JPH0627698U - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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JPH0627698U
JPH0627698U JP6525692U JP6525692U JPH0627698U JP H0627698 U JPH0627698 U JP H0627698U JP 6525692 U JP6525692 U JP 6525692U JP 6525692 U JP6525692 U JP 6525692U JP H0627698 U JPH0627698 U JP H0627698U
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祐之 大浜
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トキコ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は給油される燃料タンク内に残留する
ベーパを吸引して油種を判別し、油種が一致したとき給
油を許可するよう構成した給油装置を提供することを目
的とする。 【構成】 ポンプ9が設けられた配管7には負圧発生部
8が設けられ、給油時負圧発生部8で発生した負圧は吸
気側サージタンク19及び圧力変換器22に導入され
る。給油開始前、吸気側サージタンク19に貯留された
負圧により燃料タンク6内のベーパがベーパ吸引パイプ
16に吸引されて油種検出センサ17に供給される。圧
力変換器22は負圧発生部8で発生した負圧により加圧
動作を行い、油種検出後、圧力変換器22により排気側
サージタンク21に畜圧された圧縮空気が油種検出セン
サ17に排気され油種検出センサ17に付着したベーパ
を除去する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は給油所等において使用され、自動車の燃料タンク等へガソリンや軽油 のような油液を供給する際、燃料タンク内のベーパを吸引して油種判別を行うよ う構成された給油装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
給油所等においては、ガソリン供給用,軽油供給用といったように、供給油種 毎に給油装置が設置されている。
【0003】 そこで、この種の給油装置では、顧客の自動車の燃料タンク等に給油する際、 例えばガソリンを供給すべきところを誤って軽油供給用の給油装置を使って給油 してしまうといった異油種給油事故を防止するために、油種判別機能が備えられ る傾向にある。そして、この油種判別機能を備えた給油装置は、給油される燃料 タンク内の残存油液のベーパ(油蒸気)を吸引して油種判別装置の油蒸気センサ に当ててその油種を判別し、タンク内の残存油液の油種と給油装置からの供給油 液の油種とが一致したときのみ給油が可能となるようになっている。
【0004】 又、上記油蒸気センサとしては例えばベーパの蒸気圧を検出する半導体式のガ スセンサが使用されている。そのため、油種判別機能を備えた給油装置では、給 油ノズルが自動車の燃料タンクに差し込まれたとき燃料タンク内のベーパを吸引 する吸気手段と、油種検出後油蒸気センサに付着したベーパを除去する排気手段 とが設けられている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の給油装置では、上記給油動作を行うため油液を給送する配管、 ポンプ、流量計、弁装置、表示器等の他にも、給油開始前に上記油蒸気センサに 給油される燃料タンクの残存油液のベーパを供給するための吸気用ポンプと、次 回の油種検出を正確にするため油蒸気センサに付着したベーパを除去するための 排気用ポンプとを設けなければならず、上記吸排気系の機器の部品点数が多くな り装置内部が複雑化するばかりか内部の取付けスペースを確保するため装置が大 型化するといった課題がある。さらに、従来の給油装置では、部品点数の増加に 伴い組立作業の手間が増えるとともに各機器のメンテナンスが面倒になるといっ た課題もある。
