来よりも大幅に小さくできる
のである。
【0015】一方、図1のように変形したボール3は、
これがフェース部2に接触しながら、その弾性によって
元の球形の形態に戻り、引き続き図1に示した向きとは
直交する向きに圧縮変形するのであるが、図1に示した
状態から球形に戻るときヒステリシス現象を伴う。
これがフェース部2に接触しながら、その弾性によって
元の球形の形態に戻り、引き続き図1に示した向きとは
直交する向きに圧縮変形するのであるが、図1に示した
状態から球形に戻るときヒステリシス現象を伴う。
【0016】ボール3の粘弾性によるヒステリシスは、
その最大変形量が大きければ大きい程大きくなる。従っ
て、従来のようにボールがフェース部からの大きな衝撃
力を受け、大きく圧縮変形すれば、これが元の形態に戻
るときのヒステリシス損失は著しく大きくなり、大きな
エネルギーロスを生じる。これによりボールの反発係数
は小さくなり、よってフェース部を離れたボールの速度
は低下し、ボールを遠くまで飛ばすことはできない。
その最大変形量が大きければ大きい程大きくなる。従っ
て、従来のようにボールがフェース部からの大きな衝撃
力を受け、大きく圧縮変形すれば、これが元の形態に戻
るときのヒステリシス損失は著しく大きくなり、大きな
エネルギーロスを生じる。これによりボールの反発係数
は小さくなり、よってフェース部を離れたボールの速度
は低下し、ボールを遠くまで飛ばすことはできない。
【0017】これに対して、図1に示したゴルフクラブ
ヘッド1においては、フェース部2が大きく弾性変形
し、これによってボール3の変形量を小さく留めること
ができるので、このボール3が元の球形に戻るときのヒ
ステリシス損失は極めて少なくなり、そのエネルギーロ
スが減少する。ボール3の変形を抑えることによって、
ヒステリシス損失を効果的に低減することができるので
ある。このため、ボール3の反発係数は従来よりも格段
と上昇し、よってフェース部2を離れたボール3の速度
を高め、その飛行距離を大きく伸ばすことができる。
ヘッド1においては、フェース部2が大きく弾性変形
し、これによってボール3の変形量を小さく留めること
ができるので、このボール3が元の球形に戻るときのヒ
ステリシス損失は極めて少なくなり、そのエネルギーロ
スが減少する。ボール3の変形を抑えることによって、
ヒステリシス損失を効果的に低減することができるので
ある。このため、ボール3の反発係数は従来よりも格段
と上昇し、よってフェース部2を離れたボール3の速度
を高め、その飛行距離を大きく伸ばすことができる。
【0018】またフェース部2を離れて飛行するボール
3は、図1に示した向きと、これに直交する向きとに交
互に変形しなから振動するが、フェース部2に当ったと
きのボール3の変形量が図1に示したように小さけれ
ば、飛行中の振動の振幅も小さくなり、このため、この
振動によるボール3のエネルギーロスも減少し、これに
よってもボール3の飛距離を伸ばすことが可能となる。
従来のように、ボールがフェース部に当ったとき、大き
く変形すれば、当該ボールはその飛行中に激しく振動
し、これによってボールのエネルギーロスが増大し、そ
の飛距離が低下してしまうのである。
3は、図1に示した向きと、これに直交する向きとに交
互に変形しなから振動するが、フェース部2に当ったと
きのボール3の変形量が図1に示したように小さけれ
ば、飛行中の振動の振幅も小さくなり、このため、この
振動によるボール3のエネルギーロスも減少し、これに
よってもボール3の飛距離を伸ばすことが可能となる。
従来のように、ボールがフェース部に当ったとき、大き
く変形すれば、当該ボールはその飛行中に激しく振動
し、これによってボールのエネルギーロスが増大し、そ
の飛距離が低下してしまうのである。
【0019】以上のように、図1に示したゴルフクラブ
ヘッド1によれば、ボール3の打撃時のフェース部2の
撓み量δを大きくすることにより、ボールの飛距離を従
来よりも伸ばすことができる。そして、その撓み量δが
大きくなればなる程、ボール3の変形を効果的に抑え、
そのエネルギーロスを低減させ、ボールの飛距離を一層
伸ばすことが可能となる。ここで、このように、フェー
ス部2を大きく凹入変形させるには、その肉厚を薄く
し、その剛性を下げればよい。ところがフェース部2の
肉厚をむやみに薄くすれば、その強度が低くなり、これ
が、ボールの打撃時に永久変形するおそれがある。
