JPH07223231A - 型内被覆成形品の製造方法 - Google Patents

型内被覆成形品の製造方法

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JPH07223231A
JPH07223231A JP1835594A JP1835594A JPH07223231A JP H07223231 A JPH07223231 A JP H07223231A JP 1835594 A JP1835594 A JP 1835594A JP 1835594 A JP1835594 A JP 1835594A JP H07223231 A JPH07223231 A JP H07223231A
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JP
Japan
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mold
molding
coating
temperature
surface side
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Application number
JP1835594A
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English (en)
Inventor
Natsuki Morishita
夏樹 森下
Toshimitsu Tsuji
敏充 辻
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被覆層の成形品基材に対する密着性に優れた
被覆成形品を得ることを可能とする製造方法を提供す
る。 【構成】 型内被覆成形方法により被覆成形品を製造す
るにあたり、熱硬化性成形材料の成形開始から被覆材料
の硬化までの間の型温度を100℃〜180℃とし、被
覆材料の硬化後かつ脱型前に、型温度を1時間につき3
0℃以下の速さで低下させ、さらに脱型時の型温度を0
〜70℃の範囲とする、型内被覆成形品の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形型内において成形
材料上に被覆層を形成した型内被覆成形品の製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、熱硬化性材料よりなる成形品が、
金属部品等の代替部材として工業部品等に非常に広く用
いられている。中でも、ガラス繊維で強化したシート・
モールディング・コンパウンド(以下、SMCと略す)
又はバルク・モールディング・コンパウンド(以下、B
MCと略す)が汎用されている。
【0003】しかしながらSMC又はBMCを成形型内
で加熱・加圧により成形して得られた成形品では、表面
に、ピンホール、微小亀裂、ひけまたは起伏などの表面
欠陥が発生しがちであった。このような表面欠陥が存在
している場合、成形品に通常の方法による塗装を行って
も、十分な塗膜を形成することは難しい。
【0004】従って、上記のような表面欠陥を隠ぺいす
るための方法として、いわゆる型内被覆成形方法が提案
されている。例えば、特公平4−33252号には、金
型に注入機を取り付け、この注入機の先端の注入口か
ら、圧縮成形中に、成形圧力を越える注入圧で被覆材料
を注入し、硬化させることにより、成形品表面に被覆層
を形成する方法が開示されている。 また、この様な従
来の成形方法においては、成形型温度はその成形サイク
ルの間一定温度に維持され、また、成形材料及び被覆材
料が硬化した時点で被覆成形品を脱型し、そのまま室温
即ち通常5℃〜35℃の雰囲気下にて放冷して製品とし
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な型内被覆成形においては、形成された被覆層、即ち被
膜と、基材である成形材料との密着性が悪いという欠点
があった。
【0006】本発明の目的は、上記欠点を解消し、型内
被覆成形方法において、被膜と基材との密着性に優れた
被覆成形品を得ることを可能とする製造方法を提供する
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の製造方
法は、熱硬化性成形材料を型内で加熱・加圧成形するに
際し、前記成形材料からなる成形品基材が半硬化以降の
状態であるときに被覆材料を注入し、成形品基材表面に
被覆層を形成する型内被覆成形方法において、成形材料
の成形開始から被覆材料の硬化までの間の型温度が10
0℃〜180℃であり、被覆材料の硬化後かつ脱型前
に、型温度を30℃/時間以下の速さで低下させる工程
を有し、脱型する時点での型温度を0℃〜70℃とする
ことを特徴とする型内被覆成形品の製造方法である。
【0008】請求項2の発明の製造方法は、熱硬化性成
形材料を型内で加熱・加圧成形するに際し、前記成形材
料からなる成形品基材が半硬化以降の状態であるときに
