JPH06272460A - シャッター用開閉装置 - Google Patents

シャッター用開閉装置

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JPH06272460A
JPH06272460A JP8416793A JP8416793A JPH06272460A JP H06272460 A JPH06272460 A JP H06272460A JP 8416793 A JP8416793 A JP 8416793A JP 8416793 A JP8416793 A JP 8416793A JP H06272460 A JPH06272460 A JP H06272460A
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shutter
coil spring
closing device
wire
opening
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Yukio Sato
幸男 佐藤
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BOUSOU SHATAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャッターを弱い力で容易に開閉でき、操作
性、安全性、耐久性に優れ、小型、軽量化可能とする。 【構成】 コイルスプリング1の自由端2に動滑車3を
取付け、動滑車3にワイヤ6を折り返して掛け、同ワイ
ヤ6の一端をコイルスプリング1の保持端4側に固定
し、他端をシャッター5に連結した。請求項2では動滑
車3をコイルスプリング1の横に並べた。請求項3では
コイルスプリング1を隙間を設けて2本以上配置し、そ
の隙間に動滑車3を配置した。請求項4ではコイルスプ
リングの素線径d、コイル径D、ねじり応力τ0 (=τ
/κ)、応力修正係数κ、ねじり修正応力τにおいて、
同スプリング1のバネ力τ0 とシャッター5による圧縮
力Wとが式W=(πd3 )τ0 /16Dを満たすように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電車、船舶、貨物自動
車、飛行機等の輸送機械の乗降口や荷物の出入口、ビ
ル、工場、家屋等の建築物の窓、出入口、ゲート、或は
室内の間仕切り等に使用されるシャッターの開閉装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、貨物自動車の荷台の開閉や建築
物の窓、出入口、ゲート等には従来よりの開閉可能なシ
ャッターが使用されている。このシャッターにはモータ
等による自動開閉装置が取り付けられているものもある
が、重量、スペース、コストの制約等から手動式のシャ
ッターも依然多い。しかし通常は、手動式のシャッター
でも、シャッターの重みを軽減して開閉を容易にするた
めに補助的な開閉装置が付いているものも多い。
【0003】図4(a)は一般的な手動式のシャッター
の構造を分解図的に示したものである。このシャッター
は、輸送機械(例えば貨物自動車)の荷台の出入口や建
築物の出入部に設けられた2本のガイドレールA、Bの
間に、多数の短冊状の金属パネルCが上下方向に連結さ
れてなるシャッターDが上下方向にスライド可能に取り
付けられ、上方に押し上げられたシャッターDは天井の
裏面に沿って収容されるようになっている。
【0004】このシャッターDの上部にはワイヤ巻取り
式の開閉装置Eが取り付けられ、同開閉装置Eから伸び
るワイヤFがシャッターDの下縁に連結されて、シャッ
ターDを下に降ろす際には開閉装置E側(上方)に引張
力がかかっているワイヤFがシャッターDの重みで引き
出されながらシャッターDが閉じ、反対に閉じているシ
ャッターDを引き上げる際は、開閉装置E側に引張力が
かかっているワイヤFによりシャッターDが引き上げら
れて、シャッターDが弱い力でも手軽に上がるようにな
っている。
【0005】前記ワイヤ巻取り式の開閉装置Eは図4
(b)に示すように、ベアリングGによりシャッターD
の上部に回動自在に取り付けられた長尺な回転シャフト
