JPH06270180A - 型内被覆成形方法 - Google Patents
型内被覆成形方法Info
- Publication number
- JPH06270180A JPH06270180A JP5063771A JP6377193A JPH06270180A JP H06270180 A JPH06270180 A JP H06270180A JP 5063771 A JP5063771 A JP 5063771A JP 6377193 A JP6377193 A JP 6377193A JP H06270180 A JPH06270180 A JP H06270180A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- coating
- upper mold
- lower mold
- coating material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 均一な厚みの被覆層を成形品全体に被覆性良
く形成することのできる型内被覆成形方法を得る。 【構成】 被覆材料を注入する前に上金型3と下金型4
の加圧方向における相対的な位置を治具11によって固
定し、被覆材料を注入した後成形品を離型する前に上金
型3と下金型4の位置の固定を解除する。加圧後の減圧
を開始する前に上金型3と下金型4の加圧方向と垂直な
方向における相対的な位置を固定し、被覆材料を注入し
た後成形品を離型する前に上金型3と下金型4の位置の
固定を解除する。
く形成することのできる型内被覆成形方法を得る。 【構成】 被覆材料を注入する前に上金型3と下金型4
の加圧方向における相対的な位置を治具11によって固
定し、被覆材料を注入した後成形品を離型する前に上金
型3と下金型4の位置の固定を解除する。加圧後の減圧
を開始する前に上金型3と下金型4の加圧方向と垂直な
方向における相対的な位置を固定し、被覆材料を注入し
た後成形品を離型する前に上金型3と下金型4の位置の
固定を解除する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱硬化性成形材料を成
形するに際し型内において被覆材料を注入して被覆層を
形成する型内被覆成形方法に関するものであり、詳しく
は、均一な厚みの被覆層を成形品の全体に形成すること
のできる型内被覆成形方法に関するものである。
形するに際し型内において被覆材料を注入して被覆層を
形成する型内被覆成形方法に関するものであり、詳しく
は、均一な厚みの被覆層を成形品の全体に形成すること
のできる型内被覆成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、熱硬化性材料により成形され
る成形品としては、SMCやBMCによる成形品が知ら
れている。このような成形品の型内被覆成形方法として
は、特開昭61−273921号公報に開示された方法
が知られている。この公報に開示された方法は、圧縮成
形中にその成形圧力を超える注入圧で被覆材料を注入し
て硬化させ、成形品の上に被覆層を形成する方法であ
る。このような型内被覆成形方法の好ましい成形条件と
しては、例えば雑誌「プラスチックス」Vol.41,
No.5の「インモールドコーティング成形方法」にお
いて示された条件がある。図2は、このような条件を示
す図である。図2を参照して、まず、圧力P 1 (60〜
100kg/cm2 )で熱硬化性成形材料を型内に充填
させ、次に圧力P2 (20〜50kg/cm2 )まで減
圧する。これは成形品のヒケ及び平滑性改善のためであ
る。熱硬化性材料が半硬化状態となったときに、圧力を
P3 (0〜40kg/cm2 )に減圧し、被覆材料を注
入する。被覆材料注入完了後、P4 (40〜80kg/
cm2 )まで圧力を増加し、被覆材料を成形品の表面に
充填させる。被覆材料の充填完了後、圧力をP5 (20
〜60kg/cm2 )に減圧して被覆材料を硬化させ
る。
る成形品としては、SMCやBMCによる成形品が知ら
れている。このような成形品の型内被覆成形方法として
は、特開昭61−273921号公報に開示された方法
が知られている。この公報に開示された方法は、圧縮成
形中にその成形圧力を超える注入圧で被覆材料を注入し
て硬化させ、成形品の上に被覆層を形成する方法であ
る。このような型内被覆成形方法の好ましい成形条件と
しては、例えば雑誌「プラスチックス」Vol.41,
No.5の「インモールドコーティング成形方法」にお
いて示された条件がある。図2は、このような条件を示
す図である。図2を参照して、まず、圧力P 1 (60〜
100kg/cm2 )で熱硬化性成形材料を型内に充填
させ、次に圧力P2 (20〜50kg/cm2 )まで減
圧する。これは成形品のヒケ及び平滑性改善のためであ
る。熱硬化性材料が半硬化状態となったときに、圧力を
P3 (0〜40kg/cm2 )に減圧し、被覆材料を注
入する。被覆材料注入完了後、P4 (40〜80kg/
cm2 )まで圧力を増加し、被覆材料を成形品の表面に
充填させる。被覆材料の充填完了後、圧力をP5 (20
〜60kg/cm2 )に減圧して被覆材料を硬化させ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の型内被覆成形方法では、被覆材料を型内に注
入した際に、被覆材料の注入圧力により、上金型が数1
0μm〜数100μm持ち上がり、成形品と上金型との
間に隙間が生じ、特に成形品が例えば浴槽のように底面
とそれに傾斜している壁面を有する成形品を場合、被覆
層の厚みが不均一になるという問題があった。また、こ
のように被覆層の厚みが不均一になると、成形品全体を
被覆するための被覆材料の最低必要量が多くなってしま
うという問題も生じた。
うな従来の型内被覆成形方法では、被覆材料を型内に注
入した際に、被覆材料の注入圧力により、上金型が数1
0μm〜数100μm持ち上がり、成形品と上金型との
間に隙間が生じ、特に成形品が例えば浴槽のように底面
とそれに傾斜している壁面を有する成形品を場合、被覆
層の厚みが不均一になるという問題があった。また、こ
のように被覆層の厚みが不均一になると、成形品全体を
