JPH06270190A - 1次モールド成形体およびこれを用いた2色モールド成 形品の製造方法 - Google Patents

1次モールド成形体およびこれを用いた2色モールド成 形品の製造方法

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JPH06270190A
JPH06270190A JP32389691A JP32389691A JPH06270190A JP H06270190 A JPH06270190 A JP H06270190A JP 32389691 A JP32389691 A JP 32389691A JP 32389691 A JP32389691 A JP 32389691A JP H06270190 A JPH06270190 A JP H06270190A
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resin
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Nikko Kogyo KK
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2229/00Manufacturing
    • H01H2229/044Injection moulding
    • H01H2229/046Multi-colour or double shot injection moulding

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacture Of Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示部内に閉塞領域が存在するものであって
も、表示部を均一に照光することができ、しかも簡単な
工程で2色モールド成形品を得ることができる1次モー
ルド成形体を提供すること。 【構成】 透光性樹脂が注入されることにより表示部と
なる間隙12が形成され、かつこの間隙で囲まれた閉塞
領域14を有するキートップであって、前記間隙を跨い
で、前記間隙の回りの周辺領域16と前記閉塞領域とを
連結するボス30を有してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、1次モールド成形体
およびこれを用いた2色モールド成形品の製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、キーボードやタイプライタの
入力媒体となるキートップのように、入出力情報を目視
によって確認する手段として、文字、数字、符号等の表
示部を表面に有した樹脂モールド成形体である2色モー
ルド成形品が汎用されている。
【0003】この2色モールド成形品を製造するに際し
ては、先ず、表示部を上面に突出形成した1次モールド
成形体を形成する。次いで、1次モールド成形体の外側
に表示部の天面を露出させるようにして2次モールド成
形体を一体に成形することにより、キートップのような
2色モールド成形品を得ていた。
【0004】ところで、たとえば数字の「0」、アルフ
ァベットの「D」、符号の「△」のように、表示部の内
側に、表示部によって閉鎖的に囲まれた閉塞領域を有す
るものでは、この閉塞領域に2次モールド成形体の樹脂
を注入する必要がある。そこで、閉塞領域の周辺から表
示部の裏面を通過して当該閉塞領域に至る溝を形成し、
この溝を介して2次モールド成形体の樹脂を閉塞領域に
注入するようにしていた。
【0005】しかながら、1次モールド成形体を透光性
樹脂で成形し、閉塞領域に不透性の2次モールド用樹脂
を注入して表示部を裏から照光させるような場合では、
表示部よりも光透過度の低い2次モールド成形体が表示
部の裏を通過する溝内で成形されるために、その部分が
影となって表示部を均一に照光できないと、いう問題が
あった。
【0006】そこで、このような問題を解決するため
に、たとえば、特開昭62−279911号では、表示
部の閉塞領域とこの閉塞領域の外側とにおのおの形成さ
れた孔から樹脂を注入、成形し、かつ、これらの孔の間
に形成された表示部の突出部を切断することにより突出
部の下方に一体に成形された外形部材を除去することに
より、表示部内に閉塞領域が存在する場合であっても2
次モールド成形体の影が表示部に投影することなく均一
な表示が可能がキートップ等の2色モールド成形品を得
ることができること、が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例では、2色成形の最終段階で、極めて小さい突出部
を切断しなければならず、2色モールド成形品の製造工
程が複雑になるという問題がある。そこで、この発明
は、表示部内に閉塞領域が存在するものであっても、表
示部を均一に照光することができ、しかも簡単な工程で
2色モールド成形品を得ることができる1次モールド成
形体を提供することを第1の目的とし、そして、係る1
次モールド成形体を用いた2色モールド成形品の製造方
