JPH06271802A - インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクをもちいた機器 - Google Patents
インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクをもちいた機器Info
- Publication number
- JPH06271802A JPH06271802A JP8116493A JP8116493A JPH06271802A JP H06271802 A JPH06271802 A JP H06271802A JP 8116493 A JP8116493 A JP 8116493A JP 8116493 A JP8116493 A JP 8116493A JP H06271802 A JPH06271802 A JP H06271802A
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- JP
- Japan
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- ink
- recording
- head
- jet recording
- bleeding
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- Ink Jet (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 得られた画像が被記録材上で滲みやブリーデ
ィングの問題を生じることなく、普通紙に記録した時で
も高速印字が可能で、且つ高画質な画像を与えるイン
ク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるイ
ンクを用いた機器を提供すること。 【構成】 少なくとも、色剤、水溶性有機溶剤及び水を
含有するインクにおいて、下記一般式(1)で表される
化合物が含有されていることを特徴とするインク、これ
を用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用
いた機器。 【化1】
ィングの問題を生じることなく、普通紙に記録した時で
も高速印字が可能で、且つ高画質な画像を与えるイン
ク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるイ
ンクを用いた機器を提供すること。 【構成】 少なくとも、色剤、水溶性有機溶剤及び水を
含有するインクにおいて、下記一般式(1)で表される
化合物が含有されていることを特徴とするインク、これ
を用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用
いた機器。 【化1】
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コピー紙やボンド紙等
のいわゆる普通紙に対し、高速・高画質なカラー画像を
形成することが出来るインク、これを用いたインクジェ
ット記録方法及びかかるインクを用いた機器に関する。
のいわゆる普通紙に対し、高速・高画質なカラー画像を
形成することが出来るインク、これを用いたインクジェ
ット記録方法及びかかるインクを用いた機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピューターにおい
て、デスクトップ型からラップトップ型、ノート型に至
るまでディスプレイのカラー化が進んでおり、又、カラ
ーの表現力を生かすアプリケーションソフトが発表され
ている為、プリンターのカラー記録化は最も期待されて
いる分野であるといえる。これらに使用されている各種
記録方法の中で、インクジェット記録方法は、種々のイ
ンク吐出方式によりインク小滴(droplet)を形
成し、それらを紙、加工紙、プラスチックフィルム及び
布等の被記録材に付着させて記録を行うものであり、記
録ヘッドと被記録材が接触しない為に静粛であり、又、
高速印字が可能であり、更にカラー記録化が容易である
という利点を備えている。インクジェット記録方法にお
いては、従来から、インクに下記の特性が要求される。 (1)被記録材上の印字部に滲みを生じないこと (2)インクの保存安定性が高いこと (3)使用時の安全性が高いこと 更にカラー記録を行うインクジェット記録方法において
は、上記の要求項目に加えて (4)被記録材上で異なる色同士が隣接して印字された
時に、インク滴が未定着である為に引き起こされる異色
の混じりあい(ブリーディング)がないこと (5)得られた印字物の、特にカラーの色ベタ部が均一
で色ムラがないこと が要求される。
て、デスクトップ型からラップトップ型、ノート型に至
るまでディスプレイのカラー化が進んでおり、又、カラ
ーの表現力を生かすアプリケーションソフトが発表され
ている為、プリンターのカラー記録化は最も期待されて
いる分野であるといえる。これらに使用されている各種
記録方法の中で、インクジェット記録方法は、種々のイ
ンク吐出方式によりインク小滴(droplet)を形
成し、それらを紙、加工紙、プラスチックフィルム及び
布等の被記録材に付着させて記録を行うものであり、記
録ヘッドと被記録材が接触しない為に静粛であり、又、
高速印字が可能であり、更にカラー記録化が容易である
という利点を備えている。インクジェット記録方法にお
いては、従来から、インクに下記の特性が要求される。 (1)被記録材上の印字部に滲みを生じないこと (2)インクの保存安定性が高いこと (3)使用時の安全性が高いこと 更にカラー記録を行うインクジェット記録方法において
は、上記の要求項目に加えて (4)被記録材上で異なる色同士が隣接して印字された
時に、インク滴が未定着である為に引き起こされる異色
の混じりあい(ブリーディング)がないこと (5)得られた印字物の、特にカラーの色ベタ部が均一
で色ムラがないこと が要求される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
インクをそのままカラーインクジェット記録用のインク
として用いても、ブリーディングがひどく、画像になら
ないという問題点があった。この為、コート紙と呼ばれ
るインクの吸収性が良好な専用の被記録材を使用するこ
とで、ブリーディングを抑制しようとしてきた。又、コ
ピー紙やボンド紙といったいわゆる普通紙に印字を行う
場合には、ブリーディングの抑制の為、印字部のインク
滴が定着するのを待ちながら印字を行うので印字速度が
非常に遅いという問題点があった。以上の様に、従来の
インクでは用紙選択性が殆どないというのが現状であっ
た。上記の問題点である普通紙上での印字物の滲みとイ
ンク滴の定着性を改善する目的で、pHを強アルカリに
したインクを用いて記録を行う方法(例えば、特開昭5
