JPH06277465A - 平膜濾過機 - Google Patents

平膜濾過機

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Publication number
JPH06277465A
JPH06277465A JP9185693A JP9185693A JPH06277465A JP H06277465 A JPH06277465 A JP H06277465A JP 9185693 A JP9185693 A JP 9185693A JP 9185693 A JP9185693 A JP 9185693A JP H06277465 A JPH06277465 A JP H06277465A
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JP
Japan
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plate
fixed
flat membrane
casing
flat
Prior art date
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Pending
Application number
JP9185693A
Other languages
English (en)
Inventor
Konosuke Matsushita
幸之助 松下
Hisashi Nogaki
久 野垣
Ikuo Itakura
郁夫 板倉
Masaki Kitamura
正樹 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP9185693A priority Critical patent/JPH06277465A/ja
Publication of JPH06277465A publication Critical patent/JPH06277465A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D33/00Filters with filtering elements which move during the filtering operation
    • B01D33/15Filters with filtering elements which move during the filtering operation with rotary plane filtering surfaces
    • B01D33/21Filters with filtering elements which move during the filtering operation with rotary plane filtering surfaces with hollow filtering discs transversely mounted on a hollow rotary shaft

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定平膜と攪拌板との間隔が従来よりも狭く
設定され、ケーシングのホールドアップ量が従来よりも
小く、ケーシング内での原液の滞留時間が従来よりも短
く、更に固定平膜の透過流束が従来よりも大きい固定平
膜濾過機を提供する。 【構成】 互いに間隔を隔てて積み重なって配設された
環状の固定平膜と、固定平膜の環を貫通して延在する回
転軸と、互いに間隔を隔てて積み重なって回転軸に固定
された攪拌板と、固定平膜と回転軸と攪拌板とを収容す
るケーシングとを備え、攪拌板は隣接する固定平膜の間
と、最外層の固定平膜とケーシングとの間とに延び、隣
接する固定平膜の間に延びる攪拌板の厚さは隣接する固
定平膜間の距離の0.5 乃至0.9 に、最外層の固定平膜と
ケーシングとの間とに延びる攪拌板の厚さは最外層の固
定平膜とケーシングとの間の距離の0.5 乃至0.9 に設定