ヘッド1によれば、ボール3の打撃時のフェース部2の
撓み量δを大きくすることにより、ボールの飛距離を従
来よりも伸ばすことができる。そして、その撓み量δが
大きくなればなる程、ボール3の変形を効果的に抑え、
そのエネルギーロスを低減させ、ボールの飛距離を一層
伸ばすことが可能となる。ここで、このように、フェー
ス部2を大きく凹入変形させるには、その肉厚を薄く
し、その剛性を下げればよい。ところがフェース部2の
肉厚をむやみに薄くすれば、その強度が低くなり、これ
が、ボールの打撃時に永久変形するおそれがある。
【0020】そこで、本発明に係るゴルフクラブヘッド
1においては、そのフェース部2を構成する材料とし
て、これが大きく凹入変形できるように、その縦弾性係
数が小さく、しかもこれが永久変形しないように、その
耐力が大なる金属を用いている。これにより、ボール3
の打撃時に、フェース部2を大きく凹入変形させ、しか
もその永久変形を阻止することが可能となる。
1においては、そのフェース部2を構成する材料とし
て、これが大きく凹入変形できるように、その縦弾性係
数が小さく、しかもこれが永久変形しないように、その
耐力が大なる金属を用いている。これにより、ボール3
の打撃時に、フェース部2を大きく凹入変形させ、しか
もその永久変形を阻止することが可能となる。
【0021】具体的に示すと、フェース部2の縦弾性係
数をE、その耐力をσとしたとき、Eが小さく、かつσ
が大きくなるように、σ/Eが5×10-3以上に設定さ
れ、好ましくは縦弾性係数Eが200GPa以下、耐力
σが1000MPa以上に設定されている。かかる条
件、すなわちσ/E≧5×10-3、好ましくはE≦20
0GPa、σ≧1000MPaなる条件は、図1に示した
ゴルフクラブヘッド1に限らず、後述する各実施例のゴ
ルフクラブヘッドにおいても同様に適用されるものであ
る。
数をE、その耐力をσとしたとき、Eが小さく、かつσ
が大きくなるように、σ/Eが5×10-3以上に設定さ
れ、好ましくは縦弾性係数Eが200GPa以下、耐力
σが1000MPa以上に設定されている。かかる条
件、すなわちσ/E≧5×10-3、好ましくはE≦20
0GPa、σ≧1000MPaなる条件は、図1に示した
ゴルフクラブヘッド1に限らず、後述する各実施例のゴ
ルフクラブヘッドにおいても同様に適用されるものであ
る。
【0022】上述の構成により、フェース部2の撓み量
δを大きくし、その永久変形を防止することが可能であ
るが、ボールの打撃時にフェース部2の周辺部4までが
大きく弾性変形してしまうと、その周辺部4とシェル部
5が捩じれるように変形し、大きなエネルギーロスを生
じる。このため、フェース部2の撓み量δが思うように
大きくならず、前述の効果を充分に期待することができ
なくなる。すなわち、フェース部2の縦弾性係数Eと耐
力σを上述のように設定しても、ボール打撃時に周辺部
4が大きく変形してしまえば、フェース部2の大きな凹
入変形が得られず、ボールの飛距離を伸ばす効果が低減
するのである。理想的には、周辺部4は全く変形せず、
フェース部2だけが凹入変形することが最も望ましい。
δを大きくし、その永久変形を防止することが可能であ
るが、ボールの打撃時にフェース部2の周辺部4までが
大きく弾性変形してしまうと、その周辺部4とシェル部
5が捩じれるように変形し、大きなエネルギーロスを生
じる。このため、フェース部2の撓み量δが思うように
大きくならず、前述の効果を充分に期待することができ
なくなる。すなわち、フェース部2の縦弾性係数Eと耐
力σを上述のように設定しても、ボール打撃時に周辺部
4が大きく変形してしまえば、フェース部2の大きな凹
入変形が得られず、ボールの飛距離を伸ばす効果が低減
するのである。理想的には、周辺部4は全く変形せず、
フェース部2だけが凹入変形することが最も望ましい。
【0023】そこで、図1に示した実施例においては、
フェース部2の周辺部4の肉厚Tを、フェース部2の肉
厚tよりも大きく設定し(T>t)、ボール打撃時に周
辺部4の変形を抑え、好ましくはその変形を実質的にゼ
ロにできるように構成されている。かかる構成により、
エネルギーロスを効果的に抑え、フェース部2を大きく
凹入変形させ、ボール3の飛距離を従来よりも大きく伸
ばすことができる。
フェース部2の周辺部4の肉厚Tを、フェース部2の肉
厚tよりも大きく設定し(T>t)、ボール打撃時に周
辺部4の変形を抑え、好ましくはその変形を実質的にゼ
