JPH0627278Y2 - 薄板構造物の低歪溶接装置 - Google Patents
薄板構造物の低歪溶接装置Info
- Publication number
- JPH0627278Y2 JPH0627278Y2 JP1988106535U JP10653588U JPH0627278Y2 JP H0627278 Y2 JPH0627278 Y2 JP H0627278Y2 JP 1988106535 U JP1988106535 U JP 1988106535U JP 10653588 U JP10653588 U JP 10653588U JP H0627278 Y2 JPH0627278 Y2 JP H0627278Y2
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- JP
- Japan
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- welding
- thin plate
- low distortion
- dry ice
- welded
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、造船用3次元薄板構造物の突合わせ隅肉溶接
を行う場合に好適な、低歪溶接装置に関する。
を行う場合に好適な、低歪溶接装置に関する。
従来、造船用3次元薄板構造物の突合わせ隅肉溶接をア
ーク溶接法により施すにあたつては、第2図斜視図に示
すように、薄い敷板1の上に薄い縦板2及び薄い横板3
を升形に組合わせ、敷板1と縦板2,横板3の突合わせ
隅肉溶接継手部に沿い、溶接トーチ4,ワイヤ5及び制
御盤6を搭載した溶接台車7を走行させて隅肉溶接を施
し、溶接ビード8を形成しているが、溶接された薄板構
造物においては、第3図正面図に示すように、大きい溶
接入熱量によつて敷板1がたわみ変形1′を生じてしま
う。
ーク溶接法により施すにあたつては、第2図斜視図に示
すように、薄い敷板1の上に薄い縦板2及び薄い横板3
を升形に組合わせ、敷板1と縦板2,横板3の突合わせ
隅肉溶接継手部に沿い、溶接トーチ4,ワイヤ5及び制
御盤6を搭載した溶接台車7を走行させて隅肉溶接を施
し、溶接ビード8を形成しているが、溶接された薄板構
造物においては、第3図正面図に示すように、大きい溶
接入熱量によつて敷板1がたわみ変形1′を生じてしま
う。
従つて溶接後、ガスバーナー等により点状,線状加熱を
施して歪取りを行い、凹凸の歪を平面になるよう仕上げ
ているが、この歪取り作業は、感と経験を要する熟練作
業のため、多大の時間,工数を要し、生産効率を阻害し
ている。
施して歪取りを行い、凹凸の歪を平面になるよう仕上げ
ているが、この歪取り作業は、感と経験を要する熟練作
業のため、多大の時間,工数を要し、生産効率を阻害し
ている。
本考案は、このような事情に鑑みて提案されたもので、
薄板構造物への入熱の抑制と降伏歪の除去を行い、溶接
途中で歪を抑制又は除去することができ、溶接作業時
間,工数の低減と溶接精度の向上を図ることができる薄
板構造物の低歪溶接装置を提供することを目的とする。
薄板構造物への入熱の抑制と降伏歪の除去を行い、溶接
途中で歪を抑制又は除去することができ、溶接作業時
間,工数の低減と溶接精度の向上を図ることができる薄
板構造物の低歪溶接装置を提供することを目的とする。
そのために本考案は、3次元構造物を構成する被溶接薄
板の溶接継手部にアーク溶接を施す溶接装置と、同溶接
装置に併設され高昇華状固体粒子を上記被溶接薄板表面
に高速で吹付ける手段とを具えたことを特徴とする。
板の溶接継手部にアーク溶接を施す溶接装置と、同溶接
装置に併設され高昇華状固体粒子を上記被溶接薄板表面
に高速で吹付ける手段とを具えたことを特徴とする。
本考案装置においては、吹付け固体粒子の昇華作用によ
る冷却効果により被溶接薄板への入熱を抑制するととも
に、吹付け衝撃作用により降伏歪を除去することがで
き、溶接をしながら溶接歪の抑制又は除去を行い、ひい
ては溶接作業時間,工数の低減と溶接精度の向上を図る
ことができる。
る冷却効果により被溶接薄板への入熱を抑制するととも
に、吹付け衝撃作用により降伏歪を除去することがで
き、溶接をしながら溶接歪の抑制又は除去を行い、ひい
ては溶接作業時間,工数の低減と溶接精度の向上を図る
ことができる。