被覆するための被覆材料の最低必要量が多くなってしま
うという問題も生じた。
【0004】また、型の加圧力を減圧した際、上金型と
下金型の水平バランスが崩れ、上金型及び下金型の位置
が水平方向に相対的にずれてしまうという問題があっ
た。このような上金型及び下金型の水平方向のずれによ
り、傾斜面、特に垂直に近い急な傾斜面を有する部分に
おいては、金型間の隙間が広くなったり、あるいは狭く
なったりすることにより、被覆材料の流動が不均一とな
り、結果として被覆性が不均一になるという問題があっ
た。
下金型の水平バランスが崩れ、上金型及び下金型の位置
が水平方向に相対的にずれてしまうという問題があっ
た。このような上金型及び下金型の水平方向のずれによ
り、傾斜面、特に垂直に近い急な傾斜面を有する部分に
おいては、金型間の隙間が広くなったり、あるいは狭く
なったりすることにより、被覆材料の流動が不均一とな
り、結果として被覆性が不均一になるという問題があっ
た。
【0005】本発明の目的は、このような従来の問題点
を解消し、成形品の全体において均一な被覆層を形成す
ることのできる型内被覆成形方法を提供することにあ
る。
を解消し、成形品の全体において均一な被覆層を形成す
ることのできる型内被覆成形方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の型内被
覆成形方法は、被覆材料を型内に注入する前に、上金型
と下金型の加圧方向における相対的な位置を固定し、被
覆材料を注入した後、成形品を離型する前に上金型と下
金型の位置の固定を解除することを特徴とする。
覆成形方法は、被覆材料を型内に注入する前に、上金型
と下金型の加圧方向における相対的な位置を固定し、被
覆材料を注入した後、成形品を離型する前に上金型と下
金型の位置の固定を解除することを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の型内被覆成形方法は、加
圧力の減圧を開始する前に、上金型と下金型の加圧方向
と垂直な方向における相対的な位置を固定し、被覆材料
を注入した後、成形品を離型する前に上金型と下金型の
位置の固定を解除することを特徴としている。
圧力の減圧を開始する前に、上金型と下金型の加圧方向
と垂直な方向における相対的な位置を固定し、被覆材料
を注入した後、成形品を離型する前に上金型と下金型の
位置の固定を解除することを特徴としている。
【0008】請求項1の発明において、上金型と下金型
の加圧方向の相対的位置を固定する方法としては、上金
型と下金型とを固定する方法、下金型を支持しているテ
ーブルと上金型とを固定する方法、上金型を支持してい
るスライドと下金型とを固定する方法、上金型を支持し
ているスライドと下金型を支持しているテーブルとを固
定する方法等がある。いずれの方法においても、金型の
周囲の四箇所で固定することが好ましい。
の加圧方向の相対的位置を固定する方法としては、上金
型と下金型とを固定する方法、下金型を支持しているテ
ーブルと上金型とを固定する方法、上金型を支持してい
るスライドと下金型とを固定する方法、上金型を支持し
ているスライドと下金型を支持しているテーブルとを固
定する方法等がある。いずれの方法においても、金型の
周囲の四箇所で固定することが好ましい。
【0009】請求項2の発明において、上金型と下金型
の加圧方向に垂直な方向の相対的位置を固定する方法と
しては、上金型と下金型とを固定する方法、下金型を支
持しているテーブルと上金型とを固定する方法、上金型
を支持しているスライドと下金型とを固定する方法、上
金型を支持しているスライドと下金型を支持しているテ
ーブルとを固定する方法等がある。いずれの方法におい
ても、金型の周囲の四箇所で固定することが好ましい。
の加圧方向に垂直な方向の相対的位置を固定する方法と
しては、上金型と下金型とを固定する方法、下金型を支
持しているテーブルと上金型とを固定する方法、上金型
を支持しているスライドと下金型とを固定する方法、上
金型を支持しているスライドと下金型を支持しているテ
ーブルとを固定する方法等がある。いずれの方法におい
ても、金型の周囲の四箇所で固定することが好ましい。
【0010】請求項1及び2の発明において、被覆材料
として用いる熱硬化性樹脂としては、熱分解性のラジカ
ル触媒を用いて二重結合を開裂付加反応させ3次元網目
構造を形成することのできる、分子内に反応性二重結合
を持つ不飽和ポリエステル樹脂、エポキシアクリレート
(ビニルエステル)樹脂、ウレタンアクリレート樹脂等
が用いられる。これらの樹脂はそれぞれ単独で用いても
よい、複数種を混合して用いてもよい。
として用いる熱硬化性樹脂としては、熱分解性のラジカ
ル触媒を用いて二重結合を開裂付加反応させ3次元網目
構造を形成することのできる、分子内に反応性二重結合
を持つ不飽和ポリエステル樹脂、エポキシアクリレート
(ビニルエステル)樹脂、ウレタンアクリレート樹脂等
が用いられる。これらの樹脂はそれぞれ単独で用いても
よい、複数種を混合して用いてもよい。
【0011】また、上記樹脂組成物には低収縮剤とし
て、ポリ酢酸ビニル、ポリメチル(メタ)アクリレー
ト、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体、酢酸
ビニル−スチレン共重合体、ポリブタジエン、飽和ポリ
エステル類、飽和ポリエーテル類などのような熱可塑性
樹脂を必要に応じて適当量用いることができる。
て、ポリ酢酸ビニル、ポリメチル(メタ)アクリレー
ト、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体、酢酸
ビニル−スチレン共重合体、ポリブタジエン、飽和ポリ
エステル類、飽和ポリエーテル類などのような熱可塑性
樹脂を必要に応じて適当量用いることができる。
【0012】請求項1及び2の発明に用いる着色顔料と
しては、従来公知のものが用いられる。例えば、酸化チ
タン、ベンジンイエロー、アンスラキノンイエロー、チ
タンイエロー、ハンザイエロー、モリブデートオレン
ジ、黄鉛、ジスアゾイエロー、ベンジンオレンジ、キナ
クリドンレッド、キナクリドンマゼンダ、ナフトールバ
イオレット、クロムグリーン、フタロシアニングリー
