JPH062701A - 流体圧アクチュエータとこれを利用した管内走行装置 - Google Patents

流体圧アクチュエータとこれを利用した管内走行装置

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JPH062701A
JPH062701A JP9007691A JP9007691A JPH062701A JP H062701 A JPH062701 A JP H062701A JP 9007691 A JP9007691 A JP 9007691A JP 9007691 A JP9007691 A JP 9007691A JP H062701 A JPH062701 A JP H062701A
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JP
Japan
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inner cylinder
deformation
fluid pressure
fluid
pressure actuator
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JP9007691A
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Hideyuki Adachi
英之 安達
Mitsugi Nagayoshi
貢 永吉
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/02Indexing codes associated with the analysed material
    • G01N2291/028Material parameters
    • G01N2291/02872Pressure

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Actuator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構成でありながら、減圧時の動作速度を
高め得る流体圧アクチュエータを提供することにある。 【構成】弾性体からなるゴムチューブ2の外周を覆うメ
ッシュ構造の補強体3とを有し、前記メッシュ3は、そ
のメッシュ構造の素線部11a,11bの交差部12を
一体に形成にしてなり、この交差部12は、膨脹の際の
パンタグラフ運動に伴う弾性変形により弾性エネルギー
を蓄える機能を有し、減圧した際にその交差部に蓄えら
れた弾性エネルギーの放出により収縮変形を規制するパ
ンタグラフ運動を助長する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加圧流体を給排するこ
とによりその軸方向に伸縮する流体圧アクチュエータお
よびこれを利用した管内走行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の流体圧アクチュエータと
しては、特開昭50−52872号公報において知られ
ている空気圧アクチュエータがある。この空気圧アクチ
ュエータは、ゴム製のチューブの周囲にこれを覆うメッ
シュを設けてなり、チューブには空気圧入管を接続して
ある。そして、加圧時にゴムチューブ周囲を覆うメッシ
ュの働きで軸方向へ大きな収縮力を発生させることがで
きる。この収縮時の反応速度は空気圧にもよるが、概し
て速いものである。しかしながら、減圧時には、単に加
圧空気を大気へ放出させるため、排気が進む程、その伸
長速度が遅くなるという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、一般的には、
空気圧アクチュエータにバイアスばねを連結し、伸長す
る向きのバイアスを付加することにより、減圧時におい
てそのバイアスばねの付勢力で素速く伸長させるように
していた。この一例として、特開昭63−91555号
公報のものがある。
【0004】しかしながら、このバイアスばねをアクチ