被覆材料を注入し、成形品基材表面に被覆層を形成する
型内被覆成形方法において、被覆材料を展延させた後、
被覆面側の型を成形品に接触させたまま、非被覆面側の
型を成形品から外し、その後被覆面側の型から成形品を
取り出して被覆成形品を得る方法であって、成形材料の
成形開始から被覆材料の硬化までの間の型温度が100
℃〜180℃であり、非被覆面側の型を外した後且つ被
覆面側の型を外す前に、被覆面側の型の温度を25℃/
時間以下の速さで低下させる工程を有し、被覆面側の型
を外す時点での被覆面側の型の温度を0℃〜70℃とす
ることを特徴とする型内被覆成形品の製造方法である。
【0009】請求項3の発明の製造方法は、熱硬化性成
形材料を型内で加熱・加圧成形するに際し、前記成形材
料からなる成形品基材が半硬化以降の状態であるときに
被覆材料を注入し、成形品基材表面に被覆層を形成する
型内被覆成形方法において、被覆材料を被覆展延・硬化
させて被覆層を形成した後、非被覆面側の型を成形品に
接触させたまま、被覆面側の型を成形品から外し、その
後非被覆面側の型から成形品を取り出して被覆成形品を
得る方法であって、成形材料の成形開始から被覆材料の
硬化までの間の型温度が100℃〜180℃であり、被
覆面側の型を外した後且つ非被覆面側の型を外す前に、
非被覆面側の型の温度を20℃/時間以下の速さで低下
させる工程を有し、非被覆面側の型を外す時点での非被
覆面側の型の温度を0℃〜80℃とすることを特徴とす
る型内被覆成形品の製造方法である。
【0010】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
用いる成形機としては、従来公知の型内被覆成形を行い
得る射出成形機、プレス成形機等が使用可能である。
【0011】本発明に用いる成形型としては、従来公知
の型内被覆成形を行い得る金型、鋳物型、FRP型等が
使用可能である。これらの型には、蒸気配管、或は電気
ヒーター等の加熱もしくは温度調節手段が内蔵され、蒸
気圧の調整、電気ヒーター通電のオンオフ或は電圧調整
等の手段により容易にその温度が調節される。
【0012】ここで、通常、型の温度については、型に
埋め込まれた熱電対によって測定される。熱電対の埋め
込まれる位置としては通常型表面近くであり、一般的に
は型表面から5mm〜50mmの深さである。
【0013】また、型の形式としては左右型(横型)で
も上下型(縦型)でも構わないが、一般的には上下型が
好ましく用いられる。この場合、通常は上型を可動型、
下型を固定型として用いる。
【0014】また、冷却水配管の様な冷却手段を内蔵し
たものであれば、特に、本発明に用いる成形型としてよ
り好適である。本発明における成形型の冷却方法として
は、室温、通常5℃〜35℃の雰囲気下にて放冷する方
法、型内の冷却水配管の様な配管に、冷却水、冷却フロ
ンガス、冷却二酸化炭素ガス、冷却窒素ガス等の冷媒を
流す方法、送風機等により成形型に風を当てて冷却する
方法等、任意の方法が使用可能である。また、その冷却
速度を制御する方法としては、5℃〜35℃の雰囲気
(成形型付近の雰囲気温度)の制御、冷却水等の冷媒の
流量の調整、送風機風量の調整等の冷却手段の制御等に
より可能であり、また、上記加熱もしくは温度調節手段
の併用による制御が、より有効である。
【0015】本発明の被覆成形品の製造方法において、
成形材料の成形開始から被覆材料硬化までの間の型温度
としては、100℃〜180℃であることが必要であ
り、好ましくは110℃〜160℃である。型温度が高
すぎると、成形材料及び被覆材料が充分に型内を流動し
きらないうちに硬化し、ショートショットになる等の欠
点が生じ、また、低すぎる場合には、成形材料及び被覆
材料の硬化が著しく遅くなり、成形サイクルタイムが非
常に長くなる。
【0016】上記100℃〜180℃の型温度は、被覆
材料が硬化するまでその範囲に維持される必要がある。
被覆材料が硬化する前に型温度が100℃未満になる
と、被覆材料が不完全硬化となって、被膜の硬度等にお
いて充分な性能が得られにくくなったり硬化するまでの
時間が長くなったりする不都合が生じ、逆に、180℃
を超える場合には、その冷却に時間がかかりすぎて成形
サイクルが悪くなる。
【0017】ここで、上型と下型との温度を相違させた
状態で成形を行うような場合には、上記型温度とは、そ
の両者の型温度の平均を意味する。本発明の製造方法に
おいて、被覆材料を注入するタイミングとしては、型内
において熱硬化性成形材料が半硬化以降の状態であるこ
とが必要である。即ち、成形材料が半硬化に達していな
い未硬化状態のときに、被覆材料を注入してしまうと、
未硬化即ち液体状の成形材料と被覆材料が混ざってしま
い、うまく、成形材料表面に被膜を形成する事ができな
い。逆に、成形材料が半硬化状態になった以降であれ
ば、いつでも被覆材料を注入することはできるが、あま
り遅いタイミングでの注入は、成形サイクル時間におい
て不利なので、半硬化状態に達した時点で速やかに注入
するのが好ましい。