Hと、ワイヤFが巻き付けられ且つ回転シャフトHの両
端に設けられた回転ドラムIと、回転シャフトHの長手
方向中程に配置され且つ一端がワインディングプラグJ
により回転シャフトHに固定され、他端がフレーム部材
KにアンカープラグLで固定されているスプリングMと
から構成されている。
【0006】そして、シャッターDを下げて回転ドラム
Iに巻き付けてあるワイヤFを引き出すと、同ドラムI
と回転シャフトHが回転しながらスプリングMがその巻
き方向に巻き締まるように回転して同スプリングMにバ
ネ力が蓄えられ、その後にシャッターDを上げると、前
記シャッターDの引き下げ時にスプリングMに蓄えられ
たバネ力により、回転シャフトH及び回転ドラムIが前
記とは逆方向に回転させられ、同ドラムIにワイヤFが
巻取られるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図4のワ
イヤ巻取り式の開閉装置Eには下記のような問題があっ
た。 .スプリングMが巻き締められたり、巻き戻されたり
するため、長期間使用するとスプリングMがへたって回
転ドラムIが回転しにくくなり、ワイヤFがばらけた
り、からんだりして故障の原因となる。 .シャッターDが一番上まで押し上げられて、ワイヤ
Fが目一杯回転ドラムIに巻き付けられた状態でも回転
ドラムIのワイヤFがばらけないようにするためには、
その状態でもスプリングMにある程度の巻き締め力が残
るようにしておかなければならない。しかしこのように
すると、シャッターDを引き下ろす時にもワイヤFによ
る引張力がかかるため、ある程度力を入れてシャッター
Dを引かないと引き下ろすことができず、降ろしにくく
なる。 .ワイヤFは長いため伸び易く、また切れる危険性も
増える。特に、ワイヤFが不意に切れると、同ワイヤF
に指が巻き込まれて怪我をすることがあり危険である。
【0008】本発明の目的は、シャッターを弱い力で容
易に開閉でき、操作性、安全性、耐久性に優れ、小型、
軽量化可能なシャッター用開閉装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1の
シャッター用開閉装置は、図1に示すように、一端が保
持され他端が自由なコイルスプリング1の自由端2側
に、同コイルスプリング1の伸縮に応じてその伸縮方向
に移動可能なるように動滑車3が取り付けられ、この動
滑車3に、一端がコイルスプリング1の保持端4側に固
定され、他端が開閉可能なシャッター5に連結されたワ
イヤ6を折り返して掛けてなるものである。
【0010】本発明のうち請求項2のシャッター用開閉
装置は、前記動滑車3がコイルスプリング1の横に並べ
て配置されてなるものである。
【0011】本発明のうち請求項3のシャッター用開閉
装置は、前記コイルスプリング1が2本以上使用され、
そのうちいずれか2本のコイルスプリング1を間隔を設
けて並べて配置して、その隙間に動滑車3を配置してな
るものである。
【0012】本発明のうち請求項4のシャッター用開閉
装置は、前記コイルスプリング1のバネ力(ねじり応
力)τ0 とシャッター5による圧縮力(シャッターの重
量+摩擦等)Wとの関係が次式を満たすことを特徴とす
るものである。 W=(πd3 )τ0 /16D ここでdはコイルスプリング1の素線径 Dはコイルスプリング1のコイル径 τ0 (=τ/κ)はねじり応力 κは応力修正係数 τはねじり修正応力である。
【0013】前記式W=(πd3 )τ0 /16Dはコイ
ルスプリングが1本の場合である。従って、例えばコイ
ルスプリングが2本の場合は、W=(πd3 )τ0 /8
D、4本の場合はW=(πd3 )τ0 /4Dとなる。
【0014】
【作用】本発明のうち請求項1のシャッター用開閉装置
では、シャッター5を下げると徐々にワイヤ6がシャッ
ター5に引かれて引き下げられ、同ワイヤ6により動滑
車3も引き下げられ、コイルスプリング1が圧縮され
て、シャッター5がワイヤ6、動滑車3を介してコイル
スプリング1のバネ力で支持される。このとき、シャッ
ター5の重量とコイルスプリング1のバネ力の強さが釣
り合うように設計しておけば、それ以降は、シャッター