法を提供することを第2の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るために、この発明は、透光性樹脂が注入されることに
より表示部となる間隙が形成され、かつこの間隙で囲ま
れた閉塞領域を有する1次モールド成形体において、前
記間隙を跨いで、前記間隙の回りの周辺領域と前記閉塞
領域とを連結するボス、を有してなることを特徴とする
ものである。
【0009】そして、前記第2の目的を達成するため
に、この発明は、外側金型と内側金型とを対向させ、当
該外側金型と内側金型の間に形成されたキャビティ内に
樹脂を注入して、表示部となる間隙が形成され、かつこ
の間隙で囲まれた閉塞領域を有し、さらに、前記間隙を
跨いで、前記間隙の回りの周辺領域と前記閉塞領域とを
連結するボス、を有してなる1次モールド成形体を得る
第1の工程と、透光性樹脂を前記間隙内に注入すると共
に、1次モールド成形体に前記透光性樹脂からなる2次
モールド成形体を被着する第2の工程と、を有する2色
モールド成形品の製造方法に係るものである。
【0010】
【作用】間隙に露出するボスの上面に、2次モールド成
形体用透光性樹脂を注入する際の注入圧が付加される
と、ボスを閉塞領域と前記間隙の回りの周辺領域とから
容易に離脱させることができるために、樹脂の注入と表
示部に対して影となるボスの離脱とを一度に行うことが
可能となり、この結果、簡単な工程で2色モールド成形
品を製造できることになる。
【0011】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。図1
乃至図3は、キートップの1次モールド成形体を示した
ものであり、その表面に数字の「0」が描かれている。
図1はその平面図、図2は図1のII−II断面図、図
3は1次モールド成形体の一部斜視図を示す。
【0012】図1乃至図3において、1次モールド成形
体10は下面が開放され、内部が空洞の一定肉厚の光透
過度が低い不透光色の樹脂で形成され、その表面には表
示部となる「0」を画成する間隙12が形成されてい
る。当該間隙12内には、間隙に囲まれた状態で閉塞領
域14が存在する。
【0013】閉塞領域14とその周辺領域16の一部
は、その裏側が矩形18に切り欠かれ、切り欠かれた領
域の閉塞領域の裏面20と周辺領域の裏面22には、閉
塞領域14と周辺領域16とを連結する円筒状のボス3
0が前記間隙12を跨ぐ形で、1次モールド体10の内
方に向かって当該1次モールド成形体10と一体に成形
されている。したがって、ボス30を設けることによ
り、閉塞領域14が間隙12に取り囲まれていても、閉
塞領域が脱落することなく当該閉塞領域14を周辺領域
16に支持することができる。尚、ボス30の上面と閉
塞領域の裏面20ないしは周辺領域の裏面22との連結
面積は、ボス30が脱落しない範囲で比較的小さい値に
制限されることが好ましい。
【0014】次に、図1乃至図3に示す1次モールド成
形体10およびこの1次モールド成形体を用いた2色モ
ールド成形品の製造方法について説明する。図4ないし
図6は、その製造工程を示す断面図である。図4におい
て、外側金型41、内側固定金型44、および内側移動
金型42とを対向させ、その際これらの金型間に形成さ
れたキャビティ内に不透光色の樹脂を図示しない注湯口
から注入すると、図1乃至図3に示した1次モールド成
形体10が形成される。外側金型41には、1次モール
ド成形体10に前記間隙部14を形成するための「0」
状の突起46が内方に向かって突設されており、内側移
動金型42には、前記矩形18を形成するための突起4
8と、前記ボス30を形成するための円筒状の凹部50
が形成されている。
【0015】図4の工程が終了すると、図5の工程に移
行する。この工程では、外側金型を前記突起46を有し
ない外側金型41に換えるとともに、内側移動金型42
を僅かに後退させる。この時、内側移動金型42の移動
量に相当する空間51が外側金型41と内側移動金型4
2との間に形成される。次いで、図6に示す工程に移行
し、図示しない注湯口から透光性樹脂の溶融液を前記空
間51に注入する。注入された透光性樹脂52は空間5
1内に充填されて前記1次モールド成形体10の裏面に
被着すると共に、1次モールド成形体10の間隙12内
にも充填される。この時、透光性樹脂の注入圧は、間隙
12に露出する前記ボス30の上面にも付加され、ボス
30が下方に押し込まれるようとする。
【0016】ボス30の上面と閉塞領域の裏面20ない
しは周辺領域の裏面22との連結面積は比較的小さい値
になっていることから、透光性樹脂の注入圧がボス30
の上面に付加されると、ボス30は閉塞領域14および
周辺領域16から離脱して、後退した内側移動金型42
の円筒状の凹部50内に落下する。
【0017】図6の工程を終了することにより、図7に
示すような、不透光性樹脂からなる1次モールド成形体
10と、当該1次モールド成形体10の裏面に被着さ
れ、かつ間隙12内に透光性樹脂が充填され、光が透過
した際数字の「0」を1次モールド成形体10から浮き
立たせる表示部56を有する2次モールド成形体とが一