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品、医薬品、バイ
オ、ケミカル等の分野で利用される固定平膜濾過機、回
転平膜濾過機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】環状の濾過膜を固定し、濾過膜の表面に
平行に延びる攪拌板を原液中で回転させつつ、該原液を
濾過する固定平膜濾過機が従来から知られている。邪魔
板を固定し、邪魔板の表面に平行に延びる環状の濾過膜
を原液中で回転させつつ、該原液を濾過する回転平膜濾
過機も従来から知られている。
【0003】従来の固定平膜濾過機は、一般に図4に示
す構造を有する。複数枚の円環板状の固定板101が、
外縁部を互いに当接させた状態で上下方向に積み重なっ
て配設されている。隣接する固定板101の当接部には
Oリング102が配設されている。隣接する各一対の固
定板101の内縁部が、Oリング103を介して、それ
ぞれ一枚の円環板状の固定平膜104の外縁部を挟持し
ている。下端の固定板101に螺着した複数のタイロッ
ド105が、周方向に互いに所定間隔を隔てて、上下方
向に延在し、固定板101を貫通している。タイロッド
105は、上端の固定板101上に配設されたナット1
06に螺合し、固定板101とOリング102、103
と固定平膜104とを一体的に緊密に締結している。
【0004】固定平膜104の組立て時のセンタリング
のために、固定平膜104の外側面は、固定板101の
上面の内縁部に形成された円環状の段部101aの側面
と、固定板101の下面の内縁部に形成された円環状の
段部101bの側面とに、僅かな径方向の隙間を隔てて
対峙している。一端が固定板101の円環状段部101
aの側面に開口し他端が固定板101の外側面に開口す
る複数の径方向の貫通孔101cが、周方向に所定の間
隔を隔てて固定板101に形成されている。一体的に緊
密に締結された固定板101、Oリング102、10
3、固定平膜104、タイロッド105、及びナット1
06によって構成される固定平膜組立体が、円板状の底
板107と円板状の頂板108とにより挟持されてい
る。固定平膜組立体と底板107と頂板108とは、周
方向に所定の間隔を隔てて配設された複数のタイロッド
109により一体的に緊密に締結されている。積み重な
った固定板101と底板107と頂板108とによりケ
ーシング110が形成されている。
【0005】回転軸111が、固定平膜104の円環を
貫通して、上下方向に延在している。複数枚の円環板状
の固定板112が回転軸111に外嵌し、隣接する各一
対の固定板112の外縁部が、それぞれ一枚の円環板状
の攪拌板113の内縁部を挟持している。固定板112
と攪拌板113と回転軸111とは、周方向に互いに所
定間隔を隔てて配設され上下方向に延在するタイロッド
114により、一体的に緊密に締結されている。攪拌板
113は隣接する固定平膜104の間と、最上段の固定
平膜104とケーシングの頂板108との間と、最下段
の固定平膜104とケーシングの底板107との間とに
延びている。
【0006】図示しない、モータにより回転軸111が
回転駆動され、ひいては、攪拌板113が回転駆動され
る。図示しない原液タンクに貯蔵された原液が、底板1
07に形成された入口115を通ってケーシング110
内に流入し、頂板108に形成された出口116を通っ
てケーシング110から流出する。ケーシング110か
ら流出した原液は図示しない原液タンクに戻される。原
液は、固定平膜104により濾過される。固定平膜10
4を透過した透過液は、固定板101に形成された貫通
孔101cを通り、ケーシング110から流出する。O
リング102は、隣接する固定板101の当接部をシー
ルし、透過液が固定板101の当接部からケーシング1
10の外側に漏出するのを阻止する。Oリング103
は、固定板101と固定平膜104との隙間をシール
し、原液が透過液に混入するのを阻止する。固定平膜濾
過機にあっては、攪拌板の回転により、攪拌板と固定平