ュエータと一緒に用いると、必然的に装置として大形化
してしまうという欠点があった。
【0005】本発明は前記課題に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、簡単な構成でありなが
ら、減圧時の変形動作速度を高め得る流体圧アクチュエ
ータとこれを利用した管内走行装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決する手段および作用】第1の発明は、両端
を封鎖した弾性体からなる内筒と、この内筒の外周を覆
うメッシュ構造の補強体とを有し、前記内筒の内部空間
を流体で加圧した際の前記補強体の素線部でのパンタグ
ラフ運動により前記内筒の軸線方向に沿う長さを1の向
きに変える第1の変形と、前記内筒の内部空間を減圧し
た際の前記補強体の素線部でのパンタグラフ運動により
内筒の軸線方向に沿う長さを前記1の向きとは逆の他の
向きに変化させる第2の変形を行う流体圧アクチュエー
タにおいて、前記補強体は、メッシュ構造の素線部の交
差部分を一体または一体的に形成してなり、この交差部
分を含む素線部は、前記第1の変形の際のパンタグラフ
運動に伴う弾性変形により弾性エネルギーを蓄える機能
を有し、前記内部空間を減圧した際にその交差部を含む
素線部に蓄えられた弾性エネルギーの放出により前記第
2の変形を規制する前記素線部でのパンタグラフ運動を
助長するようにしたものである。
【0007】また、第2の発明は、両端を封鎖した弾性
体からなる内筒と、この内筒の外周を覆うメッシュ構造
でその素線部の交差部分を一体または一体的に形成した
補強体とを有し、前記内筒の内部空間を流体で加圧した
際の前記補強体の素線部でのパンタグラフ運動により前
記内筒の軸線方向に沿う長さを1の向きに変える第1の
変形と、前記内筒の内部空間を減圧した際の前記補強体
の素線部でのパンタグラフ運動により内筒の軸線方向に
沿う長さを前記1の向きと逆向きに変化させる第2の変
形とを行うとともに、前記補強体の交差部分を含む素線
部は、前記第1の変形の際に伴う素線部のパンタグラフ
運動によって弾性変形して弾性エネルギーを蓄える機能
を有し、前記内部空間を減圧した際にその交差部を含む
素線部に蓄えられた弾性エネルギーの放出で前記第2の
変形を規制する前記素線部のパンタグラフ運動を助長す
る流体圧アクチュエータと、この流体圧アクチュエータ
の両端部に連結されたバルーン取付部材と、それぞれバ
ルーン取付部材に固着され加圧流体の供給および排出に
より選択的に膨満するバルーンを有し、この膨満したバ
ルーンを管内壁に押し当てる係止手段と、前記いずれか
のバルーン取付部材に設けられた検査手段とを備え、各
係止手段のバルーンへ交互に流体を給排するのに合わせ
前記空気圧アクチュエータの内筒へ流体を給排すること
により前進または後進を行なわせる制御を行う手段とを
具備した管内走行装置である。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例に係る流体圧
アクチュエータ1を示すものである。図1の(A)で示
すように流体圧アクチュエータ1は、弾性体からなる内
筒としてのゴムチューブ2の外周に、筒状に形成した補
強体としての金属製のメッシュ3を被せてなり、そのゴ
ムチューブ2の両端は封止部材4、5で閉塞され、その
内部空間を密封している。メッシュ3の両端に取着され
た口金6,7はゴムチューブ2の両端部外周に被嵌して
固定されている。つまり、ゴムチューブ2の両端部は、
封止部材4、5とこれに対応する口金6,7で挟まれて
固定されている。また、一方の封止部材5には流体供給
チューブ8を接続する供給口9が形成されていて、ゴム
チューブ2の内部空間に流体供給チューブ8を連通して
いる。
【0009】一方、前記メッシュ3は、図1の(C)で
示すように形成されている。すなわち、例えばステンレ
ススチールやリン青銅のように強弾性を有する金属製の
薄板に菱形の開口部10を規則正しく複数打ち抜いてメ
ッシュ構造に作られている。このメッシュ構造の各素線
部11a,11bは異なる2方向へそれぞれ等間隔で配
置されている。一方の向きの素線部11aと他方の向き