【0006】 そこで、本考案は上記課題を解決した給油装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記請求項1の考案は、基端側が送液手段に連通されたホースと、 該ホースの先端に接続され、タンクの給油口に挿入されて前記送液手段により 供給される油液を吐出する給油ノズルと、 一側がタンク内の油蒸気を採取するために該給油ノズルの先端側に開口し、他 側は前記ホースに沿って延設された吸引管路と、 前記送液手段の管路に設けられ、前記送液手段により圧送される油液の流速に 伴って負圧を発生させる負圧発生手段と、 該負圧発生手段により発生した負圧が導入される吸気側タンクと、 前記負圧発生手段により発生した負圧と大気圧との圧力差により往復動するピ ストンを有し、該ピストンの動作により加圧された空気を生成する加圧手段と、 該加圧手段により生成された圧縮空気を貯留する排気側タンクと、 前記吸引管路の他側に接続され、前記給油ノズルが挿入される燃料タンク内に 残留する油蒸気を前記吸引管路より供給され油種を検出する油種検出手段と、 給油開始前に該油種検出手段と前記吸気側タンクとを連通させて前記燃料タン ク内に残留する油蒸気を前記油種検出手段に供給し、油種検出終了後前記排気側 タンクと前記油種検出手段とを連通させて前記油種検出手段に付着した油蒸気を 前記吸引管路より排出させるよう切り換える給排切換手段と、 給油作業開始に際して、前記油種検出手段の出力に基づき判定された燃料タン ク内の残存油液の油種が前記送液手段から供給される油種と一致したとき前記送 液手段を駆動する制御手段と、 よりなる。
【0008】 又、請求項2の考案は、基端側が送液手段に連通されたホースと、 該ホースの先端に接続され、タンクの給油口に挿入されて前記送液手段により 供給される油液を吐出する給油ノズルと、 一側がタンク内の油蒸気を採取するために該給油ノズルの先端側に開口し、他 側は前記ホースに沿って延設された吸引管路と、 前記送液手段の管路に設けられ、前記送液手段により圧送される油液の流速に 伴って負圧を発生させる負圧発生手段と、 該負圧発生手段により発生した負圧が導入される吸気タンクと、 前記吸引管路の他側に接続され、前記給油ノズルが挿入される燃料タンク内に 残留する油蒸気を前記吸引管路より供給され油種を検出する油種検出手段と、 給油開始前に該油種検出手段と前記吸気タンクとを連通させて前記燃料タンク 内に残留する油蒸気を前記油種検出手段に供給し、給油終了後前記吸気タンクと 前記油種検出手段とを連通させて前記油種検出手段に付着した油蒸気を前記送液 手段へ排出させるよう切り換える給排切換手段と、 給油作業開始に際して、前記油種検出手段の出力に基づき判定された燃料タン ク内の残存油液の油種が前記送液手段から供給される油種と一致したとき前記送 液手段を駆動する制御手段と、 よりなる。
【0009】
【作用】
上記請求項1では、油液が圧送される際に生じる負圧を利用して吸気側タンク に負圧を貯留させるとともに加圧手段の動作により排気側タンクに圧縮空気を貯 留させ、吸気側タンクの負圧により燃料タンク内の油蒸気を油種検出手段に吸引 し、油種検出終了後排気側タンクに貯留された圧縮空気により油種検出手段に付 着した油蒸気を排出し、請求項2では吸気タンクの負圧により油種検出手段に付 着した油蒸気を排出することにより、従来必要とされた吸気ポンプ及び排気ポン プを不要にできる。
【0010】
【実施例】
図1及び図2に本考案になる給油装置の第1実施例を示す。
【0011】 両図中、給油装置1は給油所の給油現場に設置され、装置本体2の側面には給 油ノズル3に接続された給油ホース5が引き出されている。給油ノズル3は通常 、装置本体2の側面に設けられたノズル掛け4に掛止されており、例えば顧客の 自動車が給油所に到着すると、作業者は給油ノズル3をノズル掛け4から外し自 動車の燃料タンク6の給油口6aに挿入して給油を行う。
【0012】 給油ホース5は装置本体2内において、給油系統に接続されている。7は給油 系統の配管で、地下タンク(図示せず)に接続されている。8は負圧発生部で、 配管7の途中に設けられており、配管7の内径よりも小径とされたベンチュリ構 造になっている。又、配管7は流量計10,ポンプ9を介して給油ホース5に接 続され、負圧発生部8は地下タンクとポンプ9との間に介在している。