ン、アルカリブルー、コバルドブルー、フタロシアニン
ブルー、酸化鉄(ベンガラ)、銅アゾブラウン、アニリ
ンブラック、カーボンブラック、鉄黒等各種公知慣用の
ものが用いられる。
しては、従来公知のものが用いられる。例えば、酸化チ
タン、ベンジンイエロー、アンスラキノンイエロー、チ
タンイエロー、ハンザイエロー、モリブデートオレン
ジ、黄鉛、ジスアゾイエロー、ベンジンオレンジ、キナ
クリドンレッド、キナクリドンマゼンダ、ナフトールバ
イオレット、クロムグリーン、フタロシアニングリー
ン、アルカリブルー、コバルドブルー、フタロシアニン
ブルー、酸化鉄(ベンガラ)、銅アゾブラウン、アニリ
ンブラック、カーボンブラック、鉄黒等各種公知慣用の
ものが用いられる。
【0013】請求項1及び2の発明において、被覆材料
に含まれる着色顔料の好ましい配合量は、樹脂100重
量部に対し、3〜200重量部であり、これより少ない
配合量であると隠蔽力が不足し、これより多い配合量で
あると粘度が高くなり、型内での流動が悪くなる場合が
ある。
に含まれる着色顔料の好ましい配合量は、樹脂100重
量部に対し、3〜200重量部であり、これより少ない
配合量であると隠蔽力が不足し、これより多い配合量で
あると粘度が高くなり、型内での流動が悪くなる場合が
ある。
【0014】さらに上記樹脂組成物には、目的及び用途
に応じて、適当量の体質顔料すなわち無機充填剤を加え
ることができる。使用可能な無機充填剤としては、以下
のようなものがある。すなわち、ダイヤモンドなどの元
素鉱物、黄鉄鉱などの硫化鉱物、岩塩、カリ岩塩などの
ハロゲン化鉱物、炭酸カルシウムなどの炭酸塩鉱物、藍
鉄鉱などのりん酸塩鉱物、カルノー石などのバナジン酸
塩鉱物、重晶石(硫酸バリウム)、石膏(硫酸カルシウ
ム)などの硫酸塩鉱物、ほう砂などのほう酸塩鉱物、灰
チタン石などのチタン酸塩鉱物、雲母、タルク(滑
石)、葉ろう石、カオリン、石英、長石などのけい酸塩
鉱物、酸化チタン、鋼玉(酸化アルミニウム)、水酸化
アルミニウムなどの金属(水)酸化物、(中空)ガラス
球などのガラス製品などを中心として天然または人工鉱
物またはそれを処理、精製あるいは加工してものを用い
ることが可能である。
に応じて、適当量の体質顔料すなわち無機充填剤を加え
ることができる。使用可能な無機充填剤としては、以下
のようなものがある。すなわち、ダイヤモンドなどの元
素鉱物、黄鉄鉱などの硫化鉱物、岩塩、カリ岩塩などの
ハロゲン化鉱物、炭酸カルシウムなどの炭酸塩鉱物、藍
鉄鉱などのりん酸塩鉱物、カルノー石などのバナジン酸
塩鉱物、重晶石(硫酸バリウム)、石膏(硫酸カルシウ
ム)などの硫酸塩鉱物、ほう砂などのほう酸塩鉱物、灰
チタン石などのチタン酸塩鉱物、雲母、タルク(滑
石)、葉ろう石、カオリン、石英、長石などのけい酸塩
鉱物、酸化チタン、鋼玉(酸化アルミニウム)、水酸化
アルミニウムなどの金属(水)酸化物、(中空)ガラス
球などのガラス製品などを中心として天然または人工鉱
物またはそれを処理、精製あるいは加工してものを用い
ることが可能である。
【0015】また、上記樹脂組成物には、補強剤とし
て、各種補強繊維、すなわちガラス繊維、炭素繊維など
を必要に応じて適当量加えることができる。
て、各種補強繊維、すなわちガラス繊維、炭素繊維など
を必要に応じて適当量加えることができる。
【0016】またさらに上記樹脂組成物には、必要に応
じて、スチレン、アルファメチルスチレン、ジビニルベ
ンゼン、ビニルトルエン、ジアリルフタレート、各種ア
クリレートモノマー、各種メタクリレートモノマーなど
の共重合性単量体、ケトンパーオキサイド類、ジアシル
パーオキサイド類、ハイドロパーオキサイド類、ジアル
キルパーオキサイド類、アルキルパーエステル類、パー
カーボネート類、パーオキシケタール類などの公知の開
始剤、ジメチルアニリン、ナフテン酸コバルトなどの公
知の硬化促進剤、パラベンゾキノンなどの重合禁止剤、
カーボンブラックや酸化チタン、酸化鉄、シアニン系顔
料、アルミフレーク、ニッケル粉、金粉、銀粉などの顔
料、アゾ系染料やアントラキノン系、インジゴイド系、
スチルベン系などの染料、カーボンブラックなどの導電
性付与剤、乳化剤、ステアリン酸亜鉛等の金属石鹸類、
脂肪族燐酸塩、レシチンなどの離型剤などを用途、目的
に応じて適当量加えることができる。
じて、スチレン、アルファメチルスチレン、ジビニルベ
ンゼン、ビニルトルエン、ジアリルフタレート、各種ア
クリレートモノマー、各種メタクリレートモノマーなど
の共重合性単量体、ケトンパーオキサイド類、ジアシル
パーオキサイド類、ハイドロパーオキサイド類、ジアル
キルパーオキサイド類、アルキルパーエステル類、パー
カーボネート類、パーオキシケタール類などの公知の開
始剤、ジメチルアニリン、ナフテン酸コバルトなどの公
知の硬化促進剤、パラベンゾキノンなどの重合禁止剤、
カーボンブラックや酸化チタン、酸化鉄、シアニン系顔
料、アルミフレーク、ニッケル粉、金粉、銀粉などの顔
料、アゾ系染料やアントラキノン系、インジゴイド系、
スチルベン系などの染料、カーボンブラックなどの導電
性付与剤、乳化剤、ステアリン酸亜鉛等の金属石鹸類、
脂肪族燐酸塩、レシチンなどの離型剤などを用途、目的
に応じて適当量加えることができる。
【0017】また請求項1及び2の発明において、成形
材料として用いる熱硬化性樹脂組成物には、型内被覆熱
硬化性樹脂組成物と同様の各種材料を適宜配合して用い
られる。すなわち、熱硬化性樹脂として不飽和ポリエス
テル樹脂、ビニルエステル樹脂、ウレタンアクリレート
樹脂、などが用いられ、必要に応じて各種共重合体モノ
マー、低収縮剤、各種充填剤、着色剤、開始剤、補強
剤、添加剤等を加えることができる。
材料として用いる熱硬化性樹脂組成物には、型内被覆熱
硬化性樹脂組成物と同様の各種材料を適宜配合して用い
られる。すなわち、熱硬化性樹脂として不飽和ポリエス
テル樹脂、ビニルエステル樹脂、ウレタンアクリレート
樹脂、などが用いられ、必要に応じて各種共重合体モノ
マー、低収縮剤、各種充填剤、着色剤、開始剤、補強
剤、添加剤等を加えることができる。
【0018】このような成形材料として、特に汎用的な
例としては、例えば、不飽和ポリエステル樹脂をスチレ
ンに溶解し、熱可塑性樹脂からなる低収縮剤を加え、開