の素線部11bとはゴムチューブ2の中心軸方向に対し
て異なる向きで等しい角度(θ/2)で斜めに配置され
ている。薄板に菱形の開口部10を規則正しく複数打ち
抜いて同一面のメッシュ構造に作られているため、各素
線部11a,11bはそれぞれ幅の狭い帯状になってお
り、その交差部12で一体になっている。また、前記角
度(θ/2)は54゜44´より小さい。
【0010】次に、この流体圧アクチュエータ1の作用
を説明する。流体供給チューブ8を通じて加圧された流
体、例えば空気をゴムチューブ2の内部空間に注入する
と、その流体圧アクチュエータ1のゴムチューブ2は、
その径方向へ膨張し、この際にメッシュ3の素線部11
a,11bのパンタグラフ運動により中心軸方向へ収縮
する規制を受ける。このとき、メッシュ3の開口部10
は図1の(C)から(D)の形に変形する。このように
して流体圧アクチュエータ1をその径方向へ膨脹してそ
の中心軸方向へ短く収縮させる第1の変形を行うことが
できる。
【0011】また、ゴムチューブ2の径方向への膨張に
伴ってメッシュ3の素線部11a,11bのなす角度は
大きくなる(θ<θ′)。そして、これに伴ない、メッ
シュ3の交差部12を含む素線部11a,11b、特
に、その交差部12の部分には、弾性変形が生じ、その
交差部12を含む素線部11a,11b、特に、その交
差部12の部分には弾性エネルギーが蓄えられることに
なる。なお、素線部11a,11bの幅は狭くても板状
であり、その板面に沿う向きに変形させられるため、か
なり大きな弾性エネルギーを蓄えることができる。
【0012】一方、この膨脹した流体圧アクチュエータ
1のゴムチューブ2から流体を排出していくと、交差部
12を含む素線部11a,11b、特に、その交差部1
2の部分に蓄えられた弾性エネルギーが優るようにな
り、ついには、その弾性エネルギーによって、流体圧ア
クチュエータ1はその中心軸方向への伸長を助長するこ
とになる。
【0013】しかして、このような構成によれば、メッ
シュ3は、パンタグラフ運動による収縮力発生機能の他
に弾性変形によるバイアス復元機能をもち、このため、
この流体圧アクチュエータ1は他にバイアスばねを組み
込むことなく伸長動作を素速く行なうことが可能とな
り、装置として小形化が可能であるとともに、構成の簡
略化を図ることができる。なお、流体としては空気に限
らず油等であってもよい。
【0014】図2は本発明の第2の実施例を示すもので
ある。この実施例は前記第1の実施例においてのメッシ
ュ3の変形例であり、これは金属製のワイヤ13を編ん
で形成したものである。さらに、異なる向きのワイヤ1
3による交差部12をろう付けすることによって固定し
て一体化する。
【0015】しかして、この実施例もその交差部12で
メッシュ3の変形により弾性エネルギーを蓄えることが
できるから、前述した場合と同様の作用が得られる。ま
た、このメッシュ3の構造によれば、その製作が簡単で
ある。
【0016】なお、上述した第1および第2の実施例で
は、メッシュ3が金属製であったが、その交差部12を
含む素線部11a,11bで弾性エネルギーを蓄わえる
ことができるならば、プラスチック、セラミック等の材
料であってもよい。
【0017】第3の実施例を図3〜5に示す。この第3
の実施例は、上述した第1および第2の実施例で説明し
た流体圧アクチュエータ1を利用して管内検査用自走装
置20を構成したものである。この管内検査用自走装置
20は以下のように構成される。すなわち、取付部材と
しての前保護部材21と後保護部材22との間を複数の
流体圧アクチュエータ1で連結してなり、それらの流体
圧アクチュエータ1は、前保護部材21と後保護部材2
2との間においてその自走装置20の中心軸に対して上
下左右に対称的に並置されている。
【0018】前保護部材21の周面には後述するように
膨脹して管内壁面に押し当る係止手段としての前バルー
ン23が取り付けられ、後保護部材22の周面には同じ
く後述するように膨脹して管内壁面に押し当る係止手段
としての後バルーン24が取り付けられている。前バル
ーン23と後バルーン24には図示しないが、それぞれ
独立したチューブが接続されている。
