JPH0627366Y2 - タイル成形装置 - Google Patents

タイル成形装置

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JPH0627366Y2
JPH0627366Y2 JP14306287U JP14306287U JPH0627366Y2 JP H0627366 Y2 JPH0627366 Y2 JP H0627366Y2 JP 14306287 U JP14306287 U JP 14306287U JP 14306287 U JP14306287 U JP 14306287U JP H0627366 Y2 JPH0627366 Y2 JP H0627366Y2
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molding
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猛 飯田
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Fuji Die Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案はタイル成形装置に関する。
〈従来の技術〉 従来のタイル成形装置としては、例えば第4図及び第5
図に示されているようなものがある(実開昭59−19
0506号公報参照)。1は枠本体で全体長方形枠形状
をしており、内側に縦枠2a、2bと横枠3とより成る
金型4が挿入・配置してある。この金型4の中央には成
形室5が形成してあり、この成形室5内で上下両パンチ
6、7が加圧ストロークできるようにされている。この
上下両パンチ6、7は成形室5内でタイルの製品形状に
相応する成形スペース8を隔てて対峙するようにされて
おり、成形室5内に充填されたタイルの原料粉末9を、
この成形スペース8内へ圧縮するものである。従って、
前記成形室5を形成する縦枠2a、2bと横枠3の内壁
面10のうち、前記成形スペース8に対応する部分には
保持溝11が連続して形成してあり、そこへ超硬合金性
の耐摩耗性硬質部材12が「焼嵌め方式」により嵌着さ
れている。このように成形スペース8に対応する部分を
耐摩耗性硬質部材12で形成したことにより、原料粉末
9を圧縮する際の圧力が成形室5の内壁面10に作用し
たとしても、内壁面10が損傷を受けたり、擦り減った
りすることはない。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながらこのような従来のタイル成形装置にあって
は、内壁面10の耐摩耗性が向上する反面、耐摩耗性硬
質部材12がプレス圧を受けて保持溝11内へ強く押込
まれることにより、保持溝11の上側角部13からクラ
ック(亀裂)14が生じ易く、金型4の上端部15が欠
け落ちてしまうおそれがあった。
また、耐摩耗性硬質部材12を「焼嵌め方式」により保
持溝11内へ嵌着させていたため、焼嵌めの設計及び作
業を間違えると、耐摩耗性硬質部材12が保持溝11か
ら外れ易くなったり、或いは金型4(縦枠2a、2b及
び横枠3)が割れ易くなったりする。例えば、正確に焼
嵌めしたと思っていたが、耐摩耗性硬質部材12と保持
溝11の底部との間に隙間が残っていた場合など、使用
中に耐摩耗性硬質部材12が突然保持溝11内に沈み込
み、その際に縦枠2a、2b或いは横枠3の割れを招く
場合がある。
更に、この焼嵌め方式による耐摩耗性硬質部材12の嵌
着は、プレス圧の低い屋外用タイルの成形には、比較的
使用可能であるが、プレス圧が300kg/cm2を越える屋
内用タイルの成形には上記の如き不具合が生じ易くて使
用不可能であった。
この考案はこのような従来の技術に着目して為されたも
のであり、上記の如き不具合を解消することのできるタ
イル成形装置を提供せんとするものである。
〈問題点を解決するための手段〉 この考案に係るタイル成形装置は上記の目的を達成する
ために、縦枠と横枠の各内壁面の中央高さ位置へ互いに
連続する固定溝を各々形成し、そして該各固定溝内に断
面台形状のクサビ材を接着剤介在状態で挿入すると共に
ネジにより一定の締付力で固定し、また該固定溝の上下
対称位置に、各々前記クサビ剤の側面と共に断面アリ溝
形状の保持溝を形成自在な段部を設け、そして該上下両
保持溝内に、対応する形状の耐摩耗性硬質部材をそれぞ
れ嵌合せしめ、且つ、前記段部の角部を湾曲形成し、該
角部に対応する耐摩耗性硬質部材のエッジ部を面取り加
工したものである。
〈作用〉 クサビ材の側面と段部とで形成される断面アリ溝形状の
保持溝内に、対応する形状の耐摩耗性硬質部材をそれぞ
れ嵌合せしめるので、この耐摩耗性硬質部材はクサビ材
により確実に押え込まれることとなり、保持溝から外れ
たりするようなことはない。しかも、この耐摩耗性硬質