ロにできるように構成されている。かかる構成により、
エネルギーロスを効果的に抑え、フェース部2を大きく
凹入変形させ、ボール3の飛距離を従来よりも大きく伸
ばすことができる。
【0024】このように、図1に示した例では、フェー
ス部2の材質として、凹入変形し易い金属を用い、かつ
その周辺部4の厚さTを大きくしてその変形を抑え、か
かる2つの条件を同時に満足させることによって、フェ
ース部2の撓み量δを効果的に増大できるように構成さ
れているのである。またヘッド1は内部が中空であっ
て、周辺部4の後方には、これと一体のシェル部5が設
けられているが、このシェル部5の剛性がボール打撃時
の周辺部4の変形を抑えるようにこれを支える作用をな
すので、周辺部4の肉厚Tを過度に厚くしなくとも、そ
の変形を抑えることができる。
ス部2の材質として、凹入変形し易い金属を用い、かつ
その周辺部4の厚さTを大きくしてその変形を抑え、か
かる2つの条件を同時に満足させることによって、フェ
ース部2の撓み量δを効果的に増大できるように構成さ
れているのである。またヘッド1は内部が中空であっ
て、周辺部4の後方には、これと一体のシェル部5が設
けられているが、このシェル部5の剛性がボール打撃時
の周辺部4の変形を抑えるようにこれを支える作用をな
すので、周辺部4の肉厚Tを過度に厚くしなくとも、そ
の変形を抑えることができる。
【0025】上述したゴルフクラブヘッド1は、それ自
体公知な適宜な方法、例えば鋳造、鍛造、プレス加工な
どの方法によって製造することが可能であるが、特に超
塑性成形法によってこれを製造すると、フェース部2と
その周辺部4の肉厚t,Tを上述した関係に設定して、
簡単にクラブヘッド1を得ることができ、特に有利であ
る。
体公知な適宜な方法、例えば鋳造、鍛造、プレス加工な
どの方法によって製造することが可能であるが、特に超
塑性成形法によってこれを製造すると、フェース部2と
その周辺部4の肉厚t,Tを上述した関係に設定して、
簡単にクラブヘッド1を得ることができ、特に有利であ
る。
【0026】超塑性成形法によってゴルフクラブヘッド
1を製造するときは、このヘッド1を、例えば、図1に
破線で示す3つの部片、すなわちフェース部2及び周辺
部4を含むフェース部材8と、トップ部材9と、ソール
部材10とに分け、そのそれぞれを別々に成形し、しか
る後、これらを溶接などによって図1に示したように一
体に固着するとよい。
1を製造するときは、このヘッド1を、例えば、図1に
破線で示す3つの部片、すなわちフェース部2及び周辺
部4を含むフェース部材8と、トップ部材9と、ソール
部材10とに分け、そのそれぞれを別々に成形し、しか
る後、これらを溶接などによって図1に示したように一
体に固着するとよい。
【0027】ここで、フェース部材8を超塑性成形法に
よって製造するときの具体例を説明する。
よって製造するときの具体例を説明する。
【0028】先ず図2に示すように、下型11の上にフ
ェース部材8の素材12を載置し、その上に上型13を
配置して上下の型11,13によって素材12を挟み付
ける。次いで、上型13に付設された供給路14を通し
て、加圧された高温ガスを上型13の内部に導入し、図
3に示すように、そのガスの圧力と温度によって素材1
2を下型11の成形面上に押し付け、これを超塑性変形
させてフェース部材8を得る。素材12を予め加熱して
おいてもよい。このようにして成形したフェース部材8
を下型11から外した後、その周辺の不要部分をカット
することによりフェース部材8が完成する。トップ部材
9及びソール部材10も同様にして成形することができ
る。
ェース部材8の素材12を載置し、その上に上型13を
配置して上下の型11,13によって素材12を挟み付
ける。次いで、上型13に付設された供給路14を通し
て、加圧された高温ガスを上型13の内部に導入し、図
3に示すように、そのガスの圧力と温度によって素材1
2を下型11の成形面上に押し付け、これを超塑性変形
させてフェース部材8を得る。素材12を予め加熱して
おいてもよい。このようにして成形したフェース部材8
を下型11から外した後、その周辺の不要部分をカット
することによりフェース部材8が完成する。トップ部材
9及びソール部材10も同様にして成形することができ
る。
【0029】素材12としては、チタン合金、アルミニ
ウム合金、ステンレス鋼、銅合金などの超塑性金属が使
用される。超塑性とは、このような金属が特定の温度範