【0019】また、前保護部材21には管内を観察する
検査手段が組み込まれている。つまり、自走装置20の
中心軸上に位置してその前面に開放する観察用レンズ2
5とその後の焦点位置に位置する固体撮像素子26とを
設けている。さらに、観察用レンズ25の周囲に位置し
て複数の照明用ランプ27を設けている。固体撮像素子
26には信号線28、ランプ27には電力線29が接続
されている。信号線28と電力線29および流体圧アク
チュエータ1の流体供給チューブ8は、この自走装置2
0の本体部分より後方へ延出している。また、前保護部
材21においてランプ27の付近にはそのランプ27が
発生する熱を効率よく放熱するための冷却フィン30を
設けている。
【0020】次に、この管内検査用自走装置20の管内
走行動作を説明する。前後のバルーン23,24と流体
圧アクチュエータ1のゴムチューブ2とを順次加圧と減
圧をすることにより、いわるる尺取虫運動を行なわせて
前進する。つまり、図5の(A)は前バルーン23が膨
脹して管内壁31に押し当たって係着している。流体圧
アクチュエータ1は収縮して伸長した状態にある。ま
た、後バルーン24も収縮して管内壁31から離れてい
る。この状態から図5の(B)で示すように流体圧アク
チュエータ1を膨脹させ、その軸方向へ収縮させる。こ
のため、固定された前保護部材21に向かって後保護部
材22が前進する。
【0021】ついで、図5の(C)で示すように前バル
ーン23を収縮して管内壁31から離し、代わりに後バ
ルーン24を膨脹して管内壁31に押し当て係着し、こ
の後で、流体圧アクチュエータ1を収縮してその軸方向
へ伸長させる。このため、前進して固定された後保護部
材22の位置を基準として前保護部材21がさらに前進
する。これを繰り返すことにより前進させることができ
る。
【0022】なお、この作用を利用して自走装置20を
後退させることもできる。また、その駆動手順はその他
にも種々考えられる。
【0023】この管内検査用自走装置20は、上述した
流体圧アクチュエータ1を利用して駆動するものである
から、その素早い動作で走行駆動サイクルが行われ、走
行速度を高めることができる。流体圧アクチュエータ1
の周囲にはバイアスばね等を配置しなくてもよいので、
小径な管内でも自走できる装置を実現できる。
【0024】図6は本発明の第4の実施例を示すもので
ある。流体圧アクチュエータ1は前保護部材21に流体
冷却手段を組み込んだものである。すなわち、この実施
例は前述した管内検査用自走装置20の前保護部材21
には、後保護部材22の手前位置で前記流体圧アクチュ
エータ1への流体供給チューブ8の途中から冷却用チュ
ーブ41が分岐し、この冷却用チューブ41は、後保護
部材22を貫通して前保護部材21の内部に設けられて
いる還流制御弁42の給気ポート43に接続されてい
る。還流制御弁42は、給気ポート43の反対側に出口
ポート44、入口ポート45を備えている。出口ポート
44内にはこの還流制御弁42から流出するように逆止
弁46が設けられ、入口ポート45にはこの還流制御弁
42に流入するように逆止弁47が設けられている。こ
れらの逆止弁46,67は圧縮ばね48、弁49および
本体50にて構成され、圧縮ばね48は弁49を本体5
0の一方のポートに押しあてている。出口ポート44と
入口ポート45は前保護部材21内の後端から先端まで
を1周する還流チューブ51により接続されている。こ
の還流制御弁42および還流チューブ51からなる冷却
用還流回路52は各流体アクチュエータ1に対応して設
けられている。もっとも、その流体アクチュエータ1の
一部のものに対応して設けてもよい。その他の構成は、
前述した第3の実施例と同様である。
【0025】次に、この冷却用還流回路52の作用を説
明する。まず、冷却用チューブ41の空気圧が還流チュ
ーブ51の空気圧より高い場合は出口ポート44内の逆
止弁46の圧縮ばね48が流体圧により押されて開き、
入口ポート45内の逆止弁47の弁49が圧縮ばね48
により押されて閉じている。そのため、図6の(B)で
示すように矢印の方向に圧縮空気が充填される。このと
きが流体圧アクチュエータ1に給気されている時であ