始剤としての有機過酸化物等を添加し、各種充填材、ガ
ラス繊維などの補強剤を加え、SMCあるいはBMCの
形態としてものが従来よく知られている。
例としては、例えば、不飽和ポリエステル樹脂をスチレ
ンに溶解し、熱可塑性樹脂からなる低収縮剤を加え、開
始剤としての有機過酸化物等を添加し、各種充填材、ガ
ラス繊維などの補強剤を加え、SMCあるいはBMCの
形態としてものが従来よく知られている。
【0019】なお、上述の熱硬化性成形材料の半硬化状
態とは、熱硬化性成形材料が、未硬化状態から増粘して
ゲル化した後、完全硬化に至る前の状態であり、被覆材
料の注入に対して受容性を有している(表面状態が乱れ
たりするなどの不都合が生じない)状態まで硬化した状
態をいう。
態とは、熱硬化性成形材料が、未硬化状態から増粘して
ゲル化した後、完全硬化に至る前の状態であり、被覆材
料の注入に対して受容性を有している(表面状態が乱れ
たりするなどの不都合が生じない)状態まで硬化した状
態をいう。
【0020】本発明においては、通常、成形材料がかか
る半硬化状態にあるときに被覆材料を注入する。
る半硬化状態にあるときに被覆材料を注入する。
【0021】
【作用】請求項1の型内被覆成形方法では、被覆材料を
注入する前に、上金型と下金型の加圧方向における相対
的な位置を固定している。このため、従来のように被覆
材料の注入により上金型が持ち上がり金型と成形品との
間に隙間を生じることがなくなる。このため、注入され
た被覆材料は、金型と半硬化状態の成形材料との間を、
成形材料を圧縮しながら流動する。このため、成形品の
全体において被覆層の厚みが均一となる。このように、
成形品全体において被覆層の厚みが均一となるので、全
面を被覆するのに必要な被覆材料の量が少なくなる。
注入する前に、上金型と下金型の加圧方向における相対
的な位置を固定している。このため、従来のように被覆
材料の注入により上金型が持ち上がり金型と成形品との
間に隙間を生じることがなくなる。このため、注入され
た被覆材料は、金型と半硬化状態の成形材料との間を、
成形材料を圧縮しながら流動する。このため、成形品の
全体において被覆層の厚みが均一となる。このように、
成形品全体において被覆層の厚みが均一となるので、全
面を被覆するのに必要な被覆材料の量が少なくなる。
【0022】請求項2の型内被覆成形方法では、加圧力
の減圧を開始する前に上金型と下金型の加圧方向と垂直
な方向における相対的な位置を固定している。このた
め、型の加圧力を減圧した際に、上金型と下金型が水平
方向に位置ずれを起こすことがなく、従って、被覆材料
が成形品の全体において流れやすくなり、成形品の全面
に厚みの均一な被覆層を形成させることができる。
の減圧を開始する前に上金型と下金型の加圧方向と垂直
な方向における相対的な位置を固定している。このた
め、型の加圧力を減圧した際に、上金型と下金型が水平
方向に位置ずれを起こすことがなく、従って、被覆材料
が成形品の全体において流れやすくなり、成形品の全面
に厚みの均一な被覆層を形成させることができる。
【0023】
【実施例】以下に請求項1及び2の発明の実施例及び比
較例について説明する。以下において部は重量部を示
す。
較例について説明する。以下において部は重量部を示
す。
【0024】SMCの調製 1.不飽和ポリエステル樹脂液(イソフタル酸系の不飽
和ポリエステル樹脂約60重量%をスチレンモノマー約
40重量%に溶解したもの)…70部 2.ポリスチレン系低収縮剤樹脂(ポリスチレン樹脂約
30重量%をスチレンモノマー約70重量%に溶解した
もの)…30部
和ポリエステル樹脂約60重量%をスチレンモノマー約
40重量%に溶解したもの)…70部 2.ポリスチレン系低収縮剤樹脂(ポリスチレン樹脂約
30重量%をスチレンモノマー約70重量%に溶解した
もの)…30部
【0025】3.炭酸カルシウム粉末(NS−100:
日東粉化工業社製)…120部 4.硬化剤(カヤブチルB:化薬アクゾ社製、ターシャ
リーブチルパーオキソベンゾエート含有率98重量%)
…1部
日東粉化工業社製)…120部 4.硬化剤(カヤブチルB:化薬アクゾ社製、ターシャ
リーブチルパーオキソベンゾエート含有率98重量%)
…1部
【0026】5.増粘剤(酸化マグネシウム粉末、キョ
ーワマグ150:協和化学工業社製)…1部 6.内部離型剤(ステアリン酸亜鉛:堺化学工業社製)
…3部 以上の材料を混合し、充分に攪拌した後、SMC含浸装
置により 7.ガラス繊維(旭ファイバーグラス社製のロービン
グ:ER4630LBD166Wを長さ25mmに切断
したもの)60部に含浸させ、SMCを得た。
ーワマグ150:協和化学工業社製)…1部 6.内部離型剤(ステアリン酸亜鉛:堺化学工業社製)
…3部 以上の材料を混合し、充分に攪拌した後、SMC含浸装
置により 7.ガラス繊維(旭ファイバーグラス社製のロービン
グ:ER4630LBD166Wを長さ25mmに切断
したもの)60部に含浸させ、SMCを得た。
【0027】被覆材料の調製 1.エポキシアクリレート樹脂液(リポキシR802、
昭和高分子社製)…100部 2.体質顔料:炭酸カルシウム(NS−100:日東粉
化社製、平均粒径約2μm)…50部
昭和高分子社製)…100部 2.体質顔料:炭酸カルシウム(NS−100:日東粉
化社製、平均粒径約2μm)…50部
【0028】3.硬化剤(カヤブチルB)…1部 4.白色顔料(酸化チタン、SR−1、堺化学工業社
製、平均粒径約0.24μm)…40部 以上の材料を混合し、充分に攪拌、混練し、白色の被覆
材料を得た。
製、平均粒径約0.24μm)…40部 以上の材料を混合し、充分に攪拌、混練し、白色の被覆
材料を得た。
【0029】成形条件 成形は以下のような設備を用いて行った。 成形品:深絞り形状の浴槽(図3に示す) 縦×横×高さ=約600×約350×約250mm (金型投影面積約2000cm2 )
【0030】成形品厚み:約5mm 傾斜面角度:A…5度、B…5度、C…2.5度、D…
15度(図4に示す) 金型:上型中央部に注入機(モレル社製)が取付けられ
ている。 金型温度:上型は150℃、下型は135℃に設定。 プレス機:800トンプレス機(レベリング装置付き)
(川崎油工社製)