【0013】 12は制御装置で、給油ノズル3が給油口6aに挿入されてノズル掛け4に設 けられたノズルスイッチ11がオンになると後述するよう油蒸気(ベーパ)に基 づく油種判定を行う。そして、制御装置12は検出されたタンク6の油種と予め 設定された地下タンクに対応する油種とが一致したとき、ポンプモータ9aを起 動してポンプ9を駆動する。ポンプ9の駆動により地下タンクの油液は配管7を 介して汲み上げられ流量計10,給油ホース5を通過し、給油ノズル3よりタン ク6に給油される。
【0014】 13は給油量をプリセットするプリセット設定部で、給油量を入力するテンキ ー13aと、入力された数値を表示する表示部13bとを有する。
【0015】 尚、給油時、流量計10は給油量を計測し、流量パルス発信器10aが流量パ ルスを制御装置12へ出力する。そして、制御装置12は流量パルスを積算し、 給油量表示器14に給油量を表示する。又、制御装置12は後述する油種判別プ ログラムAが入力され、メモリには各油種別の油蒸気圧及び地下タンクの油種が 予め記憶されている。
【0016】 15は給油装置1の動作状態を報知する状態報知器で、装置本体2の前面に設 けられ、油種判定時及びセンサクリーニング時にランプを点滅する。
【0017】 16は可橈性を有するベーパ吸引パイプで、一端が給油ノズル3の先端部で開 口し、給油ホース5に沿うよう例えば給油ホース5の外周に一体的に保持されて おり、他端が装置本体2内の油種判定・回収系統に接続されている。従って、給 油ノズル3が給油口6aに挿入されると、給油タンク6内のベーパはベーパ吸引 パイプ16に流入する。
【0018】 17は油種検出センサで、例えばベーパの蒸気圧を検出する半導体式の油蒸気 センサが使用されており、ベーパ吸引パイプ16に接続された検出管路18に設 けられている。
【0019】 19は吸気側サージタンクで、油種検出のための負圧を貯留しており、負圧導 入管路20を介して負圧発生部8に接続されている。
【0020】 21は排気側サージタンクで、油種検出後の排気のための圧縮空気を貯留して いる。
【0021】 22は加圧手段として機能する圧力変換器で、負圧導入管路23を介して負圧 発生部8に接続され、且つ排気管路24を介して排気側サージタンク21と接続 されている。この圧力変換器22は図3に拡大して示すように、シリンダ25内 にピストン26が摺動自在に設けられている。
【0022】 シリンダ25は大径シリンダ室25a、小径シリンダ室25b、排気室25c を有する。大径シリンダ室25aには排気管路24、大気導入管路27が接続さ れ、小径シリンダ室25bには負圧導入管路23が接続されている。又、排気室 25cは隔壁25dにより小径シリンダ室25bと画成されており、隔壁25d に穿設された弁孔25eを介して連通にしている。さらに、排気室25cは側方 に延在する大気導入管路28と連通している。
【0023】 ピストン26は大径シリンダ室25aを摺動する大径ピストン26aと小径シ リンダ室25bを摺動する小径ピストン26bとを有し、大径ピストン26aと 小径ピストン26bとが軸26cにより一体に連結されている。又、大径ピスト ン26aの外周及び小径ピストン26bの外周には、大径シリンダ室25a、小 径シリンダ室25bの内壁との間をシールするOリング29a,29bが取り付 けられている。
【0024】 小径ピストン26bは隔壁25dとの間に介在するコイルバネ30のバネ力に よりR方向に附勢されている。そのため、ピストン26はコイルバネ30のバネ 力によりR方向に押圧され、負圧導入管路23を介して負圧発生部8で発生した 負圧が小径シリンダ室25bに導入されるとL方向に押圧されてシリンダ25内 を往復動する。
【0025】 排気室25cには、コイルバネ31に押圧された弁体32が設けられ、弁体3 2は弁孔25eを挿通された弁軸32aが小径ピストン26bに当接してL方向 に押圧されると、同方向に変位して弁孔25eを開弁する。
【0026】 33は三方電磁弁(給排切換手段)で、検出管路18に接続された第1のポー ト33aと、吸気用サージタンク19からの吸気管路34に接続された第2のポ ート33bと、排気用サージタンク21からの排気管路35に接続された第3の ポート33cとを有する。この三方電磁弁33は後述するように制御回路12か らの指令により、給油開始前は油種検出センサ17と吸気側サージタンク19と を接続し、給油終了後は油種検出センサ17と排気側サージタンク21とを接続 するように切り換わる。