部材を押え込んでいるクサビ材自体が、ネジにより一定
の適正締付力で固定されているので、焼嵌め方式のよう
に溝から外れたりするおそれはない。また、固定溝との
間に接着材を介在しているので、クサビ材と固定溝の底
との間に隙間が生じることはなく、固定後にクサビ材が
固定溝内へ沈みこむようなこともない。更に、この接着
材はクサビ材だけでなく、そのクサビ材を固定するネジ
自体も固定(回転規制)するので、いったん適正締付け
力で以て固定されたネジは再び弛むようなことはない。
また、1本のクサビ材により2本の耐摩耗性硬質部材を
上下対称に取付けることができるので、まず一方の耐摩
耗性硬質部材を先に使用し、そしてその耐摩耗性硬質部
材が使用限界に達した際に、金型(縦枠及び横枠)を上
下逆に引っ繰り返せば、今まで使用していた同じ成形ス
ペース位置に別の未使用耐摩耗性硬質部材が位置し、そ
のまま使用を続行することができる。このような金型の
リバーシブル効果により、1つの金型の使用寿命を飛躍
的に延ばすことが可能となり、金型の交換頻度を激減す
ることができる。
更に、耐摩耗性硬質部材を嵌着せしめる段部の角部を湾
曲形成し、この部分からの亀裂発生を未然に防止できる
よう考慮されている。加えて、この角部に対応する耐摩
耗性硬質部材のエッジ部を面取り加工し、耐摩耗性硬質
部材のエッジ部が角部に食い込まないようにして、前記
角部からの亀裂発生を更に確実に防止できるようにされ
ている。
〈実施例〉 以下この考案の好適な一実施例を第1図〜第3図に基づ
いて説明する。尚、従来と共通する部分については同一
の符号を付し、重複する説明は省略する。
この実施例に係る金型16の内壁面17には、全周にわ
たる耐摩耗性硬質部材18が上下に2列嵌着されてい
る。金型16の外周枠を構成する縦枠19a及び横枠
(図示せぬ)には、成形室5側の片面にしか耐摩耗性硬
質部材18が嵌着されていないが、金型16の成形室5
の「仕切り」となる縦枠19bには両端に耐摩耗性硬質
部材18が嵌着されている。以下、説明の便宜上この縦
枠19bを代表して説明し、縦枠19aについては、縦
枠19bと相当する部分に共通符号を付すに止め、詳し
い説明は省略することとする。
まず最初にこの縦枠19bの製造方法を説明する。
この縦枠19bの両側の内壁面17には、その中央高さ
位置に固定溝21を形成してある。この固定溝21の底
部には、両側の固定溝21同士を連通する貫通孔22が
一定距離をおいて複数設けてある。また、この固定溝2
1の上下対称位置には、一定の角度αの傾斜面23を有
する段部24が各々連続して形成されている(第3図参
照)。更に、この段部24の上側(或いは下側)に相当
する内壁面17は、上下両パンチ6、7の加圧ストロー
クを円滑化すべく、一定の角度βの傾斜壁面25とされ
ている。そして、段部24は後述するクサビ材26、2
7の側面28と共同で断面アリ溝形状の保持溝29を形
成するためのものであり、その角部30は湾曲形成して
ある。
そして、次ぎに固定溝21内に、金属粉配合の接着剤3
1を注入し、そして各々の段部24へ超硬合金製の耐摩
耗性硬質部材18を当てがいながら、固定溝21内へ断
面台形状のクサビ材26、27を各々挿入する。各耐摩
耗性硬質部材18は、前記段部24の角部30に対応す
るエッジ部を面取り加工部32とした以外は、段部24
とクサビ材26、27の側面28とで形成される保持溝
29に対応(相応)する形状を有している。従って、耐
摩耗性硬質部材18は断面アリ溝形状の保持溝29内に
密着状態で嵌着され、抜け落ち等が完全に防止される。
また各クサビ材26、27には、前記固定溝21底部の
貫通孔22に対応するネジ孔33及び凹部34付きネジ
孔35が各々形成してあり、そこに凹部34付きネジ孔
35から他側のネジ孔33に向けてネジ36が螺入さ
れ、各クサビ材26、27をそれぞれ固定溝21内へ沈
める如く締付け固定している。尚、このネジ36の螺入
作業はトルクレンチを用いて行われ、各ネジ36とも一
定の適正締付け力で以て固定されるようになっている。
また、ネジ36の頭部37は、一方のクサビ材27の凹
部34内に位置し、成形室5内へ突出しないようになっ
ている。そして、接着剤31が乾いてクサビ材26、2
7及びネジ36を完全に固定した時点で、前述の傾斜壁
面25及びその他の内壁面17をそれぞれ完全な平面と
なるように仕上げ加工する。そして、このようにして造
られた縦枠19b、およびその他の縦枠19aや図示せ
ぬ横枠を用いて金型16を組み上げる。
まず、金型16を枠本体1内に挿入・配置すると、上側
になった耐摩耗性硬質部材18がちょうど成形室5の成
形スペース8に対応するので、この成形スペース8に原
料粉末9をパンチ6、7にて圧縮せしめ、屋内用タイル
の成形を連続して行う。屋内用タイルの成形には約30
0kg/cm2のプレス圧を必要とするが、この金型16に使
用した接着剤31の圧縮強度は約900kg/cm2あり、安