6−57862号公報参照)、多量の界面活性剤を添加
したインクを用いて記録を行う方法(例えば、特開昭5
5−29546号公報や特開昭56−5871号公報参
照)等が試みられている。
インクをそのままカラーインクジェット記録用のインク
として用いても、ブリーディングがひどく、画像になら
ないという問題点があった。この為、コート紙と呼ばれ
るインクの吸収性が良好な専用の被記録材を使用するこ
とで、ブリーディングを抑制しようとしてきた。又、コ
ピー紙やボンド紙といったいわゆる普通紙に印字を行う
場合には、ブリーディングの抑制の為、印字部のインク
滴が定着するのを待ちながら印字を行うので印字速度が
非常に遅いという問題点があった。以上の様に、従来の
インクでは用紙選択性が殆どないというのが現状であっ
た。上記の問題点である普通紙上での印字物の滲みとイ
ンク滴の定着性を改善する目的で、pHを強アルカリに
したインクを用いて記録を行う方法(例えば、特開昭5
6−57862号公報参照)、多量の界面活性剤を添加
したインクを用いて記録を行う方法(例えば、特開昭5
5−29546号公報や特開昭56−5871号公報参
照)等が試みられている。
【0004】しかし、これらのインクを使用して印刷を
行った場合でも、必ずしもブリーディングの改善は十分
ではなく、比較的ブリーディングが少ない場合でも、前
記したインクに要求される特性のうち、(1)に挙げた
印字部の滲みが顕著に現れるという問題や、信頼性が十
分ではない等の問題があり、普通紙に記録した場合に
も、高速・高画質な画像が得られるカラーインクジェッ
ト記録用のインクはこれまでなかったというのが現状で
ある。従って、本発明の目的は、上記従来技術の問題点
を解決した、得られた画像が被記録材上で滲みやブリー
ディングの問題を生じることなく、普通紙に記録した時
でも高速印字が可能で、且つ高画質な画像を与えるイン
ク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるイ
ンクを用いた機器を提供することにある。
行った場合でも、必ずしもブリーディングの改善は十分
ではなく、比較的ブリーディングが少ない場合でも、前
記したインクに要求される特性のうち、(1)に挙げた
印字部の滲みが顕著に現れるという問題や、信頼性が十
分ではない等の問題があり、普通紙に記録した場合に
も、高速・高画質な画像が得られるカラーインクジェッ
ト記録用のインクはこれまでなかったというのが現状で
ある。従って、本発明の目的は、上記従来技術の問題点
を解決した、得られた画像が被記録材上で滲みやブリー
ディングの問題を生じることなく、普通紙に記録した時
でも高速印字が可能で、且つ高画質な画像を与えるイン
ク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるイ
ンクを用いた機器を提供することにある。
【0005】
【問題点を解決する為の手段及び作用】上記の目的は、
以下の本発明によって達成される。即ち、本発明は、少
なくとも、色剤、水溶性有機溶剤及び水を含有するイン
クにおいて、下記一般式(1)で表される化合物が含有
されていることを特徴とするインクである。
以下の本発明によって達成される。即ち、本発明は、少
なくとも、色剤、水溶性有機溶剤及び水を含有するイン
クにおいて、下記一般式(1)で表される化合物が含有
されていることを特徴とするインクである。
【化2】 (但し、R1 〜R4 は、水素、炭素数1〜4のアルキル
基、アルケニル基及び、置換若しくは未置換のフェニル
基の何れかを表し、m+nは0〜50の範囲にある任意
の数であり、l(エル)は2以上である。)
基、アルケニル基及び、置換若しくは未置換のフェニル
基の何れかを表し、m+nは0〜50の範囲にある任意
の数であり、l(エル)は2以上である。)
【0006】
【作用】本発明者らは、ブリーディングを防止し、色ム
ラのない均一なカラー画像を与えるインクについて鋭意
研究を行った結果、上記一般式(1)で表される化合物
を含有するインクが非常に有効であるということを知見
して、本発明に至った。上記化合物を含有する本発明の
インクが、ブリーディングの防止及び、色ムラのない均
一な画像の形成において有効である理由については以下
の様に推察される。ブリーディングの防止及び記録画像
の色の均一性を支配する要因のうち最も重要なものは、
インクの被記録材へのヌレ性であると考えられる。被記
録材の中でも特に普通紙は、表面の繊維の密度が一様で
なく、繊維が密な部分ではインクの定着が遅くなる為、
ブリーディングが起こったり、画像の色ムラが生じたり
する。本発明のインクは、被記録材へのヌレ性が良好で
ある為、もはや紙の繊維の密度によるインクの定着の選
択性はなくなり、紙の如何なる部分に対しても画像のブ
リーディングや色ムラが生じなくなるものと考えられ
る。又、ヌレ性が非常に良好なインクは、色の均一性の
為に、画像を形成するドットの真円性にも優れ、より高
画質な画像が得られる。
ラのない均一なカラー画像を与えるインクについて鋭意
研究を行った結果、上記一般式(1)で表される化合物
を含有するインクが非常に有効であるということを知見
して、本発明に至った。上記化合物を含有する本発明の
インクが、ブリーディングの防止及び、色ムラのない均
一な画像の形成において有効である理由については以下
の様に推察される。ブリーディングの防止及び記録画像
の色の均一性を支配する要因のうち最も重要なものは、
インクの被記録材へのヌレ性であると考えられる。被記
録材の中でも特に普通紙は、表面の繊維の密度が一様で
なく、繊維が密な部分ではインクの定着が遅くなる為、
ブリーディングが起こったり、画像の色ムラが生じたり
する。本発明のインクは、被記録材へのヌレ性が良好で
ある為、もはや紙の繊維の密度によるインクの定着の選
択性はなくなり、紙の如何なる部分に対しても画像のブ
リーディングや色ムラが生じなくなるものと考えられ
る。又、ヌレ性が非常に良好なインクは、色の均一性の
為に、画像を形成するドットの真円性にも優れ、より高
画質な画像が得られる。
【0007】三重結合を1つ持つ化合物が添加されてい
るインクも色の均一性に優れるが、本発明のインクを、
この様な三重結合を1つ持つ化合物を含有するインクと
比較すると、本発明のインクは、色の均一性において、
更に優れた効果を示した。上記の理由については定かで
ないが、本発明のインクに含まれる、2つ以上の三重結
合を持つ上記一般式(1)で表される化合物は、三重結
合を1つ持つ化合物と比較すると、分子中の電子密度が
更に高く、又、分子中の疎水部(三重結合を含む部分)
が剛直であり、余り自由な構造変化を起こさない為に、
インクの表面に対し極めて整然と配向し、効果的に被記
録材との界面で相互作用し、強力なヌレ性を発揮する為
ではないかと推察される。
るインクも色の均一性に優れるが、本発明のインクを、
