JPH06277285A - 真空打栓機 - Google Patents
真空打栓機Info
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- JPH06277285A JPH06277285A JP4240254A JP24025492A JPH06277285A JP H06277285 A JPH06277285 A JP H06277285A JP 4240254 A JP4240254 A JP 4240254A JP 24025492 A JP24025492 A JP 24025492A JP H06277285 A JPH06277285 A JP H06277285A
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Abstract
れる真空度を従来よりも低くして、真空打栓機の構造を
簡素化するとともに製造コストを引き下げる。 【構成】 打栓行程に際して、まず真空箱1内において
打栓棒15が下降せしめられる。この時打栓棒15と共
に隙間針10も下降しており、打栓棒15が栓体2を押
し下げる前に、既に隙間針10が栓体2に係合して、栓
体2を軸線方向に沿って連続的に変形せしめている。栓
体2は、連通状態を維持しつつ、打栓棒15によって最
終的に注射筒4内の薬液3の液面付近まで下降せしめら
れる。その後真空箱1は所定の真空度になるまで脱気さ
れる。脱気が終了すると打栓棒15並びに隙間針10が
引き上げられ、真空箱1内に再び空気が導入される。こ
れによって栓体2は極めて短い行程を進んだ後に薬液3
の液面に到達することができる。
Description
て、注射筒に充填された薬液の液面まで栓体を挿入する
ための真空打栓機に関する。
特公平4−28386号公報に開示されたものがある。
図5には、この真空打栓機の要部の構成が示されてい
る。この場合、薬液01を充填した注射筒02は、真空
箱(図示せず)内において、開口端側を上にして上プレ
ート03の把持孔04に把持されている。注射筒02の
開口端の上方位置には、打栓すべき栓体としての中栓0
5が中栓把持プレート06の中栓把持孔07によって予
め保持されている。また真空箱の上壁にはエアーシリン
ダ08が気密的に固設されており、該エアーシリンダ0
8のロッド09は真空箱の上壁を貫通して真空箱内に突
入していて、該ロッド09の端部には、中栓05を押し
下げて注射筒02の開口端に中栓05を打栓するための
打栓棒010が固設されている。
以下に説明する。まず図5の(a)に示すように、中栓
05を挿入した中栓把持プレート06及び注射筒02を
把持した上プレート03を真空箱内の所定位置にセット
する。次に、真空箱を密閉した後、真空箱内の空気を任
意の真空装置を用いて吸引排出して、真空箱の内部空間
を真空にする。
と、図5の(b)に示すように、エアーシリンダ08が
駆動されてロッド09並びに打栓棒010が下降せしめ
られる。下降運動する打栓棒010は、中栓把持プレー
ト06の中栓把持孔07内に挿入把持された中栓05に
当接した後、該中栓05を下方に押し下げて、注射筒0
2の開口端内に僅かに押し込む。
せて、ロッド09並びに打栓棒010を上昇せしめると
同時に、真空箱の内部に外気を導入する。この時中栓0
5の上面に作用する外気圧によって、中栓05は、徐々
に注射筒02内に吸引され、やがて図5の(c)に示す
ように、注射筒02内に充填されている薬液01の液面
に到達する。このようにして中栓05の注射筒02内へ
の打栓が完了する。
打栓機によれば、打栓工程に際して、中栓05は、外気
圧に基づいて、注射筒02の開口端から薬液01の液面
までの比較的長い行程を押圧移動せしめられる。つまり
中栓05は、打栓工程に際して、注射筒02内のほぼ真
空状態であるとはいえ密閉された比較的大きな容積の空
間を圧縮しなければならない。したがってこのような真
空打栓機を用いて打栓する場合、中栓05が薬液01の
液面に確実に到達し得るようにするためには、言い換え
ると、打栓後に注射筒02内において薬液01の液面と
中栓05の前端面との間に空気が残存しないようにする
ためには、真空箱の内部空間の真空度、即ち注射筒02
内の空間の真空度を相当に高くする必要があった。
空度を実現するためには、真空箱の強度及び密封能力並
びに真空装置の能力を相応に高める必要があり、それゆ
えこれに起因して、真空打栓機の構造の複雑化及び製造
コストの増大は避けられなかった。
目的とするもので、打栓行程に際して真空箱内において
必要とされる真空度を従来よりも低くして、真空打栓機
の構造を簡素化するとともに製造コストの低下を実現す
る。
に本発明の真空打栓機は、注射筒の開口端を上方に向け
て該注射筒を保持する注射筒保持器と、保持された注射
筒の開口端の上方位置に栓体を保持する栓体保持器と、
注射筒保持器及び栓体保持器を内部に収容することがで
きる密閉可能な真空箱と、注射筒保持器及び栓体保持器
が真空箱内に収容されている時に、栓体保持器に保持さ
れた栓体を、その直下の注射筒保持器に保持された注射
筒内に打栓するための上下動可能な打栓棒とから成る真
空打栓機であって、前記打栓棒には隙間針が隣接して設
けられており、該隙間針は、打栓工程に際して、栓体を
軸線方向に沿って連続的に変形せしめて、栓体の前端面
によって限定された注射筒内の空間と真空箱内の空間と
を連通させるように構成されていることを特徴としてい
る。
打栓行程に際して、まず大気圧状態の真空箱内において
打栓棒が下降せしめられる。この時打栓棒と共に隙間針
も下降しており、打栓棒が栓体を押し下げる前に、既に
隙間針が栓体に係合して、栓体を軸線方向に沿って連続
的に変形せしめている。したがってその後打栓棒が栓体
