JPH0627315Y2 - 被加工物の取付確認装置 - Google Patents

被加工物の取付確認装置

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JPH0627315Y2
JPH0627315Y2 JP2807189U JP2807189U JPH0627315Y2 JP H0627315 Y2 JPH0627315 Y2 JP H0627315Y2 JP 2807189 U JP2807189 U JP 2807189U JP 2807189 U JP2807189 U JP 2807189U JP H0627315 Y2 JPH0627315 Y2 JP H0627315Y2
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保雄 森下
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、被加工物の取付面に開口する空気通路の圧
力を検出して、被加工物の取付を確認する被加工物の取
付確認装置に関する。
[従来の技術] 従来より、被加工物の取付面に開口する空気通路の圧力
を検出して、被加工物の取付を確認する被加工物の取付
確認装置として、例えば、実開昭58−117323号
公報に示されるように、エア圧力の零を検出することに
より、被加工物の取付状態(即ち、密着状態)を確認す
る技術は既に知られている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の技術では、例えばエア
圧力の零というように、最終圧力となるに充分な所定時
間が経過した時点でエア圧力を検出し、この検出エア圧
力(最終圧力)が、予め定められた閾値よりも高いと判
断される場合には、被加工物の取付を可と判定し、閾値
よりも低いと判断される場合には、被加工物の取付を不
可と判定するように設定されている。このようにして、
従来の確認動作の為に必要となる時間は、エア圧力が最
終圧力となるに充分な時間と設定されているため、約2
〜3秒と長くかかり、この為、作業時間が無用に長びく
こととなり、作業効率の観点から改良が望まれている。
この考案は上述した課題に鑑みてなされたもので、この
考案の目的は、取付の確認の為の時間を短く設定して、
作業効率の向上を果たすことの出来る被加工物の取付確
認装置を提供することである。
[課題を解決するための手段] 上述した課題を解決し、目的を達成するため、この考案
に係わる被加工物の取付確認装置は、被加工物の取付面
に開口する空気通路と、この空気通路を介して被加工物
にエアを供給する供給手段と、前記空気通路の圧力を連
続的に検出する圧力センサと、この圧力センサにより検
出された圧力上昇変化特性に応じて、最終圧力になる前
の時点で、この最終圧力を予想する予想手段と、この予
想手段により予想される最終圧力が所定値以上である場
合には、取付状態の可を判断し、所定値よりも低い場合
には、取付状態の不可を判断する判断手段とを具備する
事を特徴としている。
[作用] 以上のように構成される被加工物の取付確認装置におい
ては、圧力センサにより空気通路の圧力を連続的に検出
し、この検出した圧力の上昇変化特性に基づき、予想手
段により、最終圧力となる前の時点で、最終圧力を予想
している。このようにして、判断手段において取付状態
の可否を判断する時点が早くなり、取付確認の為の所要
時間が、最終圧力を実際に検出する場合と比較して、全
体として短く設定されることとなる。
[実施例] 以下に、この考案に係わる被加工物の取付確認装置の一
実施例の構成を添付図面を参照して、詳細に説明する。
第1図に示すように、この一実施例の被加工物の取付確
認装置(以下、単に、取付確認装置と呼ぶ。)10は、
被加工物12が取付けられる取付台14上の取付面14
aに開口した空気通路16を備えている。この空気通路
16の端部は、圧縮空気供給源としてのエアポンプ18
に接続されている。このエアポンプ18は、一定した弱
いエア圧力(即ち、被加工物12の取付状態に何等影響
を与えないように設定されたエア圧力)で圧縮空気を吐
出することが出来るように構成されている。
一方、この空気通路16の中途部には、圧力検出通路2
0が連接されており、この圧力検出通路20の端部に
は、圧力を連続的に検出することの出来る圧力センサ2
2が取着されている。即ち、この圧力センサ22は、圧
力検出通路20内の圧力に対応した信号をアナログ信号
として出力するように構成されている。
この圧力センサ22には、これから得た検出信号に基づ
き、被加工物12の取付面14aへの取付状態を確認す
るための制御機構24が接続されている。
即ち、被加工物12の取付面14aへの取付状態が可で
ある場合、即ち、被加工物12と取付面14aとの間の
密着度が充分である場合には、空気通路16はこの被加
工物12により完璧に閉塞されることになるので、圧力
センサ22の検出圧力は極めて高い値となる。一方、被
加工物12と取付面14aとの間にごみ等の異物が介在
した場合や、被加工物12の取付面14aへの接触面に
欠け等が存在し、取付状態が不可と判断される場合に
は、被加工物12と取付面14aとの間に、間隙が存在
すこととなる。この為、空気通路16はこの被加工物1
2により完全に閉塞されない状態となり、圧力センサ2
2の検出圧力の上昇度は、低く抑えられることとなる。
換言すれば、この制御機構24により、圧力上昇におけ
る最終圧力を検出・管理することにより、被加工物12
