JPH06276778A - 車両用駆動装置及び永久磁石電動機装置 - Google Patents

車両用駆動装置及び永久磁石電動機装置

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JPH06276778A
JPH06276778A JP5056781A JP5678193A JPH06276778A JP H06276778 A JPH06276778 A JP H06276778A JP 5056781 A JP5056781 A JP 5056781A JP 5678193 A JP5678193 A JP 5678193A JP H06276778 A JPH06276778 A JP H06276778A
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JP
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drive
stator windings
independent
permanent magnet
phase
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JP5056781A
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Inventor
Fumio Tajima
文男 田島
Nobuyoshi Muto
信義 武藤
Ryozo Masaki
良三 正木
Osamu Koizumi
小泉  修
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】フェールセイフ機能を備えた電気自動車用の駆
動装置と、それを達成するのに好適な永久磁石電動機装
置を提供すること。 【構成】車両用駆動装置として、複数の独立した多相固
定子巻線を有する固定子鉄心とその空隙面に回転子とを
備えた駆動電動機と、複数の独立した多相固定子巻線に
接続されると共に、故障検出機構を持った複数の駆動制
御装置とを備える。さらに、永久磁石電動機装置として
電気的に30度位相の異なる独立した二つの3相固定子
巻線を有する固定子鉄心とその空隙面に前記独立した二
つの複数の3相固定子巻線に共通に作用する永久磁石回
転子とを備えた駆動電動機と、二つの独立した3相固定
子巻線に接続される複数の駆動制御装置とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用駆動装置及び永久
磁石電動機装置に係り、特に、フェールセイフ機能を備
えた車両用特に電気自動車用の駆動装置とそれを達成す
るのに好適な永久磁石電動機装置を提供するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電気自動車の駆動モータは数十キロワッ
トの所要出力を要し、駆動方式としても1モータ方式あ
るいは2モータ方式あるいは車輪の中に組み入れたホイ
ールインモータ等の方式が試みられている。さて、アメ
リカにおける排気ガス規制により電気自動車の本格的な
実用化が目前に来ている。電気自動車の実用化に当たっ
て最も重要なことはバッテリやモータ,コントローラの
性能向上もさることながら安全性の確保,フェールセイ
フ機能の拡充が最も重要である。特に故障時においても
最小限の駆動機構が必要である。これに対する従来例と
して、特開平2−133006号公報で、4モータ方式を開示
している。また、電気自動車として好適な電動機として
特開平1−286758 号に突極性を持つ永久磁石電動機が開
示されている。この方式は、トルクが大きくかつ弱め界
磁ができるために電気自動車としては好ましいトルク特
性を有している。しかしこの突極性のために脈動トルク
が大きい欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上開示例1によれ
ば、モータ及びその制御装置の故障時にも他のモータ及
びその制御装置によって走行ができる反面、モータを2
個あるいは4個必要とし、重量の増加,価格の増加を来
す欠点がある。また、開示例2によれば直巻特性を持
ち、電気自動車として好ましいトルク特性を持つが、し
かし、逆に脈動トルクが大きいという欠点がある。
【0004】本発明は以上、示した従来例の欠点を除
き、小型軽量でかつフェールセイフの機能を有する車両
用駆動装置、あるいはそれに使用するに好適な永久磁石
電動機を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、車両用駆動装置として、複数の独立した多相固定
子巻線を有する固定子鉄心とその空隙面に回転子とを備
えた駆動電動機と、複数の独立した多相固定子巻線に接
続されると共に、故障検出機構を持った複数の駆動制御
装置とを備える。