膜との間に存在する原液に剪断力が働き、膜表面のケー
キ層が除去されて膜表面での濃度分極が抑制され、且つ
膜汚染が防止される。
【0007】従来の回転平膜濾過機は、一般に図5に示
す構造を有する。回転軸201が上下方向に延在してい
る。複数枚の円環板状の固定板202が、内縁部を互い
に当接させた状態で上下方向に積み重なって、回転軸2
01に外嵌している。隣接する固定板202の当接部に
はOリング203が配設されている。隣接する各一対の
固定板202の外縁部が、Oリング204を介して、そ
れぞれ一枚の円環板状の回転平膜205の内縁部を挟持
している。下端の固定板202に当接する回転軸201
のフランジ部201aに螺着した複数のタイロッド20
6が、周方向に互いに所定間隔を隔てて上下方向に延在
し、固定板202を貫通している。タイロッド206
は、上端の固定板202上に配設されたナット207に
螺合し、回転軸201と固定板202とOリング20
3、204と回転平膜205とを一体的に緊密に締結し
ている。
【0008】回転平膜205の組立て時のセンタリング
のために、回転平膜205の内側面は、固定板202の
上面の外縁部に形成された円環状の段部202aの側面
と、固定板202の下面の外縁部に形成された円環状の
段部202bの側面とに、僅かな径方向の隙間を隔てて
対峙している。一端が固定板202の円環状段部202
aの側面に開口し他端が固定板202の内側面に開口す
る複数の径方向の貫通孔202cが、周方向に所定の間
隔を隔てて固定板202に形成されている。回転軸20
1には、固定板に形成された貫通孔202cに連通する
径方向の孔201bが形成され、更に孔201bに連通
する軸方向の孔201cが形成されている。回転軸20
1と固定板202との間には、孔201bを間に挟んで
Oリング208が配設されている。
【0009】複数枚の円環板状の固定板209が、外縁
部を互いに当接させた状態で上下方向に積み重なってい
る。隣接する各一対の固定板209の内縁部が、Oリン
グ210を介してそれぞれ一枚の円環板状の邪魔板21
1の外縁部を挟持している。固定板209とOリング2
10と邪魔板211とは、周方向に互いに所定間隔を隔
てて配設され上下方向に延在するタイロッド212によ
り、一体的に緊密に締結されている。
【0010】一体的に緊密に締結された固定板209、
Oリング210、邪魔板211、タイロッド212によ
って構成される邪魔板組立体が、円板状の底板213と
円板状の頂板214とにより挟持されている。邪魔板膜
組立体と底板213と頂板214とは、周方向に所定の
間隔を隔てて配設された複数のタイロッド215により
一体的に緊密に締結されている。積み重なった固定板2
09と底板213と頂板214とによりケーシング21
6が形成されている。
【0011】一体的に緊密に締結された回転軸201
と、固定板202と、Oリング203、204、208
と、回転平膜205と、タイロッド206と、ナット2
07とにより構成される回転平膜組立体が、ケーシング
216内に収容されている。回転平膜205は邪魔板2
11の間に延びている。
【0012】図示しない、モータにより回転軸201が
回転駆動され、ひいては、回転平膜205が回転駆動さ
れる。図示しない原液タンクに貯蔵された原液が、底板
213に形成された入口217を通ってケーシング21
6内に流入し、頂板214に形成された出口218を通
ってケーシング216から流出する。ケーシング216
から流出した原液は図示しない原液タンクに戻される。
原液は、回転平膜205により濾過される。回転平膜2
05を透過した透過液は、固定板202に形成された貫
通孔202cを通り、更に回転軸201に形成された径
方向孔201b、軸方向孔201cを通ってケーシング
216から流出する。Oリング203は、隣接する固定
板202の当接部をシールし、透過液が該部に侵入する
のを阻止する。Oリング208は、固定板202と回転
軸201との当接部をシールし、透過液が該部に侵入す
るのを阻止する。Oリング204は、固定板202と回