囲において、裂断することなく大きな延びを示す性質を
言う。
ウム合金、ステンレス鋼、銅合金などの超塑性金属が使
用される。超塑性とは、このような金属が特定の温度範
囲において、裂断することなく大きな延びを示す性質を
言う。
【0030】上述の如き超塑性成形法によってフェース
部材8を成形すると、図3から判るように、完成したフ
ェース部材8のフェース部2となる中央部102を薄く
成形でき、しかも完成したフェース部材8の周辺部4と
なる素材周辺部104を厚く成形できるので、図1に示
したヘッド1のフェース部材8を簡単に製造することが
できる。
部材8を成形すると、図3から判るように、完成したフ
ェース部材8のフェース部2となる中央部102を薄く
成形でき、しかも完成したフェース部材8の周辺部4と
なる素材周辺部104を厚く成形できるので、図1に示
したヘッド1のフェース部材8を簡単に製造することが
できる。
【0031】図4乃至図8は、周辺部4の肉厚をフェー
ス部2よりもより確実に厚くできるフェース部材の超塑
性成形法を示している。この場合には、先ず図4に示す
ようにフェース部材の素材の1つである板材15を用意
し、その上面にリング状に形成された肉厚部材16を載
置し、両者を溶接によって仮止めする。
ス部2よりもより確実に厚くできるフェース部材の超塑
性成形法を示している。この場合には、先ず図4に示す
ようにフェース部材の素材の1つである板材15を用意
し、その上面にリング状に形成された肉厚部材16を載
置し、両者を溶接によって仮止めする。
【0032】次に、図5及び図6に示すように、もう1
つの素材である薄板17を肉厚部材16の上から板材1
5に重ね合せ、板材15と薄板17の全周を溶接して両
者を一体化する。このとき、両板材15,17の間に導
管18を挟み付け、これを板材15と薄板17に対して
溶接する。板材15、肉厚部材16及び薄板17として
も、先に例示した超塑性金属を用いる。
つの素材である薄板17を肉厚部材16の上から板材1
5に重ね合せ、板材15と薄板17の全周を溶接して両
者を一体化する。このとき、両板材15,17の間に導
管18を挟み付け、これを板材15と薄板17に対して
溶接する。板材15、肉厚部材16及び薄板17として
も、先に例示した超塑性金属を用いる。
【0033】引き続き、上記導管18を通して、板材1
5と薄板17とによって囲まれた内部の空気を抜き出
し、その減圧状態を維持したまま、板材15と薄板17
を図7に示すように、下型11と上型13の間に挟み付
け、上型13の供給路14から、例えば900℃の高温
ガスを導入し、図7及び図8に示すように板材15、薄
板17、及び肉厚部材16を拡散接合させながら、これ
らを超塑性成形する。最後に、周辺の不要部分をカット
すれば、フェース部2と周辺部4を有するフェース部材
8が完成する。
5と薄板17とによって囲まれた内部の空気を抜き出
し、その減圧状態を維持したまま、板材15と薄板17
を図7に示すように、下型11と上型13の間に挟み付
け、上型13の供給路14から、例えば900℃の高温
ガスを導入し、図7及び図8に示すように板材15、薄
板17、及び肉厚部材16を拡散接合させながら、これ
らを超塑性成形する。最後に、周辺の不要部分をカット
すれば、フェース部2と周辺部4を有するフェース部材
8が完成する。
【0034】上述した方法によると、肉厚部材16を用
いるので、完成したフェース部材8の周辺部4の肉厚
を、フェース部2の肉厚よりも確実に厚く形成できる。
また板材15と薄板17との間から空気を抜いて超塑性
成形するので、各素材15,16,17の接合面が、高
温ガスによって酸化することを防止でき、その接合不良
の発生を阻止することができる。
いるので、完成したフェース部材8の周辺部4の肉厚
を、フェース部2の肉厚よりも確実に厚く形成できる。
また板材15と薄板17との間から空気を抜いて超塑性
成形するので、各素材15,16,17の接合面が、高
温ガスによって酸化することを防止でき、その接合不良
の発生を阻止することができる。
【0035】図9乃至図11は、他の超塑性成形法を示
す説明図であり、この実施例においては、図9に示すよ
うに突状の成形面を有する下型11の成形面に、超塑性
金属より成るリング状の肉厚部材16をセットし、次い
で、同じく超塑性金属の板材15を下型11と上型13
の間に挟む。引き続き、図10に示すように供給路14
