JPH06271584A - セファロスポリン誘導体 - Google Patents

セファロスポリン誘導体

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JPH06271584A
JPH06271584A JP5084197A JP8419793A JPH06271584A JP H06271584 A JPH06271584 A JP H06271584A JP 5084197 A JP5084197 A JP 5084197A JP 8419793 A JP8419793 A JP 8419793A JP H06271584 A JPH06271584 A JP H06271584A
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JP
Japan
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group
lower alkyl
added
alkyl group
residue
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Pending
Application number
JP5084197A
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English (en)
Inventor
Kensho Nagano
憲昭 長野
Hirotsune Itahana
弘恒 板鼻
Ryuichiro Hara
竜一郎 原
Hiroyuki Hisamichi
弘幸 久道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP5084197A priority Critical patent/JPH06271584A/ja
Publication of JPH06271584A publication Critical patent/JPH06271584A/ja
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    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Cephalosporin Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 一般式 化1で示されるセファロスポリン誘
導体又はその塩。 【化1】 (R1=低級アルキル基, R2=水酸基又は一般式 化
2で示される基, 【化2】 A環=窒素原子1個又は複数個有し,他のヘテロ原子を
有してもよい飽和若しくは不飽和の置換又は未置換の単
環ヘテロ環若しくは縮合ヘテロ環,R4,R5,R6=同
一又は異なって低級アルキル基,ヒドロキシ低級アルキ
ル基,カルバモイル低級アルキル基又は低級アルキルカ
ルボニルアミノ低級アルキル基,R3=水素原子,陰イ
オン又はエステル残基,波線=シス又はトランス結合で
あること。) 【効果】 医薬,殊に抗菌剤又は中間体として有用であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,医薬,殊に抗菌剤とし
て有用なセファロスポリン誘導体又はその塩に関する。
【0002】
【従来の技術】セファロスポリン系抗菌剤は,グラム陽
性菌及びグラム陰性菌に対する抗菌剤として,従来より
数多くの化合物が合成されてきた。このうち例えば,特
開平1−156984号公報には,セファロスポリン骨
格の3位にプロペニル基を導入した化合物が記載されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は,グラム
陽性菌及びグラム陰性菌に対し,優れた抗菌活性を有す
るセファロスポリン誘導体に関し鋭意研究した結果,セ
ファロスポリン骨格の3位に,ヘテロ環基等で置換され
た2−ブテニル基を有するセファロスポリン誘導体が優
れた抗菌活性を有することを見出し,本発明を完成し
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は下記一
般式(I)で示されるセファロスポリン誘導体又はその
塩及び該化合物の中間体(II)に関する。
【化4】 (式中の記号は以下の意味を有する。 R1 :低級アルキル基。 R2 :水酸基又は以下の式で示される基。
【化5】
【0005】A環:窒素原子1個を又は複数個有し,他
のヘテロ原子を有していてもよい飽和若しくは不飽和の
置換又は未置換の単環ヘテロ環若しくは縮合ヘテロ環。 R4 ,R5 ,R6 :同一又は異なって,低級アルキル
基,ヒドロキシ低級アルキル基,カルバモイル低級アル
キル基,又は低級アルキルカルボニルアミノ低級アルキ
ル基。 R3 :水素原子,陰イオン又はエステル残基。 波線:シス,トランス結合であること。以下同様。)
【化6】
【0006】(式中,他の記号は以下の意味を有する。 R7:水素原子又はアミノ基の保護基。以下同様。)
【0007】上記一般式(I)で示される化合物につい
て詳述すると以下の通りである。本明細書の一般式の定
義において特に断らない限り,「低級」なる用語は炭素
数が1乃至6個の直鎖又は分枝状の炭素鎖を意味する。
【0008】「低級アルキル基」としては,具体的には
メチル基,エチル基,プロピル基,イソプロピル基,ブ
チル基,イソブチル基,sec−ブチル基,tert−
ブチル基,ペンチル(アミル)基,イソペンチル基,ネ
オペンチル基,tert−ペンチル基,1−メチルブチ
ル基,2−メチルブチル基,1,2−ジメチルプロピル
基,ヘキシル基,イソヘキシル基,1−メチルペンチル
基,2−メチルペンチル基,3−メチルペンチル基,
1,1−ジメチルブチル基,1,2−ジメチルブチル
基,2,2−ジメチルブチル基,1,3−ジメチルブチ
ル基,2,3−ジメチルブチル基,3,3−ジメチルブ
チル基,1−エチルブチル基,2−エチルブチル基,
1,1,2−トリメチルプロピル基,1,2,2−トリ
メチルプロピル基,1−エチル−1−メチルプロピル
基,1−エチル−2−メチルプロピル基等が挙げられ
る。これらの基のうち,好ましくは,メチル基,エチル
基,プロピル基,イソプロピル基である。
【0009】また,「ヒドロキシ低級アルキル基」又は
「カルバモイル低級アルキル基」としては,ヒドロキシ
基又はカルバモイル基が前記低級アルキル基の任意の位
置に置換した基であり,「ヒドロキシ低級アルキル基」
としては,具体的にはヒドロキシメチル基,1−ヒドロ
キシエチル基,2−ヒドロキシエチル基,1−ヒドロキ
シプロピル基,2−ヒドロキシプロピル基,3−ヒドロ
キシプロピル基等が,「カルバモイル低級アルキル基」
としては,例えばカルバモイルメチル基,1−カルバモ
イルエチル基,2−カルバモイルエチル基,1−カルバ
モイルプロピル基,2−カルバモイルプロピル基,3−
カルバモイルプロピル基が挙げられる。
【0010】「低級アルキルカルボニルアミノ低級アル
キル基」としては,低級アルキルカルボニルアミノ基
が,前記低級アルキル基の任意の位置に置換したもので
あり,具体的には,メチルカルボニルアミノメチル基,
エチルカルボニルアミノメチル基,プロピルカルボニル
アミノエチル基等が挙げられる。
【0011】次に「窒素原子を1個又は複数個有し,他
のヘテロ原子を有していてもよい飽和若しくは不飽和の
置換又は未置換の単環ヘテロ環若しくは縮合ヘテロ環
基」としては,例えば以下に示す基を挙げることができ
る。
【0012】
【化7】 (式中,R8 は同一又は異なって水素原子,低級アルキ
ル基,カルバモイル低級アルキル基,アミノ低級アルキ
ル基,モノ−若しくはジ−ヒドロキシ低級アルキル基,
カルボキシ低級アルキル基,シアノ低級アルキル基,ウ
レイド低級アルキル基又は隣接するときは一体となって
低級アルキレン基を意味する。以下同様。)
【0013】「アミノ低級アルキル基」,「モノ−若し
くはジ−ヒドロキシ低級アルキル基」,「カルボキシ低
級アルキル基」,「シアノ低級アルキル基」及び「ウレ
イド低級アルキル基」は,それぞれアミノ基,モノ−若
しくはジ−ヒドロキシ基,カルボキシル基,シアノ基及
びウレイド基が,前記低級アルキル基の任意の位置に置
換したものである。
【0014】「低級アルキレン基」としては炭素鎖3−
5のアルキレン基を示し,具体的にはプロピレン基,ブ
チレン基,ペンチレン基等が挙げられる。尚,上記のヘ
テロ環基において,置換されてもよいピリジル基におい
ては置換基の種類あるいはセファロスポリン骨格の3位
の結合の仕方によってはピリジニオ基として4級化され
た基を示していてもよい。
【0015】「アミノ基の保護基」としては,当該分野
において,緩和な条件下に容易に除去できる保護基を意
味する。具体的には例えばトリメチルシリル基などのト
リ(低級)アルキルシリル基,ホルミル基,アセチル
基,プロピオニル基,tert−ブトキシカルボニル
基,メトキシアセチル基,メトキシプロピオニル基,ベ
ンジルオキシカルボニル基,p−ニトロベンジルオキシ