転平膜205との隙間をシールし、原液が透過液に混入
するのを阻止する。回転平膜濾過機にあっては、邪魔板
と回転平膜との相対回転により、邪魔板と回転平膜との
間に存在する原液に剪断力が働き、膜表面のケーキ層が
除去されて膜表面での濃度分極が抑制され、且つ膜汚染
が防止される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来、固定平膜濾過機
の設計に際して、固定平膜104と攪拌板113との間
隔に関する明確な設計指針は無く、せいぜい、稼働時の
固定平膜104と攪拌板113との接触防止を念頭に置
く程度であった。このため、従来の固定平膜濾過機にお
いては、固定平膜104と攪拌板113との間隔は比較
的広く設定されていた。すなわち、隣接する固定平膜1
04の間に延びる攪拌板113の厚さは、隣接する固定
平膜104間の距離の0.3 以下に設定されていた。最外
層の固定平膜104とケーシングの底板107、頂板1
08との間に延びる攪拌板113についても同様であっ
た。このように、従来の固定平膜濾過機にあっては固定
平膜104と攪拌板113との間隔が比較的広く設定さ
れていたために、以下の如き問題を生じていた。 ケーシングのホールドアップ量が大きいので、大き
な原液タンクが必要となる。 原液と攪拌板との摩擦により比較的高温となるケー
シング内での原液の滞留時間が長いので、原液、ひいて
は濾過液が変質する可能性がある。 従来の回転平膜濾過機においても上記と同様の問題があ
った。
【0014】本発明の発明者は鋭意研究の結果、固定平
膜と攪拌板との間隔が減少すると固定平膜の透過流束が
増大することを見い出し、これにより、固定平膜と攪拌
板との間隔は狭くすべきであるとの設計指針を得た。ま
た、本発明の発明者は、固定平膜と攪拌板の組立の手順
を工夫することにより、固定平膜と攪拌板との間隔を精
度良く管理できること、すなわち固定平膜と攪拌板の組
立の手順を工夫することにより、固定平膜と攪拌板との
間隔を狭め且つ稼働中の両者の接触を防止できることを
見い出した。本発明は上記所見に基づいてなされたもの
であり、固定平膜と攪拌板との間隔が従来よりも狭く設
定され、ケーシングのホールドアップ量が従来よりも小
く、ケーシング内での原液の滞留時間が従来よりも短
く、更に固定平膜の透過流束が従来よりも大きい固定平
膜濾過機を提供することを目的とする。また、本発明は
上記固定平膜濾過機と同様の改善がなされた回転平膜濾
過機を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、互いに間隔を隔てて積み重なっ
て配設された環状の固定平膜と、固定平膜の環を貫通し
て延在する回転軸と、互いに間隔を隔てて積み重なって
回転軸に固定された攪拌板と、固定平膜と回転軸と攪拌
板とを収容するケーシングとを備え、攪拌板は隣接する
固定平膜の間と、最外層の固定平膜とケーシングとの間
とに延び、隣接する固定平膜の間に延びる攪拌板の厚さ
は隣接する固定平膜間の距離の0.5 乃至0.9 に、最外層
の固定平膜とケーシングとの間とに延びる攪拌板の厚さ
は最外層の固定平膜とケーシングとの間の距離の0.5 乃
至0.9 に設定されている固定平膜濾過機を提供する。ま
た本発明においては、外縁部を互いに当接させた状態で
積み重なって配設された環状の第1固定板と、隣接する
第1固定板の内縁部によって外縁部が挟持された環状の
固定平膜と、固定平膜の環を貫通して延在する回転軸
と、回転軸に外嵌すると共に内縁部を互いに当接させた
状態で積み重なって配設された環状の第2固定板と、隣
接する第2固定板の外縁部によって一端が挟持された攪
拌板と、固定平膜と回転軸と攪拌板とを収容するケーシ
ングとを備え、攪拌板は隣接する固定平膜の間と、最外
層の固定平膜とケーシングとの間とに延び、積み重なっ
た第1固定板と固定平膜とは、積層の方向に複数の群に
分けて各群毎に一体的に緊密に締結され、積み重なった
第2固定板と攪拌板とは、積層の方向に複数の群に分け
て各群毎に一体的に緊密に締結され、隣接する固定平膜