から高温ガスを導入し、肉厚部材16と板材15とを拡
散接合すると共に、これらを超塑性成形する。最後に、
図11に符号19で示した部分をカットすれば、肉厚の
大なる周辺部4と、肉厚の小なるフェース部2を有する
フェース部材8が完成する。
す説明図であり、この実施例においては、図9に示すよ
うに突状の成形面を有する下型11の成形面に、超塑性
金属より成るリング状の肉厚部材16をセットし、次い
で、同じく超塑性金属の板材15を下型11と上型13
の間に挟む。引き続き、図10に示すように供給路14
から高温ガスを導入し、肉厚部材16と板材15とを拡
散接合すると共に、これらを超塑性成形する。最後に、
図11に符号19で示した部分をカットすれば、肉厚の
大なる周辺部4と、肉厚の小なるフェース部2を有する
フェース部材8が完成する。
【0036】図2乃至図11に示した製造法は、フェー
ス部2とその周辺部4を一体化したフェース部材8を成
形するものであるが、図12及び図13に示すように、
肉厚の大なる周辺部4と、シェル部5とを一体に成形
し、これに対して、肉厚の薄い板状のフェース部2を例
えば溶接又はねじ止めなどによって固着してもよい。
ス部2とその周辺部4を一体化したフェース部材8を成
形するものであるが、図12及び図13に示すように、
肉厚の大なる周辺部4と、シェル部5とを一体に成形
し、これに対して、肉厚の薄い板状のフェース部2を例
えば溶接又はねじ止めなどによって固着してもよい。
【0037】また図12及び図13に示すように、シェ
ル部5の内側面に補強用のリブ20を一体に形成し、こ
れによってシェル部5の剛性を高め、該シェル部5によ
る周辺部4の支え効果を高めるようにすることもでき
る。かかるリブ20を設ければ、これを付設しない場合
に比べ、周辺部4の肉厚を多少薄くしても、ボール打撃
時の周辺部4の変形を抑えることが可能となる。
ル部5の内側面に補強用のリブ20を一体に形成し、こ
れによってシェル部5の剛性を高め、該シェル部5によ
る周辺部4の支え効果を高めるようにすることもでき
る。かかるリブ20を設ければ、これを付設しない場合
に比べ、周辺部4の肉厚を多少薄くしても、ボール打撃
時の周辺部4の変形を抑えることが可能となる。
【0038】図12に示した例では、リブ20が主応力
方向に付設され、また図13に示した例では、複数のリ
ブ20が周辺部4の側からバック部の側へ向けてほぼ平
行に延びており、その幅Dが周辺部4の側において広く
なっている。これは、周辺部4の近傍のシェル部5の剛
性を特に高め、周辺部4に対する支持効果を向上させる
ためである。
方向に付設され、また図13に示した例では、複数のリ
ブ20が周辺部4の側からバック部の側へ向けてほぼ平
行に延びており、その幅Dが周辺部4の側において広く
なっている。これは、周辺部4の近傍のシェル部5の剛
性を特に高め、周辺部4に対する支持効果を向上させる
ためである。
【0039】超塑性成形法によってゴルフクラブヘッド
1を製造すると、これを鋳造法によって製造したときの
ような鋳造欠陥、例えば「巣」ができることはなく、ヘ
ッドの品質を高めることができる。
1を製造すると、これを鋳造法によって製造したときの
ような鋳造欠陥、例えば「巣」ができることはなく、ヘ
ッドの品質を高めることができる。
【0040】ところで、上述した各実施例においては、
周辺部4の肉厚をフェース部2の肉厚よりも大きくし
て、ボール打撃時に周辺部4が変形することを抑えるよ
うに構成したが、そのほか、フェース部の周辺部の内側
面にその変形を抑える補強部材を固着しても同じ効果が
得られる。
周辺部4の肉厚をフェース部2の肉厚よりも大きくし
て、ボール打撃時に周辺部4が変形することを抑えるよ
うに構成したが、そのほか、フェース部の周辺部の内側
面にその変形を抑える補強部材を固着しても同じ効果が
得られる。
【0041】図14に示した実施例においては、フェー
ス部2の周辺部4の内側面に、リブ21から成る複数の
補強部材が溶接によって固着されている。
ス部2の周辺部4の内側面に、リブ21から成る複数の
補強部材が溶接によって固着されている。
【0042】図15に示す実施例においては、周辺部4
の内側面にリング状の補強プレート22より成る補強部
材が溶接によって固着されている。
の内側面にリング状の補強プレート22より成る補強部
材が溶接によって固着されている。
【0043】図17に示す実施例においては、ヘッド1