カルボニル基などのアシル系の保護基,ベンジル基,ベ
ンズヒドリル基,トリチル基などのアラルキル系の保護
基などが挙げられる。
【0016】また,「エステル残基」としては,生体内
で代謝を受け加水分解されるエステル残基であり,例え
ば,低級アルカノイルオキシ低級アルキル基,低級アル
ケノイル低級アルキル基,シクロアルキルカルボニルオ
キシ低級アルキル基,低級アルケノイルオキシ低級アル
キル基,低級アルコキシ低級アルカノイルオキシ低級ア
ルキル基,低級アルコキシ低級アルキル基,低級アルコ
キシ低級アルコキシ低級アルキル基,低級アルコキシカ
ルボニルオキシ低級アルキル基,低級アルコキシ低級ア
ルコキシカルボニルオキシ低級アルキル基,ベンゾイル
オキシ低級アルキル基,2−オキソテトラヒドロフラン
−5−イル基,2−オキソ−5−アルキ ラヒドロフラニルカルボニルオキシメチル基,3−フタ
リジル基等の常用のエステル残基等が挙げられる。
【0017】本発明化合物(I)は,3位の置換基の種
類によっては,4位カルボキシル基との間で分子内塩を
形成し得るが,4位にカルボキシル基を有する場合,あ
るいは3位の置換基の種類によっては他の酸あるいは塩
基との塩を形成する場合もある。かかる塩としては塩
酸,臭化水素酸,ヨウ化水素酸,硫酸,硝酸,リン酸等
の鉱酸,ギ酸,酢酸,プロピオン酸,シュウ酸,マロン
酸,コハク酸,フマール酸,マレイン酸,リンゴ酸,酒
石酸,メタンスルホン酸,エタンスルホン酸等の有機
酸,アスパラギン酸,グルタミン酸などの酸性アミノ酸
との酸付加塩,ナトリウム,カリウム,マグネシウム,
カルシウム,アルミニウムなどの無機塩基,メチルアミ
ン,エチルアミン,エタノールアミンなどの有機塩基,
リジン,オルニチンなどの塩基性アミノ酸との塩やアン
モニウム塩が挙げられる。
【0018】又,本発明化合物(I)は,7位にイミノ
エーテル型のオキシム及び2−アミノチアゾリル基等を
有しており,光学異性体,シン,アンチ等の幾何異性体
及び互変異性体等を全て包含する。また,3位の置換基
中に二重結合を有しており,シス(Z),トランス
(E)形の幾何異性体が存在する。本発明化合物(I)
には7位の置換基に基づくZおよびE形の幾何異性体や
相互の互変異性体及びこれらの混合物および3位の置換
基に基づくZおよびE形の幾何異性体,光学異性体及び
これらの混合物の全てを包含するものである。
【0019】さらに本発明化合物(I)には各種水和
物,溶媒和物や結晶多形のものも含まれる。以下に本発
明化合物のうち代表的な化合物を例示する。
【0020】
【化8】
【表1】
【0021】
【化9】
【表2】
【0022】
【化10】
【表3】
【0023】これらの化合物は,後記工程図及び実施例
に記載した合成経路と同様の方法によって合成すること
ができる。
【0024】(製造法)本発明化合物(I)は,種々の
製造法を適用して製造をすることができるが,以下にそ
の代表的な製造法について説明する。
【0025】(第一製法)本製法は3位置換基にヒドロ
キシブテニル基を有する化合物を製造する方法である。
【化11】
【0026】(式中,他の記号は以下の意味を有する。 R9 :水素原子,陰イオン,エステル残基又はカルボキ
シル基の保護基。 R10,R11,R12:同一又は異なって水素原子,低級ア
ルキル基,アミノカルボニル基,低級アルコキシ基,シ
アノ基,低級アルコキシカルボニル基,及びニトロ基。 X:ハロゲン原子又はトリフルオロメタンスルホニル
基。以下同様。)
【0027】ここに示すハロゲン原子としては,例えば
ヨウ素原子,臭素原子,塩素原子,フッ素原子が挙げら
れる。
【0028】R9 のカルボキシル基の保護基としてはこ
の分野において通常用いられる保護基,例えばトリメチ
ルシリル基などのトリ(低級)アルキルシリル基,ベン
ズヒドリル基,β−メチルスルホニルエチル基,フェナ
シル基,p−メトキシベンジル基,tert−ブチル
基,p−ニトロベンジル基など,緩和な条件下に容易に
脱離させることができるカルボキシル基の保護基が挙げ
られる。
【0029】本製法は本発明化合物(I)中,一般式
(I−a)で示されるセファロスポリン誘導体を製造す
る方法である。即ち一般式(III)で示される化合物に,
一般式(IV) で示される化合物をパラジウム化合物存在
下に反応させることにより,一般式(V)で示される化合
物を得,次いで化合物から所望により保護基を除去し,
常法によりエステル化,あるいは常法により造塩反応に
付することにより製造することができる。パラジウム化
合物としては,テトラキス(トリフェニルホスフィン)
パラジウム(0),ビス(ジベンジリデンアセトン)パ
ラジウム(0)トリス(ジベンジリデンアセトン)パラ
ジウム(0),ジクロロビス(ベンゾニトリル)パラジ
ウム(II),カルボニルトリス(トリフェニルホスフィ
ン)パラジウム(0),trans−ジメチルビス(ト
リフェニルホスフィン)パラジウム(II),trans−
(4−tert−ブチルシクロヘキセン−1−イル)ク
ロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)等
が挙げられ,好適にはビス(ジベンジリデンアセトン)
パラジウム(0)が挙げられる。又,パラジウムの配位
子をさらに添加すると反応を促進する場合もあり,その
配位子としてトリフェニルホスフィン,トリ(2−フリ
ル)ホスフィン,トリ(2−チエニル)ホスフィン等が
挙げられ,好適にはトリ(2−フリル)ホスフィンが挙
げられる。
【0030】この場合の反応溶媒としては,反応に不活
性な溶媒であり,このような不活性溶媒としては,テト
ラヒドロフラン,ジオキサン,アセトニトリル,1,2
−ジメトキシエタン,ジグリム,N,N−ジメチルホル
ムアミド,ジメチルスルホキシド,スルホラン,N−メ
チルピロリジノン,ヘキサメチルホスホラミド,1,3
−ジメチル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2(1
H)−ピリミジノン等の反応に悪影響を及ぼさない慣用
の不活性溶媒又は,それらの混合溶媒中で行なわれる
が,好適にはテトラヒドフラン,ジオキサン,アセトニ
トリル,N,N−ジメチルホルムアミド等が挙げられ
る。反応温度は,室温乃至加熱還流下であり,また反応
時間は反応条件により異なるが,数時間乃至数十時間で
ある。
【0031】一般式(V)で示される化合物から保護基を
除去するには,例えば保護基がトリ低級アルキルシリル
基などであるときは,水で処理することにより容易に行
うことができる。また,ベンズヒドリル基,p−メトキ
シベンジル基,トリチル基,tert−ブチル基,ホル
ミル基などの保護基であるときは,ギ酸,トリフルオロ
酢酸,トリフルオロ酢酸−アニソール混液,臭化水素酸
−酢酸混液,塩酸−ジオキサン混液などの酸で処理する
ことにより容易に除去される。また,水酸基の保護基,
たとえば低級アシル基その他緩和な条件下に除去できる
保護基であるときは,塩基たとえば,炭酸水素ナトリウ
ム,炭酸ナトリウム,水酸化アンモニウム,炭酸アンモ
ニウムまたはカルバミン酸アンモニウムなどを含む水性
溶媒を用いるソルボリシスにより除去される。得られた
化合物から対応するエステル又は塩に導くには常法によ
るエステル化,造塩反応が行われる。
【0032】(第二製法)
【化12】 本製法は,本発明化合物において3位の置換基として,
ヘテロ環基等を有する化合物(I−b)を製造する方法
である。即ち,一般式(V)で示される化合物にリン酸エ
ステル化剤を反応させ一般式(II)で示される化合物を
得,この化合物に,式(VI)で示される化合物を反応させ
たのち,所望により保護基を除去し,必要により常法に
よるエステル化,造塩反応に付して,目的化合物を得る
方法である。
【0033】(第一工程)本工程は第一製法で製造され
た一般式(V)で示される化合物にリン酸エステル化剤を
反応させ,一般式(II)で示される化合物を得る工程で
ある。即ち,この反応は酸捕捉剤(ジメチルアミノピリ
ジンなど)の存在下に不活性溶媒中,リン酸エステル化
剤(リン酸の反応性誘導体)を反応させ 4−ホスホリ
ルオキシ−2−ブテン−1−イル−セファロスポリン化
合物を得る方法である。
【0034】この場合の反応溶媒としてはベンゼン,ト
ルエン又はキシレン等の芳香族炭化水素類が好適である
が,ジエチルエーテル,ジオキサン,テトラヒドロフラ
ン,シクロヘキサン,クロロホルム,ジクロロメタン,
アセトニトリル,ジメチルスルホキシド,N,N−ジメ
チルホルムアミド,ヘキサメチルホスラミド又はエタノ
ール等も挙げられる。
【0035】(第二工程)次に,本製法の第二工程は,
第一工程で製造された一般式(II)で示される化合物を
ハロゲン化し,次いで式(VI)で示される化合物と反応さ
せ,一般式(I-b′)で示される化合物を得る工程であ
る。
【0036】この方法は,一般式(II)の化合物に不活
性溶媒中ハロゲン供与剤を冷却下乃至室温下で反応さ
せ,4−ハロゲノ−2−ブテン−1−イルセファロスポ
リン化合物としたのち,次いでここで得られた化合物と