5を軽く下に動かすだけでシャッター5が簡単に下降す
る。
【0015】次に、閉じているシャッター5を押し上げ
るときは、シャッター5を手で上に動かすだけで上昇す
る。この場合も、シャッター5の重量とコイルスプリン
グ1のバネ力の強さが釣り合うように設計しておけば、
シャッター5が弱い力で簡単に上昇する。
【0016】また、このシャッター用開閉装置では動滑
車3にワイヤ6が折り返されて掛けられているため、シ
ャッター5の移動量が多くても動滑車3の移動量及びコ
イルスプリング1の伸縮量はその半分ですむため装置が
大型化することがない。
【0017】本発明のうち請求項2のシャッター用開閉
装置では、動滑車3がコイルスプリング1の横に並べて
配置されているため、シャッター用開閉装置の高さが、
動滑車3をコイルスプリング1の上に配置する場合より
も低くなり、重心が低くなるので安定性が良い。
【0018】本発明のうち請求項3のシャッター用開閉
装置では、コイルスプリング1が2本以上使用されてい
るため、コイルスプリング1の本数を増やすだけで容易
にバネ力を大きくすることができ、また個々のコイルス
プリング1の負担も軽減されるためコイルスプリング1
自体の耐久性も向上する。2本のコイルスプリング1を
隙間を開けて並べて配置し、その隙間に動滑車3を配置
するのでシャッター用開閉装置がコンパクトになる。ま
た、シャッター用開閉装置の高さが動滑車3をコイルス
プリング1の上に配置する場合よりも低くなり、重心が
低くなるので安定性が良い。
【0019】本発明のうち請求項4のシャッター用開閉
装置では、コイルスプリング1のバネ力(ねじり応力)
τ0 とシャッター5による圧縮力(シャッターの重量+
摩擦等)WとがW=(πd3 )τ0 /16Dの関係式を
満たすようにしてるので、ワイヤ6の張力とシャッター
5の重量とがシャッター5が何処の位置にあっても釣り
合うようになり、同シャッター5の重量が見かけ上0に
なるので、シャッター5の上げ下げを弱い力(殆どゼ
ロ)で行うことができる。なお、この式においてdはコ
イルスプリング1の素線径、Dはコイルスプリング1の
コイル径、τ0 (=τ/κ)はねじり応力、κは応力修
正係数、τはねじり修正応力である。
【0020】
【実施例1】本発明のシャッター用開閉装置の一実施例
を図1、2に基づいて詳細に説明する。図1に示す実施
例はコイルスプリング1を縦向きにして横に2本平行に
並べて使用する場合である。この実施例では上下に適宜
間隔離して対向するように配置した2枚の金属プレート
10、11間に、2本の金属パイプ12、13が横に間
隔を空けて平行に並べて取り付けられ、この金属パイプ
12、13の外周にコイルスプリング1が1本づつ配置
されている。この場合、同コイルスプリング1の下端は
下側の金属プレート11の上面に取り付けられている金
属製の受皿14内に配置されてそれから外側に外れない
ように保持されており、上端は上側の金属プレート10
の下のスライド板16の下面に押し当てて自由(フリ
ー)な状態にしてある。
【0021】図1に示す3は動滑車である。この動滑車
3は、前記の2本のコイルスプリング1の上端に乗せら
れ且つ2本の金属パイプ12、13が貫通して両パイプ
12、13に沿って上下にスライド自在となるようにし
たスライド板16の下面の支持金具17に、軸18によ
り回動自在となるように吊り下げられて、コイルスプリ
ング1の伸縮に追随して上下動可能なるようにしてあ
る。
【0022】また、前記の上方の金属プレート10の上
面、下方の金属プレート11の下面には、夫々の長手方
向と直交するように金属製の細長板状の上方治具30、
下方治具31が2枚づつ適宜間隔離して対向させて取り
付けられており、上方治具30、下方治具31の間には
断面形状がコ字形で長尺な2本のカバー32、33が互
いに対向するように配置固定されて、図2(c)に示す
様に両カバー32、33により動滑車3の外周部分が被
覆(カバー)されるようにしてある。これは動滑車3に
掛けたスチール製のワイヤ6が動滑車3の移動時にそれ
から外れたり、或は誤ってワイヤ6と動滑車3との間に
指を挟んで怪我をしたりしないようにするためのもので
ある。
【0023】前記ワイヤ6は動滑車3に折り返されて掛