この様な三重結合を1つ持つ化合物を含有するインクと
比較すると、本発明のインクは、色の均一性において、
更に優れた効果を示した。上記の理由については定かで
ないが、本発明のインクに含まれる、2つ以上の三重結
合を持つ上記一般式(1)で表される化合物は、三重結
合を1つ持つ化合物と比較すると、分子中の電子密度が
更に高く、又、分子中の疎水部(三重結合を含む部分)
が剛直であり、余り自由な構造変化を起こさない為に、
インクの表面に対し極めて整然と配向し、効果的に被記
録材との界面で相互作用し、強力なヌレ性を発揮する為
ではないかと推察される。
【0008】
【好ましい実施態様】次に、好ましい実施態様を挙げ
て、本発明を更に詳しく説明する。本発明のインクに含
有される下記一般式(1)で表される化合物の添加量
は、一般的にはインクの全重量の0.001〜20重量
%の範囲であることが好ましく、より好ましくは0.0
01〜5重量%である。又、式中のm+nは0〜50の
範囲にある任意の数であることが好ましい。
て、本発明を更に詳しく説明する。本発明のインクに含
有される下記一般式(1)で表される化合物の添加量
は、一般的にはインクの全重量の0.001〜20重量
%の範囲であることが好ましく、より好ましくは0.0
01〜5重量%である。又、式中のm+nは0〜50の
範囲にある任意の数であることが好ましい。
【0009】
【化3】
【0010】以上の一般式(1)で表される化合物の具
体的な例を以下に示すが、その構造はこれらに限られる
ものではない。
体的な例を以下に示すが、その構造はこれらに限られる
ものではない。
【0011】
【化4】
【0012】
【化5】
【0013】本発明のインクを構成する液媒体として
は、一般的な水溶性有機溶剤であれば特に問題なく使用
することができる。例えば、ポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール等のポリアルキレングリコー
ル類;エチレングリコール、プロピレングリコール、ブ
チレングリコール、トリエチレングリコール、1,2,
6−ヘキサントリオール、ヘキシレングリコール、ジエ
チレングリコール、チオジグリコール等のアルキレン基
が2〜6個の炭素原子を含むアルキレングリコール類;
グリセリン;エチレングリコールメチルエーテル、ジエ
チレングリコールメチル(又はエチル)エーテル、トリ
エチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル
等の多価アルコールの低級アルキルエーテル類;メチル
アルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコー
ル、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、
sec−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコー
ル、イソブチルアルコール、ベンジルアルコール、シク
ロヘキサノール等のアルコール類;ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセトン、ジ
アセトンアルコール等のケトン又はケトンアルコール
類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;
N−メチル−2−ピロリドン、2−ピロリドン、1,3
−ジメチル−2−イミダゾリジノン等の含窒素複素環式
ケトン類等が挙げられる。
は、一般的な水溶性有機溶剤であれば特に問題なく使用
することができる。例えば、ポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール等のポリアルキレングリコー
ル類;エチレングリコール、プロピレングリコール、ブ
チレングリコール、トリエチレングリコール、1,2,
6−ヘキサントリオール、ヘキシレングリコール、ジエ
チレングリコール、チオジグリコール等のアルキレン基
が2〜6個の炭素原子を含むアルキレングリコール類;
グリセリン;エチレングリコールメチルエーテル、ジエ
チレングリコールメチル(又はエチル)エーテル、トリ
エチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル
等の多価アルコールの低級アルキルエーテル類;メチル
アルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコー
ル、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、
sec−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコー
ル、イソブチルアルコール、ベンジルアルコール、シク
ロヘキサノール等のアルコール類;ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセトン、ジ
アセトンアルコール等のケトン又はケトンアルコール
類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;
N−メチル−2−ピロリドン、2−ピロリドン、1,3
−ジメチル−2−イミダゾリジノン等の含窒素複素環式
ケトン類等が挙げられる。
【0014】これらの中で望ましい水溶性有機溶剤とし
ては、エチレングリコール、トリエチレングリコール、
ヘキシレングリコール、ジエチレングリコール、グリセ
リン、チオジグリコール、エチルアルコール、イソプロ
ピルアルコール、シクロヘキサノール等であり、又、そ
の含有量は一般にはインクの全重量に対して1〜35%
の範囲であることが望ましい。
ては、エチレングリコール、トリエチレングリコール、
ヘキシレングリコール、ジエチレングリコール、グリセ
リン、チオジグリコール、エチルアルコール、イソプロ
ピルアルコール、シクロヘキサノール等であり、又、そ
の含有量は一般にはインクの全重量に対して1〜35%
の範囲であることが望ましい。
【0015】本発明のインクにおいて使用する染料は直
接染料、酸性染料、塩基性染料、反応染料、分散染料及
び、建染染料等が挙げられる。これらの染料の含有量は
液媒体成分の種類、インクに要求される特性等に依存し
て決定されるが、一般にはインク全重量に対して0.5
〜15重量%、好ましくは1〜7重量%の範囲とする。
接染料、酸性染料、塩基性染料、反応染料、分散染料及
び、建染染料等が挙げられる。これらの染料の含有量は
液媒体成分の種類、インクに要求される特性等に依存し
て決定されるが、一般にはインク全重量に対して0.5
〜15重量%、好ましくは1〜7重量%の範囲とする。
【0016】本発明のインクの主成分は上記の通りであ
るが、その他に、尿素やその誘導体等の目詰まり防止