全率3倍で使用できるので、プレス圧がクサビ材26、
27に加わるようなことがあっても割れを起こす危険性
はほとんどない。成形室5内の粉末原料9を圧縮する際
に、相当の圧力が耐摩耗性硬質部材18に作用するが、
耐摩耗性硬質部材18が上記の如き強度の高い接着剤
31にて固定されたクサビ材26、27にて隙間なく支
持されていること、段部24の角部30が湾曲形成し
てあること、角部30に対応する耐摩耗性硬質部材1
8のエッジ部を面取り加工部32としたこと……等か
ら、従来における大きな問題点であった角部30からの
亀裂発生を確実且つ未然に防止することができるように
なった。
また、上側の耐摩耗性硬質部材18によるタイル成形が
ある程度行われて、その上側の耐摩耗性硬質部材18が
寿命的に使用限界に達した際は、金型16を枠本体1ご
と上下逆に引っ繰り返せば、今まで下側に位置していた
未使用の耐摩耗性硬質部材18が今度は上側に位置して
成形スペース8と対応するので、その未使用耐摩耗性硬
質部材18を用いてタイル成形作業を続けることができ
る。この実施例に係る金型16はこのような「リバーシ
ブル効果」により1つの金型16でありながら、使用寿
命が飛躍的に延び、交換頻度が激減した。尚、以上の説
明において、耐摩耗性硬質部材18として超硬合金を例
としたが、その他の耐摩耗性硬質部材、例えばセラミッ
クス等を使用しても良い。
〈効果〉 この考案に係るタイル成形装置は以上説明してきた如き
内容のものであって、従来の如き「焼嵌め方式」を採用
せず、ネジ及び接着剤にて固定されたクサビ材により耐
摩耗性硬質部材を押え込んでいるので、高いプレス圧を
必要とする屋内タイルの成形作業を連続して行ったとし
ても、金型が損傷したり割れたりすることはなく、確実
で信頼性の高いタイルのプレス成形を行うことができ
る。
また、1本のクサビ材により2本の耐摩耗性硬質部材を
上下対称に取付けているので、まず一方の耐摩耗性硬質
部材を先に使用し、そしてその耐摩耗性硬質部材が使用
限界に達した際に、金型を上下逆に引っ繰り返せば、今
まで下側に位置していた未使用の耐摩耗性硬質部材を使
用することができるというリバーシブル効果があり、1
つの金型の使用寿命を飛躍的に延ばすことが可能となっ
た。
更に、段部の角部を湾曲形成すると共に、この角部に対
応する耐摩耗性硬質部材のエッジ部を面取り加工してい
るので、従来大きな問題点となっていた角部からの亀裂
発生を確実且つ未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係るタイル成形装置を示
す概略断面図、 第2図は第1図中矢示II方向から見た縦枠の側面図、 第3図は第1図中矢示III部の拡大断面図、 第4図はこの考案の従来例を示す第1図相当の概略断面
図、そして 第5図は第4図中矢示V方向から見た金型の平面図であ
る。 3……横枠 19a、19b……縦枠 5……成形室 6、7……パンチ 8……成形スペース 9……原料粉末 16……金型 17……内壁面 18……耐摩耗性硬質部材 21……固定溝 24……段部 26、27……クサビ材 28……クサビ材の側面 29……保持溝 30……角部 31……接着剤 32……面取り加工部 36……ネジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦枠と横枠とで構成された金型の成形室内
    に充填した原料粉末を、上下に配された両パンチによ
    り、タイルの製品形状に相応する成形スペース内へ圧縮
    せしめると共に、 前記成形室を形成する縦枠と横枠の各内壁面のうち、前
    記成形スペースに対応する部分を耐摩耗性硬質部材で形
    成したタイル成形装置において、 上記縦枠と横枠の各内壁面の中央高さ位置へ互いに連続
    する固定溝を各々形成し、そして該各固定溝内に断面台
    形状のクサビ材を接着剤介在状態で挿入すると共にネジ
    により一定の締付力で固定し、 また該固定溝の上下対称位置に、各々前記クサビ材の側
    面と共に断面アリ溝形状の保持溝を形成自在な段部を設
    け、そして該上下両保持溝内に、対応する形状の耐摩耗
    性硬質部材をそれぞれ嵌合せしめ、 且つ、前記段部の角部を湾曲形成し、該角部に対応する
    耐摩耗性硬質部材のエッジ部を面取り加工したことを特
    徴とするタイル成形装置。
JP14306287U 1987-09-21 1987-09-21 タイル成形装置 Expired - Lifetime JPH0627366Y2 (ja)

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JPS6448205U JPS6448205U (ja) 1989-03-24
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