【0027】 燃料タンク6内の残存液の油種(本実施例ではガソリン,軽油)により飽和蒸 気圧が異なり、ガソリンの方が軽油よりも飽和蒸気圧が高い。従って、ガソリン のベーパが吸引されたとき油種検出センサ17の出力は高くなり、軽油のベーパ が吸引されたときの油種検出センサ17の出力は低くなる。
【0028】 ところが、上記半導体式のセンサはその特性上、油液が直接付着していると正 確な油種検出ができなくなるばかりか故障の原因にもなる。そのため、給油開始 前のみベーパが油種検出センサ17へ供給され、給油終了後はベーパが除去され るように三方電磁弁33を切換える。
【0029】 図2に示すように、負圧導入管路20,23、排気管路24、大気導入管路2 7には夫々逆流を防止するチェック弁36〜39が配設されている。排気管路3 5には排気弁40が配設されている。この排気弁40は電磁弁よりなり、通常閉 弁したままで後述するように油種検出後所定時間開弁され、上記油種検出センサ 17に付着したベーパを除去させる。
【0030】 ここで、上記構成になる給油装置1の給油動作について説明する。制御装置 12は給油時、図4に示す処理を実行する。
【0031】 同図中、制御装置12は、ステップS1(以下「ステップ」を省略する)で給 油ノズル3がノズル掛け4から外されてノズルスイッチ11がオンに切換ると、 S2に進み挿入待機時間のタイマTaをリセットして計時を開始する。
【0032】 次のS3では、給油ノズル3がノズル掛け4から外されて燃料タンク6の給油 口6aに挿入されるまでの時間が経過したかどうかをみており、予め設定された 挿入待機時間(数秒間)が経過すると、S4に進み油種検出時間のタイマTbを リセットして計時を開始する。
【0033】 続いて、S5に進み三方電磁弁33の検出管路18に接続された第1のポート 33aと、吸気側サージタンク19からの吸気管路34に接続された第2のポー ト33bとを連通させるように切り換える。
【0034】 吸気側サージタンク19には前回の給油動作により負圧発生部8で発生した負 圧が貯留されているため、上記三方電磁弁33の切換動作により第1のポート3 3aと第2のポート33bとが連通すると、吸気側サージタンク19の負圧が検 出管路18及びベーパ吸引パイプ16に導入される。これにより、燃料タンク6 内のベーパがベーパ吸引パイプ16、検出管路18を介して吸引され、検出管路 18に設けられた油種検出センサ17に供給される。
【0035】 油種検出センサ17は吸引パイプ16から吸引されたベーパの圧力に応じた検 出信号を出力し、制御装置12は検出信号に基づいて燃料タンク6内のベーパの 油種を判別する。次のS6においては、ベーパの油種と予め設定された地下タン クに対応する油種とが一致するか否かをチェックしており、燃料タンク6の油種 と地下タンクの油種とが一致した場合には、S7に進み三方電磁弁33の検出管 路18に接続された第1のポート33aと、排気側サージタンク21からの排気 管路35に接続された第3のポート33cとを連通させるように切り換えるとと もに、排気弁40を開弁する。これにより、吸気側サージタンク19と検出管路 18との間が遮断されるとともに前回の給油動作により予め排気側サージタンク 21に貯留されていた圧縮空気が排気管路35、三方電磁弁33を介して検出管 路18に供給される。
【0036】 そのため、油種検出センサ17に付着したベーパは排気側サージタンク21か らの圧縮空気により除去され、油種検出センサ17の表面はクリーニングされて 乾燥される。
【0037】 続いて、S8では、ポンプ9のモータ9aを起動し、地下タンクの油液を給油 ノズル3へ圧送する。そして、作業者が給油ノズル3のノズルレバーを引くと、 燃料タンク6への給油が開始される。
【0038】 上記給油開始とともに地下タンクからポンプ9により汲み上げられた油液は、 配管7を流れて給油ホース5、給油ノズル3より燃料タンク6へ給送される。そ して、燃料タンク6への給油量は流量計10により計測され、流量積算値を給油 量表示器14に表示する(S9)。