【0018】上記の「成形材料が半硬化状態に達した時
点」は、成形時の型及び材料の状態を計測することによ
って検出できる。例えば、金型表面に圧力センサーを
取り付けておいて、成形材料が硬化収縮を起こすことに
よる圧力低下を検知する方法、金型表面に温度センサ
ーを取り付けておいて成形材料の硬化発熱による温度上
昇を検知する方法、金型に位置センサーを取り付けて
型開き量を測定し、成形材料の硬化収縮による型開き量
の減少を検知する方法等の各種の計測技術が応用可能で
ある。
【0019】本発明の製造方法において、被覆材料を注
入する方法としては、従来公知の各方法が可能である。
例えば、成形材料が半硬化に達した後に、型を僅かに開
けて被覆材料を注入した後、再び型を締めて再加圧加熱
して被覆成形品を得る方法、また、特公平4−3325
2に開示されているような、成形材料が半硬化に達した
後に、型を締めたまま、型に取り付けた注入機から、成
形圧力を超える圧力で被覆材料を注入する方法等が可能
である。
【0020】請求項3の発明において、被覆面側の型を
外すタイミングとしては、被覆材料が型内において半硬
化以降の状態であることが必要である。即ち、被覆材料
が半硬化に達していない未硬化状態のときに、被覆面側
の型を外してしまうと、その後被膜の硬化は進まず、充
分な硬化塗膜が得られない。
【0021】被覆材料が半硬化状態に達した時点は、上
述の「成形材料が半硬化状態に達した時点」と同様の技
術、方法により検出できる。
【0022】請求項1の発明において、成形型を冷却す
る速度は、1時間につき30℃以下であることが必要で
あり、好適には、1時間につき10℃〜25℃である。
冷却速度が速すぎる場合には被膜の密着性が充分に改良
されず、冷却速度が遅すぎる場合には、成形サイクルが
長くなるため生産効率が下がるという欠点を有する。
【0023】ここで、上型と下型とで冷却速度を相違さ
せた状態で冷却を行うような場合には、その両方の冷却
速度が共に上記範囲に入っていることが好ましいが、そ
うでない場合においても、その両者の冷却速度の平均が
上記範囲に入っていれば充分に本発明の効果を奏する。
【0024】請求項2の発明において、成形型を冷却す
る速度としては、1時間につき25℃以下であることが
必要であり、好適には、1時間につき5℃〜20℃であ
る。冷却速度が速すぎる場合には被膜の密着性が充分に
改良されないという欠点を有し、また、冷却速度が遅す
ぎる場合には、成形サイクルが長くなるため生産効率が
下がるという欠点を有する。
【0025】請求項3の発明において、成形型を冷却す
る速度としては、1時間につき20℃以下であることが
必要であり、好適には、1時間につき5℃〜15℃であ
る。冷却速度が速すぎる場合には被膜の密着性が充分に
改良されないという欠点を有し、また、冷却速度が遅す
ぎる場合には、成形サイクルが長くなるため生産効率が
下がるという欠点を有する。
【0026】請求項1の発明において、脱型するタイミ
ングとしては、型の温度が0℃〜70℃になっている時
であることが必要であり、好適には10℃〜60℃であ
る。脱型するときの型の温度が高すぎるときには被膜の
密着性が充分に改良されず、型の温度が低すぎるときに
脱型するのは結局成形サイクルが長くなり生産効率が低
下する。また、型温度を室温以下まで冷やすことには利
点が特にないので、通常は室温以下まで冷やすことは行
われない。
【0027】請求項2の発明において、非被覆面側の型
を外すタイミングとしては、被覆材料が硬化した後であ
ることが必要である。被覆材料が硬化する前に非被覆面
側の型を外すと、得られる被膜が不完全硬化となって充
分な被膜性能が得られないという欠点を有する。
【0028】請求項2の発明において、被覆面側の型か
ら成形品を取り出すタイミングとしては、型の温度が0
℃〜70℃になっている時であることが必要であり、好
適には10℃〜60℃である。被覆面側の型を外すとき
の型の温度が高すぎるときには被膜の密着性が充分に改
良されないという欠点を有する。型の温度が低すぎると
きに脱型するのは結局成形サイクルが長くなり生産効率
が低下する。また、型温度を室温以下まで冷やすことに
は利点が特にないので、通常は室温以下まで冷やすこと
は行われない。
【0029】請求項3の発明において、非被覆面側の型
から成形品を取り出すタイミングとしては、型の温度が
0℃〜80℃になっている時であることが必要であり、
好適には10℃〜70℃である。非被覆面側の型を外す
ときの型の温度が高すぎるときには被膜の密着性が充分
に改良されないという欠点を有する。型の温度が低すぎ
るときに脱型するのは結局成形サイクルが長くなり生産
効率が低下する。また、型温度を室温以下まで冷やすこ
とには利点が特にないので、通常は室温以下まで冷やす
ことは行われない。
【0030】また、本発明において、被覆成形品を取り
だした後の温度管理としては、室温(5℃〜35℃)に
て放冷しても良いし、徐冷しても良い。
【0031】次に、本発明において、成形材料として用