剤;ポリビニルアルコール、セルロース類及び水溶性樹
脂等の粘度調整剤;ジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン及び緩衝液等のpH調整剤;防カビ剤;各種界
面活性剤等を本発明の目的を妨げない範囲において必要
に応じて添加することが出来る。又、インクを帯電させ
るタイプのインクジェット記録方法に使用されるインク
を調合する為には、塩化リチウム、塩化アンモニウム及
び塩化ナトリウム等の無機塩等の比抵抗調整剤を添加す
るのが好ましい。
るが、その他に、尿素やその誘導体等の目詰まり防止
剤;ポリビニルアルコール、セルロース類及び水溶性樹
脂等の粘度調整剤;ジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン及び緩衝液等のpH調整剤;防カビ剤;各種界
面活性剤等を本発明の目的を妨げない範囲において必要
に応じて添加することが出来る。又、インクを帯電させ
るタイプのインクジェット記録方法に使用されるインク
を調合する為には、塩化リチウム、塩化アンモニウム及
び塩化ナトリウム等の無機塩等の比抵抗調整剤を添加す
るのが好ましい。
【0017】本発明のインクは、熱エネルギーの作用に
より液滴を吐出させて記録を行うインクジェット記録方
式にとりわけ好適に用いられるが、他のインクジェット
記録方法や一般の筆記用具としても使用できることは言
うまでも無い。本発明のインクを用いて記録を行うのに
好適な記録装置としては、記録ヘッドの室内のインクに
記録信号に対応した熱エネルギーを与え、該エネルギー
により液滴を発生させる装置が挙げられる。
より液滴を吐出させて記録を行うインクジェット記録方
式にとりわけ好適に用いられるが、他のインクジェット
記録方法や一般の筆記用具としても使用できることは言
うまでも無い。本発明のインクを用いて記録を行うのに
好適な記録装置としては、記録ヘッドの室内のインクに
記録信号に対応した熱エネルギーを与え、該エネルギー
により液滴を発生させる装置が挙げられる。
【0018】その主要部である記録ヘッド構成例を図
1、図2及び図3に示す。ヘッド13は、インクを通す
溝14を有するガラス、セラミックス、又はプラスチッ
ク板等と、感熱記録に用いられる発熱抵抗体を有する発
熱ヘッド15(図ではヘッドが示されているが、これに
限定されるものではない)とを接着して得られる。発熱
ヘッド15は、酸化シリコン等で形成される保護膜1
6、アルミニウム電極17−1、17−2、ニクロム等
で形成される発熱抵抗体層18、畜熱層19、アルミナ
等の放熱性のよい基板20より成っている。
1、図2及び図3に示す。ヘッド13は、インクを通す
溝14を有するガラス、セラミックス、又はプラスチッ
ク板等と、感熱記録に用いられる発熱抵抗体を有する発
熱ヘッド15(図ではヘッドが示されているが、これに
限定されるものではない)とを接着して得られる。発熱
ヘッド15は、酸化シリコン等で形成される保護膜1
6、アルミニウム電極17−1、17−2、ニクロム等
で形成される発熱抵抗体層18、畜熱層19、アルミナ
等の放熱性のよい基板20より成っている。
【0019】インク21は吐出オリフィス(微細孔)2
2まで満たされており、圧力Pによりメニスカス23を
形成している。今、電極17−1及び17−2に電気信
号が加わると、発熱ヘッド15のnで示される領域が急
激に発熱し、ここに接しているインク21に気泡が発生
し、その圧力でメニスカス23が突出し、インク21が
吐出して、オリフィス22より記録小滴24となり被記
録材25に向かって飛翔する。図3に、図1に示すヘッ
ドを多数並べたマルチヘッドの外観図を示す。該マルチ
ヘッドはマルチ溝26を有するガラス板27と、図1に
説明したものと同様な発熱ヘッド28を接着して作られ
ている。尚、図1はインク流路に沿ったヘッド13の断
面図であり、図2は図1のA−B線での切断面図であ
る。
2まで満たされており、圧力Pによりメニスカス23を
形成している。今、電極17−1及び17−2に電気信
号が加わると、発熱ヘッド15のnで示される領域が急
激に発熱し、ここに接しているインク21に気泡が発生
し、その圧力でメニスカス23が突出し、インク21が
吐出して、オリフィス22より記録小滴24となり被記
録材25に向かって飛翔する。図3に、図1に示すヘッ
ドを多数並べたマルチヘッドの外観図を示す。該マルチ
ヘッドはマルチ溝26を有するガラス板27と、図1に
説明したものと同様な発熱ヘッド28を接着して作られ
ている。尚、図1はインク流路に沿ったヘッド13の断
面図であり、図2は図1のA−B線での切断面図であ
る。
【0020】図4に、このヘッドを組み込んだインクジ
ェット記録装置の1例を示す。図4において、61はワ
イピング部材としてのブレードであり、その一端はブレ
ード保持部材によって保持されて固定端となりカンチレ
バーの形態をなす。ブレード61は記録ヘッドによる記
録領域に隣接した位置に配設され、又、本例の場合、記
録ヘッドの移動経路中に突出した形態で保持される。6
2はキャップであり、ブレード61に隣接するホームポ
ジションに配設され、記録ヘッドの移動方向と垂直な方
向に移動して、吐出面と当接しキャッピングを行う構成
を具える。更に63はブレード61に隣接して設けられ
るインク吸収体であり、ブレード61と同様、記録ヘッ
ドの移動経路中に突出した形態で保持される。
ェット記録装置の1例を示す。図4において、61はワ
イピング部材としてのブレードであり、その一端はブレ
ード保持部材によって保持されて固定端となりカンチレ
バーの形態をなす。ブレード61は記録ヘッドによる記
録領域に隣接した位置に配設され、又、本例の場合、記
録ヘッドの移動経路中に突出した形態で保持される。6
2はキャップであり、ブレード61に隣接するホームポ
ジションに配設され、記録ヘッドの移動方向と垂直な方
向に移動して、吐出面と当接しキャッピングを行う構成
を具える。更に63はブレード61に隣接して設けられ
るインク吸収体であり、ブレード61と同様、記録ヘッ
ドの移動経路中に突出した形態で保持される。
【0021】上記ブレード61、キャップ62、吸収体
63によって吐出回復部64が構成され、ブレード61
及び吸収体63によってインク吐出口面の水分、塵やほ
こり等の除去が行われる。65は吐出エネルギー発生手
段を有し、吐出口を配した吐出口面に対向する被記録材
にインクを吐出して記録を行う記録ヘッド、66は記録
ヘッド65を搭載して記録ヘッド65の移動を行うため
のキャリッジである。キャリッジ66はガイド軸67と
慴動可能に係合し、キャリッジ66の一部はモータ68
(不図示)によって駆動されるベルト69と接続してい
る。これにより、キャリッジ66はガイド軸67に沿っ
た移動が可能となり、記録ヘッド65による記録領域及
びその隣接した領域の移動が可能となる。
63によって吐出回復部64が構成され、ブレード61