る。
【0026】冷却用チューブ41の圧力が還流チューブ
51の圧力より低くなると、出口ポート44の逆止弁4
6の弁49が圧縮ばね48に押されて閉じ、入口ポート
45内の逆止弁47の弁49が流体圧により押されて開
く。そのため、図6の(C)で示すように矢印方向へ圧
縮されていた空気が流れる。このときが流体圧アクチュ
エータ1より排気される時である。
【0027】このように還流制御弁42の作用により空
気は冷却用チューブ41、給気ポート43、出口ポート
44、還流チューブ51、入口ポート45、給気ポート
43、冷却用チューブ41の順に還流する。そして、照
明用ランプ27の熱を強制的冷却することにより、CC
Dなどの固体撮像素子26を熱から保護でき長時間の観
察が可能となる。
【0028】なお、この実施例では、流体圧アクチュエ
ータ1が2本であるため、その還流回路52は2系統で
あるが、流体圧アクチュエータ1を4本用いた管内検査
用自走装置としたなら、その還流回路52も4系統とし
てもよいし、2系統のままにしてもよい。
【0029】図7および図8は本発明の第5の実施例を
示すものである。この実施例は前述した管内検査用自走
装置20において、流体圧アクチュエータ1を固定する
前保護部材21の固定端に、その流体圧アクチュエータ
1より圧縮流体の供給を直接に受けられるように接続ポ
ート61が設けられている。接続ポート61の他端は、
前保護部材21の後端部付近に設けられている還流制御
弁42の給気ポート43に接続されている。給気ポート
43の他端側部位には逆止弁46を設けた出口ポート4
4と、逆止弁47を設けた入口ポート45が設けられて
いる。出口ポート44と入口ポート45は前保護部材2
1内で前端まで達して1周する還流チューブ62により
接続されている。出口ポート44からのびる還流チュー
ブ62は、その出口ポート44近くにバルーン部65が
設けられている。前保護部材21の先端でUターンした
還流チューブ62はその内部に放熱板63をシール状態
にて取り込んでいる。そして、入口ポート45に接続さ
れる還流チューブ62内に設けられている放熱板63
は、固体撮影素子26の全周を覆うように設けられてい
る放熱器64に固着されている。その他の構成は前述し
た第4の実施例のものと同じである。また、還流チュー
ブ62の途中にはバルーン部65が設けられている。
【0030】しかして、この管内検査用自走装置20に
よれば、流体圧アクチュエータ1を介して供給される圧
縮流体(空気)が前記第4の実施例の場合と同じ経路を
通り最後に流体圧アクチュエータ1へ戻るように還流さ
れる。この圧縮流体によりバルーン部65は図8で示す
ように膨張してここに圧縮流体を蓄わえる。流体圧アク
チュエータ1の排気によりバレーン部65は図7の様に
収縮する。そして、還流する流体は固体撮像素子26よ
り放熱板63を介して放熱器64に伝導されている熱を
奪い、その結果、固体撮像素子26を冷却する。その他
の作用は前述した第4の実施例のものと同じである。
【0031】しかして、この実施例の構成によれば、冷
却が必要な部分を集中的に冷却する事により、冷却効果
が向上する。また、バルーン部65に空気を蓄えること
により、その還流量が増し冷却性能が向上する。
【0032】なお、放熱板63、放熱器64を図9で示
すようにランプ27に付属させて設けてもよい。
【0033】図10は本発明の第6の実施例を示すもの
である。この第6の実施例は、前述した流体圧アクチュ
エータ1を内視鏡70の湾曲部71を湾曲する駆動手段
として利用するものである。すなわち、内視鏡70の湾
曲部71は複数の湾曲駒72を軸方向に並べて互いに回
動自在に連結することにより構成される。最先端の湾曲
駒72の内周部にはその上下位置それぞれに湾曲操作用
ワイヤ73,73の一端が固定され、このワイヤ73,
73の他端はこれに対応する流体圧アクチュエータ1に
それぞれ接続されている。流体圧アクチュエータ1は湾
曲部71の後端に接続される挿入部における可撓管74
の内部に配置されている。
【0034】この流体圧アクチュエータ1は前述したも
のと同様に構成されており、その前方の口金部75にワ
イヤ73の他端を接続している。後方の口金部76には
