JPH0627033U - Atcスイングアームの倍送り装置 - Google Patents

Atcスイングアームの倍送り装置

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JPH0627033U
JPH0627033U JP6973292U JP6973292U JPH0627033U JP H0627033 U JPH0627033 U JP H0627033U JP 6973292 U JP6973292 U JP 6973292U JP 6973292 U JP6973292 U JP 6973292U JP H0627033 U JPH0627033 U JP H0627033U
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pinion gear
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光弘 野沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイングアームを倍送り機構により通常の1
/2ストロークで所定のフルストロークを可能にし全体
構造の小形化を図るスイングアーム倍送り装置を提供す
る。 【構成】 ローラギヤカム7に螺合するタレット8のタ
レット軸12内に駆動源(図略)により軸線方向に往復
動する摺動軸20を支持し、該摺動軸20内にスイング
アーム13に連結するスイングアーム移動軸23を支持
すると共に、摺動軸20にピニオンギヤ1を枢支し、ス
イングアーム移動軸23およびタレット軸12側にピニ
オンギヤ1と噛合する第1および第2のラック2,3を
設け、摺動軸20の送り量を2倍にしてスイングアーム
13側に伝える。 【効果】 全体構造の小形化とコンパクト化が図れると
共に、駆動源側の速度を半減し得る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、工作機械等の自動工具交換装置(ATC)のスイングアームを移動 する装置に係り、特に、ローラギヤカム側面の溝カムによるスイングアームの往 復動方向の移動量を倍増してスイングアーム側に伝えるATCスイングアームの 倍送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
工作機械等のATCのスイングアームは工具交換のために回動および往復動さ れる。そのため、スイングアームの駆動機構としては各種のものが採用されてい る。図5はその一例を示すものである。ローラギヤカム7aのねじ部(図略)に はタレット8aのピン部9aが螺合する。タレット8aは凹設部37を有するタ レット軸38に固定される。タレット軸38はケース本体39にブッシュ40, 41等を介して枢支され、その一端側にはスイングアーム13aが連結される。 一方、ローラギヤカム7aの側面にはカム溝11aが凹設され、カム溝11aに は二股レバ42の一端側のカムフォロア43が係合する。二股レバ42の他端側 にはレバ44の一端側がピン結合し、レバ44の他端側に連結する二股レバ45 のカムフォロア46はタレット軸38の凹設部37に係合する。以上の構造によ り、ローラギヤカム7aを図略の駆動手段により回転することにより、タレット 8aを介してタレット軸38が回動すると共に、カム溝11aとカムフォロア4 6との係合にもとづく二股レバ42,レバ44および二股レバ45の回動により タレット軸38が往復動する。以上により、スイングアーム13aの回動と往復 動が行われ、工具の自動交換が行われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
図5に示したスイングアームの駆動機構は構造がコンパクトにまとめられ、か つスイングアームの回動と往復動が比較的高精度に行われる点に特徴を有するが 次のような問題点がある。すなわち、スイングアームは工具交換のために往復動 する必要があり、そのストローク量は決められる。このストローク量を確保する には、カム溝11aの形状とそれに係合するレバ類の配置,形状を特定する必要 がある。カム溝11aの偏心量には制限があるため、大きなストローク量を得る ためには多くの部品構成からなる複雑なレバ機構によりレバ比を大きくすること が必要になる。そのため、部品点数が増大し、かつレバ類の配置のための空間が 必要となり、大型化される。一方、スイングアームの駆動機構を小形に、かつコ ンパクトにすることは工作機械の主軸等の有効ストロークを増大させると共に、 余分の空間が不要になり、機械の小形化が可能になる。更に、複雑なレバ機構を 廃除することにより部品点数が低減しコストダウンが可能になる。
【0004】 本考案は、以上の要請に基づき創案されたものであり、ローラギヤカム側を小 形にすることが出来、かつ複雑なレバ機構を用いることなく大きなストロークを 確保することが出来ると共に、ローラギヤカム側の速度を低減し得るATCスイ ングアームの倍送り装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、以上の目的を達成するために、ローラギヤカムに螺合するタレット のタレット軸に回動および摺動自在に支持され、前記ローラカムギヤ側の回転に より回動および往復動する自動工具交換装置におけるスイングアームの往復動方 向の倍送り装置であって、前記タレット軸内に自転を拘束されて摺動自在に支持 される摺動軸と、該摺動軸内に摺動自在に支持され前記スイングアーム側に連結 するスイングアーム移動軸と、前記スイングアームの往復動方向と直交して前記 摺動軸に枢支される支持軸に固定されるピニオンギヤと、前記スイングアーム移 動軸およびタレット軸にその軸線方向に沿って配設され前記ピニオンギヤと噛合 する第1および第2のラックを備え、前記スイングアーム移動軸には、前記ピニ オンギヤを収納し、かつ移動時の干渉防止のための空隙部が形成されてなるAT Cスイングアームの倍送り装置を構成するものである。