及び吸収体63によってインク吐出口面の水分、塵やほ
こり等の除去が行われる。65は吐出エネルギー発生手
段を有し、吐出口を配した吐出口面に対向する被記録材
にインクを吐出して記録を行う記録ヘッド、66は記録
ヘッド65を搭載して記録ヘッド65の移動を行うため
のキャリッジである。キャリッジ66はガイド軸67と
慴動可能に係合し、キャリッジ66の一部はモータ68
(不図示)によって駆動されるベルト69と接続してい
る。これにより、キャリッジ66はガイド軸67に沿っ
た移動が可能となり、記録ヘッド65による記録領域及
びその隣接した領域の移動が可能となる。
【0022】51は、被記録材を挿入するための給紙
部、52は不図示のモータにより駆動される紙送りロー
ラである。これらの構成によって記録ヘッドの吐出口面
と対向する位置へ被記録材が給紙され、記録が進行する
につれて、排紙ローラ53を配した排紙部へ排紙され
る。
部、52は不図示のモータにより駆動される紙送りロー
ラである。これらの構成によって記録ヘッドの吐出口面
と対向する位置へ被記録材が給紙され、記録が進行する
につれて、排紙ローラ53を配した排紙部へ排紙され
る。
【0023】上記構成において、記録ヘッド65が記録
終了等でホームポジションに戻る際、ヘッド回復部64
のキャップ62は記録ヘッド65の移動経路から退避し
ているが、ブレード61は移動経路中に突出している。
この結果、記録ヘッド65の吐出口面がワイピングされ
る。尚、キャップ62が記録ヘッド65の吐出面に当接
してキャッピングを行う場合、キャップ62は記録ヘッ
ドの移動経路中へ突出するように移動する。
終了等でホームポジションに戻る際、ヘッド回復部64
のキャップ62は記録ヘッド65の移動経路から退避し
ているが、ブレード61は移動経路中に突出している。
この結果、記録ヘッド65の吐出口面がワイピングされ
る。尚、キャップ62が記録ヘッド65の吐出面に当接
してキャッピングを行う場合、キャップ62は記録ヘッ
ドの移動経路中へ突出するように移動する。
【0024】記録ヘッド65がホームポジションから記
録開始位置へ移動する場合、キャップ62及びブレード
61は上記したワイピング時の位置と同一の位置にあ
る。この結果、この移動においても、記録ヘッド65の
吐出口面はワイピングされる。上記した記録ヘッドのホ
ームポジションへの移動は、記録終了時や吐出回復時ば
かりでなく、記録ヘッドが記録の為に記録領域を移動す
る間に所定の間隔で記録領域に隣接したホームポジショ
ンへ移動し、この移動に伴って、上記ワイピングが行わ
れる。
録開始位置へ移動する場合、キャップ62及びブレード
61は上記したワイピング時の位置と同一の位置にあ
る。この結果、この移動においても、記録ヘッド65の
吐出口面はワイピングされる。上記した記録ヘッドのホ
ームポジションへの移動は、記録終了時や吐出回復時ば
かりでなく、記録ヘッドが記録の為に記録領域を移動す
る間に所定の間隔で記録領域に隣接したホームポジショ
ンへ移動し、この移動に伴って、上記ワイピングが行わ
れる。
【0025】図5は、ヘッドにインク供給部材、例え
ば、チューブを介して供給されるインクを収容したイン
クカートリッジ45の一例を示す断面図である。ここで
40は供給用インクを収納したインク収容部、例えば、
インク袋であり、その先端にはゴム製の栓42が設けら
れている。この栓42に針(不図示)を挿入することに
より、インク袋40中のインクをヘッドに供給可能に出
来る。44は廃インクを受容するインク吸収体である。
ば、チューブを介して供給されるインクを収容したイン
クカートリッジ45の一例を示す断面図である。ここで
40は供給用インクを収納したインク収容部、例えば、
インク袋であり、その先端にはゴム製の栓42が設けら
れている。この栓42に針(不図示)を挿入することに
より、インク袋40中のインクをヘッドに供給可能に出
来る。44は廃インクを受容するインク吸収体である。
【0026】本発明で使用されるインクジェット記録装
置としては、上記の如きヘッドとインクカートリッジと
が別体となったものに限らず、図6に示すようにそれら
が一体になったものも好適に用いられる。図6におい
て、70は記録ユニットであって、この中にはインクを
収容したインク収容部、例えば、インク吸収体が収納さ
れており、かかるインク吸収体中のインクが複数のオリ
フィスを有するヘッド部71からインク滴として吐出さ
れる構成になっている。72は記録ユニット内部を大気
に連通させるための大気連通口である。この記録ユニッ
ト70は、図4で示す記録ヘッド65に代えて用いられ
るものであって、キャリッジ66に対して着脱自在にな
っている。
置としては、上記の如きヘッドとインクカートリッジと
が別体となったものに限らず、図6に示すようにそれら
が一体になったものも好適に用いられる。図6におい
て、70は記録ユニットであって、この中にはインクを
収容したインク収容部、例えば、インク吸収体が収納さ
れており、かかるインク吸収体中のインクが複数のオリ
フィスを有するヘッド部71からインク滴として吐出さ
れる構成になっている。72は記録ユニット内部を大気
に連通させるための大気連通口である。この記録ユニッ
ト70は、図4で示す記録ヘッド65に代えて用いられ
るものであって、キャリッジ66に対して着脱自在にな
っている。
【0027】本発明の記録方法を実施する場合には、例
えば、上記図3に示した記録ヘッドを4つキャリジ上に
並べた記録装置を使用する。図7はその一例である。8
1、82、83、84は夫々黒、シアン、マゼンタ、イ
エロー各色の記録インクを吐出する為の記録ヘッドであ
る。該ヘッドは上記した記録装置に配置され、記録信号
に応じて、各色の記録インクを吐出する。図7では記録
ヘッドを4つ使用した例を示したが、これに限定される
ものではなく、図8に示したように1つの記録ヘッドで
黒、シアン、マゼンタ、イエローの全てのインクを吐出
してもよい。尚、上記記録ユニットにおいて、収容イン
クが消費されてしまった場合には、再度、本発明のイン
クを充填することでこれを再使用することができる。
えば、上記図3に示した記録ヘッドを4つキャリジ上に
並べた記録装置を使用する。図7はその一例である。8
1、82、83、84は夫々黒、シアン、マゼンタ、イ
エロー各色の記録インクを吐出する為の記録ヘッドであ
る。該ヘッドは上記した記録装置に配置され、記録信号
に応じて、各色の記録インクを吐出する。図7では記録
ヘッドを4つ使用した例を示したが、これに限定される
ものではなく、図8に示したように1つの記録ヘッドで
黒、シアン、マゼンタ、イエローの全てのインクを吐出
してもよい。尚、上記記録ユニットにおいて、収容イン
クが消費されてしまった場合には、再度、本発明のイン
クを充填することでこれを再使用することができる。
【0028】
【実施例】次に実施例、及び比較例を挙げて本発明を更
