JPH06272482A - 二重管の推進工法に於ける滑材又は裏込材の注入方法 - Google Patents
二重管の推進工法に於ける滑材又は裏込材の注入方法Info
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- JPH06272482A JPH06272482A JP5085113A JP8511393A JPH06272482A JP H06272482 A JPH06272482 A JP H06272482A JP 5085113 A JP5085113 A JP 5085113A JP 8511393 A JP8511393 A JP 8511393A JP H06272482 A JPH06272482 A JP H06272482A
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- lubricant
- hose
- double
- double pipe
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Abstract
(57)【要約】
【目的】内管と外管からなる二重管に設けたさや管に滑
材又は裏込材を注入する注入部材を挿通して二重管と地
山の間隙に滑材又は裏込材を注入する際に、注入部材の
位置決めを容易にする。 【構成】内管1と外管2との間に軸方向にさや管3及び
逆止弁4を形成した二重管Aを推進する際に、或いは管
路を敷設した後、さや管3に二重管Aの長さと等しい間
隔で二つのパッカー15,16を配置した注入部材11、或い
は複数本の二重管Aと相当する間隔で二つのパッカー1
5,16を配置した注入部材11及び該部材11に接続したホ
ース12を挿通し、所望の位置でパッカー15,16を膨張さ
せて固定する。ホース12の伸びに関わらず二つのパッカ
ーの間に1個或いは複数個の逆止弁4が対向するので、
注入部材11の位置合わせが極めて容易となる。
材又は裏込材を注入する注入部材を挿通して二重管と地
山の間隙に滑材又は裏込材を注入する際に、注入部材の
位置決めを容易にする。 【構成】内管1と外管2との間に軸方向にさや管3及び
逆止弁4を形成した二重管Aを推進する際に、或いは管
路を敷設した後、さや管3に二重管Aの長さと等しい間
隔で二つのパッカー15,16を配置した注入部材11、或い
は複数本の二重管Aと相当する間隔で二つのパッカー1
5,16を配置した注入部材11及び該部材11に接続したホ
ース12を挿通し、所望の位置でパッカー15,16を膨張さ
せて固定する。ホース12の伸びに関わらず二つのパッカ
ーの間に1個或いは複数個の逆止弁4が対向するので、
注入部材11の位置合わせが極めて容易となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内管と外管とからなる二
重管を推進して管路を敷設する際に二重管と地山の間に
滑材を注入する注入方法、又は管路を敷設した後該管路
と地山の間に裏込材を注入する方法に関するものであ
る。
重管を推進して管路を敷設する際に二重管と地山の間に
滑材を注入する注入方法、又は管路を敷設した後該管路
と地山の間に裏込材を注入する方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】下水道管路や上水道管路を敷設するに際
し、先頭に掘削機を配設すると共に該掘削機の後端にヒ
ューム管や鉄管等の管を連続させて元押装置によって推
進する推進工法が採用されている。この工法では、掘削
機の外周と地山との間及び管の外周と地山との間に発生
する摩擦抵抗を低減させるために、管の外周と地山の間
に滑材を注入している。また管の内径が800 mm以上であ
る場合、管路の敷設後、管路の外周と地山の間に形成さ
れた間隙に裏込材を充填している。
し、先頭に掘削機を配設すると共に該掘削機の後端にヒ
ューム管や鉄管等の管を連続させて元押装置によって推
進する推進工法が採用されている。この工法では、掘削
機の外周と地山との間及び管の外周と地山との間に発生
する摩擦抵抗を低減させるために、管の外周と地山の間
に滑材を注入している。また管の内径が800 mm以上であ
る場合、管路の敷設後、管路の外周と地山の間に形成さ