【0006】さらに、永久磁石電動機装置として電気的
に30度位相の異なる独立した二つの3相固定子巻線を
有する固定子鉄心とその空隙面に前記独立した二つの複
数の3相固定子巻線に共通に作用する永久磁石回転子と
を備えた駆動電動機と、二つの独立した3相固定子巻線
に接続される複数の駆動制御装置とを備える。
【0007】
【作用】以上の構成によれば、車両駆動装置として二つ
の駆動部を持つことができるために制御部の故障、ある
いは電動機の固定子巻線の一つの断線等による故障時に
も駆動力を確保できる。かつ、電動機は同一のハウジン
グの中に複数の独立した多相固定子巻線を有する構成と
しているために、電動機の体格の増加や、出力減少を伴
わずに上記の効果が発揮できる。
【0008】また、永久磁石電動機装置としては電気的
に30度位相の異なる独立した二つの3相固定子巻線を
有することによって、電気自動車として好適な直巻特性
を持つと共にトルクむらの少ない電動機とすることがで
きる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0010】図1は本発明にかかわる車両用駆動装置の
構成を示す。
【0011】固定子1内に独立した固定子巻線5A,5
Bを有し、この固定子巻線5A,5Bに共通の回転子2
を持つ。独立した固定子巻線5A,5Bはそれぞれ独立
したインバータ12A,12Bに接続されて、スイッチ
SW1,SW2を介して直流電源11に接続された構成
とする。インバータ12A,12Bにはそれぞれ独立の
制御回路C1,C2を持ち、その中には、故障検出機構
F1,F2を持つ。インバータ12A,12B,制御回
路C1,C2,故障検出機構F1,F2は駆動制御装置
19A,19Bを構成する。
【0012】電動機は誘導電動機でも良いが、ここでは
突極性をもった2極の永久磁石電動機の例で示す。永久
磁石電動機の回転子2は固定子1側の固定子鉄心4内側
に空隙を介して配置される。回転子2はその外周面に永
久磁石8と、永久磁石8より高い透磁率を有する磁性体
20(以下、補助磁極と称す)とが配置された構造とし
ている。一般に永久磁石8と補助磁極20との分割比は
永久磁石8の方が補助磁極20より大となるように選択
する。また、補助磁極20の周方向幅は1個の永久磁石
8の例えばN極の周方向幅より小さくする、これによっ
て、永久磁石8の磁束量が確保でき、特性は安定する。
なお、補助磁極20とヨーク7は共に高透磁率磁性体で
あることから、同1磁性材質、例えば、珪素鋼板等によ
って一体に作ることができる。なお、一極は図示のよう
に二つの永久磁石8と一つの補助磁極20とで構成され
る。この補助磁極20を設けることによって突極性を生
じさせることができる。また必要によっては、回転子2
の外周にステンレス材による図示しないが、保持リング
等(図示せず)を設ける構成とすることもできる。ま
た、回転子2は機械的に車両の車輪に接続して車両を駆
動する構成とする。
【0013】図2に本発明の永久磁石電動機の断面構造
図を示す。
【0014】固定子1はハウジング3と、このハウジン
グ3の内周面に固定された固定子鉄心4と、この固定子
鉄心4に巻き回された多相の固定子巻線5とからなる。
回転子2は図1で示した構成の永久磁石8と補助磁極2
0とからなり、さらに、シャフト6やヨーク7とで構成
される。また、シャフト6はベアリング10,エンドブ
ラケット11によって固定子1に回転自在に保持する。
ここで、PSは回転子2の永久磁石磁極の位置を検出す
る位置検出器を、Eは電動機の位置を検出するエンコー
ダである。
【0015】図3に本発明の駆動電動機の巻線を示す。
【0016】図3において、固定子鉄心4はヨーク部4
a,鉄心歯部4bからなり、鉄心歯部4b間には固定子
巻線5を収納する巻線溝4cが設けられる。ここでは、
特に、2極構造,24の巻線溝,3相の電動機の例で示
した。従って、毎極毎相あたりの巻線溝数は4となり、
図で示すようにU相,V相,W相の固定子巻線5がそれ
ぞれ配置される。ここで、固定子巻線5のU+とはU−
とで一つの固定子巻線5を構成する。V,W相の固定子
巻線5も同様である。別個の巻線溝に挿入された二つの
固定子巻線5を直列に接続して一つの相を形成し、それ
がU相,V相,W相の固定子巻線5をスター結線して一
つの独立の固定子巻線5を構成する。添字の1と2とは
それぞれ独立してスター結線される固定子巻線5を指し
ている。以上示した構成では明らかに独立した固定子巻
線5は電気角で30度の位相差を持つ。
【0017】図4に図1の車両駆動装置を構成する二つ
の駆動制御装置19A,19Bの構成及び制御を示す。
【0018】図において、直流電源11よりインバータ
12を介して固定子1の電機子巻線5に電力を供給す
る。速度制御回路(ASR)13では、速度指令ωs
と、エンコーダEよりの位置情報θからF/V変換器1
7を介して得られる実際の速度ωfとから速度差ωeを