いられる熱硬化性成形材料は、下記の熱硬化性樹脂を含
み、必要に応じて後述の低収縮剤、共重合性単量体、無
機充填剤、補強材、並びに種々の添加剤を適当量加える
ことにより調製される。 本発明において成形材料とし
て用いる熱硬化性樹脂組成物に用いる熱硬化性樹脂とし
ては、熱分解性のラジカル触媒を用いて二重結合を開裂
付加反応させ3次元網目構造を形成することのできる、
分子内に反応性二重結合を持つ不飽和ポリエステル樹
脂、エポキシアクリレート(ビニルエステル)樹脂、ウ
レタンアクリレート樹脂などが用いられる。これらの樹
脂はそれぞれ単独で用いられても良いし、複数種を混合
して用いても構わない。
【0032】また、上記成形材料用熱硬化性樹脂組成物
には低収縮剤として、ポリ酢酸ビニル、ポリメチル(メ
タ)アクリレート、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル
共重合体、酢酸ビニルースチレン共重合体、ポリブタジ
エン、飽和ポリエステル類、飽和ポリエーテル類などの
ような熱可塑性樹脂を必要に応じて適当量用いることが
できる。
【0033】また、上記成形材料用熱硬化性樹脂組成物
には、スチレン、アルファメチルスチレン、ジビニルベ
ンゼン、ビニルトルエン、ジアリルフタレート、各種ア
クリレートモノマー、各種メタクリレートモノマーなど
の共重合性単量体を必要に応じて適当量用いることがで
きる。
【0034】熱硬化性樹脂が不飽和ポリエステル樹脂の
場合は、特にスチレンが好ましく用いられる。
【0035】さらに上記成形材料用熱硬化性樹脂組成物
には、目的及び用途に応じて、適当量の無機充填剤、す
なわち、炭酸カルシウム、重晶石(硫酸バリウム)、石
膏(硫酸カルシウム)、雲母、タルク(滑石)、葉ろう
石、カオリン、石英、長石、酸化チタン、鋼玉(酸化ア
ルミニウム)、水酸化アルミニウム、(中空)ガラス
球、ガラス粉末、などの天然または人工の鉱物またはそ
れを処理、精製あるいは加工したもの、およびそれらの
混合物が用いられる。
【0036】また上記成形材料用熱硬化性樹脂組成物に
は、補強材として、各種補強繊維、すなわちガラス繊
維、炭素繊維などを必要に応じて適当量加えることがで
きる。またさらに上記成形材料用熱硬化性樹脂組成物に
は、必要に応じて、ケトンパーオキサイド類、ジアシル
パーオキサイド類、ハイドロパーオキサイド類、ジアル
キルパーオキサイド類、アルキルパーエステル類、パー
カーボネート類、パーオキシケタール類などの公知の開
始剤、ジメチルアニリン、ナフテン酸コバルトなどの公
知の硬化促進剤、パラベンゾキノンなどの重合禁止剤、
カーボンブラックや酸化チタン、酸化鉄、シアニン系顔
料、アルミフレーク、ニッケル粉、金粉、銀粉などの顔
料、アゾ系染料やアントラキノン系、インジゴイド系、
スチルベン系などの染料、カーボンブラックなどの導電
性付与剤、乳化剤、ステアリン酸亜鉛等の金属石鹸類、
脂肪族燐酸塩、レシチンなどの離型剤などを用途、目的
に応じて適当量加えることができる。
【0037】上記各材料を配合することにより得られた
熱硬化性樹脂組成物は、従来公知の方法により、SMC
或いはBMCの形態を持つ成形材料とされる。具体的に
は例えば、不飽和ポリエステル樹脂のスチレン溶液(ス
チレン濃度40〜70重量%)60〜100重量部に対
して、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレン、ポリ
酢酸ビニルなどの熱可塑性樹脂のスチレン溶液(スチレ
ン濃度30〜80重量%)0〜40重量部を加えて10
0重量部とし、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム等
の充填材粉末100〜300重量部、酸化マグネシウム
等の増粘剤0.1〜3重量部、開始剤としての有機過酸
化物0.1〜5重量部を加えてよく混練し、ガラス繊維
等の補強繊維1〜200重量部に、混練機または含浸機
によって含浸させ、固体状の成形材料としたものが、成
形性、取扱い性、成形品物性に優れるため、好適に用い
られる。
【0038】また本発明に用いる被覆材料として用いる
熱硬化性樹脂組成物は、上記成形材料用熱硬化性樹脂組
成物と同様の各種材料を適宜配合して用いられる。即ち
熱硬化性樹脂として不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ
アクリレート樹脂、ウレタンアクリレート樹脂、などが
用いられ、必要に応じて上述した様な各種共重合性モノ
マー、低収縮剤、各種充填剤、着色剤、開始剤、添加剤
等を加えることができる。
【0039】具体的には例えば、不飽和ポリエステル樹
脂、エポキシアクリレート樹脂或はウレタンアクリレー
ト樹脂のスチレン溶液(スチレン濃度40〜70重量
%)70〜100重量部に対して、ポリメチルメタクリ
レート、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニルなどの熱可塑性
樹脂のスチレン溶液(スチレン濃度30〜80重量%)