【0039】 給油時、配管7に設けられた負圧発生部8は流路面積が絞られたベンチュリ管 構造とされているので、負圧発生部8を流れる油液の流速は加速される。そのた め、負圧発生部8の上流側を流れる油液の流速と負圧発生部8を流れる油液の流 速の差の応じた圧力差が生じ、負圧発生部8に負圧が発生する。その結果、負圧 発生部8に接続された負圧導入管路20,23に負圧が導入され、負圧導入管路 20,23の空気が配管7に吸引される。
【0040】 従って、吸気側サージタンク19はベーパ及び空気が負圧導入管路20を介し て負圧発生部8に吸引されて徐々に減圧され、吸気側サージタンク19には大気 圧以下の負圧が貯留される。又、油種検出用に吸引されたベーパは上記負圧発生 部8に吸引されて配管7に排出されるため、給油装置1の周囲にベーパが放出さ れず安全性が高められている。これと同時に、圧力変換器22の小径シリンダ室 25bにも負圧導入管路23を介して負圧発生部8の負圧が導入される。
【0041】 即ち、小径ピストン26bと隔壁25dとにより画成された引圧室41の圧力 が徐々に減圧され、次第に小径ピストン26bがバネ30のバネ力に抗してL方 向に摺動する。図5に示すように、小径ピストン26bと一体に設けられた大径 ピストン26aも同方向に摺動し、大径ピストン26aと大径シリンダ室25a により画成された加圧室42に大気導入管路27からの外気が吸引される。
【0042】 ピストン26がL方向に摺動して小径ピストン26bが弁体32の弁軸32a に当接する。そのため、弁体32はピストン26に押圧されて開弁方向に変位し て大気導入管路28からの外気を隔壁25dの孔25eより引圧室41に導入さ せる。
【0043】 これで引圧室41の負圧がなくなり、ピストン26はバネ30のバネ力により R方向に摺動し、加圧室42に吸引された空気を圧縮する。このように加圧され た圧縮空気は大径ピストン26aがR方向に摺動するとともに排気管路24を通 って排気側サージタンク21に供給される。
【0044】 上記ピストン26がR方向に摺動すると、弁体32もバネ31のバネ力により 閉弁方向に変位して隔壁25dの孔25eを閉じる。そのため、引圧室41には 再び負圧発生部8の負圧が導入される。これで、ピストン26はL方向に摺動す る。
【0045】 給油中は上記のようにピストン26が繰り返し往復動するため、排気側サージ タンク21には圧力変換器22により生成された圧縮空気が次第に畜圧され、油 種検出センサ17の表面をクリーニングするのに必要な圧縮空気が貯留される。
【0046】 燃料タンク6への給油が終了し、給油ノズル3がノズル掛け4に戻されるとノ ズルスイッチ11がオフに切換わる。S10においてはノズルスイッチ11がオ フになるかどうかをチェックしており、S10でノズルスイッチ11がオフにな ると、S11に進みポンプ9のモータ9aを停止させる。
【0047】 次のS12では、排気時間のタイマTcをリセットして計時を開始する。そし て、S13で給油ノズル3がノズル掛け4に戻されてから、所定の排気時間(数 秒間)が経過すると、S14に進み排気弁40を閉弁させる。
【0048】 しかし、S6において油種不一致のときは、S15に移り油種検出時間(数秒 間)経過したかどうかをチェックする。S15において所定の油種検出時間が経 過した場合は、状態報知器15のランプを点灯(給油禁止の警告)させたままに して作業者に油種不一致であることを知らせる。そして、S17で三方電磁弁3 3の検出管路18に接続された第1のポート33aと、排気側サージタンク21 からの排気管路35に接続された第3のポート33cとを連通させるように切り 換えるとともに、排気弁40を開弁する。これにより、吸気側サージタンク19 と検出管路18との間が遮断されるとともに前回の給油動作により予め排気側サ ージタンク21に貯留されていた圧縮空気が排気管路35、三方電磁弁33を介 して検出管路18に供給される。
【0049】 そのため、油種検出センサ17に付着したベーパは排気側サージタンク21か らの圧縮空気により除去され、油種検出センサ17の表面はクリーニングされて 乾燥される。
【0050】 その後、作業者が油種不一致に気が付いて給油ノズル3をノズル掛け4に戻す と、給油処理を行わずに上記S10〜S14の処理を実行する。