その反応対応量もしくは過剰量の一般式(VI)の化合物と
を不活性溶媒中で反応させることにより,ヘテロ環置換
2−ブテン−1−イルセファロスポリン誘導体を製造す
る方法である。ここでハロゲン供与剤としては,例えば
アルカリ金属,アルカリ土類金属などのハロゲン化物,
ハロゲン化トリアルキルシリルなどのハロゲン化シリル
化合物又はハロゲン化トリアルキルスズ,ジハロゲン化
ジアルキルスズ又はトリハロゲン化モノアルキルスズな
どのハロゲン化スズ化合物等が挙げられる。
【0037】又,不活性溶媒は前記第一工程と同様の溶
媒が使用できる。保護基の除去は前記第一製法と同様に
行うことができる。
【0038】一般式(V)で示される化合物と式(VI)で
示される化合物との反応において,式(VI)で示される化
合物が脂肪族三級アミンの場合は化合物(I-b′) の3位
の置換基がシス体であるもの,式(VI)で示される化合物
は,下記式
【化13】 で示される化合物の場合には化合物(I-b′)の3位の置
換基がシス体またはトランス体であるものが使用され
る。
【0039】反応液から目的物質の単離,精製は,有機
溶媒により抽出,クロマトグラフィー,結晶化等を適宜
組み合わせることによって常法により行われる,また,
化合物(I)がエステル残基を有する場合には常法によ
りアルコール又はそのハライド,スルホネート,スルフ
ェイト,ジアゾ化合物等のエステル化剤を反応させるこ
とにより,または,化合物(I)が塩を有する場合に
は,常法の造塩反応を付することにより得ることができ
る。
【0040】
【発明の効果】本発明化合物(I)又はその塩はグラム
陽性菌並びにグラム陰性菌に属する広範囲の菌に対し,
優れた抗菌活性を示す。以下に本発明中,代表的化合物
について抗菌活性を示す。
【表4】
【0041】又,本発明化合物(I)又はその塩を主成
分として含有する抗菌剤は任意慣用の製薬用担体や,賦
形剤を用いて任意慣用の方法で調製される。投与は錠
剤,丸剤,カプセル剤,顆粒剤等の経口投与あるいは静
注,筋注等の注射剤,坐剤等の非経口投与のいずれの形
態であってもよい。又,投与量は症状や投与対象者の年
令,性別等を考慮して個々の場合に応じて適宜決定され
る。
【0042】
【実施例】以下に実施例を掲記し,本発明を更に詳細に
説明するが,これにより発明を限定するものではない。
【0043】実施例1
【化14】
【0044】i)アルゴン雰囲気下,乾燥テトラハイド
ロフラン(64ml)に p−メトキシベンジル 7β
−[(Z)−2−(2−トリチルアミノ−4−チアゾリ
ル)−2−(メトキシイミノ)アセトアミド]−3−ク
ロロメチル−3−セフェム−4−カルボキシラート
(6.36g,8mmol),(E)−3−トリブチル
スズアリルアルコール(2.78g,8.03mmo
l),ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム
(0)(92mg,0.16mmol),トリ(2−フ
リル)ホスフィン(74.4mg,0.32mmol)
を加え2時間加熱還流した。終了後,減圧下に溶媒を留
去して得た残渣にアセトニトリル50mlを加え,これ
をヘキサン(50ml)で2回洗浄し,アセトニトリル
層を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーに付し,ヘキサン−酢酸エチル(2:3,v/
v)で溶出し目的物を含むフラクションを集め,溶媒を
減圧下に留去して得た泡状物をエーテル−ヘキサンで固
化して p−メトキシベンジル 7β−[(Z)−2−
(2−トリチルアミノ−4−チアゾリル)−2−(メト
キシイミノ)アセトアミド]−3−[(E)−4−ヒド
ロキシ−2−ブテニル]−3−セフェム−4−カルボキ
シラート(6g,92%)を得た。
【0045】理化学的性状 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6 ,TMS内部標
準) δ(ppm):2.88(1H,dd,J=14.2,
7.3Hz),3.17(1H,dd,J=14.2,
4.9Hz),3.56(1H,d,J=18.1H
z),3.74(3H,s),3.80(3H,s),
3.86(1H,d,J=4.9Hz),4.66(1
H,t,J=5.4Hz),5.1−5.63(3H,
m),6.71(1H,s),6.92(2H,d,J
=8.3Hz),7.2−7.3(17H,m),8.
82(1H,s),9.51(1H,d,J=7.8H
z) 正イオン−FAB−マススペクトル;m/z 816(M+1)+ 赤外線吸収スペクトル νmax (KBr):1784,1522,1250,7
02cm-1
【0046】ii)実施例1のi)で得られたp−メト
キシベンジル 7β−[(Z)−2−(2−トリチルア
ミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)アセ
トアミド]−3−[(E)−4−ヒドロキシ−2−ブテ
ニル]−3−セフェム−4−カルボキシラート(163
mg,0.2mmol)を塩化メチレン(2ml),ア
ニソール(1ml)に溶解し,トリフルオロ酢酸(5m
l)を10℃〜室温で滴下した。室温で60分間撹拌
後,減圧下に溶媒及びトリフルオロ酢酸を留去して得た
残渣にエチルエーテル−ヘキサンを加え固化し,濾取し
た。これを10℃に冷却したトリフルオロ酢酸(5m
l)に加え,更に水(2.5ml)を室温以下で滴下し
た。室温で60分間撹拌した後,減圧下にトリフルオロ
酢酸を留去して得た残渣に,エチルアルコール(10m
l)を加えて水を共沸留去した。残渣にエチルエーテル
(10ml)を加え固化,濾取した。得た粉末を飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液に溶かし,HP−20カラムク
ロマトグラフィーで精製し,ソジウム 7β−[(Z)
−2−(2−アミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキ
シイミノ)アセトアミド]−3−[(E)−4−ヒドロ
キシ−2−ブテニル]−3−セフェム−4−カルボキシ
ラート(61mg)を得た。
【0047】理化学的性状 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6 ,TMS内部標
準) δ(ppm):2.88(1H,bd,J=12.7H
z),3.08(1H,d,J=17.1Hz),3.
22(1H,d,J=11.7Hz),3.82(3
H,s),3.86(2H,s),4.61(1H,b
s),4.94(1H,d,J=4.4Hz),5.4
9(1H,dd,J=8.3,4.4Hz),5.56
(2H,bs),6.74(1H,s),7.21(2
H,s),9.46(1H,d,J=8.8Hz) 正イオン−FAB−マススペクトル;m/z 476(M+1)+,498(M+Na)+ 赤外線吸収スペクトル νmax (KBr):3456,1760,1670,1
604,1538,1368,1040cm-1
【0048】実施例2
【化15】
【0049】i)アルゴン雰囲気下,乾燥テトラハイド
ロフラン64mlに p−メトキシベンジル 7β−
[(Z)−2−(2−トリチルアミノ−4−チアゾリ
ル)−2−(メトキシイミノ)アセトアミド]−3−ク
ロロメチル−3−セフェム−4−カルボキシラート
(5.74g,7.2mmol),(Z)−トリブチル
スズアリルアルコール(2.5g,7.2mmol),
ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0)(1
15mg,0.2mmol),トリ(2−フリル)ホス
フィン(95mg,0.4mmol)を加え10時間加
熱還流した。終了後,減圧下に溶媒を留去して得た残渣
にアセトニトリル(50ml)を加え,これをヘキサン
50mlで2回洗浄し,アセトニトリル層を減圧留去し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付
し,ヘキサン−酢酸エチル(7:3〜1:1,v/v)
グラジエント法により溶出し目的物を含むフラクション
を集め,溶媒を減圧下に留去して得た泡状物を酢酸エチ
ル−ヘキサンで固化してp−メトキシベンジル 7β−
[(Z)−2−(2−トリチルアミノ−4−チアゾリ
ル)−2−(メトキシイミノ)アセトアミド]−3−
[(Z)−4−ヒドロキシ−2−ブテニル]−3−セフ
ェム−4−カルボキシラート(2.35g,40%)を
得た。
【0050】理化学的性状 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6 ,TMS内部標
準) δ(ppm):3.10(2H,d,J=27,15H
z),3.28(1H,d,J=18Hz),3.50
(1H,d,J=18Hz),3.74(1H,s),
3.80(1H,s),4.76(1H,s),4.8
5(1H,t,J=4.9Hz),5.10(1H,
s),5.15(3H,m),5.63(1H,q,J
=7.9,4.8Hz),6.71(1H,s),6.