流体供給用チューブ77が接続されている。この流体供
給用チューブ77には、図示していない電磁弁、制御装
置、エアコンプレッサーにより空気の給排気が行われる
ようになっている。
【0035】さらに、この流体圧アクチュエータ1は半
硬質円筒部材78内に設けられている。半硬質円筒部材
78の後端側は、口金部76に固定されており、半硬質
円筒部材78の先端は、密巻きのコイルシース79の一
端に取着されている。コイルシース79の他端は最後端
の湾曲駒72または図示しない接続管に固定されてい
る。コイルシース79の内部に前述したワイヤ73が挿
通されている。また、各流体圧アクチュエータ1は互い
に重ならないように可撓管74の軸方向に互いにずれる
位置に配置されている。その他内視鏡として一般的な構
成となっている。
【0036】しかして、図示していないエアコンプレッ
サーより発生した圧縮空気が、電磁弁、チューブを介し
て制御装置により選択された流体圧アクチュエータ1に
供給されると、その流体圧アクチュエータ1は径方向へ
膨脹して軸方向に強力に収縮する。この収縮力がワイヤ
73を引く力となり、湾曲部71をその牽引する方へ湾
曲させる。このとき、流体圧アクチュエータ1は、後方
の口金部76に固定されている半硬質部材78、コイル
シース79を介して最後端の湾曲駒72に固定されてい
るので、ワイヤ73を引くことが可能となっている。
【0037】なお、この構成では2個の流体圧アクチュ
エータ1を用いて2方向へ選択的に湾曲するようにした
が、例えば上下左右の4個の流体圧アクチュエータ1を
用いて4方向へ湾曲するようにしてもよい。
【0038】また、前述した各実施例での流体圧アクチ
ュエータ1は、そのメッシュ3の素線部11a,11b
のなす角度(θ/2)を54゜44´より小さくした
が、54゜44´より大きくしてもよい。この場合に
は、ゴムチューブ2の内部空間に加圧流体を注入した際
のメッシュ3のパンタグラフ運動は、流体圧アクチュエ
ータ1を中心軸方向へ伸長させる第1の変形を行う。そ
して、逆に、ゴムチューブ2の内部空間から加圧流体を
排出した際にはそのメッシュ3のパンタグラフ運動は、
流体圧アクチュエータ1を中心軸方向へ収縮する第2の
変形を行う。もちろん、メッシュ3の交差部12を含む
素線部11a,11bの部分では、弾性変形が生じるこ
とにより弾性エネルギーの蓄積および放出を行う。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明の流体圧アク
チュエータの補強体は、そのメッシュ構造の素線部の交
差部分を一体または一体的に形成してなり、この交差部
分を含む素線部は、前記第1の変形の際のパンタグラフ
運動に伴う弾性変形により弾性エネルギーを蓄える機能
を有し、前記内部空間を減圧した際にその交差部を含む
素線部に蓄えられた弾性エネルギーの放出により前記第
2の変形を規制する前記素線部でのパンタグラフ運動を
助長するようにしたものであるから、簡単な構成であり
ながら、減圧時の変形動作速度を高め得る流体圧アクチ
ュエータとこれを利用した管内走行装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示し、(A)はその流
体圧アクチュエータの側断面図、(B)はその流体圧ア
クチュエータの膨脹時の側面図、(C)そのメッシュの
平面図、(D)そのメッシュの膨脹時の平面図である。
【図2】本発明の第2の実施例の流体圧アクチュエータ
におけるメッシュの平面図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示し、前記流体圧アク
チュエータを利用した管内走行装置の側断面図である。
【図4】同じく本発明の第3の実施例における管内走行
装置の前保護部材付近の斜視図である。
【図5】同じく本発明の第3の実施例における管内走行
装置の走行順序を示す説明図である。
【図6】本発明の第4の実施例を示し、(A)は前記流
体圧アクチュエータを利用した管内走行装置の側断面
図、(B)および(C)は流体冷却手段の流体回路図で
ある。
【図7】本発明の第5の実施例を示し、前記流体圧アク