【0051】 このように、給油装置1では、従来必要とされた吸気ポンプ及び排気ポンプを 使用せずにベーパの吸引、排気をおこなえるので、装置本体内のスペースを有効 に使用でき、装置本体の小型化も図ることができる。又、吸気ポンプ及び排気ポ ンプを削除できるので、その分給油装置の構成が簡略化され組立作業が容易に行 えるとともにメンテナスも容易に行える。しかも、給油時に発生する負圧を利用 して排気側サージタンク21に圧縮空気を畜圧できると同時に吸気側サージタン ク19に負圧を導入することができ、モータなどの駆動源が不要であり、省電力 化が図られ維持費が安価に抑えられる。
【0052】 又、状態報知器15は給油ノズル3がノズル掛け4から外されてから油種一致 を判定するまでの間表示ランプを点滅する。従って、作業者は状態報知器15の 点滅により油種判定中であることがわかり、状態報知器15の消灯により「油種 一致」を確認する。これにより、作業者は給油ノズル3のノズルレバーを引き給 油を開始させる。
【0053】 尚、給油終了後、給油ノズル3がノズル掛け4に戻されると、状態報知器15 が再び点滅して前述した排気側サージタンク21に圧縮空気による油種検出セン サ17のクリーニング中であることが表示される。
【0054】 油種検出センサ17のクリーニングが完了すると、状態報知器15は消灯する ため、作業者は状態報知器15が消灯したことを確認してから次回給油作業を行 う。
【0055】 図6に本考案の第2実施例を示す。
【0056】 同図中、給油装置45は上記第1実施例に対して排気側サージタンク21及び 圧力変換器22が削除されており、吸気側サージタンク19には圧力センサ46 が設けられている。又、検出管路18と吸気管路34との間には電磁弁よりなる 開閉弁47が配設されている。
【0057】 この開閉弁47は給油開始前と給油終了後に段階的に開弁され、吸気側サージ タンク19に貯留された負圧を利用して油種検出のための吸気と油種検出センサ 17のクリーニングのための排気とを行わせる。
【0058】 ここで、第2実施例の動作及び制御装置12が実行する処理について図7を併 せ参照して説明する。
【0059】 図7のS21において、給油ノズル3がノズル掛け4から外されてノズルスイ ッチ11がオンに切換ると、S22に進み挿入待機時間のタイマTaをリセット して計時を開始する。
【0060】 次のS23では、給油ノズル3がノズル掛け4から外されて燃料タンク6の給 油口6aに挿入されるまでの時間が経過したかどうかをみており、予め設定され た挿入待機時間(数秒間)が経過すると、S24に進み開閉弁47を開弁させる 。吸気サージタンク19’には前回給油のとき負圧発生部8で発生した負圧が導 入されているので、開閉弁47が開弁すると吸気サージタンク19’の負圧が検 出管路18及びベーパ吸引パイプ16に導入される。これにより、燃料タンク6 内のベーパがベーパ吸引パイプ16、検出管路18を介して吸引され、検出管路 18に設けられた油種検出センサ17に供給される。
【0061】 次のS25では、油種検出時間のタイマTbをリセットして計時を開始する。
【0062】 油種検出センサ17は上記開閉弁47の開弁動作により吸引パイプ16から吸 引されたベーパの圧力に応じた検出信号を出力し、制御装置12は検出信号に基 づいて燃料タンク6内のベーパの油種を判別する。
【0063】 次のS26においては、吸引したベーパの油種と予め設定された地下タンクに 対応する油種とが一致するか否かをチェックしており、燃料タンク6の油種と地 下タンクの油種とが一致した場合には、S27に進み開閉弁47を閉弁させる。 続いて、S28でポンプ9のモータ9aを起動し、地下タンクの油液を給油ノズ ル3へ圧送する。そして、作業者が給油ノズル3のノズルレバーを引くと、燃料 タンク6への給油が開始される。
【0064】 上記給油開始とともに地下タンクからポンプ9により汲み上げられた油液は、 配管7を流れて給油ホース5、給油ノズル3より燃料タンク6へ給送される。そ して、燃料タンク6への給油量は流量計10により計測され、流量積算値を給油 量表示器14に表示する(S29)。