の間に延びる攪拌板の厚さは隣接する固定平膜間の距離
の0.5 乃至0.9 に、最外層の固定平膜とケーシングとの
間とに延びる攪拌板の厚さは最外層の固定平膜とケーシ
ングとの間の距離の0.5 乃至0.9 に設定されている固定
平膜濾過機を提供する。
【0016】また本発明においては、回転軸と、互いに
間隔を隔てて積み重なって回転軸に外嵌固定された環状
の回転平膜と、互いに間隔を隔てて積み重なって配設さ
れた固定の邪魔板と、回転軸と回転平膜と邪魔板とを収
容するケーシングとを備え、邪魔板は隣接する回転平膜
の間に延び、邪魔板の厚さは隣接する回転平膜間の距離
の0.5 乃至0.9 に設定されている回転平膜濾過機を提供
する。更に本発明においては、外縁部を互いに当接させ
た状態で積み重なって配設された環状の第1固定板と、
隣接する第1固定板の内縁部によって一端が挟持された
邪魔板と、第1固定板の環を貫通して延在する回転軸
と、回転軸に外嵌すると共に内縁部を互いに当接させた
状態で積み重なって配設された環状の第2固定板と、隣
接する第2固定板の外縁部によって内縁部が挟持された
環状の回転平膜と、回転平膜と回転軸と邪魔板とを収容
するケーシングとを備え、邪魔板は隣接する回転平膜の
間に延び、積み重なった第1固定板と邪魔板とは、積層
の方向に複数の群に分けて各群毎に一体的に緊密に締結
され、積み重なった第2固定板と回転平膜とは、積層の
方向に複数の群に分けて各群毎に一体的に緊密に締結さ
れ、邪魔板の厚さは隣接する回転平膜間の距離の0.5 乃
至0.9 に設定されている回転平膜濾過機を提供する。
【0017】
【作用】本発明にあっては、固定平膜と攪拌板との距
離、回転平膜と邪魔板との距離が従来の固定平膜濾過
機、回転平膜濾過機に比べて狭いので、従来の固定平膜
濾過機、回転平膜濾過機に比べてケーシングのホールド
アップ量が小さく、ケーシング内での原液の滞留時間が
短く、また平膜の透過流束が大きい。固定平膜と固定平
膜を挟持する固定板とを、積層の方向に複数の群に分け
て各群毎に一体的に緊密に締結し、攪拌板と攪拌板を挟
持する固定板とを、積層の方向に複数の群に分けて各群
毎に一体的に緊密に締結することにより、固定平膜と攪
拌板との間隔を精度良く管理でき、ひいては、固定平膜
と攪拌板との間隔を狭め且つ稼働中の両者の接触を防止
できる。同様に、回転平膜と回転平膜を挟持する固定板
とを、積層の方向に複数の群に分けて各群毎に一体的に
緊密に締結し、邪魔板と邪魔板を挟持する固定板とを、
積層の方向に複数の群に分けて各群毎に一体的に緊密に
締結することにより、回転平膜と邪魔板との間隔を精度
良く管理でき、ひいては、回転平膜と邪魔板との間隔を
狭め且つ稼働中の両者の接触を防止できる。
【0018】
【実施例】本発明の実施例を以下に説明する。 濾過実験 図1に示す、セラミック製の固定平膜を備える固定平膜
濾過機Aを用いて、醤油オリの濾過実験を行った。図1
においては、図4の従来の固定平膜濾過機と同様の部材
には同一の参照番号を付している。固定平膜濾過機に
は、7枚の有効外径(原液中に暴露される部分の外径)
460mm、内径200mm、厚さ14.5mmの円環板状の
セラミック製固定平膜104と、パドル翼を備える8枚
のステンレス鋼製攪拌板13とを等しい隙間を隔てて交
互に積層して取付けた。図2に示すように、各ステンレ
ス鋼製攪拌板13は8枚の径方向に延びるパドル翼を有
する。隣接するセラミック製固定平膜104の間隔、最
上段のセラミック製固定平膜104と濾過機Aのケーシ
ング頂板108との間隔、及び最下段のセラミック製固
定平膜104と濾過機Aのケーシング底板107との間
隔は23mmとし、攪拌板13の厚さは、3mm、13mm、
17mm、19mmの4種類とした。
【0019】固定平膜濾過機Aの組立に際しては、固定
板101、攪拌板13、固定板112、固定平膜10
4、固定板101の順で、下方から上方へ、固定板10
1と固定平膜104とを積み上げ、また固定板112と
攪拌板13とを積み上げた。固定平膜104が3段積み
上がり、攪拌板13が4段積み上がった時点で、最下段