けられ、その一端が図2(a)のようにカバー33の長
手方向途中の貫通穴34より外側に引出され、その一端
が金属プレート11に取り付けられている金具20に取
付けられているフック21にワイヤ止め具22により固
定されて、間接的にコイルスプリング1の固定端側に固
定されている。またワイヤ6の他端はシャッター5の上
方に回転可能に取付けられた定滑車41等に掛けてシャ
ッター5側に導かれ、そのままシャッター5の上部から
真下に伸ばしてシャッター5の下縁に連結されている。
なお、図2(a)(b)のフック21を金具20に取り
付けてあるナット23を緩めて、同フック21の長さ
(金具20より上方への突出長)を調整すれば、シャッ
ター5にかかる引張力を調整することができる。
【0024】前記コイルスプリング1の素線径、コイル
径、長さ等は昇降させるシャッター5の重量、スライド
量に合わせて適当なものを選択する。具体的にはシャッ
ター5による圧縮力(シャッターの重量+摩擦等)Wが
下記の関係式を満たすようにする。 W=(πd3 )τ0 /16D ここでdはコイルスプリング1の素線径 Dはコイルスプリング1のコイル径 τ0 (=τ/κ)はねじり応力 κは応力修正係数 τはねじり修正応力である。 このようにするとシャッター5の荷重とワイヤ6との張
力が釣り合い、シャッター5の上げ下げに力が殆ど必要
なくなる。従って、例えば本発明のシャッター開閉用装
置を取付けたシャッター5をモータで駆動する場合、小
型のモータでも十分にシャッター5を開閉駆動させるこ
とができるようになり、省エネにつながる。
【0025】図1に示した前記シャッター5は多数本の
幅広の短冊状の金属パネル40を上下に回動可能なるよ
うに連結してなり、その両端部が例えばガレージの入口
の側壁から天井の裏面まで設けられたガイドレール45
に沿って上下にスライド可能なるようにしてある。
【0026】また、図1、2では支持金具17をスライ
ド板16の下面から下方に突設し、その支持金具17に
動滑車3を取付けて動滑車3を下向きにしてあるが、支
持金具17をスライド板16の上面から上方に突設し、
その支持金具17に動滑車3を取付けて上向きに突き出
させるようにしてもよい。また、図1の2本の金属パイ
プ12、13の途中に突起等を形成して、スライド板1
6のスライド範囲をその突起の範囲に規制し、シャッタ
ー5の移動量を規制する等しても良い。
【0027】
【使用例】本発明のシャッター用開閉装置は例えば、ガ
レージのシャッター5、電車、船舶、貨物自動車、飛行
機等の輸送機械の乗降口や荷物の出入口、ビル、工場、
家屋等の建築物の窓、ゲート等に設置されたシャッター
に連結してそれを開閉することができる。
【0028】それらのシャッターの駆動用として使用す
るためには、例えば図1に示す様に本発明のシャッター
用開閉装置をシャッターの横に縦向きに配置し、そのシ
ャッター用開閉装置から伸びるワイヤ6を定滑車41に
かけてシャッター5の脇に上方から下方に導いてシャッ
ター5の下縁に連結する。このとき、同シャッター5が
一番上に上がっている状態でワイヤ6がたるまないよう
にすると共にワイヤ6を掛けた動滑車3がコイルスプリ
ング1を圧縮しないようにセットする。この様にすれ
ば、あとは、シャッター5に手をそえて軽く上下動させ
るだけでシャッター5が開閉する。
【0029】図1ではシャッター用開閉装置をシャッタ
ー5の幅方向一側方に1セットだけ配置した場合の例で
あるが、シャッター5をよりスムーズに動かすためには
シャッター5の幅方向両側方の夫々にシャッター5を1
セットづつ計2セット、或はそれより多く配置してもよ
い。例えば計2セット使用する場合は、夫々のシャッタ
ー用開閉装置のワイヤ6をシャッター5の幅方向両端の
下縁に連結すると、シャッター5の幅方向両側のバラン
スが取れてシャッター5が昇降し易くなる。
【0030】
【実施例2】本発明のシャッター用開閉装置の他の実施
例を図3に基づいて説明する。この実施例はコイルスプ
リング1を1本使用する場合のものである。この実施例
では上部が金属プレート50によって塞がれた金属製の
筒体51の内側にコイルスプリング1が同筒体51の下
側に突き出すように差し込まれており、さらにこのコイ