15度(図4に示す) 金型:上型中央部に注入機(モレル社製)が取付けられ
ている。 金型温度:上型は150℃、下型は135℃に設定。 プレス機:800トンプレス機(レベリング装置付き)
(川崎油工社製)
【0031】被覆成形工程 上記のSMCを型内に3.4kgチャージし、プレス
圧100kg/cm2の圧力で100秒間加圧成形し
た。上金型及び下金型の固定は、以下に示す実施例1〜
10の方法により、金型を閉め切った80秒後(成形材
料は半硬化状態に達していた)に行った。
圧100kg/cm2の圧力で100秒間加圧成形し
た。上金型及び下金型の固定は、以下に示す実施例1〜
10の方法により、金型を閉め切った80秒後(成形材
料は半硬化状態に達していた)に行った。
【0032】プレス圧を被覆材料の注入圧である50
kg/cm2 まで減圧した。 減圧終了後、被覆材料を上金型の中央部から注入機に
より100ml注入した。 注入後、プレス圧50kg/cm2 に保持した状態
で、80秒間加熱した。注入後40秒経過した後、上金
型及び下金型の固定を解除した。
kg/cm2 まで減圧した。 減圧終了後、被覆材料を上金型の中央部から注入機に
より100ml注入した。 注入後、プレス圧50kg/cm2 に保持した状態
で、80秒間加熱した。注入後40秒経過した後、上金
型及び下金型の固定を解除した。
【0033】実施例1 請求項1及び請求項2の発明に従う実施例であり、図1
に示すように、スライド1に支持された上金型3及びテ
ーブル2に支持された下金型4を、固定用治具11によ
りその位置を固定する。上金型3に対しては、固定用治
具11に形成された穴に通されたボルト12により固定
し、下金型4に対しては固定用治具11に形成された穴
に通されたボルト13により固定する。上金型3及び下
金型4には、それぞれボルト12及び13をねじ込むた
めのねじが切られており、このねじ穴にボルト12及び
13がねじ込まれて固定される。この固定用治具11に
よる固定は、上金型3及び下金型4の4つの側面でそれ
ぞれ行って、上金型3及び下金型4の上下方向及び横方
向における相対的位置を固定した。
に示すように、スライド1に支持された上金型3及びテ
ーブル2に支持された下金型4を、固定用治具11によ
りその位置を固定する。上金型3に対しては、固定用治
具11に形成された穴に通されたボルト12により固定
し、下金型4に対しては固定用治具11に形成された穴
に通されたボルト13により固定する。上金型3及び下
金型4には、それぞれボルト12及び13をねじ込むた
めのねじが切られており、このねじ穴にボルト12及び
13がねじ込まれて固定される。この固定用治具11に
よる固定は、上金型3及び下金型4の4つの側面でそれ
ぞれ行って、上金型3及び下金型4の上下方向及び横方
向における相対的位置を固定した。
【0034】実施例2 請求項1及び請求項2の発明に従う実施例であり、図5
に示すように、テーブル2に一方の端部が支持された固
定用治具14の他方の端部にボルト15を挿入し上金型
3を固定する。上金型3にはボルト15をねじ込むため
のねじ穴が形成されている。固定用治具14は上金型3
及び下金型4の4つの側面にそれぞれ設けられており、
上金型3は4つの側面で固定される。
に示すように、テーブル2に一方の端部が支持された固
定用治具14の他方の端部にボルト15を挿入し上金型
3を固定する。上金型3にはボルト15をねじ込むため
のねじ穴が形成されている。固定用治具14は上金型3
及び下金型4の4つの側面にそれぞれ設けられており、
上金型3は4つの側面で固定される。
【0035】実施例3 請求項1及び請求項2の発明に従う実施例であり、図6
に示すように、スライド1に一方端部が支持された固定
用治具16の他方端部にボルト17を挿入し下金型4を
固定する。固定用治具16は上金型3及び下金型4の4
つの側面に設けられており、下金型4は4つの側面で固
定される。
に示すように、スライド1に一方端部が支持された固定
用治具16の他方端部にボルト17を挿入し下金型4を
固定する。固定用治具16は上金型3及び下金型4の4
つの側面に設けられており、下金型4は4つの側面で固
定される。
【0036】実施例4 請求項1及び請求項2の発明に従う実施例であり、図7
に示すように、上金型3及び下金型4の4つの側面にそ
れぞれ、ボルト18をねじ込むためのねじ穴19及び2
0が形成されており、このボルト18を4つの面にねじ
込むことにより、上金型3及び下金型4の位置が固定さ
れる。
に示すように、上金型3及び下金型4の4つの側面にそ
れぞれ、ボルト18をねじ込むためのねじ穴19及び2
0が形成されており、このボルト18を4つの面にねじ
込むことにより、上金型3及び下金型4の位置が固定さ
れる。
【0037】実施例5 本実施例は上金型及び下金型を主に加圧方向において固
定する実施例であり、請求項1の発明に従う実施例であ
る。図8に示すように、上金型3に取り付けられたジョ
イント21を、下金型に取り付けたジョイント22に嵌
め込むことにより固定される。ジョイント21の降下時
には、ジョイント22の天井部は水平方向(加圧方向に
垂直な方向)に移動して開いており、ジョイント21が
ジョイント22に挿入された後、ジョイント22の天井
部を水平方向に移動させて閉じることにより、上金型3
と下金型4の位置が固定される。ジョイント21及びジ
ョイント22はそれぞれ上金型及び下金型4の4つの側
面に設けられている。
定する実施例であり、請求項1の発明に従う実施例であ
る。図8に示すように、上金型3に取り付けられたジョ
イント21を、下金型に取り付けたジョイント22に嵌
め込むことにより固定される。ジョイント21の降下時
には、ジョイント22の天井部は水平方向(加圧方向に
垂直な方向)に移動して開いており、ジョイント21が
ジョイント22に挿入された後、ジョイント22の天井
部を水平方向に移動させて閉じることにより、上金型3
と下金型4の位置が固定される。ジョイント21及びジ
ョイント22はそれぞれ上金型及び下金型4の4つの側
面に設けられている。
【0038】実施例6 請求項1及び請求項2の発明に従う実施例であり、図9
に示すように、上金型3及び下金型4の4つの側面に、
それぞれテーパーを有する突起部23及び24を設け、