算出し、これにPI制御(P:比例項,I:積分項)等
によってトルク指令すなわち電流指令Isと必要に応じ
て位相シフト指令θ1を出力する。この速度制御は二つ
の制御回路C1,C2に共通の制御であり、どちらかが
もてば良い。以下の機能はそれぞれの制御回路C1,C
2で独立に持つ必要がある。
【0019】一方、正弦波,余弦波発生器14では、回
転子2の永久磁石磁極の位置を検出する位置検出器PS
とエンコーダEよりのパルスすなわち回転子の位置情報
θあるいは位相シフト指令θ1などから、固定子巻線5
の各巻線(ここでは3相)の誘起電圧と同相の正弦波出
力、あるいは必要に応じて位相シフトした正弦波出力を
発生する。2相−3相変換回路16においては、電流指
令Isと正弦波,余弦波発生器14の出力に応じて各相
に電流指令Isa,Isb,Iscを出力する。各相は
それぞれ個別に電流制御系(ACR)15を持ち、電流
指令Isa,Isb,Iscと電流検出器CTからの電
流検出信号Ifa,Ifb,Ifcに応じた信号をイン
バータ12に送って各相電流を制御する。この場合、各
相合成の電流は界磁磁束に直角、あるいは位相シフトし
た位置に常に形成され、これによって無整流子で、かつ
直流機と同等の特性を得ることができる。
【0020】図5には、界磁磁束に直角、つまり誘起電
圧に対して同相に制御した場合の2相−3相変換回路1
6の出力信号と、電流指令出力信号を示す。各相には電
気角で120度の位相差を有する正弦波信号を出力す
る。また、この電流指令は、必要に応じて誘起電圧に対
して位相シフトさせることができる。
【0021】図6(a)は、界磁磁束φmに対して強め
る方向に位相シフトしたときのベクトル図で、二つの駆
動制御回路19A,19Bによって固定子巻線5に流れ
る電流により生じる合成結果で示す。Iq成分は誘起電
圧と同相の成分を示すものである。一方、Id成分は誘
起電圧と直交成分つまり界磁磁束φmと同一方向であ
る。ここで各相電流成分のd軸成分であるIdは補助磁
極20方向に向き、かつこの方向の磁気的な抵抗は補助
磁極20の磁気抵抗がほぼゼロであるために空隙長のみ
となってかなり小さくなり、大きな磁束φaを発生する
ことができる。一方、q軸にも各相電流成分のq軸成分
によって発生する磁束が当然発生する筈であるが、q軸
の磁気的な抵抗は永久磁石8の透磁率が空気と同じ1で
あることから磁気抵抗は非常に大きく、この磁束は、永
久磁石の界磁磁束φm,補助磁極20による磁束φaに
比較して非常に小さいために無視できる。ここで、永久
磁石の界磁磁束φmと補助磁極20による磁束φaとが
合成して、全体の磁束にφtを作る。全体の磁束φtの
大きさは、d軸成分の電流Idの値、つまり全電流Im
と位相シフト量θ1によってきまる。
【0022】同様に弱める方向に位相シフトすることも
できる。各相電流成分のd軸成分であるIdは補助磁極
20の方向で磁束が永久磁石8の磁束を減らす方向に向
かわせる。すると、この方向の磁気的な抵抗は図5と逆
方向に前述と同様の原理によって、大きな磁束φaを発
生することができる。そこで、永久磁石8の界磁磁束φ
mと補助磁極20による磁束φaとの合成の磁束φtは
永久磁石8の界磁磁束φmよりはるかに小さくなるまで
弱めることができる。
【0023】図6(b)に永久磁石のみの電動機の特性
と突極性電動機の特性との比較を示す。永久磁石のみの
電動機では界磁磁束が一定であるために図示のように直
流分巻モータと同じ特性を有する。この特性では、高速
にモータを回転することができない。一方突極性電動機
においては同一のモータ電流に対して低速時には大きな
トルクを発生できると共に、高速時には弱め界磁制御に
よって、その運転領域を拡大することができる。すなわ
ち、低速時では強め界磁制御によって大きなトルクを効
率良く得ることができ、かつ高速時には弱め界磁制御に
よって高速域まで回転可能にする、つまり直巻特性を得
ることができる。
【0024】上記説明のように、複数の独立した多相固
定子巻線5を有する固定子鉄心4とその空隙面に回転子
2とを備えた駆動電動機と、複数の独立した多相固定子
巻線5に接続されると共に、故障検出機構F1,F2を
持った複数の駆動制御装置19A,19Bとを備えるこ
とによって、車両駆動装置として二つの駆動部を持つこ
とができるために制御部の故障、あるいは電動機の固定
子巻線5の一つの断線等による故障時にも駆動力を確保
できる。かつ、電動機は同一のハウジングの中に複数の
独立した多相固定子巻線5を有する構成としているため
に、電動機の体格の増加や、出力減少を伴わずにフェー
ルセイフ機能を持つことができる。この時に必要に応じ
て故障したインバータ12A,12BをスイッチSW1,
SW2によって直流電源11より切り離せば良い。
【0025】なお、以上は固定子巻線5として、電気角
で30度の位相差を有する場合について述べるが、トル
