JPH06270134A - 高流動コンクリートの製法 - Google Patents

高流動コンクリートの製法

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JPH06270134A
JPH06270134A JP8387693A JP8387693A JPH06270134A JP H06270134 A JPH06270134 A JP H06270134A JP 8387693 A JP8387693 A JP 8387693A JP 8387693 A JP8387693 A JP 8387693A JP H06270134 A JPH06270134 A JP H06270134A
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fluidity concrete
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concrete
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JP8387693A
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Masahiro Yurugi
正弘 万木
Yasushi Nakahara
康 中原
Noboru Sakata
昇 坂田
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Kajima Corp
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Kajima Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高流動コンクリートの練り混ぜに伴う労力と
時間を軽減し,能率良く高流動コンクリートを打設現場
に供給する。 【構成】 水,セメント,砂,砂利,微粉末,増粘剤お
よび分散剤を配合してスランプフロー値が50〜70c
mの高流動コンクリートを練り混ぜるにさいし,水,セ
メント,微粉末,増粘剤および分散剤をペーストミキサ
ーで練り混ぜて高流動コンクリート用ペーストを作成
し,このペーストを所定量の砂および砂利とトラックア
ジテーターで混合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,高流動コンクリートの
製法に関する。
【0002】
【従来の技術】スランプフロー値50〜70cm程度の
高流動性のコンクリートが最近開発された。これは骨材
の一部を石粉等の微粉末で置換したうえ,分散剤と更に
は適量の増粘剤を配合して高い単位水量のもとで材料分
離を抑えながら流動性を確保するものである。
【0003】この高流動コンクリートは,通常のコンク
リート工事ではスランプフロー値約8cm程度のものが
使用されていることからすれば,極めて流動性に富み,
したがって高密度配筋部や複雑形状部でも密実に打ち込
むことができ,バイブレータ等による締め固め作業も不
要であるという特徴がある。
【0004】従来,かような高流動コンクリートの練り
混ぜは,通常のコンクリートと同様にレデーミクストコ
ンクリートとして一般の生コンクリートプラントで行わ
れ,施工現場にトラックアジテーターで搬送されてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】高流動コンクリート
は,水,セメント,砂,砂利,微粉末,増粘剤および分
散剤を配合するものであるから,通常のコンクリートに
比べて,微粉末や増粘剤の計量や投入に特別の配慮が必
要であり,一般の生コンプラントでこれを作る場合に
は,配合上或いは操作上において非常な労力を要してい
た。
【0006】加えて,増粘剤の添加によって粘性の高く
なったコンクリートを練り混ぜるから,1バッチ当りの
練り混ぜ量を低減せざるを得ず,また練り混ぜ時間も通
常コンクリートの1.5ないし2倍を要した。
【0007】本発明は,かような高流動コンクリート製
造上の問題点を解決しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば,水,セ
メント,砂,砂利,微粉末,増粘剤および分散剤を配合
してスランプフロー値が50〜70cmの高流動コンク
リートを練り混ぜるにさいし,水,セメント,微粉末,
増粘剤および分散剤をペーストミキサーで練り混ぜて高
流動コンクリート用ペーストを作成し,このペーストを
所定量の砂および砂利とトラックアジテーターで混合す
ることを特徴とする高流動コンクリートの製法を提供す
る。
【0009】
【作用】水,セメント,微粉末,増粘剤および分散剤を
高速回転のペーストミキサーで練り混ぜるから,砂およ
び砂利と同時に練り混ぜる従来例に比べると, 微粉末お
よびセメントの分散が極めて良好となる。そして微粉末
の分散が良くなる結果分散剤および増粘剤の配合量も従
来例より低量にすることも可能である。
【0010】ペーストミキサーは,コンクリートミキサ
ーに比べると容量や構造の面でも安価で移動もできるか
ら,これを施工現場に据付けることにより,施工現場で
高流動コンクリート用ペーストが製作できる。一方,ト
ラックアジテーターは生コンプラントで砂と砂利だけを
積み込んで施工現場に配送することもできる。このた
め,砂と砂利を所定量積み込んだトラックアジテーター
に現場で製作した該ペーストを所定の配合で投入して,
アジテータを回転させれば,その場で高流動コンクリー
トが製作できる。
【0011】アジテータトラックは回転数を調節できる
ようになっている。ペーストと骨材の混合のさいには規
格の最大回転数でアジテータを回転させれば,十分な品
質をもつ高流動コンクリートが得られることが確認され
た。
【0012】得られた高流動コンクリートはその場で施
工に供することができるから,レデーミクストコンクリ
ートのように搬送時間に制約されることはない。すなわ
ち練り上がり直後のフレッシュなまま打設に供されるの
で高流動コンクリートの高流動特性が即座に発揮され
る。
【0013】
【実施例】図1は本発明に従う高流動コンクリートの製
法を図解的に示したものである。施工現場にペーストミ
キサー1を据付ける。このペーストミキサー1にセメン
ト2,微粉末3,水4,分散剤5および増粘剤6を秤量
して装入し,高流動コンクリート用ペースト7を得る。
【0014】一方,生コンプラント8において,砂9お
よび砂利10を秤量してトラックアジテーター11に積
載し,このトラックアジテーター11は施工現場に配送
される。この砂と砂利を所定量積載したアジテータに該
ペーストを装入し,アジテータを高速回転して練り混ぜ
る。練り混ぜが完了すれば,これをポンプ車(図示しな
い)に移して施工箇所に打設する。
【0015】使用した高流動コンクリートの配合は次の
とおりである。 〔ペーストミキサー投入物〕 水:165kg/m3 セメント:331kg/m3 石粉:216kg/m3 分散剤:13.78kg/m3 増粘剤:0.088kg/m3 〔トラックアジテーター積載物〕 砂:708kg/m3 砂利:882kg/m3
【0016】なお,使用したセメントはポルトランドセ
メント,石粉は粒度200メッシュのもの,分散剤は花
王社製の商品名「マイテイ150WH」として市販され
ているβナフタリンスルホン酸ホルマリン縮合物,増粘
剤はケルコ社製のウエランガム(粉末)である。また,
砂は大井川産の川砂を,砂利は最大寸法20mmの砕石を
用いた。
【0017】この配合において,単位水量=165kg/m
3 ,水/セメント比=52.8%,細骨材率=46.3%で
ある。ペーストミキサーでは石粉が均一に分散したペー
ストが形成され,アジテータで骨材と攪拌したあとでは
スランプフロー値は65±5cmの均質な高流動コンク
リートが得られた。
【0018】この実施例のほか,増粘剤としては水溶性
高分子例えばセルロースエーテル類等も好適に使用で
き,分散剤としては市販されている各種の高性能AE減
水剤が使用できる。微粉末としては石粉が適するが,高
炉スラグの微粉体やフライアッシュ等も適宜使用でき
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように,練り混ぜに労力と
時間を伴った高流動コンクリートが本発明によればトラ
ックアジテーターを利用して簡単に行えるようになり,
高流動コンクリートの普及に大きく貢献できる。特にレ
デーミックストコンクリートとしてではなく,アジテー
タ内で現場で練り混ぜが可能であるから,高流動コンク
リートの高流動特性が搬送中に劣化するようなことが防
止され,練り混ぜ直後に打設が可能である点で,このコ
ンクリートの特性上非常に有利である。
【0020】また,ペーストミキサーでは増粘剤が配合
されるとは言え,従来の骨材と共に練り混ぜる場合に比
べて,セメントおよび微粉末の分散性が良好となるか
ら,また練り置き時間を短くすることができるから,増
粘剤および分散剤の使用量を低減しても均一なペースト
が得られ,ひいては均一な高流動コンクリートが得られ
る。
【0021】そして,ペーストミキサーとトラックアジ
テーターの組合せによって,従来のレデーミクストコン
クリートをトラックアジテーターで搬送する場合と比べ
ると現場管理が容易となり作業性が向上するという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の本発明に従う高流動コンクリートの製
法を図解的に示した図である。
【符号の説明】
1 施工現場に設置されたペーストミキサー 8 生コンプラント 11 トラックアジテーター