のトップ部側からソール部側へ上下に延びる補強プレー
ト23(図18参照)より成る補強部材が配置され、そ
の上下の端部が周辺部4の内側面に溶接によって固着さ
れている。
のトップ部側からソール部側へ上下に延びる補強プレー
ト23(図18参照)より成る補強部材が配置され、そ
の上下の端部が周辺部4の内側面に溶接によって固着さ
れている。
【0044】図19及び図20に示した実施例では、十
字形に形成された補強プレート24の各先端部が周辺部
4の内側面に溶接されている。
字形に形成された補強プレート24の各先端部が周辺部
4の内側面に溶接されている。
【0045】図21及び図22に示す実施例において
は、薄板状の補強プレート25より成る補強部材の周縁
部が、周辺部4の内側面に溶接によって固着されてい
る。
は、薄板状の補強プレート25より成る補強部材の周縁
部が、周辺部4の内側面に溶接によって固着されてい
る。
【0046】図14乃至図22に示したいずれの構成に
よっても、ボール打撃時の周辺部4の変形を効果的に抑
え、フェース部2を大きく凹入変形させることができ
る。
よっても、ボール打撃時の周辺部4の変形を効果的に抑
え、フェース部2を大きく凹入変形させることができ
る。
【0047】また図17及び図19乃至図22に示した
実施例では、ボールの打撃時に、フェース部2が図1
7、図19及び図21に鎖線で示すように大きく凹入変
形したとき、補強プレート23,24,25によって、
このフェース部2を支えることができるので、ボールに
よってフェース部2が特に大きな衝撃力を受けたとき
も、これを補強プレート23,24,25により支え、
フェース部2が永久変形をすることを阻止できる。
実施例では、ボールの打撃時に、フェース部2が図1
7、図19及び図21に鎖線で示すように大きく凹入変
形したとき、補強プレート23,24,25によって、
このフェース部2を支えることができるので、ボールに
よってフェース部2が特に大きな衝撃力を受けたとき
も、これを補強プレート23,24,25により支え、
フェース部2が永久変形をすることを阻止できる。
【0048】図21及び図22に示した実施例のよう
に、薄板状の補強プレート25を用いたときは、これに
適数の通気孔26を形成しておくとよい。かかる通気孔
26がないと、補強プレート25とフェース部2とによ
って囲まれた空間Sが密閉状態となるので、ボール打撃
時にフェース部2が凹入変形したとき、上記空間Sの圧
力が過度に高まり、その圧力によってフェース部2の凹
入変形が妨げられるおそれがある。通気孔26を設ける
ことにより、ボール打撃時に空間Sから空気が抜け出る
ので、空間Sの圧力が過度に大きくなることはなく、フ
ェース部2を支障なく、大きく凹入変形させることがで
きる。
に、薄板状の補強プレート25を用いたときは、これに
適数の通気孔26を形成しておくとよい。かかる通気孔
26がないと、補強プレート25とフェース部2とによ
って囲まれた空間Sが密閉状態となるので、ボール打撃
時にフェース部2が凹入変形したとき、上記空間Sの圧
力が過度に高まり、その圧力によってフェース部2の凹
入変形が妨げられるおそれがある。通気孔26を設ける
ことにより、ボール打撃時に空間Sから空気が抜け出る
ので、空間Sの圧力が過度に大きくなることはなく、フ
ェース部2を支障なく、大きく凹入変形させることがで
きる。
【0049】図14乃至図22に示した実施例では、ゴ
ルフクラブヘッド1がフェース部材8、トップ部材9及
びソール部材10に分割され、これらが溶接によって固
着されているが、この固着作業を行う際、リブ21、補
強プレート22,23,24,25を周辺部4の内側面
に溶接することができる。
ルフクラブヘッド1がフェース部材8、トップ部材9及
びソール部材10に分割され、これらが溶接によって固
着されているが、この固着作業を行う際、リブ21、補
強プレート22,23,24,25を周辺部4の内側面
に溶接することができる。
【0050】その際、上記各補強部材が、フェース部材
8とトップ部材9とソール部材10のそれぞれをまたぐ
ように補強部材を配置し、これらを一体に溶接すると、
各部材8,9,10と各補強部材との結合強度を高める
ことができる。例えば、図15の部分拡大図である図1
6に示すように、補強プレート22とフェース部材8と
をWで示した部分で溶接すると共に、フェース部材8に
対向するトップ部材9とソール部材10の接合部に二重
のV字形溝27を形成し、ここに溶接金属を肉盛りし