の取付面14aへの取付状態の確認を行なうことが出来
ることになる。
このため、この制御機構24は、圧力センサ22からの
検出信号を受け、これを増幅して出力するための信号増
幅器26を備え、この信号増幅器26は、圧力変化の上
昇パターンを記憶するパターン記憶部28と、圧力上昇
の変化の加速度の零値を検出する加速度検出部30とに
接続されている。そして、これらパターン記憶部28と
加速度検出部30とは、圧力上昇の変化パターンを予測
する予測部32に接続されている。
また、この予測部32には、被加工物12の取付面14
aへの取付状態に応じて変化する、種々の圧力上昇パタ
ーンが予め登録された上昇パターン登録部34が接続さ
れており、この予測部32では、加速度検出部30にお
ける圧力上昇の加速度の零値が検出されるまでの実際の
圧力上昇の変化パターンに基づき、上昇パターン登録部
34に予め登録された種々の上昇パターンの中で、最も
合致する上昇パターンを選択するように構成されてい
る。
尚、上昇パターン登録部34に予め登録された種々の上
昇パターンは、夫々、充分に時間が経過した後における
最終圧力値を含むものであり、夫々の最終圧力値の中
で、選択された上昇パターンにおける最終圧力値が、予
想最終圧力値Pとして定義されるものである。
一方、この予測部32は、予想された圧力上昇パターン
に基づき被加工物12の取付面14aへの取付状態の可
否を判別するパターン判別部36に接続されている。こ
こで、このパターン判別部36には、可否の判断基準と
しての閾値を構成する所定の基準パターンが登録された
基準パターン登録部38が接続されている。ここで、こ
の基準パターンは、この基準パターンに基づき上昇する
圧力の最終圧力値Pが、被加工物12が取付面14a
に確実に取付られたと判断されるに必要な最低圧力(設
定限界)を構成するように設定されている。
そして、上述したパターン判別部36では、予測部32
で予想された圧力上昇パターンに基づく予想最終圧力値
と、基準パターン登録部38に登録された基準パタ
ーンに基づく基準最終圧力値Pとを比較し、予想最終
圧力値Pが基準最終圧力値Pよりも高い場合には、
被加工物12の取付面14aへの取付状態は可であると
して、OKの判別結果を出力し、また、予想最終圧力値
が基準最終圧力値Pよりも低い場合には、被加工
物12の取付面14aへの取付状態は不可であるとし
て、NGの判別結果を出力するよう構成されている。
以上のように構成される取付確認装置10における被加
工物12の取付面14aへの取付状態の確認動作を第2
図に示す線図を参照して説明する。
先ず、図示しない移送装置により被加工物12が取付台
14の取付面14a上に載置されると、空気通路16
は、この被加工物12により閉塞され、エアポンプ18
から供給されてきた圧縮空気に基づき、圧力センサ22
の検出値は上昇し始める。この圧力センサ22における
検出値は、パターン記憶部28において、時間変化との
関連で記憶され、圧力上昇の変化の道筋が、第2図にお
いて一点鎖線Aで示すように記憶される。
一方、パターン記憶部28におけるパターンの記憶動作
と並行して、この圧力センサ22からの検出値に基づ
き、加速度検出部30において、圧力上昇の変化の加速
度が検出されている。そして、この加速度検出部30に
おいて、検出された加速度が零に至つたことが検出され
た時点(図中、符号t01で示す。)で、予測部32に検
出信号が出力される。
この予測部32においては、加速度検出部30からの検
出信号が入力された時点で、パターン記憶部28からの
パターン記憶情報に基づき、上昇パターン登録部34に
予め登録されている複数の圧力上昇パターンの中から、
最も合致する圧力上昇パターン(第2図において実線B
で示す。)を選択する。この選択された圧力上昇パター
ンBは、このまま時間が経過すれば到達する最終圧力
値、即ち、予想最終圧力値PP1情報を有するものであ
る。そして、選択された圧力上昇パターン情報はパター
ン判別部36に送られ、このパターン判別部36で、基
準パターン登録部38に予め登録されている基準パター
ン(第2図において破線Cで示す。)における基準最終
圧力値Pと、予想最終圧力値PP1とが比較検討され
る。
ここで、上述したように、この場合の予想圧力上昇パタ
ーンが、一点鎖線Aで示すように、圧力上昇の変化の加
速度が零に至る時点t01までの間だけ実測された圧力上
昇変化に基づき、実線Cで示すように予想されていると
すると、この予想最終圧力値PP1は、基準最終圧力値P
よりも高い値となるので、パターン判別部36は、被
加工物12の取付面14aへの取付状態は可であると判
別してOKの判別結果を出力する。
一方、予想圧力上昇パターンが、二点鎖線Dで示すよう
に、圧力上昇の変化の加速度が零に至る時点t02までの
間だけ実測された圧力上昇変化に基づき、実線Eで示す
ように予想されているとすると、この予想最終圧力値P
P2は、基準最終圧力値Pよりも低い値となるので、パ
ターン判別部36は、被加工物12の取付面14aへの
取付状態は不可であると判別してNGの判別結果を出力
する。
以上詳述したように、この一実施例においては、実際に
最終圧力を測定することなく、圧力の変化が最終圧力に
至る前の段階で、必ず生じる所の圧力の変化の加速度が
零になる時点t01.t02において、この時点t01.t02
まで実測された圧力上昇の変化のパターンに基づき、最
終圧力値を予測し、この予想最終圧力値PP1.PP2と、
閾値としての基準最終圧力値Pとを比較するようにし
ている。このようにして、この一実施例によれば、従来