れた間隙に裏込材を充填している。
【0003】上記工法に使用される内径800 mm以上の管
では、予め所定位置に管の外周と地山との間に滑材或い
は裏込材を注入するホースを接続するための孔が形成さ
れている。そして管路の敷設中、或いは管路を敷設した
後、管の内部に滑材或いは裏込材供給用のホースを持っ
た作業員が入り、ホースを孔に接続して地上に設置され
た滑材供給装置或いは裏込材供給装置から滑材,裏込材
を供給することで、管路と地山の間に注入している。然
し、管の内径が800 mm以下の場合、法令によって該管の
内部に作業員が入ることを禁止されているため、管路と
地山の間に裏込材を注入することは出来ない。
では、予め所定位置に管の外周と地山との間に滑材或い
は裏込材を注入するホースを接続するための孔が形成さ
れている。そして管路の敷設中、或いは管路を敷設した
後、管の内部に滑材或いは裏込材供給用のホースを持っ
た作業員が入り、ホースを孔に接続して地上に設置され
た滑材供給装置或いは裏込材供給装置から滑材,裏込材
を供給することで、管路と地山の間に注入している。然
し、管の内径が800 mm以下の場合、法令によって該管の
内部に作業員が入ることを禁止されているため、管路と
地山の間に裏込材を注入することは出来ない。
【0004】一方、都市ガス,天然ガス等のガスを供給
する管を地中に敷設することがある。この場合、予め推
進工法によってガスを供給する管の外径よりも充分に大
きい内径を持ったヒューム管からなる管路を敷設し、こ
の管路と地山の間隙に裏込材を充填した後、ヒューム管
の内部にガスを流通させる管路を構成するのが一般であ
る。
する管を地中に敷設することがある。この場合、予め推
進工法によってガスを供給する管の外径よりも充分に大
きい内径を持ったヒューム管からなる管路を敷設し、こ
の管路と地山の間隙に裏込材を充填した後、ヒューム管
の内部にガスを流通させる管路を構成するのが一般であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ガスを供給する管路を
敷設する場合、上記の如く予めヒューム管を敷設した後
該管路の内部にガス供給管を敷設するのでは、工期が長
くなり且つ敷設コストが上昇するという問題がある。こ
のため、本件発明者等は、予め内管と外管を一体的に構
成した二重管を掘削機に後続させ、内管どうしを溶接接
合しつつ推進してガスを供給する管路を敷設する工法を
開発した。
敷設する場合、上記の如く予めヒューム管を敷設した後
該管路の内部にガス供給管を敷設するのでは、工期が長
くなり且つ敷設コストが上昇するという問題がある。こ
のため、本件発明者等は、予め内管と外管を一体的に構
成した二重管を掘削機に後続させ、内管どうしを溶接接
合しつつ推進してガスを供給する管路を敷設する工法を
開発した。
【0006】上記の如き管路では内管に高度な気密性が
要求されるため、内管に滑材或いは裏込材を供給するホ
ースを接続する孔を形成しておくことは出来ない。この
ため、予め内管と外管の間に滑材或いは裏込材を注入す
る注入部材を挿通するさや管を設けると共に外管に逆止
弁を設けている。そしてさや管の内部に注入部材を挿通
して所望の位置で固定して滑材或いは裏込材を注入し得
るように構成されている。
要求されるため、内管に滑材或いは裏込材を供給するホ
ースを接続する孔を形成しておくことは出来ない。この
ため、予め内管と外管の間に滑材或いは裏込材を注入す
る注入部材を挿通するさや管を設けると共に外管に逆止
弁を設けている。そしてさや管の内部に注入部材を挿通
して所望の位置で固定して滑材或いは裏込材を注入し得
るように構成されている。
【0007】二重管と地山の間に滑材或いは裏込材を注
入するに際し、さや管内に挿通された注入部材をウイン
チ等によって牽引して移動させることで逆止弁に対向さ
せる位置決め作業が行われる。このとき、注入部材はさ
や管の内面と接触しつつ移動するため、摩擦抵抗によっ
て滑材或いは裏込材を供給するホースに伸びが生じ、注
入部材を正確に位置決めすることが困難であるという問
題がある。
入するに際し、さや管内に挿通された注入部材をウイン
チ等によって牽引して移動させることで逆止弁に対向さ
せる位置決め作業が行われる。このとき、注入部材はさ
や管の内面と接触しつつ移動するため、摩擦抵抗によっ