92(2H,d,J=9.2Hz),7.21−7.3
7(17H,m),8.83(1H,s),9.55
(1H,d,J=7.9Hz) 正イオン−FAB−マススペクトル;m/z 816(M+1)+ 赤外線吸収スペクトル νmax (KBr):3416,2948,1786,1
728,1682,1520,1176,1036,7
02cm-1
【0051】ii)実施例2のi)で得られたp−メト
キシベンジル 7β−[(Z)−2−(2−トリチルア
ミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)アセ
トアミド]−3−[(Z)−4−ヒドロキシ−2−ブテ
ニル]−3−セフェム−4−カルボキシラート(408
mg,0.5mmol)を塩化メチレン(4ml),ア
ニソール(1ml)に溶解し,トリフルオロ酢酸(5m
l)を10℃〜室温で滴下した。室温で60分間撹拌
後,減圧下に溶媒及びトリフルオロ酢酸を留去して得た
残渣にエチルエーテル−ヘキサンを加え固化し,濾取し
た。これを10℃に冷却したトリフルオロ酢酸(5m
l)に加え,更に水(2.5ml)を室温以下で滴下し
た。室温で60分間撹拌した後,減圧下にトリフルオロ
酢酸を留去して得た残渣に,エチルアルコール(10m
l)を加えて水を共沸留去した。残渣にエチルエーテル
(10ml)を加え固化,濾取した。得た粉末を飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液に溶かしHP−20カラムクロ
マトグラフィーで精製し,ソジウム 7β−[(Z)−
2−(2−アミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキシ
イミノ)アセトアミド]−3−[(Z)−4−ヒドロキ
シ−2−ブテニル]−3−セフェム−4−カルボキシラ
ート(110mg)を得た。
【0052】理化学的性状 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6 ,TMS内部標
準) δ(ppm):2.97(1H,d,J=17Hz),
3.60(1H,t,J=10Hz),3.65(2
H,d,J=13.4Hz),3.78(2H,d,J
=12.8Hz),3.94(3H,s),4.82
(1H,s),4.90(1H,s),4.98(1
H,d,J=4.8Hz),5.51(1H,dd,J
=8,4.8Hz),6.73(1H,s),7.19
(2H,s),9.52(1H,d,J=8Hz) 正イオン−FAB−マススペクトル;m/z 476(M+1),498(M+Na) 赤外線吸収スペクトル νmax (KBr):3448,1760,1670,1
604,1538,1368,1040cm-1
【0053】実施例3
【化16】
【0054】実施例1のi)で得られたp−メトキシベ
ンジル 7β−[(Z)−2−(2−トリチルアミノ−
4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)アセトアミ
ド]−3−[(E)−4−ヒドロキシ−2−ブテニル]
−3−セフェム−4−カルボキシラート(3.26g)
を,アルゴン雰囲気下,塩化メチレン(25ml)に溶
解し,−50℃に冷却後,ジメチルアミノピリジン(7
33mg),ジフェニルリン酸クロリド(1.2ml)
を加え−50℃で80分間撹拌した。終了後,塩化メチ
レン(200ml)に注ぎ,10%リン酸二水素ナトリ
ウム水溶液(100ml,2回),飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液(100ml),水(100ml.2回),
飽和食塩水(100ml)でそれぞれ洗浄した後,有機
層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し,溶媒を減圧留去し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付
し,ヘキサン−酢酸エチル(3:4,v/v)で溶出し
目的物を含むフラクションを集め,溶媒を減圧留去して
得た泡状物にエーテル−ヘキサンを加え固化し,p−メ
トキシベンジル−7β−[(Z)−2−(2−トリチル
アミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)ア
セトアミド]−3−[(E)−4−ジフェニルホスホリ
ルオキシ−2−ブテニル]−3−セフェム−4−カルボ
キシラート(3.30g,79%)を得た。
【0055】理化学的性状 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6 ,TMS内部
標準) δ(ppm):2.94(1H,dd,J=13.4,
6.7Hz),3.19(1H,dd,J=13.4,
4.8Hz),3.26(1H,d,J=18.3H
z),3.45(1H,d,J=18.3Hz),3.
73(3H,s),3.80(3H,s),4.71
(2H,t,J=6.7Hz),5.10(1H,d,
J=4.3Hz),5.16(2H,dd,J=19.
5,12.2Hz),5.64(1H,dt,J=1
0.4,5.5Hz),5.69(1H,t,J=6.
1Hz),5.75−5.79(1H,m),6.71
(1H,s),6.91(2H,d,J=7.9H
z),7.22−7.43(27H,m),8.83
(1H,s),9.53(1H,d,J=7.9Hz) 正イオン−FAB−マススペクトル;m/z 1048(M+1) 赤外線吸収スペクトル νmax (KBr):1784,1520,1492,1
190,1168,956cm-1
【0056】実施例4
【化17】
【0057】実施例2のi)で得られた p−メトキシ
ベンジル 7β−[(Z)−2−(2−トリチルアミノ
−4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)アセトア
ミド]−3−[(Z)−4−ヒドロキシ−2−ブテニ
ル]−3−セフェム−4−カルボキシラート(1.98
g)を,アルゴン雰囲気下,塩化メチレン(16ml)
に溶解し,−50℃に冷却後,ジメチルアミノピリジン
(445mg),ジフェニルリン酸クロリド(734μ
l)を加え−50℃で60分間撹拌した。終了後,塩化
メチレン(100ml)に注ぎ,10%リン酸二水素ナ
トリウム水溶液(50ml,2回),飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液(50ml),水(50ml,2回),飽
和食塩水(50ml)でそれぞれ洗浄した後,有機層を
無水硫酸マグネシウムで乾燥し,溶媒を減圧留去した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し,ヘ
キサン−酢酸エチル(1:1,v/v)で溶出し目的物
を含むフラクションを集め,溶媒を減圧留去して得た泡
状物にエーテル−ヘキサンを加え固化し,p−メトキシ
ベンジル 7β−[(Z)−2−(2−トリチルアミノ
−4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)アセトア
ミド]−3−[(Z)−4−ジフェニルホスホリルオキ
シ−2−ブテニル]−3−セフェム−4−カルボキシラ
ート(1.21g,47%)を得た。
【0058】理化学的性状 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6 ,TMS内部
標準) δ(ppm):3.16(2H,s),3.22(1
H,d,J=18.3Hz),3.45(1H,d,J
=18.3Hz),3.72(3H,s),3.80
(3H,s),4.6−4.7(1H,m),4.93
(1H,s),5.09−5.15(3H,m),5.
18(1H,s),5.63(1H,m),6.71
(1H,s),6.88(2H,d,J=8.5H
z),7.2−7.4(27H,m),8.82(1
H,s),9.55(1H,d,J=7.9Hz) 正イオン−FAB−マススペクトル;m/z 1048(M+1) 赤外線吸収スペクトル νmax (KBr):3300,1784,1726,1
682,1520,1494,1188,1038,9
56,704cm-1
【0059】実施例5
【化18】
【0060】i)実施例3で得られたp−メトキシベン
ジル 7β−[(Z)−2−(2−トリチルアミノ−4
−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)アセトアミ
ド]−3−[(E)−4−ジフェニルホスホリルオキシ
−2−ブテニル]−3−セフェム−4−カルボキシラー
ト(460mg)をアルゴン雰囲気下アセトニトリル
(5ml)に溶解し,ヨウ化ナトリウム(72mg)を
加え−14℃に冷却した。これにピリジン(47.3μ
l)を加え−14℃〜室温で一夜撹拌した。終了後,減
圧下に溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーに付し,クロロホルム−メタノール
(9:1,v/v)で溶出し目的物を含むフラクション
を集め,減圧下に溶媒を留去して得た泡状物にエチルエ
ーテルを加え固化,濾取して p−メトキシベンジル
7β−[(Z)−2−(2−トリチルアミノ−4−チア
ゾリル)−2−(メトキシイミノ)アセトアミド]−3
−[(E)−4−(1−ピリジニオ)−2−ブテニル]
−3−セフェム−4−カルボキシラート・ヨジード・ジ
フェニルフォスフェート(160mg)を得た。
【0061】理化学的性状 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6 ,TMS内部標
準) δ(ppm):3.04(1H,m),3.25(1
H,m),3.49(1H,d,J=18Hz),3.