て、フェース部材8、トップ部材9及びソール部材10
を一体に固着し、その結合強度を高めるのである。
8とトップ部材9とソール部材10のそれぞれをまたぐ
ように補強部材を配置し、これらを一体に溶接すると、
各部材8,9,10と各補強部材との結合強度を高める
ことができる。例えば、図15の部分拡大図である図1
6に示すように、補強プレート22とフェース部材8と
をWで示した部分で溶接すると共に、フェース部材8に
対向するトップ部材9とソール部材10の接合部に二重
のV字形溝27を形成し、ここに溶接金属を肉盛りし
て、フェース部材8、トップ部材9及びソール部材10
を一体に固着し、その結合強度を高めるのである。
【0051】また図18に示すように、補強プレート2
3の各端部に切欠28を形成すると、ここに肉盛られる
溶接金属の量を増大でき、その結合強度を高めることが
できる。
3の各端部に切欠28を形成すると、ここに肉盛られる
溶接金属の量を増大でき、その結合強度を高めることが
できる。
【0052】以上、周辺部4の肉厚をフェース部2の肉
厚より厚くする構成と、周辺部4の内側面に補強部材を
固着する構成をそれぞれ説明したが、これらの構成を共
に採用すれば、周辺部4の変形をより一層効果的に抑え
ることができる。
厚より厚くする構成と、周辺部4の内側面に補強部材を
固着する構成をそれぞれ説明したが、これらの構成を共
に採用すれば、周辺部4の変形をより一層効果的に抑え
ることができる。
【0053】また本発明は、ウッドタイプのゴルフクラ
ブヘッドに限らず、アイアンタイプのゴルフクラブヘッ
ドにも適用できるものである。
ブヘッドに限らず、アイアンタイプのゴルフクラブヘッ
ドにも適用できるものである。
【0054】
【発明の効果】請求項1及び2に記載のゴルフクラブヘ
ッドによれば、ボール打撃時にフェース部を大きく凹入
変形させることができるので、ボールの変形を抑え、そ
のエネルギーロスを低減でき、ボールの飛距離を従来よ
りも大きく伸ばすことが可能である。
ッドによれば、ボール打撃時にフェース部を大きく凹入
変形させることができるので、ボールの変形を抑え、そ
のエネルギーロスを低減でき、ボールの飛距離を従来よ
りも大きく伸ばすことが可能である。
【図1】本発明一実施例のゴルフクラブヘッドの断面図
である。
である。
【図2】フェース部材を超塑性成形法によって成形する
方法を示す断面図である。
方法を示す断面図である。
【図3】フェース部材を超塑性成形法によって成形した
ときの状態を示す断面図である。
ときの状態を示す断面図である。
【図4】他の超塑性成形法によってフェース部材を成形
するときの素材となる板材と肉厚部材を示す斜視図であ
る。
するときの素材となる板材と肉厚部材を示す斜視図であ
る。
【図5】図4に示した板材の上に薄板を重ねて溶接した
様子を示す斜視図である。
様子を示す斜視図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】図5に示した素材を超塑性成形するときの断面
図である。
図である。
【図8】図5に示した素材を超塑性成形したときの断面
図である。
図である。
【図9】さらに他の超塑性成形法によってフェース部材
を成形する実施例を示す断面図である。
を成形する実施例を示す断面図である。
【図10】図9に示した素材を成形したときの様子を示
す断面図である。
す断面図である。
【図11】図10に示した型から成形品を外したときの
様子を示す断面図である。
様子を示す断面図である。
【図12】図1とは異なる形状のゴルフクラブヘッドを
示す断面図である。
示す断面図である。
【図13】さらに他の形状のゴルフクラブヘッドを示す
断面図である。
断面図である。
【図14】周辺部の内側面にリブを固着したゴルフクラ
ブヘッドの断面図である。
ブヘッドの断面図である。
【図15】周辺部の内側面に補強プレートを固着したゴ
ルフクラブヘッドの断面図である。
ルフクラブヘッドの断面図である。
【図16】図15の部分拡大図である。
【図17】周辺部の内側面に補強プレートを固着したゴ
ルフクラブヘッドの断面図である。
ルフクラブヘッドの断面図である。
【図18】図17に示した補強プレートの斜視図であ
る。
る。
【図19】周辺部の内側面に補強プレートを固着したゴ
ルフクラブヘッドの断面図である。
ルフクラブヘッドの断面図である。
【図20】図19のXX−XX線断面図である。