0〜30重量部を加えて100重量部とし、炭酸カルシ
ウム、硫酸バリウム等の充填材粉末10〜150重量
部、酸化チタン、カーボンブラック等の着色顔料0〜3
0重量部、ステアリン酸亜鉛等の内部離型剤0.1〜3
重量部、開始剤としての有機過酸化物0.1〜5重量部
を加えてよく混練したものが、成形性、取扱い性、成形
品物性に優れるため、好適に用いられる。
【0040】
【作用】通常の被覆方法においては、成形品基材の温度
が室温である状態で塗装が行われるため、密着性の良好
な被膜が得られるが、型内被覆成形方法においては、こ
の被覆工程が高温で行われる為、従来の方法の様に、成
形した被覆成形品を、型から取り出した後、そのまま室
温にて冷却してしまうと、このとき、型の温度と、室温
との差が大きく、急激に冷却されるので、被膜と成形材
料の界面に残留応力が残り、そのため、被膜と成形材料
との密着性が悪いものとなっていた。
【0041】これに対して、本発明では、被覆成形品を
成形型のどちらか片側または両側に接触させたまま、所
定の速度で該型温度を下げていくことを特徴とするが、
この、ゆっくりと冷却していく工程の間に、被膜と基材
との間の界面における残留応力が緩和される。そのた
め、上記冷却工程を経て得られた被覆成形品の被膜の密
着性は良好なものとなる。
【0042】
【実施例】以下に本発明の実施例について説明する。以
下、特に断らない限り、部は重量部を意味する。
【0043】1.成形機及び金型の準備 成形機としては、川崎油工社製、800トンプレス成形
機を用いた。金型としては30cm×30cmの正方形
の平板を成形する金型を準備した。
【0044】上型及び下型の双方に電気ヒーター及び冷
却水配管を埋め込んだ。また、上型及び下型の表面に、
熱電対を、その先端の測定部位が型表面に位置して成形
材料及び、被覆材料注入後は被覆材料に接触するよう
に、埋め込んだ。また、上型の中央に脱型用エアー弁を
取り付け、その隣に注入機(モレル社製)を取り付け
た。また、下型の中央にも注入機(モレル社製)を取り
付けた。
【0045】この金型を上記プレス成形機に取り付け
た。上型を可動型とし、下型を固定型とした。以下、実
施例1〜18及び比較例1〜21においては下型に取り
付けた注入機を用い、可動型である上型を非被覆面側と
し、固定型である下型を被覆面側とした。
【0046】また、実施例19〜27及び比較例22〜
30においては上型に取り付けた注入機を用い、可動型
である上型を被覆面側とし、固定型である下型を非被覆
面側とした。
【0047】図1〜図5を参照して、上記実施例1〜1
8及び比較例1〜21、並びに実施例19〜27及び比
較例22〜30における成形型の状態を説明する。図1
は、本発明の製造方法において、成形材料が半硬化状態
とされている場合の金型の断面構造を示す。ここでは、
上型1(可動型)、及び下型2(固定型)が配置されて
おり、その間に成形材料3が充填され、成形されてい
る。また、注入機1a,2aが、それぞれ、上型1及び
下型2に取付けられている。上記のように、実施例1〜
18及び比較例1〜21では、図2に示すように、下型
2に固定された注入機2aから被覆材料が注入され、従
って、下型2側が被覆面とされる。この場合、非被覆面
側の金型である上型1が、図3のように先に取り外され
る。
【0048】また、実施例19〜27及び比較例22〜
30では、上述したように、上型1が被覆面とされるた
め、図4に示すように、上型1に取付けられた注入機1
aから被覆材料4が注入される。そして、被覆材料4が
硬化した後、被覆面側である上型1が図5に示すように
取り外される。
【0049】2.成形材料の調製 (1)不飽和ポリエステル樹脂液(イソフタル酸系の不
飽和ポリエステル樹脂〔数平均分子量約2000〕約6
0重量%をスチレンモノマー約40重量%に溶解したも
の)70部 (2)ポリスチレン系低収縮剤樹脂液(ポリスチレン樹
脂〔数平均分子量約10万〕約30重量%をスチレンモ
ノマー約70重量%に溶解したもの)30部 (3)炭酸カルシウム粉末(NS−100:日東粉化社
製)120部 (4)硬化剤(ターシャリーブチルパーオキシベンゾエ
ート)1部 (5)増粘剤(酸化マグネシウム粉末、キョーワマグ1
50:協和化学工業社製)1部 (6)内部離型剤(ステアリン酸亜鉛:堺化学工業社
製)5部 (7)ガラス繊維(旭ファイバーグラス製のロービン
グ:ER4630LBD166Wを長さ25mmに切断し
たもの)60部 上記配合材料のうちガラス繊維以外の材料を混合、充分
に撹拌した後、SMC製造装置によりガラス繊維に含浸
させ、SMCを得た。
【0050】3.型内被覆材料の調製 (型内被覆材料) (1)不飽和ポリエステル樹脂液(イソフタル酸系の不
飽和ポリエステル樹脂〔数平均分子量約2000〕約6
0重量%をスチレンモノマー約40重量%に溶解したも
の)100部 (2)炭酸カルシウム(NS−100:日東粉化社製)
100部 (3)白色着色顔料(酸化チタン、SR−1、堺化学工