に具体的に説明する。尚、文中、部及び%とあるのは特
に断りのない限り重量基準である。又、実施例及び比較
例で使用する黒、シアン、マゼンタ及び、イエローのイ
ンクの染料及び含有量は夫々下記の通りとした。 ・黒 :C.I.フードブラック2 2部 下記染料A 1.2部 下記染料B 0.8部 ・イエロー:C.I.ダイレクトイエロー86 2.5部 ・シアン :C.I.アシッドブルー9 3.5部 ・マゼンタ:下記染料C 3.5部
に具体的に説明する。尚、文中、部及び%とあるのは特
に断りのない限り重量基準である。又、実施例及び比較
例で使用する黒、シアン、マゼンタ及び、イエローのイ
ンクの染料及び含有量は夫々下記の通りとした。 ・黒 :C.I.フードブラック2 2部 下記染料A 1.2部 下記染料B 0.8部 ・イエロー:C.I.ダイレクトイエロー86 2.5部 ・シアン :C.I.アシッドブルー9 3.5部 ・マゼンタ:下記染料C 3.5部
【0029】染料A
【化6】 染料B
【化7】 (但し、Q1は低級アルキルカルボニルアミノ基及び低級
アルコキシ基から選択される基で置換されたフェニル基
又はナフチル基、或はSO3M基で置換されたナフチル基を
表し、Q2はSO3M基で置換されたナフチル基又は低級アル
コキシ基で置換されたフェニル基を表し、Q3は未置換若
しくはSO3M基で置換されたフェニル基又はナフチル基を
表し、R1及びR2は低級アルキル基、低級アルコキシ基及
び低級アルキルカルボニルアミノ基から選択される基を
表し、R3は水素原子又はSO3M基で置換されたフェニル基
を表し、nは0又は1であり、Mはアルカリ金属又はア
ンモニウムを表す。)
アルコキシ基から選択される基で置換されたフェニル基
又はナフチル基、或はSO3M基で置換されたナフチル基を
表し、Q2はSO3M基で置換されたナフチル基又は低級アル
コキシ基で置換されたフェニル基を表し、Q3は未置換若
しくはSO3M基で置換されたフェニル基又はナフチル基を
表し、R1及びR2は低級アルキル基、低級アルコキシ基及
び低級アルキルカルボニルアミノ基から選択される基を
表し、R3は水素原子又はSO3M基で置換されたフェニル基
を表し、nは0又は1であり、Mはアルカリ金属又はア
ンモニウムを表す。)
【0030】染料C
【化8】 (但し、Y は水素原子、メチル基、メトキシ基、アセチ
ルアミノ基及びニトロ基の何れかを表し、尚、ベンゼン
環Bの3位の炭素原子とともにベンゼン環を形成するこ
ともある。一方、X はアセチル基、ベンゾイル基、パラ
トルエンスルホニル基及び4−クロロ−6−ヒドロキシ
−1,3,5−トリアジン−2−イル基の何れかを表
し、又、M1、M2及びM3は各々アルカリ金属、アンモニウ
ム及びアミン類の中から選ばれる塩基である。)
ルアミノ基及びニトロ基の何れかを表し、尚、ベンゼン
環Bの3位の炭素原子とともにベンゼン環を形成するこ
ともある。一方、X はアセチル基、ベンゾイル基、パラ
トルエンスルホニル基及び4−クロロ−6−ヒドロキシ
−1,3,5−トリアジン−2−イル基の何れかを表
し、又、M1、M2及びM3は各々アルカリ金属、アンモニウ
ム及びアミン類の中から選ばれる塩基である。)
【0031】<実施例1> ・染料(黒、イエロー、シアン、マゼンタ) 上記した夫々の染料を夫々の重量部 ・グリセリン 8部 ・尿素 5部 ・チオジグリコール 8部 ・NO.1の化合物 1部 ・純水 残部 上記のインクの組成物を十分撹拌した後、孔径0.22
μmのフロロポアフィルター(住友電気工業(株)製:
商品名)にて加圧濾過し、本実施例のインクとした。
μmのフロロポアフィルター(住友電気工業(株)製:
商品名)にて加圧濾過し、本実施例のインクとした。
【0032】<実施例2> ・染料(黒、イエロー、シアン、マゼンタ) 上記した夫々の染料を夫々の重量部 ・グリセリン 8部 ・尿素 5部 ・チオジグリコール 8部 ・NO.2の化合物 16部 ・純水 残部 上記のインクの組成物を実施例1と同様に作成し、本実
施例のインクとした。
施例のインクとした。
【0033】<実施例3> ・染料(黒、イエロー、シアン、マゼンタ) 上記した夫々の染料を夫々の重量部 ・グリセリン 8部 ・尿素 5部 ・チオジグリコール 8部 ・NO.3の化合物 0.5部 ・シクロヘキシサノール 1部 ・純水 残部 上記のインクの組成物を実施例1と同様に作成し、本実
施例のインクとした。
施例のインクとした。
【0034】<実施例4> ・染料(黒、イエロー、シアン、マゼンタ) 上記した夫々の染料を夫々の重量部 ・グリセリン 8部 ・尿素 5部 ・チオジグリコール 8部 ・NO.4の化合物 10部 ・純水 残部 上記のインクの組成物を実施例1と同様に作成し、本実
施例のインクとした。
施例のインクとした。
【0035】<実施例5> ・染料(黒、イエロー、シアン、マゼンタ) 上記した夫々の染料を夫々の重量部 ・グリセリン 8部 ・尿素 5部 ・チオジグリコール 8部 ・NO.5の化合物 5部 ・純水 残部 上記のインクの組成物を実施例1と同様に作成し、本実
施例のインクとした。
施例のインクとした。
【0036】<比較例1> ・染料(黒、イエロー、シアン、マゼンタ) 上記した夫々の染料を夫々の重量部 ・グリセリン 5部 ・尿素 5部 ・チオジグリコール 6部 ・純水 残部 上記のインクの組成物を実施例1と同様に作成し、本比
較例のインクとした。
較例のインクとした。
【0037】<評価>次に、得られた実施例1〜実施例
5及び、比較例1のインクを用いて、市販のコピー用
紙、ボンド紙に記録を行なった。使用したインクジェッ
ト記録装置としては、図4に示したのと同様の記録装置
を用い、図7に示した4つの記録ヘッドを用いてカラー
画像を形成した。尚、ここで用いた記録ヘッドとして
は、インクジェットプリンター BJC −820J (キヤ
ノン製:商品名)に使用されているものと同一の記録ヘ
ッドを用いた。記録ヘッドの駆動条件、即ち、ヒーター
への通電条件としては各ヘッドとも印加電圧28V、パ
ルス幅3.2μsec 、駆動周波数5kHzとした。各評
価項目の方法及び条件は下記のとおりである。又、評価
結果を表1に示す。
5及び、比較例1のインクを用いて、市販のコピー用
紙、ボンド紙に記録を行なった。使用したインクジェッ
ト記録装置としては、図4に示したのと同様の記録装置
を用い、図7に示した4つの記録ヘッドを用いてカラー
画像を形成した。尚、ここで用いた記録ヘッドとして
は、インクジェットプリンター BJC −820J (キヤ
ノン製:商品名)に使用されているものと同一の記録ヘ
ッドを用いた。記録ヘッドの駆動条件、即ち、ヒーター
への通電条件としては各ヘッドとも印加電圧28V、パ
ルス幅3.2μsec 、駆動周波数5kHzとした。各評
価項目の方法及び条件は下記のとおりである。又、評価
結果を表1に示す。