【0006】
【作用】 ローラギヤカムを駆動するとタレットを介してタレット軸が回動すると共にタ レット軸内に支持される摺動軸が軸線方向に沿って往復動する。それにより、ス イングアームの回動と往復動が行われる。前記摺動軸が軸線方向に移動すると、 該摺動軸に支持されているピニオンギヤが移動する。該ピニオンギヤはタレット 軸側に固定される第2のラックに噛合しているため自転する。ピニオンギヤの自 転により、ピニオンギヤに噛合する第1のラックが移動する。その結果、摺動軸 はローラギヤカム側により移動される移動量の2倍だけ軸線方向に沿って移動す る。逆に、スイングアームの移動量を基準とすると、ローラギヤカム側は移動量 の1/2だけ摺動軸を移動すればよい。それにより、小形化とコンパクト化が図 れ、かつローラギヤカム側の速度の低減が図れる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。図1は本実施例の全体構造 を示す軸断面図であり、図2はピニオンギヤまわりの詳細構造を説明するための 拡大断面図であり、図3は倍送りの原理を説明する説明図であり、図4はローラ ギヤカムの駆動機構部を説明する図面である。
【0008】 図1および図4に示すようにケース本体6内にはローラギヤカム7が収納され る。ローラギヤカム7にはタレット8のピン部9の螺合するねじ部10がその外 周側に螺刻されると共に、カム溝11が凹設される。タレット8にはタレット軸 12がスイングアーム13の往復動方向に沿って細長に配設される。図1に示す ように、タレット軸12はケース本体6側に軸受14により枢支され、その軸線 方向に沿う移動を拘束されて支持される。また、タレット軸12の先端側(図1 の左端側)には当接部材15がボルト16により固定される。一方、スイングア ーム13の筒体部17は、タレット軸12および当接部材15にスプライン嵌合 し、回動および摺動自在に支持される。また、筒体部17の先端側には当接部材 15に当接係合するストッパ部材18がボルト19により固定される。
【0009】 一方、摺動軸20はタレット軸12内に回転を拘束された状態で軸線方向に沿 って摺動自在に支持され、その基端側(図1の右端側)には凹設部21が一体的 に形成される。凹設部21にはローラギヤカム7のカム溝11に係合するレバ機 構(図略)のピン部22が係合する。なお、摺動軸20の先端は当接部材15か ら離隔した位置に配置され、スイングアーム13の往復動時における両者の干渉 を防止するようにしている。
【0010】 摺動軸20内にはスイングアーム移動軸23が軸線方向に沿って摺動自在に支 持される。スイングアーム移動軸23の基端側は空隙部4を形成するため適宜長 さだけ半円に欠落される。また、空隙部4における欠落されていない半円側には 第1のラック2が配設される。また、スイングアーム移動軸23の先端側(図1 の左端側)は軸受24を介してストッパ部材18に支持され、ナット25により ストッパ部材側に保持されてスイングアーム13の筒体部17に連結する。
【0011】 図1に示すようにタレット軸12の基端側(図1の右側)には第2のラック3 が固定される。第2のラック3は摺動軸20側に突出しているため、摺動軸20 側には干渉防止のための逃げ溝26が形成される。
【0012】 図2によく示すように、摺動軸20にはその軸線方向と直交して支持孔が形成 され支持軸5を枢支する。支持軸5にはピニオンギヤ1が固定される。ピニオン ギヤ1は第1および第2のラック2,3間に介設され、両者に噛合する。
【0013】 図4に示すように、ローラギヤカム軸27はキー28によりローラギヤカム7 に連結し、軸受29,30を介しケース本体6に枢支される。また、ローラギヤ カム7にはボルト31により大歯車32が固定される。一方、ケース本体6には 駆動モータ33が固定され、その回転軸34には大歯車32に噛合する小歯車3 5が連結される。以上の構造により、駆動モータ33を回転することにより小歯 車35,大歯車32を介しローラギヤカム7が回転し、タレット8を回転する。 また、ローラギヤカム軸27にはレバ機構の1つであるレバ部材36が支持され 、ローラギヤカム7の回転によるカム溝11に係止するピン部(図略)とそれに 連結するレバ部材36等を介して摺動軸20が往復動作する。