この突起部23及び24にそれぞれ挿入可能な穴26及
び27が形成された固定用治具25を嵌め込むことによ
り上金型3と下金型4とを固定する。突起部と穴のすり
あわせの精度としては、隙間が10〜100μmである
ことが好ましい。100μmより大きいと効果が小さ
く、10μm未満では合わせにくい場合がある。上下金
型の4つの側面にこれらの突起部を設けて固定するのが
好ましいが、本実施例では2つの側面に設けている。
に示すように、上金型3及び下金型4の4つの側面に、
それぞれテーパーを有する突起部23及び24を設け、
この突起部23及び24にそれぞれ挿入可能な穴26及
び27が形成された固定用治具25を嵌め込むことによ
り上金型3と下金型4とを固定する。突起部と穴のすり
あわせの精度としては、隙間が10〜100μmである
ことが好ましい。100μmより大きいと効果が小さ
く、10μm未満では合わせにくい場合がある。上下金
型の4つの側面にこれらの突起部を設けて固定するのが
好ましいが、本実施例では2つの側面に設けている。
【0039】実施例7 請求項1及び請求項2の発明に従う実施例であり、図1
0に示すように、スライド1とテーブル2とを上金型3
及び下金型4の周囲の4方に設けられた固定用治具28
で固定することにより、上金型3及び下金型4の相対的
な位置を固定した。
0に示すように、スライド1とテーブル2とを上金型3
及び下金型4の周囲の4方に設けられた固定用治具28
で固定することにより、上金型3及び下金型4の相対的
な位置を固定した。
【0040】実施例8 請求項1及び請求項2の発明に従う実施例であり、図1
1に示すように、上金型3の4つの側面に突起部29を
設け、下金型4の4つの側面に突起部30を設け、この
突起部29と突起部30とを治具31によって挟み付け
ることにより固定した。この突起部29,30及び治具
31は上金型3及び下金型4の4つの側面にそれぞれ設
けられているものである。
1に示すように、上金型3の4つの側面に突起部29を
設け、下金型4の4つの側面に突起部30を設け、この
突起部29と突起部30とを治具31によって挟み付け
ることにより固定した。この突起部29,30及び治具
31は上金型3及び下金型4の4つの側面にそれぞれ設
けられているものである。
【0041】以上の実施例1〜4及び実施例6〜8は、
上金型及び下金型を加圧方向並びにそれと垂直な方向の
両方向に固定する実施例であり、請求項1の発明の実施
例であるとともに、請求項2の発明の実施例でもある。
上金型及び下金型を加圧方向並びにそれと垂直な方向の
両方向に固定する実施例であり、請求項1の発明の実施
例であるとともに、請求項2の発明の実施例でもある。
【0042】実施例9 本実施例は、上金型及び下金型を主に加圧方向において
固定する実施例であり、請求項1の発明に従う実施例で
ある。図12に示すように、下金型4に突起部33を設
け、スライド1にL字状の支持部32を設け、この支持
部32の先端に油圧シリンダー34を設け、油圧シリン
ダー34によって突起部33を押圧するように配置す
る。この油圧シリンダー34によって突起部33を押圧
することにより上金型3と下金型4の位置を固定する。
このようなL字状支持部32、突起部33及び油圧シリ
ンダー34は上金型3及び下金型4の4つの側面にそれ
ぞれ設けられている。このような構成により、上金型3
及び下金型4の加圧方向における位置が固定される。
固定する実施例であり、請求項1の発明に従う実施例で
ある。図12に示すように、下金型4に突起部33を設
け、スライド1にL字状の支持部32を設け、この支持
部32の先端に油圧シリンダー34を設け、油圧シリン
ダー34によって突起部33を押圧するように配置す
る。この油圧シリンダー34によって突起部33を押圧
することにより上金型3と下金型4の位置を固定する。
このようなL字状支持部32、突起部33及び油圧シリ
ンダー34は上金型3及び下金型4の4つの側面にそれ
ぞれ設けられている。このような構成により、上金型3
及び下金型4の加圧方向における位置が固定される。
【0043】実施例10 本実施例は、上金型及び下金型を主に加圧方向と垂直な
方向において固定する実施例であり、請求項2の発明に
従う実施例である。図13に示すように、テーブル2に
直立した支持棒35を設け、この支持棒35の先端に上
金型3側に向かって押圧可能な油圧シリンダー36を設
ける。支持棒35及び油圧シリンダー36は上金型3の
4つの側面にそれぞれ設けられており、4つの側面から
それぞれ押圧できるようにされている。このような構成
により、上金型3及び下金型4の加圧方向と垂直な方向
における位置をそれぞれ固定する。
方向において固定する実施例であり、請求項2の発明に
従う実施例である。図13に示すように、テーブル2に
直立した支持棒35を設け、この支持棒35の先端に上
金型3側に向かって押圧可能な油圧シリンダー36を設
ける。支持棒35及び油圧シリンダー36は上金型3の
4つの側面にそれぞれ設けられており、4つの側面から
それぞれ押圧できるようにされている。このような構成
により、上金型3及び下金型4の加圧方向と垂直な方向
における位置をそれぞれ固定する。
【0044】また、実施例9及び10における4つの油
圧シリンダーの出力の合計は、成形品の投影面積×(5
0〜200)kg/cm2 の範囲であることが好まし
い。200kg/cm2 より大きいと被覆材料の流動抵
抗が大きく流動時間が長くなる。50kg/cm2 未満
では膜厚分布均一効果が小さい。
圧シリンダーの出力の合計は、成形品の投影面積×(5
0〜200)kg/cm2 の範囲であることが好まし
い。200kg/cm2 より大きいと被覆材料の流動抵
抗が大きく流動時間が長くなる。50kg/cm2 未満
では膜厚分布均一効果が小さい。
【0045】比較例1 上記の成形工程において、上金型と下金型の加圧方向及
びこれに垂直な方向における相対的な位置を固定せずに
加圧成形した。得られた成形品の底面及び図4に示す傾
斜面A〜Dにおける被覆層の膜厚を表1に示す。
びこれに垂直な方向における相対的な位置を固定せずに
加圧成形した。得られた成形品の底面及び図4に示す傾
斜面A〜Dにおける被覆層の膜厚を表1に示す。