57(1H,d,J=18Hz),3.74(3H,
s),3.81(3H,s),5.10(1H,d,J
=4.9Hz),5.15(1H,d,J=4.2H
z),5.20(1H,d,J=5.8Hz),5.6
3(1H,m),5.86(1H,m),5.94(1
H,m),6.71(1H,s),6.91(2H,
d,J=8.5Hz),7.22−7.36(27H,
m),8.17(2H,t,J=7.4Hz),8.6
2(1H,t,J=7.3Hz),8.83(1H,
s),8.99(2H,d,J=6.1Hz),9.4
9(1H,d,J=8.0Hz), 正イオン−FAB−マススペクトル;m/z 878(M−I+1)+ 赤外線吸収スペクトル νmax (KBr):3452,3068,2948,1
780,1724,1680,1518,1496,1
246,1210,1174,1100,1034,9
24,770,754,702cm-1
【0062】ii)実施例5のi)で得られた p−メ
トキシベンジル 7β−[(Z)−2−(2−トリチル
アミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)ア
セトアミド]−3−[(E)−4−(1−ピリジニオ)
−2−ブテニル]−3−セフェム−4−カルボキシラー
ト・ヨージド・ジフェニルフォスフェート(210m
g)を塩化メチレン(3ml),アニソール(2ml)
に溶解し,トリフルオロ酢酸(5ml)を10℃〜室温
にて滴下した。室温で60分間撹拌後,減圧下に溶媒及
びトリフルオロ酢酸を留去して得た残渣にエチルエーテ
ル−ヘキサンを加え固化し,濾取した。これを10℃に
冷却したトリフルオロ酢酸(7ml)に加え,更に水
(3.5ml)を室温以下で滴下した。室温で60分間
撹拌した後,減圧下にトリフルオロ酢酸を留去して得た
残渣に,エチルアルコール(10ml)を加えて水を共
沸留去した。残渣にエチルエーテル(10ml)を加え
固化,濾取した。得た粉末を水(5ml)に溶かし,H
P−20カラムクロマトグラフィーで精製し,7β−
[(Z)−2−(2−アミノ−4−チアゾリル)−2−
(メトキシイミノ)アセトアミド]−3−[(E)−4
−(1−ピリジニオ)−2−ブテニル]−3−セフェム
−4−カルボキシラート・ジフェニルフォスフェート
(71mg)を得た。
【0063】理化学的性状 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6 ,TMS内部標
準) δ(ppm):3.07(1H,dd,J=7.9,1
4.6Hz),3.30(2H,m),3.48(1
H,d,J=17.7Hz),3.83(3H,s),
5.03(1H,d,J=4.9Hz),5.21(2
H,d,J=6.7Hz),5.62(1H,d,J=
4.2Hz),5.84(1H,m),5.98(1
H,m),6.74(1H,s),6.93(2H,
m),7.11(4H,d,J=8.5Hz),7.2
0(4H,t,J=7.3Hz),8.15(2H,
t,J=7.4Hz),8.60(1H,t,J=7.
9Hz),9.03(2H,d,J=6.1Hz),
9.49(1H,d,J=8.0Hz) 正イオン−FAB−マススペクトル;m/z 515(M+1)+ 赤外線吸収スペクトル νmax (KBr):3432,1772,1674,1
636,1598,1540,1490,1380,1
210,1096,1034,896,747,702
cm-1
【0064】実施例6
【化19】
【0065】i)実施例4で得られた p−メトキシベ
ンジル 7β−[(Z)−2−(2−トリチルアミノ−
4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)アセトアミ
ド]−3−[(Z)−4−ジフェニルホスホリルオキシ
−2−ブテニル]−3−セフェム−4−カルボキシラー
ト(1.05mg)を,アルゴン雰囲気下アセトニトリ
ル(10ml)に溶解し,ヨウ化カリウム(200m
g)を加え10℃に冷却した。これにピリジン(97μ
l)を加え室温で一夜撹拌した。終了後,減圧下に溶媒
を留去して得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーに付し,10〜20%メタノール−ヘキサン(v/
v)で溶出し目的物を含むフラクションを集め,減圧下
に溶媒を留去して得た泡状物にエチルエーテル−ヘキサ
ン(1:1,v/v)を加え固化させ,淡黄色の粉末を
濾取して p−メトキシベンジル 7β−[(Z)−2
−(2−トリチルアミノ−4−チアゾリル)−2−(メ
トキシイミノ)アセトアミド]−3−[(Z)−4−
(1−ピリジニオ)−2−ブテニル]−3−セフェム−
4−カルボキシラート・ヨージド・ジフェニルフォスフ
ェート(316mg)を得た。
【0066】理化学的性状 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6 ,TMS内部標
準) δ(ppm):3.16(1H,m),3.32(1
H,m),3.56(1H,d,J=6.7Hz),
3.75(3H,s),3.81(3H,s),5.0
2−5.14(5H,m),5.25(2H,q,J=
14.7Hz),5.61(1H,dd,J=4.9,
7.9Hz),6.72(1H,s),6.91(2
H,d,J=9.2Hz),6.98(2H,t,J=
7.3Hz),7.15−7.36(23H,m),
8.16(2H,t,J=6.3Hz),8.65(1
H,t,J=8.9Hz),8.83(1H,s),
8.98(2H,d,J=6.1Hz),9.50(1
H,d,J=7.9Hz), 正イオン−FAB−マススペクトル;m/z 877(M−I)+ 赤外線吸収スペクトル νmax (KBr):3432,3072,2948,1
778,1722,1678,1596,1520,1
496,1386,1236,1090,1030,9
24,906,770,702,552cm-1
【0067】ii)実施例6のi)で得られた p−メ
トキシベンジル 7β−[(Z)−2−(2−トリチル
アミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)ア
セトアミド]−3−[(Z)−4−(1−ピリジニオ)
−2−ブテニル]−3−セフェム−4−カルボキシラー
ト・ヨージド・ジフェニルフォスフェート(289m
g)を塩化メチレン(3ml),アニソール(1ml)
に溶解し,トリフルオロ酢酸(5ml)を10℃〜室温
にて滴下した。室温で60分間撹拌後,減圧下に溶媒及
びトリフルオロ酢酸を留去して得た残渣にエチルエーテ
ルを加え固化し,濾取した。これを10℃に冷却したト
リフルオロ酢酸(5ml)に加え,更に水(2ml)を
室温以下で滴下した。室温で60分間撹拌した後,減圧
下にトリフルオロ酢酸を留去して得た残渣に,エチルア
ルコール(10ml)を加えて水を共沸留去した。残渣
にエチルエーテル(10ml)を加え固化,濾取した。
得た粉末を水(5ml)に溶かし,HP−20カラムク
ロマトグラフィーで精製し,7β−[(Z)−2−(2
−アミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)
アセトアミド]−3−[(Z)−4−(1−ピリジニ
オ)−2−ブテニル]−3−セフェム−4−カルボキシ
ラート・ジフェニルフォスフェート(85mg)を得
た。
【0068】理化学的性状 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6 ,TMS内部標
準) δ(ppm):3.10(1H,d,J=15.3H
z),3.51(1H,d,J=8.3Hz),3.8
4(3H,s),5.09〜5.29(5H,m),
5.70(1H,dd,J=4.2,7.9Hz),
6.75(1H,s),6.95(2H,t,J=7.