【0038】(1)ブリーディング 異なる色が隣接する様にカラーサンプルを印字し、ブリ
ーディングの様子を目視で観察し、下記基準にて評価し
た。尚、使用した色は黒、イエロー、シアン及びマゼン
タと、イエロー、シアン及びマゼンタの3色の内の2色
を重ね打ちし混合することで作ったレッド、グリーン、
ブルーの7色である。 ○:全ての境界でブリーディングが認められない △:インクの付着量の多いレッド、グリーン及びブルー
の境界でブリーディングが目立つ ×:殆ど全ての境界でブリーディングが著しい
ーディングの様子を目視で観察し、下記基準にて評価し
た。尚、使用した色は黒、イエロー、シアン及びマゼン
タと、イエロー、シアン及びマゼンタの3色の内の2色
を重ね打ちし混合することで作ったレッド、グリーン、
ブルーの7色である。 ○:全ての境界でブリーディングが認められない △:インクの付着量の多いレッド、グリーン及びブルー
の境界でブリーディングが目立つ ×:殆ど全ての境界でブリーディングが著しい
【0039】(2)色の均一性 色ベタ部の均一性を目視で判定して評価した。 ○:色調差がない △:色調に一部ムラのある部分がある ×:色調にムラがある
【0040】(3)滲みの発生率 市販のコピー紙、ボンド紙に300ドットが互いに接触
しないように連続印字し、室内にて24時間自然乾燥さ
せた後、顕微鏡で不定形又は不規則な滲みが発生したド
ットの数を数え、そのパーセンテージを下記基準にて評
価した。 ○:10%以下 △:10〜20% ×:21%以上
しないように連続印字し、室内にて24時間自然乾燥さ
せた後、顕微鏡で不定形又は不規則な滲みが発生したド
ットの数を数え、そのパーセンテージを下記基準にて評
価した。 ○:10%以下 △:10〜20% ×:21%以上
【0041】(4)保存安定性 インクを耐熱性のガラス瓶に100ccずつ入れ、密栓
して60℃の恒温層に2カ月間保存後、プリンターに搭
載して印字し評価した。 ○:異常無し ×:不吐出、印字の乱れ又は変色が発生
して60℃の恒温層に2カ月間保存後、プリンターに搭
載して印字し評価した。 ○:異常無し ×:不吐出、印字の乱れ又は変色が発生
【0042】(5)目詰まり性(固着回復性) プリンターに所定のインクを充填し、10分間連続して
英数文字を印字した後、プリントを停止し、キャップ等
をしない状態で1カ月放置した後、ノズルの目詰まり回
復操作を行い、再び印字して、文字のかすれ、欠けがな
い正常の印字状態が再現出来るまでの回復操作回数で評
価した。 ○:1〜5回の回復操作で正常印字が可能 △:6〜10回の回復操作で正常印字が可能 ×:11回以上の回復操作で正常印字が可能
英数文字を印字した後、プリントを停止し、キャップ等
をしない状態で1カ月放置した後、ノズルの目詰まり回
復操作を行い、再び印字して、文字のかすれ、欠けがな
い正常の印字状態が再現出来るまでの回復操作回数で評
価した。 ○:1〜5回の回復操作で正常印字が可能 △:6〜10回の回復操作で正常印字が可能 ×:11回以上の回復操作で正常印字が可能
【0043】
【表1】表1 評価結果
【0044】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、普
通紙に対して高速印字を行っても、滲み、ブリーディン
グ及び色ムラのない、ドット形状の真円性の良好な高画
質な画像が得られるインクが提供される。更に、かかる
インクは、とりわけ熱エネルギーを作用させて記録を行
う方式のインクジェット記録用インクとして好適であ
る。
通紙に対して高速印字を行っても、滲み、ブリーディン
グ及び色ムラのない、ドット形状の真円性の良好な高画
質な画像が得られるインクが提供される。更に、かかる
インクは、とりわけ熱エネルギーを作用させて記録を行
う方式のインクジェット記録用インクとして好適であ
る。
【図1】インクジェット記録装置のヘッド部の縦断面図
である。
である。
【図2】インクジェット記録装置のヘッド部の横断面図
である。
である。
【図3】インクジェット記録装置のヘッド部の外観斜視
図である。
図である。
【図4】インクジェット記録装置の一例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図5】インクカートリッジの縦断面図である。
【図6】記録ユニットの斜視図である。
【図7】本発明の実施例で使用した複数の記録ヘッドが
配列した記録部を示した斜視図である。
配列した記録部を示した斜視図である。
【図8】本発明に使用する別の記録ヘッドの斜視図であ
る。
る。
13 ヘッド 15 発熱ヘッド 21 インク 25 被記録材 28 発熱ヘッド 40 インク袋 44 インク吸収体 45 インクカートリッジ 61 ワイピング部材 65 記録ヘッド 66 キャリッジ 70 記録ユニット 71 ヘッド部 72 大気連通孔
Claims (16)
- 【請求項1】 少なくとも、色剤、水溶性有機溶剤及び
水を含有するインクにおいて、下記一般式(1)で表さ
れる化合物が含有されていることを特徴とするインク。 【化1】 (但し、R1 〜R4 は、水素、炭素数1〜4のアルキル
基、アルケニル基及び置換若しくは未置換のフェニル基
の何れかを表し、m+nは0〜50の範囲にある任意の
数であり、l(エル)は2以上である。) - 【請求項2】 上記一般式(1)で表される化合物の含
有量が、0.001〜20重量%である請求項1に記載
のインク。 - 【請求項3】 水溶性有機溶剤が多価アルコール、1価
アルコール及びそれらの誘導体である請求項1に記載の
インク。 - 【請求項4】 インク滴を記録信号に応じてオリフィス
から吐出させて被記録材に記録を行うインクジェット記
録方法において、上記インクが請求項1に記載のインク
であることを特徴とするインクジェット記録方法。 - 【請求項5】 インクに熱エネルギーを作用させてイン
ク滴を吐出させる請求項4に記載のインクジェット記録
方法。 - 【請求項6】 イエロー、マゼンタ、シアン及び黒から
なる複数のカラーインクを使用し、2色以上のインクが
互いに接する様に記録媒体に付与される請求項4に記載
のインクジェット記録方法。 - 【請求項7】 インクを収容するインク収容部と該イン
クをインク滴として吐出させる為のヘッド部を備えた記
録ユニットにおいて、上記インクが請求項1に記載のイ
ンクであることを特徴とする記録ユニット。 - 【請求項8】 ヘッド部が、インクに熱エネルギーを作
用させてインク滴を吐出させるヘッドである請求項7に
記載の記録ユニット。 - 【請求項9】 インクを収容するインク収容部を備えた
インクカートリッジにおいて、上記インクが請求項1に
記載のインクであることを特徴とするインクカートリッ
ジ。 - 【請求項10】 インク収容部が袋構造である請求項9
に記載のインクカートリッジ。 - 【請求項11】 インク収容部がポリオレフィンで形成