【0014】 次に、本実施例の作用を説明する。前記したように、駆動モータ33によりロ ーラギヤカム7を回転することにより、タレット8およびタレット軸12が回動 し、摺動軸20が軸線方向に沿って往復動する。タレット軸12が回動すると、 それに連結する当接部材15が回動し、当接部材15に係止する筒体部17を介 してスイングアーム13が回動する。また、筒体部17が回動するとストッパ部 材18も回動するが、軸受24によりスイングアーム移動軸23は回動しない。 一方、タレット軸12が軸線方向に移動すると、支持軸5がタレット軸12に枢 支されているためピニオンギヤ1が軸線方向に沿って移動する。一方、第2のラ ック3はタレット軸12側に固定されているため、ピニオンギヤ1の移動により 第2のラック3と噛合しているピニオンギヤ1が矢印方向に回転する。一方、摺 動軸20が軸線方向に移動すると第1のラック2とピニオンギヤ1とが噛合して いるため第1のラック2に形成されているスイングアーム移動軸23も同一移動 量だけ移動する。すなわち、図3に示すようにピニオンギヤ1がaだけ移動する と、それに伴ってスイングアーム移動軸23もaだけ移動するが、前記したよう にピニオンギヤ1が矢印方向に回転するため、その回転によりスイングアーム移 動軸23が更にaだけ同一方向に移動する。すなわち、結果としてスイングアー ム移動軸23は2aだけ移動する。以上により、摺動軸20の移動量の2倍だけ スイングアーム移動軸23が移動し倍送りが行われる。
【0015】 スイングアーム13は以上のように回動および移動するが、前記の2aの移動 量をスイングアーム13の所定の移動量に設定すると、摺動軸20はその1/2 のaだけ移動すればよい。すなわち、ローラギヤカム7およびそれに係合するレ バ機構は従来技術のものに較べ1/2だけのストロークをタレット側に伝えれば よい。そのため、ローラギヤカム7およびレバ機構側は小形に形成することが出 来る。また、スイングアーム13の移動速度を所定の速度に設定すると駆動モー タ33側の回転速度を1/2にすることが可能となり、駆動モータ33の小形化 が図れる。
【0016】 本実施例において、スイングアーム13の回動と往復動をローラギヤカム7の 回転により行うようにしたが、それに限定するものではない。また、スイングア ーム移動軸23側に形成した空隙部4の形状も図示のものに限定するものではな い。
【0017】
【考案の効果】
本考案によれば、次のような効果が上げられる。 (1)スイングアームを往復動するスイングアーム移動軸にピニオンギヤと噛合 する第1のラックが設けられ、該ピニオンギヤが固定側の第2のラックに噛合す るため、スイングアーム移動軸が倍送りされスイングアーム通常の送り量の2倍 だけ送られる。そのため、スイングアーム側の送り量を所定量におさえるとスイ ングアームをストロークする駆動側のストロークを通常のものの1/2にするこ とが出来る。その結果、全体構造が小形となる。 (2)スイングアームの駆動側のストロークが1/2になるため速度も1/2に より、駆動側を低速で駆動することが出来る。その結果、駆動側機構の小形化が 出来ると共に耐久性を向上することが出来る。 (3)第1および第2のラックおよびピニオンギヤはタレット軸内にコンパクト にまとめられ、特別なスペースを必要としない。また、複雑な機構を必要としな いため、容易に、かつ比較的安価に実施することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の全体構造を示す軸断面図で
ある。
【図2】同実施例の倍送り構造を説明するための図1の
A−A線拡大断面図である。
【図3】同実施例の倍送りの原理を説明する拡大部分断
面図である。
【図4】同実施例のローラギヤカムの駆動側の構造を説
明するための断面図である。
【図5】従来のスイングアームの駆動機構を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 ピニオンギヤ 2 第1のラック 3 第2のラック 4 空隙部 5 支持軸 6 ケース本体 7 ローラギヤカム 8 タレット 9 ピン部 10 ねじ部 11 カム溝 12 タレット軸 13 スイングアーム 14 軸受 15 当接部材 16 ボルト 17 筒体部 18 ストッパ部材 19 ボルト 20 摺動軸 21 凹設部 22 ピン部 23 スイングアーム移動軸 24 軸受 25 ナット 26 逃げ溝 27 ローラギヤカム軸 28 キー 29 軸受 30 軸受 31 ボルト 32 大歯車 33 駆動モータ 34 回転軸 35 小歯車 36 レバ部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラギヤカムに螺合するタレットのタ
    レット軸に回動および摺動自在に支持され、前記ローラ
    カムギヤ側の回転により回動および往復動する自動工具
    交換装置におけるスイングアームの往復動方向の倍送り
    装置であって、前記タレット軸内に自転を拘束されて摺
    動自在に支持される摺動軸と、該摺動軸内に摺動自在に
    支持され前記スイングアーム側に連結するスイングアー
    ム移動軸と、前記スイングアームの往復動方向と直交し
    て前記摺動軸に枢支される支持軸に固定されるピニオン
    ギヤと、前記スイングアーム移動軸およびタレット軸に
    その軸線方向に沿って配設され前記ピニオンギヤと噛合
    する第1および第2のラックを備え、前記スイングアー
    ム移動軸には、前記ピニオンギヤを収納し、かつ移動時
    の干渉防止のための空隙部が形成されることを特徴とす
    るATCスイングアームの倍送り装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109650054A (zh) * 2018-12-20 2019-04-19 浙江新发现机械制造有限公司 一种纸容器输出装置
CN110076591A (zh) * 2019-05-29 2019-08-02 深圳市金洲精工科技股份有限公司 一种多工位旋转工作台

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