を押し下げて、注射筒の開口端に栓体を挿入させたとし
ても、栓体の前端面によって限定された注射筒内の空間
と真空箱内の空間は、隙間針による栓体の前記変形によ
って形成された通路を介して互いに連通状態にある。栓
体は、前記連通状態を維持しつつ、打栓棒によって最終
的に注射筒内の薬液の液面付近まで下降せしめられる。
その後真空箱は所定の真空度になるまで脱気される。脱
気が終了すると打栓棒並びに隙間針が引き上げられ、栓
体外周面に形成されていた隙間は栓体の弾性的な復元作
用によって閉塞される。こうして注射筒内の空間が栓体
によって密閉されると、真空箱内に再び空気が導入され
る。栓体は、真空箱内に導入された空気の圧力を受け
て、極めて短い行程を進んだ後に薬液の液面に到達する
ことができる。
図1には、打栓工程開始直前の真空打栓機の状態が示さ
れている。この場合真空打栓機の真空箱1内には、事前
に弾性の栓体2及び薬液3を充填した注射筒4が収容さ
れている。注射筒4はその開口端を上方に向けて注射筒
保持器5によって保持されており、注射筒4の開口端の
上方位置には栓体2が栓体保持器6によって保持されて
いる。注射筒4の開口端と反対側の小径端部には、注射
筒4内の薬液3が漏れないようにキャップ7が装着され
ている。
適合する段状の注射筒保持孔8を有しており、この注射
筒保持孔8内に挿入された注射筒4を注射筒保持孔8内
の段部において下方から支持している。栓体保持器6
は、注射筒4の内径とほぼ同一の内径の栓体保持孔9を
有している。したがって栓体保持孔9内に挿入された弾
性の栓体2は、注射筒4内に挿入された時と同様に弾性
的に圧縮されて、摩擦力に基づいて保持されている。更
に栓体保持器6には、栓体外周面と栓体保持孔9の内周
面との間に後述する隙間針10を誘導するための、上方
に向かって若干外側へ湾曲した隙間針案内面11が設け
られている。
を有する駆動装置13が備えられている。この駆動装置
13は真空箱1の外壁に取り付けられていて、昇降ロッ
ド12は真空箱1の外壁をシールリング14によって気
密的に貫通している。昇降ロッド12の真空箱1内の端
部には、栓体2を押し下げて打栓するための打栓棒15
が取り付けられている。勿論この打栓棒15の軸線は、
下方に位置する栓体2及び注射筒4の軸線とほぼ合致し
ている。またこの打栓棒15には、栓体2を軸線方向に
沿って連続的に変形させるための隙間針10が隣接して
取り付けられている。この隙間針10は、打栓棒15の
先端を越えて下方に突出するとともに、栓体保持孔9及
び注射筒4の各内周面に摺接するように打栓棒15に対
して所定の半径方向位置を占めている。
器6を内部に収容したり、取り出すことができるように
開閉可能に構成されている。また真空箱1には切換弁1
6を備えた導管17が接続されており、この切換弁16
は、真空発生機18と外気を選択的に真空箱1の内部空
間19に連通せしめるために利用される。
行程を説明する。図1に示された打栓工程開始時の真空
箱1の内部空間19は、切換弁16によって外気に接続
されている。この状態において、駆動装置13の駆動に
よって昇降ロッド12、打栓棒15並びに隙間針10が
下降せしめられる。この時隙間針10は、隙間針案内面
11に沿って案内されながら下降し、やがて栓体外周面
と栓体保持孔9の内周面との間に割り込んで、栓体外周
面に軸線方向に延びる弾性変形を生ぜしめる。この栓体
外周面の弾性変形によって、栓体外周面と栓体保持孔9
の内周面との間に隙間が形成される。隙間針10が栓体
2を軸線方向に完全に通過した時点で、打栓棒15が栓
体2の上端面に当接して、栓体2の押し下げを開始す
る。
下げられると、栓体2はやがて栓体保持器6から押し出
されて、注射筒4内に押し込められる。この時点で隙間
針10は、図3に示すように栓体外周面と注射筒4の内
周面との間に位置して、依然として栓体外周面を軸線方
向に沿って連続的に変形せしめている。これによって栓
体外周面と注射筒4の内周面との間に隙間20が生じ
る。それゆえ栓体2の前端面によって限定された注射筒
4内の空間21と真空箱1の内部空間19は、この隙間
20を介して互いに連通状態にある。このように注射筒
4内の空間21は栓体2によって密閉されていないの
で、図2に示すように栓体2を打栓棒15によって注射
筒4内の薬液3の液面付近まで容易に下降させることが
できる。
れた導管17及び切換弁16を介して真空発生機18に
連通され、そして真空発生機18の駆動によって真空箱
1の内部空間19は所定の真空度になるまで脱気され
る。この場合注射筒4内の空間21も前記隙間20を介
して同様に脱気される。脱気が完了すると、図4に示す
ように打栓棒15並びに隙間針10が引き上げられ、栓
体外周面に形成されていた隙間20は栓体2の弾性的な
復元作用によって閉塞される。こうして注射筒4内の空
間21が栓体2によって密閉されると、導管17及び切
換弁16を介して真空箱1内に再び外気が導入される。
これによって栓体2の上端面には新たに外気圧(多くの
場合大気圧)が作用するので、栓体2は極めて短い行程
を進んだ後に、薬液3の液面に確実に到達する。
ではない。例えば栓体に予め軸線方向に連続する切れ目
を設けておいて、この切れ目内に隙間針を割り込ませる
ことによって、栓体を軸線方向に沿って連続的に弾性変
形させることもできる。これによれば、隙間針は単に弾
性の栓体とのみ接触するので、注射筒の内周面が隙間針
によって傷つけられることはあり得ない。
(図1の状態)から真空箱の内部空間を真空発生機によ
って脱気してもよい。この場合には注射筒内での栓体の
押し下げは、空気抵抗がないために一層円滑に行われる
であろう。
栓棒によって事前に薬液の液面付近まで押し下げられて
いるので、外気圧に基づいて栓体が押圧移動せしめられ