本考案薄板構造物の低歪溶接装置の一実施例を第1図正
面図について説明する。
面図について説明する。
第1図において、薄い敷板1と薄い縦板2との突合わせ
隅肉溶接継手部に対し、溶接台車7に搭載された制御盤
6の指示により、溶接トーチ4の先端からワイヤ5を供
給しつつアークを発生し、隅肉溶接が施され溶接ビード
8が形成される。敷板1の上又は近傍に、走行可能なド
ライアイス粒子製造装置9が配置されており、ドライア
イス粒子14を遠距離まで送給する送給ホース10が接
続されるとともに、その先端にドライアイス粒子14を
高速で敷板1面上に吹付ける吹付けノズル11が取付け
られている。またドライアイス粒子製造装置9には、ド
ライアイス粒子14吹付け後に余分なドライアイス粒子
14を回収するための吸引ホース12が接続され、その
先端に吸引ノズル13が取付けられている。
隅肉溶接継手部に対し、溶接台車7に搭載された制御盤
6の指示により、溶接トーチ4の先端からワイヤ5を供
給しつつアークを発生し、隅肉溶接が施され溶接ビード
8が形成される。敷板1の上又は近傍に、走行可能なド
ライアイス粒子製造装置9が配置されており、ドライア
イス粒子14を遠距離まで送給する送給ホース10が接
続されるとともに、その先端にドライアイス粒子14を
高速で敷板1面上に吹付ける吹付けノズル11が取付け
られている。またドライアイス粒子製造装置9には、ド
ライアイス粒子14吹付け後に余分なドライアイス粒子
14を回収するための吸引ホース12が接続され、その
先端に吸引ノズル13が取付けられている。
このような装置において、溶接トーチ4による溶接ビー
ド8形成の隅肉溶接を施しながら、ドライアイス粒子製
造装置9からドライアイス粒子14を送給ホース10へ
送り、その先端の吹付けノズル11から高速で敷板1面
上に吹付けると、吹付けられたドライアイス粒子14
は、敷板1上の溶接熱を奪つて固体から昇華気体15へ
昇華し、それにより敷板1の温度上昇が抑えられる。ま
たこの際ドライアイス粒子14の高速な吹付け衝撃作用
により、敷板1に溶接過程で発生した降伏歪が除去され
る。なお吹付けられたドライアイス粒子14が液化し、
溶接継手部付近をぬらし溶接性を阻害することがないよ
うに、敷板1面上に落ちた余分なドライアイス粒子14
は、吸引ノズル13から吸引ホース12を通してドライ
アイス粒子製造装置9へ回収され、その内部でリサイク
ルされて再び送給ホース10へ送られる。
ド8形成の隅肉溶接を施しながら、ドライアイス粒子製
造装置9からドライアイス粒子14を送給ホース10へ
送り、その先端の吹付けノズル11から高速で敷板1面
上に吹付けると、吹付けられたドライアイス粒子14
は、敷板1上の溶接熱を奪つて固体から昇華気体15へ
昇華し、それにより敷板1の温度上昇が抑えられる。ま
たこの際ドライアイス粒子14の高速な吹付け衝撃作用
により、敷板1に溶接過程で発生した降伏歪が除去され
る。なお吹付けられたドライアイス粒子14が液化し、
溶接継手部付近をぬらし溶接性を阻害することがないよ
うに、敷板1面上に落ちた余分なドライアイス粒子14
は、吸引ノズル13から吸引ホース12を通してドライ
アイス粒子製造装置9へ回収され、その内部でリサイク
ルされて再び送給ホース10へ送られる。
かくしてこの装置によれば、昇華性の高いドライアイス
粒子14を敷板1の表面へ高速で吹付けることにより、
ドライアイス粒子14の昇華作用による冷却効果により
敷板1への入熱が抑制されるとともに、吹付け衝撃作用
により敷板1の降伏歪が除去され、溶接を施しながら同
時的に溶接歪の抑制又は除去作業が行われる。
粒子14を敷板1の表面へ高速で吹付けることにより、
ドライアイス粒子14の昇華作用による冷却効果により
敷板1への入熱が抑制されるとともに、吹付け衝撃作用
により敷板1の降伏歪が除去され、溶接を施しながら同
時的に溶接歪の抑制又は除去作業が行われる。
なお上記実施例においては、高昇華性固体粒子としてド
ライアイス粒子を用いたが、氷粒子を用いてもよい。
ライアイス粒子を用いたが、氷粒子を用いてもよい。
要するに本考案によれば、3次元構造物を構成する被溶
接薄板の溶接継手部にアーク溶接を施す溶接装置と、同
溶接装置に併設され高昇華性固体粒子を上記被溶接薄板
表面に高速で吹付ける手段とを具えたことにより、薄板
構造物への入熱の抑制と降伏歪の除去を行い、溶接途中