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水,セメント,砂,砂利,微粉末,増粘
    剤および分散剤を配合してスランプフロー値が50〜7
    0cmの高流動コンクリートを練り混ぜるにさいし,
    水,セメント,微粉末,増粘剤および分散剤をペースト
    ミキサーで練り混ぜて高流動コンクリート用ペーストを
    作成し,このペーストを所定量の砂および砂利とトラッ
    クアジテーターで混合することを特徴とする高流動コン
    クリートの製法。
  2. 【請求項2】 微粉末は石粉または高炉スラグである請
    求項1に記載の高流動コンクリートの製法。
  3. 【請求項3】 分散剤は高性能AE減水剤である請求項
    1または2に記載の高流動コンクリートの製法。
  4. 【請求項4】 ペーストミキサーは施工現場に設置さ
    れ,トラックアジテーターは所定量の砂と砂利を積み込
    んでから施工現場に配送され,該ペーストミキサーで作
    られた高流動コンクリート用ペーストを該アジテータに
    投入して該アジテータを高速回転させる請求項1,2ま
    たは3に記載の高流動コンクリートの製法。
JP8387693A 1993-03-19 1993-03-19 高流動コンクリートの製法 Expired - Lifetime JP2640316B2 (ja)

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JPH06270134A true JPH06270134A (ja) 1994-09-27
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06294211A (ja) * 1993-04-07 1994-10-21 Nippon Steel Corp 既設コンクリート構造物の補修工法
JPH0821091A (ja) * 1994-07-05 1996-01-23 Nippon Kaijo Koji Kk 水中コンクリートの打設工法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06294211A (ja) * 1993-04-07 1994-10-21 Nippon Steel Corp 既設コンクリート構造物の補修工法
JPH0821091A (ja) * 1994-07-05 1996-01-23 Nippon Kaijo Koji Kk 水中コンクリートの打設工法

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JP2640316B2 (ja) 1997-08-13

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