ルスプリング1が筒体51から抜け落ちないように同ス
プリング1の上端(保持端4)が筒体51内に固定され
ている。そして前記コイルスプリング1の下端(自由端
2)には動滑車3を取り付けた金属パイプ52が差し込
まれ、また同金属パイプ52がコイルスプリング1から
抜け落ちないように金属パイプ52とコイルスプリング
1とが連結されている。
【0031】前記動滑車3は金属パイプ52に取り付け
られた断面形状がコ字形の取付金具53の内側に軸54
によって回動自在となるように取り付けられている。さ
らにこの動滑車3には、一端が前記金属プレート50に
フック21に固定され、他端が金属プレート50の通孔
55に差し込まれているワイヤ6が折り返されるように
して掛けられている。このため通孔55より突き出した
ワイヤ6を上方に引っ張ると、同ワイヤ6によって動滑
車3が回転させられながら上方に押し上げられ、さらに
同動滑車3によってコイルスプリング1が筒体51側へ
圧縮されるようになっている。
【0032】また、前記動滑車3がコイルスプリング1
の巻き方向に回転できないようにするため、動滑車3の
外周側が図3(b)に示すような断面形状がコ字形のガ
イドカバー56、57によりガイドされている。このガ
イドカバー56、57は動滑車3を挟み込むように同動
滑車3の外側に2本配置されており、これがコイルスプ
リング1の長手方向に沿って上下に伸びていると共に、
各カバー56、57の上端部分が前記金属プレート50
に固定されている。これにより動滑車3はコイルスプリ
ング1の巻き方向に首振りすることなく上下方向に移動
できるようになっている。
【0033】なお、前記フック21を金属プレート50
に取り付けているナット23を緩めて、同フック21の
長さ(金属プレート50より下方への突出長)を調整す
れば、ワイヤ6にかかる引張力を調整することができ
る。
【0034】
【使用例】図3のシャッター用開閉装置をガレージのシ
ャッター5、電車、船舶、貨物自動車、飛行機等の輸送
機械の乗降口や荷物の出入口、ビル、工場、家屋等の建
築物の窓、ゲート等に設置されたシャッターに連結し、
開閉させるためには、例えばこのシャッター用開閉装置
を図1のシャッター5の横に縦向きに配置し、同シャッ
ター用開閉装置から伸びるワイヤ6を定滑車41にかけ
てシャッター5の脇に上方から下方に導いてシャッター
5の下縁に連結する。このとき、同シャッター5が一番
上に上がっている状態でワイヤ6がたるまないようにす
ると共にワイヤ6を掛けた動滑車3がコイルスプリング
1を圧縮しないようにセットする。この様にすれば、あ
とは、シャッター5に手をそえて軽く上下動させるだけ
でシャッター5が開閉する。
【0035】実施例1、実施例2はそれぞれコイルスプ
リング1を2本、1本使用した場合の例であるが、本発
明のシャッター用開閉装置ではコイルスプリング1を3
本以上使用してもよく、バネ力のバランスの関係から偶
数本似するのが望ましい。なお、動滑車3はそのコイル
スプリング1の横に配置するのが望ましい、この様にす
れば、動滑車3をコイルスプリング1の上に配置する場
合よりもシャッター用開閉装置全体の背丈が低くなり、
重心が低くなり、安定性が増す。
【0036】
【発明の効果】本発明のうち請求項1のシャッター用開
閉装置によれば次のような効果がある。 .コイルスプリング1のバネ力でシャッター5の開閉
が助勢されるので、シャッター5が弱い力でスムースに
開閉する。 .動滑車3にワイヤ6が折り返して掛けられているの
で、シャッター5の移動量が多くても動滑車3の移動量
及びコイルスプリング1の伸縮量はその半分ですむため
装置が大型化することがない。 .シャッター5の開閉時にコイルスプリング1がその
軸線方向に伸縮するので、コイルスプリング1のへたり
が少なく、耐久性が高い。
【0037】本発明のうち請求項2のシャッター用開閉
装置によれば次の様な効果がある。 .動滑車3がコイルスプリング1の横に並べて配置さ
れているため、シャッター用開閉装置のコイルスプリン
グ1の軸線方向への長さが短くなり、シャッター用開閉
装置がコンパクトになり、狭い設置スペースにも取付可
能となる。 .シャッター用開閉装置の高さが、動滑車3をコイル