業社製)20部 (4)硬化剤(ターシャリーブチルパーオキシベンゾエ
ート)1部を混合、充分に攪拌し、型内被覆材料を得
た。
【0051】(型内被覆材料) (1)エポキシアクリレート樹脂液(ビスフェノールA
型エポキシ樹脂の両末端をメタクリル酸エステル化した
もの〔数平均分子量約1200〕をスチレンに溶解した
もの、スチレン濃度約35重量%、以下、EAcと略
す)100部 (2)炭酸カルシウム(NS−100:日東粉化社製)
20部 (3)白色着色顔料(酸化チタン、SR−1、堺化学工
業社製)30部 (4)硬化剤(ターシャリーブチルパーオキシベンゾエ
ート)1部を混合、充分に攪拌し、型内被覆材料を得
た。
【0052】(型内被覆材料) (1)ウレタンアクリレート樹脂液(プロピレングリコ
ールと無水フタル酸を重合させて得た両末端水酸基のポ
リエステル樹脂の両末端にトリレンジイソシアネートを
付加させ、さらにその両末端に2ヒドロキシエチルメタ
クリレートを付加させたもの〔数平均分子量約200
0〕をスチレンに溶解したもの、スチレン濃度約40重
量%、以下、UAcと略す)100部 (2)炭酸カルシウム(NS−100:日東粉化社製)
30部 (3)白色着色顔料(酸化チタン、SR−1、堺化学工
業社製)5部 (4)硬化剤(ターシャリーブチルパーオキシベンゾエ
ート)1部を混合、充分に攪拌し、型内被覆材料を得
た。
【0053】4.実施例及び比較例実施例1 室温が25℃に調節された建物内で、上記金型の上型を
150℃、下型を150℃に加熱した後、金型内に上記
SMCを約700gチャージし(これは約4mmの厚み
に相当する)、70kg/cm2の圧力で120秒間加
圧成形した(以下、1次硬化時間と記す)。熱電対によ
り測定された成形材料の硬化発熱タイミング(このとき
成形材料が半硬化状態に達したと推定される)は110
秒であった。上記120秒の加圧成形後、型を僅かに開
いて上記型内被覆材料を10ml注入した。その後型
を締めて50kg/cm2の圧力で120秒間加熱・加
圧成形した(以下、2次硬化時間と記す)。熱電対によ
り測定された被覆材料の硬化発熱開始タイミングは被覆
材料注入後40秒であった(このとき被覆材料が半硬化
状態に達したと推定される)。
【0054】次に、型を閉めたまま、上型及び下型の双
方に冷却水を流し、3分に1℃の冷却速度(1時間に2
0℃)で冷却した。5時間後、上型及び下型の双方が5
0℃となったときに型を開け、被覆成形品を取り出し
た。
【0055】このようにして得られた成形品の外観は良
好であった。次に、以下の要領で被覆層の密着性を評価
した。表面にカッターナイフを用いて2mm間隔で11
本の素地に達する直線を平行に引き、さらにそれに直行
する11本の直線を2mm間隔で引いてできた碁盤目状
の部分に粘着テープ(積水化学工業社製、セロテープ)
を貼り付けた後引き剥し、碁盤目のますの100個あた
りの残存数を調べた(碁盤目密着試験)。その結果は1
00/100であった。
【0056】実施例2〜9 表1〜3に示すように被覆材料種及び条件を変えた以外
は実施例1と同様に成形を行った。得られた成形品の被
膜の密着性(碁盤目密着試験結果)は100/100で
あった。
【0057】実施例10 室温が25℃に調節された建物内で、上記金型の上型を
150℃、下型を150℃に加熱した後、金型内に上記
SMCを約700gチャージし、70kg/cm2の圧
力で120秒間加圧成形した。熱電対により測定された
成形材料の硬化発熱タイミングは110秒であった。そ
の後、型を開いてSMCを僅かに持ち上げ、SMCと下
型の間に上記型内被覆材料を10ml流し込んだ。次
に、型を締めて50kg/cm2の圧力で120秒間加
熱・加圧成形した。熱電対により測定された被覆材料の
硬化発熱開始タイミングは被覆材料注入後40秒であっ
た。
【0058】次に、上型エアー弁からエアーを吹き込み
ながら、型を開けた。成形品は下型に密着していた。こ
の状態で下型に冷却水を流し、4分に1℃の冷却速度
(1時間に15℃)で冷却した。6時間後、下型の温度
が60℃となったときに被覆成形品を取り出した。
【0059】このようにして得られた成形品の外観は良
好であった。また、実施例1と同様に、密着性試験を行
った。その結果は100/100であった。
【0060】実施例11〜18 表4〜6に示すように被覆材料種及び条件を変えた以外
は実施例10と同様に成形を行った。得られた成形品の
被膜の密着性は100/100であった。
【0061】実施例19 室温が25℃に調節された建物内で、上記金型の上型を
150℃、下型を150℃に加熱した後、金型内に上記
SMCを約700gチャージし、70kg/cm2の圧
力で120秒間加圧成形した。熱電対により測定された
成形材料の硬化発熱タイミングは110秒であった。そ
の後、型を僅かに開いてSMC上に上記型内被覆材料
を10ml注入した。その後上型エアー弁からエアーを
吹き込みながら、型を開けた。成形品は下型に密着して
いた。この状態で下型に冷却水を流し、6分に1℃の冷