【0065】 給油時は上記第1実施例と同様、配管7に設けられた負圧発生部8は流路面積 が絞られたベンチュリ管構造とされているので、負圧発生部8の上流側を流れる 油液の流速と負圧発生部8を流れる油液の流速の差の応じた圧力差が生じ、負圧 発生部8に負圧が発生する。その結果、負圧発生部8に接続された負圧導入管路 20に負圧が導入され、負圧導入管路20の空気が配管7に吸引される。
【0066】 従って、吸気サージタンク19’はベーパ及び空気が負圧導入管路20を介し て負圧発生部8に吸引されて徐々に減圧される。又、油種検出用に吸引されたベ ーパは上記負圧発生部8に吸引されて配管7に排出されるため、給油装置1の周 囲にベーパが放出されず安全性が高められている。
【0067】 燃料タンク6への給油が終了し、給油ノズル3がノズル掛け4に戻されるとノ ズルスイッチ11がオフに切換わる。S30においてはノズルスイッチ11がオ フになるかどうかをチェックしており、S30でノズルスイッチ11がオフにな ると、S31に進みポンプ9のモータ9aを停止させる。
【0068】 次のS32では、開閉弁47を開弁させて検出管路18内のベーパを吸気サー ジタンク19’に吸引させる。ベーパを吸気サージタンク19’内には上記給油 動作による負圧が導入されており、開閉弁47の開弁により検出管路18内のベ ーパを強制的に吸引して油種検出センサ17に付着したベーパが除去される。
【0069】 そのため、油種検出センサ17に付着したベーパは吸気サージタンク19’か らの圧縮空気により除去され、油種検出センサ17の表面はクリーニングされて 乾燥される。
【0070】 次のS33では、次回の油種検出する際ベーパを吸引するのに必要な負圧を残 しておくため、圧力センサ46から出力された検出値を読み取っており、吸気サ ージタンク19’の圧力が所定の圧力値Pb(次回油種検出時のベーパ吸引に必 要な負圧)に達したかどうかをみている。そして、S33において、圧力値Pb が検出されると、S34に進み開閉弁47を閉弁させる。
【0071】 しかし、S26において油種不一致のときは、S35に移り油種検出時間(数 秒間)経過したかどうかをチェックする。S35において所定の油種検出時間が 経過した場合は、開閉弁47を閉弁させ(S36)、続いて状態報知器15のラ ンプを点灯(給油禁止の警告)させたままにして作業者に油種不一致であること を知らせる(S37)。そして、作業者が油種不一致に気が付いて給油ノズル3 をノズル掛け4に戻すと、給油処理を行わずに上記S30〜S34の処理を実行 する。
【0072】 上記のように、開閉弁47を段階的に開弁させるだけで吸気サージタンク19 ’に導入された負圧を利用してベーパ吸引と油種検出センサ17のクリーニング とを行うことができ、上記第1実施例よりも構成の簡略化が一層図られている。
【0073】 尚、上記実施例では、負圧発生部にベンチュリ管を用いたが、これに限らず、 単に配管7に負圧導入管路20,23を接続するようにしても良い。
【0074】 又、上記実施例ではガソリンと軽油とを判別するものとして説明したが、これ 以外の油種を判別するようにしても良いのは勿論である。
【0075】
【考案の効果】
上述の如く、本考案になる給油装置は、請求項1によれば、油液が圧送される 際に生じる負圧を利用して吸気側タンクに負圧を貯留させるとともに加圧手段の 動作により排気側タンクに圧縮空気を貯留させ、吸気側タンクの負圧により燃料 タンク内の油蒸気を油種検出手段に吸引し、油種検出終了後排気側タンクに貯留 された圧縮空気により油種検出手段に付着した油蒸気を排出し、又請求項2によ れば、吸気タンクの負圧により油種検出手段に付着した油蒸気を排出することが できるので、従来必要とされた吸気ポンプ及び排気ポンプを不要にでき、装置本 体内のスペースを有効に使用でき、装置本体の小型化も図ることができる。さら に、構成の簡略化を図るとともに組立作業及びメンテナスが容易に行える。しか も、給油時に発生する負圧を利用するためモータなどの駆動源が不要であり、省 電力化を図り維持費を安価に抑えられる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案になる給油装置の第1実施例の構成図で
ある。
【図2】本考案の第1実施例の要部を説明するための系
統図である。
【図3】圧力変換器の縦断面図である。
【図4】第1実施例の制御装置が実行するフローチャー
トである。