【0046】
【表1】
【0047】表1から明らかなように、請求項1または
請求項2の発明に従う実施例1〜10で得られた成形品
は、いずれの面においても被覆層の膜厚がほぼ一定して
いる。これに対して、比較例1で得られた成形品は、底
面の被覆層の厚みが厚くなっており、均一な被覆層の膜
厚が得られていない。
請求項2の発明に従う実施例1〜10で得られた成形品
は、いずれの面においても被覆層の膜厚がほぼ一定して
いる。これに対して、比較例1で得られた成形品は、底
面の被覆層の厚みが厚くなっており、均一な被覆層の膜
厚が得られていない。
【0048】また実施例1〜10においてはいずれも被
覆材料が全面に均一に被覆されていたのに対し、比較例
1においてはC面において一部被覆されていない部分が
あった。
覆材料が全面に均一に被覆されていたのに対し、比較例
1においてはC面において一部被覆されていない部分が
あった。
【0049】実施例11 被覆材料の注入量を100mlから70mlと少なくし
た以外は、実施例1と同様にして型内被覆成形を行っ
た。
た以外は、実施例1と同様にして型内被覆成形を行っ
た。
【0050】比較例2 被覆材料の注入量を100mlから70mlと少なくし
た以外は、比較例1と同様にして型内被覆成形を行っ
た。得られた成形品の底面及び傾斜面A〜Dの被覆層の
膜厚を表2に示す。
た以外は、比較例1と同様にして型内被覆成形を行っ
た。得られた成形品の底面及び傾斜面A〜Dの被覆層の
膜厚を表2に示す。
【0051】
【表2】
【0052】表2から明らかなように、実施例11では
底面及びA〜D面において膜厚の均一な被覆層が得られ
ているのに対し、比較例では底面の膜厚が厚くなってい
る。また比較例2の成形品では、成形品の外側の面が被
覆されていなかった。従って、請求項1または請求項2
の発明に従うことにより、少ない被覆材料の量で、成形
品を被覆できることがわかる。
底面及びA〜D面において膜厚の均一な被覆層が得られ
ているのに対し、比較例では底面の膜厚が厚くなってい
る。また比較例2の成形品では、成形品の外側の面が被
覆されていなかった。従って、請求項1または請求項2
の発明に従うことにより、少ない被覆材料の量で、成形
品を被覆できることがわかる。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明の型内被覆成形方
法に従うことにより、均一な厚みの被覆層を有する型内
被覆成形品を得ることができる。また、注入する被覆材
料の量を少なくしても、全体を均一に被覆することがで
きる。
法に従うことにより、均一な厚みの被覆層を有する型内
被覆成形品を得ることができる。また、注入する被覆材
料の量を少なくしても、全体を均一に被覆することがで
きる。
【図1】実施例1における上金型及び下金型の固定方法
を示す正面図。
を示す正面図。
【図2】従来の型内被覆成形における成形圧の変化を示
す図。
す図。
【図3】実施例において成形加工した成形品を示す斜視
図。
図。
【図4】実施例において成形加工した成形品を示す平面
図。
図。
【図5】実施例2における上金型及び下金型の固定状態
を示す模式的正面図。
を示す模式的正面図。
【図6】実施例3における上金型及び下金型の固定状態
を示す模式的正面図。
を示す模式的正面図。
【図7】実施例4における上金型及び下金型の固定状態
を示す模式的正面図。
を示す模式的正面図。
【図8】実施例5における上金型及び下金型の固定状態
を示す模式的正面図。
を示す模式的正面図。
【図9】実施例6における上金型及び下金型の固定状態
を示す模式的正面図。
を示す模式的正面図。
【図10】実施例7における上金型及び下金型の固定状
態を示す模式的正面図。
態を示す模式的正面図。
【図11】実施例8における上金型及び下金型の固定状
態を示す模式的正面図。
態を示す模式的正面図。
【図12】実施例9における上金型、下金型及び固定具
を示す模式的正面図。
を示す模式的正面図。
【図13】実施例10における上金型及び下金型の固定
状態を示す模式的正面図。
状態を示す模式的正面図。
1…スライド 2…テーブル 3…上金型 4…下金型 11…固定用治具 12,13…ボルト 14…固定用治具 15…ボルト 16…固定用治具 17…ボルト 18…ボルト 19,20…ねじ穴 21,22…ジョイント 23,24…突起部 25…固定用治具 26,27…突起部を挿入するための穴 28…固定用治具 29,30…突起部 31…固定用治具 32…支持部 33…突起部 34…油圧シリンダー 35…支持棒 36…油圧シリンダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 9:00 4F
Claims (2)
- 【請求項1】 熱硬化性成形材料を上金型と下金型から
なる型内で加熱・加圧成形するに際し、前記成形材料が
半硬化状態に達した後に被覆材料を注入し成形品表面上
に被覆層を形成する型内被覆成形方法において、 前記被覆材料を注入する前に、上金型と下金型の加圧方
向における相対的な位置を固定し、前記被覆材料を注入
した後、成形品を離型する前に上金型と下金型の位置の
固定を解除することを特徴とする、型内被覆成形方法。 - 【請求項2】 熱硬化性成形材料を上金型と下金型から
なる型内で加熱・加圧成形するに際し、前記成形材料が
半硬化状態に達した後に型の加圧力を減圧して被覆材料
を注入し成形品表面上に被覆層を形成する型内被覆成形
方法において、 前記加圧力の減圧を開始する前に、上金型と下金型の加
圧方向と垂直な方向における相対的な位置を固定し、前
記被覆材料を注入した後、成形品を離型する前に上金型
と下金型の位置の固定を解除することを特徴とする、型
内被覆成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5063771A JPH06270180A (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 型内被覆成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5063771A JPH06270180A (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 型内被覆成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06270180A true JPH06270180A (ja) | 1994-09-27 |