て滑材或いは裏込材を供給するホースに伸びが生じ、注
入部材を正確に位置決めすることが困難であるという問
題がある。
【0008】また伸びを少なくするために硬度の高いホ
ースを使用すると、該ホースの許容曲げ半径が大きくな
り、ホースリールの径を大きくしたり、或いは大きい牽
引力が必要となるという問題がある。
ースを使用すると、該ホースの許容曲げ半径が大きくな
り、ホースリールの径を大きくしたり、或いは大きい牽
引力が必要となるという問題がある。
【0009】本発明の目的は、ホースの伸びに関わらず
容易に注入部材を逆止弁に対向させて位置決めすること
を可能とした滑材又は裏込材の注入方法を提供せんとす
るものである。
容易に注入部材を逆止弁に対向させて位置決めすること
を可能とした滑材又は裏込材の注入方法を提供せんとす
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る二重管の推進工法に於ける滑材又は裏込
材の注入方法は、予め内管と外管の間に管の長手方向に
さや管を設けると共に外管に該外管の外部とさや管を接
続する逆止弁を設けた二重管を掘削機に後続させて管路
を敷設する際に二重管と地山の間に滑材を注入する注入
方法又は管路を敷設した後二重管と地山の間に裏込材を
注入する注入方法であって、推進すべき二重管の長さと
略等しい間隔を持って、或いは複数の二重管の長さと略
等しい間隔を持って二つのパッカーを配置すると共にこ
れ等のパッカーの間に滑材又は裏込材を吐出する吐出口
を設けた注入部材をホースの先端に接続し、前記注入部
材及びホースをさや管内に挿通して所望の位置でパッカ
ーを膨張させて固定し、その後、前記ホースを介して滑
材又は裏込材を供給して注入部材の吐出口から吐出させ
ると共に、該滑材又は裏込材を逆止弁を介して二重管と
地山の間に注入することを特徴とするものである。
に本発明に係る二重管の推進工法に於ける滑材又は裏込
材の注入方法は、予め内管と外管の間に管の長手方向に
さや管を設けると共に外管に該外管の外部とさや管を接
続する逆止弁を設けた二重管を掘削機に後続させて管路
を敷設する際に二重管と地山の間に滑材を注入する注入
方法又は管路を敷設した後二重管と地山の間に裏込材を
注入する注入方法であって、推進すべき二重管の長さと
略等しい間隔を持って、或いは複数の二重管の長さと略
等しい間隔を持って二つのパッカーを配置すると共にこ
れ等のパッカーの間に滑材又は裏込材を吐出する吐出口
を設けた注入部材をホースの先端に接続し、前記注入部
材及びホースをさや管内に挿通して所望の位置でパッカ
ーを膨張させて固定し、その後、前記ホースを介して滑
材又は裏込材を供給して注入部材の吐出口から吐出させ
ると共に、該滑材又は裏込材を逆止弁を介して二重管と
地山の間に注入することを特徴とするものである。
【0011】
【作用】上記二重管の推進工法に於ける滑材又は裏込材
の注入方法(以下単に『注入方法』という)によれば、
さや管内に挿通された注入部材を牽引する際にホースに
伸びが生じても、この伸びに影響されることなく容易に
注入部材を逆止弁に対向させる位置まで移動させて二重
管と地山との間に滑材或いは裏込材を注入することが出
来る。
の注入方法(以下単に『注入方法』という)によれば、
さや管内に挿通された注入部材を牽引する際にホースに
伸びが生じても、この伸びに影響されることなく容易に
注入部材を逆止弁に対向させる位置まで移動させて二重
管と地山との間に滑材或いは裏込材を注入することが出
来る。
【0012】即ち、二重管と等しい長さを持って二つの
パッカーを配置すると共にこれ等のパッカーの間に滑材
或いは裏込材を吐出する吐出口を設けて注入部材をホー
スに接続したので、滑材を注入する際には二重管の敷設
中に、また裏込材を注入する際には二重管を敷設した
後、前記注入部材を内管と外管の間に設けたさや管に挿
通すると共に牽引して移動させ、該注入部材を任意の位
置で固定した場合、牽引によりホースに伸びが生じてい
ても、二つのパッカーの間隔は二重管の長さと等しいか
或いは長くなる。
パッカーを配置すると共にこれ等のパッカーの間に滑材
或いは裏込材を吐出する吐出口を設けて注入部材をホー
スに接続したので、滑材を注入する際には二重管の敷設
中に、また裏込材を注入する際には二重管を敷設した