された接液面を有する請求項9に記載のインクカートリ
ッジ。 - 【請求項12】 請求項7に記載の記録ユニット又は請
求項9に記載のインクカートリッジのインク収容部に請
求項1に記載のインク充填することを特徴とする再充填
方法。 - 【請求項13】 請求項7に記載の記録ユニットを備え
たインクジェット記録装置において、上記インクが請求
項1に記載のインクであることを特徴とするインクジェ
ット記録装置。 - 【請求項14】 記録ユニットにキャリッジを備えた請
求項13に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項15】 請求項9に記載のインクカートリッジ
とヘッドを備えたことを特徴とするインクジェット記録
装置。 - 【請求項16】 請求項15に記載のインクジェット記
録装置において、更にインクカートリッジに収容したイ
ンクを記録ヘッドに対して供給する為のインク供給系を
有するインクジェット記録装置。
Priority Applications (11)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8116493A JPH06271802A (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクをもちいた機器 |
| US08/087,069 US5395434A (en) | 1992-07-10 | 1993-07-07 | Ink, ink-jet recording method, and ink-jet recording apparatus |
| EP99118733A EP0974627A1 (en) | 1992-07-10 | 1993-07-08 | Ink-jet recording method, and ink-jet recording apparatus |
| DE69329613T DE69329613T2 (de) | 1992-07-10 | 1993-07-08 | Tinte, Verfahren zur Tintenstrahlaufzeichnung und Tintenstrahlaufzeichnungsgerät |
| EP93110929A EP0592774B1 (en) | 1992-07-10 | 1993-07-08 | Ink, ink-jet recording method, and ink-jet recording apparatus |
| AT93110929T ATE197313T1 (de) | 1992-07-10 | 1993-07-08 | Tinte, verfahren zur tintenstrahlaufzeichnung und tintenstrahlaufzeichnungsgerät |
| CA002100201A CA2100201C (en) | 1992-07-10 | 1993-07-09 | Ink, ink-jet recording method, and ink-jet recording apparatus |
| CA002312643A CA2312643C (en) | 1992-07-10 | 1993-07-09 | Ink, ink-jet recording method, and ink-jet recording apparatus |
| AU41865/93A AU666951C (en) | 1992-07-10 | 1993-07-09 | Ink, ink-jet recording method, and ink-jet recording apparatus |
| KR1019930012990A KR0138890B1 (ko) | 1992-07-10 | 1993-07-10 | 잉크제트용잉크, 이것을 사용한 잉크제트기록 방법 및 잉크제트기록장치 |
| AU54516/96A AU682993B2 (en) | 1992-07-10 | 1996-05-24 | Ink-jet recording method and ink-jet recording apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8116493A JPH06271802A (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクをもちいた機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06271802A true JPH06271802A (ja) | 1994-09-27 |
Family
ID=13738823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8116493A Pending JPH06271802A (ja) | 1992-07-10 | 1993-03-17 | インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクをもちいた機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06271802A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997016496A1 (en) * | 1995-11-02 | 1997-05-09 | Seiko Epson Corporation | Color ink set for ink-jet recording |
| US6486916B1 (en) | 1995-01-05 | 2002-11-26 | Thomson Licensing Sa | Electronic recording camera with optimized power consumption |
-
1993
- 1993-03-17 JP JP8116493A patent/JPH06271802A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6486916B1 (en) | 1995-01-05 | 2002-11-26 | Thomson Licensing Sa | Electronic recording camera with optimized power consumption |
| WO1997016496A1 (en) * | 1995-11-02 | 1997-05-09 | Seiko Epson Corporation | Color ink set for ink-jet recording |
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