で歪を抑制又は除去することができ、溶接作業時間,工
数の低減と溶接精度の向上を図ることができる薄板構造
物の低歪溶接装置を得るから、本考案は産業上極めて有
益なものである。
接薄板の溶接継手部にアーク溶接を施す溶接装置と、同
溶接装置に併設され高昇華性固体粒子を上記被溶接薄板
表面に高速で吹付ける手段とを具えたことにより、薄板
構造物への入熱の抑制と降伏歪の除去を行い、溶接途中
で歪を抑制又は除去することができ、溶接作業時間,工
数の低減と溶接精度の向上を図ることができる薄板構造
物の低歪溶接装置を得るから、本考案は産業上極めて有
益なものである。
第1図は本考案薄板構造物の低歪溶接装置の一実施例の
正面図、 第2図は従来の薄板構造物の溶接装置の斜視図、第3図
は同上の正面図である。 1…敷板、2…縦板、3…横板、4…溶接トーチ、5…
ワイヤ、6…制御盤、7…溶接台車、8…溶接ビード、
9…ドライアイス粒子製造装置、10…送給ホース、1
1…吹付けノズル、12…吸引ホース、13…吸引ノズ
ル、14…ドライアイス粒子、15…昇華気体。
正面図、 第2図は従来の薄板構造物の溶接装置の斜視図、第3図
は同上の正面図である。 1…敷板、2…縦板、3…横板、4…溶接トーチ、5…
ワイヤ、6…制御盤、7…溶接台車、8…溶接ビード、
9…ドライアイス粒子製造装置、10…送給ホース、1
1…吹付けノズル、12…吸引ホース、13…吸引ノズ
ル、14…ドライアイス粒子、15…昇華気体。
Claims (1)
- 【請求項1】3次元構造物を構成する被溶接薄板の溶接
継手部にアーク溶接を施す溶接装置と、同溶接装置に併
設され高昇華性固体粒子を上記被溶接薄板表面に高速で
吹付ける手段とを具えたことを特徴とする薄板構造物の
低歪溶接装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988106535U JPH0627278Y2 (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 薄板構造物の低歪溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988106535U JPH0627278Y2 (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 薄板構造物の低歪溶接装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0228387U JPH0228387U (ja) | 1990-02-23 |
| JPH0627278Y2 true JPH0627278Y2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=31340134
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988106535U Expired - Lifetime JPH0627278Y2 (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 薄板構造物の低歪溶接装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0627278Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS583123B2 (ja) * | 1975-07-09 | 1983-01-20 | 日曹エンジニアリング株式会社 | ボ−ルジヨイント |
| JPS5577983A (en) * | 1978-12-08 | 1980-06-12 | Hitachi Ltd | Welding method |
| JPS59106678U (ja) * | 1983-01-07 | 1984-07-18 | 日立造船株式会社 | 溶接装置 |
-
1988
- 1988-08-12 JP JP1988106535U patent/JPH0627278Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0228387U (ja) | 1990-02-23 |
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