後、前記注入部材を内管と外管の間に設けたさや管に挿
通すると共に牽引して移動させ、該注入部材を任意の位
置で固定した場合、牽引によりホースに伸びが生じてい
ても、二つのパッカーの間隔は二重管の長さと等しいか
或いは長くなる。
【0013】このため、注入部材が如何なる位置で固定
され且つホースに如何なる伸びが生じても、注入部材の
二つのパッカーの間に外管に設けた逆止弁が位置するこ
ととなる。従って、ホースに生じた伸びに関わらず容易
に注入部材を逆止弁に対向させることが可能となり、滑
材或いは裏込材を注入する作業を容易に行うことが出来
る。
され且つホースに如何なる伸びが生じても、注入部材の
二つのパッカーの間に外管に設けた逆止弁が位置するこ
ととなる。従って、ホースに生じた伸びに関わらず容易
に注入部材を逆止弁に対向させることが可能となり、滑
材或いは裏込材を注入する作業を容易に行うことが出来
る。
【0014】またホースに生じる伸びに関わらず位置決
めが容易となる。このため、硬度の低い,許容曲げ半径
の小さいホースを使用することが可能となり、ホースリ
ールの大きさを小さくすることが出来る。
めが容易となる。このため、硬度の低い,許容曲げ半径
の小さいホースを使用することが可能となり、ホースリ
ールの大きさを小さくすることが出来る。
【0015】また注入部材を構成するパッカーの間隔を
複数本の二重管に相当する長さに設定した場合には、二
重管と地山の間に複数の逆止弁から同時に滑材或いは裏
込材を注入することが出来る。
複数本の二重管に相当する長さに設定した場合には、二
重管と地山の間に複数の逆止弁から同時に滑材或いは裏
込材を注入することが出来る。
【0016】
【実施例】以下、上記注入方法の一実施例について図を
用いて説明する。図1は推進中の二重管と地山の間に滑
材を注入する状態を説明する図、図2は注入部材の構成
を説明する断面図である。
用いて説明する。図1は推進中の二重管と地山の間に滑
材を注入する状態を説明する図、図2は注入部材の構成
を説明する断面図である。
【0017】本発明に係る注入方法は、通常実施されて
いるセミシールド工法を採用して内管と外管とからなる
二重管を推進して管路を敷設する際に外管と地山の間に
形成された間隙に滑材を注入し、或いは管路を敷設した
後、外管と地山の間に形成された間隙に裏込材を注入す
るためのものである。尚、本発明に於いて、滑材の注入
方法と裏込材の注入方法とは実質的に同一であるため、
以下代表して滑材を注入する場合について説明する。
いるセミシールド工法を採用して内管と外管とからなる
二重管を推進して管路を敷設する際に外管と地山の間に
形成された間隙に滑材を注入し、或いは管路を敷設した
後、外管と地山の間に形成された間隙に裏込材を注入す
るためのものである。尚、本発明に於いて、滑材の注入
方法と裏込材の注入方法とは実質的に同一であるため、
以下代表して滑材を注入する場合について説明する。
【0018】先ず二重管Aの概略構成について図1によ
り説明する。尚、図1に於ける二重管Aは寸法,形状共
に模式的に記載されている。二重管Aは内管1と外管2
とからなり、内管1は該内管1と外管2の間に形成され
た図示しないブラケットによって保持されている。内管
1及び外管2は夫々予め設定された径を有する鋼管によ
って構成されている。
り説明する。尚、図1に於ける二重管Aは寸法,形状共
に模式的に記載されている。二重管Aは内管1と外管2
とからなり、内管1は該内管1と外管2の間に形成され
た図示しないブラケットによって保持されている。内管
1及び外管2は夫々予め設定された径を有する鋼管によ
って構成されている。
【0019】本実施例に於ける二重管Aは可燃性ガスを
供給することを目的としており、内管1は高度の気密性
を要求される。このため、既に推進された二重管Aに新
たな二重管Aを接続する場合、内管1は全周にわたって
溶接される。
供給することを目的としており、内管1は高度の気密性
を要求される。このため、既に推進された二重管Aに新
たな二重管Aを接続する場合、内管1は全周にわたって
溶接される。
【0020】内管1と外管2の間であって二重管Aの長
手方向に図2に示す注入部材11を挿通するさや管3が設
けられている。また個々の外管2の所定位置には、さや
管3と接続され且つ外管2の外周に開口した逆止弁4が