チュエータを利用した管内走行装置の前保護部材付近の
側断面図である。
【図8】同じく本発明の第5の実施例におけるその流体
冷却手段の一部を示す断面図である。
【図9】本発明の第5の実施例の変形例を示し、前記流
体圧アクチュエータを利用した管内走行装置の前保護部
材付近の側断面図である。
【図10】本発明の第6の実施例を示す内視鏡挿入部の
側断面図である。
【符号の説明】
1…流体圧アクチュエータ、2…ゴムチューブ、3…メ
ッシュ、8…流体供給チューブ、11a,11b…素線
部、12…交差部、20…管内検査用自走装置、70…
内視鏡。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端を封鎖した弾性体からなる内筒と、
    この内筒の外周を覆うメッシュ構造の補強体とを有し、
    前記内筒の内部空間を流体で加圧した際の前記補強体の
    素線部でのパンタグラフ運動により前記内筒の軸線方向
    に沿う長さを1の向きに変える第1の変形と、前記内筒
    の内部空間を減圧した際の前記補強体の素線部でのパン
    タグラフ運動により内筒の軸線方向に沿う長さを前記1
    の向きとは逆の他の向きに変化させる第2の変形を行う
    流体圧アクチュエータにおいて、 前記補強体は、メッシュ構造の素線部の交差部分を一体
    または一体的に形成してなり、この交差部分を含む素線
    部は、前記第1の変形の際のパンタグラフ運動に伴う弾
    性変形により弾性エネルギーを蓄える機能を有し、前記
    内部空間を減圧した際にその交差部を含む素線部に蓄え
    られた弾性エネルギーの放出により前記第2の変形を規
    制する前記素線部でのパンタグラフ運動を助長するよう
    にしたことを特徴とする流体圧アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 両端を封鎖した弾性体からなる内筒と、
    この内筒の外周を覆うメッシュ構造でその素線部の交差
    部分を一体または一体的に形成した補強体とを有し、前
    記内筒の内部空間を流体で加圧した際の前記補強体の素
    線部でのパンタグラフ運動により前記内筒の軸線方向に
    沿う長さを1の向きに変える第1の変形と、前記内筒の
    内部空間を減圧した際の前記補強体の素線部でのパンタ
    グラフ運動により内筒の軸線方向に沿う長さを前記1の
    向きと逆向きに変化させる第2の変形とを行うととも
    に、前記補強体の交差部分を含む素線部は、前記第1の
    変形の際に伴う素線部のパンタグラフ運動によって弾性
    変形して弾性エネルギーを蓄える機能を有し、前記内部
    空間を減圧した際にその交差部を含む素線部に蓄えられ
    た弾性エネルギーの放出で前記第2の変形を規制する前
    記素線部のパンタグラフ運動を助長する流体圧アクチュ
    エータと、 この流体圧アクチュエータの両端部に連結されたバルー
    ン取付部材と、 それぞれバルーン取付部材に固着され加圧流体の供給お
    よび排出により選択的に膨満するバルーンを有し、この
    膨満したバルーンを管内壁に押し当てる係止手段と、 前記いずれかのバルーン取付部材に設けられた検査手段
    とを備え、 各係止手段のバルーンへ交互に流体を給排するのに合わ
    せ前記空気圧アクチュエータの内筒へ流体を給排するこ
    とにより前進または後進を行なわせる制御を行う手段と
    を具備したことを特徴とする管内走行装置。
JP9007691A 1991-03-28 1991-03-28 流体圧アクチュエータとこれを利用した管内走行装置 Withdrawn JPH062701A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003514203A (ja) * 1999-11-11 2003-04-15 インノテック・エンジニアリング・ゲーエムベーハー クランプおよび/またはブレーキ装置
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