の固定板101に螺着すると共に上方3枚の固定板10
1を貫通するタイロッド5aとタイロッド5aに螺合す
るナット6aとにより、4枚の固定板101と3枚の固
定平膜104とを一体的に緊密に締結し、同様にタイロ
ッド14aとタイロッド14aに螺合するナット15a
とにより、4枚の固定板112と4枚の攪拌板13とを
一体的に緊密に締結した。締結後、最上段すなわち下か
ら4段目の攪拌板13と最上段すなわち下から3段目の
固定平膜104との間の距離を測定し、該距離が所期値
になるまでナット6a、15aの締結トルクを微調整し
た。次いで残り4枚の固定板101、112、固定平膜
104、攪拌板13を積み上げた。積み上げが完了した
時点で、タイロッド5aとは周方向に異なる位置に配設
され、下から4段目の固定板101に螺着すると共に新
たに積み上げた4枚の固定板101を貫通するタイロッ
ド5bとタイロッド5bに螺合するナット6bとによ
り、下から4段目の固定板101と新たに積み上げた4
枚の固定板101と4枚の固定平膜104とを一体的に
緊密に締結し、同様にタイロッド14bとタイロッド1
4bに螺合するナット15bとにより、下から4段目の
固定板112と新たに積み上げた4枚の固定板112と
4枚の攪拌板13とを一体的に緊密に締結した。締結
後、最上段の攪拌板13と最上段の固定平膜104との
間の距離を測定し、該距離が所期値になるまでナット6
b、15bの締結トルクを微調整した。
【0020】上記の濾過機Aを用い、以下の要領で醤油
オリの濾過実験を行った。すなわち、全ての攪拌板13
の板厚を3mmにした場合、13mmにした場合、17mmに
した場合、19mmにした場合の各々に就き、醤油オリを
原液タンク1から循環ポンプ2により濾過機Aのケーシ
ング110内に供給し、圧力計3、調圧バルブ4を介し
て原液タンク1に戻した。濾過機Aのケーシング110
内に設置された各セラミック製固定平膜104を透過し
た醤油を、固定板101の径方向貫通孔101cを介し
て、ケーシング110外の大気開放された図示しない容
器へ導いた。実験には、粘度3.4cp、濁度3037pp
m 、密度1.15g/ml、温度23℃の醤油オリを用い
た。醤油オリの循環流量を600リットル/hrに、膜間
差圧、すなわち圧力計3の指示圧として示される最も下
流のセラミック製固定平膜に加わる醤油オリの圧力を
2.0kg/cm2に、邪魔板の回転数を500rpm にそれぞ
れ設定し、透過流束を計測した
【0021】図3に、攪拌板の板厚と隣接するセラミッ
ク製固定平膜の間隔との比と、実験開始後30分の時点
における透過流速値との関係を示す。図3から、攪拌板
の板厚と隣接するセラミック製固定平膜の間隔との比が
増加するにつれて、透過流束値が増加することが分か
る。これは、攪拌板の板厚と隣接するセラミック製固定
平膜の間隔との比が増加すると、攪拌板とセラミック製
固定平膜との間隔が狭くなり、膜表面での原液の剪断応
力が増大して膜表面のケーキ層が除去されるためである
と考えられる。図3から判断して、濾過機の効率を勘案
すると、攪拌板の板厚と隣接するセラミック製固定平膜
の間隔との比は、従来の実績よりも大きく、すなわち0.
5 以上とすることが望ましいと考えられる。他方、工作
精度を勘案すると、攪拌板の板厚と隣接するセラミック
製固定平膜の間隔との比が0.9 を超えると、濾過機の稼
働中に攪拌板とセラミック製固定平膜とが接触する可能
性がある。以上より、攪拌板の板厚と隣接するセラミッ
ク製固定平膜の間隔との比は、0.5 以上0.9 以下とする
のが望ましいと考えられる。最外層の固定平膜とケーシ
ングとの間に延びる攪拌板の厚さと最外層の固定平膜と
ケーシングとの間隔との比も0.5 以上0.9以下とするの
が望ましいと考えられる。なお、攪拌板は、必ずしも隣
接するセラミック製固定平膜の間隙の中央、最外層の固
定平膜とケーシングとの間隙の中央に配設する必要は無
い。パドル翼の枚数は、工作の容易性を勘案して、2乃
至16枚程度が適当であると考えられる。