体になった2色モールド成形品が得られる。
【0018】このような2色モールド成形品では、2次
モールド成形体の一部斜視図である図8にも示すよう
に、間隙内の閉塞領域14の裏面には2次モールド成形
体である透光性樹脂52が被着されているため、閉塞領
域は当該2次モールド成形体上に支持されている。
【0019】そして、閉塞領域とその周辺領域とを連結
するボス30は、透光性樹脂溶融液の圧入と略同時に離
脱するため、ボスを切断する工程は一切不要にできる。
したがって、樹脂の注入と表示部に対して影となるボス
の離脱を一度に行うことが可能となり、前記従来例と比
較して、製造工程を大幅に簡略にできる。さらに、この
ような2色モールド成形品においては、不透光性の前記
ボス30は離脱されているために、間隙12内の透光性
樹脂に影を投影することなく、表示部56の全体を均一
に照光することができる。
【0020】本実施例において、ボス30が閉塞領域1
4とその周辺領域16とから離脱するように、1次モー
ルド成形体の材質、ボス30と閉塞領域14および周辺
領域16との連結面積、透光性樹脂の注入圧、透光性樹
脂の注入時温度等の少なくとも一つが適宜調整されるこ
とが好ましい。
【0021】本実施例において、図3に示すように、前
記2次モールド成形体用の透光性樹脂を注入する際、こ
の透光性樹脂が前記間隙12内を互いに反対方向に進む
ようにし、反対方向の樹脂流60A,Bがそれぞれボス
30の側面に到達した後この側面に沿って上昇し、次い
でボスの丁度上面にて衝突するようにすると、衝突した
樹脂流がボス30に向かって略垂直に下降しボスの上面
により大きな圧力を付加しようとするため、ボスの離脱
が確実となって好ましい。
【0022】尚、前記実施例では、1次モールド成形体
の裏面に2次モールド成形体を被着した構成としたが、
1次モールド成形体の表面に2次モールド成形体を被着
する構成でも良い。また、ボスは1箇所のみに形成した
構成となっているが、閉塞領域が脱落しないように、ボ
スを2箇所以上形成することもできる。さらに、前記実
施例では、閉塞領域を有する表示部として数字の「0」
を例示したが、閉塞領域を有する文字、記号、符号等で
あれば全て本発明を適用することができることは勿論で
ある。さらにまた、前記実施例では、ボスを1次モール
ド成形体の裏面に形成したが、ボスを1次モールド成形
体の表面側に形成することもできる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、透光性
樹脂が注入されることにより表示部となる間隙の回りの
周辺領域とこの間隙で囲まれた閉塞領域とを前記間隙を
跨いで連結するボス、を有する構成となっているため、
表示部内に閉塞領域が存在しても、表示部を均一に照光
することができ、しかも簡単な工程で製造可能な2色モ
ールド成形品を得ることができる、という優れた効果を
達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるキートップの1次モ
ールド成形体を示した平面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】図1の一部斜視図である。
【図4】1次モールド成形体の製造工程を示す断面図で
ある。
【図5】図4の次の工程に来る、2色モールド成形品の
製造工程を示す断面図である。
【図6】図5の次の工程に来る、2色モールド成形品の
製造工程を示す断面図である。
【図7】図4ないし図6の工程により得られた2色モー
ルド成形品の断面図である。
【図8】2次モールド成形体の一部斜視図である。
【符号の説明】
10 1次モールド成形体 12 間隙 14 閉塞領域 16 周辺領域 30 ボス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性樹脂が注入されることにより表示
    部となる間隙が形成され、かつこの間隙で囲まれた閉塞
    領域を有する1次モールド成形体において、前記間隙を
    跨いで、前記間隙の回りの周辺領域と前記閉塞領域とを
    連結するボス、を有してなる1次モールド成形体。
  2. 【請求項2】 外側金型と内側金型とを対向させ、当該
    外側金型と内側金型の間に形成されたキャビティ内に樹
    脂を注入して、表示部となる間隙が形成され、かつこの
    間隙で囲まれた閉塞領域を有し、さらに、前記間隙を跨
    いで、前記間隙の回りの周辺領域と前記閉塞領域とを連
    結するボス、を有してなる1次モールド成形体を得る第
    1の工程と、透光性樹脂を前記間隙内に注入すると共
    に、1次モールド成形体に前記透光性樹脂からなる2次
    モールド成形体を被着する第2の工程と、を有する2色
    モールド成形品の製造方法。
JP32389691A 1991-11-12 1991-11-12 1次モールド成形体およびこれを用いた2色モールド成形品の製造方法 Expired - Lifetime JPH07119026B2 (ja)

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