3Hz),7.12(4H,d,J=8.5Hz),
7.21(4H,t,J=7.3Hz),8.15(2
H,t,J=7.9Hz),8.62(1H,t,J=
7.9Hz),9.00(2H,d,J=5.5H
z),9.54(1H,d,J=7.9Hz), 正イオン−FAB−マススペクトル;m/z 515(M+1)+ 赤外線吸収スペクトル νmax (KBr):3449,1778,1670,1
636,1596,1492,1208,1096,9
16,772,722,536cm-1
【0069】実施例7
【化20】
【0070】i)実施例3で得られた p−メトキシベ
ンジル 7β−[(Z)−2−(2−トリチルアミノ−
4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)アセトアミ
ド]−3−[(E)−4−ジフェニルホスホリルオキシ
−2−ブテニル]−3−セフェム−4−カルボキシラー
ト(531mg)を,アルゴン雰囲気下,アセトニトリ
ル(5ml)に溶解し,ヨウ化ナトリウム(106m
g)を加えた後,−15℃に冷却後,2,3−シクロペ
ンテノピリジン(550μl)を加え室温で一夜撹拌し
た。終了後,溶媒を留去し,残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーに付し,クロロホルム−メタノール
(9:1,v/v)で溶出し目的物を含むフラクション
を集め,溶媒を減圧留去して得た泡状物にエーテルを加
え固化し,p−メトキシベンジル 7β−[(Z)−2
−(2−トリチルアミノ−4−チアゾリル)−2−(メ
トキシイミノ)アセトアミド]−3−[(E)−4−
(6,7−ジヒドロ−5H−1−ピリンジン−1−イ
オ)−2−ブテニル]−3−セフェム−4−カルボキシ
ラート・ヨージド(175mg)を得た。
【0071】理化学的性状 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6 ,TMS内部標
準) δ(ppm):3.75(3H,s),3.81(3
H,s),8.83(1H,s),9.54(1H,
d,J=7.3Hz) 正イオン−FAB−マススペクトル;m/z 917(M−I)+ 赤外線吸収スペクトル νmax (KBr):3448,1776,1684,1
618,1520,1468,1450,1248,1
176,1038,704cm-1
【0072】ii)実施例7のi)で得られた p−メ
トキシベンジル 7β−[(Z)−2−(2−トリチル
アミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)ア
セトアミド]−3−[(E)−4−(6,7−ジヒドロ
−5H−1−ピリンジン−1−イオ)−2−ブテニル]
−3−セフェム−4−カルボキシラート・ヨージド(1
33mg)を塩化メチレン(3ml),アニソール(2
ml)に溶解し,10℃に冷却後,トリフルオロ酢酸
(5ml)を加え,10℃〜室温で60分間撹拌した。
終了後,減圧下有機層を留去し,残渣にエーテル−ヘキ
サンを加え固化し,濾取した。これを10℃でトリフル
オロ酢酸に加え,さらに水(5ml)を加えた後60分
間撹拌した。終了後,減圧下溶媒を留去し,さらにエタ
ノールを加えて共沸する事により水を除いて得た残渣に
エーテルを加え固化し,濾取して得た粉末をHP−20
カラムクロマトグラフィーで精製し7β−[(Z)−2
−(2−アミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキシイ
ミノ)アセトアミド]−3−[(E)−4−(6,7−
ジヒドロ−5H−1−ピリンジン−1−イオ)−2−ブ
テニル]−3−セフェム−4−カルボキシラート(7m
g)を得た。
【0073】理化学的性状 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6 ,TMS内部標
準) δ(ppm):2.22(2H,m),3.12(2
H,t,J=7.3Hz),3.3−3.4(4H,
m),3.67(2H,dd,J=32.3,14.0
Hz),3.80(3H,s),5.19(2H,d,
J=7.3Hz),5.29(1H,t,J=7.9,
4.3Hz),5.47(1H,d,J=3.6H
z),5.9−6.0(2H,m),6.70(1H,
s),7.20(2H,s),7.88(1H,t,J
=6.7Hz),8.38(1H,d,J=7.9H
z),8.75(1H,d,J=6.1Hz),9.4
4(1H,d,J=7.9Hz) 正イオン−FAB−マススペクトル;m/z 555(M+1)+ 赤外線吸収スペクトル νmax (KBr):1754,1668,1620,1
540,1386,1368,1038cm-1
【0074】実施例8
【化21】
【0075】i)実施例4で得られた p−メトキシベ
ンジル 7β−[(Z)−2−(2−トリチルアミノ−
4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)アセトアミ
ド]−3−[(Z)−4−ジフェニルホスホリルオキシ
−2−ブテニル]−3−セフェム−4−カルボキシラー
ト(493mg)を,アルゴン雰囲気下,アセトニトリ
ル(5ml)に溶解し,ヨウ化ナトリウム(106m
g)を加えた後,−15℃に冷却後,2,3−シクロペ
ンテノピリジン(550μl)を加え−20℃〜室温で
14時間撹拌した。終了後,溶媒を減圧留去し,残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し,クロロホ
ルム−メタノール(9:1,v/v)で溶出し目的物を
含むフラクションを集め,溶媒を減圧留去して得た泡状
物にエーテルを加え固化し,p−メトキシベンジル 7
β−[(Z)−2−(2−トリチルアミノ−4−チアゾ
リル)−2−(メトキシイミノ)アセトアミド]−3−
[(Z)−4−(6,7−ジヒドロ−5H−1−ピリン
ジン−1−イオ)−2−ブテニル]−3−セフェム−4
−カルボキシラート・ヨージド(449mg)を得た。
【0076】理化学的性状 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6 ,TMS内部標
準) δ(ppm):2.2(2H,m),3.75(3H,
s),3.81(3H,s),5.65(1H,dd,
J=7.9,4.9Hz),6.72(1H,s),
6.92(2H,d,J=8.5Hz),7.91(1
H,dd,J=7.9,6.1Hz),8.46(1
H,d,J=7.9Hz),8.67(1H,d,J=
6.1Hz),8.84(1H,s),9.54(1
H,d,J=7.9Hz) 正イオン−FAB−マススペクトル;m/z 917(M−I)+ 赤外線吸収スペクトル νmax (KBr):3440,1778,1724,1
678,1618,1520,1494,1250,1
176,1036,704cm-1
【0077】ii)実施例8のi)で得られた p−メ
トキシベンジル 7β−[(Z)−2−(2−トリチル
アミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)ア
セトアミド]−3−[(Z)−4−(6,7−ジヒドロ
−5H−1−ピリンジン−1−イオ)−2−ブテニル]
−3−セフェム−4−カルボキシラート・ヨージド(3
70mg)を塩化メチレン(8ml),アニソール
(5.6ml)に溶解し,10℃に冷却後,トリフルオ
ロ酢酸(13.6ml)を加え,10℃〜室温で60分
間撹拌した。終了後,減圧下有機層を留去し,残渣にエ
ーテル−ヘキサンを加え固化し,濾取した。これを10
℃でトリフルオロ酢酸(30ml)に加え,さらに水
(15ml)を加えた後60分間撹拌した。終了後,減
圧下溶媒を留去し,さらにエタノールを加えて共沸する
事により水を除いて得た残渣にエーテルを加え固化し,
濾取した粉末をHP−20カラムクロマトグラフィーで
精製し7β−[(Z)−2−(2−アミノ−4−チアゾ
リル)−2−(メトキシイミノ)アセトアミド]−3−
[(Z)−4−(6,7−ジヒドロ−5H−1−ピリン
ジン−1−イオ)−2−ブテニル]−3−セフェム−4
−カルボキシラート(52mg)を得た。
【0078】理化学的性状 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6 ,TMS内部標
準) δ(ppm):2.19(2H,m),3.0(2H,
m),3.11(2H,t,J=7.9Hz),3.3
−3.4(4H,m),3.84(3H,s),4.7
7(1H,s),4.95(1H,d,J=4.3H
z),5.12(1H,d,J=15.2Hz),5.
27(1H,s),5.30(2H,d,J=15.2
Hz),5.47(1H,dd,J=8.0,4.9H
z),6.75(1H,s),7.23(2H,s),
7.82(1H,t,J=6.1Hz),8.35(1
H,d,J=8.0Hz),8.87(1H,d,J=
6.1Hz),9.43(1H,d,J=7.3H
z), 正イオン−FAB−マススペクトル;m/z 555(M+1)+ 赤外線吸収スペクトル νmax (KBr):1766,1670,1604,1
540,1388,1364,1038cm-1
【0079】実施例9
【化22】
【0080】i)実施例3で得られた p−メトキシベ
ンジル 7β−[(Z)−2−(2−トリチルアミノ−
4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)アセトアミ
ド]−3−[(E)−4−ジフェニルホスホリルオキシ
−2−ブテン−1−イル]−3−セフェム−4−カルボ
キシラート(1g)を,アルゴン雰囲気下,アセトニト
リル(10ml)に溶解し,ヨウ化ナトリウム(215
mg)を加えた後,−15℃に冷却後,4−メルカプト
ピリジン(317mg)を加え−15℃〜室温で14時
間撹拌した。終了後,溶媒を減圧留去し,残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーに付し,クロロホルム−
メタノール(100:1,v/v)で溶出し目的物を含
むフラクションを集め,溶媒を減圧留去して得た泡状物
にエーテル−ヘキサンを加え固化し,p−メトキシベン
ジル 7β−[(Z)−2−(2−トリチルアミノ−4
−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)アセトアミ
ド]−3−[(E)−4−(4−ピリジルチオ)−2−
ブテニル]−3−セフェム−4−カルボキシラート(5
35mg)を得た。
【0081】理化学的性状 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6 ,TMS内部標
準) δ(ppm):3.73(3H,s),3.89(3
H,s),8.56(1H,s),9.24(1H,
d,J=7.9Hz) 正イオン−FAB−マススペクトル;m/z 909(M+1)+ 赤外線吸収スペクトル νmax (KBr):3416,1780,1726,1
688,1618,1580,1518,1248,1
176,1024,702cm-1
【0082】ii)実施例9のi)で得られた p−メ
トキシベンジル 7β−[(Z)−2−(2−トリチル
アミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)ア
セトアミド]−3−[(E)−4−(4−ピリジルチ
オ)−2−ブテニル]−3−セフェム−4−カルボキシ
ラート(215mg)を塩化メチレン(3ml),アニ
ソール(2ml)に溶解し,10℃に冷却後,トリフル
オロ酢酸(5ml)を加え,10℃〜室温で60分間撹
拌した。終了後,減圧下有機層を留去し,残渣にエーテ
ル−ヘキサンを加え固化し,濾取した。これを10℃で
トリフルオロ酢酸(10ml)に加え,さらに水(5m
l)を加えた後60分間撹拌した。終了後,減圧下溶媒
を留去し,さらにエタノールを加えて共沸する事により
水を除いて得た残渣にエーテルを加え固化し,濾取して
得た粉末を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液に溶解後,H
P−20カラムクロマトグラフィーで精製しソジウム
7β−[(Z)−2−(2−アミノ−4−チアゾリル)
−2−(メトキシイミノ)アセトアミド]−3−
[(E)−4−(4−ピリジルチオ)−2−ブテニル]
−3−セフェム−4−カルボキシラート(29mg)を
得た。
【0083】理化学的性状 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6 ,TMS内部標
準) δ(ppm):2.93(1H,m),3.2−3.4
(3H,m),3.76(2H,d,J=6.7H
z),3.96(3H,s),5.07(1H,d,J
=4.9Hz),5.62(1H,m),5.7−5.