【0022】なお、攪拌板の板厚と隣接するセラミック
製固定平膜の間隔との比を、従来の実績よりも大きくす
ることにより、すなわち攪拌板とセラミッ平板膜との間
隔を従来の実績よりも狭くすることにより、従来の固定
平膜濾過機に比べてケーシングのホールドアップ量が小
さくなり、ひいてはケーシング内での原液の滞留時間が
短くなるという効果も得られる。
【0023】上記の実験中、攪拌板13と固定平膜10
4との接触事故は起きなかった。これは、固定板10
1、112、固定平膜104、攪拌板13を組み立てる
際に、固定平膜104と固定平膜104を挟持する固定
板101とを、積層の方向に2つの群に分けて各群毎に
一体的に緊密に締結し、また、攪拌板13と攪拌板13
を挟持する固定板112とを、積層の方向に2つの群に
分けて各群毎に一体的に緊密に締結することにより、固
定平膜104と攪拌板13との間隔を精度良く管理でき
たことによると考えられる。
【0024】上記実施例においては、攪拌板の形状をパ
ドル翼型としたが、攪拌板の形状は、タービン翼型でも
良く、或いは円環状でも良い。以上本発明を固定平膜濾
過機に適用した実施例を説明したが、本発明は回転平膜
濾過機にも適用可能であることはいうまでもない。
【0025】
【効果】以上説明したごとく、本発明にあっては、固定
平膜と攪拌板との距離、回転平膜と邪魔板との距離が従
来の固定平膜濾過機、回転平膜濾過機に比べて狭いの
で、従来の固定平膜濾過機、回転平膜濾過機に比べてケ
ーシングのホールドアップ量が小さく、ケーシング内で
の原液の滞留時間が短く、また平膜の透過流束が大き
い。固定平膜と固定平膜を挟持する固定板とを、積層の
方向に複数の群に分けて各群毎に一体的に緊密に締結
し、攪拌板と攪拌板を挟持する固定板とを、積層の方向
に複数の群に分けて各群毎に一体的に緊密に締結するこ
とにより、固定平膜と攪拌板との間隔を精度良く管理で
き、ひいては、固定平膜と攪拌板との間隔を狭め且つ稼
働中の両者の接触を防止できる。同様に、回転平膜と回
転平膜を挟持する固定板とを、積層の方向に複数の群に
分けて各群毎に一体的に緊密に締結し、邪魔板と邪魔板
を挟持する固定板とを、積層の方向に複数の群に分けて
各群毎に一体的に緊密に締結することにより、回転平膜
と邪魔板との間隔を精度良く管理でき、ひいては、回転
平膜と邪魔板との間隔を狭め且つ稼働中の両者の接触を
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る固定平膜濾過装置の全体
構成図である。
【図2】本発明の実施例に係る固定平膜濾過機の攪拌板
の平面図である。
【図3】本発明の実施例に係る固定平膜濾過を用いて行
った濾過実験の結果を示す図である。
【図4】従来の固定平膜濾過機の構造を示す断面図であ
る。
【図5】従来の回転平膜濾過機の構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
A 固定平膜濾過機 1 原液タンク 2 循環ポンプ 3 圧力計 4 調圧バルブ 13 攪拌板 104 固定平膜 111 回転軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 板倉 郁夫 北九州市小倉北区中島2丁目1番1号 東 陶機器株式会社内 (72)発明者 北村 正樹 北九州市小倉北区中島2丁目1番1号 東 陶機器株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに間隔を隔てて積み重なって配設さ
    れた環状の固定平膜と、固定平膜の環を貫通して延在す
    る回転軸と、互いに間隔を隔てて積み重なって回転軸に
    固定された攪拌板と、固定平膜と回転軸と攪拌板とを収
    容するケーシングとを備え、攪拌板は隣接する固定平膜
    の間と、最外層の固定平膜とケーシングとの間とに延
    び、隣接する固定平膜の間に延びる攪拌板の厚さは隣接
    する固定平膜間の距離の0.5 乃至0.9 に、最外層の固定
    平膜とケーシングとの間とに延びる攪拌板の厚さは最外