設けられている。この逆止弁4は、滑材或いは裏込材を
外管2と地山の間に形成された間隙5に注入すると共
に、該間隙5にある地下水等が二重管A内へ浸透するこ
とを防止するものである。
手方向に図2に示す注入部材11を挿通するさや管3が設
けられている。また個々の外管2の所定位置には、さや
管3と接続され且つ外管2の外周に開口した逆止弁4が
設けられている。この逆止弁4は、滑材或いは裏込材を
外管2と地山の間に形成された間隙5に注入すると共
に、該間隙5にある地下水等が二重管A内へ浸透するこ
とを防止するものである。
【0021】上記の如く構成された二重管Aは元押装置
6によって推進される。即ち、所定の位置に設けた発進
立坑7に敷設すべき管路と一致させて元押装置6を設置
し、該元押装置6によってワイヤ9aを巻き付けたウイ
ンチ9を設けた掘削機8、及び掘削機8に後続させた二
重管Aを図示しない到着立坑に向かって推進し、掘削機
8が到着立坑に到着したときこれ等の立坑の間に目的の
管路が敷設される。
6によって推進される。即ち、所定の位置に設けた発進
立坑7に敷設すべき管路と一致させて元押装置6を設置
し、該元押装置6によってワイヤ9aを巻き付けたウイ
ンチ9を設けた掘削機8、及び掘削機8に後続させた二
重管Aを図示しない到着立坑に向かって推進し、掘削機
8が到着立坑に到着したときこれ等の立坑の間に目的の
管路が敷設される。
【0022】次に、二重管Aを推進する際に外管2と地
山の間に形成された間隙5に滑材を注入する滑材注入装
置Bの構成について図1,図2により説明する。この滑
材注入装置Bは、滑材を圧送するポンプ10と、一端がポ
ンプ10に接続され他端に注入部材11を取り付けたホース
12と、ホース12を巻き付けたリール13と、滑材の注入作
業を制御する操作盤14とによって構成されている。
山の間に形成された間隙5に滑材を注入する滑材注入装
置Bの構成について図1,図2により説明する。この滑
材注入装置Bは、滑材を圧送するポンプ10と、一端がポ
ンプ10に接続され他端に注入部材11を取り付けたホース
12と、ホース12を巻き付けたリール13と、滑材の注入作
業を制御する操作盤14とによって構成されている。
【0023】注入部材11は、二重管Aの長さと等しい間
隔(例えば6000mm)、或いは複数の二重管Aの長さに相
当する間隔(例えば 30000mm)を持って配置された二つ
のパッカー15,16を有しており、これ等のパッカー15,
16をホース17によって接続して構成されている。
隔(例えば6000mm)、或いは複数の二重管Aの長さに相
当する間隔(例えば 30000mm)を持って配置された二つ
のパッカー15,16を有しており、これ等のパッカー15,
16をホース17によって接続して構成されている。
【0024】パッカー15,16は、間隙5に滑材を注入す
る際にさや管3に挿通され、且つ所望の位置まで牽引さ
れた注入部材11を固定するものであり、夫々可撓性を有
するゴム製のチューブ18を有している。そして注入部材
11をさや管3内に挿通し、所望の位置まで移動させた
後、圧力ガスを供給してチューブ18を膨張させて該チュ
ーブ18をさや管3の内面に密着させることで、注入部材
11を固定すると共に膨張したチューブ18によって他の部
分から遮断している。
る際にさや管3に挿通され、且つ所望の位置まで牽引さ
れた注入部材11を固定するものであり、夫々可撓性を有
するゴム製のチューブ18を有している。そして注入部材
11をさや管3内に挿通し、所望の位置まで移動させた
後、圧力ガスを供給してチューブ18を膨張させて該チュ
ーブ18をさや管3の内面に密着させることで、注入部材
11を固定すると共に膨張したチューブ18によって他の部
分から遮断している。
【0025】パッカー15には、一方の端部にホース12と
接続されるニップル15aが形成され、内部にチューブ18
を膨張させる圧力エア或いは窒素ガス等の圧力ガスを流
通させる流通管19及び該流通管19との間に滑材を流通さ
せる通路15bが形成され、他方の端部に供給された滑材
をさや管3の内部に吐出する吐出口15cが形成されてい
る。前記流通管19の端部はホース17内で開口し、流通管
19に供給された圧力ガスはホース17を通ってパッカー16
に供給される。