において、最終圧力を測定した時点tから確認処理す
る処理時間Tを加えた全体の確認所要時間Tと比較
して、この一実施例における全体の確認所要時間TT1
T2は、短い時間で済むことになる。
従つて、この一実施例の取付確認装置10によれば、被
加工物12の取付面14aへの取付の確認所要時間が従
来と比較して短くなり、この結果、作業時間が全体とし
て短くなり、作業効率の向上が図られることになる。
この考案は、上述した一実施例の構成に限定されること
なく、この考案の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能
であることは言うまでもない。
例えば、上述した一実施例においては、確認動作を具体
的に実行する制御機構24においては、圧力の変化の加
速度が零になる時点t01.t02まで実測された圧力上昇
の変化のパターンに基づき、最終圧力値を予測し、この
予想最終圧力値PP1、PP2と、閾値としての基準最終圧
力値Pとを比較するようにしている。しかしながら、
この考案は、このようなパターンを用いる構成に限定さ
れることなく、以下に示すような変形例として構成して
も良いものである。
即ち、上述した説明から明らかなように、上昇パターン
登録部34に予め登録された複数の圧力パターンは、互
いに重なり合うことなく変化するものである。この結
果、この変形例においては、例えば、圧力がパターンA
で変化した場合には、加速度検出部30において圧力の
変化の加速度が零となつた時点t01における測定圧力値
11と、この時点t01での基準圧力上昇パターンにおけ
る基準圧力値P01とを比較し、測定圧力値P11が基準圧
力値P01よりも高い場合には、必ず、予想最終圧力値P
P1も基準最終圧力値Pよりも高くなるので、上述した
一実施例のようにパターンを選択すると共に、基準パタ
ーンと比較する動作を実行することなく、OKの判別結
果を出力する。
また、この変形例において、圧力がパターンdで変化し
た場合には、時点t02における測定圧力値P12が、この
時点t02での基準圧力上昇パターンにおける基準圧力値
02より低い場合には、必ず、予想最終圧力値PP2も基
準最終圧力値Pよりも低くなるので、上述した一実施
例のようにパターンを選択すると共に、基準パターンと
比較する動作を実行することなく、NGの判別結果を出
力する。
このように、この変形例においては、一実施例のように
パターンを選択する動作を実行しなくても良いため、処
理時間Tが更に短くなり、この結果、一実施例の確認
所要時間Tと比較して、この変形例の確認所要時間は
更に短く設定されることとなる効果が奏せられるもので
ある。
また、上述した一実施例においては、空気通路16にエ
アポンプ18から圧縮空気を供給するように説明した
が、このような構成に限定されることなく、空気通路1
6に吸引ポンプを介して負圧空気を作用するように構成
しても同様な効果が達成されるものである。
[考案の効果] 以上詳述したように、この考案に係わる被加工物の取付
確認装置は、被加工物の取付面に開口する空気通路と、
この空気通路を介して被加工物にエアを供給する供給手
段と、前記空気通路の圧力を連続的に検出する圧力セン
サと、この圧力センサにより検出された圧力上昇変化特
性に応じて、最終圧力になる前の時点で、この最終圧力
を予想する予想手段と、この予想手段により予想される
最終圧力が所定値以上である場合には、取付状態の可を
判断し、所定値よりも低い場合には、取付状態の不可を
判断する判断手段とを具備する事を特徴としている。
従つて、この考案によれば、取付の確認の為の時間を短
く設定して、作業効率の向上を果たすことの出来る被加
工物の取付確認装置が提供されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係わる被加工物の取付確認装置の一
実施例の構成を概略的に示すブロツク図;そして、 第2図は確認動作を説明するための線図である。 図中、10…被加工物の取付確認装置、12…被加工
物、14…取付台、14a…取付面、16…空気通路、
18…エアポンプ、20…圧力検出通路、22…圧力セ
ンサ、24…制御機構、26…信号増幅器、28…パタ
ーン記憶部、30…加速度検出部、32…予測部、34
…上昇パターン登録部、36…パターン判別部、38…
基準パターン登録部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加工物の取付面に開口する空気通路と、 この空気通路を介して被加工物にエアを供給する供給手
    段と、 前記空気通路の圧力を連続的に検出する圧力センサと、 この圧力センサにより検出された圧力上昇変化特性に応
    じて、最終圧力になる前の時点で、この最終圧力を予想
    する予想手段と、 この予想手段により予想される最終圧力が所定値以上で
    ある場合には、取付状態の可を判断し、所定値よりも低
    い場合には、取付状態の不可を判断する判断手段とを具
    備する事を特徴とする被加工物の取付確認装置。
JP2807189U 1989-03-14 1989-03-14 被加工物の取付確認装置 Expired - Lifetime JPH0627315Y2 (ja)

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JPH02122748U JPH02122748U (ja) 1990-10-09
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