る距離は、従来の真空打栓機と比較して著しく短くな
る。つまり栓体が圧縮すべき注射筒内の空間の容積は従
来よりも著しく小さくなっている。したがって本発明の
場合、もはや従来のように真空箱の内部空間の真空度を
極端に高くしなくても、栓体は確実に薬液の液面に到達
できるようになり、それゆえ真空箱内において必要とさ
れる真空度が従来よりも低くなるために、真空打栓機に
対して要求される能力は従来よりも緩やかなものとな
る。
る状態の真空箱内の部分断面図である。
る。
内の部分断面図である。
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 注射筒の開口端を上方に向けて該注射筒
を保持する注射筒保持器と、保持された注射筒の開口端
の上方位置に栓体を保持する栓体保持器と、注射筒保持
器及び栓体保持器を内部に収容することができる密閉可
能な真空箱と、注射筒保持器及び栓体保持器が真空箱内
に収容されている時に、栓体保持器に保持された栓体
を、その直下の注射筒保持器に保持された注射筒内に打
栓するための上下動可能な打栓棒とから成る真空打栓機
において、前記打栓棒には隙間針が隣接して設けられて
おり、該隙間針は、打栓工程に際して、栓体を軸線方向
に沿って連続的に変形せしめて、栓体の前端面によって
限定された注射筒内の空間と真空箱内の空間とを連通さ
せるように構成されていることを特徴とする真空打栓
機。 - 【請求項2】 前記隙間針は、打栓工程に際して、注射
筒の内周面に摺接するように配置されている請求項1記
載の真空打栓機。 - 【請求項3】 前記栓体には、軸線方向に貫通する切れ
目が設けられており、該切れ目を前記隙間針が打栓工程
に際して貫通するようになっている請求項1記載の真空
打栓機。 - 【請求項4】 前記栓体保持器の上部には、隙間針を栓
体の所定の位置へ導くための隙間針案内面が備えられて
いる請求項2又は3に記載の真空打栓機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4240254A JP2583720B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 真空打栓機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4240254A JP2583720B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 真空打栓機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06277285A true JPH06277285A (ja) | 1994-10-04 |
| JP2583720B2 JP2583720B2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=17056758
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4240254A Expired - Fee Related JP2583720B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | 真空打栓機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2583720B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2995333A4 (en) * | 2013-05-10 | 2017-01-04 | Terumo Kabushiki Kaisha | Production method for pre-filled syringe, and pre-filled syringe production device |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63109872A (ja) * | 1986-10-27 | 1988-05-14 | 株式会社トツプ | 薬液充填済みの注射筒の製造方法 |
| JPH02280764A (ja) * | 1989-04-21 | 1990-11-16 | Akiyuretsukusu:Kk | 真空中栓機 |
-
1992
- 1992-09-09 JP JP4240254A patent/JP2583720B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63109872A (ja) * | 1986-10-27 | 1988-05-14 | 株式会社トツプ | 薬液充填済みの注射筒の製造方法 |
| JPH02280764A (ja) * | 1989-04-21 | 1990-11-16 | Akiyuretsukusu:Kk | 真空中栓機 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2995333A4 (en) * | 2013-05-10 | 2017-01-04 | Terumo Kabushiki Kaisha | Production method for pre-filled syringe, and pre-filled syringe production device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2583720B2 (ja) | 1997-02-19 |
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