Family
ID=13238971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5063771A Pending JPH06270180A (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 型内被覆成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06270180A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009220554A (ja) * | 2008-02-21 | 2009-10-01 | Teijin Chem Ltd | 多層成形品の製造方法および多層成形品 |
| US7832999B2 (en) | 1999-07-27 | 2010-11-16 | Dai Nippon Toryo Co., Ltd. | Method of forming a coating layer on the surface of a molded product within a mold |
| CN116749449A (zh) * | 2023-07-24 | 2023-09-15 | 奇瑞新能源汽车股份有限公司 | 一种模注涂一体化模具、汽车塑料前舱盖成型系统及工艺 |
-
1993
- 1993-03-23 JP JP5063771A patent/JPH06270180A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7832999B2 (en) | 1999-07-27 | 2010-11-16 | Dai Nippon Toryo Co., Ltd. | Method of forming a coating layer on the surface of a molded product within a mold |
| US7837918B2 (en) | 1999-07-27 | 2010-11-23 | Dai Nippon Toryo Co., Ltd. | Method of forming a coating layer on the surface of a molded product within a mold |
| JP2009220554A (ja) * | 2008-02-21 | 2009-10-01 | Teijin Chem Ltd | 多層成形品の製造方法および多層成形品 |
| CN116749449A (zh) * | 2023-07-24 | 2023-09-15 | 奇瑞新能源汽车股份有限公司 | 一种模注涂一体化模具、汽车塑料前舱盖成型系统及工艺 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0362884B1 (en) | Granite-like artificial stone | |
| US5496509A (en) | Method for producing molded product | |
| EP0064396B1 (en) | A method of producing shaped resinous articles and casting moulds for use in the method | |
| JPH09174563A (ja) | 光造形型およびその製造方法 | |
| US6822058B1 (en) | Low-temperature in-mold coating composition | |
| EP0842750B1 (en) | Process for producing artificial marble having striped pattern | |
| KR20010012560A (ko) | 열경화성 타입의 사출 성형용 (메트)아크릴 수지 조성물, 그의 제조방법 및 (메트)아크릴 수지 성형품의 제조방법 | |
| JPH0780870A (ja) | 型内被覆成形品の製造方法 | |
| JPH07117068A (ja) | 型内被覆成形方法 | |
| JPH06254890A (ja) | 型内被覆成形法 | |
| JPH06246762A (ja) | 型内被覆成形法 | |
| CN1071879A (zh) | 聚酯褙强的丙烯复合材料模制结构 | |
| CA2238269C (en) | Ceramic polymer composite tool | |
| JPH06218750A (ja) | 型内被覆成形法 | |
| US5556666A (en) | Process for preparing color contrasts on articles obtained by molding from polymerizable compositions | |
| JPH07148776A (ja) | 型内被覆成形品の製造方法 | |
| JPH06312426A (ja) | 型内被覆成形方法 | |
| JPH06254889A (ja) | 型内被覆成形用被覆材料組成物および型内被覆成形法 | |
| JP2979568B2 (ja) | 人造大理石用成形材料 | |
| JPH07223231A (ja) | 型内被覆成形品の製造方法 | |
| JPH0911257A (ja) | 模様を有する樹脂成形物およびその製造方法 | |
| JPH11240042A (ja) | 樹脂成形品の製造方法 | |
| JPH0368661A (ja) | 斑模様を有する大理石様プラスチックス成形品およびその製造方法 | |
| JPS6398406A (ja) | 反応注型成形方法 | |
| JPS60201913A (ja) | 不飽和ポリエステル樹脂成形体の製造方法 |