8(2H,m),7.12(2H,s),7.26(2
H,d,J=4.9Hz),7.46(1H,s),
8.35(2H,brs),9.36(1H,d,J=
9.2Hz), 正イオン−FAB−マススペクトル;m/z 547(M−Na+2)+ 赤外線吸収スペクトル νmax (KBr):3448,1766,1676,1
628,1584,1540,1024,1368cm
-1
【0084】実施例10
【化23】
【0085】i)実施例9のi)で得られた p−メト
キシベンジル 7β−[(Z)−2−(2−トリチルア
ミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)アセ
トアミド]−3−[(E)−4−(4−ピリジルチオ)
−2−ブテニル]−3−セフェム−4−カルボキシラー
ト(182mg)を,アルゴン雰囲気下,ジメチルホル
ムアミド(2ml)に溶解し,ヨウ化メチル(62μ
l)を加え室温で17時間撹拌した。終了後,減圧下溶
媒を留去して得られた泡状物にエーテル−ヘキサンを加
え固化し,p−メトキシベンジル 7β−[(Z)−2
−(2−トリチルアミノ−4−チアゾリル)−2−(メ
トキシイミノ)アセトアミド]−3−[(E)−4−
[(1−メチル−4−ピリジノ)チオ]−2−ブテニ
ル]−3−セフェム−4−カルボキシラート・ヨージド
(222mg)を得た。
【0086】理化学的性状 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6 ,TMS内部標
準) δ(ppm):3.73(3H,s),3.89(3
H,s),4.12(3H,s),5.59(1H,
m),5.85(1H,m),7.95(1H,s),
9.24(1H,d,J=7.9Hz) 正イオン−FAB−マススペクトル;m/z 923(M−I)+ 赤外線吸収スペクトル νmax (KBr):3676,1780,1728,1
672,1650,1636,1518,1496,1
248,1112cm-1
【0087】ii)実施例10のi)で得られた p−
メトキシベンジル 7β−[(Z)−2−(2−トリチ
ルアミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)
アセトアミド]−3−[(E)−4−[(1−メチル−
4−ピリジノ)チオ]−2−ブテニル]−3−セフェム
−4−カルボキシラート・ヨージドを塩化メチレン(3
ml),アニソール(2ml)に溶解し,10℃に冷却
後,トリフルオロ酢酸(5ml)を加え,10℃〜室温
で60分間撹拌した。終了後,減圧下有機層を留去し,
残渣にエーテル−ヘキサンを加え固化し,濾取した。こ
れを,10℃でトリフルオロ酢酸(10ml)に加え,
さらに水(5ml)を加えた後60分間撹拌した。終了
後,減圧下溶媒を留去し,さらにエタノールを加えて共
沸する事により水を除いて得た残渣にエーテルを加え固
化し,濾取して得た粉末をHP−20カラムクロマトグ
ラフィーで精製し 7β−[(Z)−2−(2−アミノ
−4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)アセトア
ミド]−3−[(E)−4−[(1−メチル−4−ピリ
ジノ)チオ]−2−ブテニル]−3−セフェム−4−カ
ルボキシラート(24mg)を得た。
【0088】理化学的性状 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6 ,TMS内部標
準) δ(ppm):2.77(2H,d,J=17.1H
z),3.22(2H,d,J=17.0Hz),3.
96(3H,s),4.0−4.1(2H,m),4.
12(3H,s),4.89(1H,d,J=4.8H
z),5.5−5.5(2H,m),5.9(1H,
m),7.15(2H,s),7.47(1H,s),
7.89(2H,d,J=7.3Hz),8.65(2
H,d,J=7.3Hz),9.23(1H,d,J=
8.6Hz) 正イオン−FAB−マススペクトル;m/z 561(M+1) 赤外線吸収スペクトル νmax (KBr):3432,1762,1670,1
636,1604,1114,1024cm-1
【0089】実施例11
【化24】
【0090】i)実施例4で得られた p−メトキシベ
ンジル 7β−[(Z)−2−(2−トリチルアミノ−
4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)アセトアミ
ド]−3−[(Z)−4−ジフェニルホスホリルオキシ
−2−ブテン−1−イル]−3−セフェム−4−カルボ
キシラート(185mg)を,アルゴン雰囲気下,アセ
トニトリル(2ml)に溶解し,ヨウ化ナトリウム(4
0mg)を加えた後,−15℃に冷却後,4−メルカプ
トピリジン(60mg)を加え−15℃〜室温で19時
間撹拌した。終了後,溶媒を減圧留去し,残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーに付し,クロロホルム−
メタノール(500:3〜100:1,v/v)で溶出
し目的物を含むフラクションを集め,溶媒を減圧留去し
て得た泡状物にエーテル−ヘキサンを加え固化し,p−
メトキシベンジル 7β−[(Z)−2−(2−トリチ
ルアミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)
アセトアミド]−3−[(Z)−4−(4−ピリジルチ
オ)−2−ブテニル]−3−セフェム−4−カルボキシ
ラート(160mg)を得た。
【0091】理化学的性状 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6 ,TMS内部標
準) δ(ppm):3.72(3H,s),3.88(3
H,s),8.53(1H,s),9.29(1H,
d,J=7.9Hz), 正イオン−FAB−マススペクトル;m/z 909(M+1)+ 赤外線吸収スペクトル νmax (KBr):1784,1726,1684,1
616,1580,1520,1250,1176,1
024,704cm-1
【0092】ii)実施例11のi)で得られた p−
メトキシベンジル 7β−[(Z)−2−(2−トリチ
ルアミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)
アセトアミド]−3−[(Z)−4−(4−ピリジルチ
オ)−2−ブテニル]−3−セフェム−4−カルボキシ
ラート(131mg)を塩化メチレン(3ml),アニ
ソール(2ml)に溶解し,10℃に冷却後,トリフル
オロ酢酸(5ml)を加え,10℃〜室温で60分間撹
拌した。終了後,減圧下有機層を留去し,残渣にエーテ
ル−ヘキサンを加え固化し,濾取した。これを,10℃
でトリフルオロ酢酸(10ml)に加え,さらに水(5
ml)を加えた後60分間撹拌した。終了後,減圧下溶
媒を留去し,さらにエタノールを加えて共沸する事によ
り水を除いて得た残渣にエーテルを加え固化し,濾取し
て得た粉末を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液に溶解後,
HP−20カラムクロマトグラフィーで精製しソジウム
7β−[(Z)−2−(2−アミノ−4−チアゾリ
ル)−2−(メトキシイミノ)アセトアミド]−3−
[(Z)−4−(4−ピリジルチオ)−2−ブテニル]
−3−セフェム−4−カルボキシラート(23mg)を
得た。
【0093】理化学的性状 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6 ,TMS内部標
準) δ(ppm):3.23(1H,d,J=17.1H
z),3.46(1H,d,J=17.1Hz),3.