スプリング1の上に配置する場合よりも低くなり、重心
が低くなるので安定性が良い。
【0038】本発明のうち請求項3のシャッター用開閉
装置によれば次の様な効果がある。 .動滑車3が2本のコイルスプリング1の間の隙間に
配置されるので、請求項2の場合と同様にシャッター用
開閉装置がコンパクトになり、狭い設置スペースにも取
付可能となる。 .シャッター用開閉装置の高さが、動滑車3をコイル
スプリング1の上に配置する場合よりも低くなり、重心
が低くなるので安定性が良い。 .コイルスプリング1の本数を増減させるだけで軽い
シャッター5から重いシャッター5にまで幅広く使用す
ることができ、応用範囲が広い。
【0039】本発明のうち請求項4のシャッター用開閉
装置によれば次の様な効果がある。 .シャッター5による圧縮力(シャッターの重量+摩
擦等)Wが、関係式、W=(πd3 )τ0 /16Dを満
たすようにしたので、シャッター5の重みが見かけ上0
になり、シャッター5がどの位置にあっても、シャッタ
ー5に手をそえて軽く押したり引いたりするだけでシャ
ッター5はスムースに開閉する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシャッター用開閉装置の一実施例を示
す斜視図。
【図2】(a)は図1のシャッター用開閉装置の側面
図、(b)はその背面図、(c)は同図(b)のA−A
の断面図。
【図3】(a)は本発明のシャッター用開閉装置の他の
実施例を示す側面図、(b)はその下面図。
【図4】(a)は従来のワイヤ巻取り式の開閉装置の分
解斜視図、(b)は同装置のワイヤ巻取り機構を説明す
る説明図。
【符号の説明】
1 コイルスプリング 2 自由端 3 動滑車 4 保持端 5 シャッター 6 ワイヤ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が保持され他端が自由なコイルスプ
    リング1の自由端2側に、同コイルスプリング1の伸縮
    に応じてその伸縮方向に移動可能なるように動滑車3が
    取り付けられ、この動滑車3に、一端がコイルスプリン
    グ1の保持端4側に固定され、他端が開閉可能なシャッ
    ター5に連結されたワイヤ6を折り返して掛けてなるこ
    とを特徴とするシャッター用開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記動滑車3がコイルスプリング1の横
    に並べて配置されてなることを特徴とする請求項1のシ
    ャッター用開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記コイルスプリング1が2本以上使用
    され、そのうちいずれか2本のコイルスプリング1を隙
    間を設けて並べて配置し、その隙間に前記動滑車3を配
    置してなることを特徴とする請求項1又は請求項2のシ
    ャッター用開閉装置。
  4. 【請求項4】 前記コイルスプリング1のバネ力(ねじ
    り応力)τ0 とシャッター5による圧縮力(シャッター
    の重量+摩擦等)Wとの関係が次式を満たすことを特徴
    とする請求項1又は請求項2又は請求項3のシャッター
    用開閉装置。 W=(πd3 )τ0 /16D ここでdはコイルスプリング1の素線径 Dはコイルスプリング1のコイル径 τ0 (=τ/κ)はねじり応力 κは応力修正係数 τはねじり修正応力である。
JP08416793A 1993-03-17 1993-03-17 出入り口、間仕切り等のシャッター用開閉装置 Expired - Lifetime JP3411930B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7950861B2 (en) 2006-06-30 2011-05-31 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Opening-angle restricting device

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