【図5】圧力変換器の動作を説明するための縦断面図で
ある。
【図6】本考案の第2実施例の構成図である。
【図7】第2実施例の制御装置が実行するフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 給油装置 3 給油ノズル 4 ノズル掛け 5 給油ホース 8 負圧発生部 9 ポンプ 10 流量計 11 ノズルスイッチ 12 制御装置 15 状態報知器 16 ベーパ吸引パイプ 17 油種検出センサ 19 吸気側サージタンク 20,23 負圧導入管路 21 排気側サージタンク 22 圧力変換器 25 シリンダ 26 ピストン 33 三方電磁弁 46 圧力センサ 47 開閉弁

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端側が送液手段に連通されたホース
    と、 該ホースの先端に接続され、タンクの給油口に挿入され
    て前記送液手段により供給される油液を吐出する給油ノ
    ズルと、 一側がタンク内の油蒸気を採取するために該給油ノズル
    の先端側に開口し、他側は前記ホースに沿って延設され
    た吸引管路と、 前記送液手段の管路に設けられ、前記送液手段により圧
    送される油液の流速に伴って負圧を発生させる負圧発生
    手段と、 該負圧発生手段により発生した負圧が導入される吸気側
    タンクと、 前記負圧発生手段により発生した負圧と大気圧との圧力
    差により往復動するピストンを有し、該ピストンの動作
    により加圧された空気を生成する加圧手段と、 該加圧手段により生成された圧縮空気を貯留する排気側
    タンクと、前記吸引管路の他側に接続され、前記給油ノ
    ズルが挿入される燃料タンク内に 残留する油蒸気を前記吸引管路より供給され油種を検出
    する油種検出手段と、 給油開始前に該油種検出手段と前記吸気側タンクとを連
    通させて前記燃料タンク内に残留する油蒸気を前記油種
    検出手段に供給し、油種検出終了後前記排気側タンクと
    前記油種検出手段とを連通させて前記油種検出手段に付
    着した油蒸気を前記吸引管路より排出させるよう切り換
    える給排切換手段と、 給油作業開始に際して、前記油種検出手段の出力に基づ
    き判定された燃料タンク内の残存油液の油種が前記送液
    手段から供給される油種と一致したとき前記送液手段を
    駆動する制御手段と、 よりなる給油装置。
  2. 【請求項2】 基端側が送液手段に連通されたホース
    と、 該ホースの先端に接続され、タンクの給油口に挿入され
    て前記送液手段により供給される油液を吐出する給油ノ
    ズルと、 一側がタンク内の油蒸気を採取するために該給油ノズル
    の先端側に開口し、他側は前記ホースに沿って延設され
    た吸引管路と、 前記送液手段の管路に設けられ、前記送液手段により圧
    送される油液の流速に伴って負圧を発生させる負圧発生
    手段と、 該負圧発生手段により発生した負圧が導入される吸気タ
    ンクと、 前記吸引管路の他側に接続され、前記給油ノズルが挿入
    される燃料タンク内に残留する油蒸気を前記吸引管路よ
    り供給され油種を検出する油種検出手段と、 給油開始前に該油種検出手段と前記吸気タンクとを連通
    させて前記燃料タンク内に残留する油蒸気を前記油種検
    出手段に供給し、給油終了後前記吸気タンクと前記油種
    検出手段とを連通させて前記油種検出手段に付着した油
    蒸気を前記送液手段へ排出させるよう切り換える給排切
    換手段と、 給油作業開始に際して、前記油種検出手段の出力に基づ
    き判定された燃料タンク内の残存油液の油種が前記送液
    手段から供給される油種と一致したとき前記送液手段を
    駆動する制御手段と、 よりなる給油装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN120136016A (zh) * 2025-04-02 2025-06-13 广州银展智能科技有限公司 一种无电气动力驱动供油系统

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