【図21】周辺部の内側面に補強プレートを固着したゴ
ルフクラブヘッドの断面図である。
ルフクラブヘッドの断面図である。
【図22】図21のXXI−XXI線断面図である。
1 ゴルフクラブヘッド 2 フェース部 4 周辺部 T 肉厚 t 肉厚
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 知也 千葉県松戸市松飛台288番地 マルマンゴ ルフ株式会社松戸工場内 (72)発明者 滝沢 広紀 千葉県松戸市松飛台288番地 マルマンゴ ルフ株式会社松戸工場内
Claims (2)
- 【請求項1】 打球面を構成する金属製のフェース部を
有する中空なゴルフクラブヘッドにおいて、フェース部
の縦弾性係数をE、その耐力をσとしたとき、σ/Eを
5×10-3以上に設定し、かつフェース部の周辺部の肉
厚をフェース部の肉厚よりも厚く設定したことを特徴と
するゴルフクラブヘッド。 - 【請求項2】 打球面を構成する金属製のフェース部を
有する中空なゴルフクラブヘッドにおいて、フェース部
の縦弾性係数をE、その耐力をσとしたとき、σ/Eを
5×10-3以上に設定し、かつフェース部の周辺部の内
側面にその変形を抑える補強部材を固着したことを特徴
とするゴルフクラブヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5080232A JP2717759B2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | ゴルフクラブヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5080232A JP2717759B2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | ゴルフクラブヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06269518A true JPH06269518A (ja) | 1994-09-27 |
| JP2717759B2 JP2717759B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=13712606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5080232A Expired - Lifetime JP2717759B2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | ゴルフクラブヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2717759B2 (ja) |
Cited By (13)
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| US6193614B1 (en) | 1997-09-09 | 2001-02-27 | Daiwa Seiko, Inc. | Golf club head |
| JP2002058762A (ja) * | 2000-08-21 | 2002-02-26 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ゴルフクラブヘッド |
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| US9700766B2 (en) | 2013-04-01 | 2017-07-11 | Acushnet Company | Golf club head with improved striking face |
Families Citing this family (10)
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|---|---|---|---|---|
| US6508722B1 (en) | 2000-01-31 | 2003-01-21 | Acushnet Company | Golf club head and improved casting method therefor |
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