接続されるニップル15aが形成され、内部にチューブ18
を膨張させる圧力エア或いは窒素ガス等の圧力ガスを流
通させる流通管19及び該流通管19との間に滑材を流通さ
せる通路15bが形成され、他方の端部に供給された滑材
をさや管3の内部に吐出する吐出口15cが形成されてい
る。前記流通管19の端部はホース17内で開口し、流通管
19に供給された圧力ガスはホース17を通ってパッカー16
に供給される。
【0026】パッカー16の内部には圧力ガスを流通させ
る通路16aが形成されており、該通路16aに供給された
圧力ガスによってチューブ18を膨張させるように構成さ
れている。またパッカー16の先端にはウインチ9に巻き
付けたワイヤ9aを接続するフック16bが設けられてい
る。
る通路16aが形成されており、該通路16aに供給された
圧力ガスによってチューブ18を膨張させるように構成さ
れている。またパッカー16の先端にはウインチ9に巻き
付けたワイヤ9aを接続するフック16bが設けられてい
る。
【0027】次に、二重管Aを推進する際に外管2と地
山の間に形成された間隙5に滑材を注入する手順につい
て説明する。予め二重管Aに設けたさや管3には掘削機
8のウインチ9に巻き付けたワイヤ9aが挿通される。
そして注入部材11のパッカー16の先端に設けたフック16
bにワイヤ9aを接続してウインチ9を作動させること
で、注入部材11及び該部材11に接続されたホース12を牽
引してさや管3内に挿通すると共に掘削機8側に移動さ
せる。
山の間に形成された間隙5に滑材を注入する手順につい
て説明する。予め二重管Aに設けたさや管3には掘削機
8のウインチ9に巻き付けたワイヤ9aが挿通される。
そして注入部材11のパッカー16の先端に設けたフック16
bにワイヤ9aを接続してウインチ9を作動させること
で、注入部材11及び該部材11に接続されたホース12を牽
引してさや管3内に挿通すると共に掘削機8側に移動さ
せる。
【0028】上記牽引によってホース12に張力が作用し
て伸びが生じる。ホース12に生じる伸びは、該ホース12
が牽引される際の摩擦抵抗や他の負荷によって異なる。
このため、注入部材11を牽引してさや管3内で移動させ
つつ、例えばワイヤ9aの長さを測定しても、注入部材
11が逆止弁4に対向した位置にあるか否かを正確に知る
ことは困難である。
て伸びが生じる。ホース12に生じる伸びは、該ホース12
が牽引される際の摩擦抵抗や他の負荷によって異なる。
このため、注入部材11を牽引してさや管3内で移動させ
つつ、例えばワイヤ9aの長さを測定しても、注入部材
11が逆止弁4に対向した位置にあるか否かを正確に知る
ことは困難である。
【0029】然し、注入部材11を構成する二つのパッカ
ー15,16の間隔を二重管Aと等しい寸法に設定すること
によって、さや管3内に於ける注入部材11の位置に関わ
らず、且つホース12の伸び如何に関わらず、パッカー1
5,16の間に1個の逆止弁4が必ず位置することとな
る。またパッカー15,16の間隔を複数本の二重管Aに相
当する長さに設定した場合、さや管3内に於ける注入部
材11の位置に関わらずパッカー15,16の間に複数個の逆
止弁4が対向することとなる。
ー15,16の間隔を二重管Aと等しい寸法に設定すること
によって、さや管3内に於ける注入部材11の位置に関わ
らず、且つホース12の伸び如何に関わらず、パッカー1
5,16の間に1個の逆止弁4が必ず位置することとな
る。またパッカー15,16の間隔を複数本の二重管Aに相
当する長さに設定した場合、さや管3内に於ける注入部
材11の位置に関わらずパッカー15,16の間に複数個の逆
止弁4が対向することとなる。
【0030】このため、二重管Aの推進中に該二重管A
と地山の間に形成された間隙5に滑材を注入する場合、
注入部材11と逆止弁4との相対位置を極めて容易に設定
することが可能となる。
と地山の間に形成された間隙5に滑材を注入する場合、
注入部材11と逆止弁4との相対位置を極めて容易に設定
することが可能となる。
【0031】即ち、ホース12として硬度の低いホースを
用いた場合であっても、該ホースの伸びの影響を排除し
得ることとなる。このため、硬度の低い従って許容曲げ
半径の小さいホースを使用することでホースリール13の
径を小さくすることが可能となり、該リール13を駆動す