    層の固定平膜とケーシングとの間の距離の0.5 乃至0.9
    に設定されている固定平膜濾過機。
  2. 【請求項2】 外縁部を互いに当接させた状態で積み重
    なって配設された環状の第1固定板と、隣接する第1固
    定板の内縁部によって外縁部が挟持された環状の固定平
    膜と、固定平膜の環を貫通して延在する回転軸と、回転
    軸に外嵌すると共に内縁部を互いに当接させた状態で積
    み重なって配設された環状の第2固定板と、隣接する第
    2固定板の外縁部によって一端が挟持された攪拌板と、
    固定平膜と回転軸と攪拌板とを収容するケーシングとを
    備え、攪拌板は隣接する固定平膜の間と、最外層の固定
    平膜とケーシングとの間とに延び、積み重なった第1固
    定板と固定平膜とは、積層の方向に複数の群に分けて各
    群毎に一体的に緊密に締結され、積み重なった第2固定
    板と攪拌板とは、積層の方向に複数の群に分けて各群毎
    に一体的に緊密に締結され、隣接する固定平膜の間に延
    びる攪拌板の厚さは隣接する固定平膜間の距離の0.5 乃
    至0.9 に、最外層の固定平膜とケーシングとの間とに延
    びる攪拌板の厚さは最外層の固定平膜とケーシングとの
    間の距離の0.5 乃至0.9 に設定されている固定平膜濾過
    機。
  3. 【請求項3】 攪拌板は環状板から成る請求項1又は2
    に記載の固定平膜濾過機。
  4. 【請求項4】 攪拌板は複数のパドル翼から成る請求項
    1又は2に記載の固定平膜濾過機。
  5. 【請求項5】 攪拌板は複数のタービン翼から成る請求
    項1又は2に記載の固定平膜濾過機。
  6. 【請求項6】 翼の枚数は2乃至16である請求項4又
    は5に記載の固定平膜濾過機。
  7. 【請求項7】 回転軸と、互いに間隔を隔てて積み重な
    って回転軸に外嵌固定された環状の回転平膜と、互いに
    間隔を隔てて積み重なって配設された固定の邪魔板と、
    回転軸と回転平膜と邪魔板とを収容するケーシングとを
    備え、邪魔板は隣接する回転平膜の間に延び、邪魔板の
    厚さは隣接する回転平膜間の距離の0.5 乃至0.9 に設定
    されている回転平膜濾過機。
  8. 【請求項8】 外縁部を互いに当接させた状態で積み重
    なって配設された環状の第1固定板と、隣接する第1固
    定板の内縁部によって一端が挟持された邪魔板と、第1
    固定板の環を貫通して延在する回転軸と、回転軸に外嵌
    すると共に内縁部を互いに当接させた状態で積み重なっ
    て配設された環状の第2固定板と、隣接する第2固定板
    の外縁部によって内縁部が挟持された環状の回転平膜
    と、回転平膜と回転軸と邪魔板とを収容するケーシング
    とを備え、邪魔板は隣接する回転平膜の間に延び、積み
    重なった第1固定板と邪魔板とは、積層の方向に複数の
    群に分けて各群毎に一体的に緊密に締結され、積み重な
    った第2固定板と回転平膜とは、積層の方向に複数の群
    に分けて各群毎に一体的に緊密に締結され、邪魔板の厚
    さは隣接する回転平膜間の距離の0.5 乃至0.9 に設定さ
    れている回転平膜濾過機。
  9. 【請求項9】 邪魔板は環状板から成る請求項7又は8
    に記載の回転平膜濾過機。
  10. 【請求項10】 邪魔板は複数のパドル翼から成る請求
    項7又は8に記載の回転平膜濾過機。
  11. 【請求項11】 邪魔板は複数のタービン翼から成る請
    求項7又は8に記載の回転平膜濾過機。
  12. 【請求項12】 翼の枚数は2乃至16である請求項1
    0又は11に記載の回転平膜濾過機。
JP9185693A 1993-03-29 1993-03-29 平膜濾過機 Pending JPH06277465A (ja)

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