72(1H,d,J=14.7Hz),3.81(1
H,d,J=14.7Hz),3.83(2H,s),
3.95(3H,s),4.95(1H,s),5.1
2(1H,d,J=4.9Hz),5.21(1H,
s),5.69(1H,m),7.11(2H,s),
7.25(2H,d,J=6.1Hz),7.45(1
H,s),8.36(2H,d,J=6.1Hz),
9.39(1H,d,J=8.6Hz) 正イオン−FAB−マススペクトル;m/z 547(M−Na+2)+ 赤外線吸収スペクトル νmax (KBr):3448,1770,1684,1
628,1584,1024cm-1
【0094】実施例12
【化25】
【0095】i)実施例11のi)で得られた p−メ
トキシベンジル 7β−[(Z)−2−(2−トリチル
アミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)ア
セトアミド]−3−[(Z)−4−(4−ピリジルチ
オ)−2−ブテニル]−3−セフェム−4−カルボキシ
ラート(138mg)を,アルゴン雰囲気下,ジメチル
ホルムアミド(2ml)に溶解し,ヨウ化メチル(47
μl)を加え室温で14時間撹拌した。終了後,減圧下
溶媒を留去して得られた泡状物にエーテル−ヘキサンを
加え固化し,p−メトキシベンジル 7β−[(Z)−
2−(2−トリチルアミノ−4−チアゾリル)−2−
(メトキシイミノ)アセトアミド]−3−[(Z)−4
−[(1−メチル−4−ピリジノ)チオ]−2−ブテニ
ル]−3−セフェム−4−カルボキシラート・ヨージド
(172mg)を得た。
【0096】理化学的性状 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6 ,TMS内部標
準) δ(ppm):3.73(3H,s),3.88(3
H,s),4.15(3H,s),8.55(1H,
s),9.28(1H,d,J=7.9Hz) 正イオン−FAB−マススペクトル;m/z 923(M−I)+ 赤外線吸収スペクトル νmax (KBr):3460,1780,1724,1
670,1636,1518,1496,1248,1
176,1112,1024,704cm-1
【0097】ii)実施例12のi)で得られた p−
メトキシベンジル 7β−[(Z)−2−(2−トリチ
ルアミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)
アセトアミド]−3−[(Z)−4−[(1−メチル−
4−ピリジノ)チオ]−2−ブテニル]−3−セフェム
−4−カルボキシラート・ヨージド(147mg)を塩
化メチレン(3ml),アニソール(2ml)に溶解
し,10℃に冷却後,トリフルオロ酢酸(5ml)を加
え,10℃〜室温で60分間撹拌した。終了後,減圧下
有機層を留去し,残渣にエーテル−ヘキサンを加え固化
し,濾取した。これを10℃でトリフルオロ酢酸(10
ml)に加え,さらに水(5ml)を加えた後60分間
撹拌した。終了後,減圧下溶媒を留去し,さらにエタノ
ールを加えて共沸する事により水を除いて得た残渣にエ
ーテルを加え固化し,濾取して得た粉末をHP−20カ
ラムクロマトグラフィーで精製し 7β−[(Z)−2
−(2−アミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキシイ
ミノ)アセトアミド]−3−[(Z)−4−[(1−メ
チル−4−ピリジノ)チオ]−2−ブテニル]−3−セ
フェム−4−カルボキシラート(13mg)を得た。
【0098】理化学的性状 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6 ,TMS内部標
準) δ(ppm):3.05(2H,m),3.3−3.4
(2H,m),3.95(3H,s),4.03(1
H,d,J=14.6Hz),4.13(3H,s),
4.20(1H,d,J=14.6Hz),4.94
(1H,d,J=4.3Hz),5.04(1H,
s),5.18(1H,s),5.51(1H,dd,
J=8.8,4.8Hz),7.12(2H,d,J=
4.3Hz),7.45(1H,s),7.89(2
H,d,J=7.3Hz),8.59(2H,d,J=
7.3Hz),9.25(1H,d,J=8.8Hz) 正イオン−FAB−マススペクトル;m/z 561(M+1) 赤外線吸収スペクトル νmax (KBr):3448,1762,1636,1
604,1114,1024cm-1
【0099】実施例13
【化26】
【0100】i)実施例4で得られた p−メトキシベ
ンジル 7β−[(Z)−2−(2−トリチルアミノ−
4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)アセトアミ
ド]−3−[(Z)−4−ジフェニルホスホリルオキシ
−2−ブテニル]−3−セフェム−4−カルボキシラー
ト(524mg)を,アルゴン雰囲気下アセトニトリル
(10ml)に溶解し,ヨウ化カリウム(108mg)
を加え10℃に冷却した。これにカルバモイルメチルエ
チルメチルアミン(70mg)を加え,室温で4日間撹
拌した。析出した固形物を濾過して得た濾液を減圧下に
溶媒を留去した。得た残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーに付し,クロロホルム−メタノール(9:
1,v/v)で溶出し,目的物を含むフラクションを集
め,減圧下に溶媒を留去して得た泡状物にエチルエーテ
ルを加え固化後,濾取して淡黄色の粉末p−メトキシベ
ンジル 7β−[(Z)−2−(2−トリチルアミノ−
4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)アセトアミ
ド]−3−[(Z)−4−(カルバモイルメチルエチル
メチルアミノ)−2−ブテニル]−3−セフェム−4−
カルボキシラート・ヨージド(333mg)を得た。
【0101】理化学的性状 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6 ,TMS内部標
準) δ(ppm):1.09(3H,t,J=6.7H
z),1.26(3H,t,J=7.0Hz),3.0
8−3.17(3H,m),3.35−3.39(2
H,m),3.58(1H,d,J=17.7Hz),
3.75(3H,s),3.76(3H,s),3.8
1(3H,s),3.95−4.17(4H,m),
5.11−5.18(4H,m),5.32(1H,
s),5.44(1H,m),5.50(1H,s),
5.67(1H,m),6.71(1H,s),6.9
2−6.97(2H,m),7.23−7.36(17
H,m),8.83(1H,s),9.55(1H,
d,J=8.0Hz) 正イオン−FAB−マススペクトル;m/z 914(M−I) 赤外線吸収スペクトル νmax (KBr):3424,2980,2948,1
780,1692,1616,1520,1496,1
450,1252,1176,1036,702cm-1
【0102】ii)実施例13のi)で得られた p−
メトキシベンジル 7β−[(Z)−2−(2−トリチ
ルアミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)
アセトアミド]−3−[(Z)−4−(カルバモイルメ
チルエチルメチルアミノ)−2−ブテニル]−3−セフ
ェム−4−カルボキシラート・ヨージド(307mg)
を塩化メチレン(4ml),アニソール(1ml)に溶
解し,トリフルオロ酢酸(5ml)を10℃〜室温にて
適下した。室温で60分間撹拌後,減圧下に溶媒及びト
リフルオロ酢酸を留去して得た残渣にエチルエーテルを
加え固化し,濾取した。これを10℃に冷却したトリフ
ルオロ酢酸(5ml)に加え,更に水(2ml)を室温
以下で滴下した。室温で60分間撹拌した後,減圧下に
トリフルオロ酢酸を留去して得た残渣に,エチルアルコ
ール(10ml)を加えて水を共沸留去した。残渣にエ
チルエーテル(20ml)を加え固化,濾取した。得た
粉末を水(5ml)に溶かし,HP−20カラムクロマ
トグラフィーで精製し,7β−[(Z)−2−(2−ア
ミノ−4−チアゾリル)−2−(メトキシイミノ)アセ
トアミド]−3−[(Z)−4−(カルバモイルメチル
エチルメチルアミノ)−2−ブテニル]−3−セフェム
−4−カルボキシラート(100mg)を得た。
【0103】理化学的性状 核磁気共鳴スペクトル(DMSO−d6 ,TMS内部標
準) δ(ppm):1.14(3H,s),1.29(3
H,brt,J=6.7Hz),2.98−3.19
(2H,m),3.66(2H,brm),3.83
(3H,s),3.89−4.48(4H,m),5.
01(1H,d,J=4.2Hz),5.37(1H,
m),5.42(1H,brs),5.22(1H,
s,1H,d,J=11.5Hz),5.99(1H,
d,J=11.5Hz),6.73(1H,s),7.
20(2H,brs),8.22(1H,brs),
9.50(1H,d,J=8.0Hz) 正イオン−FAB−マススペクトル;m/z 552(M+1) 赤外線吸収スペクトル νmax (KBr):3448,2988,1766,1
696,1620,1540,1362,1038,7
26cm−1
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // A61K 31/545 ADZ 7431−4C (C07D 519/00 453:00 7602−4C 501:00) 7602−4C (C07D 519/00 498:00 8415−4C 501:00) 7602−4C (C07D 519/00 471:00 7602−4C 501:00) 7602−4C (C07D 519/00 487:00 7019−4C 501:00) 7602−4C

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)で示されるセファロス
    ポリン誘導体又はその塩 【化1】 (式中の記号は以下の意味を有する。 R1 :低級アルキル基。 R2 :水酸基又は以下の式で示される基。 【化2】 A環:窒素原子1個又は複数個有し,他のヘテロ原子を
    有していてもよい飽和若しくは不飽和の置換又は未置換
    の単環ヘテロ環若しくは縮合ヘテロ環。 R4 ,R5 ,R6 :同一又は異なって,低級アルキル
    基,ヒドロキシ低級アルキル基,カルバモイル低級アル
    キル基,又は低級アルキルカルボニルアミノ低級アルキ
    ル基。 R3 :水素原子,陰イオン又はエステル残基。 波線:シス又はトランス結合であることを意味する。)
  2. 【請求項2】 下記一般式(II)で示されてるセファロ
    スポリン誘導体又はその塩 【化3】 (式中の記号は以下の意味を有する。 R1:低級アルキル基。 R3:水素原子,陰イオン又はエステル残基。 R7:水素原子又はアミノ基の保護基。 波線:シス又はトランス結合であることを意味する。)
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