却速度(1時間に10℃)で冷却した。9時間後、下型
の温度が60℃となったときに被覆成形品を取り出し
た。
【0062】このようにして得られた成形品の外観は良
好であった。また、実施例1と同様に、密着性試験を行
った。その結果は100/100であった。
【0063】実施例20〜27 表8〜10に示すように被覆材料種及び条件を変えた以
外は実施例19と同様に成形を行った。得られた成形品
の被膜の密着性は100/100であった。
【0064】比較例1 室温が25℃に調節された建物内で、上記金型の上金型
を150℃、下型を150℃に加熱した後、金型内に上
記SMCを約700gチャージし、70kg/cm2の
圧力で120秒間加圧成形した後、型を僅かに開いて注
入機から上記型内被覆材料を10ml注入した。その
後型を締めて120秒間加熱・加圧成形することによ
り、被覆成形品を得た。その後型を開いて脱型し、得ら
れた成形品を室温(25℃)にて1日放冷した。
【0065】このようにして得られた成形品の外観は良
好であった。また、実施例1と同様に、密着性試験を行
った。その結果は31/100であった。比較例2〜9 表4に示すように被覆材料種及び条件を変えた以外は比
較例1と同様に成形を行った。得られた成形品の被膜の
密着性は不十分であった。
【0066】比較例10〜15 表1〜3に示すように被覆材料種及び条件を変えた以外
は、実施例1と同様に成形、評価を行った。その結果、
外観は良好であったが、密着性は不良であった。
【0067】比較例16〜21 表5〜7に示すように被覆材料種及び条件を変えた以外
は、実施例10と同様に成形、評価を行った。その結
果、外観は良好であったが、密着性は不良であった。
【0068】比較例22〜23、25〜26、28〜2
9 表8〜10に示すように被覆材料種及び条件を変えた以
外は、実施例19と同様に成形、評価を行った。その結
果、比較例46〜47、49〜50、52〜53におい
ては外観は良好であったが、密着性は不良であった。
【0069】比較例24、27、30 表8〜10に示すように被覆材料種及び条件を変えた以
外は、実施例19と同様に成形、評価を行った。その結
果、被膜は非常に軟らかく、明らかに未硬化であった。
そのため、密着性の評価は行わなかった。以上の実施例
及び比較例についての被覆材料種、条件及び結果をまと
めて表1〜10に示す。
【0070】また、上述した各実施例及び比較例の製造
方法における、型温度及び成形品温度の変化並びに冷却
速度の代表的な例を、図6(実施例1)、図7(実施例
2)、図8(比較例1)、図9(比較例12)、図10
(比較例13)、図11(実施例10)、図12(実施
例12)、図13(比較例16)、図14(比較例1
7)、図15(実施例19)、図16(実施例20)、
図17(比較例22)、図18(比較例23)、図19
(比較例24)に示す。
【0071】
【表1】
【0072】
【表2】
【0073】
【表3】
【0074】
【表4】
【0075】
【表5】
【0076】
【表6】
【0077】
【表7】
【0078】
【表8】
【0079】
【表9】
【0080】
【表10】
【0081】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜3に記載の発
明の製造方法では、型内被覆成形方法において、被覆成
形品を、成形型の何れか一方の側または両側に接触させ
たまま、上記特定の冷却速度で型温度を低下させてい
く。従って、上記冷却に伴って、被膜と成形品基材との
間の界面における残留応力が緩和される。その結果、被
膜の成形品基材に対する密着性が充分に高められ、被膜
の密着性に優れた被覆成形品を確実に提供することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において成形材料を半硬化状態とした際
の成形型の断面図。
【図2】請求項2に記載の発明において被覆材料を硬化
させる工程を説明するための断面図。
【図3】請求項2に記載の発明において、非被覆面側の
金型を外した状態を示す断面図。
【図4】請求項3に記載の発明において被覆材料を注入
し硬化させる工程を説明するための断面図。
【図5】請求項3に記載の発明において被覆面側の金型
を外した状態を示す断面図。
【図6】実施例1における型温度及び成形品温度の変化
並びに冷却速度を示す図。
【図7】実施例2における型温度及び成形品温度の変化
並びに冷却速度を示す図。
【図8】比較例1における型温度及び成形品温度の変化
並びに冷却速度を示す図。
【図9】比較例12における型温度及び成形品温度の変
化並びに冷却速度を示す図。
【図10】比較例13における型温度及び成形品温度の
変化並びに冷却速度を示す図。
【図11】実施例10における型温度及び成形品温度の
変化並びに冷却速度を示す図。
【図12】実施例12における型温度及び成形品温度の
変化並びに冷却速度を示す図。
【図13】比較例16における型温度及び成形品温度の
変化並びに冷却速度を示す図。
【図14】比較例17における型温度及び成形品温度の