るモーターの出力を小さくすることが可能となる。
用いた場合であっても、該ホースの伸びの影響を排除し
得ることとなる。このため、硬度の低い従って許容曲げ
半径の小さいホースを使用することでホースリール13の
径を小さくすることが可能となり、該リール13を駆動す
るモーターの出力を小さくすることが可能となる。
【0032】前述の実施例では、間隙5に滑材を注入す
る場合について説明したが、裏込材を注入する場合であ
っても、本実施例と同一の構成を持った注入部材11を使
用すると共に同一の構成をもった裏込材注入装置を使用
し、同様の操作を行うことで容易に裏込材を注入するこ
とが可能である。
る場合について説明したが、裏込材を注入する場合であ
っても、本実施例と同一の構成を持った注入部材11を使
用すると共に同一の構成をもった裏込材注入装置を使用
し、同様の操作を行うことで容易に裏込材を注入するこ
とが可能である。
【0033】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
二重管の推進工法に於ける滑材又は裏込材の注入方法で
は、ホースに生じた伸びに関わらず、注入部材の逆止弁
に対する位置決めを極めて容易に行うことが出来る。こ
のため、二重管の敷設作業を容易に且つ迅速に行うこと
が出来る。
二重管の推進工法に於ける滑材又は裏込材の注入方法で
は、ホースに生じた伸びに関わらず、注入部材の逆止弁
に対する位置決めを極めて容易に行うことが出来る。こ
のため、二重管の敷設作業を容易に且つ迅速に行うこと
が出来る。
【0034】またホースに生じる伸びの影響を排除する
ことが可能となるため、硬度の低い従って許容曲げ半径
の小さいホースを使用することが可能となり、ホースリ
ールの直径及び該リールを駆動するモーターの出力等を
小さくすることが出来る等の特徴を有するものである。
ことが可能となるため、硬度の低い従って許容曲げ半径
の小さいホースを使用することが可能となり、ホースリ
ールの直径及び該リールを駆動するモーターの出力等を
小さくすることが出来る等の特徴を有するものである。
【図1】推進中の二重管と地山の間に滑材を注入する状
態を説明する図である。
態を説明する図である。
【図2】注入部材の構成を説明する断面図である。
A 二重管 B 滑材注入装置 1 内管 2 外管 3 さや管 4 逆止弁 5 間隙 8 掘削機 9 ウインチ 10 ポンプ 11 注入部材 12 ホース 13 リール 14 操作盤 15,16 パッカー 15b 通路 15c 吐出口 17 ホース 18 チューブ 19 流通管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 楮山 誠 神奈川県座間市相模が丘5−14−10−310 (72)発明者 宇野 秀樹 埼玉県所沢市若松町1118−22
Claims (2)
- 【請求項1】 予め内管と外管の間に管の長手方向にさ
や管を設けると共に外管に該外管の外部とさや管を接続
する逆止弁を設けた二重管を掘削機に後続させて管路を
敷設する際に二重管と地山の間に滑材を注入する注入方
法又は管路を敷設した後二重管と地山の間に裏込材を注
入する注入方法であって、推進すべき二重管の長さと略
等しい間隔を持って二つのパッカーを配置すると共にこ
れ等のパッカーの間に滑材又は裏込材を吐出する吐出口
を設けた注入部材をホースの先端に接続し、前記注入部
材及びホースをさや管内に挿通して所望の位置でパッカ
ーを膨張させて固定し、その後、前記ホースを介して滑
材又は裏込材を供給して注入部材の吐出口から吐出させ
ると共に、該滑材又は裏込材を逆止弁を介して二重管と
地山の間に注入することを特徴とした二重管の推進工法
に於ける滑材又は裏込材の注入方法。 - 【請求項2】 予め内管と外管の間に管の長手方向にさ
や管を設けると共に外管に該外管の外部とさや管を接続
する逆止弁を設けた二重管を掘削機に後続させて管路を
敷設する際に二重管と地山の間に滑材を注入する注入方
法又は管路を敷設した後二重管と地山の間に裏込材を注
入する注入方法であって、複数の二重管の長さと略等し
い間隔を持って二つのパッカーを配置すると共にこれ等
のパッカーの間に滑材又は裏込材を吐出する吐出口を設
けた注入部材をホースの先端に接続し、前記注入部材及