クむらが許容できれば、図1,図4で示した制御回路C
1,C2はインバータ12A,12Bの共通のものが一
つ存在すれば良く、つまり共通のパルスによってインバ
ータ12A,12Bを駆動でき、制御構成が非常に簡単
となる。さらに固定子巻線5を同相に巻回する構成とす
ることによって、二つの固定子巻線5の合成値を検出す
る一組の電流検出器で制御することができ、制御構成が
非常に簡単となる。
【0026】また、永久磁石電動機装置としては電気的
に30度位相の異なる独立した二つの3相固定子巻線5
を有することによって、電気自動車として好適な直巻特
性を持つと共にトルクむらの少ない電動機とすることが
できる。
【0027】図7に本発明の他の実施例を示す。電動機
として分割鉄心の固定子鉄心を使用した例を示す。分割
された固定子鉄心4には独立の固定子巻線5が施され
る。そして各固定子巻線5には図1で示したように独立
のインバータ12A,12Bに接続される。一般には分
割固定子鉄心4を使用すると分割された固定子鉄心4に
巻回された固定子巻線5間の接続が必要となる。図7で
示した実施例ではそれぞれ独立のインバータ12A,1
2Bに接続するためにこのようなわずらわしさが無く、
分割固定子鉄心4の利点である製造の容易さ、あるいは
円形とする必要が無いために使用材料が少なくなる。特
に永久磁石回転子では回転子側に積層の鉄心が不要であ
ることから使用鉄心材料が少なくなる等の利点を有す
る。
【0028】永久磁石電動機装置としては、図3で示し
たような電気的に30度位相の異なる独立した二つの3
相固定子巻線5を有する固定子鉄心4とその空隙面に前
記独立した二つの複数の3相固定子巻線5に共通に作用
する永久磁石回転子とを備えた駆動電動機と、二つの独
立した3相固定子巻線5に接続される複数の駆動制御装
置19A,19Bとを備える構成とする。これによっ
て、トルクむらの少ない永久磁石電動機装置とすること
ができる。また、永久磁石電動機装置としては、二つの
独立した3相固定子巻線5に接続される複数の駆動制御
装置19A,19Bとして120度通電方式の駆動制御装
置19A,19Bを備えた場合にその効果が最も良く発
揮できる。それは、120度通電方式では永久磁石電動
機のトルクむらが大きく、そのために、本発明の採用に
よるトルクむらの改善効果が非常に大きい利点がある。
【0029】また、永久磁石電動機として、図1,図6
(a)で示したように突極磁極形状の永久磁石回転子2
を持ち、120度通電方式の駆動制御装置19A,19
Bを備えた場合にその効果が最も良く発揮できる。12
0度通電方式での永久磁石電動機のトルクむらの大きい
ことに加え、突極磁極形状の永久磁石回転子2を持つこ
とによってさらにそのトルクむらは大きくなる。そのう
え、永久磁石回転子2の磁極位置検出器PSの検出誤差
等があると、逆トルク発生領域ができ、最悪の場合には
起動しない領域ができる。本発明の効果により、この構
成でもトルクむらが少なく、かつ、突極磁極形状の永久
磁石回転子2の持つ高トルクの永久磁石電動機装置とす
ることができる。
【0030】以上、前記実施例においては、本発明を回
転型のモータ駆動の適用した場合について示したが、永
久磁石電動機装置としてはリニアモータ駆動にも適用す
ることができる。また、多相の各巻線がラップしない集
中巻構成の固定子構造を持つ永久磁石電動機装置の場合
にも適用できる。
【0031】
【発明の効果】車両用駆動装置として、複数の独立した
多相固定子巻線を有する固定子鉄心とその空隙面に回転
子とを備えた駆動電動機と、複数の独立した多相固定子
巻線に接続されると共に、故障検出機構を持った複数の
駆動制御装置とを備える。
【0032】さらに、永久磁石電動機装置として電気的
に30度位相の異なる独立した二つの3相固定子巻線を
有する固定子鉄心とその空隙面に前記独立した二つの複
数の3相固定子巻線に共通に作用する永久磁石回転子と
を備えた駆動電動機と、二つの独立した3相固定子巻線
に接続される複数の駆動制御装置とを備える。
【0033】以上の構成によれば、車両駆動装置として
二つの駆動部をもつことができるために制御部の故障、
あるいは電動機の固定子巻線の一つの断線等による故障
時にも駆動力を確保できる。かつ、電動機は同一のハウ
ジングの中に複数の独立した多相固定子巻線を有する構
成としているために、電動機の体格の増加や、出力減少
を伴わずにフェールセイフ機能を持つことができる。
【0034】また、永久磁石電動機装置としては電気的
に30度位相の異なる独立した二つの3相固定子巻線を
有することによって、電気自動車として好適な直巻特性
を持つと共にトルクむらの少ない電動機とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用駆動装置の構成図である。
【図2】本発明の駆動電動機の断面構造図である。
【図3】本発明の駆動電動機の巻線を示す図である。