変化並びに冷却速度を示す図。
【図15】実施例19における型温度及び成形品温度の
変化並びに冷却速度を示す図。
【図16】実施例20における型温度及び成形品温度の
変化並びに冷却速度を示す図。
【図17】比較例22における型温度及び成形品温度の
変化並びに冷却速度を示す図。
【図18】比較例23における型温度及び成形品温度の
変化並びに冷却速度を示す図。
【図19】比較例24における型温度及び成形品温度の
変化並びに冷却速度を示す図。
【符号の説明】
1…上型(可動型) 2…下型(固定型) 1a,2a…注入機 3…成形材料 4…被覆材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 101:10 105:06 B29L 9:00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱硬化性成形材料を型内で加熱・加圧成
    形するに際し、前記成形材料からなる成形品基材が半硬
    化以降の状態であるときに被覆材料を注入し、成形品基
    材表面に被覆層を形成する型内被覆成形方法において、
    成形材料の成形開始から被覆材料の硬化までの間の型温
    度が100℃〜180℃であり、被覆材料の硬化後かつ
    脱型前に、型温度を30℃/時間以下の速さで低下させ
    る工程を有し、脱型する時点での型温度を0℃〜70℃
    とすることを特徴とする型内被覆成形品の製造方法。
  2. 【請求項2】 熱硬化性成形材料を型内で加熱・加圧成
    形するに際し、前記成形材料からなる成形品基材が半硬
    化以降の状態であるときに被覆材料を注入し、成形品基
    材表面に被覆層を形成する型内被覆成形方法において、
    被覆材料を展延させた後、被覆面側の型を成形品に接触
    させたまま、非被覆面側の型を成形品から外し、その後
    被覆面側の型から成形品を取り出して被覆成形品を得る
    方法であって、成形材料の成形開始から被覆材料の硬化
    までの間の型温度が100℃〜180℃であり、非被覆
    面側の型を外した後且つ被覆面側の型を外す前に、被覆
    面側の型の温度を25℃/時間以下の速さで低下させる
    工程を有し、被覆面側の型を外す時点での被覆面側の型
    の温度を0℃〜70℃とすることを特徴とする型内被覆
    成形品の製造方法。
  3. 【請求項3】 熱硬化性成形材料を型内で加熱・加圧成
    形するに際し、前記成形材料からなる成形品基材が半硬
    化以降の状態であるときに被覆材料を注入し、成形品基
    材表面に被覆層を形成する型内被覆成形方法において、
    被覆材料を被覆展延・硬化させて被覆層を形成した後、
    非被覆面側の型を成形品に接触させたまま、被覆面側の
    型を成形品から外し、その後非被覆面側の型から成形品
    を取り出して被覆成形品を得る方法であって、成形材料
    の成形開始から被覆材料の硬化までの間の型温度が10
    0℃〜180℃であり、被覆面側の型を外した後且つ非
    被覆面側の型を外す前に、非被覆面側の型の温度を20
    ℃/時間以下の速さで低下させる工程を有し、非被覆面
    側の型を外す時点での非被覆面側の型の温度を0℃〜8
    0℃とすることを特徴とする型内被覆成形品の製造方
    法。
JP1835594A 1994-02-15 1994-02-15 型内被覆成形品の製造方法 Pending JPH07223231A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003043796A1 (en) * 2001-11-22 2003-05-30 Dai Nippon Toryo Co., Ltd. Method of manufacturing formed product coated in mold
WO2015107903A1 (ja) * 2014-01-17 2015-07-23 東レ株式会社 被覆繊維強化樹脂成形品およびその製造方法
JP5968566B1 (ja) * 2016-01-08 2016-08-10 株式会社The MOT Company 繊維強化複合材料成形品の製造方法及びそれに用いるプレス用金型
KR20200134525A (ko) * 2019-05-22 2020-12-02 (주)엘지하우시스 인몰드 성형을 이용한 유리섬유 smc 제조방법

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US7790081B2 (en) 2001-11-22 2010-09-07 Dai Nippon Toryo Co., Ltd. Method of manufacturing formed product coated in mold
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