びホースをさや管内に挿通して所望の位置でパッカーを
膨張させて固定し、その後、前記ホースを介して滑材又
は裏込材を供給して注入部材の吐出口から吐出させると
共に、該滑材又は裏込材を逆止弁を介して二重管と地山
の間に注入することを特徴とした二重管の推進工法に於
ける滑材又は裏込材の注入方法。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5085113A JPH06272482A (ja) | 1993-03-22 | 1993-03-22 | 二重管の推進工法に於ける滑材又は裏込材の注入方法 |
| US08/196,369 US5527135A (en) | 1993-03-03 | 1994-02-15 | Method for injecting lubricant or back-filling material into a space between the outside of double-wall pipes and the ground in the pipe-jacking method and an apparatus therefor |
| EP96113215A EP0750096B1 (en) | 1993-03-03 | 1994-02-22 | A method for injecting back-filling material into a space between the outside of double-wall pipes and the ground in the pipe-jacking method |
| DE69406155T DE69406155T2 (de) | 1993-03-03 | 1994-02-22 | Verfahren und Vorrichtung zum Eintreiben von Rohren in den Boden |
| KR1019940003083A KR100229398B1 (ko) | 1993-03-03 | 1994-02-22 | 이중관의 추진공법에 대한 활재 또는 이입재주입방법 및 주입장치 |
| DE69424188T DE69424188T2 (de) | 1993-03-03 | 1994-02-22 | Verfahren zum Einspritzen von Zurückfüllungsmaterial in einen Raum zwischen der Aussenseite von doppelwandigen Rohren und dem Boden für die Rohrvorpressmethode |
| EP94301236A EP0613991B1 (en) | 1993-03-03 | 1994-02-22 | Apparatus and for driving pipes into the ground |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5085113A JPH06272482A (ja) | 1993-03-22 | 1993-03-22 | 二重管の推進工法に於ける滑材又は裏込材の注入方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06272482A true JPH06272482A (ja) | 1994-09-27 |
Family
ID=13849577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5085113A Pending JPH06272482A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-22 | 二重管の推進工法に於ける滑材又は裏込材の注入方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06272482A (ja) |
-
1993
- 1993-03-22 JP JP5085113A patent/JPH06272482A/ja active Pending
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