【図4】本発明の駆動電動機の制御装置の制御構成を示
す図である。
【図5】本発明の制御装置の制御構成の動作を示す図で
ある。
【図6】本発明の駆動電動機の動作説明図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1…固定子、2…回転子、3…ハウジング、4…固定子
鉄心、5…固定子巻線、6…シャフト、7…ヨーク、8
…永久磁石、9…エンドブラケット、10…ベアリン
グ、11…直流電源、12…インバータ、13…速度制
御回路、14…正弦波,余弦波発生器、15…電流制御
系、16…2相−3相変換回路、17…F/V変換器、
18…位相シフト回路、19…駆動制御装置、20…補
助磁極、C…制御回路、F…故障検出機構、SW…スイ
ッチ、PS…位置検出器、E…エンコーダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小泉 修 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の独立した多相固定子巻線を有する固
    定子鉄心とその空隙面に回転子とを備えた駆動電動機
    と、複数の独立した多相固定子巻線に接続されると共
    に、故障検出機構を持った複数の駆動制御装置とを備え
    たことを特徴とする車両用駆動装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載において、複数の独立した多
    相固定子巻線に接続された複数の駆動制御装置が共通の
    駆動パルスによって制御されることを特徴とする車両用
    駆動装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載において、位相の異なる複数
    の独立した多相固定子巻線に接続された複数の駆動制御
    装置が共通の駆動パルスによって制御される車両用駆動
    装置補助磁極と永久磁石との空隙長を異ならしめたこと
    を特徴とする永久磁石電動機装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載において、フレーム内に配置
    され、独立した多相固定子巻線を有する複数の分割固定
    子鉄心とその空隙面に回転子とを備えた駆動電動機と、
    複数の独立した多相固定子巻線に接続されると共に、故
    障検出機構を持った複数の駆動制御装置とを備えたこと
    を特徴とする車両用駆動装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載において、故障検出機構から
    の信号によって駆動電源から駆動制御装置を分離させる
    機能を備えたことを特徴とする車両用駆動装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載において、複数の独立した多
    相固定子巻線を有する固定子鉄心とその空隙面に回転子
    とを備えた駆動電動機として同期電動機を用いたことを
    特徴とする車両用駆動装置。
  7. 【請求項7】請求項1記載において、複数の独立した多
    相固定子巻線を有する固定子鉄心とその空隙面に回転子
    とを備えた駆動電動機として誘導電動機を用いたことを
    特徴とする車両用駆動装置。
  8. 【請求項8】請求項1記載において、複数の独立した多
    相固定子巻線に接続された複数の駆動制御装置を制御す
    る共通の電流検出器を備えたことを特徴とする車両用駆
    動装置。
  9. 【請求項9】電気的に30度位相の異なる独立した二つ
    の3相固定子巻線を有する固定子鉄心とその空隙面に前
    記独立した二つの複数の3相固定子巻線に共通に作用す
    る永久磁石回転子とを備えた駆動電動機と、二つの独立
    した3相固定子巻線に接続される複数の駆動制御装置と
    を備えたことを特徴とする永久磁石電動機装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載において、二つの独立した
    3相固定子巻線に接続される複数の駆動制御装置として
    120度通電方式の駆動制御装置を備えたことを特徴と
    する永久磁石電動機装置。
  11. 【請求項11】請求項9記載において、独立した二つの
    複数の3相固定子巻線に共通に作用する永久磁石回転子
    として突極磁極形状の永久磁石回転子を備えたことを特
    徴とする永久磁石電動機装置。
JP5056781A 1993-03-17 1993-03-17 車両用駆動装置及び永久磁石電動機装置 Pending JPH06276778A (ja)

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